東北のものづくり産業を守れ!

2011.04.18 Monday 21:27
くっくり



 政府系シンクタンク国務院発展研究センターの趙晋平副部長の見解として、震災復興需要で中国から建材や食品などの対日輸出が増えると予想した。なかでもIT(情報技術)や自動車などで開発力を高めている韓国企業は、日本企業との実力差も縮めつつある。

 中国企業も、世界への基幹部品や素材の供給先としての日本の地位を一気に奪う可能性があるという。

 さらに同紙は、震災で日本経済に生じる“空白”に食い込む好機として、経営難に陥る日本企業の中韓企業による買収をあげた。被災地の東北地方に多いIT関連や自動車の部品メーカーなど、優良企業の買収が容易になるとしている。

 こうした日本経済の弱体化を指摘する論調は、国内総生産(GDP)規模で昨年、日本を抜き去って世界第2位になった中国で、大国意識の高まりとともに加速度的に広がっている。

 震災発生直後は日本に対してそれなりに「優しかった」中国も韓国も、そこはやはり「水に落ちた犬は打て」のお国柄ですからね(T^T)

 ただ、原発事故の収束までにかなりの日数がかかると予想されることもあり(17日に東電が原子炉を6〜9カ月程度かけて「冷温停止状態」にするとの工程表を公表しましたが、どこまで信用してよいのやら!?)、外資もすぐに積極的に入ってくる状況ではないのかもしれません。
 でも、それって逆に言えば、収束したらドドッと入ってくるぞ、ということではないでしょうか。

 政府に有効な手を打ってもらうのはもちろんのこと、被災を免れた企業・国民が一致団結して被災地支援をしていくことが大事だな、と改めて感じています。

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※拙ブログ関連エントリー(震災関連から抜粋)
3/26付:無能政府に失望しながらも私たちは私たちで頑張るしかない
4/2付:天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
4/4付:独特の災害史観を持つ日本人は何度も立ち向かい乗り越えてきた

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