2008.03.22 Saturday 03:24
くっくり
宮根誠司
「いわゆるチベット仏教と言われてるラマ教で、来世を見る」
海江田万里
「そう。どうしてもね、どうしてもそっちに偏っちゃうんで。ただ、それは現地の人たちからしてみれば、余計なことだというふうに思うんです。それからもう一つね、あとね、みんな知らないけれどもね、ダライ・ラマはインドへ行っちゃいましたけど、パンチェン・ラマという人がいるんです。これ、2番めの(注:ダライ・ラマ法王に次ぐ存在)。これはね、ラサの郊外に住んでるんですよ。で、この人はいちおうその、チベットの仏教家、いわゆるラマ教の宗教的指導者になってるんです。ただ、この人はどちらかというと中国とうまくやっていこうという考え方なので、それに飽き足らない人たちがやっぱり今度ね……。あの、さっきのダライ・ラマも比較的、平和的に話をしていこうということ言ってるんで、そういう人たちでない人たちが少し暴走したかなという見方もあるんですね」
北野誠
「でも、今の海江田さんの話を伺うと、中国は経済発展に手を貸したように言ってるような感じもしますけど、映画『セブン・イヤーズ・イン・チベット』を見たら、あれはどう見ても侵略にしか見えないんですけどね」
海江田万里
「だからあの時はそうなんです、確かに。1951年ですか、その時はそうなんですよ。だけど胡錦濤さんというのは実はチベットで共産党の指導者やってたんですよ。で、戻ってきて、私、実は北京で胡錦濤さんと最初に会った時にね、その話をしたんですよ。そしたら彼もやっぱりこれからはね、チベットとは上手くやっていかなきゃいけないということを言ったんで、そういう形で僕はやってもらいたい」
(中略。宮根誠司やうつみ宮土理の発言の後)
岩田公雄(読売テレビ解説委員)
「今、胡錦濤さんと言ったけど、その書記、局長の時にね、チベットで。やっぱり89年、天安門事件の前の3月に、やっぱり相当、強権を発動して、銃剣で押さえたというのがあるんですよ。その時の功績があって後に主席まで来たというのがあって、中国語を全部使えって言ったりですね、強制をしたり、寺院の中をだいぶ破壊したり、お坊さんを、今もやってるみたいですけども、経典を読んでる最中までね、押し込んでいってっていうようなことをして、やっぱりそこで言うと文化とかね、それを全部破壊するっていうような行動になってくると、やっぱりこれは反発するのは当然だと思います」
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