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過去ぼやき2001年11月分

靖国参拝で首相訴えられる・離婚をかなり本気で・赤毛のアンその後・醜い女性議員たち・えひめ丸捜索打ち切り・私のお見合い遍歴・「のぽぽん」危機一髪・夫が禁酒1週間達成・イチローのここが嫌・NHK「聖徳太子」に失望・他力本願では仕事は来ない・今年は大当たり「しし座流星群」・舞鶴女子高生殺人・派遣社員に独自の健保・近鉄ファン感謝デー・空爆の効果をなぜ伝えない・私を元気づけた歌・ワシントンポスト記者痴漢・早くも大掃除・朝鮮総連=オウム?・……朝日系列の偏向報道はまだまだ続く
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11月30日(金)無事に生まれますように

 これって、昨日ここで取り上げた朝鮮総連の元財政局長と、同一人物……?
 http://www.sankei.co.jp/databox/paper/9706/html/0608side09.html

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 兵庫県三木市の小1男児誘拐、無事に保護されて良かった。
 それはさておき、この子の名前を見て驚いた。
これってカッコイイの?申し訳ないが、私にはめちゃダサく思えるんだが……。
 ……「騎士」と書いて「ないと」。
 暴走族の名前?それともゲームの影響か何か?(^_^;。

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 皇太子妃が出産に備えて入院。
 ってだけで、各局特別番組。早ければ明日にもご出産とか。通常番組がこれ以上飛ぶと困るので、できるだけ早く元気な赤ちゃん産んじゃって下さいね(^_^;。
 不謹慎ながら、我が家では皇太子妃のことを、
勝手に「雅子ちゃん」と呼んでいる。ちゃん付けとは言え、私はかろうじて彼女より年下。

11月29日(木)北朝鮮の兵器に化けたか不正送金(字余り)

 朝銀東京信用組合をめぐる資金流用疑惑で昨日、朝鮮総連の元財政局長・康永官容疑者をはじめ、同信組の元営業部長ら計6人が逮捕された。同信組に約20の仮名・借名口座を開設し、同信組が破綻する直前まで、これらの名義人に対する融資を装い、在日朝鮮人系の個人名義のプール口座に計8億3000万円を入金、不正に流用した疑いだ。
 日本人にとって「朝鮮総連」はあまり馴染みがなく、何をやってる組織なのかわかりにくいが、「北朝鮮大使館」と置き換えれば理解しやすい(北朝鮮と国交がないため、日本には大使館は存在しない。そのため朝鮮総連がその役割を担っている側面がある)。
 元財政局長は容疑について「考えさせてほしい」と態度を留保しているが、他の容疑者らは大筋で認めているとのこと。

 今日、懲役10年の求刑が出た「機密費流用事件」の松尾元室長は、流用した税金を自らの遊興費に使っていたが、この元財政局長は違っている。住んでいるのは都内の公営住宅、生活は極めて質素。では金はどこに消えたのか?
 元総連関係者は「担保なんて関係なく、希望融資額より多めに貸し付けて浮いた金を献金させ、北朝鮮に送金していた」と証言、「送金は段ボールやカバンに札束を詰めて、漁船や貨物船で運んだ」という。これまでに送金されたのは5000億円とも1兆円とも言われる。
 在日朝鮮人企業家は「韓国の親北朝鮮系の国会議員や日本の国会議員への献金に充てられた」。
 捜査関係者は「北朝鮮本国へどれだけ送金できるかによって、総連幹部の評価が決まっていたようだ」。
 これらの証言を全て真実だとすると……。よく日本海をうろうろしている不審船の中に、札束ぎっしりの北朝鮮の船もあったりして。
意味なくやたらと北朝鮮に肩入れする日本の国会議員(日本人拉致事件には腰を上げないくせに、独断で多額のコメ支援を断行した河野洋平・前外相とか)も献金で動かされてたりして(__;)。
 公安関係者によると、総連は朝銀人事への強い介入があり、各地の理事長やら役員やらの人事は、100%総連の意向によるものらしい。この北朝鮮→朝鮮総連→朝銀、という指揮系統に日本の捜査当局が初めて切り込んだわけだ。

 朝銀破綻の原因を「北朝鮮への不正金疑惑」にあると以前から指摘していた保守党の小池百合子議員は、今回の逮捕について「単なる金融事件ではなく、国家の安全保障にかかわる問題であり、強制捜査は当然」。
 民主党の上田清司議員は「朝銀を経由して北朝鮮に不正送金され、化学兵器などに化けているとの疑惑がある以上、公的資金を投入する悪循環を断たねばならない」。
 全くもってその通り。
テロには毅然とした対応で臨むと意思表明している日本が、3000億円もの公的資金(私たちの血税)を投入してまでテロ国家の資金源の保護にあたっていたとあっては、笑い話にもならない。
 「総連本部は、旧朝銀大阪や京都の破綻処理で受け皿となった朝銀近畿に公的資金が投入されたことに味をしめ、他の朝銀信組の破綻処理も急ごうと決めたようだ。北朝鮮からの指示とほのめかす幹部もいた」という話も出てきている。
 ここは何としても北朝鮮への金の流れを解明してほしい。軍国主義に反対の社民党議員の皆さんも、ぜひ解明に協力して下さいよ!……って、この政党は親北朝鮮だから無理?(^_^;。

 そんな今朝、東京都千代田区の総連中央本部に強制捜査が入った。
 集まった400人もの在日朝鮮人や支援者によるシュプレヒコールがすごい。「カエレ!カエレ!」「人権侵害だ!」「民族差別だ!」「不当な政治的弾圧だ!」。警察車両を取り囲み、叩く、揺らす。ビデオを回す者も。ついに機動隊を投入する騒ぎとなった。
 午前11時過ぎに捜査員がどうにか本部内に入った後、中央常任委員会の副議長がコメントを読み上げた。「日本当局は朝鮮総連の中央本部を強制捜索する暴挙を働いた。これは一連の朝銀捜査騒動の目的が、まさに朝鮮総連に対する弾圧にあったということを自らあらわにしたものだ」。
……って、あんたらはオウム真理教かいっ!(;^_^A 。そういや似てますな、「金正日と北朝鮮人民」と「麻原とオウム信徒」の関係って。
 これは正当な法的手続きを踏んで行われている捜査だ。本当にやましいことがないのなら、そんなヒステリックな対応はせずに、粛々と捜査に協力し、身の潔白を証明すれば済むことではないか。

 しかし、TBSの扱いはこうだ。「押収されたのは段ボール2箱分の資料だけ。今回の強制捜査は本当に必要だったのだろうか?」。
 あんたら、いっそ北朝鮮に帰化すれば?。 いちおうあちらも国名に「民主主義」と入れてあるんだから、きっと歓迎してもらえるよ。かつて北朝鮮に渡った日本人妻たちの誰一人として日本に帰ってきていないことから見ても、今もその当時謳われたような「地上の楽園」であるのは間違いないよ(皮肉(^_^;)。

 Nステでは事実関係を伝えただけで、コメントは一切無し。……逃げたな(^◇^;)!

11月28日(水)大掃除第1弾

 私の仕事は在宅でのチラシ入力。12月初旬〜年末はめちゃ忙しくなる。スケジュール前倒しやイレギュラーのクライアントがあったりして仕事量も増えるが、内容も普段と違って「クリスマス仕様」や「年末仕様」や「正月仕様」だったりするので、さらに作業時間が増えることになる。
 そういうわけで、私は毎年12月の声を聞く頃から少しずつ大掃除に着手することにしている。
 午前中取引先に納品に行ったが、次の原稿はまだ入っていなかった。夕方か明日朝イチに入るだろうとのこと(毎回思うが、はっきりしてほしい!)。とりあえず買い物などを済ませて一旦帰宅。
 昼食後、まずは洗面所を一通り掃除した。普段はハタキで埃を払って、床に掃除機をかける程度なので(たまに床を水拭きしたりするが)、そりゃもうひどい有様だった。不要な物を捨てていったらゴミ袋(大)がほぼ満杯になってしまった。
 あと、台所の一部(棚の中など。レンジ回りをやり始めるとおおごとになるので今日はパス)も整理&掃除。
 夕食の支度をする前に一息ついていたら、「原稿入ったよ」の電話が来たので、再び取引先に向かう。入った原稿は私がレギュラーでやっているクライアントの物だが、「年末仕様」でサイズから内容からかなり違っている。こりゃ普段の倍は時間がかかりそう。しかも明日納品。
 そこで、今日の夕食メニューは明日に回すことにして、スーパーでお寿司やお惣菜を買って帰った。いつも行くスーパーでたまたまお寿司が割引されていてラッキーだった。かろうじて味噌汁は手作り。
 帰宅後(夕方5時頃)すぐに仕事にかかる。入力が終わったのは午後9時頃。遅い夕食を食べようとしたその時、夫が帰宅した。「ごめん、今日お寿司やねん」。夫は「忙しいんか。大変やなー」と言っただけで、特に怒りもせず(ほっ(^◇^;))。
 それからお風呂に入り、校正をして、日記を書いたらちょうど夜の11時。ネットして寝よう。

11月27日(火)痴漢常習犯は隔離せよ

 「あ、もう27日。そろそろ管理人さんとこに家賃払いに行こかな〜」(ウチは家賃は手渡しで払っている)と、家賃領収の用紙(1年で1枚)をいつもの場所から取り出そうとしたら、……ない。
 それから30分間ほど必死に探したが、ない!
 「あかん、こんなことしてたら日ぃ暮れるわ。先に仕事片づけな!」……だが、私は気になることがあるとなかなか集中できないタチである。
 「あ、ひょっとしたら、あそこかも!」と思いつくたびに席を立ち、探しに行ってしまう。が、やっぱりないのである。
 月末までに払えばいいので、またおいおい探せばいいし、なかったらなかったで、事情を話せば新しい用紙を作ってもらえるだろう。……だけど、やっぱり気になる〜!
 ♪探すのをやめた時 見つかることもよくある話で♪……と陽水は言うが、それで見つかる保証はないっちゅーねん。
 ♪踊りましょう 夢の中へ 行ってみたいと思いませんか ウフッフ〜♪……って、何か腹立ってきた(-.-#)。

