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過去ぼやき2001年12月分

雅子様ご出産・ジョージハリソン死去・日本橋で火事に遭遇・ジンジャーお目見え・サッチー逮捕・1000年女王・「愛」と「敬」・無軌道オバサン・天皇制・プロ野球審判・田代まさし・年末進行・ビンラディンのビデオ(おまけ:吉田茂)・「ザ・ワイド」も真紀子擁護?・北朝鮮が「行方不明者」調査打ち切り・怪しいチリ人妻・この忙しい時に風邪・北朝鮮不審船沈没、ロケット弾まで・うちの夫より無知な朝日新聞記者?・中川家優勝・靖国訴訟団がまた・児童殺傷事件の初公判・2001「ぼやき」没ネタ特集・2001のベスト1
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12月30日(日)2001年のベスト1

 今年もあと僅かとなりました。
 毎年書いてますが、今年も忘れないうちに書いておきます。当方は面倒くさがりだし通信速度も遅いので、「電子年賀状」の類は遠慮しときます。すんません<(_ _)>。
 さて、毎年恒例。今年1年の出来事を振り返って、私なりのベスト1をジャンルごとに選んでみました。

ジャンル 出来事など コメント
スポーツ 大阪近鉄バファローズが12年振りにリーグ優勝 長かったこの12年。報われた。目の前で胴上げが見られて感動(T_T)。
次点は高橋尚子の世界新記録。でも1週間で更新されて残念!
事件 大教大付属池田小の児童殺傷事件 精神病を装った男の身勝手で、罪もない児童が8人も犠牲となった。
次点は「えひめ丸沈没」。でも米軍は誠意ある対応をしてくれたと思う。
あと、明石の花火大会将棋倒し事故とか、歌舞伎町の火災とか、安全管理が問われる事件・事故が多い1年だった。
政治 小泉政権誕生 誰もが「また橋龍か」と思っていただけに衝撃は大きかった。就任直後から問題発言の絶えない田中真紀子外相を早く更迭してほしい
経済 USJ効果 思いの外、大阪に経済効果があったようだ。でも一方では失業率が過去最悪。特に大阪は悪い。何とかせにゃ。
外交 歴史教科書問題・靖国参拝問題 謝罪外交はもういい加減やめてほしい。日本の未来は日本人が作るべきだ。……と、去年も私はここで書いた。どうか来年こそは、韓国や中国の内政のゴタゴタに巻き込まれることなく、粛々とした外交を。
世界 米国同時多発テロ 世界貿易センタービルが2棟とも、テロ犯が乗っ取った旅客機に衝突されて崩壊。想像を超えた戦慄の事件。
日本のテロ対策は大丈夫か?と思っていた矢先、北朝鮮の不審船事件。もしあのロケット弾が命中していたら、海保の皆さんはどうなっていただろう。
そういやGW中には金正日の長男が密入国しようとして身柄拘束されたし、北朝鮮には来年も要注意ですな。
芸能 サッチー逮捕 脱税で逮捕、その後起訴された。夫のノムさんは阪神を辞任に追い込まれた。が、私はノムさんに同情はしない。「知らない」ではすまされない。
CD ENIGMA "The Greatest Hits" ヒーリング系がお好きな方はすでにご存知かと。洋楽ランキングでベスト10以内に入ってたので、ヒーリング趣味がなくてもご存知の方も多いかな。"RETURN TO INNOCENCE"しか聴いたことのない方にはお勧めの1枚。本当のENIGMAはこーゆー感じなんですよ。実は私、"RETURN TO INNOCENCE"ってENIGMAの曲の中で一番嫌いなんです。爽やかすぎてなじめない(^_^;。
私生活 特になし じっくりと考えてみたが、本当に何もない1年だった。これでいいのか、私の人生。でも考えてみれば、可も不可もなしというのは実は幸せなのかも(この項目、去年と同じ。……寂しいなあ(T_T))。

 というわけで、今年の「ぼやきくっくり」はこれにて終了。
 読者皆様にはこの1年大変お世話になりました。ありがとうございました。来年も何卒「くっくり通信」をよろしくお願い申し上げます。良いお年をお迎え下さい。

12月29日(土)没ネタ9本一挙公開

 今年、「ぼやき」に載せようとしてメモっておいたネタで、載せるタイミングを逸したりしてお蔵入りとなってしまった分を一部紹介。

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・2月。三田佳子の二男が胸中を綴った手紙について。

 普段誰も使わないような難しい言葉や言い回しを使ったり、何だかカッコつけてばかりで、中身が薄っぺらなような感じがした。
 読んでくれる人に自分の言いたいことを理解してもらいたいのであれば、できるだけわかりやすい文章で書くべきではないか?
 新聞の社説やコラムを読んでいると、同じテーマについて語っているにも関わらず、執筆者によってやたら硬くてわかりにくい文章だったり、逆に平易でわかりやすい文章だったりと、かなりの違いがある。
 難しい文章を書く人は、「わかる人だけわかればいい」って思ってるんだろうか?
「難しい文章=それを書く自分は賢い」ってアピールしたいんだろうか?

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・4月。夫とインターネットで大喧嘩。価値観の相違はいかんともしがたい。

 某テレビ番組で、韓国のネット犯罪の特集か何かをやっていた。夫がまた「ネットは危険やからやめろ」と言い始めた。夫はインターネットをほとんどしたことがない人間。私だってそんなにネットに精通しているわけではないが、なんでほとんど未経験者の夫にそこまで言われないといけないんだろ?
「ネットに接続したとたん、おまえは無法地帯に放り出されるんや。危険やとわかってて、何でやるのか?」
「自宅から一歩出たとたん、私は車に轢かれるかもしれへん。通り魔に刺されるかもしれへん。でも、それを恐れていたら外には出られへん。ずっと家にこもってなあかん。生活していく以上、皆ある程度の危険は承知の上で、何とか折り合いをつけてやっていってるはず。ネットもそれと同じ」
「いーや、それは違う。おまえは車や通り魔はアナログや。お互い相手の姿が見える。でもネット上の悪人は見えへん。デジタルや。知らん間に襲ってくるんや」
「私はこれまで2回車にはねられたけど、お互い相手に気づいた時はもうぶつかった時やったで。見えてへんかった。ネットはデジタルや言うけど、扱ってるのは人間や、アナログや」
「お前のHPを荒らしたり、個人情報手に入れて危害を加えるヤツが絶対出てくる。危ないからやめろ!」
「だーかーらー、それを心配してたら何もでけへんでしょ。今自分のできる最大限の防護策をとってて、あとはもう運やんか。だいたいウチの小さなHPなんか荒らして誰が何の得するん?ウチなんか狙うより大企業のサイトとか狙うでしょ」
「いーや、おまえはたくさんの人の恨みを買ってる。少なくとも派遣会社の恨みを買ってる。派遣会社がおまえに攻撃してくるかもしれん」
「派遣会社が個人相手に犯罪犯すの?それで何の得があるの?よう考えてみてよ」
以下、延々と言い争いは続き、ついに決着を見なかった。

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・5月。「サンデープロジェクト」を見ていて。共産党委員長の浅はかさ。

 「つくる会」の教科書の話題で、同教科書が太平洋戦争を大東亜戦争と表記していることについて、志紀委員長は「侵略を是とした精神の表れだ。ちゃんと太平洋戦争と呼ぶべきだ」と言った。
 それに対して田原総一朗がツッコミを入れた。
 田原「太平洋戦争という呼称はいつできた?誰が作った?」
 志紀「戦後ですよ。占領軍ですよ」
 田原「占領軍がつけた呼称は正しくて、日本軍がつけた呼称はダメなの?」
 志紀「日本は降伏してポツダム宣言を正当な手続きをもって受け入れ、そこから戦後が始まったわけですよ。だから…」
 田原
「それって日韓併合と似てるじゃん」
 …そう指摘されて志紀氏は苦笑して慌てていた。周りも失笑していた。
 なぜなら、この話の少し前に、「つくる会」の教科書が検定前は「日韓併合は正当な手続きを踏んで行われた」というふうになっていたことについて、志紀氏本人がこう非難していたからだ。「確かに法的には合法だったし、韓国政府もそれを受け入れたんだけど、でも実質的には、日本が武力で抑えて無理矢理承認させただけだからダメ」。
 日本は武力で連合軍に負けて、ポツダム宣言を受け入れて無条件降伏をした。確かに法的には合法であったけれども、進んで承認したわけでなく無理矢理承認させられた…という点では日韓併合と同じだ。「日本軍は悪くて占領軍は良い」という実に単純な理屈を展開した志紀委員長の浅はかさが露呈した形。

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・5月。何に対して怒っているのか、自分でもいまいち思い出せない。こういうことは数ヶ月に1度は発生しているからだ。

 こっちは誠実に一生懸命やってるつもりよ。誰に頼まれてやってるわけでもないんよ。まぁ嫌やったらやってへんけどね。好きでやってるんやから何言われてもたいがいのことは我慢するよ。
 人を疑うことも時には必要やろ。確かにネットはガセ情報も多いし、その中から正しい情報だけを見つけていくのは大変やよ。せやけど、私は自分の頭で考えて自分で判断するよ。
 私は、私と私の読者さんを信じてるよ。貴方も私のことを信頼に値すると思たからあえて投稿してくれたんやろ? それを
自分の思い通りの答が返ってけーへんかったからって、悪態つくのはどうやろか?私のことはまだええよ。けど、他の人のことまで悪く言わんといてほしいんよ。
 貴方の考え方は間違ってないよ。自分の信じる道を進めばいいんよ。けど、人を侮辱するような事を言うのはやめてほしいんよ。

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・7月。外相時代から反日的なことばかりしていた河野洋平がまた……。

 河野洋平が「教科書問題で韓国との関係が悪化しているので、要求を受け入れるように」と、福田官房長官に申し入れたそうだが、全く見識を疑う。
 正規の手続きを踏んで検定を通った教科書に対して、記述の修正を求めてくる韓国。
これは日本の民主主義を弾圧しているに等しい。圧力に屈することは民主主義を放棄することと同じではないか?
 韓国の内政のドタバタよりも、自国の民主主義の方が大切ではないのか?それとも、あんたは韓国の国会議員なのか?

