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過去ぼやき2002年1月分

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01年12月分へ

1月31日(木)田中真紀子更迭その2

 (2日連続長文の段、しかもまとまりのない箇条書きのような文章、お許し下さい)

 ニュースもワイドショーもすっかり「真紀子さんかわいそう」モードになっていて、私は「なんでそこまで視聴者に媚びるかなぁ」とイライラしていた。
 もちろん今回の件だけが原因で更迭されたのであれば、それはヒドイと思うが、実態はそうではなく、これまでの失策や我が儘の積み重ねがあったればこそ。なんせ父・角栄ですらその我が儘には手を焼いていたというんだから。そういった「実績」になぜ着目しないのだろう。
 が、今朝、普段はめったに見ない日テレの「レッツ!」を見て、驚いた。
神(視聴者)をも恐れぬコメンテーター(政治評論家)がいたのだ!
 彼は概ね、こういうことを言っていた。
 「これまでの真紀子さんの様々な問題行動に、小泉さんはよく耐えた。国益を考えれば、小泉首相の決断はやむをえない!」。ポイントをちゃんとわかっていて、大衆に迎合しない人がいたのだ。嬉しかった。
 同じく日テレの「ザ・ワイド」でも、ゲストの舛添要一が、NGO答弁での真紀子のメモの矛盾(後述します)を取り上げ、「テレビは『真紀子は嘘はついてない』という前提で報道しているが、もっと中立的な報道をしなければいけない」と鋭く突っ込んだ。
 そのうえで舛添は、「私も小泉さんも、これまで全力で彼女を守ってきた。何もしないでほったらかしてたわけじゃない。全力をあげてカバーしてきた。なのに彼女は次々に問題を起こす。勉強しなさいと言っても、しない。人の話を聞かない。だから、こうなっても仕方なかった。更迭後の会見で、政治改革をしなければとか、いろいろ言っていたが、そんなきれい事を今さら言うな」という趣旨のことを(もっと柔らかにだが)述べた。

 さて、他局はどうかと言うと、フジテレビの「とくダネ!」はできるだけ中立を守ろうとしつつも、結局は真紀子寄り。
 が、「とくダネ!」はまだマシなほうで、テレ朝の「モーニング」に至っては、ニュースステーションよろしく、偏向一辺倒の報道。
 「モーニング」では、大臣となってからの真紀子の行動や発言をVTRで紹介していたのだが、そのタイトルが「名言・珍言・真紀子名場面」。
おいおい、「珍言」じゃなく「失言」だろ(^_^;。
 しかもキャプションとナレーションが実に不公正。たとえば「小泉首相の心変わり」というキャプションのもと、ナレーションは「首相に靖国神社参拝をとりやめるように陳情したが、受け入れられなかった」「柳井大使の人事も官邸主導で決められた」と、まるで首相や官邸が悪人のような一方的な作り方。つーか、靖国参拝するのは悪、という前提がそもそもおかしいのだが。

 ワイドショー各局の統計では、今回の更迭については大部分の視聴者が反対の姿勢だ。しかし、ワイドショーと言えば、主な対象は専業主婦であり、これは「組織」に属していない人である。少なくとも「組織」で働いている人間であれば、あっさり「更迭反対」とは言えないはずだ。
 想像してほしい。もし、貴方が巨大な組織の一員で、貴方の上司は好き嫌いで人事を行い、部下である貴方を全く信用しないどころか敵扱いするとしたら?
 もうひとつ。企業経営でも政治運営でも言えることは、「結果が全て」ということだ。たとえ一生懸命頑張ったとしても、その結果会社が傾いてしまった、経済がますます悪化したとなれば、責任者は責任をとらなければいけない。でないと社員も国民も納得しまい(その意味では、真紀子を外相に任命してしまった小泉首相にも大いに責任がある。だから彼が党内や野党から責められるのは当然だ)。
 真紀子もそうだ。外務省改革と声高に叫び、乗り出したまでは良かったが、結果はどうか。国益になることを何かしたか? 外務省との軋轢は日に日に増し、肝心の外交は機能停止状態に。機密費事件にしたって、真紀子がメスを入れたのではない。それをしたのは司直だ。
 「外務省は腐敗している」なんてことは、普通に新聞やら本やら読んでいる人間であれば、真紀子に教えてもらわなくとも、ずっと前から知っているのだ。だから、新聞も本も読まず、テレビでしか情報を仕入れていない人たちが、「真紀子さんが外務省の官僚たちの腐敗ぶりを教えてくれた」と崇拝してしまうんだろう。
 舛添も言っていたが、
真紀子は小泉はじめ周りの「自分をサポートしてきた人たち」をことごとく裏切り続けた。なのに、なぜ、こんな彼女に「かわいそう」という感情を、多くの人は持てるのか。どうにも理解できない。

 てなふうに、とかくテレビは情緒的でいかん。
 じゃあ新聞はどうかと言うと、これもあまり偉そうなことは言えない。先述の「レッツ!」のコメンテーターも言っていたが、
私も朝日新聞の豹変には驚かされた。
 昨年の11月2日、それまで真紀子支持を表明していた朝日新聞が、態度を180度転換し、更迭論を社説でぶちかました。それが、今朝の社説を見ると、大衆迎合に逆戻り。やっぱり売り上げ落ち込みが気になるのか。

 さて、真紀子更迭には2つの引き金があった。
・真紀子が民主党の菅直人と連携をとったこと。
 28日の夜、彼女が携帯電話で菅と話をする姿が複数の人間によって目撃された。その直後、「菅サイドから外務省に鈴木氏との関係に関する資料要求があった」(外務省筋)。真紀子は昨年末から小泉を公然と批判していたこともあり、政府部内には「真紀子は民主党と連携、小泉つぶしに動き始めた」との観測が広がった。
・NGO答弁でのメモの矛盾。
 野上事務次官が鈴木宗男の関与を認めた証拠として真紀子が示したメモがあったが、真紀子は「21日の午前11時15分に野上次官に電話した」とし、その時の走り書きというメモを読み上げたが、このメモについて「21日に菅直人からもらった申し入れ書に走り書きしたもの」と説明した。ところが、菅の申し入れは21日午後1時40分のことで、真紀子が野上次官に電話した時は、申し入れ書はまだ手元になかったことになる。つまり、
メモは事後に書き加えられた可能性があるのだ。
 このメモの矛盾(産経でははっきり「嘘」と書いてある)が明確になれば、ますます野党に責められ、真紀子だけでなく内閣そのものの問題にも発展しかねないという危機感が首相サイドに走った。

 閑話休題。あの夜の再現。
 首相「予算を通さなければならないんだ(__;)」
 外相「更迭ですね(。。)(゜゜)」
 首相「そうだ(__;)」
 外相「じゃあ次官人事は私にやらせてくださいね〜(^o^)」
 首相「……え?あのー、更迭ってあなたのことなんですけど……(^◇^;)」
 外相「…ええ〜っ(O.O;)(o。o;)!何ですってぇ〜!?(-.-#)」
 ………ちょっと誇張してみました。
立派にコントとして成立しますな。

 それにしても、更迭から丸1日経ってない時点で、もうぺらぺらと。何と節操のない女だろう。その悲劇のヒロインぶりっ子、やめて下さいよ。暴露本出版の噂もあるが、現実のものとなるかもしれない。
 以前から自分の党の悪口を言ったり、もともと野党精神の強い人なんだから、この際渡りに船で、マジで
民主党に入って民主党改革でもやったらどうか。そうすれば巨泉も辞めた甲斐があるというものだ。

 おまけ。テレビはやっぱりあかん!の顕著な例。
 更迭された野上次官がインタビューに答えているVTRを見て、因縁つけたコメンテーターがいた。「更迭されたというのにカラーシャツを着てるなんて。あれは勝利のサインだ。英雄気分でいるんだろう」。
人間、悪意を持って見れば、ここまで他人を悪く言えるのだ。イヤですな。
 ……とか言いながらも、今日も私はテレビをチェックしてるんだけどね(^_^;。

1月30日(水)田中真紀子更迭

(長文の段、お許し下さい)

 田中真紀子外相、ついに更迭!
 真紀子ファンには申し訳ないが、こんなに心が晴れ晴れとしたのは久しぶり(^_^;。
 ただ、NGO問題で更迭というのはちょっと引っ掛かる。
どうせなら、もっと他の重大な失策をした時点で更迭してほしかった。

 真紀子が外相に就任した直後、こんな発言があった。「歴史を歪曲している扶桑社の歴史教科書はいけないと思う」。
 が、後日、「あの発言は新聞で見て判断してのものだった。後でよく勉強してみたら、検定に基づいて厳正に精査、実施した結果、合格したことがわかった」と、訂正。
 よく調べもせずにメディアの一方的な情報を鵜呑みにし、えらそーに発言していたのか。その時点で、私は「ダメだこりゃ」と思った。

 その後は皆さんもご存知の通り、失言&問題行動の繰り返し。そのほとんどは、勉強不足、無知、我が儘から来ている。少しは勉強しろよと何度思ったことか。もし真紀子でなければ、とっくにクビになってる。
 小泉さんも大変だったろう。組閣時に「閣僚は変えない」と宣言していたことや、真紀子の高い人気を考えると、そう簡単に更迭もできず、ここまで来てしまったという感がある。
 真紀子自身も、「私は国民に人気がある。小泉政権は私で保っている。だから総理も私をクビにはできない」と、驕り高ぶっていただろうから、突然の更迭にはさぞ驚いたことだろう。
 
今後、真紀子は「抵抗勢力」となるのだろうか。それもまたよし。自分は安全な場所にいて、「総理はダメですね〜」と外野から横やりを入れる、そういう役の方がお似合いだ。

 やはりと言うか、テレビはどこも「真紀子さんかわいそう」モード。特に女性に多い。
 「小泉さんは真紀子さんのお陰で首相になれたのに、一方的に切るなんてひどい!」とは、某女性芸能リポーター(小泉さんの生みの親だからと言って、好き勝手してよいとはならないと思うが)。
 「指輪の件とか、些細な事でもいちいち叩かれて来てたので、かわいそう!」とは、吉本新喜劇の某女優(指輪がなくなったからって、無関係な役人を泥棒扱いすることが、些細な事とはとても思えないのだが)。
 「真紀子さん、英語がペラペラでかっこよかったのになぁ。これまでの大臣と違って、ちゃんと外国の要人と渡り合えてたし」とは、某女性タレント(予めお膳立てされた会談で相手におべんちゃらを言ったり、安易な約束をしたりするぐらいのことであれば、私でもできる。……英語は話せませんが(^^ゞ)。