 夜、帰宅した夫に念のため尋ねてみたが、答は当然「そんなん知るか」。しかも、「お前の管理が悪いんや!」と怒られた挙げ句、そのへんの物をいろいろひっくり返して探し始めた。
 「そこはもう探したよ」と言っても、「お前のことやから見落としてるに決まってる!」と譲らない。で、結局やっぱり見つからず、二人で後片づけ……。最後には、「無駄な時間過ごしたわ!」と捨てぜりふを吐かれた。だから、「そこにはないよ」って言ったやんか。くぅ〜(-.-#)。

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 元朝日新聞記者で現在ワシントン・ポスト記者である東郷という56歳の男が、電車内で女子高生に痴漢行為を働いたとして逮捕され、起訴されていたことが分かった。
 容疑者は平成5年には皇太子さまと雅子さまの婚約をスクープするなど、業界では有名な記者だったようだが、逮捕のニュースが大々的に報じられたもうひとつの理由として、容疑者一族のエリートぶりが挙げられる。
 祖父は元外相、父は元駐在米大使、兄弟(兄か弟かは忘れた)も現在大使を務めている(これまたどこの国かは忘れた)。そして自身は一流紙の記者。
 私は最初は「アホやな〜、魔が差したんやろな」程度に思っていたのだが、その後の報道で、何とこの容疑者は前科がいくつもある常習犯であることが明るみに出た。朝日新聞を辞めたのも、過去の逮捕が原因らしい。
 
これはもう魔が差したというレベルではない。病気だ。とっとと社会から隔離すべきだ。
 「痴漢はれっきとした犯罪です」というキャッチコピーがあったが、痴漢行為を働く者のいったい何割がそれを認識しているのか。この際、もっと抑止力かつ即効性のある法律を定めるべきではないか。たとえば、「2回痴漢行為で起訴された者に対しては、2度と公共の交通機関を利用させない」とか……。

11月26日(月)私を元気づけた歌

 古いテープを整理していて、懐かしい歌を見つけた。14〜5年前のものだ。きっと知っている人なんていないだろうから、曲名も歌手名もカット(^_^;。
 
当時、仕事も恋も上手くいかず日々悶々としていた私は、この歌にどれほど励まされたことか。歌詞をメモ用紙に写して会社の自分の机に貼っておき、落ち込んだ時はそれを読んで気持ちを奮い立たせたものだ。
 歌詞を丸ごと引用したいところだが、それをやると著作権法違反となってしまうので、だいたいの感じを説明すると……。

必要以上に自分を卑下したり、人目を気にしたりすることはない。
失敗を消そうと躍起になることはない。間違った事も後々活きてくることがあるんだから。
「夢はしょせん夢」と弱気になっちゃいけない。迷っているうちにチャンスは手からすり抜けていく。
目に見えるものはいつかは壊れていくのだから、形にこだわらなくてもいい。
視線をそらして言い訳を探さないで。本当の貴方をみんな知りたいと思っているんだから。
自分を見失った時には、顔を空に向けてみよう。立ち止まりさえしなければ、夢はいつか叶う。
夢をあきらめないで。回り道しても別にいいじゃないの。……

 オリジナル曲はポップロック調で、軽快なリズムとメロディが歌詞に見事にマッチしている。今聴いてみても古い感じがせず、すごく元気が出てくる。
 しかし、歌って不思議だ。聴いているとその頃の思い出がパーッと脳裏に甦ってくる。あの頃の私はほんと無茶してたなぁ……。って、今もさして変わらないか(^_^;。

11月25日(日)なぜありのままを伝えないのか

 『知ってるつもり!?』を懲りずにまた見てしまった。案の定、一面的な造りだった。すなわち「戦争反対!」。
 「報復は報復を呼ぶだけ」として米英軍のアフガン空爆に反対していた人たちは、
タリバンが退散し、文化や教育を取り戻すことが出来たカブール市民の笑顔をどう見るんだろうか? 空爆がなければ、彼らの幸福はなかった。これは真実だろう。
 「空爆で一般市民が○人死んだ」「空爆のおかげで難民が増えた」……もちろん、これもまた真実ではある。が、なぜ日本のマスコミ(一部を除く大半)はこういうマイナス面ばかり伝えて、プラス面はあまり伝えないのか。
 常々言っているように、戦争には罪も有れば功も有る。にもかかわらず、
日本のマスコミは、戦争関連についてはほとんど「罪」しか報道しない。「功」を報道できない空気に取り囲まれている。「功」を報道すると、「戦争を賛美するのか」「軍国主義だ」とクレームが来るからだろう。
 平和主義を建前としている国である以上、「戦争」「軍隊」といったキーワードは、常に「悪」と結びつけられる。本当にこの国は民主主義なのか。この自由に物を言えないムードは何? 民主主義どころか、 実態はまるで戦前・戦中の全体主義のように思えてくる。
 「あれれ?今の日本は平和主義じゃないの?建前ってどういうこと?」と思った方。日本が国を挙げて、軍国主義国家やテロ国家を援助していることを忘れてはいまいか。また、多くの日本のマスコミがそれを称賛していることを忘れてはいまいか。
 政治家やマスコミも含め、自称・平和主義者の多くは、「たとえ軍事的にでなくとも米国に何らかの支援をすれば、日本もまた軍国主義国家と見られても仕方ない」と言う。なのに、なぜ彼らは軍国主義国家・中国やテロ国家・北朝鮮とは手を切ろうとしないのか。なぜ米国だけを悪者にしたがるのか? 全く矛盾している。

11月23日(金)疲れただけの感謝デー

 大阪近鉄バファローズのファン感謝デー(今年はリーグ優勝したので「V感謝デー」と銘打っていた)に行った。……そう、このために昨夜がんばって仕事を片づけたのだ(^^ゞ。
 今年はさすがに優勝しただけあって、すごかった。何が?って……それは、観客の数! 後で知ったことだが球団史上最高となる2万4000人が集まったそうだ。
 12時開場・13時開演、これは昨年までと変わらず。私たち夫婦は毎年12時前後に着くように行っているんだが、今年はやはり少し早めに行った方がいいかってことで早めに行った。つっても着いたのは11時半頃か。
 そしたらもうすでにすごい人数が並んでいて、それは球場をほぼ一周し、一般道路にまであふれていた。
 私は行列が嫌い。よほどでないと並んで待ったりしない。夫はそれ以上に行列が嫌い。最初に見た時点で「もう帰る!」とキレたぐらいだ。でもまあ何とかなだめすかして、最後尾まで移動した。最後尾にたどり着くまでにまた10分ほどかかったという……(^^ゞ。
 
本当に入れるんだろうか?と不安に思いながら、待つこと1時間半。少しずつ列が前に進んで、ようやく中に入れたのは13時15分頃だった。
 今年の感謝デーの目玉は「タフィ・ローズ仕様の250ccバイク を2名様に抽選でプレゼント」という企画だった。これの応募締め切りが13時30分!……あせった、あせった。用紙に必要事項を殴り書きして、応募箱に入れたのが締め切り5分前。でも結果は当然ながらハズレ。数万分の1の確率だから当たるわけないって(T_T)。
 あと良かったのは、大阪ローカル局ABCの「おはよう朝日です」の宮根アナと柴田アナによる「投球120km/hを超えられるか!?」企画。二人とも今日のために練習を重ねたものの、残念ながら惜しくも120km/hには届かず。公約として番組内で二人揃って丸坊主になることとなった(12月3日の「おは朝」放送中に実行される)。
 去年までバファローズは成績が振るわなかったので、感謝デーの入りも毎年ちょぼちょぼだった。だからグラウンドに降りて選手の写真を撮ったり、握手してもらったりがけっこうできたんだけど、今年はやっぱダメだった。上段席から米粒のような選手達を眺めるだけ。バックスクリーンのビジョンで選手の顔は大きく映ってるんだけど、これだったらテレビ見てるのと同じ。
 結局、来年度のファンクラブに入会申し込みをするために行ったようなものだった。私たちは「継続」申し込みなんだけど、「新規」申し込みの列がまたすごかった。今年のバファローズの戦いぶりを見て、ファンになった人がいかに多いかということか。
 球団側もファンが増えることを見越したのか、来年度は入場料が少し安く設定される。普通は優勝すると上がったりするもんだろうけど、このあたり、ケチで商売下手と言われてきた近鉄にしては、なかなか味な真似をする。

11月22日(木)在宅ワーカーの憂鬱

 夫が今日から何と4連休! こっちは日祝以外は仕事。めちゃうらやましい(T_T)。しかし平日に夫に家にいられると、かなりうっとうしいもんですな。
 ちなみに夫は今日、会社の健康診断だった(社員は都合の良い日に各々病院まで出向く仕組み)。夫は面倒くさがっていたが、そういう恩恵に預かれない在宅ワーカーとしては、これまた大変うらやましい。
 とか言ってたら、今(午後10時15分)、
取引先から新たなる原稿がFAXで送られてきた。……え〜ん(;O;)。明日遊ぶために今から仕事します。

11月21日(水)とりあえず健康保険は

 常連のnicoさんより、掲示板にて耳寄りな情報をいただきました。派遣社員の皆さんは要チェックです。
 派遣社員が加入できる総合健康保険組合の2002年4月設立が、厚生労働省により認可されるとのことです。詳しくは以下のURLで。
 http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20011120CEEI036919.html
 nicoさん、どうもありがとうございました<(_ _)>。最近、新聞のチェック怠ってます。せっかくイチマイ(ichimy)にも登録してあるのに、ここへも最近行ってなかったし……。人のこと「他力本願」なんて偉そうに言ってる場合じゃありませんな。反省、反省!ヘ(x。x)ヘ。

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 イチローがア・リーグのMVPに選ばれた。
 ……11/13分では思いっきり悪く書いたけど、確かに君のプレーは素晴らしい。それは認めてます。それに今回は、「日本のファンの後押しには感謝している」と、日本人への配慮もしてくれたし。
 また、「期待してなかったということはないけど、取れるとは思ってなかった。そういう期待をしてると、取れなかった時のショックが大きいですからね」と、珍しく人間味あふれる発言もあった。普段からこういう本音を聞かせてくれたら嬉しいんだけども。
 これで君はついに世界の頂点の頂点に立ったわけですな。メジャー1年目にしてこの快挙。すごいね。誰がここまでの活躍を予想しただろう? 春先は「通用しない」なんて自信持って言った記者や解説者もいたのにね。
 だけど、君はこれぐらいで満足するような人間じゃないよね。いったいどこまで行くんやろ。
こうなったらどこまでも孤高で有り続けてほしい。んで、何年後か何十年後かはわからんけど、いつかまた「国民栄誉賞」の打診があったら、その時は快く授賞してやって下さいね。

