「アンカー」総選挙睨み自民・民主の駆け引き(付:金正日重病説)

2008.09.18 Thursday 02:56
くっくり


青山繁晴
「ところが小泉さんてやっぱりある意味、正直なところもあってですね、策士だけど正直なところもあって、これランチ、昼食会なんだけど、ろくに食わずに帰っちゃったわけですよね(一同笑)。それも小池を総理にするために頑張ってくれっていうんじゃなくて、小池さん、また次、頑張ってねみたいなことを言ってですね(一同笑)、要するに盛り上げ役に出てきたわりには、実は盛り下がってるんだよと言ったに等しい。言ったに等しいんですが、実はさっき僕が言った『凄味のある場外戦』というのはここにもあってですね、実は総裁選を盛り上げる、もう手段はあと1つしかなくて、麻生さんが独走のはずが、22日に投票やってみたら、麻生さんが強いんだけど、1位になったんだけどわずかなところで過半数とれなくて、決選投票になると。で、その場合は自民党のルールによると、1位と2位の人だけが残って、3位以下の人はもうなくなるわけですね。で、その時に今の情勢は実は麻生さん独走してるけど、2番目は与謝野さんなんですよ。で、もしこれをですね、たとえばこれ、かなり極端な話をするんですが、でも実は麻生陣営の中の人と話してて出てきたことなんですけど、どうしても盛り上がらないんだったら、ひょっとして、自分がやるんですけどね、その政治家たちが、『ひょっとしてこれを演出で、話し合って1回目は過半数を取れないようにしたりして、点々々(……)』こういう話し方なんです、実際に」

一同
「えーー」

村西利恵
「ヤラセってことですか?」

青山繁晴
「究極のヤラセみたいなもんです。ね。それでその場合ですよ、これやるとその政治家も言ったわけじゃないですよ。麻生陣営の方ね。有名人ですけど。但し『そうしたりして…』って僕の顔を見てるってことはこれ、そうやって探りを入れてるわけですよ、はっきり言うとね。そして『その場合、2位が与謝野さんじゃつまんない』、これすごくはっきり言ったわけですよ。麻生、与謝野じゃつまんない。これはやっぱりもうこれ(小池)しかないべ、ってね(一同ざわざわ)」

室井佑月
「つまるとかつまんないって問題じゃないでしょー。与謝野さんが一番まともに見えるよ」

青山繁晴
「そこが本質のことで、それはあとでもう一度お話ししますけどね、国民にとってどうなのかってことをお話ししますが。その、もしもどうしてもそういう演出でやるんだったら、小池さんに票を集めて2位に持ってくる以外にない。最終的には決戦投票でもちろん麻生さんが総理になるんだけれども、で、そういうことも実は小泉さんも分かってるらしくて、だから姿現して、小池さんにいちおうこうやってみたと。しかし果たしてそういう演出ができるのかどうか。もしやったらですよ、決戦投票になったら実は違うテコが働いてですね、ああ、やっぱり女性首相の方が解散総選挙になるといいかもしれないってなって、ひょっとしたら麻生さんがひっくり返るかもしれないから、みんなその不安の中の手探りのこういう、ま、一種の陰謀を巡らしてるわけだから、結局できないかもしれないんで、小泉さんはまあいちおうやってみたよということなんですね。だけども、その総裁選の裏側で、室井さんの指摘にもあった通り、自民党の思惑は実は外れつつあって、盛り上がらないからこんな無理な演出まで考えてるというのが、これ実情なんですね。それはまあ、これも一種の凄味と考えていいと思います。ちょっと普通では考えられないことをやろうとしてるわけですから。それぐらい今回の解散総選挙というのは重みがあるってことですね」

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