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05/04/23(土)■読者MT様のメール

 くっくり様
 バランスのとれた情報をエネルギッシュに発信されておられ、感心しております。

1.http://www.vipper.org/vip2136.swf は英国人の知り合いに連絡します。

2.4月22日(金)のブログに「欧米諸国が被害国に謝罪したことは一度もありません。」と書いてありますが、ベルギーはコンゴ民主共和国(旧ザイール)Democratic Republic of Congo に対し、謝罪したようです。

 参考:http://www.actv.ne.jp/~yappi/eiga/EE-14lumumba.htm
 ここ(↑)最後の部分。

 Googleで検索(日本語)
 http://www.google.co.jp/webhp?hl=ja
 ベルギー コンゴ 謝罪

 Googleで検索(英語)
 http://www.google.com/webhp?hl=en
 belgium congo apology

 お体にお気をつけて下さい。ますますのご活躍を期待しています。

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05/04/23(土)■読者ねこ好き様のメール

 こんばんは。いつもぼやきくっくりを楽しく拝見させて頂いております。
 最近何かとホットな話題を提供している中韓両国ですが、それに関して、
私の超個人的な彼の国についての情報を思い出したのでメールさせていただいた次第です。

 
今から五年ほど前のことです。
 私の大学時代の学年が一つ上の先輩(女性)が中国へ留学することになりました。
 行き先はというと、中国は北京にある、かの
「北京大学」

 その頃の私のイメージとしては、中国といえば「鼻持ちならない反日国家」ではあるものの、北京大学については、日本でいうところの東大・京大にあたるため、きっと素晴らしい大学に違いない、中国全土から選りすぐりの優秀な人材が来ているに違いない、と思っていました。

 先輩自身もそういうイメージを持っていたのだと思います。
 そのため、彼女も留学をかなり楽しみにしてましたし、私たち送る側も、「すごいね。」「北京大学っていうと向こうのトップの大学だから、先輩も相当頑張ったんだね」というようなことを話しておりました。
 私たちからすれば、米国のハーバード大や英国のケンブリッジ大、オックスフォード大に留学するのと同レベルのことだとばかり思っていたのです。

 そして一年が過ぎ、先輩が留学を終え無事に帰国しました。
 たまたまサークルの行事で彼女に会ったので、早速中国留学についての話を訊いたのですが…それは見事に私たちの予想を裏切ってくれる内容でした。

 彼女の話によると、
北京大学に行った当初、ひどいセクハラを受けたそうです。
 いや、もうセクハラというレベルを超えていて、「それって痴漢行為なんじゃ…」と思うような内容でした。
 いくつかあったエピソードの中で私がびっくりしたのが、留学早々に
北京大学の構内で露出狂(←もちろん北京大学の学生です)に会った(しかもそいつはここでは書けないようなことをしていたそうです)ということや、同じクラスの男性(中国人)が日本人の女の子と見るや、何を勘違いしたのか彼女の胸を触ってきたということです。

 その話を聞いたときは半信半疑でした。
 少なくとも中国における、日本でいう所の東大・京大のような大学、というイメージを持っていたので、そんなバカな!と思いました。
 何かの冗談だと思って「ほ、本当ですか?」と訊き返すと、「本当なんだよ〜。大変だったよ〜。女の子と接したことないのかなぁ?」との答え。

 そういう問題か?と思いつつ、その痴漢学生について大学で問題になることは無かったと聞いて更に驚きました。
 少なくとも日本では小学校から大学に至るまで、そんな痴漢行為をおおっぴらにするなんてことは常識的に有り得ませんし、そんなことをしたら、何らかの罰を受けます。
 
将来の中国を担う人材の大学で、そんな犯罪まがいのことがあっていいのかとびっくりしました。

 もちろんそんなことをしたのはごく一部の学生だとは思いますが…。
 たまたま私の先輩がそんな体験をしてしまっただけということかも知れません。
 ただ、最近の中国の無法ぶりや国民のモラルの無さ、そして戦前、戦中の中国に関しての諸々のエピソードなどを総合して考えると、
たまたまという言葉だけでは片付けられないものがあるような気がします。