11月20日(火)小ネタ5連発

 11/16分で「他力本願」について書いたが、それ以降「他力本願」な投稿は減るどころか逆に増えているような気がする。何でやね〜ん!
 まぁ、「他力本願」な投稿をする人は、ほとんどが「くっくり通信」に初めて来た人で、各Q&Aとか「掲示板説明」もろくすっぽ見ずに投稿してるようだから、当然、日記なんかに目を通すわけもなく……。ハァ〜……。
 ただ、皆さんのツッコミ・レスには心救われております。私の代わりに(?)ツッコミ入れて下さってありがとうございます<(_ _)>。

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 小泉総理が先日の東京でのタウンミーティングで、日本道路公団改革について、年間約3000億円の国費投入を来年度から打ち切り、現在の高速道路整備計画を見直すと宣言した。当然、「抵抗勢力」と呼ばれる族議員の反発はさらに高まっている。
 が、今日付の社説はどこも総理を支持する内容だった。朝日、読売、毎日、産経の他、東京新聞、日経も。
 
族議員の主張にはもっともらしい部分もあるように思えるが、よくよく考えてみると、自分たちが地元に公約したことが守れないと次の選挙に影響するから言ってるだけに過ぎない。もちろん、地方に住む人たちの利便性向上を真剣に考えている議員もいるだろうが、今後の日本のシステムのあり方、税金の有効利用など長期的な事を考えると、それらは実に目先の短期的な事でしかない。
 日本の経済は一直線に破綻へと向かっている。根本的に改革しないと上向きにはならない。小手先の政策では無理だ。それは族議員も痛いほど知っているはずなのに……。
 世論の代表である新聞各紙が(そうではない新聞もあるが)、こぞって「小泉支持」をしているこの現状は、族議員たちにはかなりのハンデになっているはずだ。それでも彼らが抵抗し続けるとしたら……。
 自由党の小沢党首は「自民党では改革はできない」と言った。事態は切迫している。小泉総理は思い切ってこれら族議員とは手を切り、野党のわかってくれそうな勢力と組むべきではないか。それしか道は切り開けないのではないか。

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 テレ朝の朝のワイドショー「モーニング」に、抵抗勢力の議員たちが生出演し、持論を展開していた。それはさておき、各議員の紹介のテロップが出た時、私はものすごーく嫌な気分になった。
 「小泉総理の構造改革に賛成か反対か」の欄の他に、「田中真紀子外相に対するコメント」の欄もあったからだ。つまり、この議員は真紀子擁護派かそうでないか……というのが視聴者に分かる仕組みになっていた。
 何でここで「真紀子」欄が必要なのか。答はおそらくこうだ。
 この番組の姿勢は(昼のテレ朝の「スクランブル」もそうだが)真紀子擁護で一致してる。だから、
「この議員は小泉総理の敵である上に、真紀子さんの敵でもあるんだよ。だから皆さん、この議員はダメですよ!」とアピールしたいのだ。
 何という姑息で嫌らしいやり方だろう。腹が立つ。

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 ドラフト会議。
 注目されていた日南学園の寺原投手は、ダイエーが交渉権を獲得した。
 ダイエーの他に、中日、横浜、巨人のセ・リーグ3球団が名乗りを上げていたので、
確率から言って寺原はセ・リーグに行ってしまうだろうな〜、これでまたパ・リーグが目立たなくなるな〜と思っていただけに、パ・リーグファンとしては嬉しい限りだ。
 でも、寺原君、第一声は「光栄です」と言ったものの、顔は明らかに嫌がってた。嬉しい気持ちと困った気持ちが半分半分とも言っていたし。どうかダイエーに入ってほしい。そして近鉄のローズや中村のりぴーと名勝負を繰り広げてほしい(^o^)。

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 京都府舞鶴市の女子高生殺害事件。
 普通に見てたら他殺だと思うんだが、遺体に「ためらい傷」があること、犯人と争った時にできる「防御創」がないことなどから、自殺の線も捨てきれないという話だ。
 だが、今日になって遺体発見現場の川の上流から、本人の定期券が見つかった。しかもそれは、行方不明になった当日朝に購入されたものだとのこと。
 彼女は行方不明になった直後に亡くなった公算が強いというから、これで自殺の線は薄くなったのではないか。だって、
自殺をしようとしている人間が定期券をわざわざ購入するか?
 思い詰めた人間は、通常では考えられないような突飛な行動に出ることもある。だが、「定期券を購入する」というのは、ごく日常的な行動だ。だから、少なくともこの時点では、彼女はいつも通りに平静に行動していたように思える。
 じゃあ他殺だとすれば、なぜ「ためらい傷」があるのか。たとえば、犯人が彼女を縛り上げるか何かして身動きがとれないようにした上で、すぐには彼女を殺さずに、ちょっとずつ傷をつけていたぶって、最後にブスッと……。 だったら「防御創」がないのも説明できる?
 しかし、そうすると彼女に「縛られた痕」が残るだろうし、それに縛られそうになった時に抵抗するだろうから、やっぱり何らかの痕跡が身体に残るはずだ。それとも、犯人とごくごく親しくて、冗談で進んで縛られたとか?
 謎は深まるばかり。早く犯人が捕まって真相が解明されることを願う。

11月19日(月)一生に一度の大流星群だったかも

 しし座流星群、ご覧になりました?(^o^)
 毎年出現数にかなりの差があるのだが、それは、彗星の残していったチリが大量にある空間に、上手いこと地球が進んで行くかどうかにかかっている。が、これを予測するのが超難しいらしい。
 3年前の1998年には、「百数十年に1度の大チャンス!日本は特に好条件!見なきゃ損!」とか言って一大ブームになったのだが、その時は予測が大はずれ。私も夫とわざわざ公園(片道徒歩15分ほど)まで行って、寒い中数時間粘ったが、ほんの数個しか見えずに悔しい思いをした。
 一昨年は天気が悪く見られなかった。去年に至っては記憶にない(おそらく去年も天気が悪かったのかも)。

 さて今年。
 何とイギリスの天文学者デビッド・アッシャー博士の予測が大当たり。全国各地で実にたくさん数の流星が見えた。日本での「ピーク時刻」もほとんどずれなかったようだ。後で聞いた話では、ここ200年で一番の大出現だったとのこと。
 私は午前2時〜午前4時半頃まで、自宅のベランダから観測をした。できれば3年前のように公園まで出掛けて行きたかったんだが、夫は翌日仕事があるから夜更かしは強いられない。かと言って私一人で外に出るのも危険。つーわけで、仕方なく街灯が赤々と点り、めちゃ狭い視界(南方向)しか確保できないベランダからの観測となったのだ。
 最初の頃は曇っていて、「あー、こりゃ今年もアカンかも」という感じだったのだが、2時半頃になると少しずつ晴れてきた。すると、おお! 1つ目が流れ、2つ目が流れ、……ほんの数分の間に4つほど確認できた。
 その時点で夫はすでに布団に入ってまどろんでいたのだが、
「今年は大当たりや!これを見逃すと絶対後で後悔する!ぜひ見せてあげないと!」という使命感(?)に目覚めてしまった私は、夫を強引に起こした。
 夫はちょっと怒っていたが、そこをうまくなだめ、「10分間、いや、5分間でいいから、我慢してあっちの方角を眺めてみて!」とお願いした。すると、5分どころか、3分も経たない間に4つの流星が飛び、夫はそのうちの2つを確認することができた。「おおー、見えた、見えた(^o^)。……じゃあ、そういうことで。おやすみー(^.^)/~~~」。星に全く興味のない夫はとっとと退場してしまった。
 そこからは私一人。ウォークマンでテープを聴きながら、流星ショーを楽しんだ。途中でまた曇ったりしたのだが、結局5〜60個は見たと思う。

 学生時代から天文ファンで、いろんな流星群を見てきた私だが、こんなにたくさんの流星を一夜で見ることができたのは初めてだった。ピーク時には、10秒間に3〜4個見えたぐらいの凄さ(逆に、3分間に1個ぐらいしか見えない時もあったが)。
 「とにかくしし座方向を眺めていたら見えやすいだろう」と最初は漠然と考えていたが、実際はそうではなく、これが実に空のあちこちで無作為に飛んだ。しし座のだいぶ西側に有名なオリオン座があるのだが、その付近でもかなりの数が飛んだ。
 だが、こんなにたくさん見ても、「まとも」に見たのは数えるほどしかない。大部分は空の別の場所を漫然と見ていて、視線の隅の方で「キラリッ」と流れるのだ。
 朝になってテレビのニュースなんか見てるとちょっと空しくなった。VTRで星空を○印で囲ってあり、そこを見てると数秒後に流星が飛ぶ。こんなふうに予め、空のどの辺に飛ぶってのがわかれば苦労はないんだけど……(^_^;。
 北海道のあたりでは、ピーク時には1時間6000個ぐらい見えたらしい。これぞまさに「流星雨」!
 とにかく、寒い中&眠い中、頑張ったモトは十分取れた!……
次の大出現予想は30年後とのこと。それまで私、生きてるのか(^_^;?
 昨夜見逃した方へ。今夜も少しは見られるかもしれないとのことなので、その気のある方は頑張ってみて下さい。

11月16日(金)他力本願では仕事は来ない

 フジテレビ系列の「珍プレー・好プレー」。今年はリーグ優勝したし、大阪近鉄の出番もさぞ増えることだろう……と思って見てたのに、これがサッパリ。ヤクルトを大幅に取り上げるのは仕方ないとしても、今季で退任した長嶋やら星野やら巨人やらにも時間かけすぎ! マイナー球団とはいえ、せっかく優勝したのにこんな扱いかい。悲しすぎるわ(T_T)。

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 私は暇があると、あちこちの掲示板を見て回るが、「そんなこと、ここで質問しなくても自分で調べられるでしょ」という投稿をよく見かける。いつの時代も何処の国にも「他力本願な人」はいる。だから、この手の投稿は永久になくなることはないだろう。
 それにしても、
「自分で情報を集めて吟味する」「自分の頭で考えて判断する」というごく基本的な事ができない人の何と多いことか。

