過去ぼやき2004年4月分(前半)
国旗国歌で教師処分で朝日と読売と産経が・価格の総額表示スタート・山崎拓と平沢議員が北と会談・スタッフサービス告発される・テコンドー岡本五輪行ける!・ケーブルで銀英伝スタート・福岡地裁で靖国参拝違憲判断・あとは延々「イラク人質事件」
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| 4月15日(木)何はともあれ祝・解放!(またまた長文すんません) |
■日本人3人、バグダッドで無事解放 日本大使館に移る
午後9時少し前に飛び込んできたニュース。3人の人質が解放されました。
何はともあれ無事で良かったです。映像を見ましたが、全員意外と元気そうですね。
高遠さんと郡山さんは「懲りた」ような表情を見せてたけど、今井くんは……うーん、「まだまだやりまっせ」という顔つきでしたな(勝手な私見(^_^;)。
事件の経緯など、ぼちぼちでいいから、ちゃんと話してほしいです。
しかし、自分たちが日本でこれほど批判されているとは夢にも思ってないでしょうなあ。それ思うとちょっと気の毒な気もしますが。郡山さんのお母さん、いい人ですね。他の2人と違って「普通のお母さん」という感じがする。
郡山さんのお母さんの笑顔見て、改めて「良かったなあ」と、こちらもニッコリしてしまいました(^_^;。
「今後は日本社会の貢献のためにがんばってほしいと思う」と、泣き崩れた今井さんのお父さんは懲りた様子。もう息子をイラクへはやらないだろう……少なくとも治安が良くなるまでは。
高遠さんの弟さんは、怒り口調で「(姉には)謝れって言いたい!」と。少し間を空けて、「お前を待っていたイラクの子供たちに謝れ!って」……。おいおい、まず先に謝るべき人たちが山ほどいるでしょ(-.-#)。今後、高遠&今井ご家族はどうするんでしょうね。新たに拘束されたらしき2人の問題もあるし、今後もやはり「自衛隊撤退」を政府に求めて運動するんかしら。
あ、その前に田中真紀子の長女にならって、文春やら新潮やら産経やらを提訴するんかしら(^_^;。その他小ネタ(?)
・解放のニュースを伝える某新聞社のWEB記事に、3人の自宅住所が番地まで思い切り載ってるんですが、これっていいの?(^_^;
・夫が今井くんの顔を見て一言。「オウム信者の白い服が似合いそうな奴やなあ」……。すんません、悪意はないんです<(_ _)>。
■犯行グループ、またしても左翼の主張そのものの声明
前項のリンク先より引用。<交渉を仲介した同委のムハンマド・ファイジ師は解放後、記者会見し、人質だった3人が「サラヤ・ムジャヒディン・アンバル(アンバル州の聖戦士軍団)」という署名がある武装グループの声明文をそれぞれ受け取っていたことを明らかにした。
声明は、人質事件が明らかになった後、日本人が自衛隊の撤退を求め、デモを行ったことを称賛し、この日本人の態度を見て「解放を決断した」と主張。引き続き撤退の実現に向け、日本政府に圧力をかけるよう求める、などと書かれているという。>自作自演説、まだまだ消えそうにない?(^_^;
■「モスクで解放」「声明文以外に要求なし」外相が会見
川口外相の会見、よかった!(^o^)
まず事実関係の報告、解放された3人と家族へのお祝いの言葉、協力してくれた国内外の方々へのお礼の言葉、犯行グループへの怒り……ここまでは普通。
が、次にこう来た!
「再三にわたる渡航自粛の勧告にも関わらず、今回のような事件が発生したことは非常に遺憾。今後はどのような事情があっても、イラクへの渡航は絶対に控えていただきたい。海外に渡航される邦人は、自己責任に基づきご自身の安全を確保されるようお願いします」
細かい言い回しは違ってると思うけど、だいたいこんな感じでした。
これは明らかに3人や家族に対する牽制の言葉と見た(^_^;。
川口外相と言えば、官僚的で頼りない印象の人で、政治評論家の三宅久之さんには「ポン子」(意味不明だけど良い意味で使ってないのは確か(^_^;)とまで言われてたんですが……はっきり言って、私、川口さんが外相になって初めて「ええぞ!川口さん!」と思いましたわ。
ちょっと気が早いけど、「自己責任」、この言葉を今年の流行語大賞にしてほしい。
ちなみに、報道ステーション、NEWS23はなぜか川口外相のこの部分の発言は伝えませんでした。フジのニュースでは、アナウンサーが「川口大臣が会見の中でこう言っていたが」という形で紹介。日テレのニュースは見てないんでわからん。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
↓以下、3人の解放が報道される前にぼちぼち書いてた内容なので、変な箇所あっても見逃してね(^_^;↓
■新たに2邦人拉致の情報 バグダッド郊外 帰宅せず連絡途絶
このお2人はアホですか?
3人の人質事件を知っていて、何故……。
「反戦活動」と「自分の命+家族や知人や国民にかける心配+救出費用+日本経済への影響」とを秤に掛けたらどっちが重いか?ってちょっと考えたらわかりそうなもんだけど。その上で反戦活動を選んだというんでしょうか。
安田純平氏の「人間の盾団」の時の模様を見てると、そんな覚悟があったとも思えないんですけど。<そりゃ楽しいよ。楽しくてたまらんね。ジャーナリストとして登録している人たちはほとんど立ち入ることの許されないバグダッド南方ドーラ戦線で、毎日、こんなことやってたんだからさッ。>
……(´ヘ`;)ハァ。
渡辺修孝氏は、市民団体「米兵・自衛官人権ホットライン」のメンバー。
団体名に「人権」とあっても、米兵や自衛官の味方ってわけではありません。
何せスローガンが「殺すな!殺されるな!殺させるな!良心的軍務拒否のために!」……これまた反戦団体ってことで。詳細はサイトを。で、上記の産経の記事では「イラクで取材中のビデオジャーナリストで非政府組織(NGO)関係者の田保寿一さんは14日、バグダッド郊外で「日本人2人が拉致された」との情報がイラクの友人から電子メールで届いたことを明らかにした」ってことなんですが、朝日の記事ではどうなってるかと言うと、
邦人記者ら2人、バグダッド近郊で拉致の情報
「現地の通訳から電子メールで連絡を受けた日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA・東京都杉並区、広河隆一代表)が詳しい情報の収集を進めている」。出ました、「広河隆一」。この方については、クライン孝子さんの日記が詳しいです。
お金に対して大ざっぱなんだとしたら、「良い行いをするためなんだから、集まった資金は好きなように使って当然」という驕りみたいなものがあるから?こっちは毎日の記事。
<イラク>日本人2人がまた拘束の情報 外務省など確認急ぐ
「タクシー運転手とガイドは『2人は中国人だ』ととっさにうそをついたが、2人の持っていたパスポートから日本人と分かり、連れ去られたという」とのこと。
最近イラクでは「拉致ビジネス」が横行しているそうです。
今のところ外務省もNGOも、タクシー運転手やガイドとは連絡が取れてないようなんですが、彼らが金に目が眩んで、2人を武装グループに売ったという可能性もなきにしもあらず。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■イタリア人人質1人殺害される アルジャジーラ報道
個人的には、日本人3人を誘拐したのとは別グループのような(ぶっちゃけ模倣犯みたいな)気がしてならないんですが。
逆に同じグループだとしたら、「人質を殺害したよ」という知らせがないのは、日本人3人は生きてる証拠ってことで。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■イラク日本人人質 家族、外国特派員協会で会見 救出訴え
新たに2人拘束か?のニュースで、ちょっと目立たなくなっちゃった3人のご家族。
この会見、私はちゃんと見てないんですが(家族が出てきたらチャンネル替える癖が(^_^;)、「ご家族は特定の政党に入っているか?」みたいな厳しい質問もあったそう。家族らは、そういった厳しい質問にはちゃんと答えなかったようですが。
この会見のテキスト発見しました。めっちゃ細かい。忠実に起こしてらっしゃる。まめな人もいるもんですなあ。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■週刊新潮 http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
(各項目の2行目はこっちでつけた注釈です)「人質報道」に隠された「本当の話」
◆「共産党一家」が育てた「劣化ウラン弾」高校生
早稲田大学の一芸受験に落ちた直後にNGO設立。マスコミにも取り上げられ舞い上がってた。革マルの主張(酒鬼薔薇聖斗はA君ではない)にも同調◆「12歳で煙草、15歳で大麻」高遠さんの凄まじい半生
大半は本人の自伝からの引用。お家は資産家、妹さんは専業主婦、弟さんは青年会議所の専務理事◆「子持ち・離婚」でも戦場カメラマンを選んだ郡山さん
タイトルこんなですが、他の2人に比べたら非常に好意的な記事です。母子家庭で育ち、自衛隊を辞めた後、カメラマンの仕事も芽が出なかった苦労人◆「官邸」にまで達していた「自作自演」情報
家族の周りには共産党系の人間が張り付いていた。2月の女子高生署名騒動も仕掛け人は民生。もっとも政府も今は自作自演はないと考えている◆「小泉首相」を激怒させた人質家族の「不遜な態度」
首相、外務省を敵視。家族や市民団体は報道陣にまで署名を強制。市民団体は自衛隊派遣反対を世間にアピールしてるのがミエミエ◆「仲間」に対してだけお詫びをした「異様な家族声明文」
政府に対して一切感謝とお詫びの言葉なし。「引き続き自衛隊撤退を求める」は犯人グループの主張と同じ。川口外相の犯人向けメッセージにも苦情。◆「福田官房長官」と「安倍幹事長」水面下のバトル
すっかり男をあげた福田くんは、事件を一人で取り仕切り、意欲満々。拉致問題の安倍幹事長と存在感を巡って一進一退◆「自衛隊撤退」に賛成した「小沢一郎」
自衛隊撤退を求める一部民主党議員を裏で操った疑惑。このタイミングで主張すべきことか?◆お涙頂戴で早くも馬脚「古舘伊知郎」の平和ボケ
(後述します)◆自己責任だから「家族負担」との声も出た「救出費用」
山岳遭難では費用は当事者に請求されるが、この場合は?(後述します)新潮、久しぶりに買いました。が、これまでにすでにネット上で出てる話も多いです。
詳しい内容については、巨大掲示板で小出しにされてます。それらを探して見ましょう。
とりあえずYahoo!の方にいくつかリンク貼っておきます(丸投げ〜(^_^;)。「劣化ウラン弾」今井紀明くんについて ●●週刊新潮の記事●● >教えてくださいー週刊新潮の中身
3人の事件が解決したとはいえ新たな2人の件が心配される今の段階でお金の話はどうか?とも思うんですが、「救出費用」についての記述、引用しておきます。
<損害賠償問題に詳しい弁護士によれば、「国はあれだけ勧告を出してきたのですから、法的な責任はありません。
(中略)納税者の立場からも納得できないでしょう。今かかっている費用は暫定的に払っているだけで、あとから請求することは理論構成としてはおかしくありません><外交評論家の加瀬英明氏もいう。
「確かに今回のケースで税金を払うのはおかしい。外務省の勧告にもかかわらず、危険を顧みずイラクへ行ったのは、冬山に水着で登るようなもの。それを国民の税金で賄うのは変です。それに、こんなケースで両親が出てきて、子供の生命のために、自衛隊撤退という国家の意志を曲げさせるよう要求することなど、外国では考えられません。甘えの構造そのものです。3人とも功名心で行ったのですから、きっちり自分たちが費用を負担すべきです」>
■お涙頂戴で早くも馬脚「古舘伊知郎」の平和ボケ
これについては私もかねがね疑問に思っていました。
古舘の連日の「カメラ目線で主張絶叫」は台本通りなのか、それとも個人的発言なのか。
ご家族が出演した9日の番組終了後のことを番組関係者が証言してました。<番組終了後の反省会で、家族の意見に同調するだけではお茶の間の意見と変わらない、報道する側の態度としてはやりすぎじゃないかと古舘批判が飛び出したが、彼は、自分に求められているのはまさにお茶の間の声の代表なんだと開き直り、逆にムッとしていた。番組には当然、台本があります。とりわけこういう分野では彼に知識の蓄積がない分、質問事項や進行について細かく準備していました。が、今回彼はそれをハナから無視し、かつての絶叫型キャスターに戻ったかのように暴走してしまったのです>