 街の声も概ね「真紀子さんかわいそう」モードだが、「小泉総理の決断は正しかったか?」という設問になると、過半数がYESと答えた。但し、これは丸の内での数字。主婦層に尋ねると、数字は逆転、NOが過半数となった(例の大和田漠が司会のワイドショーの統計)。
 私も主婦だが、
「同じ女性だから」「同じ主婦だから」「官僚をやっつけようとしてるから」ってだけで支持してしまう浅はかさを見るにつけ、「世の主婦は新聞を読んでるのか?」と思う。
 もちろん、外務省改革を進めようという、その姿勢は認める。が、やり方があまりにズサンだ。
 なにしろ、
「人を使うこと」がとてつもなく下手。とても田中角栄の娘とは思えないほど下手。何せ就任していきなり「人事凍結」だもん。そりゃ部下もやる気なくすって。「飴と鞭」という言葉を知らないのか。予め「部下の使い方」てなビジネス本でも読んでから、改革に挑めばよかったのに、感情だけで挑んでしまった。アホやん。
 第一、外務大臣は外務省改革のためだけにあるのではない。一番大事なのは外交そのものである。彼女は日本の外相として、外交上の国益につながる行為を何かしただろうか。私には思い当たらない。国益を損ねた行為であれば、たくさん思い浮かぶのだが。

・中国外相に「李登輝氏の訪日は今後認めない」と、日本政府の統一見解を無視して勝手に言った件。
・アーミテージ国務副大臣との会談急きょキャンセルの件、しかもその理由が「心身共に疲れてパニック状態になっていた」。
・中国・韓国による小泉首相の靖国参拝中止要求に対し、「参拝は憲法に違反する。首相に理解を求めていく」と屈服(父親の角栄は何度も参拝してるのに)。そのくせ、自分の立場が危うくなった途端、「首相1人の判断にかかっており、私が踏み入って決定するのは無理」と保身に走った。
・鈴木宗男氏とのバトルROUND1(ロシア課長人事への介入問題)では、「鈴木氏の質問をやめさせなさい。やめさせられないなら時間を短くしなさい」と外務省幹部に指示。
・参院選の応援演説では、候補者に対して失礼な発言三昧。
・公の場で官僚の悪口を言ったり、テレビカメラの前で怒鳴りつけたり、ひどい時は喧嘩が長引いて、大事な会談や行事に遅刻したり、立てこもったり。
外務省改革のための会議は頻繁に行われているのに、これらに出席したことはなく、全て副大臣、政務官任せ。
・国連総会やG8など派手な舞台には行きたがるけど、パキスタンは「怖くて汚い国」だから行きたがらない(後に訪問したが)
・パキスタン訪問を「これは小泉・福田のワナね。私は行きたくない」と、副大臣に振ってしまった件を、最初は「事務次官に止められたから」と言い訳したが、後日、「大臣は国会開会式に必ず日本に戻っていないといけないという話が、党からあった」と、今度は党のせいに。
・「香港がルールにのっとって返還されたように、台湾もそうなると良いと思うし、それを阻害しないよう日本も努力すべき」という全く歴史認識に欠ける発言。
・「海にプカプカ浮いてたら、『拉致されるよ』と言われた。私はうるさいから拉致された方がよかったんじゃない?」、この発言に、日本人拉致事件の被害者家族は怒り狂った。

 彼女が外相として、いかにズサンで行き当たりバッタリのことをしてきたかがよくわかる。

 気になるアジア各国の反応。
 中国は「小泉政権に重大な好ましくない影響を与えるだろう」との見方。中国は当初、日中国交回復の立役者である故田中角栄の娘である真紀子の外相就任を好感を持って受け止めていた。最近はそうでもなかったようにも思うが。
 台湾は「大歓迎」。先ほども書いたが李登輝前総統のビザ発給問題、「台湾も香港のようになると思う」発言など、中国寄り発言を繰り返してきた真紀子外相は、やはり台湾にとっては好ましくない人物だったようだ。
 韓国は「時間の問題だった」と意外と冷静。

 後任には緒方貞子さんの名前が挙がっているようだ。彼女がなってくれたら心強い。でも以前にも、外相就任を打診してあっさり断られた経緯があるから、難しいかも。
 緒方さんがダメなら櫻井よしこ、それもダメなら小池百合子、それもダメなら高市早苗でどうだ(^_^;。

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 すっかり陰に隠れてしまった大橋巨泉辞職の件。
 民主党と社民党の女性議員がテレビ(またしても大和田漠の番組)でまたアホなことを言ってる。
 平沢勝栄に「民主党に嫌気さして辞めただけだ。出馬する前に党と政策面でちゃんと話し合ってないからこういうことになる」と言われると、「自民党が悪いんだ。あの国会での低次元なやりとり見たでしょう。ああいうことがあるから不信感を持ったんだ」と、ピーチクパーチク。ちゃっかり「自民党叩き&自分とこの党のアピール」の場にしてしまった。
 しかし、ワイドショーはどうしようもないね。出演する女性議員と言えば、社民党か民主党か共産党。つまり、野党しか出さない。
これが「世の女性の大多数の声」とか思われるとかなわん!
 ちなみに、ゲストに呼んだりして巨泉をさんざん持ち上げていたニュースステーションだが、このニュースは(昨日ね)事実関係を伝えるのみでさらりと流してしまった。何だかなぁ……。

1月29日(火)大和田漠・原よう子・巨泉。どうしようもない人たちだ

 またまたNGO参加拒否問題。
 田中真紀子びいきがすごいテレ朝の昼のワイドショーを見ていたら、珍しくNGO側を批判するコメンテーター(政治評論家?)がいた。彼は概ね、このようなことを言っていた。
 「緒方貞子さんは、『アフガン復興会議出席を申し込んだNGO団体の全てが入れるわけではない』と予め言っていた。実際、申し込んだNGO団体20数団体のうち、会議に出れたのは12団体だけ。まず、この事を知っておく必要がある。
 また、この問題の発端となったPWJ(ピースウィンズ・ジャパン)とJPF(ジャパン・フラットフォーム)、両団体の代表である大西健丞氏は、確かにあの日会議には出られなかった。が、他のメンバーが出ている。この事も踏まえておいてほしい。
 それから、PWJ及びJPFは政府から補助金として○○円(筆者注:金額忘れた)をもらっている。なのに『お上は信用しない』という発言、これは外務省にとっては許し難いものがあったろう」。
 このコメンテーターの発言中、
大和田漠は「そういう事は関係ないでしょう」「嘘をついたかついてないかはもう永久にわからないからいい」「問題は圧力があったかどうかでしょう」と、何度も何度も遮ろうとした。何じゃ、コイツは。NGO側にも非がある=真紀子が窮地に追い込まれる……となるのがイヤで、焦っているとしか思えない。
 圧力があったかなかったかは、外務省とPWJ及びJPF側とのこれまでの経緯というか確執というか、それを提示してくれないと、私たち一般人には判断つかない。それを提示しようとするコメンテーターの発言をあえてさえぎるのは、どういう了見からか。
 CMが開けて、コメンテーターがまた話し始めると、大和田漠は、慌てて「それはそれとして、○○さん!」と、他のゲストに話を振ってしまった。自分にとって不都合な人間であれば、最初から呼ぶな。

 その後、雪印のラベル張り替え問題(北海道産を熊本産に張り替えた)に話題は移ったのだが、大和田漠はこうのたまった。
 「雪印と言い、先ほどの政治の問題と言い、全くイヤになりますね。日本人の良心はどこへ行ってしまったのか。教育から見直さないといけないのではないか」。
 人の振りみて我が振り直せ。まずは己の偏向的な報道姿勢から正さんかい!

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 去年、米国多発テロ発生時の「ざまーみろ」発言で有名になった社民党の最年少議員のHP、日記が久々に更新されていた。
 http://www.harayoko.com/katudou/diary/index.html
 その2とその3はともかく、その1は本気で言ってるとしたらかなりアブナイ。
 「今国会中には有事法制が制定されようとしています。日本には平和憲法とよばれる憲法があるのに、それを広めようとぜず、何かあった時のための法律を作るだけでは、本当に私たちの命や財産を守ることはできないと思います」って、……アンタ、自分が何を言ってるかわかってるんすか?(^_^;。
 これって、
「テロリストに攻撃されても、無抵抗で殺されなさい。財産も黙って与えなさい」ってことですよ。
 こんな国会議員に任せてたら、日本国と日本人は確実に滅んでしまうであろう(T_T)。

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 大橋巨泉が議員辞職へ。か〜!何やねん。バカにしてる!
 「考えが甘かった」「これ以上議員を続けていても、公約を守れない」「民主党が政策を考え直してくれてれば」。さらには、「何が聖域なしだ。何が自民党をぶっつぶすだ」と小泉首相に責任転嫁。
 テロ対策特別法の際、自分の考えと民主党の政策とがあまりに違っていたこと(巨泉はこの時、党の政策に反する投票をした)などが民主党に不信を抱いた理由のようだが、ちょい待ち。
民主党は寄せ集めの党であり、かつ政権奪取を伺って臨機応変に政策を変える党だということは、最初からわかっていたことではないか。
 「失った物も大きいが、大いに勉強になった」って、何やねん、それ。何もかも覚悟の上で議員になったんちゃうんかい。それをわずか半年で、こうも簡単に投げ出すとは。私は辞めてくれてせいせいするけど、あんたに投票した40万人もの有権者の気持ちはどうなるねん。もともと議員としてやる気がなかったとしか思えん。全く、バカにしてる。
 思えば、こやつは出馬した時から「俺は当選する気はない」と有権者を馬鹿にするような発言を繰り返していたし、当選後は「当選しちゃったからゴルフできなくなって腕が落ちる。海外で良い生活ができなくなる」なんてことをほざいていた。当時は冗談と受け止めていたが、結局これらは本音だったんだろう。
 しかし、今日のあの記者会見は何や。民主党議員が「辞めないで!」と巨泉を囲んでのパフォーマンス。く〜、背中痒い(__;)。中には社民党の辻元清美までいた。こんなとこまで出てくるな。