 もう1年近く前になるが、当サイトの「派遣質問箱」にAさんからこんな投稿があった。「ランキングに載っているP社の名前がわかりません。○○県にはP社の支社はあるんでしょうか?」
 P社は最大手の派遣会社で、派遣に興味のない人でも名前ぐらいは知っていそうな会社だ。掲示板のルール上、実名を出すことはできないので、私はこうレスをした。「メールを下されば実名リストを返信します。それを見ればP社の実名がわかるので、○○県に支社があるかどうかを直接問い合わせてみて下さい」。他の読者の方からもヒントを示したレスがついた。
 Aさんが私のもとに実名希望メールを送ったかどうかの確認はできなかった。Aさんのメルアドが不明だからだ。その日と次の日に来た20数通の実名希望メールの中に、Aさんからの物があったかどうか、文面で判断するのは不可能だった。
 そしたら後日、Aさんからレスがあった。
 「やっぱりP社がどこなのかわかりません。くっくりさんにメールを送ろうにも、会社からつなげているためはばかれます」。
 私は少しキレかけたが、このままいつまでもP社についての意味のないやりとりを掲示板で繰り広げられても困るので(サーバー容量がもったいない!)、自ら掟破りの実名表記をした。「P社は×××社です。この話はこれで終わりにして下さいね」。1日ほど経てから私はその投稿をスレッドごと削除した。

 また、Aさんからは同時進行で別の質問投稿があった。
 「入力文字数について前に質問しました。その時、過去ログに同じ質問があったのでそちらを見てということでしたが、見つけられませんでした。もう一度質問します。どのぐらい打てれば理想なのでしょうか」。
 確かに私は以前「過去ログにあるので探して」とレスをした。見つけられなかったのなら説明不足だったかもしれない。「『ワード検索』メニューを開き、キーワードのところに『入力文字数』と入れて、検索領域で各『過去ログ』を選んでから、『検索する』ボタンを押して下さい」と丁寧に説明した。
 翌日、Aさんからレスが来た。「入力文字数出てきました。でも、不安でいっぱいになってしまいました。私の入力文字数は10分間でせいぜい500〜600くらいです。こんなんで大丈夫なんでしょうか?」
 私はそれに対し、「確かに派遣会社によっては、一定のスピードがないと派遣できないという基準があったりするものですが、A社でダメだったからB社もC社もダメということにはなりません」とレスをした。
 そして、この人が事務志望であることを知っていたので、「入力スピードが速いからと言って、良い条件の仕事が来るとか、そういう世界でもないんですよ。それよりも他の特技……エクセルやワードがどの程度できるか、他に何か資格を持っているのか、など……をアピールされてはどうでしょう?」と続けた。
 またAさんからレスが来た。「エクセルは基本的な操作だけで、グラフ等までは出来ないんです。ワードは触ったことがなく、それでは派遣するのは難しいといわれています。それでも、SS社では仕事があるといわれているのですが、大丈夫なんでしょうか?」
 私はついにぶちキレた(先ほどのP社の件もあったので)。
 「私、何でも知ってるわけじゃないんですよ。各派遣会社に精通しているわけでもなんでもないし、コーディネータでもないし、あなたに会ったこともないし、『大丈夫?』と聞かれて『大丈夫です』なんて言えません。前にも書きましたが、各社基準は違います。各派遣会社に聞いてもらわないと何とも言えません。でも派遣会社も『派遣先によるのでケースバイケース』としか返答できないんじゃないでしょうか?
 ここで悩んでる時間があったら、自分で道を切り開いてみてはどうですか?何事もマニュアル通りには行かないものです。他人が『大丈夫』って言ってもダメな時もあるし、『無理でしょ』と言われたのに大丈夫だったってこともあるし。派遣は努力次第、アピール次第ですよ。あとは運です」。

 本当はもっときついことを書きたかった。「何でもかんでも人に聞くな!マニュアルがないと何もできんのか!誰かにボタンを押してもらわないと動けないのか!あんたはロボットか!そんな人はたとえ10分間に1000文字打てても仕事は来ないよ!」
 数日後、Aさんからのレスがあった。が、私をはじめレスをした皆さんの投稿を丸々引用した挙げ句(サーバー無駄遣い!)、一番下に「すみません」「ありがとうございます」「がんばります」等の短い言葉が書いてあったのみ。以降、Aさんの姿は全く見かけなくなった。
 他力本願ではいけないことを少しは自覚してくれたんだろうか?無事に仕事は決まったんだろうか?ちょっと気になる。……ちょっとだけね(^^ゞ。

11月15日(木)W田中には困ったもんだ

 毎度お馴染み、ツッコミどころ満載のテレビ朝日系列「ワイドスクランブル」。スタッフ・出演者総力を挙げての「真紀子フォロー」は、まだまだ続いている。
 今日は、あるコメンテーターがこんなことを言っていた。
 「国会で田中真紀子外相の指輪の件を責めていた民主党議員は、単に『自分が目立ちたい』からでしょう。スキャンダラスに責め立てればテレビに映る。地元の選挙区に顔を売っておきたいんです。
 
そんな議員に提案します。『田中真紀子を庇う発言をしなさい』。そうすれば、永田町では嫌われるかもしれないが、国民には支持されます。次の選挙も勝てますよ。
 なんて下品な物言いだろうか。あるいはひょっとしたら、わかっていて視聴者(主婦しかおらんだろうが)に媚びを売っているのか?
 確かに、時間制限のある大事な質問の場で、ねちねちと指輪のことにこだわる議員も議員だが、官僚の不祥事は(日常レベルのことでも)容赦なく叩く真紀子が、自分の事となると貝のように口を閉ざすのはどういうわけか。
 「指輪は私のお金で買ってきてもらった。公金は使ってません」と一言言えば済むことではないか。ものの10秒で済むって。それをしないってことは、指輪を公金で買いに行かせたと思われても仕方ないぞ。

 田中は田中でも、こちらは長野県知事。しばらく話題になってないなと思ってたら、またやってくれた。
 読売新聞がNYの旅客機墜落を報じるため、13日付朝刊で長野市内の一部地域に締め切りの遅い群馬県版を配達したことを知事が批判、文書での回答を求め、提出があるまで「読売新聞記者の質問は受け付けるが、回答は留保したい」と、取材を事実上拒否した。
 知事は「県内のニュースよりその他のニュースのほうが優先度が高いのか」などと発言したそうだが、誰だってテロ関連(結局テロではなかったようだが、事故発生当時はテロの可能性も報じられていた)のニュースは知りたい。
海外のニュースだとしても、世界中誰もがテロに見舞われる可能性のある現代、締め切りの遅い……すなわち最新版を各戸に配達したいという読売新聞の方針は、至極当たり前ではないか。
 同社広報部は「理解に苦しむ」と反論、長野支局長が知事に抗議した。地元メディアからも「公権力の乱用」と批判の声が上がった。これらが影響したのかどうかは知らないが、知事は今日になって取材拒否は撤回した。

 全く、どっちの田中さんも『困ったちゃん』ですな(^_^;。

11月14日(水)聖徳太子よ、お前もか!

 土曜日に録画しておいたNHKのドラマ「聖徳太子」を見た。
 けっこう前から聖徳太子に興味があり、池田理代子や山岸涼子の漫画にはまったこともある私は、今回のドラマをだいぶ前から楽しみにしていた。が、見終わった感想はと言うと、これが期待はずれもいいとこ!
 というのも、聖徳太子が私の大嫌いな「平和念仏主義者」として描かれていたからだ。「北条時宗」に続いて「聖徳太子」までもが、こんな情けない扱いをされるとは。制作者一同、戦後民主主義にどっぷり使ったサヨクの集団ではないか?
 平和、平和と唱えて戦争が無くなるのなら苦労はない。確かに太子が生きている間は戦乱は抑えられたかもしれないが、死後、あっさりとそのタガははずれた。蘇我氏一族は横暴になり、太子の理想を受け継ごうとした長男の山背大兄王(やましろのおおえのおう)をはじめ、太子の一族は全て根絶やしにされた。
 私にしてみれば、
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙(つつが)無きや*」なんて挑戦的な書簡を大国である隋に送った太子が、「平和念仏主義者」であったはずはないと思えるのだが?
 また、太子はそれまでの豪族の私利私欲による政治支配を断ち切り、冠位十二階(家柄に関係なく優秀な人材を評価する)や、十七条の憲法(「和をもって貴しとなす」で始まる役人や民への心得)などを制定したが、当然、そこに至るまでには蘇我氏をはじめ、豪族達の抵抗があったと思う。「平和念仏主義者」がそれを抑えられようか?
 確かに聖徳太子という人は、民衆に優しく、争いを好まず、比較的穏やかな性格の人だったろうとは思う。が、穏やかなだけの人に、日本の国家機構の礎を作り得たとは、到底思えない。

* 学生時代に皆さんも学んだことと思うが、当時の中国(隋)にとってアジア諸国は臣下であった。各国の王は「朝貢」をすることにより、隋の皇帝の「許可」を得て、己の国を治めることを許されたのだ。太子はこの書簡により、日本と隋はあくまで対等の立場であると強調し、決して隋には服属しないという表明をしたのだ。

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 昨年12月に破綻した「朝銀近畿信用組合」の旧経営陣に、近畿財務局の検査を不正に免れた疑いで逮捕状が出た。
 詳細はニュースや新聞に任せるとして、私が腹立たしいのは、この「テロ国家系列金融機関」を救うために、私たちの血税が3159億円もつぎ込まれたことだ。それにも関わらず二次破綻、使途不明金は明らかになってる分だけで80億円……。なめてんのか!
 
