「アンカー」5年前から言ってるのに何を今さら?『メタンハイドレート日本海で発見』報道の真相
2012.11.01 Thursday 01:42
くっくり
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山本浩之
「『自分のためか、公のためか』」
青山繁晴
「はい。これ実はですね、えー、かつて東大紛争ってありましたね。昭和44年の東大入試中止になったっていう、大社会事件というか。で、僕もまだ受験年齢じゃなかったけれども、当時僕は高1だったと思うんですが、高1なりに、その、ひとつ思ったのは、当時の言葉でね、その全共闘なる集団が呼びかけた言葉に、その、学者バカはやめようと。つまり、学者といっても、たとえば東大だったら国民から莫大な税金いただいて研究するんだから、自分の研究に埋没して、自分だけ納得したらいいんじゃなくて、やっぱり世の中のために公のために、ならなきゃいけないんじゃないかっていう、あの、問いかけありました。ま、そこに、のちに、そのマルクス・レーニン主義っていうような、はっきり言って余計なものがくっついたから、ぐちゃぐちゃになってしまったけれども、しかし学者バカでいいのか、そもそも人間は自分のためだけでいいのか、それともみんなのため公のために生きるべきなのかっていう問いかけは、実は生きていると思います。この、今回の件は、それにまっすぐつながってると思うんですね。そこを、根っこから、今日は一緒に考えたいと思います」
山本浩之
「はい。では、コマーシャルを挟んで青山さんの解説です」
(いったんCM)
山本浩之
「えー、ほんとに、このコーナーをよくご覧いただいている方からすると、このメタンハイドレートが日本海側で発見されたっていう新聞報道で、いったい今ごろ何言ってんのかなと思われた方、多いと思うんですよね。さ、この報道の裏側にはどんな真相があるのか。さっそくお願いしたいと思います」
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青山繁晴
「はい。えー、まず、今日の話題、日本海側、つまり日本列島の太平洋側だけじゃなくて、日本海側のメタンハイドレートを、改めて考えましょうっていうことなんですけれども。えー、このメタンハイドレート、ま、このコーナーではずいぶん、ご説明したんで、お分かりの方多いと思いますが、でも、いちおう、もう一度、これ一体何なのかってことをお話ししますと、これ言葉がちょっと難しそうですけれども、実は難しくないんですね。えー、メタンってまずありますよね。で、このメタンっていうのは、今までの天然ガスの主な成分ですから、要は天然ガスの一種、っていうか、新しいタイプの天然ガスなんです。で、どこが新しいかというと、この部分(ハイドレート)が新しくて、ハイドレートって言葉はなじみないけど、ハイドロっていったら何となくなじみがあるでしょ?ハイドロって水のってことですよね。だから、この、メタンガスが、海の底で、その、水と一緒になってる。つまりは、すごく水圧がかかって冷たいですから、氷になってるわけですよね」
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