つまり台本通りではなくて、個人的発言であったと。ただ、「今回」とあるので、それ以降は彼も反省して多少なりとも台本にそった形で進めている可能性もあるけど。
■新潮の記事に対する反論も見ておきましょう
http://www.creative.co.jp/top/main1285.html
<新潮社には、あなたたちの存在を好ましいと思っている人たちがいつまでも権力者であり続けるとは限らないとだけ言っておこう。>
ま、共産党や社民党が政権とったら言論統制しそうではありますね(^_^;。そうなったら新潮も文春も出版禁止になるかな。
■帝京大教授・高山正之氏による「変見自在」
新潮のイラク人質事件関連特集よりも感心したのは、実はこの連載コラムだったりします。
イラクのファルージャで、米民間人の乗った車が襲われ、全員が殺された事件がありましたよね。
そう、イラク人が遺体を引きずり回し、切り刻み、鉄橋に遺体をロープで吊したという、あの陰惨な事件です。
それについての記述。<米紙はこの衝撃の写真をためらいなく掲載した。(中略)
NYタイムズは掲載理由を「遺体の尊厳を傷つける行為と民衆の歓喜にある」(朝日新聞)と語る。
イラクがフセインの専制から解放されたとき、彼らは満面笑顔で博物館や病院を掠奪して歩いた。
復興の手助けに日本がやってくれば地主は一億円の地代を要求してくる。
混乱に乗じてシーアもスンニも政権奪取に目の色を変え、民衆は何でもいいから金目のものを漁る。
そういうイラクの現実をこの一枚の写真が語り尽くしているとNYタイムズは言いたいのだろう。
しかし日本のメディアは何の思想もなく「残酷だから、遺体だから」でボツ。イラク人は「善良で可哀想な民」のまま残った。
それを信じて青い日本人が善意を押し付けに行って人質に取られたりする。
それは小泉首相の責任とかではない。醜い世界を正しく伝えてこなかった新聞の責任ですよ。>「話せばわかる」「笑顔と愛で絶対に平和は来る」「丸腰でいるから死なないんだ」なんて考え方は世界では通用しません。
そんなのが通用するなら、戦争なんか起こらないし、中国や韓国との歴史問題も速攻解決しますわ。誰も苦労せえへんっちゅーねん。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■週刊文春 http://www.bunshun.co.jp/mag/shukanbunshun/index.htm
総力取材/イラク3邦人 人質事件
日本政府極秘交渉ルートをスッパ抜く
●ストックホルムで繰り広げられた身代金をめぐる暗闇
●実行犯グループの黒幕は南部にいる
●外国人誘拐のための特殊部隊
●小泉首相事件当夜「仏料理にワインがぶ飲み」
●被害者家族に「ちょっと違和感」の声
「運まかせ人質3人組」生い立ちと家庭環境
◎高校生ライターと平和運動◎資産家令嬢ボランティア◎元自衛隊カメラマンすんません。こっちは読んでません。記事内容知りたい方は、巨大掲示板なんかで探してみて下さい。
ざっと見たところ、3人(2人?)への批判は似たような感じだけど、違う箇所はこのあたりか。
「身代金を要求されて日本政府は払おうとしたがアメリカがだめだと横槍をいれた」と身代金に言及。
人にもよるんでしょうが、「新潮より文春の方が読み応えがあった」という意見も。
「イラクの事情について外国のいくつかの情報ルートとかで新潮とはまったく別の視点から切り出していた」というのも。
あと、新潮は「北朝鮮拉致家族とイラク拉致家族の差」に言及していたが、文春はそれがなかったと。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■早野透「ポリティカにっぽん」より「自衛隊撤退を願う声も聞け」
<どうして単身で武器も持たずに危ないところに行くんですか、とその女子学生は高遠さんに尋ねた。高遠さんはこう答えた。
「団体で行くと現地の人にとけ込めない。武器を持てば壁ができる。笑顔と愛で絶対に平和は来る」 >
<「軍隊、戦争はときに必要悪だ。それは0・01%だとしても」と村上さん。しかし高遠さんは「それは0・01%のあきらめに過ぎない」と言葉を返した>あのさぁ、あなたさぁ……。上に載せた週刊新潮の帝京大教授・高山正之氏によるコラム「変見自在」を参照のこと。
<テレビをみると、危機管理や安保の専門家なる人たちが出てきて「テロに屈して自衛隊を撤退することはしないと民主党が言ったのはりっぱだった。これなら政権をもたせていい」などと褒めそやしている。民主党はそれをただうれしがっていたらいけないのではないか>
「危機管理や安保の専門家」というのは佐々淳行さんです。
<テロに屈してはいけないとの一線はあるにせよ、いまこそ自衛隊は撤退せよ、真剣に検討せよと言うべきときなのではないか>
よっしゃ、仮にあなたの言うとおり、「テロに屈したのでなく政策を変更して自衛隊を撤退する」としましょう。
ほんでね、小泉くんが「これはテロに屈したのではなく、あくまで日本の基本政策の変更です」と会見したとしよう。
でも世界はそう見ませんよ。「やはり日本はテロに屈したか」と鼻で笑われて終わりです。
いや、鼻で笑われて終わりならまだいい。テロリストをますます増長させることになるのよ。
何でこんな簡単な理屈がわからんのか。事象を点でなく線でとらえてくれんか。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■今日の「ワイド!スクランブル」で
福田官房長官の今朝の会見、御覧になりましたか。
「(イラクに)行かれる人は、自分の責任で行くということなのかもしれないが、どれだけの人に迷惑がかかるかということもある程度考えてもらいたい」
「事情がわかっているはずなので、もう少し常識的な判断をしてほしい」
至極当たり前の発言ですよね。
なのに、なのに!
大和田獏曰く、「福田さんのおっしゃるのは正論なんですが、正論とは人を傷つけるもので……」
(´ヘ`;)ハァ?
これまた大和田獏曰く、「政府の人の口から『迷惑だ』という言葉が出るのは寂しい」
(´ヘ`;)ハァ?
あのね、誰も「迷惑だ」なんてわざわざ言いたくないのよ。言わなわからんアホがおるから言うとるんやないか!(-.-#)
■今日の「ザ・ワイド」で
どこかの教授が言ってました。
「福田官房長官は『常識で判断しろ』と言ってたが、これはどうか。世界によって常識は違う。日本政府が各国の情勢を情報をとってストックしておき、国民に知らせなければ……」
アホですか?
世界によって常識違う?それは確かにそうですよ。たとえば日本人は危機管理意識が薄いけども、それは世界の常識ではありません。
けどね、この場合の「常識」は違うでしょ。外務省はこれまでに10何回も退避勧告出してるし、だいたい今のイラクがどの程度危険かどうかなんて、小学生でもわかるっちゅーねん。
どこの国の人でもね、「武装グループが次々に外国人を誘拐してる」となれば、「近寄っては危ない」と思うでしょ。世界共通の常識でしょ。
だから拘束された日本人たちは、「判断能力のない平和ボケ」か、「覚悟してあえて行った」かのどっちかなのよ。
日本政府に責任を押し付ける方がおかしい!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■今日の産経抄
東京版と大阪版で中身が違ってます。理由は、批判対象の他紙も東京版と大阪版で内容が違っているから(^_^;。
こういうことって珍しいですよね。
違っているのは最後の段落です。東京版:
<陛下、よくぞおっしゃって下さいました。念のため新聞各紙を調べると朝日、読売は十三日夕刊にご発言のすべてを、毎日はなぜか自衛隊イラク派遣の部分を削ってのせている。いずれにせよ、小欄が感動したというのはそう言い過ぎではない>
大阪版:
<陛下、よくぞおっしゃって下さいました。念のため新聞各紙を調べると読売は十三日夕刊に、毎日は十四日朝刊にご発言のすべてを、朝日はなぜか自衛隊イラク派遣の部分を削ってのせている。いずれにせよ、小欄が感動したというのはそう言い過ぎではない>産経抄(朝刊紙面)を見た時、「朝日はなぜか自衛隊イラク派遣の部分を削ってのせている」というよりも「朝日はやはり自衛隊イラク派遣の部分を削ってのせている」という気がしたのですが、東京では朝日じゃなく毎日が削ってたんですね。
どっちにしても朝日か毎日なんだなと納得はしたけど(^_^;。
■【声明】天皇明仁の派兵支持発言を糾弾する
小泉くんに責任押し付ける人もどうかと思うが、天皇陛下に責任押し付ける人はもっとどうかと思う。
で、この声明を載せていたHPなんですが、いちおう家族を支援する立場らしい。
本当に3人と家族を支援したいなら、こういう声明は載せない方がええんちゃうかと……。何やかんや言っても、大多数の日本国民は天皇制を是としてるんだから。
余談ですが、「北朝鮮の拉致被害者に関するものみっけ!」……と思って中見たら、何のこたあない。在日コリアン擁護してるだけやん。拉致被害者のことなんか全然思ってないやん(-.-#)。
「左翼はイラク人質には優しいが、北朝鮮拉致被害者には冷たい」、これもう定説ですね。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■読者様からのメール〜石井様
<初めまして、半年ほど前より「ぼやきくっくり」を愛読している者です。
最近の話題になっている「イラク人質事件」ですが、10日(土)に朝日新聞に勤める友人に会ったとき、「朝日新聞内でも『事件は自作自演ではないか』と見る人が少なくない」と話を聞きました。
あくまでも土曜昼での段階であり、現時点でどうなっているかは不明ですが、朝日でも(朝日だからこそ?)このように考えている人が少なくないことは興味深いことです。
ただし、それが記事には反映されないのが不思議ですし、そのことこそマスコミの病理に関わる深刻な問題なのかも知れません。
追記:
イラク戦争を大幅に上回る、50〜100万人の死者を出したルワンダ内戦から10年になります。これまで日本のマスコミは左右を問わず、どの程度報道してきたのでしょうか?市民団体はどの程度救いの手を伸ばしたのでしょうか?>
アメリカが関わらない戦争には無関心、では困ります。朝日新聞と言えば、実は自社の報道姿勢に疑問を感じてる社員さん方(主に若い方々)が少なからずいるという話を、私も聞いたことがあります。
今後、世代交代を重ねるうちに、朝日の論調も少しは変わっていくのでしょうか。
「アメリカが関わらない戦争には無関心」、まさに日本の市民団体の本質を付いていると思います。最後に石井さんのHPを紹介させていただきます。
「硫黄島探訪」http://www.iwojima.jp/
硫黄島は普通の人はなかなか行くことができないそうですので、大変貴重なHPだと思います。
■読者様からのメール〜A子様<初めてメールいたします。
世の中の事象をわかりやすく解説してくださるので、毎日、拝見しています。
今回の人質事件で、ご家族の対応等に疑問を抱きましたが、最初ニュースやワイドショーでの伝え方がそうではなく、(一部は今でも)私が間違っているのかと思っていました。
しかし、インターネットでおおぜいの方が私と同じように感じられたとわかり、安心しました。インターネットに感謝です。
テレビは画面から、その人の背景や思想を正直に伝えてくれます。
・まず、今井さん母の「政府と戦う」に、ハア?と思いました。私とほとんど同年齢と思いますが、普通の主婦の口から出る言葉ではありません。
・始めて会った被害者家族同士が短時間で話し合い、文章を作り、印刷して「被害者を帰して」ではなく、「自衛隊撤退」の紙を記者会見で示したのは変。
・発覚と同時にテレビ局回り。裏でコーディネイトしている人がいるのでは、と、素人の私でも思った。
・全国での署名運動も手際よすぎ。当地でも行っていましたが「被害者を救って」ではなく「自衛隊撤退」なのは、なぜ?そして、あんなに早く届けるとは、神業。渡すときに高遠さん妹が「国民の総意です」みたいなことを言っていたのは、不遜。
・高遠さん母「若い二人が誤解されて・・・」 若い?30過ぎでしょ?そして、誤解ではないと思います。
・「総理に会って、《意見交換》したい」のだそうです。何様?