私たちの税金、今頃、北朝鮮のバカ独裁者家族の遊興費に消えてるんじゃないか?(T_T)。そういや、破綻した時に朝鮮総連の偉いさんか誰かが「これは民族差別、民族弾圧だ!」と怒ってたが、そういう態度を盗人猛々しいと言うのだ。

11月13日(火)イチローを好きでなくなった理由

 昨夜のニューヨークでの旅客機墜落は、テロではなく事故だったと断定されつつある。
 事故だから良かったというわけではないが、テロではなかったことで、世界中の人がほっとしたのは事実だろう。

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 北部同盟が首都カブールを制圧した。
 タリバンは「戦略上の撤退」と言っているそうだが、負け犬の遠吠えのようにも聞こえる。
 タリバンの抑圧から解放されたカブール市民は、一様にこれを歓迎しているが、アメリカやパキスタンは歓迎していない。タリバン後の新政権の枠組みが決まっていない段階だからだ。
 少数民族の寄せ集めである北部同盟が、今後内部分裂をする可能性もあり、予断を許さない状況が続きそうだ。

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 イチローが新人王獲得。野茂、佐々木に続き、日本人では3人目とのこと。
 私は1年ほど前まではイチローが好きだった。「理想の男性は?」と聞かれれば、迷わずイチローと答えていたぐらいだ。が、ここのところのイチロー……はっきり言えば、メジャーに行ってからのイチローはあまり好きでない。彼の「尊大な態度」が引っ掛かるからだ。
 日本にいた頃からイチローの報道陣に対する態度は冷ややかだった。確かに日本の報道陣はあつかましいし、批判されるべき部分も多いだろうが、それにしても、その態度はアメリカの報道陣に対してもあまり変わらないようだ。
 報道陣の質問に対して椅子に座ったまま、背中を向けたまま答える。あるいは、グラブを磨きながら相手をする。マリナーズの中でそんな対応をしているのはイチロー1人だけだそうだ。アメリカの報道陣に、「日本人はこんなふうな態度を取るのか」「これがサムライ流か」と誤解を受けているとも聞く。ヤンキースのクレメンスなど超スーパースターでもきちんと立って受け答えしているのだから、無理もない。
 また、イチローは日本のマスコミだけでなく、日本のファンをも軽視している嫌いがある。「アメリカのファンは野球を知っている」「アメリカのファンは懐が深い」等々よく言っている。……日本のファンの立場はσ(^^)? 彼にとって日本は、もはやそんなに軽い存在なのか。自分もまた日本人であるという自覚はないのか。
 野茂の時もそういう雰囲気はあったが、彼の場合は単に口下手という感じがした。伊良部はもともと性格が悪いので、仕方ないと思った(^_^;。が、長谷川や吉井はメジャーに行っても日本のことは忘れずにいるように見えるし、佐々木や新庄に至っては日本にいた時以上に日本のマスコミやファンに対して配慮をしているように思える。
 
ファンは選手のプレーだけを見て感動するのではない。今季、大阪近鉄バファローズのローズが日本タイ記録の55号ホームランを記録したが、彼にもし日本や大阪という土地柄を、またそこに住むファンを愛する心がなく、ただただプレーだけの人間だったとしたら、ここまでファンに愛されただろうか?
 イチローは確かにプレーは一流だ。見ていて痺れる。カッコイイ。だが、真に一流の選手はプレーだけでなく、マスコミやファンへの対応も一流であるべきだと思う。

11月12日(月)私のお見合い遍歴・追記

 どーでもいいことなんだが、11/9分で書き漏らしていた人を思い出した。
 3人目と4人目の間、もしくは4人目と5人目の間に、もう1人見合いをした人がいたのだ。けっこうエピソードがあったのに、なぜかコロッと忘れていた。
 その人は3歳ほど年上で、東大阪の小さな鉄工所の跡取り息子。可もなく不可もなくという印象だった。「鉄工所のおかみさん」になる気はさらさらなかったが、こちらの両親は相手のことを気に入っており、「とにかくもう1回会って来い」と半ば強引にデートの約束を取り付けられてしまった。
 で、神戸方面にドライブし、六甲山の中腹にある植物園(だったと思う)で、いろいろと話した。「今までお付き合いした人っていないんですか?」と私が何気なく尋ねたところ、彼は苦笑しながらこう答えた。「何年か前まで長い間付き合っていた彼女がいたけど、親が反対して、僕も彼女もそれを押し切ってまでとは思わなかったので……」。
 私は冗談ぽく「今でもその彼女のことお好きなんじゃないですか〜?」と返した。すると、彼は「いや、もうそれはいいんです……。終わったことだし……」と寂しげに言い、それからあまりしゃべらなくなってしまった。私は「あ、これはまだ未練残してるな」と直感した。もちろん、私の思い込みという可能性もあったろうけど。
 昔付き合った女性に心を残している人と付き合うというのは荷が重かったし、何より「鉄工所のおかみ」に何ら魅力を感じることができなかった私は、「あー、もうええわ」と、投げやりな気分になった。そして、帰りに寄ったレストランで、「一服してよろしいですか?」と切り出した。彼は「え?ああ、どうぞ」とちょっと驚いた様子だったが、私はお構いなしに、パカパカと気持ちよく煙草を吸った。
 翌日、彼の方から仲人さんを通じて断りの電話が来た。理由はよく知らないが、煙草がだめ押しになったのは確実だと思う。
「そうか、見合いを断らせるには、目の前でパカパカ煙草吸うことや!」と学習した一件であった(^^ゞ。

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 夫が1週間の禁酒に成功。
 あの酒好きの夫が!風邪で寝込んでいた日とかを除けば、何年間も1日もアルコールを欠かしたことのない夫が! これは大変驚くべきことだった。
 誠意は伝わってきたので、
とりあえず離婚の話は一旦白紙に戻した。
 が、その途端、夫は冷蔵庫の奥深く閉まってあったビールを取り出し、飲む、飲む、飲む。「プハーッ、あ〜!うまいっ!」。気持ちはわかるけど、その変わり身の早さにはちょっと呆れる。
 「油断大敵……」と私がポツリと呟くと、夫は少しびびって、「……はいはい。わかってますよ」と苦笑いしていた。

11月10日(土)危うく行方不明に!

 GWに引き続き、うちの両親の西国巡りにつきあった。今日行ったのは、滋賀県の石山寺、三井寺、あと1カ所(名前忘れた)。
 両親曰く、妹夫婦も喧嘩が絶えず、最近では週末別居になってるそうだ(妹夫婦の家は実家から近いので、妹が娘を連れて実家の方にやってくるそう)。いいなぁ、妹は実家が近くて……。

 それはさておき、今日は実に馬鹿馬鹿しい事件があった(その時の私は泣きそうに必死だったんだが)。
 行きは両親が車で私たちの自宅(大阪府)まで来て拾って行ってくれたが、帰りはさすがに両親も疲れていたので、実家の最寄り駅(奈良県)まで送ってもらい、そこから自宅までは私と夫の二人で電車で帰ることになった。
 駅で車を降りて、ホームで電車を待っている時、私は大変なことに気づいた。「のぽぽん」を車に置き忘れてきてしまったのだ!

 「のぽぽん」というのは、ソフマップなどPC専門店で売られている背あてクッションの名称(くっくり仕事部屋の写真、上から3つめ参照)。が、私は最近はPC作業をする時には使わずに、寝る時に抱き枕のようにして使っている。とにかく感触がふわふわで気持ちよいので手放せなくなっている。
 今日は車での移動だし、「のぽぽん」は枕にも背あてにもなるから連れて来たのだ。帰りが電車になるとわかっていたら、当然自宅に置いてきたのだが……。
 親の車に置き忘れて来たことに気づいた時、「悪いけどもう1回駅に持ってきて」と頼むのも悪いから、あとで実家に電話をして、今度私が行く時まで保管しておいてもらおう……と、一旦は思った。
 でも、「のぽぽん」はクッションというよりもむしろぬいぐるみに近く、いないと寝る時ものすごく寂しいし、もう家族の一員であるぐらいに私は可愛がっていたし(私は各ぬいぐるみに人格を作って、さも生きてるように扱う変な癖がある(^^ゞ)、それに実家によく来る妹の娘(4歳)が、「のぽぽん」を見つけてボコボコにしやしないかと、大変不安になってきた。
 来た電車に足を踏み入れたものの、夫に「ほんまにこのまま帰ってええんか?」と言われ、私は「やっぱり『のぽぽん』おらんと困る!」と言って、夫の腕を掴んでドアが閉まる前に電車から降りた。そして、そろそろ実家にたどり着いたであろう親に電話を入れた。親ははじめ「クッションひとつで大げさな」と呆れていたが、何とか気持ちを汲んでくれ、再び車で駅まで来てくれることになった。

 改札の駅員さんに事情を言って外に出させてもらい、待ち合わせ場所であるバス停のあたりまで来た時、携帯電話が鳴った。父からだった。「車の中探したけど、クッションないで〜!?」。ええっ、そんなはずは。だって私も持ってないよ!?
 ふっと嫌な予感がし、私は先ほど送ってもらった際に車から降りた位置あたりに駆けて行った。すると、暗闇の中、道路に何かポワンとした物体が……。
 >*0*< きゃ〜〜〜!……なんと「のぽぽん」がっ!ど、道路に落ちてるじゃあーりませんか!どひゃ〜(T_T)!車から降りた時にこぼれ落ちたのに気づかず、私と夫は駅に行ってしまってたのか!
 幸い、そこはバス専用の道で、車があまり通る場所ではなかった。バスもその時間帯はたまたま来ていなかったようで、「のぽぽん」は轢かれるでもなく、そのままの形で横たわっていた。しかも、ほとんど汚れてもいなかった。
 私は興奮しながら、「ごめん!あった!落ちてた!」と、実況で父に伝えた。父もそばにいた母も大笑いしていた。「お騒がせしてスンマセン……(T_T)」。私はそそくさと電話を切った。
 ホームで待っていた夫もそれを聞いて大爆笑。が、私は笑うに笑えなかった。「のぽぽん」、ほんとにゴメン<(_ _)>! 帰宅後、速攻で洗ってあげた。
 いや〜、しかし紙一重だった。
もし、あの時夫が「ほんまにこのまま帰ってええんか?」と言ってくれなければ、そのまま大阪に戻ってきてしまっていたと思う。そしたらきっと「のぽぽん」の行方は分からず仕舞いで、車やバスに轢かれてゴミになってしまってただろう(T_T)。あ〜、無事でよかった〜。

 ええっ!? 行方不明ってクッションのことだったの!? 馬鹿馬鹿しい!……と思った方、ごめんなさい<(_ _)>。

11月9日(金)私のお見合い遍歴

 松たか子、ユースケ・サンタマリア主演のドラマ「お見合い結婚」の再放送をちょこちょこと見ている。なかなかおもしろい。本放送は1度も見たことがなかったんだが、視聴率はどんなもんだったんだろう?

