北京五輪まとめ(1)

2008.08.23 Saturday 02:45
くっくり


 実際にデモの指定会場となった公園を訪れると、ピリピリした雰囲気が伝わってくる。紫竹院、世界公園とともに指定会場とされた朝陽区の日壇公園。園内を歩くと、2、3分に一度は必ず、警官に出くわす。13日からは、出入り口に警備要員が増員された。
 同公園内で9日、地元政府と母親の家屋をめぐるトラブルを訴えるデモを、無申請のまま実行しようとした山東省の男性によると、プラカードなどを出す準備をしていたところ、通報を受けた私服警官により、理由も告げられないまま公園外に排除された。その後、公安当局に母親が拘束されるなど、嫌がらせが続いているという。

 中共が五輪期間中にこれら公園だけでデモを認めるって話は、開幕前から日本でもわりと報道されてましたよね。「ここでガス抜きさせるんだな」「でも閉鎖された公園に誰がデモを見に来るの?」なんてコメンテーター諸氏、苦笑してたもんです。
 ところがいざ蓋を開けてみたらこれです。やっぱりなぁ。よけいにガスを溜めさせてどうするんでしょう。これは本当に五輪後が怖いですよ。


北京で白昼に陳情者を拘束、連行 当局、五輪の陰で力ずく(共同)
 【北京17日共同】五輪開催中の北京で17日、夫の逮捕・投獄が不当だとして陳情のため中国河北省から来ていた女性が、最高人民法院(最高裁)陳情受付所近くの公道で、複数の公安当局者に拘束され、力ずくで警察車両に引きずり込まれて連れ去られた。取材中の共同通信記者が目撃した。
 中国政府は世界の目が集まる五輪期間中に、陳情者が政府に対して抗議行動などを起こすことを警戒。「安定」をアピールするため、五輪の陰で力ずくの取り締まりを徹底している実態が明らかになった。(以下略)

 これもたまたま共同通信が目撃しただけで、ほんの氷山の一角でしょう。


【沿道ルポ】組織された応援、熱気も国際色もなく…マラソン女子(産経)
 中国選手が初の銅メダルを獲得したにもかかわらず、沿道の応援はこの日の気温同様、冷めていた。選手の名前も知らない「応援団」や「治安ボランティア」が大量動員され、すべての選手を平等に応援。その結果、友好的な中国が“演出”され、応援者同士のトラブルなども確認されていないが、マラソン特有の沿道の熱気は奪われてしまった。(北京 福島香織、野口東秀)

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