CALENDAR
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
<<  2007 - 08  >>
CATEGORIES
ARCHIVES
PROFILE
OTHERS
    処理時間 0.042267秒
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
DESIGN BY
ゲットネット


夫の初めての料理
 先週の木曜あたりに夏風邪を引いてしまい、数日間、高熱と微熱を行ったり来たりしてました(今はもうだいぶいいです)。

 そんな土曜の夕方、夫が私に聞いてきました。

 「夕飯何が食べたい?食べたいもん買ってきてあげるけど」

 ちょうどその少し前に、テレビで美味しそうな八宝菜が映ってたんですよ。
 熱があるのに中華ってのも何だかアンバランスなんですが、とにかく八宝菜しかその時思い浮かばなくて、それを夫に告げたんです。

 「わかった、八宝菜やな」

 数十分後、スーパーから帰ってきた夫が手にしていたものは、キャベツとこの商品でした。

 具と調味料が予め入っていて、あとは白菜だけ用意すればいいというやつです(説明書きには白菜と書いてあるけど、キャベツでもOKらしい)。

 てっきり「お惣菜コーナーで出来合いの八宝菜を買ってくるんだろうなー」と思ってた私、びっくり。
 どうやら今日は八宝菜は売り切れちゃってたらしい。
 
 実は夫は料理が全くできない人なんです。
 新婚当時、仕込んでやろうと思ったけど、本人に全くやる気がなくて駄目でした。
 「俺が作れる料理はゆで卵とボンカレー」と公言してるほどです(ボンカレーは料理じゃないだろ!というツッコミはこの際、置いといて\(^^\))。

 「要するに自分で作れってことなのね?はいはい、わかりましたよ……」と、布団から出ようとしたところ、なんと「俺が作るからお前は寝てろ」と来た!

 「マ、マジっすか!?私、あなたが包丁を持ってる姿すら見たことないんですけど?!」

 「いいから、とにかく寝てろ!」

 と威勢が良かった夫ですが、案の定、包丁がどこにあるのかすらわからず、見当違いの場所を一生懸命探してる。

 「あのー、包丁は今あなたが立ってる足下、左側のドアの内側ですよ」

 「……あー」

 気を取り直し、ザクッザクッとキャベツを切り始める夫。
 大丈夫かな?手切ったりせえへんかな?
 ……結局、布団から起き出して遠巻きに見つめる私。

 私は子供がいないからよくわからんけど、娘が初めて料理にチャレンジするのを見守る母親の心境ってこんな感じ?(^^ゞ

 どうにか切り終えた夫、振り向きざまに、

 「キャベツってこのまま炒めてええの?それとも洗うん?」

 一瞬あっけにとられる私。

 「洗って下さい!(当然でしょ!)。ボールとざるがあるから、それにキャベツ入れて水入れて……」

 「わーった、わーった、みなまで言わんでもわかるって!」

 って、みなまで言わんとわからんがな、あんたは!(T^T)

 フライパンに油を引きキャベツを入れる、その瞬間が見ていて一番緊張しました。キャベツの水分で油が跳ねると思ったから。
 が、跳ねは思ったほどではなく、その後も順調に行ったようでした。
 
 夫の初めての料理を、私はありがたく頂きました。美味しかったです。
 って、誰が作っても同じ味なんですけどね(^_^;

 味云々じゃなくて、とにかく「いたわり」の気持ちが嬉しかったということです。
 たまには病気もしてみるもんですね。

 つーか、「これは使える」と味を占めた私。
 今後また寝込むようなことがあったら夫に料理をリクエストしよう、と早くも企んでたりして……(^^ゞ

________________________________________________
このブログが面白かったらクリックして下さい→人気blogランキングへ
★姉ブログ「ぼやきくっくり」へもぜひどうぞ。

| くっくり | 00:11 | comments (8) | trackback (0) | 日常 |

NEW ENTRIES
COMMENTS
    なぜに「ミナミの帝王」?
  • asato >09.23
TRACBACKS
LINKS
Search Box