1月28日(月)かす汁の作り方がわからん

 東京都東村山市でホームレスの男性が集団暴行を受け死亡した事件。
 犯人は男子中学生グループだった。動機は「図書館で注意されたことの仕返し」。ただそれだけ。
 ここ数年、同じような事件が相次いでいる。電車で「詰めてください」と言っただけで殴り殺された人もいた。
 もはやこの国では道徳や倫理は通用しない。下手に注意して反撃されるより、見て見ぬ振りの方が賢い……それが当たり前になりつつある。
 こうなった一番の原因は教育にあると思う。家庭でも学校でも子供たちは甘やかされて育っている。「公共の場ではマナーに則った行動を」「悪いことをしたら素直に謝り反省すること」「自分第一でなく周囲の人にも気配りを」といった、ごくごく当然のことができない子供や若者たちの何と多いことか。
 
何より恐ろしいのは「加減」を知らないことだ。大勢で一人の人間を1時間40分にも渡って角材で殴りつける、胸を踏みつける。「これ以上やったら死ぬかもしれない」という考えがちらりとでも浮かばなかったのか。相手は自分と同じ生身の人間、そんなことすらわからなかったのか。
 「相手がホームレスでなければ、彼らもここまでしなかったのでは」という意見もある。ホームレス=弱者、社会の底辺の人間、クズ扱いしていい種類の人間……という認識が、彼らにあったのかもしれない。
 唯一の救いは、犯行グループのうち4人が事の重大さに驚き、自ら出頭して来たことだ。「許して下さい」と泣き崩れる少年もいたという。

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 荒れる子供と言えば……。
 元看護婦で現在は医療系専門学校の講師をしている妹から電話があり、
「生徒が荒れてどうしようもない」と言う。生徒は18〜20才ぐらいでもう分別もつきそうな年代だが……。
 医療現場の話、病気と闘う患者の話などをしても、茶化すだけで全然真剣に聞かない。日頃温厚でおっとりしている妹もさすがに怒ったそうだが、それでも事態は改善しない。
 そのくせ、何か困ったことが起こると、とたんに豹変し、「先生、助けて」と猫なで声ですり寄ってくるそうだ。いったいどういう精神構造なのか。私たちの世代は、ワルならワルに徹して、決して先生に泣きついたりはしなかったものだが。
 この子たちに本当に医療の仕事ができるのだろうか。人の命を預かるというその責務を全うできるのだろうか。妹はとても心配している。

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 生まれて初めて「かす汁」を作った。って言うか、食べること自体が初めての私。
 私の親は両方和歌山出身なのだが、かす汁を食べる習慣がなく、当然食卓に出たこともなかった。
 が、長年大阪市内に居を構えている夫の家では、よくかす汁が夕食のメニューとして出たとのこと。それで夫が前から「作れ」とうるさかったので、作ってみたのだ。
 ところが、作り方がよくわからん。買ってきた酒かすに書いてある「作り方」を見ても、「酒かすを刻んで湯に溶かし、大根や人参など適当な材料を入れて煮込む」としか書いてない。うちにある料理の本を見ても、かす汁の作り方は載ってない。
 まー適当に作ってみて、後で味を確かめたらいいか、と思って、とりあえず作ってみたが、匂いで気分悪くなるし、肝心の味はほとんどないし、なんか甘い。
 煮込んでる途中で、たまたま妹から電話があったので、作り方を訊いたのだが、妹も作ったことがないとのこと。ただ、妹の手元の料理の本には作り方が載っているというので、教えてもらった。「だし汁○○カップに酒かすを溶かすって書いたーるで」。ええっ、やっぱりだしを入れるのか。あちゃー。まーええか、今からでも入れたれ。
 でもやっぱり味が薄い。いや、本来こういう味なのか?何せ食べたことがないのだから見当もつかない。
 帰宅した夫に味見をしてもらった。「薄い」。何が足らないか訊いたが、料理を全くしたことのない夫は「ようわからん!」。
 最後の手段で、夫の母に電話をして、作り方を尋ねた。「お味噌を少し入れなさい」。おお、なるほど、味噌か!
 実は以前、「HEY!HEY!HEY!」でゲストのPUFFYがかす汁を作るというのがあった。まっちゃんの「味噌入れへんのか?ウチでは味噌入れとったで!」という鶴の一声で味噌が入れられたが、入れすぎてめちゃ辛くなった……というオチだった。私はまた「松本家」だけの風習かと思っていたのだが、一般的によく入れるものなのかもしれない。
 夫が味見をしながら、私が少しずつ味噌を入れる。「よし、こんなもんやろ」。ようやくできた。でも、その味は到底私には受け入れられるものではなかった。ま、まずい。酒の味がどうにもなじまん。夫には申し訳ないが、気持ち悪くなった(T_T)。
 
ひょっとしたら、これは正しいかす汁の味ではないのでは??もっとおいしく食べられる味付けがあるのでは??……ご存知の方がいたら、教えて下さい。お願いします。

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 NGO参加拒否問題。
 本筋から離れたまま、「言った」「言わない」「圧力があった」「なかった」で、ま〜だもめてる。衆院予算委員会は紛糾し、何度も中断した。
 私の推測だが、おそらく鈴木宗男氏の名前は出なかったのだろう。以前から、この問題に限らず鈴木氏が何かと横やりを入れてきていることは事実で、それが田中真紀子の頭の中にあり、「NGOを出席させるなと誰かが言ってきたとしたら、それは鈴木氏以外にない」と思い込んだため、「鈴木氏の名前が出た」という発言につながったのではないか。
 いや、でも発端となったNGO側の大西健丞氏が「『鈴木宗男が怒ってるから謝ってくれ』と外務省に言われた」と証言してるじゃないか、という意見もあろうが、よく考えてみればこれは間接情報に過ぎない。外務省が勝手に鈴木氏の名前を出したことも考えられる。
 ところで朝、ワイドショーを見ていたら、国会担当記者が大変興味深いことを言っていた。「真紀子さんが外務大臣という前提で見るからわかりにくくなっている。
実質的な外務大臣は鈴木宗男氏なのだ。この視点で見ればつじつまが合う」。ナットク(^_^;。

1月27日(日)神経質な「規制のおっちゃん」

 大阪国際女子マラソン。私たち夫婦は沿道近くに住んでいるので、毎年応援に行く。事前の天気予報で今年は雨に違いないと思ってたんだが、晴れた。ただ、風がかなりきつかったが。
 毎年、おもしろい見物客がいたり、いろいろあるのだが、
今年は大会関係者である「規制のおっちゃん」がおもしろかった。いや、おもしろいというよりも、ちょっと腹が立った?(^_^;。
 それはめちゃ神経質なおっちゃんで、まだ中継車も何も見えてない時点から、「もっと下がって!下がって!」と私たちに大声で怒鳴る。張ってあるロープがちょっとでもたるんでいると「ああ、もう!」と引っ張ってたるみを直す。
 先頭のパトカー(一番最初に来る規制車。選手達の何キロも先を走っている)が通った後、彼はさらに神経質になった。「車道に出ないで!危ないから!」。……って、誰も出てませんが(^_^;。道の向こうからこちらに自転車で渡ってきた人なんかは、「はよこっち入って!もう!」と怒られる始末。近くに立ってるお巡りさんよりも怖い。
 選手が近づいてきて、みんな思わず身を乗り出すと、「もう一歩、もう一歩下がって!……ああ〜!旗はロープの向こうに出さないで!」と、もううるさくてしゃーない。落ち着いてゆっくり見られんかった(T_T)。

 しかし、毎年「犬連れ」の見物客の多いこと。きっと見物のついでに犬を散歩させてるんだろうな(その逆?)。犬が興奮して急にコースに飛び出したりしないんだろうか?……と、私は内心ドキドキして見てるんだが(^_^;。

 毎年、「ひょっとしたらテレビに映るかも?」と思って、ビデオ録画して家を出るのだが(アホ?σ(^^))、これまで1度も映った試しがない。
 今年は超おしかった!まさに私たちが立っていたであろう場所にうまいこと中継が来ていたのに、カメラがアップで選手を映していたため、見物客は全然映ってなかったのだ(T_T)。

 弘山晴美は残念だった。後でテレビを見ると、ちょうど私たちが応援していた位置のちょっと前から、スパートかけられて離され始めたようだ。
 それでも、2年前に続いて今回も2位という成績はすごいと思う。私が「トップでゴールテープを切らせてあげたい!」と思える数少ないマラソン選手である。

1月25日(金)ほんとに泣いてたの?

 先日、京都でワゴン車が児童の列に突っ込み、死傷者を出す事故があった。
 最初は不注意による事故と見られていたが、後に、ワゴンが児童の列にまっすぐに突っ込んでいったという証言や、現場にブレーキ痕が全くないことなどがわかってきた。
 そして、なんとこのワゴンを運転していた男は、突っ込まれた児童たちのうちの二人(兄弟)の母親に、以前からストーカー行為を繰り返していたことが判明したのだ。
 こういった経緯から、今、ワイドショーでは「故意の事故では」と大騒ぎになっている。
 ストーカー被害に遭っていた母親と同じアパートに住む住人たちにとって、この男は「有名人」で、何度も警察を呼ぶ騒ぎとなっていたそうだ。が、男は暴力を振るったり何かを壊したりするのでなく、ただただ怒鳴り散らすだけなので、警察も手が出せなかったとのこと。
 ストーカー関連の事件が起こる度、いつも思う。事前に何とかできなかったのか、と。今回の事故(事件?)では、当人(母親)やその子供達は無事で、
何の関係もない児童が巻き添えで亡くなっているのだから、よけいにそう思う。

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 静岡で女子短大生が灯油をかけられて生きたまま焼き殺された事件。痛ましい。想像するだけで恐ろしい。
 被害者は今時の軽いノリの子とは違っている。真面目に学校に通い、内気で遊び歩いたりすることもなく、またアルバイトをしていた動機も自分の小遣い稼ぎではなく、「学費の足しに」。
 そんな子が何故こんな事件に巻き込まれたのか。何故こんな無惨な殺され方をされないといけなかったのか。残念ながら、今のところ、有力な目撃証言もなく、解決の目途は立っていないようだ。
 昔、火つけは大罪だった。犯人は火あぶりになった。
この子をこんな目に遭わせたヤツも、同じように火あぶりにしてやれ。

