外国人から見た日本と日本人(8)
2008.12.23 Tuesday 01:45
くっくり
問題は、未だ一般の日本人に、中国人は漢字を日本に教えてくれた先輩で、同文同種だという思いこみがあることである。中国人の方も、漢字文化を共有するか、かつて共有した韓国、日本、ヴェトナムの人々は準中国人であるから、日本人も中国人と同じだとはなから思いこんでいる。互いに相手を自分の文化の枠組みに当てはめて見るから、関係が深くなればなるほど、齟齬が増えて憎み合うことになるのである。
「問題は、未だ一般の日本人に、中国人は漢字を日本に教えてくれた先輩で、同文同種だという思いこみがあることである」というくだりで、ある人を思い出しました。衆議院議員の加藤紘一氏です。
加藤氏は2005年11月20日放送の「報道2001」で、こんな発言をしました(拙エントリー05/11/21付:「報道2001」など〜加藤紘一は今日も中共の代弁者を参照)。
「確かに安全保障で考えたら、日米があるから日中なんか結べない。が、貿易量は日米より日中の方が大きくなった。また漢字、同じ言葉を使っている。私はアメリカ、中国にも行ったことがあるが、やはり日本人は文化、伝統的にアジアなんですよ。アメリカ人と会う時は、やはり英語が通じるかなと気になるが、中国人とは下手な中国語も最初から通じるはず、と喋っちゃう(笑)」
いわゆるチャイナ・スクールが全員こんな認識でいるとは私は思いませんが、それにしても、この程度の人がかつては首相候補と呼ばれてたっていうんだから笑えない話です(T^T)
……というわけで、第9弾につづく……!?
※参考文献
・渡辺京二著「逝きし世の面影」(平凡社ライブラリー)
・La La Singin' Music♪>シュリーマン旅行記 清国・日本
・反日ワクチン>レガメの明治日本見学2
・コリン・ロス著「日中戦争見聞記」(講談社学術文庫)
・ヘレン・ミアーズ著「アメリカの鏡・日本」(メディアファクトリー)
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