・アルジャジーラテレビで高遠さん弟が「政府が人を殺して、日本国民の一人としてお詫びします」みたいなことを言ったというのは、本当ですか?そうであれば、問題だと思いますが。
・人にお願いするのであれば、まず、服装から。Tシャツにネックレスは非常識と思います。
もちろん、無事に帰ってきてほしいですし、誹謗中傷は論外だと思います。ですが、あまりに不信感を感じてしまい、言わずにはおれない。
これ以上メディアに出ず、勝手な行動をせず、信じて静かに待っていてほしい。出れば出るほど、あらゆる意味で、墓穴を掘ることになると思います。
そして、自衛隊の方や留守家族の方に思いをはせてほしい。
それから、山本監督と石坂啓には以前からあきれていましたが、昨日山本監督がワイスクで棄て台詞のように「小泉さんは冷たい」と言ったのは、自国の総理に対して失礼だと思いました。(大和田獏もダメ)
その言葉を引き取るようにして、ザ・ワイドで草野さんが「小泉さんが冷たいのではなくて・・・」と言ったのは、傑作でした。(ちなみに、草野さんは私の高校の先輩です。ちょっと自慢・・・)
知らない人にこんなに怒ったのは久しぶりで、聞いていただきたくて、失礼とは存じましたがメールいたしました。
ぼやきくっくり楽しみにしていますので、今後も宜しくお願いします。>私も「重箱の隅つつきたくなっちゃう」タイプですが、A子さんも私に負けず劣らずそういうタイプの方?(ほめてるんですよ(^_^;)
私はさすがに服装のことまでは考えませんでした。言われてみればおっしゃるとおりです。目は口ほどに物を言うが、服装も物を言う。
「出れば出るほど、あらゆる意味で、墓穴を掘ることになると思います」、これは本当にそう思います。家族が映るとチャンネル替えたくなるのは私だけではないでしょう。そう言えば、新たに拘束されたと伝えられるお2人のご家族はまだほとんどメディアに出てこられていませんね。
高遠さん・今井さんご家族への批判などを鑑みて、自重されているのかも?まだ拘束されたと確定したわけではないというのもあるんでしょうが。
渡辺さんのお父さんが自宅でインタビューに答えておられるのは見ました。笑顔を交えて息子さんのことを話すなど、かなり冷静な様子に見えました(まだ実感ないからかもしれませんが)。
昨日は私も「ザ・ワイド」見ていたのですが、草野さんの言葉は聞き漏らしていました。教えて下さってありがとうございます。
ご家族に無批判で感情的なワイドショーがほとんどの中、この番組は冷静に公平に伝えようという姿勢が見られて、良いと思います。正直なところ、私は「ワイスク」やら「スパモニ」やらを見ている主婦の皆さんは、どうお感じなんだろうな?といつも不安になるんですよ。
山本監督とか石坂啓とか左寄りだったり、感情だけでしか物を言わないコメンテーターは多いですが、こういった人たちの発言を聞いて、皆さん、どうお感じなんだろう?って。
私も主婦ですが、普通に見てて明らかに「この人たちおかしいぞ」って思う発言があっても、世間一般の主婦皆さんは「そうよね〜」って同調しちゃってるんかしら?って。
私の見方がひねくれてるんかもしれんけど、「おい、番組スタッフ!あんたら主婦をなめてへんか?主婦なんてお涙頂戴で騙せるわ〜って思ってへんか?」ってね。
どうですか、主婦皆さん!(^^ゞ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■「イラク日本人人質事件・被害者自作自演説疑惑」の「根拠」を検証するページ
こういうページもできてます。
家族や支援者たち(市民団体)については言及を避けるなど、ちょっと恣意的な感じです。
A10で「ただの個人的意見。論評にも値しない」と切って捨ててるけど、このページ全体がこの人の(この人たちの)「ただの個人的意見」という気がせんでもない(^_^;。
政府とNGOで二元外交状態になってることに関しても、「日本政府が信用できないから、自分たちで行動しているだけ」と正当化してるし……。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ここからイラク人質関連以外のニュースっす。
ほんとはもっとじっくり書きたかったんですが、体力限界〜(T^T)。■「愛する家族信じて待つ」 曽我ひとみさんが会見
「私たち拉致被害者は何も悪いことはしていません。なのになぜこんなに長い間離ればなれにならないといけないのか」
蓮池さん、地村さんと違って、ひとみさんは旦那様とも離ればなれ状態なんですから、辛さもひとしおだと思います。
拉致被害者&ご家族皆さんって非常に謙虚な方ばかりですよね。今回のイラク人質事件のご家族の厚かましい言動を見て、どう思われてるんだろう?■原告団控訴せずと決定、判決確定へ 靖国神社参拝福岡訴訟
また新潮ネタですみません。
・やっぱりヘンだよ「靖国参拝」蛇足判決/横浜地裁判事 井上 薫
現役裁判官の井上氏が「この訴訟で憲法判断をすること自体が違法である」と指摘しています。
<主文に影響を及ぼさない憲法問題を理由欄にあえて書くのは「蛇足」というほかはない。主文欄に主文以外のことを書いたら間違いだし、当事者の住所欄に住所以外のことを書いたら間違い。それと同じく、理由欄に理由以外のことを書くのは、厳密にいえば間違いであるばかりではなく違法なのである>
詳細は買って読んで下さい。あと読売にも記事が。
「靖国判決」を判事が批判、週刊新潮で「蛇足、越権」■陸自久留米駐屯地に男が車で侵入、隊員はねられ3人死傷
すんません。昨日のニュースっす。
これがもし、死んだのが犯人の男(民間人)だったら、朝日や毎日はもう大はしゃぎで自衛隊批判をするんでしょうなあ。
下手したらイラク人質事件に関連づけて持っていくかもしれません。
亡くなった隊員の方には心からお悔やみ申し上げます。
| 4月14日(水)追加版:北朝鮮拉致問題 |
■申し訳ありません
すんません。私としたことが、拉致問題について載せるの忘れました(近鉄最下位のニュースは忘れなかったのに……)。
大したコメントはつけてないんですが、取り急ぎ追加します。■拉致問題こう着に会見で憤り
イラク人質事件のおかげですっかり目立たないシチュエーションに……(T^T)。
帰国からもう1年半ですよ。早いものです。
愛する家族と1年半も会えない。いや、他の方々は20数年間も会えてないんですよ。この恐ろしい現実。皆さん、忘れないで。■拉致被害者家族、首相に面会要請へ
イラク事件と違って、こっちは助けてくれる市民団体も少ないですしね。
たまに出てきたと思ったら、「レインボーブリッヂ」の小坂みたいな、ビジネスのことで頭いっぱいのおっさんとかだし。
首相が会うならイラク人質の家族より、北朝鮮拉致被害者家族が先でしょう。■地村保さん 自民幹事長らに14万人署名簿提出
イラク事件と違って、こっちはさほどの組織力はありません。
ですが、「運動のための運動」でなく、純粋に拉致被害者を救い出したい、残る家族を帰国させたい、そういった国民の気持ちが込められています。■鳥取県片山知事定例記者会見より
<「私は、救出という面では、今の3人の方もぜひ救出してもらわなきゃいけませんけど、次元で言うと北朝鮮に拉致されて、まだ帰ってきてない人がいますよね。鳥取県にも拉致の可能性が極めて高い人いますけど、そういう方々の救出の方が優先順位では高いのではないかと思います。その人たちは全く自己責任と関係なく拉致されてるわけです」>
……片山知事、よう言うた!(T^T)■拉致の真実劇画で 「漫画アクション」で20日から連載
昨日の産経夕刊だったか、原稿の一部が掲載されてました。かなりご本人たちに似てました。
女性はちょっと手に取りにくい雑誌っぽいけど、がんばって立ち読みします(買えって!)。
| 4月14日(水)今日も人質事件〜長くてすんません<(_ _)> |
■春の珍事?
イラク日本人人質事件発生以降、このページのアクセス数がすごいです。普段の2倍前後。
トップページのアクセス数を4〜500人も上回ってるんですから、尋常ではありません。
皆さん、それだけイラク人質事件に関心がおありなんでしょうね。■そんでもって……
私個人宛に寄せられるこの事件関連のメールもぐぐんと増えました。皆さんの関心の高さが伺えます。
意外だったのは、私への批判がこれまでのところ1通もないことです。
いつも言いたいこと言ってますが、今回は特にきつめに言ってるのに、それでも批判がない。不思議!(とか言ったら親切な方がご批判メールくれるかもしんない(^^ゞ)。
だけど、うちの母(ノンポリで思想的に真っ白)の話なんか聞いてると、ああ、そういうもんかもしれないな〜という気もします。
うちの母曰く、「高遠さんの……弟さんと妹さんやったっけ?あの傲慢な態度はちょっとなあ。政府の人らも一生懸命がんばってるやろうに、最初からあんな喧嘩腰ではなあ。お母さん泣いてはってちょっと可哀相やったけど、あれじゃあ世間様に『何やこの子らは!』って思われても仕方ないわなあ」……。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■よけいなことする人たち・その1〜市民団体「ピースボート」の吉岡達也
ピースボートが解放訴え アルジャジーラに出演。<吉岡さんは多くの日本人が自衛隊のイラク派遣に反対していると説明。イラクの人々と連帯して日本政府を説得したいと表明し、そのためにも人質解放が必要だと訴えた。>
日本政府は今後も方針を変えることはないでしょう。なのに、「方針を変えさせる」という前提で人質解放させるなんて、んな無茶な。
「嘘つき!人質を解放したのに自衛隊は撤退しないじゃないか!」とテロリストは激怒、さらに多数の日本人がテロに巻き込まれる……そうなったらあんた、責任とれますか?
ピースボートと言えば、辻元清美。参院選に出るという話もあるけど、どうなるんでしょうね。
■よけいなことする人たち・その2〜元レバノン大使・天木直人
天木氏って、私の中では「外務省の元同僚や元上司の悪口言ったり日本政府批判して悦に入ってる人」なんですが、ここ2日ほどテレビに出まくってますね。
外務省を退職した理由を端的に言えば、プライドの高い彼は、自分の出した「意見具申書」が採用されなかったので怒って拗ねて辞めた、と。
もちろん辞めて一般人になったんだから、告発するのも自由なんだろうけど、この人の信用できないところは、「自分に降りかかった理不尽な扱いがなかったら、このように告発することもなかったし、外務省も辞めたりせずに定年まで働き続けたであろう」なんて言っちゃってることです。
これじゃ、個人的な妬みやら恨みやらで、悔し紛れに告発しただけと取られても仕方ないでしょう。
あと、これは本の中なんですが、「最初からノンキャリアの試験を受けるような奴は、歩留まりを見越した敗北者なのである」なんていう人間性を疑う言葉もありましたね。
しかも辞める時に退職金を5000万円以上もらってる。「んなもんノシ付けて返してやらぁ!」と全額返上した上で批判するなら、まだ説得力もあるだろうけど。
今回の事件についても、もっともらしいこと言ってますが、本音は小泉政権への私怨だと思います。■天木直人の緊急提言■2004年4月12日
<繰り返して国民の皆さんに申し上げたい。スローガンを「自衛隊の即時撤退」から「小泉首相の即時退陣要求」に切り替えたほうがよい。それはアルヤジーラを通じて世界に発信するメッセージとして、さらには三人の救済にとっても最善です。彼らが無事なうちに小泉退陣に追い込めば必ず三人は解放されます。小泉退陣の要求を強く求めていきましょう。私はその先頭に立ちたい。
チェイニーに知らしめようではないか。米国が傀儡にしている日本の首相は日本国民の手で追放された。米国は日本国民の要望に逆らった政策を如何なる日本の首相にも命じる事は出来ない。米国は日本の自民党政権を相手にするのではなく、日本の国民を相手にしなければならないとことを占領以来初めて知る事になるのです。これこそ日本の革命です。三人を国民外交により救済し日本に革命を起しましょう。
三人の日本人を救済する事の出来ない小泉首相の一刻も早い退陣を求める新たな動きを今すぐ始めましょう。>……革命と来た。笑った(^_^;。
しかしこんな人がついこの前まで外務省にいたなんて、考えただけで空恐ろしいではないですか。
■よけいなことする人たち・その3〜大和田獏と山本晋也
今日の「ワイドスクランブル」、ご家族との中継。郡山さんの従兄弟と今井さんの兄が出演。
大和田獏が「言われなき中傷を受けているわけですが……」と彼らに振りました。
確かに嫌がらせの電話などはいかんけど、メディア、識者ともにご家族の対応には疑問を投げかけている。みな、言うべきして言ってるだけ。変な庇い方をするのでなく、批判される理由を考えていただくようにしてはどうでしょう。
謝る今井のお兄さんに、大和田は「謝る必要ない」と甘やかす。
んで、最後に大和田は「監督、エールを送ってやって下さい」と山本晋也に振る。すると山本はこんなことを。
「謝ることない。今井さんなんか見事な日本人です。高遠さんも。この方たちを中傷するなんて間違ってる」……。
郡山さんの従兄弟も来てるのに、なぜか郡山さんについては言及しない。郡山さんの家族は世間から叩かれてないからでしょうか?(^_^;
しかし相変わらずおバカな番組ですね。煽ってどうするんでしょう。こんなやり方じゃ、よけいに中傷の電話やFAXが増えるって。
そして山本は番組の最後で、「冷たい人なんだよ、あの方(小泉首相)は……」。何ちゅう締めじゃ。
じゃあ何か。山本は「テロリストの言いなりになって今後の日本人の安全を何も考えない人」を、優しい人と言うのかね。
だったら冷たい人、けっこう。テロリストの味方して「人質の価値を上げる」あんたみたいなアホより百万倍マシ。
■よけいなことする人たち・その4〜朝日新聞論説委員の高成田享
朝日のコラム「ニュースDrag」より、撤退すべきは米軍<3人の行動を軽率だと非難するメディアもあるが、私はそう思わない。日本という国が米国に協力して自衛隊を派遣したことで、「占領の共犯者」と見られてもしかたがないことになったが、かれらは個人の力で、日本国民のなかにも、米国の占領を批判し、戦禍に苦しむイラク国民を助けようという人間がいることを示そうとしたのではないか。高遠菜穂子さんという女性がイラクの子どもたちとともに写っている写真がテレビで流れていたが、それを見て、泣けてしかたがなかった。
それにしても、誘拐したグループと同じように、3人の行動を理解していない日本人がたくさんいることを知って、こころが寒い思いをした。「2チャンネル」に「狂言」などと書き込みをしている人たちだ。人は自分という物差しでしか他人を測ることができないといわれるから、高遠さんらの行動を見ると、そんな立派なことをやれるはずがない、だから自作自演の狂言に違いないということになるのだろう。
他人に向けた刃は自分に戻ってくることにいつか気づくだろう。「狂言だ」とわめいている人たちには、かわいそうな人たちだと思うが、許せないと思うのは、高遠さんのホームページに今井紀明さんがこんな書き込みをしていたといって、狂言をにおわせる偽のメッセージを2チャンネルなどに書き込んでいる人間だ。
「愉快犯」というのだろうが、しょせんは権力者のディスインフォメーション(情報操作)の願望を自ら買ってでただけのお調子者でしかないことに、なぜ気づかないのだろうかと思う。>つまりこういうことですな。
「高遠さんらには何の落ち度もない。高遠さんらのような立派なことをされている方々に対しての批判など許さない」と。
確かにネットでの過度の中傷はいけないと思う。だけど、事件の疑問点を提示したり、批判したりする自由、それすら許さないのはおかしいでしょう。
ネット上で情報発信してない人たちだって、「なーんか変だな〜」というのは感じてますよ。普通にニュースや新聞見てたらわかりますって。
あなたこそが「しょせんはテロリストのディスインフォメーション(情報操作)の願望を自ら買ってでただけのお調子者」であることに、気づくべき。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■産経新聞、爆走!