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 平成12年に破綻した「関西興銀」の李熙建・前会長らが、背任容疑で逮捕。
 関西興銀は、在日韓国人系信用組合。李熙建は「在日韓国人のドン」と言われる実力者だった。
 朝銀破綻や朝鮮総連の家宅捜索の際、在日朝鮮人たちが「民族差別だ」とデモをするなど大混乱になったが、今回はそういうこともないようだ。
 それにしても、
またしても破綻処理に6000億円もの公的資金が投入されるそうだ。全くかなわん話や。

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 田中真紀子が泣いた!……と、テレビも新聞も大騒ぎ。
 アホらし。大の大人が、しかも政治家が、こんなしょーもないレベルのいざこざでいちいち泣くな。
 第一、あんた、そんなタマちゃうでしょ。同情を引こうというのがミエミエ。「だから女はダメなんだ」って言われるぞ。泣きたければ家でこっそり泣け。
 でも、
画面を見てる限り、涙は見えなかったんだが? 昔の松田聖子の嘘泣きっぽいぞ(^_^;。

1月24日(木)小学生レベル

 1/22で書いたNGO問題の続報。またしても「嘘つきは誰?」状態になっている。
 田中真紀子外相「野上事務次官に確認したところ、鈴木宗男議員の干渉があったと聞いた。今朝も確認したら、鈴木氏の名前をはっきり言った」。
 野上事務次官「勘違いされているのかな。私は今年に入ってからまだ1度も鈴木氏とは会ってないのに。キツネにつままれたような感じ。どうなってるの?」。
 もちろん当の鈴木氏は断固として「私はそんなこと言ってない!」。
 福田官房長官「田中外相が勘違いしてるのでは?」。
 再び、田中真紀子「私は嘘なんかついてない」。
 ……はぁぁ、
また「言った言わない」でゴタゴタですか。小学校のホームルームじゃあるまいし。ええ加減にして下さい。

 関係ないけど、小堺一機による鈴木宗男の物まね、めっちゃ似てる!笑う!もうソックリ!(^。^)

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 テレビ朝日の社長が21日の「記者新年懇親会」の席で、来年3月の新社屋完成を機に社名「全国朝日放送」の変更を示唆した。「親会社(朝日新聞社)の朝日を取り外した方がいいのかいろいろ考えている」とのこと。
 ひょっとして、朝日新聞のイメージがどんどん悪くなっているので、それも理由のひとつでは?(^_^;。
 どっちにしても、
テレビ朝日も朝日新聞も中身からまず変えないと。
 特定のイデオロギーを垂れ流すような報道をせず、公正な報道をする。間違った報道をした時は、素直に謝罪訂正する。そんな当たり前のことからまずやって下さい。社名だけ変えてもダメなもんはダメ!

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 雪印の牛肉偽装工作事件。
 今のところ、「関西ミートセンター」のセンター長が独断で勝手にやったことになっている。狂牛病で自分とこの部署が窮地に陥っていたので、パニックを起こして冷静な判断ができなくなったんだろうか?
 「センター長の独断ではなく組織ぐるみではないか?」という意見もあるが、私はそれはちょっと違うのでは?と思う。
 だって、親会社の食中毒事件のダメージからまだ立ち直っていないこの時期に、そんな違法なことを組織ぐるみで計画するだろうか?しかも上手く偽装したところで1000万円程度の儲けにしかならないのだ。雪印のブランドと1000万円を秤にかければどっちが重いかは簡単にわかるはず。なのに、あえてそんな危ない橋を渡ろうとするだろうか?
 しかし、あの倉庫会社の社長は偉いね。彼とこだって不景気で苦しいはず。それを大口の取引先を失うのを覚悟で告発したんだから。普通、なかなか出来ませんよ。
 ……というふうに考えていくと、
今回発覚したのは氷山の一角で、他にも不正をしている牛肉関連会社があるのでは?という疑いがもたげてくる。

1月23日(水)小ネタ5本

 今日はネタがいっぱい。流して行きますよ〜(^_^;。

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 雪印食品が輸入肉を国産と偽装し、業界団体に買い取らせていた。詐欺などの疑いで捜査が始まっている。
 それにしても、また雪印かいっ!(--#)。一昨年の食中毒事件の雪印乳業とはまた別の企業(子会社)だが、同じグループの企業には違いない。
 狂牛病対策として作られた制度(解体処理された売れ残りの国内産牛肉を国の補助金のもと業界6団体が買い上げる制度)を悪用し、
私たちの税金をだまし取ろうとしたとなれば、これは見過ごしてはおけない。

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 米AOLがマイクロソフトを提訴。
 マイクロソフトが自社製のブラウザであるインターネットエクスプローラーを無償配布するとともに、基本ソフト(OS)と極めて密接な関連性を持たせたことで(抱き合わせ商法ですな)、AOLのネットスケープ(AOLは1999年にネットスケープ社を買収済)のシェア率は暴落した。
 マイクロソフトの市場独占については、これまでにいろんなライバル社が訴えを起こしていたが、主要な競争相手が直接訴訟を起こしたのは初めてとのこと。
 私は普段はネスコを使っている。IEは重たくて嫌いなので、HPをアップした時の見え方の確認ぐらいにしか使わない。
 個人的にマイクロソフトに言いたいのは、
メーラー(Outlook)の初期設定が「HTML形式」になってるのを、「TEXT形式」にしろ!ってこと。
 私はAOL会員で、AOLの独自メーラーしか使えない(これはこれでAOLにも文句言いたい)のだが、これが「TEXT形式」にしか対応していない(最新のWin版AOLメーラーはHTML形式に対応しているそうだが)。
 もともとメールってのは文章やデータを相手に届けるもののはず。いらん装飾とかリンクボタンとかは不要。「TEXT形式」で十分。「HTML形式」は重くてメモリ食うし、いらんタグが入って読みにくいし、こっちは大迷惑なのじゃ〜(--#)。
 独自性を持たせるのは勝手だが、どうもマイクロソフトは「HTML形式」を世界標準にしようと目論んでるフシがあり、それがまた気にくわん。

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 大阪市天王寺区で巨大クレーンが倒れ、市営住宅を直撃!
 上町筋ってけっこう大きくて交通量も多い道路。
よく死者が出なかったものだ。

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 北朝鮮による日本人拉致事件で、これまで政府が認めている7件10人とは別に、「拉致された可能性がある日本人が他にもいる」との情報が寄せられていることがわかった。その数4人。
 が、ご存知の通り、北朝鮮は昨年末に「日本人行方不明者」調査を打ち切っている(過去ぼやき01年12月分の12/18参照)。拉致された彼らを救うには、もはや金正日政権を倒して民主化の道を進ませる以外に方法はないのかもしれない。
 ところでこのニュース、おそらく朝日新聞は伝えてないんやろな〜(__;)。

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 ニューヨークタイムズ紙が、「中国がいまなお続けている、若者に日本への憎しみを植え付ける反日教育をやめるように」という主旨の評論記事を掲載した。
 米国大手メディアがこういった批判をするのは珍しいことらしい。確かにワシントンポスト紙なんかは日本支部が朝日新聞社内にあることもあって、反日的な記事が多いような(^_^;。
 さてそのニューヨークタイムズ紙の記事だが、「中国は特に日本人を日本鬼子と呼び、日本に対する憎しみを若者に植え付けることを停止する必要がある。学校教育でも映画やテレビでも全プロパガンダのネットワークが日本非難に動員され、対日憎悪は危険な状態となっている」とある。
 実例として、「最近、中国の有名女優が日本の軍旗に似たデザインの服を着てファッション雑誌に登場したところ、袋叩きにあい、排泄物まで浴びせられた」ケースが紹介されている。
 嗚呼、教育の恐ろしさ。我が日本は大丈夫か? 特定のイデオロギーに偏向した教育に私たちは洗脳されていないか?
 このニュースも、やっぱり朝日新聞は伝えてないんやろな〜(__;)。

1月22日(火)どっちもどっちでは?

 アフガン復興支援会議に先立って行われた「アフガン復興支援NGO国際会議」に、日本のNGO(非政府組織)2団体が外務省の拒否にあって出席できず、さらには21日の支援会議会場への入場も拒否された問題について。
 拒否されたのはPWJ(ピースウィンズ・ジャパン)とJPF(ジャパン・フラットフォーム)。両団体の代表である大西健丞氏が朝日新聞紙上で「お上の言うことはあまり信用しない」と語ったことで、鈴木宗男議員から外務省に「両団体を参加させないように」と要請があった……と、大西氏本人が説明した。
 鈴木宗男が本当にそんなことをしたのなら、それはもちろんやりすぎだが、だからって外務省の役人も、「鈴木宗男が言ったから」なんてわざわざバラさんでも。節操のない。
 大西氏側も全く非がないとは思えない。庇うわけではないが、鈴木宗男がぽろっとこぼした「政府を信用しない人間が、なぜ政府主催の会議に出ようとするのか」というのは、理にかなっているのではないか。
 大西氏の会見を昨日何度もテレビで見たが、その表情や口調、そして「外務省から鈴木宗男に謝れと言われた」という生々しいやりとりを、あえてこの重要な会議期間中に暴露してしまうあたり、
「この人、喧嘩売ってるみたい。これまでにも何かと政府ともめてたんちゃう?」という印象を受けた。もちろん、私は経緯(外務省とPWJ&JPFとの関係など)は何も知らなくて、単純にそう感じただけなのだが。
 そしたら、今朝の産経で別のNGO関係者の談話でこういうのが。「JPF側が外務省とのパートナーシップを損ねるような刺激的な発言を続けていたことも問題がないとはいえない」。
 またまた鈴木宗男を庇うわけではないが、私たちはどうも「政府=悪玉」「非政府=善玉」という先入観を普段から持って見ていないか?メディアの印象操作に惑わされてないか?と、思った次第。
 それにしても、政治家・役人・NGOがこんなにギクシャクした関係で、果たしてアフガンを救えるのだろうか?内輪もめしてる場合じゃないって。

