五百旗頭イズムが防大生を苦しめる

2008.12.20 Saturday 01:26
くっくり


 アジアとはどこを指すのか。首相の靖国参拝を批判しているのは中国と韓国のみ。この二国が靖国問題で日本を論じる正当性はない。日本が戦ったのは国民党政権だが、現在の中国、つまり昭和24年に設立された共産党政権に、靖国問題を論じる正当性は存在しない。韓国についても同様に論じる正当性はない。日本がいつ韓国と戦争したのか。当時の韓国は日本だった。
(2)「侵略戦争を行ったうえ敗北した日本に対する不信は、世界に、とりわけアジアに根深かった」
 大東亜戦争当時、日本がアジアで戦った相手は国民党軍以外は欧米植民各国。タイのククリット・プリモート元首相、インドのラダ・クリシュナン元大統領、ビルマのバー・モウ初代首相、インドネシアのモハメッド・ナチール元首相、マレーシアのガザリー・シャフィー元外相などなど、五百旗頭氏の言う「アジア」の国々の指導者は、並べて大東亜戦争による植民地解放を評価している。中国でさえ昭和39年、毛沢東が訪中した佐々木更三・日本社会党委員長に「日本軍のお陰で中華人民共和国をつくることができた」と言っている。
(3)「イラク戦争が間違った戦争である」
 五百旗頭氏は反戦教育をするつもりで防大校長を引き受けたのか。あるいはイラク派遣を続ける政府の命令に従うなと言いたいのか。自衛官は思想信条の如何にかかわらず国家の命令に従い、任務をまっとうする。命令が出された以上、防大校長として為すべきは、彼らを「間違った戦争の協力者」に仕立て上げることではなく、彼らの安全を祈願し、その家族とともに日の丸を振って送り出すことではないのか。

●平成19年9月、神戸市などで第9回世界華商大会が開催された際、五百旗頭氏は華僑組織の戦略委員を務めた。実行委員会の代表が疑惑の多い「グリーンピア南紀」問題に絡む蒋暁松氏であることは与り知らないところだったとしても、この大会は中共の強い影響下にあり、台湾系の人々が排除されている。にもかかわらず戦略委員などを務めれば、日本の防大校長はいつから中共のスピーカーになったのかと、余計な批判を招くのではないか。五百旗頭氏にとってはどうってことない批判であっても、五百旗頭氏の下で学ぶ防大生にとっては耐え難いものであることを、一度でも考えたことがあるのか。

●五百旗頭氏は神戸大学教授時代から視点の中心を「日本」ではなく「中国」においている。

[7] << [9] >>
comments (41)
trackbacks (0)


<< 「アンカー」中国発?新型インフルエンザとチベット(付:08憲章)
外国人から見た日本と日本人(8) >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]