北京五輪まとめ(1)

2008.08.23 Saturday 02:45
くっくり


 今年4月に胡氏が国家の転覆を扇動したとして3年6月の実刑判決を受けた後、曽氏は警察の監視下に置かれた。そのなかでも曽氏は、夫を投獄した中国当局への批判をブログ上で精力的に繰り広げてきた。
 胡氏の弁護士のLi Fangping氏は、著名な活動家の多くは活動を控えるよう警察当局による圧力を受け、すでに所在がつかめない活動家もいると話す。連絡が取れない活動家は、五輪に悪影響を与えかねないとの名目で当局に身柄を拘束されている可能性があるという。
 AFPは過去数日間、著名な活動家ら多数と接触を試みているが成功していない。

 北京五輪前から拘束あるいは軟禁あるいは監視下に置かれた活動家や知識人が、多数いる模様です。産経新聞でそのへんまとめられてたので、8月15日分で紹介します。


広東省、五輪盛り上がり遠く 繊維メーカー倒産相次ぐ(日経)

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8月11日(月)

ウイグル警察襲撃 死者11人に(産経)魚拓
 【クチャ(中国新疆ウイグル自治区)=野口東秀】中国国営新華社通信によると、新疆ウイグル自治区中部のクチャ県の中心街で10日未明、武装グループ15人が公安(警察)局などを襲撃し、公安局での爆発や、警察側の応戦などで容疑者10人と警備員1人の計11人が死亡した。北京五輪の妨害を狙ったウイグル独立派によるテロ事件の可能性が高い。(以下略)

 この事件を取材していた日本人記者らが当局に拘束、連行されました。産経新聞中国総局の野口東秀記者と時事通信社の記者とカメラマンの計3人です(産経8/11)。中国外務省は産経と時事通信に対して身柄拘束の正当性を主張したものの、日本側と中国側で、経緯の説明に食い違いが生じています(産経8/16)。

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