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 新潟の女性監禁の佐藤被告に判決。
 求刑15年のところを、「反省の情を示しており、被告人の帰りを待つ母親もいる」ことが考慮され、懲役14年の判決となった。
 被害者の9年にも渡る恐怖の日々。その間被害者を待ち続けた家族の心情。保護された後の社会復帰への長い道のり。一生消えないであろう心の傷。それらを思えば、懲役14年はあまりにも軽すぎないか。法律の限界を感じる。

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 そのうち誰かが作るだろうと思っていたら、本当に作ってくれた人がいた。
 「日本はのび太でいい」発言は、おかしいやら腹立たしいやら。
 http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/8525/index.html

1月21日(月)アフガン復興会議

 各議長国の対アフガン支援額を見て、誰しも「なんで?」と思ったのではないか。
 これまでアフガンに対して当事国になったことのない日本が(第三国だからこそ今回の議長国となった)2年半で5億ドルの支援、初年度は2億5000万ドルの支援を行うのに対し、米国は初年度2億9600万ドルの支援のみで、中長期的な支援の目途は立っていないそうだ。
 米国で起こったテロ及び米軍のアフガン空爆が発端なんだから、"超"当事国の米国はもっとお金出すべきじゃないの?(もっともテロは人ごとではないから、広義では全世界の国が当事国と言えなくもないが)。

 共同議長の緒方貞子政府代表は、開会のあいさつで「参加各国の多年にわたる継続的関与が必要」と強調した。
 緒方さんと言うと、一見「上品そうなおばあちゃま」という印象だが、人道支援の第一人者で、2000年に国連難民高等弁務官としてアフガン入りした際は、なんと
重さ15kgもある迷彩色の防弾チョッキを身にまとい、戦乱の現場を歩き回ったという。
 74才にしてこの体力、この精神力! 緒方さんこそ、世界に誇れる日本女性だと思う。ヨーロッパ外交に観光気分で出掛けたり、風邪気味だからと予定をキャンセルしたりする田中真紀子なんて、足下にも及ばない。
 緒方さんは言う。「アフガンの戦乱の傷跡を見て世界の支援を訴えたが、国際社会は一切耳を貸さなかった。国際社会はアフガンに対して、過去に何度も過ちを繰り返してきた。アフガンは見捨てられた国という実感を持っていた」。
 長年に渡って苦難を強いられてきたアフガン。皮肉にも米軍爆撃によるタリバン崩壊で国際社会もアフガンに注目せざるを得なくなった。緒方さんも「今度こそ復興と平和を」というお気持ちでいられることだろう。約60カ国にも上る参加国の意見をまとめる役目は大変だと思うが、どうか頑張ってほしい。

 それにしても、昨年9月の米同時多発テロ発生からわずか4ヶ月余り。こんなにもスピーディーな展開を誰が予想しただろうか。中東専門家ですら口を揃えて「タリバンとの戦いは一筋縄ではいかない。戦争は何年も続くだろう」と言っていたのに。
 もっとも肝心のビンラディンの行方が未だに掴めていない以上、米国にとっての「戦争」は終わってはいない。もちろんアフガンでも、ソ連侵攻時代の地雷が数多く残っていたり、子供がろくに教育も受けられないといった、危険かつ貧しい状態が長年続いており、これらが完全に解決しない限り、アフガン国民にとっても「戦争」は終わらないのだろう。
 こうして見ると、改めて緒方さんの肩にのしかかった責務の大きさに気がつく。「頑張って」なんて気安く言えない。私たち日本国民は、やっぱりお金を出す以外に彼らのために何もできないんだろうか?……

1月19日(土)「KARMA」×3

 私の趣味はヒーリング系CD収集。ヒーリング系と言っても、打ち込みとかクラブ系に近いんだけども。
 中でもDELERIUMが大好き。グレゴリア聖歌を導入するなど、ENIGMAに似た雰囲気を持つユニットだ。
 が、女性ボーカルを多用したり、独特のサンプリングを用いたりで、ENIGMAをもっと妖し〜くした感じ。曲を聴いていると、東欧のうっそうとした針葉樹林が思い浮かんできたりする(中近東が思い浮かぶ人も多いようだが)。
 日本盤はほとんど発売されない。よって自然と輸入盤を置いてある店で探すことになる。

 DELERIUMもENIGMAも、店によって置いてあるコーナーが全然違う。

店名/アーティスト名

DELERIUM

ENIGMA
HMV Rock&Popsコーナー Clubコーナー
TOWER RECORD NewAgeコーナー Rock&Popsコーナー
WAVE NewAgeコーナー NewAgeコーナー
 支店によって違うかもしれないが、だいたいこんな感じ。
 HMVはもともとDELERIUMは置いていない支店が多かった(ネット通販はしていたが)。が、2000年11月に発売されたアルバム「poem」が、ビルボード(日本で言えば「オリコン」)のNewAge部門で半年以上に渡ってベスト10に入る大ヒットとなり、その存在を無視できなくなったせいか、数ヶ月前あたりから置き始めたようだ。

 さて、私はDELERIUMのここ数年の発売曲を全部集めたいと思い、いろいろとCDを購入してきた。
 やがて気づいたのだが、同じアルバムでも発売国によって収録曲が異なっていたり、発売時期によってボーナスCDが付いていたり付いていなかったり、同じ曲でもリミックスバージョンがいくつもあったり……。てなわけで、全部集めるには、「ダブリ」がだいぶ出てくる。
http://www.hmv.co.jp/search/artist.asp?artistcode=000000000039606
 店頭で買ったりネット通販で買ったりしてるうちに、「KARMA」という同じアルバムが3枚(3種類)も揃ってしまった。
「ボーナスCDなしの1枚物・米国盤」「ボーナスCDありの2枚組・英国盤」「ボーナスCDありの2枚組・ドイツ盤」である。
 私ってアホ?(^_^;。でも熱烈なファンで、全部で5枚も揃えてしまった人もいるらしいから、上には上がいるものだ。

1月18日(金)細かい原稿にウンザリ

 東京・池袋の通り魔事件で被告に死刑判決が出た。「自分は努力しているのに、社会が正当に評価してくれない」「努力をしない人に対する無差別殺人を行って、世間を驚かせて自分を認めさせよう」という身勝手な動機や、被害者や遺族に対する反省の態度が見られないこと等から考えると、妥当な判決だと思う。
 この種の身勝手で冷酷な無差別殺人は現代では珍しくなくなった。なのに、相変わらず被害者や遺族に対する「軽い扱い」はまかり通っている。
 判決後の遺族による記者会見を見て、私が一番驚いたのは、
「170万円の救急医療費の請求が来た」という言葉だ。
 よく、列車への飛び込み自殺なんかで、自殺者の家族に鉄道会社とかから莫大な請求が来ると聞くが、それならまだわかる。でも、通り魔殺人で殺された場合、被害者には罪はない。なのに何で?何で殺された側に請求が来るの?殺した側に請求するのが筋ではないか。納得いかん!(--#)

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 仕事してたら、こんな時間(19日午前4時前)になってしまった……。
 私はチラシ入力の仕事をしているのだが、時々めっちゃ細かい原稿が来てウンザリする。文字量が多いので時間がかかる。それに、普段「2日売り出し」なのを同じスペースで「3日売り出し」にしたりするので、どーしても文字が小さくなる。
 「こんなスペースにこれだけの品目、入りませんよ〜」と言っても、「何とか入れてくれ」ってことなので無理矢理詰め込むのだが、これがもうあなた、虫メガネで見ないと読まれへんような小さい字!(7ポイントとか)。目の良い私なら読みとれるが、おばーちゃんとか目の悪い人は絶対読めんぞ。
【××社 ●●コーヒー オリジナル・モカ・カフェオレ・キリマンジャロ 1本120円を88円】
ってな場合、文字が入りきらへんから、
【××社 ●●コーヒー 各種 1本120円を88円】
で、ええがな!……とか思ってしまう。もちろん勝手に省略するわけにいかないから、半ばヤケクソで詰め込んじゃうんだが。
 今日の原稿は特にひどかった。細かい上に不明点がいっぱい!しかも
担当者に問い合わせたら、「え〜?僕、そんなこと書いてました?あれ〜?おかしいなぁ」って、おいおい!
 とまあ、ぼやきつつも、何とか入力は終了〜。やれやれ(;^_^A 。

1月17日(木)風化する震災

 今年もまたこの日がやって来た。阪神・淡路大震災から丸7年。
 去年、「今年は震災関係の番組が少ないなぁ」と思ったが、今年はさらに少なくなったような気がする。地元関西のテレビでも、NHK以外は特番らしいものは姿を消し、今日は明け方に、すなわち震災が発生した午前5時46分前後に、追悼会を中継する番組があったぐらいだ(寝てたので見てないが)。
 大した被害を受けなかった私でも、毎年1月17日になると、あの日のいろんなこと(「過去ぼやき00年1月分の1/16・17分参照)を思い出して、鳥肌が立つような切ないような、何とも言えない気持ちになる。
 日本人は、災害に対する備えとか覚悟とかを普段からあまり考えない傾向がある。実際に何か起こっても喉元過ぎれば忘れてしまう。個人レベルでもそうだから、政府レベルではもっとそう。いざ事が起こってから対処法を考え、対応はいつも後手に回る。教訓が後に活かされることも少ない。縦割り行政のせいもありシステム造りも進まない。
 
被災地は確かに見た目は復興したように見える。だけど復興したのは道路やビルだけだ。経済は依然停滞し、復興支援資金を返済できず倒産する小さな工場は数知れず。全壊した家と新しく建てた家、その二重ローンで苦しんでいる人も多い。救急車のサイレンを聞いただけで怯えるなど、PTSDから抜け出せない人もいる。彼らにとって震災は未だに終わっていない。
 地震大国、日本。東海地震はいつ来てもおかしくない。南海地震も「この50年以内に起こる確率は80%」と言われている。日本人にとって地震災害は決して対岸の火事ではないのだ。偉そうに言える立場ではないが、もっと一人一人が身近な問題として考えていくべきだろう。

