今に通ずる昭和の論文
2008.09.16 Tuesday 01:39
くっくり
アニメでは「山ねずみロッキーチャック」「エースをねらえ!」「キューティーハニー」などを好んで見てました。
歌謡曲では天地真理さんの「恋する夏の日」とか、麻丘めぐみさんの「わたしの彼は左きき」(生まれて初めて自分のお小遣いで買ったレコード!)とか、もう大好きでしたね。
でも、社会問題とか政治とか外交とかはほとんど記憶にないです。9才では仕方ないですよね(^_^;
時代背景の説明が長くなりましたが、以下、この論文を平成20年の現在と照らし合わせてみて、私の雑感をちょこっと(^^ゞ
【となりの国、中華人民共和国なるものがどういう状態になっているかについて、日本人ほど片寄った認識をもたされている国民は、自由主義世界では少ないのではないかと思う。】
一般的に言って、これは2005年に中国で発生した反日デモ以降、少しずつマシになってきたように思います。
特に今年に入ってからは毒餃子事件が発覚し、チベット蜂起と、それに付随し欧米各国による聖火リレーでの中国への抗議運動、また北京五輪での中国の数々の「非常識」(開会式での口パク少女や“少数民族の子どもたち”のヤラセ等、また海外メディアに対する取材規制、中国人の応援マナーの悪さ、日本選手へのブーイングetc)、とにかく中国の負の部分をさらけ出す出来事が立て続けに起こり、あの朝日新聞ですら中国礼賛ばかりもしていられなくなりましたよね。
ですから、かつて片寄った認識を「もたされていた」日本人のそれは、かなり改まったと思います。
【新聞の批判を新聞に書くということは、日本では仁義にもとるとみなされて、これまではほとんどタブー視されてきた。】
これ、ちょっと驚きました。だって今はこういうことは全くないですよね。産経と朝日なんてしょっちゅうやり合ってますし(^_^;
「従軍慰安婦」をテーマにしたNHKの番組改変に絡んだ朝日の2005年1月の捏造報道(安倍晋三さんと中川昭一さんがNHKに圧力をかけて番組内容を変えさせたという記事)については、実に多くの新聞が朝日を厳しく批判しました。ふだん朝日と論調が似ている毎日ですら例外ではありませんでした。
【大新聞はいまは「社会の木鐸(ぼくたく)」どころか、輿論(よろん)を操作する大権力と化し、しかもこの権力には批判者ないし掣肘(せいちゅう)者がほとんどいない。】
[7] << [9] >>
comments (11)
trackbacks (0)
<< 「ムーブ!」民衆爆発寸前?究極の選択迫られる中共(細切れぼやきも)
「アンカー」総選挙睨み自民・民主の駆け引き(付:金正日重病説) >>
[0] [top]