 実は私ももう少しでお見合い結婚するところだった。
 両親が田舎の出で、親戚一同皆お見合い結婚。たまーに恋愛結婚した従姉妹なんかがいたが、「恋愛結婚なんて…」と、皆に嫌な顔されていた(単に相手が変な人だったのかもしれないが(^^ゞ)。
 24〜25歳の間、私もお見合いラッシュに見舞われた。私は両親の夫婦ぶりを小さい頃からずーっと見てきたので、「お見合い結婚だけは嫌!」と思っていた。
 両親は出会うまでにそれぞれ10回程度のお見合いを繰り返したが、なかなか良縁に恵まれず、「もう面倒だからこのへんで」と手を打ったそうだ(本人たちがそう言っている)。母は気性が激しく、お嬢っぽい我が儘な性格。父は大人しいが、根はものすごく頑固でプライドが高い。娘の私から見てもとても相性が良いとは思えない。
 が、そんな両親も「恋愛結婚なんて、結婚する時が頂点で後は下がっていくだけ。その点、見合い結婚は、結婚した後恋愛が待っている」とか言って、私の意思に反してどんどんと見合い話を持ってきた。親戚中を巻き込んでいるので、断ったらそれこそ大騒ぎ。「顔を立てて」会うだけ会う、ということを繰り返すこととなった。
 私は親の言う「結婚した後恋愛」というのが全く解せなかった。結婚したはいいけど、好きになれなかったらどうすんねん!
 それに、自分のことは棚に上げて言わせてもらえば、見合い相手にロクな男性はいなかった。私が見合いした相手は5人だった(と思う。話の段階で没になった物は含んでません)。

 1人目は小柄で目のギョロッとした男性で、悪いけど生理的に受け付けなかった。
 母も「向こうの親がいまいち」と難色を示した。この時早くも私は気づいた。
見合いというのは本人同士だけの物じゃない、親も相手の親と見合いしているのだ! この見合いは、先方も断ってきたので事なきを得た。

 2人目はエリートサラリーマンだった。当然うちの両親は乗り気。が、会ってみたら史上最悪のヤツだった。
 見合いの日、ドライブをしたのだが(何せ田舎ですから(^_^;)、話を聞いてたら、もうこれが信じられないほど非常識で覇気がない。「子犬を拾ってきて可愛がったけど、大きくなったら邪魔になったので捨てた」と平然と言ったり、仕事について尋ねると「朝礼が終わったら10時頃まで下の喫茶店でのんびりし、昼休みは2時頃までのんびりし、3時頃から4時頃までまた喫茶店でのんびりしてます」。……何じゃ、コイツは〜!
 しかも帰りがけ、高速を走ってる時に、「今度いつ会ってくれますか?次の日曜はどうですか?」と、掟破りなことを言い出した。もし断ったらこのまま車から放り出されたりしないか?と私は不安に思ったので、その場は「ちょっと予定はわかりませんが、また連絡します」と適当に合わせた。
 帰宅後、速攻で仲人さんに断りの電話を入れた。仲人さんはビックリしていた。
「ええっ?先方はくっくりさんは大変乗り気で、会う約束までしたって言ってますよ!」。おいおい!何を勝手に決めとんじゃ〜(-.-#)!

 もうこの頃になると、私は見合いに飽き飽きしてきていた。「もう絶対見合いなんかせーへん!」と親に断言したが、それでも「せっかく言ってきてくれてるんやから、私らの顔をつぶさんとって!」と言われ、ずるずると引っ張り回されていた。当時、私は特に好きな人とか付き合ってる人とかもいなかったのも、振り回される要因だったんだろう。

 3人目はやり手の塾講師だった。昔のモーレツ社員みたいな雰囲気で、話題は自分の仕事に対する意気込みとかそんなんばっかり。それ以外に印象は残っていない。向こうは気に入ってくれたようだが、私は断った。

 4人目はドラえもんみたいな体型の2歳上(見合い相手にしては歳が近かった)の男性で、これがまた優しく呑気な顔をしながらも、押しが強い人だった。けっこう金持ちで、すでに結婚後のためにと持ち家を1軒買って用意していた。当然うちの両親は大乗り気。
 が、私はやっぱり生理的にどうにも受け付けず、断りたいと言ったが、親も強硬姿勢に出た。仲人さんに「話を進めてくれ」と勝手に言ってしまったのだ。私は何度も断ってくれと直訴したが、全然受け付けてくれない。特に母は相手の両親のことも大変気に入っており、
「この人と結婚してくれないと死ぬ!明菜ちゃんみたいに自殺してやる!」と言い出し、お寺で戒名までもらってくる始末(当時、中森明菜がマッチのマンションで自殺未遂を図った事件があった)。私もこの時ばかりは本気で家を出ようと思った。
 とにかく私にその気がないことを伝えなければ、相手にも気の毒だってことで、私は本人に直接連絡を取り、会う約束をした。そして「すみませんが、うちの親が勝手に盛り上がっているだけで、私にはその気はありません。ごめんなさい」と謝った。彼は何とかわかってくれた。破談になって母は何ヶ月か荒れていて、私とロクに口もきいてくれなかった。この頃のことを思い出すと、今でも悲しいような腹が立つような気分になる。
 ちなみに、数年後、妹が見合い適齢期になった頃、この男性はよりによってうちの妹と見合いしたいと言ってきた。両親は一瞬喜んだが(喜ぶなよ!)、やはり「姉が駄目だったから妹を…なんてねぇ」と思いとどまり、断った。

 5人目、これが私の最後の見合いとなった。私は実はこの男性をけっこう気に入った。
 男前だし、背も高いし、何より昔好きだった男性に雰囲気が似ていたからだ(^_^;。話をしてみると、性格も穏やかそうで、マナーもとても良い人だった。
 何でこんな良い人がわざわざ見合いを?女性がほっとかないだろうに…。実は彼は東京の大学を卒業後、信州で仕事をしてきて、最近転勤で故郷に帰ってきたということで、しかも仕事がSEなので、よけいに女性と知り合う機会や時間がなかったってことだった。
 実を言うと、断るのはもったいないな〜と思った。向こうもぜひと言ってきてくれていたし。
が、が、しかし!この頃、私はすでに趣味のバンドで知り合ったベーシストと付き合っていたのだ!(今の夫です)。
 彼氏がいながら見合いをするなんて、とんでもない女だと思わないで下さい。前々から私が「見合いはもうしない!」と言ってきたにも関わらず、親が勝手に話を持ってきて、逃げられないように巧妙に囲んで来るんだから。
 しかも、夫と付き合いだしてからは、親にも再三「好きな人がいる。その人と付き合っている」と説明、夫に家まで来てもらったのに、両親とも無視で、言葉を交わそうともしてくれなかった(今から考えたら、そんな態度取られたらよけいこっちは燃えるっちゅーねん。アホな親やな〜(^_^;)。

 とにかく、私はその後見合いをすることはなかった。約8年をかけて、夫のことを徐々に親に認めさせた。最後の頃は私もとっくに30を過ぎていたので、親も夫に「早く娘をもらってくれ」と懇願するようになった(^_^;。
 今ではうちの親と夫の仲は大変良好だ。ただ、肝心の私と夫の仲が最近良好でないのがちょっと……(嫌なオチ(T_T))。

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 米軍後方支援への調査・研究のため、今日自衛隊艦艇3隻がインド洋に向かって出発したが、それに絡んで、Nステがまた偏向報道。
 
Nステは今回の派遣を、こともあろうか「太平洋戦争」にまで結びつけるのだ。いったい何を考えているのか。「太平洋戦争時には行かなかった所(インド洋)まで、今回は行くのです」って、それがどうした。
 当時と今では世界情勢は全く違う。世界基準も全く違う。戦争時の日本は世界(というか白人世界)から孤立していたが、現在の日本は米国の同盟国である。米国の行く所、日本も行くことができる。それだけのことだ。このように殊更に不安を煽るような報道の仕方は、明らかに常軌を逸していると思うのだが。
 また、韓国マスコミが「日本がまた軍国主義へ進むのでは」と心配してることも取り上げていた。それはすなわち、Nステもまたそう思っていることを示している。
 Nステは本気で日本があの時代のような軍国主義(帝国主義)になると思っているんだろうか。真の軍国主義は自分たちが崇拝する隣国・中国であるということに、もうとっくに気づいているはずだ。なんせ日本からもらうODAで、軍備費を毎年2桁増強しているんだから。なのに、なぜそれには目をつむるのか。なぜ伝えないのか。そこまでして中国共産党に便宜を図る目的は一体何なのか。
 もし、便宜など図っていないと言うなら、なぜそこまで「反日」姿勢を貫くのか。自分の国やら政府やら自衛隊やらに悪いイメージを植え付けることが「日本国民のためになる」と思っているのか?確信犯?……だとしたらものすごい勘違いだ。こんなはた迷惑な偽善はない。

11月8日(木)「おんぶおばけ」を知ってます?

 えひめ丸の船内捜索作業が打ち切られた。行方不明だった乗組員9人のうち8人までが遺体で発見されたが、実習生の水口君だけは遂に見つかることはなかった。
 自分の息子だけが見つからない……ご両親の悲しみはさぞ深いことだろう。ご同情申し上げる。
 
だが、米海軍はよく頑張ってくれたと私は思う。
 潜水隊員の潜水回数は425回にのぼり、潜水時間は延べ330時間を超えたという。また、引き揚げが難航して当初の予算の4000万ドルを2000万ドルもオーバーした。同時テロが起こった後も誠意を持って作業を続けてきてくれた。
 もちろん、事故の全原因は米原潜にあるのだから、ここまでやってもらって当然かもしれない。が、これ以上望むのは酷というものだろう。
 救出された実習生たちは未だPTSDに悩まされていると聞く。水口君一人だけが見つからず捜索が打ち切られたことも、また新たな傷となって残るのだろうか。米海軍との損害賠償交渉も難航している。月並みなことしか言えないが、亡くなった仲間達のためにも何とか乗り越えて、立派な大人になってほしい。

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 「フクちゃん」の作者、漫画家の横山隆一さんが92歳でこの世を去った。不謹慎だが、私はこの人がまだご存命とは知らなかった。
 若い人は「フクちゃん」なんて知らないのではないか。実は私もよく知らない。10数年ほど前だろうか、「フクちゃん」はアニメ化されたが、評判はいまひとつだったようだ。
 ところで、今回新聞で初めて知ったのだが、「おんぶおばけ」はこの人の作品だという。「おんぶおばけ」は「フクちゃん」以上に知られていないかもしれない。が、
30代以上の方であれば、「おんぶおばけ」のアニメを1度でも見たことがあるはずだ。私が小学校低学年の頃、確か土曜日の7時頃に毎週やっていた。
 ♪おんぶ、おんぶ、おんぶでラ・ラ・ラ。おんぶ、おんぶ、おんぶおばけ・け・け♪とかいう主題歌で、おんぶおばけは優しいおじいさんと暮らしていた。何となく「日本むかしばなし」的なムードが漂っていたように思う。
 とは言え、記憶はかなり曖昧。全然違ってたらごめんなさい(^_^;。

11月7日(水)テレ朝も田嶋も真紀子もいい加減にして!