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・9月。韓国人の意識調査とイメージ操作について。

 1996年に、高麗大学新聞放送研究所という所が植民地統治に関する認識調査を行っているのだが、それによると、「植民地統治は、韓国にも責任がある」と回答した人は55.6%に上っているそうだ。「韓国に全面的な責任がある」とした11.4%を加えれば、実に67%にもなる。
 もっとも、これは教科書問題・靖国参拝問題でもめる前の統計なので、今統計を取り直せば、これらの数字は少しは減るかもしれない。が、ぜひ思い出してほしいのは、この夏、当局に厳しい規制をしかれている中国ならともかく、韓国でもデモは数十人単位の小規模なものしか行われなかったということだ。
 どこのテレビ局かは忘れたが、デモ隊(市民団体?)が、例の教科書だか日の丸だかを焼いているシーンがあった。カメラはデモの中に入り込んでアップで映しているため、大変迫力があり、「たくさんの韓国人がこのデモに参加してるんだな」と見えた。が、別の局で同じシーンを見ると、
実際のデモ隊はほんの10人ほどしかいなくて、周りにいたのはマスコミや見物人ばかりだった。典型的なイメージ操作だ。
 日本の報道、特にテレビを見ていると、このように「韓国人のほとんど全員が怒り狂っている」てな作りになっているが、実態はこんなもの。全くテレビは罪深い。

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・9月。米多発テロのテレビ報道について。

 テレビ朝日はひどかった。恐ろしげなBGMつきで事故の映像を流して、いたずらに恐怖心を煽っていたし、各民放がCMを控えているのに、自社の番宣や朝日新聞のCMまで堂々と流していた。
 だいたい、当面必要な情報(邦人の安否、航空便の離発着、日本国内の警備態勢など)の伝達よりも
、犯人探しの討論みたいなのばかりに時間を割くのはどういう了見か?
 阪神大震災が起きた当日の夜の「ニュースステーション」もそうだった。今でもはっきりと覚えている。確かに現地は混乱していて情報があまり収集できないのはわかるが、現地に知人や家族がいて心配している人々のためにちょっとでも役立つ情報を流せばいいのに、「なぜ強固なはずの高速道路が倒れたのか」「もし東京に同じ規模の地震が起こったらどうなるか」なんて、まるでひとごとみたいな放送をしていて、めちゃくちゃ腹が立ったものだ。

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・9月。「アリエール」という洗剤のCMについて。

 小学生の女の子が、ランドセルを前掛けにして帰宅する。そそくさと自分の部屋に上がり、ランドセルを取ると、ブラウスにはべったりと汚れが。
 後日、母親がその子の部屋を掃除していて、ベッドの下からその汚れたブラウスを発見する。怒るでもなく「ふふっ」と鼻で笑う。
 母親はそのブラウスを洗濯。汚れは跡形もなく落ちている。その様子を遠くからこわごわ見ていた女の子を、母親は「おいで」とにこりと呼び寄せる。
 「古い汚れも落とせます」というCMの意図はよくわかるのだが、
何でこの母親は娘を叱らないのだろう。甘やかしすぎだ。だいたい、娘のブラウスがその日の洗濯物の中にないことに気づかないのもおかしいのではないか?
 …な〜んて、どうでもいいことだろうけど、このCMを見るたび腹が立って仕方がないのよ(-.-#)。こんな私って変?

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・12月。ボーナスについて。

 不況不況で、どの業界も金額は昨年よりさらに減少している中、弁当業界やゲーム業界(一部とは思うが)は景気が良いらしい。おもちゃ業界でもタカラがヒット商品を次々飛ばして、ボーナスもかなり増えたそうだ。
 タカラって昔の友人が勤めてるんだよね。他業界で働く奥さん(実はこっちのほうがより親しい友人)は大変らしいけど、旦那が景気良ければ相殺されるだろうなぁ。
 え?うちの夫? 残念ながら年俸制なのでボーナスはありません(月割りで毎月振り込まれる)。しかも月収に換算すると基本給は10万円台後半。残業代で稼いでいる現状。
 私はと言うと、在宅ワーカーなので当然ボーナスなんてない。っていうか、バイトや契約社員や派遣社員経験が長くて正社員経験が短い私は、ボーナスというものをもらったこと自体がほとんどない。これまでに3回ぐらいか?
 だから
7月と12月は毎年ヒジョーにわびしい気持ちになる。在宅ワーカー&派遣社員の皆さん、慰め合いましょう(T_T)。

12月28日(金)皆様、お疲れさまでした。

 今日はたいていの方が仕事納めだったご様子。皆様、今年1年お疲れさまでした。
 ちなみに私は、正月明け納品の仕事を引き続き進行中。
まあでも明日には終わるでしょう。

12月27日(木)謝罪の気持ちなし

 大教大付属池田小の児童殺傷事件、初公判。
 宅間という男の自己中心的で無責任な面がさらにクローズアップされ、事件に何ら関係のない私も改めて怒り心頭。
 「生命をもって償います」。殊勝な言葉に見えても、そこには謝罪の気持ちはない。
「ワシがやった。それは認める。死んで償うと言うてるんやから、もうええやないか。とっとと死刑にしたらええねん」みたいな、勝手な開き直りしか見て取れない。
 「自殺しても元妻が喜ぶだけであほらしい。自分が死ぬくらいなら、自分の絶望感を多くの人に味わわせてやろう」……。なぜそのエネルギーをプラス方向に向けられなかったのか。
 「日曜日の大阪市内の繁華街にダンプカーで突っ込むなどの犯行も考えたが、それよりも身体が小さく弱い小学生を襲った方が、大勢を殺せると考えた」……。この冷酷さ、この卑劣さ。
 「ワシの人生は偶然に左右されることが多かった」……。弁護人に語った言葉だ。家で自殺しようとしたが死にきれず、山奥で首をつろうとしたが、「雨が降ってきたのでやめた。あの時雨が降らなかったらこんなことにはなってなかった」。その後も「あの時に自動車がなかったら」「あの時に受験に失敗してなかったら」と、過去の自分の失敗を全て「偶然」で片づけようとする。過ちに反省はするが、「偶然そうなっただけ」で、決して「自分の選択が間違っていた」とは考えない。こんな男に謝罪の言葉など最初から期待すべきでなかったのだ。
 動機は依然不透明だ。「元妻は振り向いてくれない。親にも冷たくされる。借金もある。何をやっても上手くいかない。自殺したいが死にきれないし、自分一人で死ぬのもあほらしい。だからやった」。本人にとってはそれで十分な動機なのかもしれないが、遺族や被害者家族にとっては到底納得行くものではない。
 約10人分の被害児童調書の締めくくりは、どれも「二度と出て来れないようにして下さい」。決して出てくることはなくても、子供たちの心に残った傷は一生消えることはないだろう。
 直接被害に遭っていない子供たちの中にも、未だに「カタッ」と物音がしただけで恐怖に怯える子がいる。慰問に訪れたプロ野球選手の大きな身体を見た瞬間、記憶が甦ってきて身を震わせた子もいる。事件の後遺症は根深い。宅間はこれら「見えない罪」も背負っている。だが、本人はきっと一生それを理解できずに終わるのだろう。

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 真紀子外相の失言にはもう慣れっこになっていたが、今度の失言はあまりにも重大ではないか。
 「台湾は同一民族だから、将来、香港みたいに収斂(しゅうれん)されると思う。香港がルールにのっとって返還されたように、台湾もそうなると良いと思うし、それを阻害しないよう日本も努力すべき」……。この人は一体何を考えてるのか。中学生程度の知識もないようだ。
 香港はアヘン戦争で英国に占領され、その後互いに交渉をして、自治権を認めつつ50年間「一国二制度」を続けることによって返還に至った。一方、台湾は第二次大戦後の毛沢東(共産党)と蒋介石(国民党)の覇権争いが原因で現在の状態に至っており、香港と同じように考えるのがそもそも間違いだ。
 中国は台湾を武力で脅し、統一を狙っているが、台湾はあくまで独立を希望している。日本政府は平和的解決を望むとし、中台問題は当事者間で決めることだという姿勢を貫いてきた。なのに今になって外相がこんな発言。
 案の定、
台湾の外交部から日本政府に対して正式な抗議が来た。一方、中国マスコミは「歓迎」報道。……全く、どう言い訳するつもりなんだろう。

 今回の発言には、さすがに真紀子擁護派も難色を示している。
 今朝のテレ朝系ワイドショー。以前から頑なに真紀子擁護発言を続けてきた某女性コメンテーターが、「これまで真紀子さんの言うことには賛成してきたけど、あれはさすがにどうかと思った。どうしちゃったんだろ、真紀子さん」。あんたがどうかしちゃってたんだよ、今まで(^_^;。
 だけど、その直後にはこんなセリフ。「でも、彼女にも考えがあるんでしょう。もっと善意に解釈してあげないと」……。ああ、このコメンテーターはもう救いようがない。

12月26日(水)そっくりそのまま返したれ!