いちおう両論併記はしてますが、「自己責任」「家族の態度に疑問」「この事件はどうも怪しい」方向で進んでます。・コラム「狙われる日本人〜人質事件の断面」中編
先日ここに書いた「サンプロ」での家族の発言にも触れています。<司会者の田原総一朗さんが「(解放後にイラクへ)『もう一度行く』といわれたら、どうするか」と市民団体代表、今井紀明さん(18)の両親に尋ねた。
「止められない」というのが両親の答えだった。
これを聞いた番組のコメンテーター、慶大教授の草野厚さん(56)は同番組の別のコーナーで「ちょっと驚いた」とコメントした。
草野さんに改めて聞くと「(今井さんらの)純粋は気持ちは理解できる」としながらも、高校を卒業したばかりの息子のイラク行きを止めず、再度認めるとする今井さんの両親については、「少し違うのではないか。総合的に間違っていたと、なぜ言えないのか」と話した。>・「武装勢力 無名か新規の団体か/犯行声明 奇異な文章」
中東調査会・高岡豊研究員による分析です。要約引用します。※アルジャジーラは、犯行グループが「サラーヤー・アル・ムジャーヒディーン」(イスラーム戦士の諸部隊)を名乗ると報じたが、声明文はいずれも「サラーヤー・リ・ムジャーヒディーン」(イスラーム戦士のための諸部隊)となっている。これまでのイラクの武装勢力の声明や報道で、「イスラーム戦士のための諸部隊」の表現は、特定の団体を意味しない一般名詞として用いられた例しかない。中東調査会のデータに、これらの名称の団体は含まれておらず、過去の活動実績や思想・信条的背景が不明の無名の団体、あるいは新規の団体である可能性が強い。
※「広島」「長崎」のスペルミスについて。「Hurshima」「Nazaki」、これらは発音が正しく反映されておらず、アラビア語を母語とする者が書いた文としては不自然な文章。他の言語から、パソコンの翻訳ソフトなどを通じて行った変換の際に起こるような人工的なミスの印象を受ける。
※「米国は国際的に禁止された爆弾を通じた、より激しい方法で集団殺戮を行っている」と主張しているが、この爆弾というのは劣化ウラン弾が強く想起される。が、ファルージャーでの帰討作戦の激化以降、汎アラブ紙でイラクの戦闘状況が報じられる場合、「国際的に禁止された爆弾」の使用や、使用の疑いよりも、モスク(イスラム教礼拝所)に対する攻撃や、一般市民の犠牲者数に対する関心の方がはるかに高いので、「国際的に禁止された爆弾」の問題が、イラク人やイラクの武装勢力にどの程度認識されているかは疑問。これまでに発表されたファルージャでの戦闘に関する武装勢力の声明にも、これらへの言及は皆無。地元のイラク人や武装勢力の関心事からかけ離れており、武装勢力が書いた文章だとすると奇異な印象。
・正論「善意に名を借りた独善と言えぬか」
青山学院大学教授・袴田茂樹氏の論文。抜粋引用します。<事件は予測できたことであり、自ら身を守る力がない場合、イラクに入国すべきではない。
事件になれば、本人は覚悟の上としても、家族や同情する世論は、国の基本方針を曲げても人命救助を最優先するよう求めるからだ。
つまり、そのような行為は、国や国民に甚大な迷惑をかけ、テロと戦っている国際社会にも大きな打撃を与える。善意の行動なのだからすべて許されるというのは、ナイーブというより独善である><かつてチェチェン武装グループが、英国人記者を人質に取り、英国政府に数百万ドルの身代金を要求したことがある。
国家にとっては些細な金額であったが、英国政府は家族の了解を得てその要求を拒否した。
この事件は人質にとっては不幸な結果に終わったが、この対応のおかげで、テロリストが英国人を人質にとっても無駄ということを世界に宣言したことになった。
つまり、世界の英国人がテロリストから安全になったのである(以下、同様にロシアの劇場テロの例も引用されています)><テロリストに日本が屈して譲歩したならば、今後世界の多くの日本人がテロのターゲットになる。
譲歩は一見人道的に見えて、逆に何倍もの犠牲者を新たに生み、この方がはるかに非人道的だ。
この冷厳な論理を理解しているからこそ、英国やロシアの政府もテロには譲歩しないという苦渋の決断をし、家族も断腸の思いでそれに同意したのだ。
日本人にはなかなかこのような対応はできない。
われわれは目の前の事態に情緒的に反応するだけで、本当の人道主義とはなにかを考える、リアルな論理的思考力や想像力をしばしば欠いているからだ><人質になった三人が助かることを強く望みながらも、あえて言いにくい厳しいことを述べたのは、事件の再発を防ぎ、日本人が政治の基本問題をじっくり考えるきっかけになることを期待するからである>
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■さすがに3人が自作自演をしたとまでは言いませんが……
専門家の言うとおり、「日本人の知恵袋」がいる可能性は否定できません。
3人のうちの誰かが、「こういう声明文にしたら、日本政府は自衛隊を撤退するかも」と犯人たちにアドバイスをした、というのもありえるでしょうが、もっと怪しいと思われるのは、彼らの救出のために独自に(って言うか勝手に)動いている日本のNGOや市民グループたちです。
NGO「解放声明は有効」 独自に交渉と集会で報告などのニュースに見られるように、さまざまな市民団体・市民グループが動いてます。
このへん、わかりやすくまとめてくれるHPがありました。こちらを御覧になって下さい。「あんた何様?日記」4/13分
んで、今さら言うまでもないですが、この方々は「市民」というよりは「左翼活動家」、つまりこの事件だけでなく、日頃から反戦運動や反体制運動に携わっている方々です。中には日本赤軍メンバーも含まれています。
彼らは「反権力」を信条としてるので、日本政府のことなど、はなっから信用していません。アメリカの手を借りるなんてもっと嫌だと思ってるでしょう。自分たちの手で3人を救出することを、半ば本気で考えているのかもしれません。
「政府に頼らず我々『市民』の手で人質奪還!日本政府の権威は失墜!立ち上がれ、日本の『市民』たちよ!(何度も言うが「国民」と言わないのがミソ)」……まさに左翼活動家をわくわくさせるような計画ですね(^_^;。
「いくら何でもそれは……。彼らだって3人を本当に助けたくてやってるはず」と言う方もおられるでしょうが、それは甘い。
もちろん「助かればそれに越したことはない」と思っているでしょうが、意地悪な見方をすれば、「殉教者が出たら出たで今後の活動に勢いが出る」と思っている部分もあると思いますよ。
つまり、「3人を救出しよう」というスローガンは、自分たちの理想社会を実現させるための運動の一環であり、3人はその運動の象徴と言った方がピッタリ来ます。
もし、本当に3人の命を救いたいと思っているなら、なぜ日本政府とタッグを組まないのでしょうか。拉致問題の教訓を思い出すべき。政府と民間がバラバラに動いたって、上手くいくわけないんです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■イラクへ米軍追加投入 6月末の主権移譲堅持 米大統領会見
まさか途中で投げ出すわけにもいかないですしね。
メディアでは治安の悪化が強調されていますが、大多数のイラク人は内戦なんか望んでません。平和と民主を願っています。外国人を誘拐する勢力を憎み、情けない気持ちでいます。
日本に対しても、サマワ市民の大多数は好意的です。自衛隊の宿営地外活動の自粛が続いていたことで、地元住民には失望が広がっていたそうです。
宿営地活動を再開したことを歓迎していますし、子供たちの受けもよいようです。
ただ、専門家(テレビで見ました。名前失念)が言っていたこの言葉は、心に留めておかねばなりません。
「サマワ市民は、自衛隊が戦争しに来たのでなく復興支援のために来たことをよく知っている。だが、イラクの国民全体から見たら軍隊が来たとしか思われていない」
だからこそ、3人は拉致されてしまったんでしょう。
■アメリカ在住の読者様からのメール<いつも詳細な情報提供をありがとうございます。
日本人人質事件について展開を注視しているんですが日本語の情報はWEBだけ、それも頻繁に更新される時間には寝ていて(たんに探し方が悪いだけかも・・・)、英語だとまだつかまってるぐらいのニュースは見ましたが詳細はどこで流しているのか、そもそもどこかで流しているのかわかない状態なので、本当に助かっています。
これは自作自演なのか、もしそうだとしてもどこからどこまでが自作自演なのかさっぱりわかりませんが、本当の誘拐だとしても今回の小泉首相の対応は当然のものだと思います。人質の解放も願っていますが彼らの経歴と無謀な行動、家族の対応のせいでそう言い切ることへの罪悪感を持ちにくいですね。
自衛隊の派遣自体もアメリカにカサの下にいる以上やむを得ない選択だと思うのですが、同時にイラクの平和も回復して欲しいと願っています。自衛隊の方々はそのために努力されていると思いますし応援していますが、アメリカはイラクをうまく治めようなんて思っていないという記事を読むと絶望的な気分になります。
ご存知かもしれませんが、世界情勢を解説してくれている田中宇さんというかたの記事を貼り付けますね。http://tanakanews.com/e0409kerry.htm
アメリカの面子を潰さずに(=日本の面子も潰さずに)これ以上の横暴を何とか止められる、あっと驚くような手立てはないものでしょうか・・・。
独り言のようなメールになってしまいすみません。なかなか語りあえる人も見つからなくて。英語の授業で話題にはなりましたが私もあえて説明しませんでしたけど、アメリカ人の教師を含め自作自演説を知っている人はいないみたいでした。
これからもくっくり様の「ぼやき」楽しみにしています。それでは!>メールありがとうございます。
田中さんのサイト、以前何度か見たことありますが、最近はご無沙汰でした(^^ゞ。
政権交代してもアメリカの戦略は変わらないのでは、というの、わかるような気がします。
そもそもイラクにしても北朝鮮にしても、クリントン前政権が先送りしていた様々な問題を、現政権がやることになった……という印象を私は持っているんですけどね。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
以下、主に読者様からいただいた情報をもとにリンクをば。
■イラク人質事件まとめサイト
事件の推移をまとめてくれているサイトです。・盲蛇に怖じず
関係者の発言などがスクラップされています。
・iraq_rachi
ニュースリンク。ここだけ見れば十分かも?■「ぼやき」なんかよりよほどためになる日記サイト
これまでここで紹介したものも含んでます。永久保存版!(「さるさる日記」上位ランク者ばかり集まってるのは偶然です(^_^;)・酔夢ing voice byジャーナリストの西村幸祐氏
・クライン孝子の日記
・勝谷誠彦の××な日々。
以下は個人の方の日記
・殿下さま沸騰の日々『てめーらなめんなよっ!』
・ニッポンからの通信:いいかげんにしろ (移転リニューアルされました→)新ニッポンからの通信:ええかげんにせい!