1月16日(水)ADSLにしたいけど……

 取引先の印刷会社の納品形式が、今年からメールになった。
 昨年までどうやって納品してたのかと言うと、原稿は直接受取&直接返却なので、データもメディアに落として原稿返却時に直接納品していた。
 メールで納品……。先方にすれば、一刻も早くデータだけでも欲しいということらしいが、どうせ先方に出向くこちらからすれば、かえって面倒なような気もする。
 先方は毎朝、出社と同時にいっせいに、外注スタッフから送られてきてあるデータを落とすとのこと。つまり、夜〜翌朝の間はいつ送っても同じらしいので、私は今のところ、夜(9時〜10時頃)に校正を終えた後、テレホタイムに突入した23時過ぎにデータを送っている。
 が、急ぎの仕事の場合なんかは、テレホタイム以外にも送る必要が出てくるだろう。それに大きなデータを送る場合は、空いてそうな時間でも途中で接続が切れたりするので、イライラする。
これまでアナログで済ませて来た私だが、常時接続の必要性がだんだんと高まってきた。
 ADSLにするにあたって最大の障害となるはずだった夫は、意外とあっさり「導入して良し」と言ってくれたのだが(ADSLの方が結局は安上がりになるからか?)、他にもっと大きな障害があった。なんと、現在加入しているプロバイダ(AOL)がADSLに対応していないのだ(Windowsは対応してるけどウチはMac(T_T))。
 ADSLにするには他のプロバイダに乗り換えないといけない。が、AOLをやめてしまうと、私と夫のメールアドレスを全て変更しないといけなくなる。プライベート用も仕事用も。これはかなり面倒な作業だ。……ということで、どうにも躊躇してしまう。
 ちなみに、「Yahoo!」のADSLはかなりひどいらしい。
 私の奈良県在住の知人は、「裁判を起こしたい!」と憤慨するほどひどい目に遭っている。申し込んでからほとんど繋がったことがないというからすごい。1ヶ月前に向こうが送信したメール(日付で判断)がようやく今日届いたりするそうだ。特にここ数ヶ月は1度も繋がったことがないそうで、これじゃ意味なく料金取られるだけだから……と、解約しようと電話をしても、それも通じないとのこと。
 他の人からも同様の話を最近聞いた。被害者が団結して、本当に裁判を起こす構えらしい。どうなることやら。

1月15日(火)成人式のあり方/「ガチンコ」朝日新聞記者編をぜひ!

 成人式を荒らされたくないという自治体側の思惑はよくわかる。だけど、新成人への「迎合」はよくない。ためにならない。
 ディズニーランドに招待した浦安市の成人式なんて最低だ。大人としての自覚を持たせるべき成人式で、彼らを「童心」に返してどうするのか。
 どこだったか忘れたが、市長がバンドを組んで舞台で歌と演奏を披露、最後に新成人に舞台へ「上がれ」と呼びかけ、一緒に「明日があるさ」を大合唱……という成人式もあった。試み自体は悪いとは言わないが、最後があれでは、結局は彼らを甘やかし、コビを売ってしまったのと同じ。
 ボーイスカウトやガールスカウトの子供達をスタッフとして参加させた成人式もあった。後に感想を聞かれたその子たちからは、こんな批判の声が相次いだ。「落ち着きのない人もいた。ああいう大人になりたくない」「静かに人の話を聞くことができないなど、基本的なことができていない人が多かった」「携帯をいじってる人が多くて、大人げないと思った」「見かけは大人だが、中身は大人になれていないのでは」……。

 私は成人式は必要だと思う。20才を迎える人間に、「自分はもう大人なんだ。責任感を持ってしっかり生きていかなきゃ」という自覚を促す機会は、普段の生活の中ではなかなかないからだ。
 が、今のような「新成人を会場に大勢集めての式」はどうかなと思う。もっと違う形の「大人への儀式」があってもよいのではないか。
 たとえば、韓国では男子の99%が20才になったら2年余りの兵役に就く。徴兵制を通じて国への義務を果たし、大人になっていくのだ。
 「日本も徴兵制を導入しろ」なんてことは言わないが、たとえば「20才の誕生日の前後1ヶ月間のうち、1日だけボランティア活動に参加しなければいけない」てなふうに、
たった1日だけでもいいから、自治体や地域の人たちへの奉仕をさせてはどうか。
 成人式の本来の意義は、「大人になった」という自覚を彼らに芽生えさせることにあるのだから、形だけの式やイベントなど何の意味もない。そろそろ、成人式に対するアプローチを180度転換させる時期に自治体は来ているのではないか。

 それにしても、今年騒いどったアホどもは、去年の成人式のニュース映像を見てないんだろうか。
 あれを見てれば「かっこ悪い!恥さらし!」って気づくはずだが。まさか「かっこいいなぁ。来年は俺もみんなを誘って
*1、騒いでやろう!」とでも思ったのか?

 *1 今の若い連中はやたらと群れたがる。一人で何かをする勇気はない。

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 朝日新聞の今日の社説の最後。何じゃこりゃ。
【駆け足ではあったが、「多様なアジア」を首相が実感できたのはよかった。この夏、靖国神社に再び参拝して近隣諸国の不信を買い、アジア重視の姿勢を台無しにするようなことは、よもやあるまい。 】

 この記者は「多様なアジア」をまるでわかっていないようだ。靖国神社を参拝することがアジア軽視になるとでも言うのか。今回の首相の訪問国の中に、首相の参拝に反対している国はない。アジアというのは近隣諸国(中国・韓国)だけではないのだぞ。
 昨年夏、小泉首相が靖国神社に参拝した。その後、山崎幹事長が釈明のために東南アジア各国を訪れたが、インドネシアもタイも特に問題にせず、シンガポールでは「近隣諸国とうまくやってくれ」と言われたぐらいで、カンボジアに至っては「戦没者の霊を弔うのは当然のこと」という言葉が返ってきた。
 戦後、近隣諸国と日本との間に起こった戦争責任や歴史認識に関する様々な問題の多くは、「朝日新聞のご注進報道」が火元となっている。靖国問題も然りである。自ら火をつけておいて今さらこの言いぐさは何か。しかも首相を脅すような口調だ。
 全く、このプロパガンダ新聞はタチが悪い。これが聖教新聞だったら創価学会の主義主張、赤旗だったら共産党の主義主張を載せてある……と、誰でもわかるのだが、まさか大部数を誇る朝日新聞が、表向きは公正中立を装いながら、実は中国共産党や韓国や左翼の主義主張を一方的に載せてあるなんて、普通の人は気づきもしない。
 もちろん、他の新聞にも「色」というものはある。が、朝日のひどいところは、「事実を報道しない」ことだ。そのうえ、「目的が正しければ多少の捏造は正当化する」傾向があり、さらには、「嘘が発覚しても訂正・謝罪せず、開き直ってしまう」ところだ(サンゴ捏造事件を除く)。他の新聞はここまでひどくない。
 「北朝鮮は楽園だ」「文化大革命は素晴らしい」「カンボジアでは虐殺なんか起こっていない」……もちろん、これらが全て間違いだったことは、今では誰しも知っていることだ。が、当時これらの記事を載せた朝日新聞は、今日に至るまで訂正も謝罪もしていない。文革に至っては中国共産党自身も間違いだったと公式に認めているのに……。
 ちなみに、北朝鮮の日本人妻里帰り問題の時は、自分たちがさんざん煽ったことには全く触れずに、「北朝鮮が自国を『地上の楽園』と宣伝した」と逃げた。卑怯と言う他ない。

 と、いろいろぼやいていたら、「ガチンコ」ファンの夫がこんなことを。
 ……朝日新聞記者を対象に「偏向及び捏造報道を正す塾」っての企画したら? で、ガラの悪い塾生(記者)が講師に楯突く。
「なんで記事を捏造したらアカンのじゃ!」「なんで中国様を崇めたらアカンのじゃ!」「なんでワシらが謝らなアカンのじゃ!」……
 夫、ナイス!!(^_^;。

1月14日(月)無知は恐ろしい

 私はMacintosh利用者。これまでWindowsで「くっくり通信」を確認する機会は一度もなかった。
 とは言え、もちろん以前から「Winでどう見えてるのか確かめたい」とは考えていた。先日、「文字が見にくい」とおっしゃって来られた読者さんがいて、それからはもっと気になっていた。
 そんな昨日、日本橋の電気街に行った。いつもは人で満杯の某ショップのネット体験コーナーが空いていたので、チャンスとばかりに、Windowsで「くっくり通信」のページをいくつか確認してみた(ほんとは全ページ見たかったんだけど、夫が退屈しててキレそうだったのであきらめた(T_T))。
 びっくりした。
自分が普段見ている「くっくり通信」とは色合いが全然違う。Windowsの画面で見るとこんなに暗く見えちゃうの!?
 後で、本屋でWebの配色に関する本を立ち読みして二度びっくり。
 モニタ画面の明度・コントラストを設定した値、すなわち「ガンマ値」と呼ばれるものがあり、その初期値がWinとMacではそれぞれ違っている。Macでは明るく、Winでは暗く(濃く)見える。……と書かれてあったのだ。
 Macのコンパネの「モニタ」から、ガンマ値を変更することにより、Win環境をある程度体感できるとあったので、帰宅後さっそく試してみた。
 おお、確かに暗い!見にくい!Winの皆さんはこんなに暗い画面を見ていたのかぁっ!……目から鱗が落ちた気分!っていうか、趣味とは言えWebをやってる以上、こんなことはもっと早く気づくべきだったのだ……あう〜(T_T)。反省!
 そこで、派遣と在宅ワークの各コーナー及び、他コーナーの一部の背景色を明るめに設定し直した。これでWinの皆さんも少しは見やすくなったでしょうか……(但し、「派遣会社ランキング」だけは元のままです。次の更新日に変更しますので、それまでお待ち下さい。すみません)。

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 昨日、フリートーク用掲示板に超長文でネズミ講の勧誘投稿をしてきた人物がいた。私は、掲示板の説明画面に書いある「投稿禁止条項」をコピーペーストし、「今後二度とこういった投稿はなさらないで下さい」とメールを送った。
 すると返事がこれ。
「営利目的ではありません。 お金をかけずに始められ多少なりとも収入があるのですから」。この人物は「営利」の意味すら知らないらしい。
 「金銭的な利益を得るために行う、それを称して営利と言うのですよ」と諭すと、さらに来た返事は「くっくりさんには常識が通用しなかったようですね」。……
 ちなみに、悪徳商法サイトで調べてみたところ、海外のネズミ講組織を日本の司法が裁く事はできないが、日本国内において参加したり勧誘すれば違法とのこと。数年前に、イタリアが本拠の国際ネズミ講「ペンタゴノ」が問題になった際、日本でも参加した者が書類送検されている。
 皆さんも巻き込まれないようご注意を。