 私自身もともと中国に対してはあまり良いイメージを持っていなかったものの、人として最低限のモラルは通じるだろうというか、日本での最低限の常識は彼の国でも当然そうだろうと無意識のうちに思い込んでいた所があったのかも知れないと思います。
 将来国を担っていく人間がこれでは、
中国における一般的なモラルというのは、私たち日本人が考えているものよりもはるかに低いものなのだろうなぁ、と、アジア杯の時といい、今回の反日デモといい、改めて感じました。

 実は、韓国についての超個人的エピソードもあったのですが、ここまででかなり長くなってしまったので、また別の機会があればそのときにさせていただきます。
 それでは失礼します。

P.S.
 先輩の北京大学留学エピソードに追加ですが、
五年ほど前の北京は恐ろしくものが無かったそうです。
 お菓子作りが好きな先輩だったので、中国でも中華菓子づくりに励んでいたのかと思ったら、そのための材料や機材がほとんどなく、作れる状況ではなかったそうです。
 とはいえ、市販のお菓子くらいは食べただろう、と思って訊いてみたところ、「とんでもない!お菓子なんて売ってないよ!小麦粉が辛うじて手に入るくらいなんだから」とのことでした。
 大学の寮のストーブなどもすぐ故障するし、何かと大変だったようです。

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05/04/21(木)■読者C様のメール

 くっくり様
 はじめてメールいたします。
 毎日、ぼやきくっくりを拝読させて頂いてます。
 着眼・見識・意見の高さに関心いたしております。
 さて、今日メールしたのは20日付けの件、私も一言いいたくて・・・

> 姜尚中
>「日本の戦争は一部の人間のやったこと。が、靖国参拝はどんなに見ても、『一部の人間のやったこと』が全部フィクションだったとなってしまいかねない。せめて
国立の無宗教の追悼できる場所を作ること。

 ここに反応してしまいました。

http://www.env.go.jp/nature/nationalgardens/chidori/
>先の大戦で海外における戦没軍人及び一般邦人のご遺骨を納めた「無名戦没者の墓」とし
>て昭和34年3月28日に創立されました。平成13年5月現在348,406柱が、
>六角堂内(写真)に安置されています。
>毎年5月 に厚生省主催の慰霊行事として拝礼式が、
>また、年間を通じて各種団体主催の慰霊行事が随時行われています。

 45年前に国が作ってます。
 また、国立沖縄戦没者墓苑もあります。

 
マスコミが本気で平和を求め、アジア近隣諸国の理解をもとめるなら

 http://www.nippon-izokukai.jp/kyou.html
 59回目の「終戦記念日」 のような記事に紙面を割き、情報を発信し続けて欲しいものです

 姜尚中に聞いてみたい。
 あとイクツ「国立の無宗教の追悼できる場所」を何処に作ったらいいのでしょうと。

 
政府も情けない・・・沈黙してる場合?

 政府に気合入れる為、日曜は日比谷公会堂に行ってきます。

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くっくりの雑感〇(^(工)^)〇

 千鳥ヶ淵も他の施設も、日本でもあまり知られてませんよね。ましてや外国ではほとんど知られていないでしょうね。
 姜尚中の言いたいのはおそらく、海外の批判をかわすため靖国神社と同規模かそれ以上の大きな施設を作って海外の要人や一般人にそこに行って貰えるようにしろ、ってことなんだろうと思います。
もう完全な海外向けで。海外つっても中国・韓国だけですが。

 少なくとも日本から見たら、そんなもん作っても英霊の魂が引っ越してくるわけないんですから、税金の無駄ですよね。
 もともとは「精神」の問題ですからね。
 前の官房長官の福田さんもこういった追悼施設を作ろうとしましたが、反対の声に押されて結局ぽしゃりましたよね。当たり前です。

 仮に日本政府がそんなもん作ったところで、中国や韓国の要人が来るとは思えません。
 つーか、
作る前にあれこれ注文してくるんじゃないでしょうか。たとえば中国であれば、「入口に『日本軍は中国人を何千万人殺害しました』というプレートを飾れ!」とか言ってきそう!?

