「交渉はどうなってる?」と拉致問題対策本部の幹部が民間人に質問する無残な現状 青山繁晴「インサイト・コラム」

2015.04.08 Wednesday 19:52
くっくり


「はい」

青山繁晴
「で、北朝鮮は、実はこの家族会の方々にも揺さぶりをかけていて」

櫻井浩二
「ほぅ〜」

青山繁晴
「長年、強い連帯で闘ってこられた家族会の方々ですからやっぱりもう疲労もあって、一部に日本政府への強い反感、を持ち、北朝鮮ともっと妥協しろと。いわば、北朝鮮に都合のいい、考えをお持ちの方も、残念ながら、もうごく一部ですけど、そういう気配もある状況なんですね」

櫻井浩二
「ああ、そうなんですか」

image[140702-02keiko.jpg]
2014年7月2日『アンカー』より]

青山繁晴
「一方でその、安倍さんが、日本の政治家、ありとあらゆる政治家の中で一番、深い関心と関与を拉致事件に対して続けてきたのは、事実なんです。たとえば、有本恵子さんっていう、神戸出身の、拉致被害者いらっしゃいます。で、実は僕と、幼稚園が一緒なんですね」

櫻井浩二
「ああー、そうなんですか」

青山繁晴
「で、年齢ももちろん恵子ちゃんの方が若いですけれども、そうたくさん離れてるわけじゃない。これあの、僕の個人的な話をしてるんじゃなくてですね、場合によっては100人以上誘拐されたままの拉致事件っていうのは、その、櫻井さんも皆さんも、こうたどっていけばどっかで拉致被害者にぶつかるんですよ」

櫻井浩二
「ああー、はぁ、はぁ…」

青山繁晴
「1億3000万も日本の人口ありますけどね。でも、これだけたくさんの人が誘拐されてると、たとえば、職場であったり親戚であったり学校であったり、どっかでぶつかるっていう現状にあるわけですね」

櫻井浩二
「ああー、そうかもしれないですねぇ」

image[140319-13tegami.jpg]
2014年3月19日『アンカー』より]

青山繁晴
「で、この有本恵子さんは、しかしその中ではただひとつの例外的なケースで、北朝鮮から手紙が来たんですね」

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