 北朝鮮が不審船について初めてコメント。
 まず、事件について、「
国籍不明の船舶が日本巡視船の無差別な機関砲砲撃で沈没する史上類例のない事件が発生した」と紹介、そのうえで、以下のように言いたい放題。
 「国際法も知らない
日本サムライ連中たちだけが行うことのできる不法な海賊行為
 「許し難い現代版テロ」
 「日本の反動たちの反共和国敵視政策が醸し出した、今一つの重大な謀略劇であり、挑発であることを実証している」
 「朝鮮総連を白昼に弾圧しようとしたができず、『正体不明の船舶』までわれわれと結び付けた狂乱的な行動」

   ※朝鮮中央通信報道の全文→http://www.sankei.co.jp/html/1226side078.html

 こんなことを大まじめで言ってくる国と、いくら「対話」しようとしても無理だってば(__;)。

 某掲示板見てたら、こんなカキコが。笑えたけど笑えない……(^_^;。
 「河野洋平殿 米50万トンの領収書をロケット砲で送ります 金正日」

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 結局、近鉄の中村紀洋は、複数年契約を蹴って、年俸5億円プラス出来高払い1億円の1年契約でサイン。だからって「再来年は大リーグ」てなわけでもないと思うが、ちょびっと不安。ファンの我が儘かもしれないけど、やはりノリちゃんは近鉄じゃないと。
 それにしても、今年は、
複数年契約を蹴って1年契約を結ぶという選手が多いような(ローズは逆に複数年契約希望とか。よっぽど日本と近鉄が気に入ったんやなぁ)。イチローと新庄の成功の影響か、実力のある選手達が皆「メジャー志向」になってるような気が……。
 そろそろ本気で日本の野球を改革しないと、数年後にはめぼしい選手は皆メジャーリーガーになってたりして……。

12月25日(火)ほんとにおかしな人がいるもんだ

 取引先の担当者Aさんが、年内で退職されるそうだ。少なからずショックを受けた。
 Aさんは私たち外注スタッフにもとても優しく、また仕事も丁寧で、細かなケアを怠らない方であった。「もう仕事が嫌になった」と笑っておられたが、実際はもっと前に辞める予定でいたのを、引き留められて今まで続けて来られたとのこと。
 もっとも、Aさんはけっこう良いお歳で(私の父親ぐらい)、とっくに定年を過ぎている人だ。なのに、その歳まで会社に残っておられたってことは、
口では「嫌になった」と言っていても、やはり会社や仕事に並々ならぬ愛着や熱意を持っておられたに違いない。
 Aさんには、「長い間、お疲れさまでした。色々とありがとうございました」と心から言いたい。
 さて。後任には以前担当だったBさんが改めて就任されるそうだ。前の担当だったから、どんな人かはよくわかっている。悪くはないが、Aさんに比べたら「ほったらかし」っていう印象があって、ケア面ではちょっと不安。……まーでも、何とかなるでしょう。

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 この8月に小泉首相が靖国神社に参拝したことで傷つけられた&憲法違反だとして、小泉首相個人及び国に対して損害賠償を求める訴訟が11月に起こされたことを、覚えておいでだろうか。
 その訴訟に対するコメントを求められた小泉首相が「話にならんね。世の中おかしな人がいるもんだね」と発言したのだが、今度はこれに対して、原告団が「首相の発言は名誉毀損」として提訴したそうだ。……やれやれ(^_^;。ほんとに世の中おかしな人がいるもんだ。
 だが、夕方ローカルニュースを見ていたら、「彼らは批判する自由を求めて提訴した。これはとても重要な裁判だ」と言った女性コメンテーターがいて、さらに呆れてしまった。
 気に入らないことがあったら、「傷つけられた」と即訴訟。これだけでもうすでに彼らは
「批判する自由」を満喫してるじゃないか。「自由」と「我が儘」をはき違えているような、こんなおかしな人たちが最近増えているように思う。

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 結成10年未満の漫才コンビにのみ挑戦権がある「M−1グランプリ2001」で、中川家が優勝。
 私は随分前から(今は亡き「爆笑!ブーイング」という関西ローカル深夜の新人お笑い登竜門みたいな番組に出てた頃から)彼らのファンだったので、素直に嬉しい。
 こういうコンテストは、実力よりもその時のムードや勢いで大きく左右されるものだ。いくら優勝候補と言われていても、正統派の中川家には不利ではないか?しかもトップバッターってのも痛いよな〜ってことで、見ていてほんとにハラハラした。
 だから、優勝が決まった時はほんとに嬉しかった。うちの夫もけっこう彼らが好きなのだが、私以上に喜んでもらい泣きしてた(何も泣かんでも……(^^ゞ)。
 その瞬間、中川家の礼二くん(弟)は、私が今まで見たことのないような顔をした。「やった!」と両方の拳を握った後、感極まってステージ上の台に突っ伏すような姿勢をした。涙はこぼれなかったけど、彼は確かに泣いていた。
 このコンビ、今でこそ東京の番組にも出ているが、剛くん(お兄ちゃん)は昔、仕事で煮詰まってノイローゼ状態になったこともあったそうだ。だからよけいに今回の優勝は嬉しかったろう。おめでとう、中川家!これからも応援してます。

12月24日(月)無知すぎる朝日新聞記者

 笑いました、泣きました。今日の朝日新聞の社説。これを書いたのはいったい誰?うちの夫でもここまで素人ではないですよ(T_T)。

【武器を持ち、漁船を装って一体何をしていたのか。肝心のその点がわからないもどかしさがある。(中略)このような武装船が近海に日常的に出没しているとすれば、驚きだ。】

 〇(^(工)^)〇 額面通りに読めば、この記者は「武器を持ち、漁船を装って一体何をしていたのか」も推測できず、「このような武装船が近海に日常的に出没している」ことすら知らなかったのか。だとすれば、その無知ぶりに驚きだ。
この記者は、かつて日本海で頻発した日本人拉致事件さえ知らないのかもしれない。なんせ朝日新聞は拉致事件についてほとんど報道しないらしいから。1998年に韓国で起こった北朝鮮の潜水艇侵入&乗組員自決事件も、おそらく知らないんだろうなぁ……。
人一倍「日本が戦争に巻き込まれることを恐れる(いや、日本が戦争を引き起こすことを恐れる……か?)」新聞のはずなのに、日本が置かれている状況をな〜んにも知らない。こんな無知な新聞が未だに日本のクォリティペーパーを自称しているとは。

【日朝国交正常化交渉は中断したままだ。南北朝鮮閣僚級会議も停滞している。米朝関係も明るい展望は見られない。南北首脳会談や、米国務長官の訪朝があった昨年とは大きな様変わりだ。
 不審船の出現と、こうした状況は全く無縁とは言い切れない。北朝鮮を国際社会に引き込む努力は、東アジアの安全保障上なおざりにできない。北朝鮮が対話に向かうよう強く促していくことが必要だ。】

 〇(^(工)^)〇 紫字の部分です、今回一番笑ったのは。日朝国交正常化交渉を始める前もしてる最中も、不審船は来てたってば。たまたま今回運良く見つけて(向こうにすれば運悪く見つかって)、こういう事態に発展しただけですがな。
第一、まるで日本を初めとする諸外国が北朝鮮を追い込んでいるようなこの書き方は何だ。「国交正常化交渉は中断したまま」と言うが、こちらがいくら手を差し伸べても(日本がコメを無償でどれだけ支援したと思ってるんだ)、向こうが一方的に日本を切ってきているのだ。
「北朝鮮を国際社会に引き込む努力」って、何ですかそれ? 何が悲しゅうてこんなテロ国家を引き込まなあかんの? まさか朝日さん、1950年代からこっち、未だに「北朝鮮は夢の楽園」って思い込んでるんじゃ??……いや、いくら何でもそれは幻想だったと気づいているだろう。つまりは、北朝鮮を含め共産主義(社会主義)国家は素晴らしい、理想の国家だとかさんざん煽って来たから、それを正当化するためにも、どうあっても北朝鮮を仲間にしたいんだろう。

 結論。「できることなら、書きたくない!だけどこれだけの大きな事件、社説で取り扱わないわけにいかない!」ってことで、仕方なく社説の執筆に取りかかった論説委員だったが、「うーーーむ。いつものように北朝鮮を擁護したいが、今回ばかりはその材料がない!どうすりゃいいんだ!」と大いに悩み、結果出来上がったのが、このとんちんかんな社説と見た。

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 未だに「なぜ撃ったのか。なぜ沈没させたのか。なぜ乗組員を助けなかったのか」とか言ってるマスコミや評論家や政治家(民主党の菅など)がいるようだが、相手はあの至近距離にも関わらず銃撃を浴びせ(あまりに近すぎて銃弾が自分たちに跳ね返ってくることも十分予想される、と軍事専門家は言っていた。つまり、相手にしてみれば、それだけなりふり構わない状況だったということだ)、果てはロケット弾まで撃ってきてるのだ。
 しかも船は沈没したのではなく、自沈の可能性が高いとのこと。北朝鮮の工作員は「逃れられない」となったら、証拠隠しのために船を自爆させ、自分たちは自決するよう教育されている。そんな覚悟でいる彼らを救助するというのは非常に危険な行為だ。触れたとたんに自爆してこちらも巻き添えを食う可能性が十分ある。
 そもそも、所属も明らかにせず、停船にも応じず、ロケット弾を撃ってくる、そんな相手に情けはいらない。どこの国が見ても、海保が取った行為は正当だと認めるだろう。
 結局、朝日新聞は、日本が国際的に見て「正当な行為を行う国」になると困るのだろう。

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 とか、ぼやきつつ私は寝ます。実はまた風邪がぶり返しちゃって……(T_T)。

12月22日(土)今こそ思い知らせる時

 不審船、沈没しちゃったようですな。おそらく明日、朝日新聞は大喜びで「違法だ!軍国主義だ!」とか煽るんでしょうなぁ。
 今、アサヒ・コムを見たんだが、この時点でもう、「正当防衛によらない船体射撃としては初の事例」「今回は領海外のため、危害を与えた場合には免責されない」などと、不審船よりも日本政府を非難するような内容になってる。
 http://www.asahi.com/national/update/1222/012.html
 しかし、考えてもみなはれ。国籍不明の不審な船が、日本の領海を(正しくは漁業海域らしいが……このへんよくわからん)侵犯し、勝手に入って来てるんやで。テロリストや拉致リスト(勝手に作った造語(^_^;)かもしれんで。威嚇しても止まらず、やっと捕まえたと思ったら、ゲリラのように不意打ちしてきて、海上保安庁の船員2人を怪我させてるんやで。
 ここまでなめられても、まだ「撃つな」と言うんだろうか。危機意識がなさすぎ。あるいは、そうまでして北朝鮮(これまでの報道によると北朝鮮の船だという情報が有力)を擁護したいのかね、この新聞は。
 現在、海上保安庁は船が沈没して漂流している乗員の救助に当たってる模様だが、全員しょっ引いて身元も明らかにして、「いつまでも日本をなめんなよ!」ってとこを、北朝鮮に思い知らせてやるべきだ。でないと、連中はまた来るよ。