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05/04/21(木)■読者MG様のメール

 くっくり様
 いつも共感を持って拝読させていただいております。
 同時に、日本国政府のあまりの歴史認識のなさに「ぼやいて」います。

 昨今の中国での反日デモ、それに対する日中両政府の内外に対する対応、竹島を巡る日韓両政府の内外への所作を見ておりますと、
日中戦争当時の両政府の対応の相似形を見せられているように思われてなりません。

 当時の中国政府(蒋介石)の基本的対応は、
  1)中国単独では、日本に勝てない
  2)欧米諸国の物心両面の援助を以って、日本に対処する
  3)そのために、欧米において、
広範なプロパガンダ活動を行う
 というものであったと認識しております。

 当時の両国を比較すると、まがりなりにも、欧米が最高の原理という議会制民主主義を取り入れていたのは日本だけであり、その民主化度には大きな開きがありました。
 しかし、
日本はそうしたプロパガンダ活動は何もせず、結果として、非民主的な中国が欧米を味方に日中戦争に勝利しました。

 
現下の日中関係、日韓関係は当時の日中関係と大きくは変わらないのではありませんか。
 あえて誤解を承知で言うならば、今日の問題は二国間の権益問題のみならず、アジアの盟主をかけた中国、韓国との争いではありませんか。

 中国、韓国が自らの正当性を高らかに国際社会に訴えている一方、日本が民主主義国家で憲法上もこよなく平和を愛している民族であるにもかかわらず、黙して語らずの姿勢を採り続けていることに疑問を抱かざるを得ません。
 蒋介石夫人、宋美齢が自らの米国留学経験を充分に活用し、米国議会を親中国へと導いたのは有名な話です。

 
具体的な問題での客観的事実は、圧倒的に日本に有利なのです。
 現在の日本には日中戦争当時に比較にならないほどの親欧米の日本人が、親日の欧米人がいるはずです。
なぜ、もっと日本の味方を作る努力をしないのでしょうか。
 貴ブログが先頭になり、日本政府への大きな力となることを願ってやみません。

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くっくりの雑感〇(^(工)^)〇

 今も昔も、中国はプロパガンダ上手、日本はプロパガンダ下手ですね(T^T)
 「なぜ、もっと日本の味方を作る努力をしないのでしょうか」……本当にその通りですね。
 今日の「ぼやき」でも紹介しましたが、ヒロさん日記の4/18分を拝読し、そう痛感しました。
日本は私が思っていた以上に世界から誤解されているようです。

 日本の議員で、歴史問題で海外に向かって正論を言える人は多少なりともいるとは思うんですが、単なる議員の発言だとあまり海外メディアでは扱われないような気がします。
 かと言って閣僚クラスが歴史問題で何か言うと、たとえ個人的な発言であっても外交問題に発展しかねないので、発言を抑えてしまうみたいだし。
 ましてや日本政府が公式に見解を出すとなると、すごい勇気がいるのかなあと、最近思ったりもします。

 もちろんこんな及び腰を許してはいけないわけで。……ジレンマですね。
 先述のヒロさん(イギリス在住)は
「英語フォーラムに殴り込みをかける」と意気込みを語っておられます。
 日本政府が動かないなら、まずは民間レベルで草の根運動的にやっていくしかないのでしょうか?

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05/04/18(月)■読者I様のメール

 くっくりさん、こんにちは。毎日拝見しています。

 ところで、TVブロスというTVガイド雑誌があるのですが、そこで毎回ページ終わりに、
爆笑問題の太田光のコラムが掲載されているのです。
 ここ最近政治関係の話題がよく載ってる気がしてたんですが(あまり真剣に読んでなかった)、今発売されている号での記事が次のようなものでしたので、もしかしたらご存じかもしれませんが、紹介させて頂きます。

 テーマが「歴史」、竹島問題などで揺れる日韓関係、その中で、

 韓国政府が国民に日本について教えてない部分もあるが、敢えて私(太田光)は、日本側の歴史の認識の「軽さ」を感じる。・・・(途中省略)
 一人の従軍慰安婦の経験は歴史である。また皇民化政策によって自分の名前や言葉を奪われた人々の経験も歴史である。誰が何と言おうが経験した人にとってその経験は事実だ。・・・(途中省略)