・Irregular Expression
・多事X論
・あんた何様?日記
・Paranoiacな日々
・週刊アカシックレコード■その他いろいろ
短文:日本人人質事件(電脳補完録より)
北朝鮮拉致被害者のご家族と、イラク人質事件のご家族の比較論、ネット上で時々見かけます。
私もいっしょにはしてほしくない、と強く思います。イスラム社会でもピースサインって普及してるんですね。知らなかった。
http://www2.ezbbs.net/19/techside/img/1081628089_1.jpgテレビでもちらっと映ってましたが……何考えてんでしょう、この方々は(^_^;。赤ちゃんまで巻き込んでるし……。
http://www.mkimpo.com/diary/2004/momoiro.html数日前に掲示板で「劣化ウラン弾はそんなに危険でない」旨のHPを紹介して下さった方がいましたが、別の方(おそらく)からも同様のHPを紹介していただきました。
文部科学省防災環境対策室のHPです。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/06/06.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■<ダイエー4−3近鉄>◇14日◇福岡ドーム
9回ツーアウトから鷹野の2塁打、水口の2ランで同点に追い付いたのに……、今日はほんま惜しかった。
ダイエーには弱い近鉄ですが、いくら何でも3連敗って〜(T^T)。
このまま最下位街道まっしぐら!なんだろうか。吉岡もいないし、ほんま悲しい。せっかくケーブル入ったのに……(ってアニメよく見てるから元は取れてるけど(^^ゞ)。
| 4月13日(火)人質事件は今日も進展なし |
■イラク日本人人質事件 高遠 菜穂子さんの母が涙しながら子どもの発言に対し謝罪
<「娘と息子についての記者会見での感情的な発言が、皆さまの誤解を招いているようです。声を荒立てることをそばでいさめることができないもどかしさを痛感しております」と菜穂子さんの2人の兄弟の記者会見での発言を謝罪した。>
よほど苦情の電話が来てるんでしょうね……(T^T)
でも今こういうこと言うと、かえって油に火を注ぐような気がせんでもない。
でも高遠さんの義弟さん(高遠さんの妹さんの旦那さんかな?)はまともな人みたい(^_^;?
■読めぬ真意、政府苦渋 謎の仲介人が混乱に拍車
産経朝刊より。<政府は事件発生直後、在ヨルダン日本大使館を通じ、ヨルダン政府に三人の出国を確認。ヨルダン側は当初、「出国した」と回答したが、改めて確認をとると「記録はない」と返答してきた。
三人を乗せたタクシー運転手の所在もつかめないまま。政府高官は「深夜に出発したために記録がないのかもしれないが、通常は考えられないことだ」と漏らす。
カタールのアルジャジーラを通じて、政治アピールを続ける武装グループの「真意」が読めないことも解決を遠のかせる一因となっている。公安幹部は「声明の論理展開を含め、これまでの中東系テロリストと微妙に違う。妙に『日本的なにおいがする』というか不自然なんだ」といぶかしがった。>そういえば、何でタクシー運転手は名乗り出ないんでしょうか?
実は運転手も犯行グループの仲間だったりして……と一瞬思ったんですが、このタクシーを手配したのは、確か出発前に彼らがチェックインしていたアンマンのホテル従業員だったので、それはありえませんよね。
もしかしたら、犯行グループに車止められた時に殺されちゃった?……うーん、でも犯行グループがイラク人なら、同じアラブ系の人間を殺したりするものだろうか?
そうそう、誰の証言だったか忘れたけど、3人らしき人たちが拘束された場を目撃したって人の証言をこの前テレビでやってたんです。
その人が言うには、3人は道端に立たされていて、武装グループがタクシー運転手に向かって、「おまえは行け」と。で、タクシーは走り去って行ったと。
これがもし本当なら、タクシー運転手はしっかり生き延びてるわけで。
おーい、運ちゃん!名乗り出てくれ〜!(T^T)
■まるで日本の過激派の文章?/「聖戦士旅団」声明文/捜査のプロも首ひねる
これも産経の記事ですが、紙面のみの掲載のようです。要約します。●過激派捜査専門の警視庁のベテラン捜査員が、2回目の声明文について分析。
・「アラーの神への賛美を巧みにちりばめてはいるが、何だか(過激派の)革マル派の文章に似ている」
・不審に思ったのは「(小泉首相は)自国民とその意思を尊重せず(米国の使用人となっている)」の部分。「首相が国民の意思を尊重しておらず、自分たちが日本国民の正当性を得たというようなロジックは、日本の左翼活動家が多用しているものだ」
・日本人に自衛隊を撤退させるため日本政府に圧力をかけるよう要請する記述も、「そもそもイスラム教徒が、自分たちが人質に取った国民に対し国際連帯なんか呼びかけるのか」
・「中東で広島、長崎への原爆投下を知っている人はつづりを間違えるはずがない。知らないならばこんな引用はしないはずだ」
・最後にこれは別の警察庁幹部の弁。「2回目はイスラムを演出するばかりにもっと奇妙な文章になった感じがする。武装グループに日本人の知恵袋がいるのなら別だが」。よう書いてくれた!と思いつつも、産経さん、ここまで書いて大丈夫?(^_^;
■今日の「ザ・ワイド」から
たぶん産経のこの記事を読まれたんでしょう、有田芳生さんも似たようなことを言ってました。「公安関係者によると、2回目の声明文は日本的情緒あふれる内容になっている。広島、長崎のつづりを間違っているところから考えると、オリジナル(タイピングする前の下書き)は日本語ではないか?」
「ファルージャ近辺は電話事情が悪くて、FAXは送れない状態(このことは先日イラクに行った勝谷誠彦さんも日記で指摘していた)。協力者の中に日本人がいるのではないか? 」
「不可解なのは、3人はタクシーでヨルダンからバグダッドに行ったらしいが、ヨルダン側も出国確認できないと言うし、イラク側も入国確認できないと言う。彼らは本当に国境を越えたのか?実はイラクに入国していないのでは?」よう言うてくれた!と思いつつも、有田さん、ここまで言って大丈夫?(^_^;
■やっぱり謎が多すぎる
これまでネット上ではさまざまな疑問点が提示されていたのですが、新聞やテレビでこのように正面から提示されることはありませんでした(みんな何とはなしに「変だよね」というニュアンスは出してたけど)。
それが、このように表立って言われるようになってきたってことは、つまりそれほどこの事件、謎が多いということなんですね。
イラク国内では今、外国人誘拐事件が多発していますが、何でこんなに一斉に?
専門家の分析によれば、こういう感じらしいです。
……イラクのファルージャはこの前から米軍とスンニ派武装勢力(地元民というより傭兵のプロが主体になっているそう)が交戦状態になっていました。
民間イラク人も多数犠牲になっています。なので犯行グループは「ファルージャに世界の目を向けさせるため」そして「米軍を追い出すため」誘拐を繰り返している。……
が、どうしても疑問が湧いてくるんですよね。
同じ東洋人である韓国人や中国人やタイ人などは早い段階で解放されたのに、なぜ日本人だけが解放されないのか?
このうち中国人は、どうやら日本人か韓国人と間違えられて誘拐されてしまい、それで早く解放されたらしい(中国は米軍に一切協力していない)。
また韓国人はお金を出して解放されたという話ですが、これは韓国政府が否定しています。人質にされた一人のインタビューによれば、「スパイと間違えられたが、米軍に協力していない民間人とわかってもらえたので解放された。我々は韓国軍がイラクから撤退することを強く望んでいる」とのこと。
つまり、日本人3人も解放された韓国人らと全く同じ立場ですよね。ジャーナリストの郡山さんはどうか知りませんが(元自衛官らしいので)、少なくともあとの2人は自衛隊撤退を強く求めていました。だったらあっさり解放されてもよさそうなものですが……。
このへんについては専門家も考えあぐねているようです。
もっともファルージャも現在は停戦状態で、今日になって米軍が部分撤退を始めた模様ですので、もし専門家の言う「ファルージャに目を向けさせるため」が当たりなら、日本人3人も近々解放されるはず……なんだけどなあ。s
■先ほどフジのニュースで
和田さんがええこと言うた!「政策として自衛隊を撤退させろというならまだしも、犯人の要求に応じて自衛隊を撤退させろという人たちがいるが、これはいけない。犯人たちに、『人質はまだ使える』と思わせてしまう。
また、気持ちはよくわかるが、ご家族が小泉首相に会いたい、会って自衛隊撤退をお願いしたいというのも、いけない。それをすればこれまた犯人に、『人質はまだ使える』と思わせてしまい、解放が遠ざかってしまう」すぐ感情的になったり、論理をすり替えたりする報道ステーションやNEWS23(筑紫哲也!イラクをハワイや渋谷と比べるって、どういう感性しとんじゃ?)では絶対に聞けないコメントですな。
■役人も政治家も
かなり率直に意見を言ってますね(小池さんは金曜日の時点でもう言ってる)。
他の事なら「失言だ!」とメディアに叩かれそうなことでも、今回に限っては完全スルー。
・「危険承知、無謀では」=小池環境相
「信念があったかもしれないが、今あそこに行くのは大体無謀なのではないか」
・人質の行動を疑問視 外務次官「保護に限界」
「イラク(の邦人)には退避勧告を出している。ぜひ従っていただきたいというのがわれわれの立場。邦人保護に限界があるのは当然だ。自己責任の原則を自覚していただきたい」
・人質家族への対応に苦言=麻生総務相
「なんだか知らないけど、イラクの話を北海道東京事務所でやっている。不思議に思わないか」
■その他イラク関連ニュース
イタリア人拘束の映像放映 アルジャジーラ
似たようなことしてますな。同じグループなのか、それとも手口を真似たのか?
イラクで拘束の露社員は8人 露通信社報道
日本時間で今夜、全員解放されました。何のために拉致したのか?これまたアメリカ人かイギリス人と間違えたのか?
全面支援を強調 米副大統領 イラク邦人人質
小泉くんとチェルニーくんが仲良く会談してるシーンがアルジャジーラで流れたそうで、「日米が仲良くしてるシーンは人質3人にとって非常にまずい!」という話も。……今さらという気もしますが。
イラク日本人人質事件 対策本部のメンバーにかん口令
もっと早くそうすべきだったのでは。でもそうしたらそうしたで、「秘密主義だ」とか批判されるんやろなあ。
でもこの情報の錯綜具合を見てたら、やっぱ精査してから出した方がいいでしょう。その方がご家族も感情的にならずにすむ。
でもご家族としては「どんな小さな情報でもいいから全て開示してほしい」ですからなあ。……難しいわ。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■核爆発装置3個目撃と米紙 北朝鮮でカーン博士
忘れちゃいけない北朝鮮。
核の現実がぐぐっと近づいてきいました。
そこの貴方。それでもまだ「北朝鮮に核兵器を持つ権利を」と言えますか?たとえ在日朝鮮人の方でも言えないでしょう、これは。■少々高め…北朝鮮初の24時間“コンビニ”
エネルギー不足と言われてるのに……。おそらく客が店にいない時は電気全部消してるんでしょうな(前にテレビで見たところによれば、平壌の一流ホテルですらそうだった)。
って言うか海外向けの宣伝ですかね。「我が共和国はこんなに余裕があるんだよ〜」という。
■京都府が終息宣言 鳥インフルエンザ
やれやれ、です。でも地元業者の皆さんは今後、信頼回復が大変でしょうな。
無料配布の玉子があっという間になくなるあたり、さすがに関西という気はしますが(^_^;。
| 4月12日(月)何が真実で何が嘘なのか…… |
■宗教色薄い「聖戦士旅団」 主張に一貫性なく イラク人質事件
無償で解放するのがもったいなくなったのか?(=日本政府からお金取れるもんなら取りたいと考え直した?)
それともグループ内で解放する・解放しないでもめているのか?
あるいはもうどこかで解放されているのか?(そのへんの小屋かどこかに人質を捨て置いて犯人らは逃走済とか?)
3人の方だけでなく、ご家族ももう精神的・肉体的に限界に近づいているのでは?何とか早く解決するよう祈るのみ……。
■家族宅、嫌がらせ電話も
自宅で経過を見守っている高遠さんのお母さん曰く、「情報の交錯する東京にいる家族の苦悩は、わたしらとは比べようもない。感情的な発言には、どうぞ寛大な心でお許しいただくようお願い申し上げます」。
こういう言葉が出るということは、おそらく相当な数の苦情がご自宅に寄せられているのでしょう。
確かにご家族皆さん、感情的な発言が多すぎますが、こういう状況ですからやむを得ないと、私たちも割り切るべきでしょう。
(私はもうご家族がテレビに出てきたらチャンネル替えてます(^_^;)
ここをご覧の皆さんの中にはそういう心ない方はおられないでしょうが、念のため。ご家族に対して嫌がらせの電話とか、その種のことは絶対にしないで下さいね。
■<イラク日本人人質>家族ら8人、各党党首らに要請
自民党や民主党はともかく、社民党や共産党なんか回っても時間の無駄だと思いますが……ご家族も藁にもすがるお気持ちなんでしょう。
いや、この場合は違うんでしょうか。何しろ「犯行グループの要求に従って自衛隊撤退を」という点においては両党ともご家族と考えが一致してますから。
ご家族皆さん。そんなに日本政府が信用できないのであれば、この際、社民党、共産党に頼ってみるのはいかがでしょうか。少なくとも組織力という点では、今お世話になってる市民団体に任せるよりも頼りになるのでは。
社民党も共産党も参院選に向けて存在感を示したいところですし、快く協力してくれると思いますよ。
■NGO「解放声明は有効」 独自に交渉、と集会で報告
<イラクで人質となった3人の無事解放と自衛隊の即時撤退を求める非政府組織(NGO)「ワールド・ピース・ナウ」は12日、東京都内で開いた集会で、イラクの民主化グループと連携して犯行グループと接触し、10日午後3時の時点で「3人を24時間以内に解放する」という情報を得ていたことを明らかにした。>
……とのことですが、日本政府ですら接触できない(もっとも公表してないだけで接触してる可能性はあるけど)犯行グループに、何でNGOが接触できるんですか?