 ところで、海上自衛隊と海上保安庁の違いって、皆さんご存知? 私はあまりよく知りませんでした。この機会に勉強しときましょう。
 http://www.os-dream.com/difference.html

 あらら?今、ANNニュースを見たら、「海上保安官2人死亡」ってなってますが……。文中は「負傷」のままなのに。憎むのは勝手だけど、勝手に殺しちゃいかんやろ(^_^;。朝日系列はほんとネタの宝庫です。
 そのうち更新されちゃうだろうから(おそらくは謝罪もなしに)、急いで見ましょう!(^_^;
 http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index.html?now=20011222235102

12月21日(金)この忙しい時に

 昨日のこと。
 昼間からどうも喉が痛かった。煙草の吸いすぎだろうと思い込んでいた。が、そのうち鼻水が出て頭もボーッとなってきた。これは風邪だ。夫のが移ったのかも。
 そんなわけで、仕事をとっとと済ませて今日は早く寝よう……と思っていたのだが、夜の11時過ぎに、FAXで未稿分(クライアントがまだ埋めていない原稿の空白部分)が大量に送られてきた!全部で4本。いずれも明日朝納品。
 「何や、こんな遅い時間にひどいなぁ。おまえなめられてるんちゃうか。風邪が悪化しても誰も保障してくれへんやろ。断って早く寝たら?」と、夫は怒って言ったが(私に怒るなよ)、仕方ないじゃないですか。新規の原稿なら事情を言って断ることもできるけど、やりかけの原稿の未稿分なんだから、私がやるしかなかろう。取引先の営業さんだって、この時間まで会社に残って、クライアントに原稿早く出すようせっついてくれてたんだろうし。
 ………で、どうにかこうにか終わったのが明け方の3時過ぎ。ほっとして寝ようとしたとたん、ものすごい悪寒が。身体がガタガタ震えて、寒くて眠ろうにも眠れない。恐る恐る熱を計ってみたら、38度。
 
なーんや、38度しかないんか。こんな悪寒、滅多にないから、てっきり40度ぐらいあると思たわ〜とか冗談言う余裕もなく(^_^;、とりあえず、「明日(今日ね)納品どうしよう、行けるんやろか」ということを気にしつつ、何とか眠りに落ちた。

 そして今日。朝起きてみたらやっぱり熱が38度。
 取引先の担当さんに電話を入れ、「何とか納品には行けるけど、新しい仕事はできそうにない」ことを伝えた。昨日頑張ってやった分は全部午前中納品だったのだが、「そういうことなら昼からゆっくりおいで」と言ってくれたので、午前中はとことん寝させてもらった。
 正午過ぎに起きたら、熱は37度に下がっていた。小雨の降る中、チャリンコで納品。幸い、年末進行もピークをやや過ぎたようで、今日は新しい原稿はなかった。
 が、油断大敵。やりかけの原稿を3本抱えている(未稿分以外は入力済)。また今夜あたりにFAXが来るだろうから、それに備えて夕方まで安静にしていた。
 案の定、夜の8時半に未稿分が3本とも送られてきた。まだ早い時間で良かった。
 それを何とかやっつけて、今これを書いてます。これで手持ちの原稿はゼロ。久々の安堵感。今日こそ早く寝よう。

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 これも昨日のこと。
 アサヒ・コムを見てたら、妙な記事を見つけた。
 「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の朝鮮労働党機関紙、労働新聞が、
柔道の発祥地は朝鮮半島であるとの記事を掲載した」とあり、「『古墳の壁画や歴史遺物に描かれている絵、史実資料が実証している』と主張している」とのこと。
 また、「『わが民族は、はるか昔から民族の伝統を生かして朝鮮相撲や柔道など固有の武術を創造して、たしなみ、日本をはじめとする近隣諸国への普及に影響を与えた』と指摘した」ともある。
 あの〜、壁画とか絵とか史実資料って、いったいどんなんですか?(^_^;。資料はともかく(本当にあるのなら公開してほしい)、壁画や絵は見る人によって、どうとでも取れますって。人間が二人組み合っているような絵を見れば、その民族によって、レスリングにも相撲にも柔道にも見えるのでは??(^_^;。
 よくオカルト雑誌とかで、古代の壁画が「人間らしきものがロケットらしきものに乗っている」ように見えるので、「実は古代人は現代人以上に高度な文明を持っていた!」とか大騒ぎしてたりするが、それと同じレベルですよ、これって。
 こんなトンデモ記事を大まじめに載せる朝日新聞っていったい……。これじゃ「東スポ」と変わらへんがな。

12月19日(水)この妻、怪しい

 青森県住宅供給公社の14億円横領事件。横領した容疑者も容疑者だが、妻も妻だ。
 このチリ人の妻は現在チリにおり、容疑者から送られた金で建てた大邸宅に住んでいる。
 「夫から莫大な金が送られてくることを、不審に思わなかったのか?」というマスコミの問いについて、
彼女は「日本人はみな金持ちに見えた」と答えているが、ちょっと待て〜い!(--#)
 彼女はかつて青森のスナックに勤めていた。そこで容疑者と知り合い、結婚したそうだ。彼女は「(容疑者は)最初は嫌な印象だったが、お金を持っていたから」と、金銭目的で結婚したことをほのめかしている。
 だいたい「みな金持ちに見えた」としても、店での話だろう。どのぐらいの期間なのかは知らないが、彼女が日本で生活をしていたのは確かだ。スーパーやコンビニに買い物に行ったこともあるはず。そうすれば日本の物価水準や生活水準もある程度はわかるのではないか。
 会社社長とかならともかく、容疑者は一介の公社職員に過ぎない。たとえ彼が身分を偽っていたとしても、4年ほどの間に6億円もの金を送ってくることについて、彼女が何ら不審に思わなかったとしたら、あまりにも不自然だ。「何かヤバイお金っぽいけど、知らんぷりしてればいいわ」てな感じでいたのでは?
 「お金を要求したのか?」という問いについては、「彼が勝手に送ってきた」と、きたもんだ。そして、「彼は嘘つき!私はだまされた!暴力も振るわれていた!離婚したい!」と容疑者に怒りをぶつけた。「青森の皆さんには夫に代わって謝罪します」としながらも、「お金は返すつもりはない」って、アンタ……(^_^;。
 金を取り返すことはできないのだろうか。法律の専門家によると、「妻が共犯だったら可能かもしれないが、それを実証するのは非常に難しい。日本とチリとの間には身柄引き渡し等の条項も定められておらず、手が出せない」といった話だった。何か納得いかない。
 私はこの種の横領事件を耳にするたびに、いつも思うことがある。横領額が大きいから発覚したものの、もし小さい額だったら? ひょっとしたら、日本各地のお役所で、数万、数十万単位の「ちょっとした横領」は意外と行われてきているんじゃないだろうか?
 今回の事件なんか、億単位なのに発覚するまでに何年もかかっている。それだけお役所のお金の管理はずさんだということだ。発覚せずに終わった横領をひとつずつ足していったら、ものすごい額になるのでは?……この私の心配が憶測に過ぎないことを願う。

12月18日(火)どうした!?北朝鮮

 北朝鮮が、日本の『行方不明者』消息調査事業を全面中止。
 『行方不明者』と銘打っているが、これはもちろん北朝鮮に『拉致された日本人』のこと。日本側が気を遣って『行方不明者』という呼び方にしたに過ぎない。
 まさか田中真紀子の「拉致される」発言(昨日の「ぼやき」参照)が原因?と一瞬思ったが(^_^;、おそらくは朝銀資金流用事件で朝鮮総連を捜査したことが、北朝鮮の神経に障ったのだろう……というのが、今考えられる最大の原因のようだ。ただ、それにしてはタイミングがちょっと遅いような気もするが。
 中止を伝えた朝鮮赤十字会は、「
人間の自主性、人権を最も重んじることを本性とする我が国(北朝鮮)では、『拉致』などありえず、あったこともない」「日本側が謀略的な『拉致』騒動で我が国を冒涜し、朝鮮人民の神経を極度に刺激して『行方不明者』の消息調査事業に大きな難関が作り出された」などと好き勝手な事を言っている。よう言うわ。「私たちは潔白だ。私たちは被害者だ。これは謀略だ!」と嘘つきまくってたオウムの弁にそっくり。

 しかし、あの狡猾な北朝鮮にしては変だ。
 これまでどおり、「行方不明者を探してほしい〜?だったらコメよこせ!」路線で行けばいいのに、もっと言えば、
「探すフリさえしてりゃ、コメもらえる」のに、それを自ら断つようなことをするとは。
 実際、被害者家族や一部議員からは非難の声が出て、日朝国交正常化の交渉再開や今後のコメ支援に否定的なムードが高まっている。
 家族の一人は、「はらわたが煮えくり返る思い。拉致というテロに対して、日本は調査打ち切りを『はい、そうですか』と受け入れることしかできないのか。米国とは全然違う」。おっしゃるとおり(-.-#)!
 今のところ政府は「とりあえず北朝鮮の出方を待つ」「今後も粘り強く交渉を」てなふうなコメントしか出しておらず、北朝鮮に対して具体的措置を取る様子は全くない。
 とは言え、これで政府は北朝鮮にコメ支援を続ける理由がなくなった。もしまだ続ける動きがあるとしたら、一部で言われているように、親北朝鮮派、つまり北朝鮮からリベートをもらっている議員の圧力が介在しているとしか考えようがない。
 ひょっとしたら、北朝鮮は日本を見限った(って言い方変だけど)のではないのか。もう日本に経済的に頼らなくてもすむアテが、他にできたのかもしれない。だとしたら、日本に対して再び「拉致」「ミサイル発射」などのテロ行為を仕掛けてくるかも……。

 以下、掲示板情報。
 【ズームインスーパー(日テレ系朝6:00〜)で新聞解説をしてる辛坊キャスターは、この事件を、全国紙で朝日だけが2面最下段のべた記事扱いにしていた理由を、
「朝日が長年抱えてるイデオロギーの為」と断じた。】
 辛坊さん、よくぞ言ってくれた。朝日は外交問題においては「弱者の味方」ではなく、「近隣諸国(中国・韓国・北朝鮮)の味方」に過ぎない。もう「人権派」の看板を下ろしたらどうか。

