「小池劇場」の真実(有本香)・朝鮮出身の帳場人が見た慰安婦の真実(崔吉城)・空母いぶき 8巻(かわぐちかいじ)
2017.12.11 Monday 17:02
くっくり
また、慰安婦は、手続きによって廃業、休業できました。
朴氏の日記には、実名(源氏名?)とともに、誰が何名廃業したとか、誰が妊娠何ヶ月であるので休業届を提出した、という記述があります。
慰安所が軍の命令に従わなかったこともありました。
ある師団から、慰安所を別の場所に移転せよとの命令があり、部隊長が来て「行こう」というのだが、「慰安婦一同は絶対反対で、行けないといった」と。
慰安所が軍の所轄や施設であったなら、こんなことはできなかったはずで、だからこそ慰安所の建物は民間のものであり、売買もできたのだという、崔教授の解説です。
それ以前に、もし慰安婦が韓国や反日勢力が主張するような『性奴隷』であれば、慰安所の移転に反対を表明すること自体、全くあり得ない話ですよね。
崔教授はこの本で、朴氏の日記と、元慰安婦の証言を付き合わせる作業もしています。
たとえば、文玉珠という有名な元慰安婦がいますが(ネットでは郵便貯金簿の画像で有名?)、朴氏と文玉珠は、1942年7月10日に釜山港を出発した同じ船に乗っていたことが分かったそうです。
やや余談ですが、実はこの時代、朝鮮人が日記を書くのはポピュラーではなかったとのこと。
併合時代の日本の教育の一環で、日記をつけることが教育されたのだそうです。
韓国で近代風の日記を書くようになったのは、朝鮮で日本の教育が定着していったからであろうと、崔教授は述べています。
で、こちらは完全に余談ですが、朴氏の日記について拙ブログで以前、全く別の形で紹介したことが。
★13/8/10:【これはひどい】慰安所従業員日記を発見した安秉直ソウル大名誉教授の“手柄”を高麗大学韓国史研究所の朴漢竜研究教授が横取り!?
お時間のある方はどうぞ(^^ゞ
それにしても、ハート出版さんは良い本をよく出してますね。
「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」image[]が代表的でしょうか(僭越ながら書評)。
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