衆議院予算委員会より町村元官房長官と加藤元幹事長

2009.11.03 Tuesday 04:08
くっくり



 が、ハッティの答弁はこれまでの繰り返しでした。
 「最終的な結論までに選択肢いろいろある。時間もかかる。私も発言にブレがあるとは思っていない。できるだけオープンにしたいが、もし不安を与えてるなら注意するが、合意を当然得られたらまとめるから、閣内不一致ではない」

 町村さんはこれに対し、「閣僚の発言は重い。結論出る途中は何を言ってもいいというのは駄目。北澤大臣は日米合意でほぼ良いと言っている。岡田大臣は嘉手納統合を私案だと言ってる。大臣に私案はないが。いくらオープンとはいえ、対外関係まで悪くしていいとはならない」。

 この後、岡田大臣とのやりとりを経て、さらに町村さんの攻撃は続きます。
 「岡田大臣は、早く済む、コスト安いとかで嘉手納を言うが、住民の反対は無視ですか?騒音訴訟でも負けてる。答えはもう出るのでは?何をそんなに考えることがあるんですか?」

 岡田大臣は「騒音は今以上にならないレベルにするパッケージを考えてる」等々説明したものの、「結論をいつ出すかはまだ」と。

 それに対して町村さん。
 「特に困るのは沖縄県は環境アセスメントの意見書を出してる。政府は沖縄に答えを返さなきゃいけない。球は政府が持ってる。7日、8日に県民大会、町民大会が開かれるまでになってる。一刻も早く回答を出すことが必要。いつまでに答えを出すんですか?」

 「球(ボール)を持ってるのは政府」「いつまでに答えを出すのか」という具体的な質問が来て、さて岡田さんが何と答えるかと思ったら、「政府だけで勝手に答えは出せない。県民に納得していただかないと…」。
 って、答えになってませんやん。

 町村さん、もう一度同じ質問。
 「まず政府の案をまとめて沖縄に出す必要がある。それはいつまでにするんですか?」

 今度はハッティが答弁。
 「政府のみで結論出さない。県民の話を聞いて決めます」

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