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 夫が風邪でダウンし、会社を休んで1日寝ていた。
 熱は最大で36.7度しかなかったのだが、平熱が極端に低い人なので、これでもかなり辛そうだった。
 私は昨日から原稿を4本抱えていて、しかもその全てが未稿分(クライアントがまだ埋めていない空白部分)を含んでいる。朝のうちに未稿分以外は全部入力を終えた。残りは追い追いFAXで届く手はずになっているのだが、なかなか来ない。で、昼間ワイドショーなんか見てるうちに、つい私も寝入ってしまった。
 起きてきた夫に、
「おまえ、何を今頃寝てるんや。いつもそんな生活してるんか」と疑いの眼で見られてしまい、「違うよ!今日はたまたま!」と反論したが、信じてもらえなかったみたい……(T_T)。
 FAXは夕方になっても届かず、4本中1本は明日午前中納品の予定なので、取引先に問い合わせたら、「実はこっちもクライアントから送られてくるのを待ってるが、なかなか来ない。最悪、明後日納品でも間に合うので大丈夫」とのことだった。
 こちらもそうだが、取引先も多数の原稿と格闘してもうわやくちゃの状態になってるらしい。正月明けの分まで全部まとめて前倒しになってるんだから無理もないが……。

12月17日(月)どうした!?「ザ・ワイド」

 数あるワイドショーの中で、一番「真紀子叩き」の激しかった「ザ・ワイド」。なのに……。
 父・田中角栄の墓参りも兼ねて故郷で充電してきた真紀子外相。実家(?)では地元の人も交えて楽しい宴会が催されたようだ。そして、寒い中長時間張っている記者やレポーターにみかんの差し入れがあったという。
 翌日、東京への帰路につく前、真紀子外相の強い希望で、一行は日本海に海を見に出掛けた。そこで、彼女は笑顔でこんな発言をした。
「海にプカプカ浮いてたら、『そんなとこにいたら拉致されるよ』と言われた。私はうるさいから拉致された方がよかったんじゃないの?」。
 北朝鮮による日本人拉致事件の解決見通しが全く立っていないこの状況で、被害国の外相がなぜそんな無神経な事を言えるのか。あまりにも思いやりのない軽率な発言だ。
 何度も言うが、私は拉致された一人である横田めぐみさんと同い年。人ごととは思えず、この事件が一日でも早く解決することを願っている。だからこそ、この真紀子の発言を聞いた時は、もう腹が立つやら情けないやら……。被害者家族はもっともっと強くそう思ったろう。
 さて、これを「ザ・ワイド」がどう扱うかと見ていたら、な、なんと。VTRの中で「ちょっとした問題発言もありましたが」と軽く触れるだけで、司会の草野仁も他のコメンテーターも全く触れずじまい。デーブ・スペクターなんて「半永久的に外務大臣やってほしい」とか言い出す始末。
 私はこの番組だけは、視聴者や政治家にこびへつらうことなく、正論を吐き、鋭いツッコミを入れてくれると信じていた。実際いつもそういう傾向だったので、毎日のように見てきたのに……。
 どうしちゃったの!? まさか「みかん」で買収されたわけじゃあるまいな……(^_^;。

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 「車よりヒグマの数の方が多い」発言の石原行革担当相にかみついた鈴木宗男。かつての真紀子外相との攻防でも思ったが、この人は何て粘着質なんだろう。
 「嘘はいけない!」と激昂していたが、
「車よりヒグマの数が多い」なんて、単なる例えでシャレのレベルじゃないか。子供の喧嘩じゃあるまいし。閣議決定のタイムリミットがそこまで来てるのに、そんなことで20分も時間を潰すなんて、これじゃ「行革潰しを狙った」と受け取られても仕方ない。
 案の定(彼のせいだけではないが)、政府系金融機関については先送りになってしまった。これが後々どういう結果を及ぼすのか。経済に疎い私には、とんとわからないけどね(^_^;。

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 朝日新聞社、赤字転落。
 これまでの捏造報道(しかも発覚してもまず訂正報道しない)、煽り報道(中国・韓国にご注進して日本を攻撃するよう仕向ける)のツケが、回ってきたということか。
 16日付の朝日新聞に、扶桑社の「産経が変えた風」という本の広告が掲載されていたそうだ。これだけでも信じられない話だが、その上その広告には何と、「朝日と比べて下さい」と書いてあったとのこと。……比べられたら朝日はよけいに窮地に追い込まれると思うのだが。

12月15日(土)鬼の居ぬ間に

 夫は夕方からバンド練習&忘年会。私は相変わらず仕事。
 仕事(入力作業)は仕方ないけど、毎日の納品&原稿受け取りが辛い。取引先まで自転車でたった15分の道のりだけど、寒いわ、風はきついわ……。せめて風だけでも何とかならんか。自転車がなかなか前に進まない。特に横からの風はハンドル取られてすごく危険。
 今夜も夫は遅いし、夕飯は自分一人。年末進行で頑張ってる自分にご褒美&明日への活力を……ってことで、
近江牛のいいヤツを買ってきた。普段買ってる牛肉の倍以上の値段。賞味期限が迫っていて半額で売られていたので、手が出たんだけどね(^_^;。
 今夜は一人で豪華にしゃぶしゃぶ! それを支えに一生懸命仕事してたら、キッチンから「何じゃ、これは!」という夫の声。何てめざといヤツ。冷蔵庫の奥の方に忍ばせてあったのに、見つかってしまった(__;)。
 「半額やったし、たまにはええかな〜と思って……」と私は取り繕ったが、夫はすっかり不機嫌に。「俺のおらん間に自分だけ贅沢する気か。俺も近江牛食べたい〜。ずるいわ自分だけ!」と、すねまくる。
 私はうんざりして、「あーもう!あんたは今日もまた宴会やろ。私なんか、年末まで土日祝も休みなし
*1なんやもん!」。
 この「休みなし」という言葉は思いのほか効果があった。「そうやな。忙しいんやもんなあ。今倒れたら大変やしな。頑張って栄養つけてちょーだい」との返答。何か嫌み入ってたけど、ま、いいか。
 あ〜、高い肉は柔らかくておいしい(^u^)。狂牛病? そんなもん私の食欲の前には通用せん!(とか言いつつ、やっぱちょっと心配)。

  *1 取引先が土日祝も営業してるだけで、私は「まとめ仕事」すれば2〜3日は休めるとは思うが……(^^ゞ。

12月14日(金)本物か偽物か(おまけ:吉田茂のこと)

 夫は今日も忘年会。出向で行ってるせいか、会社ごと・部署ごとに何度かあるようだ。明日は明日で、バンド仲間の忘年会があるみたい。
 
夫がおらんと仕事がはかどってええわぁ。
 ……でも、やっぱり何か空しいぞ!(T_T)

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 昨日、小鉢を割った。今日、グラスを割った。2日連続。ちょっと疲れてるのかもしれない。

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 ビンラディンのビデオ、ひどいですな。平然とテロの成果を分析し、得意げに笑っている。隣りにいるイスラム聖職者は「アラーの思し召し」「アラーを讃えよ」。被害者や遺族は、はらわた煮えくり返る思いだろう。
 「テロ以降(11月半ば)に収録されたものだから、決定的な証拠とは言えないのでは?そもそも本物かどうかもわからないのでは?」と見る向きもあるが、1機めが世界貿易センターに激突した後、間もなく2機めもやってくると予言したことや、実行犯の役割分担を把握していたことや、秘密が漏れるのでは?と心配していたことや、事前に敵の犠牲者数を見積もっていたこと等々、あまりに生々しすぎる。
 もっとも、これがもし、ビンラディンそっくりの役者を使った芝居だとしたら話は別だが、専門家による声紋分析の結果、99%本人に間違いないとのこと。それに、
周りの人物たちの自然な仕草からしても、とても演技とは思えないのだが。
 ビデオテープ自体も、「もともとは、墜落した米軍ヘリの映像を録っていたテープで、その後ろにビンラディンらが会話している模様を録っていたらテープが終わってしまったので、一番前まで巻き戻してそこから続きを上書き録画した」形跡が見られる。ヘリの残骸に触るビンラディンの息子まで映っているし。「やらせ」だとしたら、あまりに手が込んでいる。
 ちなみにニュースステーションでは、「このビデオには不審な点が多い。編集もされている」と懐疑的だ。「日本の戦争責任」の類については、嘘の証言だろうが信憑性のない資料だろうが、ろくに検証することもなく真実として報道するのに。この扱いの違いはいったい……(T_T)。

 たとえば、一昨日放送された、サンフランシスコ講和条約にまつわる「韓国は戦勝国として講和条約の当事国になる予定だったのに、当時の首相・吉田茂がそれを握りつぶした!」特集でもそうだ。韓国側の主張を一方的に垂れ流すだけ。これじゃ「NASAはエイリアンの死体を隠している!」てなトンデモ番組と変わらない。しかも、Nステは「極秘資料が発見された」と息巻いていたが、児島襄の著書で既に紹介されていたりする(^_^;。
 Nステは「吉田茂は、韓国が戦勝国になったら日本は多額の賠償金を支払わなければならないので、在日韓国人を共産主義者とレッテル貼りしてまで、韓国を参加させないよう裏で画策した」てな一方的な扱いをしていたが、
当時の日本の背景や、吉田茂に求められていた役割などに触れないのは、卑怯というものだ。
 当時の日本人の大多数は、一刻も早い主権回復、すなわち講和成立を望んでいた。が、東側(共産陣営)とも講和すべきだという「全面講和派」と、冷戦下でそれは危険なので「西側とのみ早期講和派」に分かれて対立していた。そんな中、在日韓国・朝鮮人の非合法団体の指導による騒乱(彼らから言えば「自主的な運動」となるのだろうが)が多発し、国民の間に不安が広がっていた。
 そのうえ、日本人の大多数は、韓国が戦時下日本に協力した事を知っていた。だから、韓国が講和条約の当事国になる可能性があることが表に出ると、必然的に「何で韓国が戦勝国に?」という疑問や怒りが出てくるだろう。国会での採択も非常に難しくなる。そうなると日本の主権回復も遠のく。
 つまり、吉田茂の主張は当時の日本の国益に実にかなったものだったのだ。って言うか、日本と韓国は戦争してなかったんだから(たとえ亡命政府が日本に宣戦布告していたと主張したところで、実際に交戦状態にはなかったんだから)、そもそも韓国を講和条約の当事国にするのは、国際的に見ても無理だろう。
 ついでに言えば、吉田茂は在日韓国人を本国に返したいと思っていたが、マッカーサーは「共産主義者を韓国に送れば処刑される恐れがある」として、それに反対した。
 ……そして、この特集は「こうした歴史を持つ両国が、来年のワールドカップを共同開催するようになった」という言葉で締めくくられた。昨日の中央日報(韓国のメディア)は、さっそくこの特集の内容を報道した。全くもう。Nステはワールドカップを潰す気か。角澤アナの立場も考えてやれよ(T_T)。

