長崎事件をご存知ですか?支那を憂う明治天皇と沿岸防備に寄附した国民

2012.11.05 Monday 17:11
くっくり


 これは、その年に明治天皇が詠まれた御製です。

 「おのづから おのがこころも やすからず 隋の国の さわがしき世は」

 1月か2月、中華民国樹立・清朝滅亡の報を受けた頃に詠まれたものとされていますが、まるで今の支那(中華人民共和国)のことを、詠んでおられるかのようです。

 「隣の国の騒がしき世」に「自ずから己が心も安からず」。
 最晩年の明治天皇にとって、隣国・支那はかくも憂いの種であったのです。

 (過ぎてしまいましたが、11月3日は明治天皇のお誕生日でした。現在は「文化の日」ですが、戦前は「明治節」でした。大正末期、民間から「明治節」の請願運動が起こり、議会に上げられたのち満場一致で可決されました。近代日本の礎を築いた明治天皇の功績を偲び、昭和2年に祝祭日に設定されました)

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【中国の海洋監視船の尖閣諸島周辺への領海侵入を伝える11月4日のニュース映像より。中国公船による領海侵入は3日連続で、尖閣国有化以降11回目。なお、5日には海洋監視船が尖閣諸島の久場島沖の接続水域を出入り。中国公船による同水域航行は17日連続です】


 皆さんご存知のとおり、現在、支那は尖閣諸島だけでなく沖縄県全域を狙っています。

 2010年9月19日付の中国紙「環球時報」は、琉球(沖縄県)は明治政府が19世紀末に清国から奪い取ったもので、日本政府は今も沖縄住民の独立要求を抑え込んでいるとの趣旨の署名入り論文を掲載しました。

 筆者は在日中国大使館勤務経験がある商務省の研究者、唐淳風氏です。

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【唐淳風氏。「環球時報」傘下のテレビ局「環球網」の番組(動画こちら)にも出演し、「琉球独立運動」が起きていると嘘を垂れ流しました。拙エントリー12/3/31付参照


 今年7月12日には、中国国防大学戦略研究所所長の金一南少将がラジオでこのような発言をしています。

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