64年目の夏に読む青山さんの新刊&うじき氏親子の「戦争」

2009.08.16 Sunday 02:18
くっくり


うじきつよし
「じゃあ、自分の家族、ね、殺されるの目の前にしてね、それを抵抗しないのかっていう話をされてるのと一緒だよ」
ディレクター
「それも戦争だってことでしょ。それは戦争じゃないんですか?」
うじきつよし
「じゃあ村田(ディレクターの名前)はそれ、してもいいのね?逆に聞きたい。してもいいのね?じゃあ戦争はしてもいいことなのね?村田はそれを俺に訊いてるんだよ、今」
ディレクター
「してもいいってことだと思います。そういうことなら」
うじきつよし
「(カメラマンに)ちょっと(このディレクターの)顔を撮っといて。(ディレクターに)言って」
ディレクター
「(カメラ、ディレクターの顔を映す)ああ、僕は戦争してもいいと思います。本当に自分の家族が殺されそうになったら自分は戦います。当たり前のことです」
カメラマン
「それは正当防衛ということですか」
ディレクター
「ええ、そうですね。それも戦争です。それが戦争じゃないと言えるんですか?」
うじきつよし
「……。でも、それを、なくして、いかなくちゃ、いけないことだと……」
ディレクター
「当然ですよ、それは」
うじきつよし
「(笑)だから、当然だって言っていながらさ、戦争はしてもいいって言ってるじゃない」
《以下略》

 女性のはしくれとして言わせていただければ、「あなたが殺されそうになったら、僕はあなたを守るために命がけで戦います」って、たとえハッタリでも言ってくれない男性とは絶対に結婚したくないですね。

 誰だって戦争は嫌いですし、良いことだなんて思いません。当たり前です。
 ただ、あの時代、あの状況ですから、個人の意思とは関係なく、男性の多くは「このままでは日本が滅びる。家族も殺される。戦争は嫌だけど自分はこの身を捧げざるを得ない」と考え、それなりに覚悟を持って臨んでいたと思うのです。

 戦後はうじき氏のようにゴニョゴニョ言うだけで深く考えない人がすごく多いですよね。「どんな理由があっても戦争はダメだよ、やっぱ平和がいいよ、うん」って感じで、居心地の良いところで思考停止してしまってる人が。
 もっとも、そこまでだったらまだ分からないでもないんです。

 私がうじき氏を非常に問題だと思ったのは、祖国にプライドを持ち、その祖国を、故郷を、家族を守るため率先して戦地に赴いたお父さんに対して、うじき氏が尊敬の念を一切持っておらず、ひたすら自分の価値観を押しつけ、高圧的に詰問する、罵倒する、そんな姿勢です。

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