 話が随分それてしまった。つい熱くなってしまってすみません<(_ _)>。
 ワイドショーで、ビンラディンのビデオを見終わったコメンテーターがこんなことを言っていた。
「このテープを見て『ビンラディンはやったに違いない』と思う人は、以前からずっと彼がやったと信じていた人だけ。彼の熱狂的な支持者は『やらせ』としか思わないだろう」。
 それは確かにそうだと思う。オウムの麻原が殺人やテロ行為に関与したという証拠や証言をいくつ列挙しても、ヤツへの帰依をやめない信者はいる。「人殺しやテロはいけないことだよ」と何万回言っても、彼らには通じない。
 それはさておき、米軍がビンラディンが潜伏しているであろう洞穴を包囲し、攻撃を加えている様子。いよいよ大詰めか。

12月13日(木)年末進行

 私は仕事に忙しい。夫は忘年会に忙しい。
 
私は稼ぐ。夫は消費する。
 ……何か空しいぞ!(T_T)

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 テレビやらネットやら見てると、まだまだ目につきますね。自慢げに「俺は個人主義だ」「法律にさえ触れなければ何をしようが自由でしょ」「いくら目上でも馬鹿なヤツには敬語なんて使わない」とか言ってる人。
 それって、「自分さえ良ければいい。人のことなどどうでもいい。マナーなんて関係ない」って言ってるのと同じですよ。恥ずかしくないんでしょうかね。

12月12日(水)またしても田代まさしが

 昨日、大阪市東住吉区のマンションで若い女性の死体が発見され、早くも夜には交際中だった男性が逮捕された。
 それはいいのだが(よくないって)、
この現場、ウチから比較的近いのだ。しかも取引先へ行く際、時々通っている場所。殺人事件なんて日常茶飯事なんだろうけど、身近でそういう事件が起きると、何となくイヤ〜な感じ。

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 田代まさしが、今度は覚醒剤を所持していたことが発覚し、再逮捕された。……もう呆れて声も出ません。
 昨夜の早い時点で、ニュースは「田代まさしさん」という呼び方をしていた。のぞきの件での仮釈放が決まっていたからだ。が、家宅捜索の結果、覚醒剤が見つかり、
再逮捕された時点から、また「田代まさし容疑者」に逆戻り。……何だかなぁ(^◇^;)。

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 今年8月、靖国神社の狛犬銅像の台座に「死ね」と落書きし、器物破損罪で有罪判決を受けた在日中国人が、中国で英雄扱いされ、本人も得意になっているそうだ。
 インターネット上では「不当判決」との非難が殺到、中国外務省も判決について日本側に抗議してきた。
 「公共の場所で宗教施設への落書きは、中国でも犯罪になるのに、なぜ抗議を?」との産経新聞の質問に対し、中国報道官は「事件には政治的背景があり、単純な刑事事件ではないから」と答えたそうだ。
 全く、お国柄とは言え
中国人の公共心のなさには驚く。政策として「反日」を幼い頃から叩き込まれているから、仕方ないのかもしれないが。

12月11日(火)最近の審判はセコイ

 連帯労組プロ野球審判支部がコミッショナー事務局に対し、「好プレー珍プレー」などの番組の中で事実と違うナレーションが入ったり、審判が選手らから暴力を受けたりするシーンが繰り返し放送されることなどから、「テレビ局が審判の権威を落とす」として、今後文書などで抗議していくことについて、理解と協力を求めた。事務局長は支援を約束したとのこと。
 何だかなぁ〜。そんな大騒ぎするような問題か?

 「好プレー珍プレー」はおもしろい。特に元祖であるフジテレビ系の、みのもんたのナレーションは秀逸だ。彼のナレーションはほとんどアドリブだそう。視聴者も「ほんとは審判も選手もこの時こんな言葉は言ってなかった」というのを納得した上で、楽しんで見ているはず(第一、口の動きとナレーション全然合ってないってば(^_^;)。それをチマチマと文句つけんでも……。
 毎度お馴染み乱闘シーン特集だって、こっちはとてもストレス発散になる。特にあまり好きじゃない球団の投手が、打者にボールを当ててしまって、それが明らかに「狙ったんちゃうのん?」って場合、打者に対して「行け行け!ボコボコにしてまえ!」って思うし(^_^;。

 日本の審判は、大リーグなどに比べて権威がないと言われる。その原因は選手や監督・コーチ陣にもあるだろうけど、それ以上に日本の審判の未熟さにあると思う。明らかに特定の球団に対して有利なジャッジをする審判、素人目に見ても「今のはセーフやろ」というのを正確にジャッジできない審判(人間だからミスはある。でも何度もミスを繰り返す審判もいるのだ。集中力がないのか?)。監督に猛烈な抗議をされて涙目になってしまう審判(情けなさすぎる)。
 さらに言わせてもらえば、最近の日本の審判はヌボーッとした感じの人が多い。表情がうつろ。目に鋭さがない。動きも鈍い。なあなあで仕事してないか? 近頃では、主審が一旦下した判定を、先輩の塁審が覆してしまうような光景もよく見かける。これじゃプレーしてる側はたまらんし、見てる側も釈然としない。

 昔の選手がそうだったように、審判もかつて豪快な人たちが多くいた。私が好きだったのは村田康一さんだ。もとは近鉄の選手だったのだが、数年で現役引退し、審判の世界へ。96年をもって引退するまで、パ・リーグの名物審判と呼ばれた。
 村田さんは、とにかくアクションが派手で声もでかかった。選手が判定にクレームをつけようすると、睨んで抑えてしまう。ちょっとでも文句をつけようものなら、「俺は村田だ!文句あるか!」と一喝。選手達はタジタジ。監督やコーチも「村田さんが言うなら仕方ないな」という雰囲気だった。
 厳しいばかりでなく、優しさもあった。塁審をしている時、選手が出塁してくると、「最近どうや」「がんばっとるな」と気軽に一声かける人だった。自分も野球人の一人だ、お前らに負けないぐらい野球が好きなんだ!……てな気持ちが、すごく前面に出る人だったように思う。
 今の審判にこんな人はいない。審判の皆さんには、もっと野球を愛し、自分に厳しくなってくれることを望む。そうすれば、自然と村田さんのような凄みや威厳が出てくるはずだ。
 私はかつて藤井寺球場で、村田さんの最後の試合を見た。残念ながら主審ではなく塁審だった。「村田〜!辞めるなよ!」と、引退を惜しむ声が客席から飛んだものだ。審判は選手と違って引退セレモニーなどはない。試合終了後、彼はいつものようにダッグアウトの奥へ消えて行った。
 審判を引退した年だったと思うが、村田さんは「珍プレー好プレー」に出演したことがある。ってことは、この手の番組を嫌だと思ってなかったことの表れだろう。彼は今回の審判支部の行動をどう捉えているんだろう?「そんなことで騒ぐなよ。ファンの皆さんに楽しんでもらえたら、それでいいじゃないか」って言ってくれそうな気がする。

12月10日(月)天皇制について今一度

 天皇制は是か非か?
 これは戦後延々と繰り返されてきた議論である。今は愛子さまが誕生されて間もないこともあって反対論者もなりを潜めているが、そのうちきっとまた浮上してくるだろう。
 私は天皇制は存続させるべきだと思う。12/1分でもちらりと触れたが、今回もう少し掘り下げて書いてみたい。

 ワタシ的に言えば、天皇制は日本の文化であり伝統である。そして、天皇及び皇族は「アイドル」である。
 アイドルは時代により世代により姿を変える。野球少年にとってはプロ野球選手が、サッカー少年にとってはJリーガーがアイドル。小学生の女の子は今はモーニング娘。か? 女子中高生は浜崎あゆみ? ちなみに、私が小学生の頃は中三トリオに新御三家、中学生の頃はピンクレディーにキャンディーズ、高校生の頃はたのきんトリオ……といったあたりだった。うちの父はちあきなおみが大好きだったし、母は山崎努(ビールのCMでトヨエツと共演中)のファンだったそうだ。
 そういった世代や時代を超えた普遍的なアイドル、それが皇族ではないだろうか。実際、皇族を取り上げたテレビ番組は高視聴率をとり、ワイドショーでも連日のように放送されている(特に日テレ(^_^;)。もっとも私は皇族にはあまり興味がないので見ないが……。
 普段は「天皇制は廃止すべき」という立場を取っている左翼寄りのマスコミも、皇族のご成婚やご出産など祝い事の際は、先を争って過熱報道に走る。視聴率や売り上げの向上につながるからである。つまり、彼らも「世論は概ね天皇制賛成」とわかっていて、それに乗っからざるをえないのだ。

 皇族の生活は国民の税金によって支えられている。それが気にくわない人も多かろう。が、彼らはそのへんの無能な政治家や官僚よりも、ナンボか日本のために尽くしているのではないか?
 実際、日本の皇室は諸外国の羨望の的でもある。イギリスの皇室がスキャンダルにまみれて地に墜ちたのに比べ、日本の皇室は何と厳粛で清楚で美しいことか。
 何千年もの間、天皇制は滅びることなく今日まで来た。時代時代の天下人たちも、誰一人として自分が天皇になろうとはしなかった。彼らにもわかっていたのだろう、それが侵すべからざる神聖なものであることを。
 やはり私は、天皇制は史跡や美術品と同様、大切に保護し後世に伝えて行くべき日本の文化であり、歴史的価値のあるものだと思う。

