お気楽くっくり::2006年06月06日

　早朝、電話の音で目が覚めました。時計を見ると６時半前。
　こんな時間に誰やねん。もそもそと身体を起こしてる途中で留守番に切り替わりました。FAXの受信音。

　何や、取引先が原稿送ってきたんか……。
　（取引先の人は時間にルーズで、夜中でも早朝でもかまわず送ってくる）
　だったらほっといていいわ。あとで見よう。もう一度布団に入る私。

　「ほっといてええんか？いちおう見たら？」と言いつつ、夫がFAXを取りに行ってくれた。
　FAXを手に取り、奇声を発する夫。
　「ほえ？！うちはいつから酒屋になったんや？」

　送信主はお寺さん。送信先は酒屋さんになってる。
　……ぶはははは！「弘法大師」だって。「至急」だって。
　って、笑ってる場合じゃないですな。

　私の脳内で一瞬にして次のようなシーンが浮かびました。
　　奥様「おはようさん」
　　住職「おはようさん。今日の法事の準備、ちゃんと出来てるやろな？」
　　奥様「うん。昨日、清酒３ケース頼んどいたよ」
　　住職「３ケース！？足らんがな！」
　　奥様「何で？壇家の××さんとこやろ？十分やん」
　　住職「今日は△△さんとこもあるんやぞ！」
　　奥様「ごめん、忘れてたわ」
　　住職「あ～もう！追加注文せな。間に合うやろか」

　ということで（何が「ということで」？）、お寺さんに電話。
　　住職「はい？」（早朝なので警戒した様子）
　　私「あの～、○○寺さんですか？」
　　住職「はい、そうですが……？」
　　私「清酒の注文がFAXで届いたんですが、うちは酒屋じゃないですよ～」
　　住職「……？」
　　私「電話番号、間違ってますよ～」
　　住職「……あっ！」
　　私「用紙に印字されてる番号自体、間違ってますわ。これウチの番号になってますよ～」
　　住職「あぁ、す、すみません、すみません！そ、その紙は破って捨てて下さいっ！」（めちゃ焦ってる）
　　私「は～い。わかりました～」
　　住職「朝早くにホントにすみませんでした～っ！」

　一般家庭はもちろんですが、酒屋さんも朝６時台にFAXでたたき起こされたら辛いんじゃないかと思う……(^_^;

　間違いFAXが来たのは久しぶりですわ。前に来たのは２年ぐらい前かな？やっぱりどこかの会社宛の発注書でした。

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