1月13日(日)「礼」とは

 柔道の礼は宗教に根ざしており、試合などでの強制は「信教の自由」を侵害しているとして、日系の柔道選手の兄妹らが訴えていた訴訟の判決が米ワシントン州のシアトル連邦地裁であり、判事は「世界的に慣例化しており、個人の宗教的信念を侵すことにはならない」とする判断を示した。
 が、原告側は最高裁まで争う構えのようだ。兄妹の継父で柔道場を開いているホルム氏は「自分の道場には(神以外への礼を禁じた)イスラム教徒が6人おり、礼を強制されれば試合に出られなくなる。礼のために米国では有望な選手が柔道から逃げており、金メダルを取れない」と言う。
 一方、米国柔道協会の会長は、「礼は単に敬意の表れであり、レスリングで握手をするのと同じ。柔道の本質は人格形成にあり、メダルの数など問題ではない」と話している。
 会長の言うとおりだ。単なる儀礼を「信教の自由」に絡める人の気持ちがどうにも理解できない。
 柔道に限らず剣道や空手でも見られる通り、日本の武道は礼に始まり礼に終わる。米国発の野球だってグラウンドや相手チームに対して礼をする。
 礼をする者の心の中には宗教的な意味合いはない。「どうぞよろしくお願いします」「試合する機会を与えていただいてありがとうございます」「良い戦いをしましょう」……挨拶と同じで、単なるマナー的なものだ。
 イスラム教徒だって、道で知人に出会えば「こんにちは」と挨拶ぐらいするだろう。「信仰」と、相手や審判や会場に対する「礼」(敬意表現の規範的形式)とでは、全く別次元の物だと思うのだが。
 そもそも、武道にはこういった「礼」が予め組み込まれているはずだ。
「礼」を省いた柔道はもはや柔道とは呼べないのでは?
 ……しかし、宗教というのは難しい。こちらの常識が向こうには通じないし、向こうの常識もこちらでは理解不能。戦争がなくならないわけだ。

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 今日、成人式を催した地方もいくつかあったようだが、一部でまたしても荒れた成人式となった。
 特に那覇市では逮捕者が6人も出た。http://www.asahi.com/national/update/0113/015.html
 会場の中は平穏でも、外では暴動状態。これじゃ意味がないだろう。
 騒動に参加したある成人は、「騒げる機会はもう成人式しかない。目立ちたい。盛り上がりたい。禁止すればもっとひどくなる。反省?そんなのしない」。
 このバカタレが!騒ぎたいなら人里離れた山奥でひっそりと騒げ。テレビもモザイクなんかかけずに、堂々と顔を映してやれ。
まだ未成年?そんなこと言って甘やかすからつけ上がるのだ。ここでもまた「礼」が失われている。

1月11日(金)情報操作の恐ろしさ

 NHKの「クローズアップ現代」を時々何気なく見ているのだが、昨日取り上げられていたテーマは興味深かった。
 2008年のオリンピックは北京での開催が決まったが、そこに至るまでの米国のPR会社の働きを取り上げていた。
 中国は人権問題などで世界、特に米国から大きな反感を持たれている。票を集めるにはその反感を抑え、イメージアップする必要がある。そこで北京側はこのPR会社に、北京開催を実現するためのメディア戦略を依頼したのだ。
 当初、米国世論は北京開催について、賛成・反対・中立意見がちょうど同じぐらいの数だった。
 PR会社はどういうことをやったか。北京開催に反対する声を取り上げて記事にした記者に、「これでは記事が偏っているので、賛成意見も載せたらどうか。良い識者を紹介しますよ」と連絡、そういった記事を書かせる。あるいは、北京開催に賛成している権威ある第三者を探し、そのインタビュー記事をネットで全世界に配信する……etc。
 そういったことを繰り返すことによって、PR会社が言うところの「公平な報道」が増えてきた。
 一方、北京側に対しては、マニュアルを用意してあげて、「中国は天安門事件やチベット侵略などに見られるように、人権蹂躙政策を続けている。こういう国が五輪を開催するのは許されない」というツッコミが来ても、「スポーツと政治問題は別」として、政策については一切回答しないようにさせた。
 
とどめとなったのは、これだ。「五輪を開催することによって、中国の民主化が進む」。このもっともらしいシュプレヒコールに、米国だけでなく全世界が半ば強引に納得させられてしまった。
 私なんかは、「諸外国にどんなに非難されても、頑として民主化を拒んできた中国が、五輪開催したぐらいで民主的になるわけないやん。五輪を機に国民が民主化運動に乗り出したとしても、また弾圧されてつぶされるって。中国共産党の長老たちを追放でもしない限り無理でしょ」とか思うんだけども……。
 この日のテーマについてのNHKのスタンスだが、私は最初、「NHKは北京五輪支持してますよ〜」と、中国共産党におべんちゃら言いたいのか?と思った。が、解説者の最後の締めでそうではないとわかった。
 「メディア戦略というのはこのように情報を操作して行われる。その情報が真実なのか嘘なのか、それを私たち大衆が見分けるのは至難の業だ。一歩と言わず、二歩も三歩も離れて見る必要がある」。全く同感。

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 筑波大の研究グループが公表した意識調査より。
 「自国への誇りを持っている」と答えた中学生は、中国が92%、韓国が71%、日本はたったの24%。
 「将来に対して大きな希望を持っている」と答えた中学生は、中国が91%、韓国が46%、日本はこれまた低くて29%。
 「熱中していること」を「勉強」と答えた中学生は、中国が46%、日本はわずか8%。
 
自国への誇りを持てない国民は衰退する。自虐的な日本の歴史教育の影響が表れた調査結果ではないだろうか。

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 夕方のローカルニュースでこれまた興味深いことをやっていた。テーマは「食パン」。
 関西人は食パンが大好き。1人当たりが1ヶ月に購入した食パンの金額を都道府県別に見ると、1位は和歌山、2位は大阪。ベストテン内に近畿の全府県が入っているから驚く。
 料理専門家は、「関西人はお好み焼などの『粉もの』が好き。それが食パンの売り上げにつながっているのでは」と分析する。
 また、
関東では8枚切のような薄切が好まれるのだが、関西では5枚切・6枚切といった厚切が好まれる。一番売れているのは5枚切で、「もちもちとした食感」が受けているようだ。
 5枚切と6枚切の厚さを比べると、差はわずかに4mm。だが、この4mmが意外と大きいらしい。某食パンメーカーは「トーストしてみると食感の違いがよくわかる」と言っていた。
 実は私は食パンはほとんど食べない。以前はけっこう食べてたんだが、焼いたり、マーガリンやらジャムやらを塗るのが面倒になって、今ではもっぱら菓子パン派。
 でも、今日のこの特集を見ていたら、ものすご〜く食パンを食べたくなってきた(^u^)。

1月10日(木)税理士ってそんなに儲かるの?

 昨日は平日にしては珍しく「ぼやき」を休んでしまった。正月明けから仕事が立て込んでいて……。
 仕事が増えるのはありがたいのだが、なぜかイレギュラーな原稿(新規クライアントの原稿)ばかりが回ってくる。今年はすでにもう3本来てる。普段だったら月に1本あるかないかなんだけど。
 妙だ。社員さんあるいは私以外の外注さんが、大量に風邪で寝込んでいて、それでその分がこっちに回ってきてるのかもしれない(去年もこういうパターンがあった)。

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 2億5000万円もの脱税容疑で、元札幌国税局長(現税理士)が逮捕された。隠していた所得は7億3000万円にものぼる。所得が7億って、税理士の仕事ってそんなに儲かるものなのか?
 それにしても、国民から税金を取り立てる立場にいた人間、しかも局長というトップの人間が、退職後とは言え自分は平気で脱税するなんて、全く許せない話だ。
 一方、一昨年の「反乱」ですっかり落ち目になった加藤紘一・自民党元幹事長の事務所代表である私設秘書も、1億円以上を脱税していた疑いが強まり、経営している会社や加藤紘一事務所などが東京国税局の査察を受けた。
 この2者の共通点、それは芸能プロ「ライジングプロダクション」が関係していることだ。前者は以前ここの顧問弁護士をしており、東京地検がライジングプロ脱税事件の調査をしている時点で、脱税の疑いが浮上したそうだ。後者はライジングプロの社長(起訴済み)側からの資金提供を受けていたらしい。
 最近、巨額脱税事件、しかも
「社会的におまえがやったらいかんやろ」的な人間が引き起こす脱税事件が富に増えているような気がする。サッチーは「老後のために」脱税したと言ったが、この2人はいったいどういう理由で脱税したんだろうか。単なる「カネの亡者」??

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 ヤクルトの石井がドジャースへ入団の見込み。オリックスの田口は阪神を蹴ってカージナルスへ。
 今シーズンは12人もの日本人選手が大リーグでプレイすることになる。何かますますありがたみがなくなって来ますなぁ。
 ところで田口って、アマチュア時代に阪神批判をして阪神ファンの不興を買った出来事があったように記憶してるんだが……。もしそれが本当だったら、阪神に入団してもファンに受け入れられなかったのでは?(^_^;

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 昨年末の不審船事件で、沈没した海域から収容された漂流物の中に、北朝鮮製の高級たばこがあったことが分かった。また、乗組員の遺体のポケットにあったお菓子も、北朝鮮製であることが判明した。
 特にたばこの方は、特権階級しか吸えない高級品のため、
乗組員の中に朝鮮労働党幹部もいたのでは?という可能性も示唆されている。
 これを証拠に北朝鮮に正式に抗議してやりゃーいいのに、とも思うが、きっとまた「日本政府の捏造だ!謀略だ!」としか返答して来ないだろうから、やるだけ無駄か。

1月8日(火)また不審船

 また不審船だ。
 玄界灘で国籍不明の不審船が見つかり、立ち入り検査で発見した覚醒剤約150kgを押収、覚醒剤取締法違反で中国系の乗員男性7人が逮捕された。
 捜査当局には予め、「北朝鮮を出港した船が中国船に覚醒剤を移し替える」との情報が寄せられていたそうだ。北朝鮮に絡む覚醒剤密輸は近年急激に増加しているとのこと。
 当局者の見方はこうだ。「今年2月に金正日の還暦、4月に故金日成の生誕90周年と朝鮮人民軍創建70周年と、金のかかる祝賀行事が続くのに、
日本国内の朝銀が破綻するなど資金が枯渇し、外貨稼ぎを焦っている」。
 日本近海を舞台に繰り広げられる覚醒剤密輸。今回の摘発はほんの氷山の一角だろう。いったいどれだけの不審船が暗躍しているのか。見当もつかない。