 天皇制を身分差別の一端と捉える頭の堅い人たちが今でもいる。彼らが「天皇制さえなくなれば身分差別がなくなる」と本気で思っているのかどうかはともかく、「天皇制がある限り日本人に真の自由はない。真の民主主義はない」と主張しているのは確かだ。
 が、ちょっと待て。
皇族を敬愛するのもしないのも、私たち国民ひとりひとりの自由な意志に任されているはずだ。「天皇制なんていらない!」「昭和天皇は戦争責任がある!」などと大声で言っても、誰も逮捕されたりしない(過激な右翼には「あいつ気にくわん!」と、睨まれるかもしれないが……)。
 わかりやすい例がある。先日、田中真紀子は野上事務次官を揶揄してこう言った。「次官は外務省職員によって守られている。事務方の『天皇』みたいなもの」。外務大臣がここまで言っても更迭されることもない。まさに天皇を敬愛するのも自由、しないのも自由。何て自由な国なんだろう!(ちょっと皮肉入ってます(^_^;)。

 とりあえず、「なんで俺らの税金であいつらを養っていかなアカンねん」という理由だけで天皇制に反対している夫に対して、私はこう言った。
 「皇室に充てられる税金は年間約3億円やて。ところで、破綻した朝銀には何千億円充てられたか知ってる?
たぶん皇族を何千年間も養える額やね〜」。
 夫は何も言い返しては来なかった。……私って意地悪σ(^^)?

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 ビンラディンが米テロに関与している証拠が収められたビデオテープの存在が明らかになった……と、米副大統領が言明。
 そのテープには、「自爆機が激突した階より上が崩れるだけと考えていたが、ビル全体が崩れた」と予想以上の成果に驚き喜ぶビンラディンの姿があり、さらには、ハイジャック実行犯の一部が、ハイジャック機で自爆テロを実行することを知らずに犯行に及んだことも示唆しているという。
 命惜しさに逃げ回っているオマル師といい、自分が指示したテロを高みの見物で悦に入っているビンラディンといい、
ますます麻原とダブって見えてくる。

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 田代まさしが、今度は「のぞき」で逮捕。この種の病気はたぶん一生治らない。これで芸能界追放決定か。

12月8日(土)無軌道なオバサンたち

 マナー知らずは若者だけではない。今日、実にえげつない光景を目にした。
 夕方から夫と居酒屋に飲みに出掛けたのだが、あいにく満席だったため、入口付近の椅子に腰掛けて順番を待っていた。その場所には、入れ替わり立ち替わり、6人程度の待ち客がいた。
 私たちが待ち始めてすぐ、近くの座敷からオバサンの団体が出てきた。人数は10人程度で、年の頃は全員50才前後。飲み終えて今から帰るところらしい。が、もたもたしていてなかなかその場から動かない。
 順番待ちしてる人間がいるんだし、それでなくても狭くて人が通りづらいんだし、とっとと店から出てほしいのに、ずっとそこに居座って、あーでもないこーでもないと大声で喋っている。
 「あれ〜?○○さんは?おれへんで〜!?」「見てくるわ〜」……。やがて、たいそう酔いつぶれたオバサンがひとり、抱えられるようにして出てきた。「あ〜飲み過ぎた。もうアカンわ……」。
そのオバサンは、靴を履く場所(床の上)で大の字に寝転がってしまった。
 「あははは、○○さん寝てもーたで!」「あはは、ちょっと○○さん!起きーや!」「旦那さんといろいろあって辛いんや。そっとしといたりーや!」……。周りは唖然呆然(・0・)。
 ○○さんは、寝転がったまま「ごめんな〜、みんな、ごめんな〜」と、ろれつの回らない感じで繰り返すばかり。私らにも謝ってほしいもんだ(__;)。誰も○○さんを起こそうとしないし、全くいい迷惑! 夫も私もキレそうになるのを、ひたすら我慢……。
 15分ほど待ってようやく席が空き、私と夫はそこから店内に移動した。が、その時点でもまだ○○さんは大の字になって寝てるし、他のオバサンたちも精算するでもなく、その場で大声で世間話を続けていた。
 ……私はこんなオバサンには絶対にならないぞっ!と、心に堅く誓った。

12月7日(金)現代人に欠けている「愛」と「敬」

 内親王さまのお名前は「愛子(あいこ)」、幼少時のご称号は「敬宮(としのみや)」に決定。
 「愛子」って最初聞いた時は、ちょっと親しみやすすぎない?と思ったが、時間を追うごとに、今の日本にピッタリだと思えてきた。
 現代人は皆、愛に飢えている。個人間のつながりが昔ほど密ではなくなったからだろう。そのくせ、愛をもらうばかりで与えることにはあまり熱心でないような気がする。
 私らの親の世代は「愛」なんて言葉を聞くと、きっとこそばゆく感じたものだろうが、近頃ではこの言葉は普及しすぎて、何とも薄っぺらな印象が強い。男女間で交わされる「愛している」という言葉もそうだし、「隣人に愛を」なんて言葉も偽善的な香りがする。私がひねくれているだけかもしれないが……(^^ゞ。
 だから、
愛子さまには本来あるべき「愛」を体現するような、そんな象徴的存在になっていただけたらと思う。
 ご称号の「敬宮」も良いと思う。「敬」、これもまた現代人に欠けているものだ。親を敬う、教師を敬う、目上の人を敬う、そういった当たり前のことが忘れ去られて久しい。
 お名前は複数の学者からいくつか候補が出され、その中から天皇陛下が選ぶという慣例になっているそうだが、今回は皇太子ご夫妻のご意向が反映されたそうだ。「愛子」「敬宮」を候補として出した学者も偉いが、皇太子ご夫妻もよくぞこの2つを選ばれた!と嬉しく思う。

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 久しぶりにアフガニスタン情勢。
 タリバンはついに最後の拠点カンダハルを明け渡すことを決めた。撤退と武器引き渡しがどのように行われるのか、今の時点では不透明な部分も多いが、ひとまず良かった。
 タリバン側は「最高指導者オマル師はアフガン国民を最優先に考えた」と述べているが、とても信じられない。ついこの前まで、「最後まで戦え!」とタリバン兵士に檄(げき)を飛ばしていたくせに。
 カンダハル明け渡しの条件として、
タリバン側は「オマル師と幹部の身の安全を保証すること」としている。何と情けない。オマル師を信じて戦いに身を投じて来たタリバン兵、特にわざわざ他国から「聖戦」に参加した兵士たちは、これを聞いてどんな気持ちがするだろうか。ましてや、犠牲となった罪もない一般人たちは……。
 昭和20年9月27日、決死の覚悟でマッカーサーとの会見に臨んだ昭和天皇の話をご存知だろうか。昭和天皇がマッカーサーに語ったとされる言葉はこうだ。「私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治・軍事両面で行った全ての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身をあなたの代表する諸国の採決に委ねるため、お訪ねした」(マッカーサーの回想録より)。オマル師に聞かせてやりたいものだ。
 本当に国民を最優先に考えるのであれば、タリバンは早々にアルカイダと手を切るべきだった。こうなることは、米国テロ発生直後にビンラディン引き渡し要求があった時点で、十分に予測できたはずだ。米国は「テロリストを庇う限りオマル師の恩赦はない」としているが、当然だろう。

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 星野仙一氏(前・中日監督)に対して、阪神球団から正式に就任要請が!
 私は大阪近鉄ファンではあるが、セ・リーグでは阪神を応援している。掛布や岡田やバースや川藤がいた頃と違って、最近の阪神の選手たちは概して大人しい。ここはひとつ、中日ファンの皆さんには申し訳ないが、子供時代から阪神ファンだったという星野さんの熱血指導で、覇気あるチームに改造してもらいたい。この際、鉄拳制裁も許す!(^_^;。
 さて、
困ったのはウチの夫だ。夫は星野さんが大好き。だけど阪神は大嫌い。……案の定ジレンマに陥っている(^_^;。

12月6日(木)「1000年女王」における1999年の世界

 今、サンテレビ(神戸)で朝7時30分から、松本零士氏が原作のアニメ「1000年女王」を再放送しており、懐かしくてチラチラと見ている。1981年〜82年頃に本放送されていたものだ。
 「1000年女王」は、松本アニメには珍しく、ごく近い未来を描いたものだ。そう、1999年が舞台。……って、もう過ぎてますが(^◇^;)。
 2001年現在から見たこの1999年の世界は、何ともおかしい。各国で結成された「地球防衛軍」なるものが存在し、宇宙船の定期便が飛ぶような時代なのだが、それ以外の設定は実にアナクロ。
 
一般家庭の電話は黒電話。公衆電話は赤電話。ラーメン1杯350円。車はドアミラーじゃない。主人公の友人でガキ大将っぽい少年は「番長」と皆から呼ばれている。「番長」、何て懐かしい響きだろう。もっともこんな呼び名は、1980年代初頭にはすでに死語だったようにも思うが……。
 当然、携帯電話もインターネットも存在しない。登場人物の誰かが、主人公・雪野弥生(1000年女王)に連絡を取ろうとするのだが、心当たりのところに電話してもいない。仕方なく、「帰ってきたらこちらに電話するように伝えて下さい」となる。ああ、じれったい! 携帯電話があったら、すんなり話が進むのに!(^_^;。
 ところで、「ガラスの仮面」の作者である美内すずえさんが、こんなことを言っていたのを読んだことがある。「服装や髪型などのファッションは、時代が巡れば古いものも見直されるからまた流行るけど、電話となるとそうもいかない」。
 美内さんは、不定期連載となって久しい「ガラスの仮面」の中で、電話の扱いに特に困っているそうだ。例えば、この前テレカ用の公衆電話を登場させたばかりなのに、次の巻でいきなり携帯電話を登場させるわけにもいかない。たとえ今巻と次巻が出るまでの間に何年もの隔たりがあったとしても、漫画の中では数日しか経ってなかったりするんだから……。
 そういう意味で、1980年代初頭に1999年の設定をするということは、松本零士氏にとっては大変難しく危うい作業だったろう。さすがの氏も、携帯電話やネットの普及は予想できなかった。「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」のように、はるか未来の漫画の方が、かえっていろいろ自由に設定できて楽だろう。それまで作者も読者も到底生きてはいないから……。