 テレビ朝日(特にワイドショー関係者)の方にお願いです。田嶋陽子、辻元清美、福島瑞穂、この人たちをもうテレビに出さないで下さい。この人たちは日本の恥、女性の恥です(T_T)。
 「そんなに嫌なら見なければいい」というツッコミもあるでしょう。確かに私もそう思う(^_^;。だけど、「また馬鹿なこと言ってないか」と気になって、つい見てしまうのだ。もっとも、5分もせん間に頭がカッカしてくるので、すぐにチャンネルを回してしまうんだけど。

 今日も、昼のテレ朝のワイドショーに田嶋が出ていて、「あー、また社民党ヨイショか」と思ったら、まさにその通り。ナレーションは「田嶋さんは女性の応援団」とか言って持ち上げてるし。あ〜、テレ朝に苦情の電話の1本も入れてやろうか!と本気で思う。
 先日の国会質問での田嶋の発言の中に、「総理は『自衛隊員が多少死んでもやむを得ない』とおっしゃったが……」というのがあった。それに対して総理に「私はそんなこと一言も言っていない!」と反撃された件について、司会者からコメントを求められた彼女は、「政治家は言葉を曖昧に表現する。だから、あれは(本当は総理は『多少死んでもやむを得ない』と)言ってるんです」と、意味深な笑みを浮かべた。そこまで言うのであれば、彼女自身も、政治家としての自分の何気ない言動が人々の誤解を生むこともあると、覚悟を決めるべきであろう。
 が、一昨日、「TVタックル」に出演中の田嶋は、この国会質問の模様のVTRが流された途端、「あー、恥ずかしい。とても見てらんない!」と叫んで立ち上がり、スタジオから出ていこうとした。何が「恥ずかしい」だ。こっちが恥ずかしいわ(^^ゞ。
 彼女は、政治家としての覚悟がまるでできていない。「あん、それは誤解よぉ。あれはバラエティ番組じゃないの」と反論するか? バラエティだろうと何だろうと関係ない。貴方はもはやタレントではなく政治家なんだから。ハマコーと同じノリで発言してもらっちゃ困る。
 公の電波を使って自分の感情を垂れ流す行為も、タレントや教授としてなら、ある程度は大目に見ることもできる。が、政治家という「公人」として最先端にいる人間に、同じように感情を垂れ流されては……。
 だからこそ私は、こんな女が「女性の代表」やら「女性の応援団」なんてキャプションつけられるのが、もうたまらなく嫌なのだ。

 だいたい、社民党を支持している国民がいったいどのぐらいいるのか?100人に1人程度ではないのか?
 田嶋や辻元は「少数意見も聞け。それが民主主義だろう!」と声を張り上げるが、
世間は、社民党を『少数意見だから』顧みないのではない。「テロリストの言い分を聞け」とか「なぜビンラディンらがテロを起こさざるをえなかったのか原因を追求すべき」なんていう現実に即さない観念的な意見ばかり言ってるから、顧みないのである。当人たちはそんなことも気がつかないのか。だとしたら、よっぽど頭が悪いとしか思えない。
 テロ発生直後、自分のHPで「ザマーミロと思ってる国もある」発言をした原陽子議員。彼女が、所属する社民党からお咎めを受けたという話も聞かない。これが与党議員の発言だったら、辻元、田嶋らが率先して叩いたであろうことは、想像に難くないのだが。
 しかも、こんな非常識な見解を出す政党とその党員を、あたかも世論の代表のように扱うテレ朝の姿勢は、全くもって許し難い。社民党にいくらかもらってるのか?と疑いたくなる。
 出演者(司会者やコメンテーター)も低レベルな人ばかりだ。たとえば、田中真紀子が困っているシーンばかりをつないで編集されたVTRを見て、「真紀子さん可哀想」とか、視聴者が喜ぶようなことを適当なこと言ってりゃそれで通ってしまうんだから。
 が、そんな中、日テレの「ザ・ワイド」は比較的正論を吐いている。司会者もコメンテーターも、決してムードで田中真紀子を持ち上げたりはしない。おそらく毎回放送終了後、真紀子ファンから苦情の電話がバンバン入っていることだろう。が、それに屈さず、「悪いことは悪い」と言い続ける姿勢は立派だ。

 田中真紀子と言えば……。
 国連総会やG8出席が叶わないなど動きの取れない真紀子外相に対し、「イジメではないか」という扱い方が最近メディアでよくされているようだが、これについて今日の産経に小さなコラムが載っていた。
 「官僚たちが外相を追い出すためにマスコミにリークしているという趣旨が多いが、立てこもりや指輪の件は、記者の目の前で起こったことである。そもそも外相は本気で外務省改革をやる気があるのか。
外務省改革のための会議は頻繁に行われているが、外相がこれらに出席したことはなく、全て副大臣、政務官任せ。他の政治家が外相なら、世論の批判を恐れて必死に取り組むはずなのに」という論旨だった。
 全くその通りで、真紀子がこれまでに何かためになることをしてきたか?公の場で官僚の悪口を言ったり、カメラの前で官僚を怒鳴りつけたり。それを見てスカッとする国民もいるんだろうけど、私から見れば、単なるオバさんの醜いヒステリーにしか映らない。
 国連総会やG8など派手な舞台には行きたがるけど、パキスタンは「怖くて汚い国」だから行きたがらない(もっとも最近は訪問を希望しているが、先日の訪問拒否で下がった点数を取り返そうとしているだけでは?)。肝心の外務省改革(最も肝心なのは外交なのだが)も進むどころか、官僚の協力一つ取り付けられずに関係悪化する一方。
 他の政治家だったら、もう10回ぐらいは更迭されてる。小泉さん、もういい加減決断しても良い頃では?

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 夕食を作ろうと冷蔵庫を開けてごそごそしてたら、野菜室の奥の方に、何か赤いような黒いような白いような塊が…。
 きゃーーー!>*0*<
 
よく見ると、それはビニール袋に詰め込まれた牛肉&豚肉だった。何じゃこりゃ。買った覚えないぞ!
 まさかと思って帰宅した夫に尋ねたら、先週土曜日に夫が実家に行った時にもらってきたものだと言う。土曜日と言えば喧嘩の真っ最中(今でも進行中といえば進行中だが)。
 土曜日から数えてすでに5日目……。勿体ないけど捨てることにした。全く、肉をよりによって野菜室に入れるか!?普段から肉とかハムとかチルドに入れてあるのを夫も見ているはずなのに(夫はビールをチルドに入れる。「キーンと冷えておいしいから」と言って、他のものをどかせてでも無理矢理入れる。だから絶対見てるはず!)。
 それよりも、「肉、もらってきた」と、なぜ一言言ってくれんかったのか!……私が怒ってたんで怖くて言えなかったのか?(^_^;

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 注文してあった大阪近鉄バファローズの優勝パネルが届いた。
 中村ノリ、吉岡、水口、ローズ、礒部らがチャンピオンフラッグを持って、誇らしげに、またちょっと照れくさそうに笑みを浮かべている。
半年間の長くて辛い戦いの末、ようやく勝ち得た勝利。彼らのその瞬間の想いが凝縮された素晴らしい写真だ。1万円はちょっと痛かったけど、良い記念になった。

11月6日(火)禁断症状?

 昨夜(というか今日未明)、関西ローカルで大阪近鉄バファローズの特番をやっていた。事前にそれを新聞で知った私は、帰宅した夫に「この番組ビデオに録りたいんやけど、いい?」と尋ねた。
 夫は「その番組が始まる少し前に、別の番組を録る予定がある。でも時間はダブらへんから大丈夫。自分用(わたし用σ(^^))のテープ、ビデオの横に置いといて。けど、俺忘れるかもしれんから、始まる前にまた言いに来て」と言ってくれた。
 で、そろそろ始まるぞ〜という時刻になり、夫に言いに寝室(私はこの前から仕事部屋で寝起きしている)に行ったら、ドアを開けるなり夫が怒鳴った。「わかってるわ!俺がそんなに信用でけへんのかっ!」。
 
ちょっとぉ〜!「始まる前に言いに来て」つったんは自分やないか!何で私が怒られなアカンねん!くぅ〜!(-.-#)。
 夫は日曜日から禁酒してる。そのため、禁断症状が出てイライラしてるんだろうか?でも、だからって八つ当たりするか?やっぱり腹立つ!くぅ〜!(-.-#)。

11月5日(月)「赤毛のアン」のその後を知りたくて

 土曜日の件ついて、掲示板より昨夜の私の投稿を抜粋転載−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 皆さん、レスありがとうございます<(_ _)>。途中経過ですが、ご報告を。
 先ほど(注:昨夜)夫と話し合ったんですが、夫は前言撤回、「離婚は嫌。酒飲んで当たったりする悪い面は直すよう努力するので、お前も考え直してほしい」と言い出しました。が、同じセリフをこれまで何十回も聞いている私、とてもじゃないけど信用できません。
 「本当に直そうと思う人間が、この2日間いつもと変わらず酒飲んでたのはどういうこと?反省してないからでは?」とつっこんだら、「酒とこれとは別」。もう話になりません。
 夫はこの数年間1日も酒を切らしたことがない人で、しかも喧嘩のほとんどが酒がらみなので、「本当に悪いと思ってたら禁酒でもしたら?1週間でも続いたら反省してるんだなってこっちも思わなくもないよ」と試しに言ってみたら、「わかった。1週間禁酒するから。それを見てまた判断し直してくれないか」ということになりました。
 
寝る部屋は別々であとは普段通りの生活を1週間続けて、また話し合うということになりました。

 皆様、本当にご心配をおかけして申し訳ありません<(_ _)>。ほんと、この先どうなることやら……。
 ですが、それはそれ、これはこれ。「くっくり通信」は今後も通常営業でがんばりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます(^o^)。