 それらの人々の経験はまぎれもなく「歴史」である。我々はそれらの人々の問題を科学や理屈で処理しようとしてはならない。彼等は便宜上「詫びろ」という言葉を使う。
 しかし
その「詫びろ」という言葉のうしろに、その言葉だけでは表現しきれない無限の思いがある事を感じるべきだ。

 後にも文が続くのですが、読んでて、はあ?と思いました。太田光に興味が無いので、この人がけっこう左だったんかとこの文読むまで知りませんでした。
 そう言えば結構TBSで筑紫哲也とかと共演してましたね。

 TVブロスはガイド雑誌の中では安いので結構読んでたんですが、やたらと姜尚中を、眼鏡の似合うステキな先生とか誉めてるんです(気持ち悪い 苦笑)。姜尚中先生に憧れて東大を目指す人も結構いますとか(苦笑)、それ読んでて、あいたたー、こういう左系のバカ姉さん達が作ってるんやなあと初めて気付いた次第です。

 最近の中国の反日運動について、街頭インタビューとかを若い女性とかに聞いてるのをTVで放送してましたが、だいたい皆「日本も過去に悪い事をしたかもしれないけどぉ」なんですよね。
 まずそこからが違ってると思いますが、
日本の中でもこれだけサヨクが張ってたら、こういう風にしか認識できない人間もできてしまうのですね。。
 実際私も学生時代は、何の疑いもなく南京大虐殺は日本軍がしたと認識してましたから。。

 
「日本も過去に悪い事をしたかもしれないけどぉ」の部分が正しく認識される事がいったいいつになるのやら。
 長くなりすみません。
 これからも楽しみに読ませて頂きます。

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くっくりの雑感〇(^(工)^)〇

 昨日、たまたま「サンデージャポン」を見てたんです。爆笑問題が司会の番組です。

 反日デモの話題の時、レギュラー出演者のテリー伊藤が「つくる会の教科書がひどいと言うが、正しいことを書いてますよ。それに比べて中国の教科書は嘘ばっかりですよ」ときっぱり言ってくれて、嬉しく思いました。

 また、中国人の教授(王曙光・拓殖大学教授)も出演してたんですが、「私は読んではいないが、中国人はあの教科書はみんなひどいと思ってる」と。そしたら、すかさず飯島愛が「先生、読んでから言おうよ」ってツッコミ入れてくれました。

 あの番組も始まった頃は「はあ?」と思うことが多かったんですが、最近少しはマシになってきたんでしょうか。こういう出演者に囲まれて番組をやってれば、太田光の歴史認識も良い方に変わってくれるかも……と淡い期待を抱いています。

 余談ですが、この王曙光教授つーのはトンデモな人ですね。
 今日も
「ザ・ワイド」にゲスト出演してましたが、昨日の日中外相会談に関してこんなやりとりがありました。

有田芳生
「このままでは政府間で話し合いにならないので、話し合いをする前提として、『暴力行為はやめろ』と中国政府が国民に言わないと」
王曙光
「ですが、
それは一部のやった行為。そういった人たちが日本に言いたいことがあったからやっただけ」
草野仁
「(苦笑して)ですが実際、被害が出てるんですから、そういう破壊行為をやった人は厳しく処罰するのが法治国家では?」
王曙光
「それはそうです。上海や瀋陽でも破壊行為をした人たちに対しては、当局は拘束するなり何らかの手を打ってるとは思う。今はまだ報道には出てきてないが」
草野仁
「が、外相会談では、処罰するという公式発言はなく、日本が悪いんだということしか言っていませんが?」
王曙光
「それは私も残念です。
誤解を生むような、不幸なこと

 誤解??不幸??なに言うてはりますのん??
 誤解を生むも何も、李外相は「中国政府はこれまで一度も日本国民に申し訳ないことをしたことはない」「今重要な問題は日本政府が台湾問題、人権問題、とくに歴史問題など一連の問題で中国人民の感情を傷つけることをしていることだ」って、はっきりと言ってましたけど?
 こちらには責任ないよ、日本政府が悪いんだよってことでしょ?
誤解の生まれる余地なんてありませんがな。
 こっち(日本)はストライクゾーンで、直球で受け取りましたよ?

