宮城県議会「李明博韓国大統領の言動に抗議し、対韓外交等の見直しを求める意見書」相沢光哉議員の賛成討論全文
2012.11.03 Saturday 02:00
くっくり
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ただいま議題となっております、意見書第33号議案、「李明博韓国大統領の言動に抗議し、対韓外交等の見直しを求める意見書」について、自由民主党・県民会議を代表し、賛成の立場から討論を行います。
本意見書は、さる8月10日に、李明博・大韓民国大統領が、わが国領土である竹島に、現職大統領として初めて直接上陸するという、これまで連綿と築き上げてきた、日韓の信頼関係を根本から覆す、一方的な行為に対し、また、その4日後に、あろうことか天皇陛下の韓国訪問に言及して、「韓国を訪問したいのなら、独立運動をして亡くなった方々に対し、心からの謝罪をする必要がある。日王はひざまづいて謝らなければならない」と、隣国の友好国の国家元首として、信じがたい暴言を吐いたことに対し、わが国政府が、断固たる抗議の意志を伝え、謝罪と発言撤回を求め、早急に対応・方針を定めて、毅然とした措置を取るよう要望するものであり、広く県民世論の求めるところでもあります。
李明博大統領が、このような傲岸不遜な言動に走った背景には、支持率急落を挽回したいという、国内事情があったようですが、北方領土・竹島・尖閣諸島という、わが国固有の領土が、ロシア・韓国・中国の反日包囲網によって、極めて脆弱、かつ危険な状態に陥ってしまっている原因は、相手国の強欲な外交戦略もさることながら、日本に対しては何をやっても平気だという、軽視感情を呼び込んでしまっている、戦後67年間のわが国を色濃く覆ってきた、敗戦国の過剰な贖罪意識に基づく、反日自虐史観という誤った歴史観にあります。
自国の歴史に自信と誇りを持てない国民、竹島を独島(ドクト)と呼ばせ、60年間実効支配を許してきた怠惰な政府、「日本列島は日本人だけのものではない」「東シナ海を友愛の海に」と、脳天気な発言を連発した指導者、北朝鮮に拉致された日本人全員を未だ救出できない現実などを刮目して見れば、わが国がいかに、領土や、国民の生命や、主権を守ることに鈍感な国家であるかが、はっきり分かります。
世界中に領土紛争があり、一触即発の地域は枚挙に暇がありません。
四方を海で囲まれている日本は、「わが国固有の領土」という言葉を当たり前に使いますが、国境を接し、戦争でお互いが侵略し、侵略された国々は、戦いを自国兵の血で贖(あがな)い、獲得した土地こそが、領土であるという考えが常識であります。
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