12月5日(水)サッチー逮捕で心晴れ晴れ

 ついに、サッチーこと野村沙知代が所得税法違反と法人税法違反の疑いで逮捕された。同時に自宅の家宅捜索も始まった。3年間で5億円もの所得を隠していて、脱税額は2億円に上る。個人の脱税としてはかなり多額かつ悪質だとのこと。
 一昨年、ミッチーこと浅香光代が、サッチーのドタキャンに切れたことから始まった、いわゆる一連の「サッチー騒動」があったが、私はあの当時サッチーに対して、かなりマジに腹を立てていた。
 少年野球を私物化するわ、知人の壺を勝手に持ち帰るわ、整形外科やブティックや酒屋で代金を踏み倒すわ、そしてとどめが学歴詐称。犯罪成立とまではいかなくても、少なくとも倫理的に許されるべき問題ではない。
 そんな人間が堂々とテレビに出て、「母親とは」「教育とは」なんて偉そうに言ってるんだから、心底腹立たしかった。「おもしろいから」で彼女を使うテレビ局もどうかと思った。バックれたもん勝ちでいいのか!世間はそれを許すのか!
 だが、それももう今日までだ。倫理を超えた明らかな犯罪行為(しかも計画的かつ悪質)で逮捕された以上、今後サッチーを使う局はなくなるだろう。
あの強欲な醜い顔をもう見なくて済むと思うと、心が晴れ晴れとしてくる。もっとも、しばらくは過去のVTRなどで見る機会もあるだろうが。

 過去の「ぼやき」を見ていたら、00年1月分の1/28分で、サッチーが「写真集の売り上げを関西大震災*の被災者に寄付したい」と、のたまっていた……というのを見つけた。笑うに笑えない。
 仮に、脱税した分を被災者に寄付していたとしたら、ある意味素晴らしい(?)ことかもしれないが、このオバハンに限って、寄付とかそういう殊勝な行為は絶対ありえない。
 
*本人の弁そのまま。「関西大震災」なんて造語はない。「阪神・淡路大震災」あるいは略して「阪神大震災」とは言うが……。

 夫である野村監督も情けない。同じく99年10月分の10/25分を見ると、彼は妻の数々の不始末に対して謝罪するどころか、「ささいなこと」と開き直っていた。
 今回の脱税に関しては、野村監督は関与してはいないと地検は判断しているようだ。以前、サッチーをテレビで告発した南海ホークス時代の野村監督のマネージャー氏(やしきたかじん風の人だった)も、「沙知代と結婚してから、お金の管理は全部彼女がやっていて、監督が自由に使えるお金はなかった」と、証言していた。
 が、たとえ直接関与していないとしても、夫として「知らなかった」では済まないだろう。道義的な責任は当然とるべきだ。監督辞任(解任?)もやむを得ない。だいたい、嫁の監督もできない人間が、選手の監督なんてできるわけもない。
 日テレの「ザ・ワイド」で1997年当時の野村夫妻のインタビューを流していたが、話題が収入面に及んだ時、二人ともすごいことを言っていた。特に監督は、その当時騒がれていた野球選手の脱税問題について触れ、「我々が脱税できるわけない。税金のことはわからないけど。この人(サッチー)がやってるけど。ガラス張りでしょ。テレビ出たって給料だって」。サッチーは「ナイショでってお金なんかくれないわよ、球団もテレビ局も」。
 監督は、さらには
「税金を納めるのは国民の義務。野球選手としていくら素晴らしくても、人間として問題があってはどうしようもない。知らなかったではすまされない。甘すぎる」。……聞いててこっちが恥ずかしくなったぞ!(;^_^A

 可哀想なのは子供たち。子供は親を選べない。気の毒で仕方がない。
 母親を告発したケニー野村氏は、自分を実の子として扱ってくれず、単に税金逃れの道具として利用されたことを、一生許さないだろう。あの、口裏を合わせるよう要求してきたサッチーとケニー氏とのやりとりのテープは、実に生々しかった。「通用しないよ」「嘘つけないよ」とケニー氏がいくら諭しても、全く聞く耳を持たないサッチー。
「母は自分のことしか考えてない。一番大事なのはお金」と、告発後、ケニー氏は寂しげに語った。
 現在阪神の選手であるカツノリ君も大変だ。母親が逮捕され、監督であり自分を引き上げてくれた父親も解任が決定的となれば、彼の将来に大きな影を落とすことになる。意地悪な見方をすれば、阪神の一軍にいられるのも、父親のコネがあったからこそではないか(おかげで干された北川が、阪神から近鉄に移った来た。近鉄ファンにとってはラッキーだったが)。
 カツノリ君の嫁さんも心穏やかではいられないだろう。ただ、今後は姑に引っ張り回されてテレビに出されたりすることもなくなるから、その面では、ほっとしているかもしれない。

12月4日(火)「ジンジャー」ほしい!

 今年初めから世界的に話題を呼んでいた新発明品、「ジンジャー」がついにお目見え!
 新聞で説明(写真なし)を読んだ時は、キックボードに動力がついただけで、とても「生活を根本的に変えかねない発明品」とは思えなかったんだが、今日テレビで人々が試乗しているシーンを見て驚いた。
 特に力を入れなくても、ちょっと身体を傾けるだけで自由自在に方向転換、でこぼこ道や段差もスイーッとスムーズに通過する。
「乗り手が自分の身体の一部のように操作できる」というのもあながち嘘ではなさそうだ。転倒することは絶対になく、雪上・氷上、さらには階段の昇降もできるとか。しかも動力コストは1日5セント(約6円)、電池で動くので環境にも優しい。
 時速は30kmほど出るし、5〜6時間の充電で20数km走れるらしい。遠距離向きではないが、私のように取引先まで往復6〜7kmの距離を自転車で通っている人間にしてみれば、「ジンジャー」はまさにうってつけだ。
 但し、難点もある。まず値段。今後1年以内に売り出す予定の一般モデルは3000ドル(約37万円)。これはちょっと手が出ない。5万円程度なら即買いなんだけどな。でも、普及すればうんとお安くなるかもしれない。それまで待つか。
 もう1つの難点は重量。30数kgあるらしい。乗ってる時はいいが、お店に入ったりする時はどうすればいいのか。持ち歩ける重さではない。かと言ってその辺の道端に置いといたら、邪魔になったり盗まれたりするのでは?
 ちなみに「ジンジャー」あるいは「IT」はコード名で、今回発表された正式名称は「Segway(セグウェイ)」とのこと。「ジンジャー」の方がインパクトあるような……。

12月3日(月)火事に遭遇

 昨日のこと。
 日本橋の電気街(通称:でんでんタウン)に買い物に行ったら、道路が片道封鎖されていて、消防車がものすごい数。はるか先には煙がモクモク。……火事だぁ!
 たまたま使い捨てカメラ(フィルム残り数枚)を持っていた私は、現場に向かって走った。
 火元は堺筋(写真参照)ではなく、1本西に入った所だった。そこまではとても行けないだろうと思っていたのだが、現場のすぐそばまで行けた。野次馬が凄い。……って私もその一人か(^^ゞ。
 消防士さんが目の前で懸命に消火活動をしている。が、ここにたどり着くまでにフィルムを使い切ってしまった。ああ、消防士さんの写真も撮りたかった。ここまで来れるとわかっていれば残しておいたのに……って、不謹慎でスミマセン。
 とにかく煙がものすごく、風下は息苦しく視界もあまり効かない。
それでも現場の道1本挟んで向かいの店は、風上だったとはいえ、何食わぬ顔で営業を続けていたから驚く。浪速のど根性!?(^_^;
 幸いなことに、けが人などはなかったそうだ。
 空気の乾燥した季節なので、皆さんも火の元にはくれぐれもご用心。
 http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20011203k0000m040113000c.html

12月2日(日)While My Guitar Gently Weeps……(T_T)

 書くのが遅くなってしまったが、11月30日(日本時間)に、元ビートルズのジョージ・ハリソン氏が亡くなった。
 実は、私がビートルズで最も好きな曲のひとつが、彼の「While My Guitar Gently Weeps」。あのピアノで始まる、物憂げで切ないイントロを聴いただけで、今でも鳥肌が立つ。
 「While My Guitar Gently Weeps」にしても、「Something」にしても、「Here Comes The Sun」にしても、
ジョージの曲って、何か優しくてドラマティックで「癒し系」っぽいものが多いように思う。アレンジでそうなってるのかもしれんけど(^_^;。
 まだ58才。若すぎる。ご冥福をお祈りします。

12月1日(土)祝ご出産\(^O^)/

 雅子様が無事に女の子をご出産。思いのほか安産だったご様子。今年はほんとにろくな出来事がなかっただけに、日本全体が祝賀ムードだ。
 が、皇族を「俺らが税金で養ってやってる人たち」としてしか捉えていない夫は、「何でみんなそんなに喜ぶんや。人口が1人増えただけやのに」と、ぼやいている。
 私も特に皇族には興味はないが、でも天皇制は絶対あった方がいいと思う。これはもう日本に根付いた伝統というか文化というか……。上手く言えないけど、天皇制がなくなったら、日本らしさがまたひとつ(しかも大きなひとつ)なくなってしまうように思える。それに、「王様とお后様」がいて、私たちをいつも優しく見守ってくれているのって、何となく安心できるというか、心地よくない(^_^;?
 ただ、お生まれになったのが女の子ってことで、これでまた皇位継承問題(女子でも継承権を持てるようにするか否か)が再燃するんだろうな。……いいじゃないですか、女性天皇。昔は何人もいたんだし。
 おまけ。しょーもないことだが、楽しみにしてた番組(近鉄ファン感謝デー……関西ローカルですが)が特番で潰れてしまったのは、やっぱ残念。まぁそのうち改めて放送されるだろうけど、問題は、それがいつなのかが読めないことだ。


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