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05/04/13(水)■読者K子様のメール

 くっくりさん、こんばんわ。
 昨日、
川崎市内で行われた、「北朝鮮の拉致問題を考えるシンポジウム」に参加してきました。
 定員300人。満席で立ち見の方もおられました。

 主催は産経新聞及びWEB産経で、
横田夫妻のほか、最初にスクープ記事を書いた産経新聞編集局長・阿部雅美氏も同席。

 横田父の挨拶と経過及び現状説明。こちらは、今までの話と大差ありませんで、30分ほどで横田早紀江さんのお話。
 早紀江さんは大変お疲れの様子でした。前日も県内で講演されていて、連夜の講演は負担だったと思います。
 最後の質疑応答の予定もお疲れということで、取り消されました。24日の日比谷での集会の前にまだ2回の講演が予定されているとのこと。

<曽我ひとみさんが帰国後に早紀江さんに話してくれたこと>
 めぐみさんと共にとらわれている招待所で、夜お布団を敷いている時のこと。
めぐみちゃんがひとみさんの足の傷に気づいて優しく聞いてくれたのがうれしくて、お母さんと共にさらわれた時のことを話した。めぐみちゃんも船の底に押し込まれて連れてこられたと話してくれた。二人で小さな声で日本の唱歌を見つからないように歌った。

<早紀江さんの話>
 日本国内で誘拐事件が起これば、どのように助け出し、犯人を捕まえるか警察も綿密な計画を練り、連日TV中継され、国民も早く解決をと見守るだろう。
同じ誘拐事件なのに、国家犯罪であると手がだせない。
 どんなに大事に育ててきた子供達であるか。400人以上の失踪者の中に必ず拉致被害者がいる。息を止めて助けを待っている子供達を親は必ず助け出さなければならない。
 
大事な日本の若者達が連れて行かれて、外国からもみられているこの日本が、こんな情けないことでいいのか!苦しんでいる人たちの犠牲が良い方向に行くように、皆様の力を24日の集会参加に寄せていただきたい。

<阿部局長の話>
 
新聞各紙は皆同じ報道ではない。国内で人々が拉致を知った時期が、余りにも違いがありすぎる。
 2年前に金正日が認めるまで、拉致は疑惑とされ、理解されず、本当なのかと疑われ続けてきた。認めていなかったら、今でも社会全体は疑っていたであろう。
 拉致には前兆があった。朝鮮戦争以後、密入国摘発だけで50件以上あったのに執行猶予付で国に帰っている。
こんなにスパイに優しい国は世界中他にない。
 北と親密な国会議員の先生達。
北のやりたい放題にさせた日本の社会全体が、拉致問題を引き起こすことに荷担していたと受け止めるべきである。
 マスコミの取り上げ方も反省すべき点が多々ある。
こんな国家主権・人権侵害は世界中にない。この問題は自分たちの問題であると受け止めてほしい。産経は今後も愚直に執拗に報道し続けていく。

 早紀江さんは、自分の命はいつ終わってもいいと書いておられました。欲しい物は何一つないけど、死ぬ前にもう一度めぐみちゃんに会いたい、と。
 
「娘に会いたい!」、ただそれだけのことが何故叶えられないのでしょうね。もし再びめぐみさんを取り戻せたら、「あなたにも苦しみがわかるでしょう」と、共に活動を続けさせるとも書いておられます。この強さに、ただただ感服します。

 録音していませんので、あまり詳しく伝えられませんでしたが、ご報告まで。

 何度か足を運んだ実感として、シンポジウムなどは拉致事件の経過報告が多く、家族達が風化させたくないとの思いで訴える事が主流です。
 今、政府の対応はどうなっていて、どうしようとしているのか。政府をどう動かしたら、事態が進展するのか?
動かすためには、国民にはどのような協力できる手段があるのか?身近に知ることができるのが、「国民大集会」だと思います。
 署名も重要、集会も大切。でも最も強力なのは、政府に向かって挙げる国民の直の声です。

