東日本大震災2周年追悼式の陛下のおことば(付:今年は「起立」あり・震災当日の両陛下(再掲))

2013.03.12 Tuesday 01:28
くっくり



 こういうようなことはもう異例中の異例なんですけども、そのあと、さっきも(VTRなどで話が)出ておりますように、自分で自主停電をされるとか、色々なことありますけど、大事なことは、自分でできることを直ちにやっておられるということですね。そして困難は自ら引き受けるという、そういうお姿というものは、やはりお父様である昭和天皇、お母様である香淳皇后などから受け継がれた、ま、歴代のそういうご精神の影響もあり、それからご自身のその体験にもありますけれども、そういうものを私、見ましてですね、本当に我々今回、ま、この関西あたりは直接被災はありませんでしたけれども、あの時に自分にできることをすぐ何かやったかと言いますと、それほどできてないと。

 しかし陛下は自分でできることを直ちになさり、そして皇后様も直ちにそれを助けてなさろうとなさったということを、やはりお手本として、我々も少しでも自分にできることを、しかも短期間でなくて5年、10年かけて、一緒にやっていこうという気持ちを持ちたいものだと、つくづく思っております。】

 *1 皇后陛下は1998年(平成10年)、インドで開催された「国際児童図書評議会(IBBY)」におけるビデオによる基調講演「子供時代の読書の思い出」の中で、日本武尊と弟橘媛の物語などを引いて、御成婚以来のその胸中を語られ世界中に大反響を呼びました。

 所さんのこの話を聞き終えた、同番組レギュラーの桂ざこば師匠は、感動のあまり号泣しながら、「ぶっちゃけた話、私は日の丸の国旗を持ってません。さっそく買って、5月5日に鯉のぼりの隣りに差したい」と話していました。


 最後に、私のツイートから追悼式関連のものを掲示しておきます(表示されている時刻は仕様の問題で9時間遅れになっています)。

政府主催震災2周年追悼式。国歌斉唱、黙祷、安倍総理式辞に続き、天皇陛下の御言葉が終わりました。今年は昨年と違い、両陛下のご入場の際、会場はちゃんと起立してのお迎えになりました。TVでは確認できませんが、昨年2階席に座らされた台湾代表も1階の各国来賓席に座られているはずです。

— くっくりさん (@boyakuri) 2013年3月11日


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