天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
2011.04.02 Saturday 01:45
くっくり
また、このたびの震災関連でいうと、3月16日の天皇陛下の「御言葉」について、勝谷誠彦氏が「WiLL」11年5月号(最新号)でこのように述べています。
【(国内メディアよりも)むしろ、海外のメディアのほうが反応した。多くの新聞やテレビはトップニュースで報じた。それらを見た在外の邦人たちから、私のもとに嗚咽にも似たメールが次々と届いた。「このまま日本は滅びてしまうのか」と思っていた人々が、「天皇陛下がおられるかぎり、祖国は大丈夫だ」と思いなおした。たった数分の会見で、こうした国民に自信を取り戻させるような「仕組み」を持った国はどこにもない。世界中はそのことを知っているから、感嘆して報じ、そして在外邦人は誇りに思うのだ】
あと、これは災害とは関係ないのですが、やしきたかじん氏が、2005年11月6日放送「たかじんのそこまで言って委員会」でこのような発言をしています。
【この前、天皇賞に天皇陛下が約100年ぶりにお見えになられまして。10数万人ぐらい客がおって。で、1着になった松永幹夫騎手が、馬上から帽子を取って陛下に向かって一礼したら、10数万人の客がシーンとなった。ああ、やっぱり日本人は、こういうバクチ場でも畏敬の念を、老いも若きも持っているんだなと。彼が天皇陛下に向かって礼をした時に、何とも言えん、胸が熱くなったのは、私だけでしょうか?】
両親のように感じたり、自信を取り戻したり、場がシーンとなったり、胸が熱くなったり……。
私たち日本国民は、天皇陛下や皇族方が尊い存在であることを、理屈とは別のところで「理解」していると言えるでしょう。
これに関しては、かつて竹田恒泰さんがシンポジウムで次のような発言をしていました(拙エントリー08/10/11付:天皇はなぜ尊いか(付:石井選手の発言)より抜粋引用)。
【天皇はなぜ尊いか。私も何年間も考えておりました。考えた挙げ句、思想家の葦津珍彦(あしづ・うずひこ)先生の全集を読んでいた時、『これだー』と思った一節に当たりました。
[7] << [9] >>
comments (24)
trackbacks (0)
<< 「アンカー」原発事故で政府のズサン対応 青山繁晴×安斎育郎
独特の災害史観を持つ日本人は何度も立ち向かい乗り越えてきた >>
[0] [top]