 昨日、蓮池透さんの「奪還」を再読しました。
 
国民が家族を還せと求めるのは、「政治運動」ではなく、「国民運動」であります。まだまだ無理解が多い現社会ではありますが、普通の人が行動できる方法はたくさんあります。
 その一つが、
「国民大集会」への参加であり、報道やテキスト化で内容を読んで、知ってもらうことだと思います。
 産経の阿部さんが言われたように、
報道は全て同じではないので、見比べ、読み比べて、真実がどこに謳われてあるのか、見極めて欲しいと願います。

 本当に自分のできることは微々たることです。
 横田夫妻を支援したいと思ったのは、
1.同じ日本人 2.同じ子を持つ親 3.同じ市民
 日本人として怒りがある限り、声を閉ざさぬようにと思っています。

 どうか一人でも多くの方々の、「小泉首相の決断を求める国民大集会」への参加を切望します。
 
「あなたの家族だったら」・・・そう受け止めていただきたいと願います。

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05/04/13(水)■読者R子様のメール

 くっくりさん、こんにちわ。札幌のR子です。
 今ホットな中国ネタについての話です。

「官製運動ではあるまいね。反日デモの乱暴狼藉に遺憾表明もない中国政府に不信は募る。でも人口十二億人中、参加は数万人か。大局忘れまじ。」

 これは、4/11付北海道新聞夕刊1面の“直線曲線”欄の引用です。
 編集雑記か所感のようなもの、これくらいの短文2〜3つで、その欄を構成しています。産経抄や天声人語が短いひとり言になった、と言えば近いかもしれません。
 昨晩読んで、このオチに目を疑いました。
 
本気で書いたなら凄いですねぇ。その教育は静かに十二億人の人生の基礎に浸透していくのに。

 私は10年以上前から、里親制度による金銭的援助を続けています。
 専門の財団が人選や現地とのやり取りを行ってくれます。

 年1回の財団からの報告・本人からの手紙は義務化されていて、自分のお金がどう役立ったのか解るので、怪しげな募金よりそちらに投資することにしています。
 フィリピンの姉弟を経て、
現在の里子は中国中央部の女の子です。
 「アジアの女の子」の希望をふまえてマッチングされました。

 連日の反日デモ映像で生卵を投げるのを観て、出た感想は「その卵、ウチの里子に送ってよ〜〜っ」。
 今、かの国への援助に根本的な疑問を感じています。
 
里子に罪は無いけれど、もっと本当に困っている国に協力したい。
 ODAあれだけ貰っといて、一体何に使ってるんだ・・・(って、国民生活向上のためでないのは分かりきってるんですが)

 それに、
彼女だって同じ教育を受けてるわけです。北朝鮮の食糧援助と似た空しさですね。
 事態はそのうち沈静化するでしょうが、この悩みは残りそうです。
 もともと中国製品をなるべく避けてる(食糧は特に!)のですが、ますます隣国たちを醒めた目で見ることになりそうです。

 夫は
「工場なんか全部引き上げて、国内で雇用確保したらえぇ」と言っております。
 日本国内も安さ手軽さを追求しすぎたような気がします。

 余談ですが、
 友人が中国留学中の寮で夜中に中国語でケンカが始まり、あまりの騒々しさに大阪弁で(彼女は中国語は堪能なのですが、あえて)
「やかましい何時やと思てるねんあんたらエー加減にせんかい△※●」と一喝したらピタリと止んだそうです。
 
言い返したら黙りますよあの国(笑)

 ついでに北海道新聞ネタをもう1つ。
 同日付の朝刊には、
例のイラク人質事件を見直す記事もありました。
 当時怒りのFAXを新聞社に送ったという50歳会社員を仮名で取り上げ、
 「あのときなぜ怒ったのか思い出せない」
 「憤りは消えた」
 「今はむしろ命懸けで他人のために動いた彼らに敬意を表する」
 と言わしめてます。

 とどめが斎藤貴男なるジャーナリストのコメントで、自己責任論に疑問を呈する論調で
 「(批判者も)実は自由に行動できた彼らがうらやましかったという話」
 「女性や未成年者という弱者を見下したかったのでは」
 「(後に殺された)香田さんの家族はまず感謝を表明した。どうすれば世間に叩かれないか分かっていたからだ」
 ・・・とこれまた凄いことをおっしゃってます。