ようわかりませんが、日本の反戦団体ってすごいコネクションをお持ちなんですね(^_^;。
前項では「社民、共産に頼ってみては」と書きましたが、やはり市民団体の方が頼れるのかも?
■「復興に自衛隊必要」在日イラク人 母国混迷に胸痛め/「無事で帰ってきて」
在日イラク人の声も聞いてみましょう。
<来日して十三年目の会社員、サーレム・ムハメドさん(三八)
「イラク人の九割以上は日本人が巻き込まれたことを残念だと思っているはず」と話す。「もしも自衛隊が撤退すれば、復興が遅れて治安が悪化する。犯人らの要求を絶対にのんではいけない」
「日本政府が要求をのまないと分かったら、犯人も対応を変えてくるはず。日本政府はまず、犯人と交渉できるよう努力することが重要だ。お金を出せば、解決するかもしれない」>
<東京都内の会社役員モハメド・カッサーブさん(五三)
「非常に残念としか言葉が出ない。テロ、暴力は悪いこと。間違いない」と言葉少なだ。イラクの治安悪化について、カッサーブさんは「それはほんの一部。とにかくアメリカを困らせたい勢力がいて、一部の地域で活動を活発化させている」と指摘。「政権崩壊でいろいろな武器が市民の間に広まってしまったことも問題が起きている原因ではないか」という。>
■便乗組にご注意
掲示板にも書きましたが、
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20040409IM749003_09042004.html
今回の事件に絡んだデモの写真ですが、なぜか「小泉首相は靖国神社に参拝するな」という文字が見えます。
以前、イラク戦争反対デモで「北朝鮮に核兵器を持つ権利を」てなプラカードを掲げている人がいましたが、それと同じ便乗組ですね。困ったもんです。
■英雄3人の家族の絶叫!小泉政権崩壊!
なにげにYahoo!掲示板見てたらとんでもないものが(^_^;。……これってネタですかね?
■世論調査いろいろ
撤退せずに不支持45% 支持43%を上回る……これってめちゃ左寄りの共同通信の世論調査だからな〜。どこまで信用してよいのやら(^_^;。
ちなみに、「TOKYO FM」の世論調査では回答のうち88%(男女比、男81%・女19%)が「派遣継続」を選択。「撤退」を選択したのは12%(同、男57%・女43%)しかいなかった、とのことです。
昨日放送のやしきたかじんの番組(関西ローカル。「TVタックル」関西版という雰囲気の番組。放送は昨日ですが、録画は金曜日とのことです)の観客アンケートでは、100名中19名が「派遣継続」を選択していました。こちらの年齢層は私の見たところ20代から40代が中心です。女性の方がやや多いかな。
報道ステーションでは、4?%(40%台というのは覚えてるんですが正確な数字忘れた)が「継続」、32%が「撤退」。関係ないけど、古舘伊知郎はかなりひどいですな。やっぱキャスター起用は失敗では……。
あと、NHK、日テレ、フジは「継続」が50%以上あったそうです(某掲示板情報なので未確認)。
その他、主にネット上の世論調査も含めて、こちらにまとめて下さってます。
■今日の「ザ・ワイド」から・「イラクに入る日本人」について
拘束された3人を知るホテルの従業員に日テレが電話でインタビューしてました。
その従業員によれば、イラク戦争が始まって150人もの日本人がイラク入りしたと。しかも今回の人質事件発生後も3人の日本人がイラクに入ってるそうです。……何考えてんだか(T^T)。・フォトジャーナリストの豊田直巳氏の話
彼がイラクで出会った日本人たちについて。
ボランティアで来てる人もいるが、観光や怖い物見たさで来てる日本人も。以前出会った日本人は「遺跡が見たいので来た」と言っっていたが、その遺跡はすでに米軍が封鎖しているので入れない。そんなことも知らずに来てるので驚いたそう。・中東調査会客員研究員の大野元裕氏の話(この方、声明文の分析なんかでここ数日出ずっぱりですね(^_^;)
イラク南部の人質事件は、戦闘時捕まえた敵を人質にするという、捕虜的なものばかりだった。が、今回の一連の事件は、最初から人質を取るための事件。・拓殖大学教授の森本敏氏の話
我々には自由と権利がある。が、それとともに自己責任もある。政府の「退避勧告」も尊重しなければいけないのでは。・名前忘れたけどコメンテーターの男性
外国人と気持ちが共有できるという幻想を持ちすぎでは。私もよく外国人と会って話すが、もう全然話にならない時がある。……森本先生のご指摘、その通りだと思います。
戦後日本は自由と権利ばかりを尊重する社会になってしまいましたが、政府が「危ないから行かないで」と言うのであれば、国民としてそれに従う義務もあるのではないでしょうか。
それに従わずに「危険な場所とわかっていて行くのも個人の自由だ」と言う人は、最後まで自分で責任持ってやるべき。最悪の事態に遭遇しても政府に泣きつかない覚悟で。
名前忘れちゃった男性の「外国人と気持ちが共有できるという幻想を持ちすぎでは」というコメントも深い。
高遠さんの妹さんの言葉。
「姉もイラクにいて、怖いという気持ちは持っていた。姉は私に、死にに行くわけではないと言った。丸腰でいるから死なないんだと言っていた」。
■本人だけでなく周りの大人が甘すぎる!
人質になった3人の周りの大人たちは、ほぼ全員と言っていいほど「危険を知ってて行かせておいて今さら政府批判」ですが、これなんぞは特に呆れましたよ。
引用は一部に留めますが、ぜひ全文読んでみて下さい。実にアホな大人たちです。<映画監督の鎌仲ひとみさん(四五)は「イラクに行けば、劣化ウラン弾の被害にあうかもしれないと思って強く止めた。今井さんもしばらく考え込んでいた」。一方で「私だって反対したが結局止められなかった。そもそも、自衛隊が行くこと自体が間違っている」と、矛先を政府に向ける。
今井さんは、劣化ウラン弾に関する撮影活動を続けているフォトジャーナリストの森住卓さん(五三)にあこがれていた。バグダッドで合流する予定だった森住さんは十日に帰国、「今井さんのように危険を顧みず行動する若者がいるのだから、日本も捨てたものではない。一刻も早く自衛隊を撤退させるべきだ」とここでも矛先は政府に。「森住さんが誘拐されたら、政府にどうしてほしいか」との質問には「人命を最優先すること」とだけ答えた。
今井さんが地元で代表を務める団体の世話人である大学非常勤講師(五三)によると、今井さんが設立を言いだしたため、若くても代表になった。「新しい発想が必要で若い人にやらせよう」と、この講師のほか、今井さんの趣旨に賛同した出版社社長や弁護士ら十数人の大人が周囲を固めた。
講師はイラクに行く今井さんに「気をつけていかないと危ないよ」と声をかけただけだった。大人は極力口を挟まない方針で、何かあったときは大人たちがカバーすることになっていたが、今回の一大事に大人ができることは署名運動という厳しい現実。
団体に所属する出版社社長の日色無人さん(四一)はイラク行きを引き留めたかどうかの質問には明言をさけ、「彼がイラクに行くのは運命だった」。弁護士の小坂祥司さん(四六)は「子供が興味本意で行ったというふうにとらえてもらっては心外」と話すが、渡航の判断は今井さんに任せた。>特に政府に責任転嫁してる奴!どうかしてる!
とにかく、今井さんの周囲にはろくな大人がいなかったようです。可哀相すぎます。
あとの2人は30才超えてるから「自己責任」という言葉は容赦なく浴びせるべきだと思うけど、未成年で周囲にろくな大人がいなかった今井さんには、それは酷というものかもしれません。
■依然正体がわからない犯行グループ
「報道ステーション」で、ある専門家(「ザ・ワイド」で登場の大野さんとはまた別の方)が声明文についてなかなか興味深いことを言っておられました。
「広島と長崎の綴りが間違っている。これを書いたのは、日本に関する知識がない、あるいは関心がない人」。
うーん、そのわりには、声明文の内容見てると日本の現状に詳しそうに見えるんだけども。人質の映像を録画したビデオも専門家(日本音響研究所)の分析でソニー製だって割れてるし。
もしかしたら、声明文を書いた人(タイプ打ちした人)が日本に詳しくないだけで、声明文を書かせた人(タイプ打ちが苦手などの理由で他のメンバーに任せた?)が日本通ってことなのかも?
■その他イラク関連ニュース
ファルージャの停戦継続 米、シーア派とも交渉用意
「人質12人以上解放」とイラク統治評議員 邦人含まれず
イラクで中国人7人拘束 アルジャジーラなど報じる
■今日は読者様からいただいたメールをかなり参考にさせていただきました。
情報を下さった皆様、ありがとうございました<(_ _)>。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■早大の植草一秀教授を逮捕 手鏡でスカートの中のぞく
久しぶりにイラク人質事件以外のニュース(^_^;。
時期が時期だけに全然目立ってませんが……。
「つい触ってしまった」とかなら、まだ「出来心だったのでは」とか「魔が差したんだな」で同情も集まるでしょうが、予め手鏡を用意してるなんて、これはどう言い訳しても無理でしょう。
こういうのも出てきてるし。
輝かしい経歴もこれで全てパー。ご愁傷様……(T^T)。
| 4月11日(日)ほんの数時間先も読めない今回の事件……(T^T) |
■「解放する」のはずが……
4/11午前3時アルジャジーラテレビで、「犯行グループが人質を24時間以内に解放すると声明した」と伝えられました。
もうじき24時間経ちますが、まだ3人は解放されていません。進展なし。
途中で「解放された」というニュースも飛んだのですが、それはすぐに誤報だと否定されました。
さらにはこんなニュースまで入ってくる始末。
自衛隊撤退なければ「人質殺害」と武装集団…中東TV
相変わらず情報が錯綜しているようで、何が本当なのか何が間違いなのか、さっぱりです。
■以下、「解放する」が本当だとして話を進めます
イラク・イスラム聖職者協会の要請があったぐらいで、「わかりました」ってやめちゃうの?えらく手ぬるいテログループですね。
まさか日本政府がお金渡したとかはないでしょう。相手と金額交渉したり、現金を用意したりする時間は全然なかったはずですから。
しかもイラク・イスラム聖職者協会の一員が言うには(フジで電話インタビューしてました)、「我々はサラヤ・アル・ムジャヒディンというグループは知らない」「直接説得したのではなく呼びかけに向こうが応じてきただけ」と。
イラク・イスラム聖職者協会ですら把握していないグループっていったい……?
とにかくあまりにあっけなく「解放する」となったので、自作自演説はさらに高まってしまってるようです。
実際、夫も第一報を聞いて(半分寝てた)、「やっぱ自作自演……」とぼそっと言ってました。
まあそのへんは、今後少しずつ明らかになっていく……のかな?
彼らもこの「貴重な体験」を本にしたり、HPに書いたりするでしょうしね。
■「英雄」帰還?
無事に解放されたとして、彼らはどういうコメントをするんでしょう?
「日本政府の尽力で帰還することができました。ありがとうございます」と、謙虚に政府にお礼を言う?
あるいは「なぜ自衛隊撤退すると言ってくれなかったのか。僕たちを見殺しにする気だったのか」と、政府を非難する?
あるいは間をとって「政府の尽力もあったとは思いますが、それよりは僕らと意見を同じくする市民の方々のデモ活動や署名活動、皆さんがアルジャジーラテレビへ送って下さったメールなどが効いたのだと思います。市民運動の素晴らしさを改めて感じた。これからも市民運動をしていきたい」……。
最後のが一番可能性ありそう?(^_^;
■「サンデープロジェクト」
田原総一朗が「気が早いがもし無事に帰ってきて、またイラクに行きたいと言ったらどうする?」と尋ねたところ、今井さんの両親が「息子が行きたいと言ったら止められない」って。おいおい。
で、また彼がイラクに行って、また拉致されたらどうするのか。あなた方はまた恥も外聞もなく「犯人の言うとおりにして下さい」と日本政府に要求するのか?
