古畑任三郎ファイナル
2006-01-06 Fri
3夜連続の『古畑任三郎ファイナル』が終わりました。私はもともとドラマはあまり見ないんですが、これは別。今まで全部見てきました。
だから今回でもう本当に終わっちゃうんだ、と思うと、めちゃくちゃ寂しいですわ。
<以下、ネタばれ含みます。御注意!!>
個人的には、第1夜『今、甦る死』が一番面白かったです。
これまでのパターンとしては、最初に犯人がわかってて、古畑がそれをどう解いていくかが見所でした。が、第1夜は犯人の背後にもう一人、真犯人とも言うべき人物がいて、それが最後に明らかにされるという、これまでとは違ったパターンでした。意表をついていて良かった。
石坂浩二が何か途中から、藤原竜也を追いつめるような言動を繰り返してておかしいなーとは思ったんですが、本当にそう来るか〜!という感じで。
第2夜『フェアな殺人者』はストーリー的にはいまいちだったかも。
「役者・イチローで引っ張れるだろう」ってことで、三谷幸喜さん、手を抜いたとかじゃないですよね(^_^;?
一緒に見ていた夫は、「あの二つのカプセル、イチローはどうやって被害者(イチローの兄である向島さんを脅迫してた男)に毒入りの方を選ばせたんや?」と疑問を。確かにその謎は解かれませんでしたな。
私は最初、前に山城新伍がマジシャンで犯人役をやった時みたいに、無意識に被害者に毒入りを選ばせるテクニックを使ったのかな?と思ったんですが、考えてみればタイトルは「フェアな殺人者」。そういう姑息な技は使わないんじゃないかと。
勝手な推測ですが、もしかしたらイチローはあそこで自分が毒入りを選んで死んでしまっても、それはそれで仕方ないと考えてたんじゃないでしょうか?
それで自分が死んでも脅迫してた男に疑いがかかるだろうし、そうすれば兄がこれ以上脅迫されることもなくなるだろう、という美しき兄弟愛かな?と。
あ、でもイチローの演技は良かったです。彼だけ浮いちゃうんでは?とハラハラしながら見てましたが、最後までしっかり溶け込んでたと思います。
第3夜『ラスト・ダンス』もいまいちだったかなあ。双子の姉妹という設定でもう、入れ替え殺人というのが読めちゃったから。
だからワタシ的には第1夜を最後に持ってきてほしかった。そうしてくれてれば、「いや〜、やっぱこのドラマは面白いわ!」と大満足で終われたと思います。
今日終わったばかりで言うのも何だけど、また新しい『古畑』を見たい!
フジテレビにメールしようかな(^_^;
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