 ちょっと検索してみたらこの御仁、やはり強烈な反日系のようです。
 検索結果に「なんじゃコイツは」的HPやブログがいくつも揚がったのが救いですが。

 
ジャーナリズムって何なんでしょうね。
 道新は、地元情報を仕入れるためだけに購読しているようなものです。
 読んでて正直、ときどき気分悪くなることはあります。

 幸い産経も取ってますし、
その昔伯父に「新聞は2紙読め」(=比較して考察力を作っていけ)と言われたようにしていくのが、一般市民のできる対抗策かな、とも思っています。

 上記2記事、コラムや単発特集なのでWeb版には載っていません。

 ネットを見ていて、くっくりさんの味方は確実に増えてると実感できます。
 これからもHP=貴重な勉強の場を応援していきたいです。
 (あっでも、呉々もご無理のないようになさってくださいね)
 すっかり長くなってしまい失礼しました。ではでは。

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05/04/13(水)■読者S子様のメール

 私は以前派遣質問箱や、派遣体験談でお世話になったS子ともうします。
 
今は夫の転勤に伴い、台北に住んでいます。
 このたびの反日運動には、本当に心を痛めています。くっくりさんのぼやきは、私のぼやきと同じです。

 今回思い切って、メール差し上げたのは、台湾の人々は殆ど親日的である、ということをお伝えしたかったからです。
 台湾人のメル友(20代男性)によると、
台湾人は合理的で、あまり過去のことにこだわらないので、日本のことも大好きなんだそうです。

 中国の、日本製品不買運動、けっこうでしょう。どんどんやってください。
 そうなると、日本企業が倒産するとお考えでしょうが、
その前に多くの工場労働者が職を失い、中国経済が行き詰ると思うのですが。
 やることが卑怯な国、と私は印象を持ちました。
 
むしろ中国シンパだった私、なのに。

 ではまたお便りします。

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05/04/04(月)■読者石井様のメール

 くっくり様へ 石井です。
 昨日の「ぼやき」から

>「宮永事件」という前例を参考にすると、おそらく今回も窃盗罪に問われるだけで、刑期も懲役1年程度……なんでしょうねぇ。納得いかん!

 それでは、関連法規を見てみましょう。

「自衛隊法」
第百二十二条
 防衛秘密を取り扱うことを業務とする者がその業務により知得した防衛秘密を漏らしたときは、五年以下の懲役に処する。防衛秘密を取り扱うことを業務としなくなつた後においても、同様とする。
2  前項の未遂罪は、罰する。
3  過失により、第一項の罪を犯した者は、
一年以下の禁錮又は三万円以下の罰金に処する。
4 5 6 (略)

「刑法」
(窃盗)
第二百三十五条
 他人の財物を窃取した者は、
窃盗の罪とし、十年以下の懲役に処する。

 なんと、自衛隊法での秘密漏洩罪より刑法の窃盗罪のほうが罪が重いのです。
 
「宮永事件」の際に窃盗罪で起訴したのは、その方が重い刑罰になるとの判断だったのかもしれません。

>実は昭和60年代にもスパイ防止法を作る動きはあったそうです。が、その時は潰されてしまいました。

 日本国家のみを「悪」とする反対勢力は論外ですが、この時「国家機密を守るためなら、マスコミなど民間人を規制する法律ではなく、公務員法の改正が先ではないか」との考えで反対していた人もいました。この少数意見はもっと真剣に検討されて欲しかったと思います。

 ちなみに「国家公務員法」では、

第百条  職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。

 となっており、違反者は「一年以下の懲役又は三万円以下の罰金」です。これまた軽すぎると考える人が多いのではないでしょうか。
 
 安全保障上の情報から住民の個人情報に至るまで、役所の扱う情報は莫大ですから、公務員の秘密保全意識を向上させることが重要ですし、それで国益に関わる情報の大半は守れるはずです。
 
そのための罰則強化は早急に検討すべきでしょうし、それこそ官公庁への信頼回復にもなるのではないでしょうか。

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