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 また警察の不祥事だ。
 和歌山県警の事務職員が死体遺棄容疑で逮捕された。殺害も供述し始めているとのこと。
 もちろん、犯罪は許されるべきものではない。だけど、この事件は個人による突発的な犯罪にすぎず、いわゆる「警察の不祥事」とはまた別個の問題だと思う。
 警察官をはじめ警察職員というのは日本全国に何万人いるんだろうか。かなりの人数になるはずだ。
それだけの人数がいれば、不心得者が何人か出てきてもやむを得ないだろう。
 もちろん、今回のような凶悪な犯罪を起こす警察職員はほとんどいないだろうが、万引や窃盗などの比較的軽微な犯罪を犯す警察職員は、けっこうな数に上るのではないか。
 むしろ問題なのは、ここ数年来いくつも発覚している、身内を守るための犯罪隠蔽や、捜査情報漏洩など、個人ではなく「組織」としての警察の不祥事だ。外務省改革もけっこうだが、警察の改革も進めてもらわないと。
 ところで、私は昔、和歌山市に住んでいたことがあるのだが、死体遺棄現場となった南海貴志川線岡崎前駅近辺は、およそ凶悪事件などとは縁のなさそうな、非常にのどかな所だったと記憶している(貴志川線沿線全体がのどかなのだが)。そんな場所でこんな事件が発覚したとあっては、近所の皆さんもさぞ驚かれていることだろう。

1月7日(月)テレビ朝日から返信が来たが

 昨年末の不審船事件で、テレビ朝日OnTheWebのANNニュースにて、見出しが「海上保安庁乗員2名死亡」と間違って出ていた件を覚えておいでだろうか(過去ぼやき01年12月分の12/22分参照)。
 数時間後にはその記事は何事もなかったように差し替えられていたため、私はその時点で(翌23日午前2時頃)、テレビ朝日に対して次のようなメールを送った。
 「海上保安庁乗員2名死亡というのは何だったんですか?誤報ですか?今改めて見たら、なかったことにされているようです。説明や訂正の類が見当たらないんですが、どういうことでしょうか?」
 これに対して、ようやく今日、テレビ朝日から返信が届いた。

【メールより全文引用】
 テレビ朝日Webmasterです。いつもテレビ朝日OnTheWebをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
 このたびは、ANNニュースサイトに関するご指摘をありがとうございました。
 担当者に確認しましたところ、ご指摘の通りANNニュースの見出しに誤った記載がございました。
 今後このようなことがないよう、確認体制をいっそう強化してANNニュースサイトを運営していく所存でございます。
 今後ともテレビ朝日をよろしくお願いいたします。
 なお、調査にお時間をいただいたため、返信が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
 **********************
 テレビ朝日 Webmaster
 webmaster@tv-asahi.co.jp

 ……正月休みを挟んでいたとは言え、こんな単純ミスの調査に何故2週間もかかるのか。しかも回答の中身は紋切り型。
 それでもまだ返事をくれるだけマシか。
 ちなみに、関西ローカルの朝日放送はもっとひどい。これまでに3度質問のメールを送ったことがあるのだが(それぞれ異なる件で時期を隔てて送った)、1度たりとも返事をもらったことはない。返信する気がないなら、最初からメルアドなんて載せなければいいのに。

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 江ノ島の「不審者が上陸した」通報、41才男性の狂言だったそうだ。動機は「妻と喧嘩してむしゃくしゃしたから」……って、アンタ(__;)。
 でも、湘南界隈では密航船などの不審船は度々現れているそうで、実際、数年前には韓国の密航船が捕まっている。当局が通報を「本物」と思い込んだとしてもやむを得ないのかも。

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 またテロか?と思わせたアメリカの小型機衝突。亡くなった15才の少年は、「ビンラディンに共感する」といった主旨のメモを残していたとのこと。今までのところ、自殺として処理されている。
 アンチヒーローに憧れる人間というのは、いつの世にもどこの国にもいる。ただ、それに殉ずるまでに心酔してしまう人間はそうはいない。彼の場合も殉死ではなく、単なる個人的な自殺ではないか。

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 仕事始め。
 新しい担当さん(つーか、前の前の担当だった人だが)が、いきなり新規クライアントの原稿をくれた。
 仕事をくれるのは勿論ありがたいけど、しょっぱなから新規というのは荷が重い。要領がつかめん。時間がかかる。
 ……疲れたので今日も早めに寝ます。

1月6日(日)りけ??

 NHK大河ドラマ「トミーとマツ」……もとい(お約束ですかな(^^ゞ)、「利家とまつ」が始まった。私は戦国時代が好きなので、今年の大河ドラマは大変楽しみにしていた。
 唐沢寿明の「利家」、松嶋菜々子の「まつ」はともかく、反町隆史が「信長」ってのはどうか?
「グレートティーチャー信長」にならないか? と不安だったが、これがなかなか。けっこうカリスマ性が出ていて良いと思った。演出のお陰かもしれんけど。
 が、歴史オンチの夫は、「『りけ』ってどんな家?名字が『りけ』やろ?下の名前は?」とか言い出す始末で、私はすっかり解説する気を失ってしまった……(・0・)。

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 明日は仕事始め。牛肉食べて精をつけたし、さあ、どーんと来い!(^o^) ……と言いたいところだが、すっかり生活のリズムが狂ってしまったので、きちんと朝起きられるか不安(^^ゞ。

1月4日(金)毎年正月に思うこと

 正月は生活が乱れがち。つい食べ過ぎてしまったり、夜更かししてしまったりで、体調をすっかり崩してしまった。毎年こんなん。成長がない。
 特に私は胃腸が弱い。近鉄の中村ノリが「ホームランか三振か」なら、私は「便秘か下痢か」(汚くてゴメン)。
 また、寝不足だったりする日や、極度に緊張した時なども、胃腸に変調を来すことが多い。「ちびまる子ちゃん」の山根くんみたいに、急に「あいてて……」となって、周りに迷惑をかけたりする。情けないったらありゃしない。
 小食なので、食べ放題の時なんかもごっつ悔しい思いをする(だったら行くなって)。
胃腸ってどうにかして鍛えられないもんだろうか?……(__;)。

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 小泉総理の記者会見、和服姿での登場はウケた。内容的には特に目新しい発言はなかったようだが……。
 しかし、
共産党と社民党はどうしようもないな。改革もするな、有事法制整備もするなじゃ、遠からず日本は滅びてしまう。自分たちの理想や主張が国民意識から大幅にずれてしまっていること、時代に逆らっているのは他ならぬ自分たちであるということに、もういい加減気づいて良い頃だと思うが。
 それにしても、なぜ彼らは総理の伊勢神宮参拝に対して「憲法違反だ」と異議を唱えないのか。靖国神社参拝ではさんざん攻撃するくせに。これも毎年正月に私が不思議に思うことだ。

1月3日(木)人生ゲームはヤラセができない

 私の実家へ夫とともに。
 4才の姪っ子は負けず嫌いだ。七並べ、ババ抜き、カルタとり……これらのゲームは大人が皆で手心を加えて勝たせてあげることが可能だが、人生ゲームとなるとそうもいかない。
 「白いお札」が「一番値打ちがある」、すなわちこれを持っていれば「勝ち組」であること。逆に「約束手形」を手元に持つことが「借金」、すなわち「負け組」であること。これらを賢い姪っ子は実に敏感に察知する。
 
状況が悪くなる度、姪っ子はママ(私の妹)のところに泣きついて行く。や、やりにくい〜(^^ゞ。
 が、人生ゲームはまさにギャンブルゲームそのもので、さっきまで大富豪だった人間が、「ピカソの絵を購入」の所に止まってしまって、とたんに借金生活に突入したり、逆に1000ドル札と500ドル札ぐらいしか持っていなかった人間が、ゴール直前で財宝を見つけて、一躍成金になったりするのだ。
 姪っ子はそれを地で行き、気づいてみれば他を引き離して圧倒的勝利を収めた。やれやれ(;^_^A。でも楽しかったわ。

1月1日(火)明けまして仕事です

 明けましておめでとうございます。今年も「くっくり通信」をよろしくお願い申し上げます。
 さて、いきなり元旦から仕事をした私。その理由は……。

 1ヶ月ほど前からMACの日付&時計が狂うようになった。ん?内蔵電池切れ?……いや、これまで3台のMACを可愛がってきた経験から言うと、どうも今回はそれとは違うような気がする。
 内蔵電池が切れた場合、立ち上げるたびに容赦なく時計がリセットされるはずだが、今回はそうではなく、5回立ち上げたら1回だけリセットされているというペース。
 そもそも、内蔵電池というのは3〜5年は保つものだ。が、このMACは新品で購入してまだ1年半。こんなに早く切れたりするものなのだろうか?
 ネットで調べたり、お店に尋ねたりして、私が出した結論は、「電池が切れるにしては期間が短すぎる。他に原因があるかもしれない。でも、まずは試しに電池を交換して様子を見て、それでも狂うようであれば修理」。
 というわけで、年末に購入しておいた新しい内蔵電池を、今日セットすることにした。今日やらないと、明日・明後日は家を空けるし、そうこうしてるうちに次の仕事が来るしね。いちおう万一のことを考えて、セットする前に残りの仕事を全部片づけて、後腐れなくしておいた……というわけ(^^ゞ。
 ところで、このMACの中身を開くのはこれが初めてということもあり、夫が「手伝ったろか?」と申し出てくれたのだが、私は丁重に断った。
だって夫ってば、昨日は「アルミ製のカップを電子レンジに入れて『ボン!』」、今日は「手を滑らせてお雑煮をコタツの上に『バシャーッ!』」。2度あることは3度ある。「MAC本体のカバーを開けようとして『バキッ!』」とかされたら、もう目も当てられませんから(^◇^;)。
 無事に電池交換はできた。今後はしばらく立ち上げるたびに「時計さん、狂わないでね」とドキドキすることになる。落ち着かんなぁ。


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