どうしても再び息子をイラクに行かせると言うのなら、勝谷誠彦さん(日記4/9参照)がされたように、「私の遭難時には、日本国政府はいかなる妥協にも応じるな。見捨てよ」という声明を書かせてから行かせなさい。
さて、ご家族の出番が終わった後、安倍幹事長や岡崎行彦さん(元外務省)、佐々淳行さんらの議論になったんですが、冒頭に佐々さんがこんなことを言われていました。
「先ほどご家族の皆さんが出られた時、最初に『政府や国民皆さんにご迷惑をかけて申し訳ありません』と言われていた。これで国民も皆さんを受け入れると思います」
これは非常に象徴的なコメントです。これまでの経緯を見てきた国民の多くが「この家族、何か変」と思っているってことを、佐々さんも感じていたんでしょうね。
■「サラヤ・アル・ムジャヒディン(戦士旅団)」の声明文全文
テロリストの論理はいつも自分勝手ですな。
<日本政府が拘束された3人の人質について、自国民の生命を軽んじる評価を行ったことを強い痛みを持って聞いた。>
……テロリストに「声明を軽んじる」だの何だの言われたくない。
<これにより、われわれは、日本政府に代わって日本国民の生命を守る完全なる正当性を与えられた。>
……意味不明。「われわれは、日本政府に代わって3人の日本人の命を守る正当性を与えられた」と訳しているマスコミもありましたが。
<日本政府は、自国民への最低限の尊重の念を持ち合わせていないようだ。>
……拉致問題など見てるとそう思わないこともないですが、それと自衛隊撤退とは別次元の問題。
<広島、長崎に原爆で大量殺戮(さつりく)を行った米国は、同じことを、いや、国際的に禁じられている爆弾によってより残虐な形で、抵抗しているファルージャに対して行っていると言っている日本の街の声にわれわれは耳を傾けた。>
……あのビンラディンもかつて声明文で広島・長崎を引き合いに出したことがありました。テロリストに「俺達は君たちと同じ境遇なんだよ」なんて言われたくない。
あと、「日本政府は自国民の生命を軽視した」というくだりですが、ご家族の一人も「首相発言は人の命より国を重視した信じられないものだ」と同じ事を言ってました。
テロリストの主張と、人質の主張&3人のご家族の主張、すごく一致してるなあという印象です。
逆に言えば、ご家族がテロリストを刺激しないためにあえてテロリストの主張に近いことを言ってるのかもしれませんが、それにしても何か奇妙。
ちなみにこの声明文、つづりの間違いが5〜6箇所もあったり、そもそもグループ名の表記が前回と違っていたり、日付を9日と書いてあったのを消して10日と書き直したり、かなり雑な内容だそうです。
■3人のご家族の声明
<引き続き、我々は自衛隊の即時の撤退と、イラクからの全ての武力の廃絶を訴え続けます。即刻の停戦を求めます。>
<また解放の速報以前にワールド・オファーより配信された川口外務大臣のコメントに対して、その文中に使用された「怒り」・「わが国の自衛隊もこのために派遣されているのです。」という表現を、配信以前に削除することを要求しました。削除することができないなら放映の中止を求めました。>
……これ見た瞬間、「あんた方、何様?」と思ってしまいました。
まあご家族も「テロリストを怒らせないように」と必死なんだろうと思い直しましたが、トップページを見て、また愕然。
WORLD PEACE NOW もう戦争はいらない
この団体、不謹慎にもご家族をエサに、この状況を利用してるんちゃいますか?
っていうか、これ、本当にご家族の声明なの?もしかしたら適当にこの団体がアレンジしてない?
■以下、参考になりそうなリンク・http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20040411/mng_____kok_____002.shtml
イラク邦人人質事件で、「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗る犯人グループと、人質となった北海道千歳市のボランティア高遠菜穂子さん(34)との間に接点があった可能性が浮上した。・大田区議会議員、犬伏秀一の日記
内容はすでにネット上でも既出なんですが、区議会議員がここまで書いちゃって大丈夫?という意味で(^_^;。・勝谷誠彦の××な日々。
4/11付より。
<ちなみに救出に要した血税は誰が負担するのか。今年2月福井県大長山で発生した雪山遭難で当事者の関学大ワンゲル部は民間救助隊が要した200万円について支払いを表明した。不可抗力要素が多い山岳遭難でもこういう良識が示されるならば今回はどうなるのかね。ひとの国にわざわざ援助に行く方々が自国の納税者を踏みつけにするわけはないとは思いますが。それにしても声明文は「ファクス」だって?あの国でファクスを使うことの難しさ、だからこそメールが主要手段であるということを私は『日経パソコン』と『月刊現代』で散々書いた。私たちプレスですら現地ではなかなか得難い日本輿論の動向を見事に反映させ指摘されていた年号まできちんとイスラム歴に直すお利口なテロリスト。ファクスの送信元きちんと調べようね。>・西村眞悟の時事通信
4/9付より。
<北朝鮮による日本人拉致問題に冷淡だったマスコミや識者ほど、この度すぐにテロリストの要求どおりに自衛隊を撤退せよと論じ始めている>
言えてる。
「自己責任」で拉致された人たちに気を遣う人に限って、北朝鮮に拉致された人たちには同情しないのはなぜでしょう。
今井さんは、拉致問題で悪名高き「週刊金曜日」に投稿歴ありとのことで、つまり彼や彼の周囲の人たちは、おそらく北朝鮮拉致被害者とそのご家族とは対極にいると思われます。
だからこそ、ご家族もすっと「自衛隊撤退」を言えてしまうのかもしれません。・ちょっと辛口のフラッシュムービー
http://makoai-love.hp.infoseek.co.jp/samawa/54d83035d99a.swf
見る人によったら不快指数が増すと思いますので、ご注意。・解放の発表でさらに不思議な点
<テロリストの文書が西暦からイスラム歴になったらしい(高解像度画像検索中)
訂正後も「年月日」で送られてきた(年を先頭に持ってくるのは東アジア圏だけ、イスラム圏では月日年)
テロリストはイラクでは買えない「スニーカー」を履いていた
高遠さんはテロリストと知り合いだった?
テロリストは「ジャパン・セルフ・ディフェンス」と言わせたらしいが、アル・ジャジーラでは単にforces(軍隊)と言っている。自衛隊の英語表記など日本人でも知らないんじゃ?
撮影したビデオは日本製
映像の編集に日本製のVAIOを使っていたらしい
自らの命まで犠牲にしてビルや列車を爆破する「テロリスト」が、声明ひとつで人質を解放?>
| 4月10日(土)イラク日本人拘束〜メディアも混乱してる |
■産経新聞より
・産経朝刊に、内藤正典・一橋大大学院教授(現代イスラム研究)の寄稿が載っていました。
これは紙面のみの掲載で、産経ウェブでは見当たりません。
Yahoo!掲示板でまとめてくれてる人がいたので、リンク貼らせてもらいます<(_ _)>。
「反戦運動家」という単語にドキッとしてしまったのは私だけでしょうか(^_^;。
それと「3.人質に窮迫した様子がない」についてですが、補足しますと、内藤氏はこういう経験をされているそうです。<私も中東のある国で憲兵隊に拘束されたことがある。銃口を突きつけ、安全装置をはずされたときには、言葉では言い表せないような戦慄を感じて、とても冷静ではいられなかった。目隠しを取っている映像では、人質はさかんに犯人側と話しており、誘拐犯の日本政府に対する脅迫としては不可解なものと言わざるを得ない。>
で、締めの文章はこれ。
<言うまでもないが、アラビア語(イラクでの口語)の十分な能力と状況判断の能力とを持ち、自らの安全確保に関して相当の覚悟がなければ、今日の情勢下でイラクに入ることは常識に外れた行動である。支援の志について批判するつもりはないが、今回の不幸な事件をみて、被害を受けたイラク人の立場に立つということが、何かしてやろうという意志だけでは成り立たないことを理解すべきではないだろうか。>
・3つの不可解 イラク邦人人質〜牧師と運転手、証言食い違い/脅迫文は西暦/韓国は金で解決だが…
こちらは産経夕刊の記事。・最後に毎度おなじみ産経抄。
全くもってその通りです。私からつけ加えることは何もありません(手抜き?(^_^;)。
■朝日新聞、昨日と言ってること全然違うやん(^_^;
今日の朝日の社説「イラク人質事件――脅迫では撤退できぬ」を見てコケました。
わずか1日で主張を180度転換してます。
昨日は、<福田官房長官は「自衛隊は人道復興支援を行っている。撤退する理由がない」と、誘拐犯の要求を拒んだ。かといって要求を突っぱね続ければ、3人の身に危険が及ぶだけでなく、同種の事件を誘発する恐れがある。それがこの事件の深刻なところだ。 >
と、暗にテロリストの要求通りに撤退しろと言ってました。
それが今日の社説では、<そもそも自衛隊を派遣していなければ、こんな事件も起きなかっただろうと考えると、いたたまれない思いだ。 >
と前置きしつつも、
<それでも、人質を盾に他国の国民や政府を脅すやり方は、どうしても認めるわけにはいかない。脅迫を受け入れての撤退には応じることができない。つらい選択だが、私たちはそう考える。
もし今、ここで犯人たちの脅迫を受け入れたらどうなるだろうか。「日本は無法な要求に弱い国だ」というイメージを広げ、同じような人質事件を誘発しかねない。他の国を標的にした犯行に弾みをつけてしまう恐れもある。
自衛隊の派遣は、その是非はともかく、日本が法律に基づく手続きをへて決めたことである。それがこうした卑劣な手段でねじ曲げられることは、やはりあってはならないことだ。 >あららら。あの「弱者の味方」が売り物の朝日新聞がまさかこんな……。
しかも細かな箇所に目をやると、昨日は「要求を突っぱね続ければ、同種の事件を誘発する恐れがある」と書いてあったのが、今日は「脅迫を受け入れたら、同じような人質事件を誘発しかねない」って。
昨日と正反対のこと書いてますね。どないなっとんねん。どっちを選択しても誘発すると言いたいんだとも思えないし。
私は知らないんですが、朝日の社説って毎日違う人が書いてるの?もし同じ人が書いてるとしたらあまりに変わり身早くて信用できません。
転換したのは、<民主党も脅迫に応じるべきではないという方針を確認した>からなのかしら?(^_^;
とはいえ、社説の後半では<だが、そのうえで論じておきたいのは、私たちの主張は何が何でも自衛隊は撤退させないという、単純な「テロに屈するな」論とは異なるということだ。 >
<イラクの現実が特措法にかなったものかどうかを、いよいよ厳密に検討しなければならない時である。必要になれば撤退の決断もためらうべきではない。
その意味で、自衛隊を撤退させればテロに屈したことになる、という小泉首相のいつもの言い方をそのまま認めるわけにはいかない。 >と、これまでの持論を展開してます。
「政府の方針に同調してるわけじゃないんだよ」「自衛隊撤退してほしいのに変わりはないんだよ」と。朝日の面目躍如ってことで。
■テロリストとの交渉術とは
志方俊之教授(元陸自北部方面総監)によると、こういう場合の交渉術というものがあって、最初の段階から「撤退を視野に入れる」みたいなマイナスコメントは、政府は絶対に出してはいけないとのことです。
「これだけは譲れないんだよ!」というのを、まずはっきり犯人に示して、そこから譲歩できるところは譲歩するといったやり方で交渉を始めていくのだと、そういうことを言われてました。
もちろんご家族の皆さんに今それを理解しろと言っても無理なのはわかります。
が、本来冷静であるべきマスコミが冷静な視線を失って、「ご家族のために政府は自衛隊撤退を決断すべき」みたいなムードを作り上げてしまうのは間違いではないかと思います。
その点、フジテレビや日テレなどは、あさま山荘事件で指揮を執った佐々淳行氏などその道の専門家を出演させて、なぜここで自衛隊を退いてはいけないのか?という論理を淡々と展開させてましたので、良かったんではないかと。
■「撤退しない」明言せず、対応に苦慮 小泉首相ら
また朝日の記事ですみません(^^ゞ。<小泉首相も9日、記者団に「撤退するつもりはないか」と聞かれて「ありません」と答えたものの、自ら「撤退しない」とは断言しなかった。 >
「撤退するつもりはないか」と聞かれて「ありません」でしょ?
「撤退しない」と明言してるのと同じでは?それとも私の読解力がないのでしょうか?(^_^;
「撤退」という言葉そのものは使ってない、ということを言いたいんでしょうけど、「撤退するつもりはないか」と聞かれて「NO」でしょ?
あいまいな表現の通用する国内ならまだしも、外国では通用しませんよ。「NO」は「NO」。「日本政府は自衛隊を撤退しないんだな」と受け止められますって。<ただ、事態の推移によっては、政権批判が一気に高まる懸念も捨てきれない。首相らにとっては最後の手段としての「撤退」の可能性を完全に閉ざすこともできない。 >
全く何考えてんでしょ。「日本政府は撤退しないと決めたわけではないんですよ」って誰にアピールしてるんでしょうか?テロリストにか?
