台湾の教科書と「カイロ宣言」

2006.12.22 Friday 12:50
くっくり



(3)飯田氏→産経(12月4日)

産経新聞社総合企画室
広報部長 高山克介殿

私は、11月27日付貴紙朝刊の特集面に掲載された「20世紀の今日」欄の「カイロ宣言」に関する記事に関し、誤謬を指摘させて戴き当該記事の訂正を求めましたところ、ご多忙中にもかかわらず早速ご回答賜り先ずは御礼申し上げます。
さて、貴殿よりのご回答によれば、「記事の訂正は応じかねる」とのことですが、真実と正論を報道される唯一の日刊紙として支持する私共読者の期待を裏切るもので到底 納得できる内容でありません。従って質問事項を「カイロ宣言の署名」を中心に再質問させて頂き当該記事の訂正を求めます。

1、当該記事は、国立国会図書館のホームページにある記述を参考にされたとのことですが、当方も早速右ホームページのマイクロフィル、原所蔵 米国国立公文書館(RG59)を拝見いたしましたが、やはりどこにもカイロ宣言の「署名」を見出すことが出来ません。
それも其のはずです、当方が指摘したように「カイロ宣言の署名」など世界中どこを探しても発見することは出来ません。なぜならば、もともと存在しないからです。貴紙が「27日に署名した」というからには、少なくとも「いつ、どこで、誰が、何を、どうした」かをしっかり自ら検証した上で報道すべきであったのではないでしょうか、

2、また「27日に署名した」というからには、少なくとも当事者はカイロに滞在していなければなりません。前回指摘したように27日には当事者はカイロを離れていたとされており、「27日署名」することなど物理的に不可能であって、夢の中で署名したのか、あるいは持ちまわって署名するか、はたまた署名を偽造、捏造する以外に「幻の署名」に到達できないことなのです。
ありもしないことをあったというのは、中国人の得意技のようですが、貴殿が、「カイロ宣言」の署名を巡っては様々な議論があると既にお認めのように様々な議論がある不確定要素である「署名」の事実を確定的に「署名した」と断定するからにはやはり其の具体的証拠をお示しいただかなければなりません。
新証拠も示さず、また新聞の使命である自らの検証を怠り、中国人蒋介石の笑顔の写真と国立国会図書館のホームページの記述を無批判的に垂れ流したとしたら、読者の期待を裏切ることであり、サンケイも朝日になってしまったといわざるを得ません。

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