「アンカー」壊し屋小沢一郎&金正日発言の真意

2007.10.11 Thursday 02:26
くっくり


岡安譲(キャスター)
「はい、今、小沢さんが参加に何の支障もないと言っていたISAFなんですが、正式には『インターナショナル・セキュリティ・アシスタンス・フォース』、国際治安支援部隊のことです。で、これは国連決議1386号に基づいて作られたものです。NATOを中心に37カ国がアフガン全土で治安維持活動や警察などの訓練を行っているものなんですね。で、民主党の小沢代表は、この国連決議があることが非常に重要だと。この国連決議があるからISAFへの参加は何の支障もないと言っている。一方で、インド洋の給油活動についてはこの国連決議がないから駄目だと主張しているわけなんですよね。しかしISAFの主な任務の一つはアフガニスタンの治安維持の活動なんですよね。で、治安維持と一言で言ってもいろいろ幅が広いと思うんですが、じゃあ現地でいったいどんなことが起こっているか。現在アフガニスタンでは、アルカイダを支援していたタリバンが勢力を盛り返しておりまして、ISAFの部隊はアフガン南部を空爆するなどして治安の回復にあたっていると。国連決議があるとは言え、今、空爆と申し上げましたが、日本がひょっとしたら海外で武力行使を迫られることがあるかもしれない。そういうことも予想される。それではさすがにまずいと思ったんでしょうか」

image[071010-04afugan.jpeg]岡安譲
「民主党の菅代表代行は、『武力攻撃に自衛隊は出せないが人道支援などはできる』ということで、先日出演していたテレビ番組でフォローしているんですね。しかし高村外務大臣は、『アフガン全土が戦闘地域であって憲法解釈上難しい』、これつまりアフガニスタンは全域が戦闘地域なので、人道支援で出かけていたとしてもいずれ武力行使を迫られるような場面が出てくるんじゃないかと。もしそうなった時は憲法違反ですよという主張なんですね。で、実際、ISAFの参加各国の兵士の死者というのは急増していて、撤退を検討する国も増えているといった現状です」

山本浩之(キャスター)
「まあ今日はほんとはテロ特措法の新法の問題について、菅さんも非常に福田総理に詰め寄ったりなんかしてましたんで、その話を中心にしようかなと思ってたんですが、昨日発売された月刊誌『世界』の中で、今、岡安キャスターが説明したこの小沢代表の主張ですよね。今日も少し、今、小沢さんの会見の模様を、これは今日開かれたものなんですけどお聞きいただきましたけども、これはあの、まず室井さんは小沢さんの考えについてどういうふうに?」

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