もっともこれは昨日付の記事で、前述の通り、今朝の社説で朝日は「撤退してはいけない」に大転換してるんですけどね(^_^;。
■ネットがあって良かった!
上の記事なんか読んでますとね、特にそう思いますわ。
ネットがなかった時代は、「世論」は実際の国民の声というよりは、むしろ「テレビや新聞が作り上げたもの」でした。
ネットが普及した今、「テレビや新聞が作り上げた世論」と「ネット上の世論」では、かなりの開きがあるということは、ネットされてる皆さんはよくおわかりだと思います。
今回の事件にしても、テレビを見てると、国民世論は「自衛隊撤退させろ」という意見が多勢を占めているように見えますが、ネットではどうかと言えば、「自衛隊を撤退してはいけない」という意見が多勢を占めています。
ネットは今や一大メディアですから、他のメディアも、そして政府もこれを無視することは出来ないでしょう。
そのことを踏まえて、もしネットがなかったら、今回の事件どうなっていただろうか?と考えた時……。
……世論は全て「自衛隊撤退させろ」に傾いているように見えてしまい、日本政府もそんな世論に従う形で、ダッカ事件の時みたいにテロに屈する判断をしてしまっていたかもしれません。
だから、「ああ、ネットがあって良かった」と、私は心から思うのです。
もっとも事件は現在進行形で、政府が方針を覆して自衛隊を撤退させる可能性ももしかしたら出てくるかもしれません。
が、少なくとも先ほど書いた、志方さんの「最初の段階からマイナスコメントを出してはいけない」というのは守られた、これは大きいと思います。
■ご家族のこと
この前から冷たい事ばかり書いてごめんなさい。でも、ご家族の態度を見てるとどうしても(´ヘ`;)ハァってなっちゃう。
再三言ってるように、状況が状況ですから気持ちはわからないでもないんです。でもそれを割り引いても「何だかなあ」と思ってしまう。
3人の軽率な行動によって迷惑を被っているのは、何もご家族や周りの人だけではありません。
多くの国民に心配をかけ(私もこんなこと書いてても、本当に無事に帰られることを願っているのですよ)、日本の株価にも影響を与えてる。
国内だけではありません。世界の多くの国々にも迷惑をかけてしまっています。イラク人たちも心配してくれています。
そういうことを踏まえて、嘘でもいいから、まずは「息子(娘)は危険を承知で言ったんですから、覚悟はしてました。そんな息子(娘)のために、日本の国を危うくさせるようなことをしてくれとは言えません」とか言えないものでしょうか。
それを言った上で、「しかしながら、勝手な言い分なのは重々分かっていますが、そこを何とか助けていただけないでしょうか」と言われるなら、まだわかるのですが……。
早く事件が解決して3人が無事に帰還されることを心から願います。私がご家族に対して本格的に不快感を感じるようになってしまう前に。
<追記>
今、4/10の午前3時を少し回ったところです。
「『24時間以内に解放』アルジャジーラが放送」という速報が出ました。
これが本当ならば喜ばしいことです。
| 4月9日(金)イラク日本人拘束〜情報たくさんありすぎてわやくちゃ(T^T) |
■夫がまた鋭いこと言った
「アルジャジーラで3人の顔と名前が出たんが昨日の夜9時やろ。でも9時台のNHKニュースですでに3人のこれまでのVTRが出てた。何でそんなにすぐ日本のテレビで彼らの過去の映像が出てくんねん。おかしないか?例えば俺なんかが拉致されても、映像なんか出てこえへん。普段からそういう活動をしてた人たちやからポンと映像出てくるんや。それにテロリストと人質の主義主張が一致してるってのは何なんや?これって自作自演ちゃうのん?」
ああっ、言ってしまった「自作自演」(^_^;。私も思わなかったわけじゃない。だけどいくら何でもそれは突飛すぎる考えでは……。■自作自演?
ちらりとでもそう思ってしまったことで罪悪感に捕らわれた私。
が、深夜になってネットを見てたら、すごく多くの人が同じことを考えてたので驚きました。
もしかしたら、こういう可能性はあるかもしれません。
拉致はあくまで偶発的なものだったが、その後のシナリオ(「自衛隊撤退させないと3人殺す」という要求内容の設定など)は実は、3人がアドバイスしてるんちゃうか?とか。
拘束された後、自分たちの主義主張がテロリストと同じなのを訴えて、彼らに「私達の身柄と引換に自衛隊撤退を要求したらうまくいくよ」と提案した、とか。
……すんません。忘れて下さい。でもそういうことを考えてしまうぐらい、きっついメンバーなので。ジャーナリストの郡山さんはともかくあとのお2人が(^_^;。
これは今井さん(18才)が代表をしてるNGO団体のHPなんですが、この団体と高遠さんとは親交があったことがわかります。■どこらへんが自作自演?
あちこちに書かれてますが、クライン孝子さんの日記を紹介しておきます。
http://www2.diary.ne.jp/user/119209/
4月9日付の日記数本を見てみると、何か妙に説得力があったりして。
もちろん掲示板発のよくわからん情報も含まれてるので、真偽のほどはわかりません。
ただネットは、新聞やテレビでは絶対に伝えられない情報を知ることができるので、考える幅が広がりますね。
広河隆一さんって方の話なんか、絶対表には出てきませんもんね。■「スーパーモーニング」で
鳥越俊太郎(彼は以前イラクに取材で行ったことがある)は「映像見てると緊迫感がない。そんな厳しい状況に置かれてはいないのでは?」と、自作自演支持を匂わせる発言。
但し、アルジャジーラの映像には公開されていない部分があって、その部分はかなり緊迫感があったということです。後でニュースで知りましたが、ナイフを首元につきつけられたり、という映像があったそう。
一方、大谷昭宏は「撤退させるという選択肢はないのか」と、撤退ばかりを口にして、他の人たちの議論に水差してました(いつものこと(^_^;)。
そういや、大谷はじめ左翼的コメンテーターはつい先日まで、「自衛隊は派遣しちゃだめ。人道支援と言っても見た目軍隊だから攻撃される。逆に企業とか民間人を行かせた方がいい」とか言ってましたが、彼らは民間人がテロに巻き込まれた現実をどう考えてるんでしょう?
テロリストもアホやないです。装備のしっかりした自衛隊より、丸腰の民間人を狙う。当たり前ですがな。■「日本人もいた」一時拘束された韓国人牧師が証言
韓国人牧師7人らが3人の日本人と一緒に拘束されていたとして、じゃあなぜ韓国人だけすぐに解放されたんでしょうか?日本人と韓国人の違いって何?
解放された韓国人のうちの1人(女性)が「アメリカに協力するからこんなことになる」と話していたところを見ると、思想的には日本人3人と大差なさそう。
韓国は今政情不安定、イラクへの追加派遣も予定している。どっちか言ったら韓国の方が狙われやすいのでは?という気もするのですが。
あるいは、韓国はこの程度の脅しには屈しないだろうが、日本は屈する可能性があるってことで、日本人を残したのでしょうか?
が、「日本人を見た」と言った韓国人牧師が「テロリストは(自分たちを拉致したことを?)間違えた、誤解したと言った」と証言したという情報もあります。だとしたら、最初から日本人だけをターゲットにしていたのでしょうか?
韓国人らが拉致された時の証言によると、
<ファルージャを通過する道路が封鎖されていたので、専用道路を下りて迂回(うかい)路を利用することになった。
迂回路に入ったところで武装したイラク人数十人が道路を封鎖し検問をしていた。「医者と看護師だ」と説明すると、「米国のスパイかどうか調査しなければならない」と言われ、銃を突きつけられ、車から降ろされスカーフで目隠しをされた。>
たぶん日テレだったと思うんですが、在日イラク人で今はイラクに戻っている男性が、偶然3人の日本人が拉致された日の同じような時間帯に、この「検問」に出会っていたことを証言していました。
「お前は何人だと言われ、イラク人だと言ってパスポートを見せた。彼らは外国人を探していたようだった。もし日本人がこの検問に引っ掛かっていたら誘拐されたのは間違いない」。
この件に限らず、とにかく事件全体で情報が錯綜してて、よくわかりません。追記:夜遅くになってフジテレビのニュースでやってました。アメリカの新聞が伝えたところによると、韓国人らは300数十万円払って解放されたとのことです。
■未だ犯人の正体わからず
何せ入口からよくわかりません。
中東の専門家やアルジャジーラの人間ですら、「サラヤ・ムジャヒディーン」という名前を聞いたことがないと言ってますから。
専門家の見解もばらばら。
・アルジャジーラにビデオ送ったり用意周到なとこ見ると、アルカイダ傘下の組織では?
・犯行声明文に宗教的な修辞が少ない。イスラム過激派ではないのでは?
・ビデオに映っている犯人の一人はズックを履いてる。ズックはイラクでは高級品のはず。
・小さなテログループが名を上げたいからやったんだろう。パフォーマンス的なものでは?■「ダッカ事件と時代違う」撤退要求拒否で福田長官
よく言った!(--)(__)
お父さん(ダッカ事件でテロリストの要求を呑んだ福田赳夫元総理)とは違うってところを見せたいという気持ちも働いたのかもしれませんが(^_^;。
撤退について質問された時の福田くん、この記事では書かれてないけど、最後に記者に向かって諭すようにこう言ってました。
「(自衛隊撤退させることは)それこそテロの思う壺、テロリストはそれを狙ってる。それに負けていいのかどうかということですよ。よく考えて下さい、そこのところは。しっかりと」。■勝谷誠彦の××な日々。
勝谷さんも先日、イラクに取材に行かれてました。
4月9日付より。
<こういうことはみっともないので公にすべきではないのだが私はイラクに向けて日本を発つ前に 「特異事態発生時行動指針」という書類を信頼できる筋に寄託しておいた。親族ではいけない。 親族は冷静な判断が出来ないからである。そこで書いた中で最も重要なのは今回のような事態になった時の判断である。
私の遭難時には「日本国政府はいかなる妥協にも応じるな。見捨てよ」という声明を即時に事務所を通じて出すことになっていた。 国家の警告を無視して行く以上それは当然のことでありその一言が政府を縛る卑劣なる輿論の縄を切ってあげることになるのである。 >
平和ボケした反戦運動家やボランティアの方に、ここまでの覚悟を持てと言っても無理か。
覚悟を持てないなら行っちゃだめよ。■自己責任
テレビでは夜のニュースに3人のご家族が次々に出演、涙ながらに救出への協力を訴えておられました。
(テレ朝、TBSの作り方は、ご家族を利用した「自衛隊撤退しろ」キャンペーンにしか見えなかったけど)
が、それとは裏腹に、ネット上では3人に同情的な意見はなぜか少ない。2ちゃんねると、あとYahoo!も見ましたが、同情論はほとんど見かけません。
たまにそういうのがあっても、変な理屈が多いんです。
たとえば、「北朝鮮の拉致被害者は助けようとするのに、イラクの拉致は見殺しか?」という意見。
北朝鮮による拉致と今回の事件を同列に扱うことにまず無理がありますよね。
北朝鮮拉致の被害者は、よど号グループの策略で海外で拉致された人たちもいるけど、大半が日本国内で拉致された人たちです。リスク覚悟で自分から危険なイラクに行った3人とは違うでしょう(彼らに覚悟があったかどうかは疑問ですが)。
「危ないから近づいちゃだめだよ」という警告も聞かずに自分から近づいたんですから(しかも今井さんは危険を自覚している内容のメールを出発前に家族らに送っているし、郡山さんは出発直前にホテルの従業員に「生きて帰れないかもしれない」と話している)、過失が全くないとは言えないでしょう。
これを機に、日本人はもうちょっと「自己責任」というものについて考えた方がいいのかもしれません。■ご家族の気持ち(批判覚悟)
今井さんのお母さんは、「自衛隊撤退をしていただきたい。息子を無事に帰していただくようにお願いしたい。民間の人道支援を見殺しにするようでは、自衛隊の目的にはならないのではないか」と。
他の方のご家族の方々も、多くが自衛隊撤退を口にされていました。
親として家族として、そう言いたくなる気持ちはわからんでもない。取り乱す気持ちはわからんでもない。
でも、しつこいようですが、外務省は再三「危険だから行くな」って警告してたでしょ。それを聞き入れず、危険なの知ってて送り出したんでしょ?それをいきなり政府批判に結びつけるのってどうなんでしょうか。
自分の子供の軽率な行動は棚に上げて、日本政府の方針を大転換させようとするんですか?ちょっと待って下さいよ!
自衛隊を撤退させたからって3人が無事に帰ってくる保証があるのかどうか?がまず疑問ですし、もし3人が無事に帰ってこられたとしても、テロに屈することはまた新たなテロを誘発するんですから。
「日本政府はすぐ要求を呑む。ちょろい国だ!」ってことで、今後日本人は多くのテロ組織にとって格好のターゲットになるでしょう。
自衛隊撤退することで、3人どこ