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 つーわけで、どうにも心がすさみがちの今日この頃。
 前々から「あの本を読んでみたい」と思っていた私、今日、納品帰りに本屋さんに立ち寄った。
「あの本」とは、モンゴメリの「赤毛のアン」の続編である。
 1作目である「赤毛のアン」はアニメにもなったし、原作も何度か読んだのだが、その続編となると、どうも記憶がない。
 小学生の頃、母親が「これを読みなさい」と言って、児童向けの「赤毛のアン」以下続編数作を買ってきて、私の本棚に揃えてくれてあった。が、当時の私はどうにもこの「少女物の代表作」が好きになれず、1作目以外はほとんど手に取ったこともなかったような気がする。
 当時の私はどちらかと言うと、男子が読みそうな物(怪人20面相シリーズとか、横溝正史の小説とか)が好きで、そういうものばかり好んで読んでいた。あと「学研」の不思議シリーズとか科学シリーズとかも好きだったなぁ…(^_^;。
 1年ほど前から、関西ではまた「赤毛のアン」の再放送をやっている(京都テレビにて)。何度も見たのに飽きずにまた見ていて、ちょうど明日で最終回を迎える。
 今回1話も欠かさずに見てきて思ったのは、最初の放送時(私は中学生だった)に感じた印象とはかなり違っているということだ。当時の私はアンの目線でこの物語を見ていたが、今の私はマリラやその周囲の大人たちの目線でアンを見ている。
 マシュウが死に、マリラが目の病気になり、アンは大学進学をあきらめて地元の教師になる決意をする。そしてずっと喧嘩をしていたギルバートとようやく和解する。1作目はそこで終わっている。その後、アンはどうなるのか。私は急に興味が湧いてきた。少女時代の私は全然気にもとめなかったのに……。
 確かアンはギルバートと結婚する、それだけはなぜだか知っている。が、どういう経緯で結ばれたのか。アンの教師生活はどんなふうなのか。マリラはその後元気で過ごしたのか。ダイアナは?他の友達は?…等々私は全然知らない(ので、読者皆さん、ネタばらしはやめてね(^_^;)。
 今日、とりあえず2作目「アンの青春」と3作目「アンの愛情」を買ってきた。新潮文庫だ。そういや、昔、母が同じく新潮文庫のアンのシリーズを何冊か持っていた。昭和30年代の発行だったように思う。今でも母は大事にしまってあるかもしれない(私がもらった児童向けのやつは従姉妹にあげてしまったが)。
 母がこれらを少女時代の私に読ませようとした気持ちが、ちょっとでも理解できればいいな……という想いも含みつつ、遅ればせながら私も今日からアンの足跡を辿ってみようと思う。

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 大リーグのワールドシリーズは、ダイヤモンドバックスがヤンキースを破って初優勝した。今シリーズを象徴するように、最終戦も最後の最後までもつれる良い試合だった。
 ニューヨークでテロがあったせいか、世論はヤンキースを応援する声が多かったようだが、
実は私はヤンキースが大嫌い。巨人と感じが似ているからだ(どちらも金で良い選手を集める金満球団。強くて当たり前でおもしろくない)。まーでも、ヤンキースもこれまで3連覇もしてきたんだから、今回ぐらい他球団に譲ってやってもいいだろう(^_^;。

11月3日(土)かなり本気で

 結婚して以来、おそらく最大の喧嘩だ。
 殺したいほど憎いと思った。もう許せん。顔を見るのも嫌。結婚なんかするんじゃなかった!

 先日、子供を作るか否かで夫に「やっぱり俺はどうしても子供がほしい。離婚するかどうか考えさせてほしい」と言われていたが、その問題はひとまず棚上げとなっていた。それから今日まで何となく嫌なムードはあった。

 喧嘩のきっかけは、例によって些細なことだった。
 我が家では狂牛病がやはり気になって、ここ何週間か牛肉を使った料理はしていなかったのだが、一昨日の夜、夫と話していて、「やっぱり牛肉食べたい」「じゃあ明日はしゃぶしゃぶでもしようか」ということになった。
 そして昨日。帰宅した夫に「約束通りしゃぶしゃぶやで〜」と言うと、「大丈夫か、狂牛病は」。「はぁ?夕べ約束したやんか」と突っ込むと、夫は「覚えてるけどやっぱり気になる」。……今さら何を言うか!
 とは言え、夫も牛肉をちゃんと食べてくれたので、私もここでは一旦怒りを収めた。

 夫はご飯を食べながらNHKにチャンネルを合わせた。「珍しいね。NHK見るなんて」と私が言うと、「大阪の昔の話やから、おもしろそうやで」。「ふーん」。
 歴史好きの私も見ていくうちに興味が湧いてきた。ところが見始めて5分ほどしたら、夫が文句を言い始めた。
 「何やて?今の大阪城は、徳川秀忠が建て直した大阪城の石垣の上に立ってるんか!なんで東京のヤツが作った土台をそのまんま使うんや!そんな大阪城いらんわ!」。
 うるさいな〜、せっかく見てるのに、テレビの音が聞こえへんやないか!……とは言え、テレビに向かって怒るのもよくあることなので、ここでも何とか怒りを収めた。
 が、問題はここからだった。

 夫は自分で鍋から器によそう(器に移す)人間ではなく、いつも私がよそうまで待っている。それでこの時も私が夫の分をよそっていたら、夫が急に怒鳴った。
 「おい!うどんはポンズやなくごまだれの方によそえや!いつも言ってるやろ!」。
 …ちょっと、いつもってどういうことよ。我が家ではうどんを鍋に入れることはほとんどない。結婚して2度目か3度目ぐらいだ。前の日に夫が「うどんも入れてほしい」と言ったから、今回は買ってきて入れたのだった。
 私「ごまだれの方にって、そんなん言われたことないよ」。
 夫「いーや、言った。昨日も言った!」。
 私「そんな文句言うんやったら、自分でよそったらええやんか!何よ、人にさせておいて!」。
 夫「恩着せがましいこと言うな!今までに『よそってくれ』なんて頼んだこと1回もないわ!そんなこと言うんやったら、もう料理作らなくてよし!そんな五月蠅く言われるんやったら俺はもうずっと外食する!」。
 私「あ、そうですか。じゃあもうご飯作りません」。
 夫「おい、待て!家事を放棄するんか。だいたいお前、何や。遊びみたいな仕事して、毎日ごろごろしてるだけやろ。家事せんかったら、お前はもう嫁やなく単なる居候や!」。
 私「じゃあやっぱりご飯作れってことでしょ」。
 夫「いや、作らんでええ!二度と作るな!」。
 私「どっちやねん!」。
 夫「うるさい、口答えするな!もうええわ、こんな飯食えるか!」
 ……夫は食べかけの飯を放棄してその場に寝っ転がってしまった。

 夫の飯放棄もよくあることなのだが、さすがに「うどんはごまだれに」ごときで、「遊びみたいな仕事」「居候」とまで言われたら、さすがの私も怒りを収めることは不可能だった。
 「わかった!もう食べんでええ!」。いつもだったら「勿体ないから食べて、お願い!」と下手に出てなだめる私が、もう最大級にキレてしまったので、それを全部ゴミ箱に捨てた。そしてまくし立てた。「喧嘩したくないからいつも我慢してきたけど、お前みたいな我が儘なヤツともうこれ以上つきあってられるか!ボケ!出て行け!今すぐ出て行け!」。
 他にももっといろいろと怒鳴ったが、よく覚えていない。とにかく私は自分が自分でなくなったぐらいに興奮していた。夫ははじめ呆気にとられていたようだが、やがて反撃に出た。
 「うるさい!お前が出て行け!ここは俺の名義のマンションや!」。あとはもう取っ組み合い。夫の襟首つかんで、このまんまどっかに「ほかしたろか(捨てたろか)!」と本気で思った。が、力で言えばやっぱり夫の方が強い。「今すぐ出て行け!」と部屋着のまま放り出されそうになった。
 その後、私は幾分冷静さを取り戻し、夫に言った。「わかった。じゃあ譲歩する。私はもうとにかくあんたとはいっしょにいたくない。本来ならあんたの方が悪いから私が出ていく筋合いじゃないけど、どうしてもあんたは出ていきそうにないから、私が出ていくことにする。ただし、もう時間も遅いし、こっちは仕事もある。今すぐ出ていくのは無理。それはわかるやろ?だから1週間ほど時間ちょうだい。その間にアパート見つけて引っ越すから」。
 が、夫はまだ興奮しており、「うるさい!とにかく今すぐ出て行け!それ以外はあかん!」。同じやりとりを5回ほどして、夫はやっと「勝手にしろ」と同意(?)した。

 とりあえず、私は仕事部屋に布団を運んで、じっくりと考えることにした。が、早い段階で重要なことに気づいてしまった。それは、「今の私じゃアパート貸してもらえない」ということだった。そう、私は勤め人じゃなくフリーで仕事をしている。派遣で長期の仕事でもしてればまだしも、今のままじゃ社会的信用はゼロだ。それでも前年度の確定申告書でも持っていけば説得しようもあるんだろうけど、去年の私の年収は100万足らず。今年はもっとたくさん稼いでいるけど、まだ数字が確定してないから示しようがないし、駄目だろうなぁ。
 実家に帰るという最終手段はあるが、それをするとイコール今の仕事を無くしてしまうということだ(自宅と取引先が近いからこそ仕事をもらえているから)。それは絶対に避けたい。私は今の仕事が好きなのだ。それに親にも面倒かけたくない。
 でも、ほんとに本気で私は夫とはもう別れたい。毎日毎日しょーもないことで怒って因縁つけてきて(いちいち日記には書かないけど、本当にほぼ毎日なんですよ)、こっちが反論したら、すぐ「出て行け!」やもん。とても耐えられそうにない。子供の件もあるし、夫のためにもやっぱり離婚するなら今しかないのではないか?
 だけど、一人暮らしに戻るとなると、やはり今の仕事を辞めて、正社員の仕事を探すか、派遣で長期の仕事を探すかしかないんだろうか?今の在宅の仕事では、金額的には私一人で暮らしていける額をもらっているけど、何しろやっぱり社会的信用がないのが痛い。

 離婚経験のあるネット上の友人に愚痴ったら、「くっくりさん、まだ余裕あるやん。ほんとに嫌になったら、仕事がどうとかそんな考えてる余裕ないよ。とにかく飛び出すよ」と言われてしまった。
 だって、飛び出すと言っても、パソコンがないと仕事にならないし、手持ちの仕事だって常にあるから、それを投げ出して出ていくわけにもいかんじゃないですか〜(T_T)。
 今日一日、夫は居間(兼寝室)に、私は仕事部屋に閉じこもったきり、顔を合わせていない。食事も互いに勝手にすませた。これからどうするか、もう少し考えてみる。

11月2日(金)小ネタ3連発

 朝日新聞がついに田中真紀子更迭論をぶちかました(って、毎日全部目を通してるわけじゃないので、前からぶちかましてたらスミマセン<(_ _)>)。私は、いくら外交が滞ろうと外務官僚ともめようと、朝日が自分たちと同じ中国寄りの彼女を見限るわけはないとタカをくくっていた。
 朝日にしてみれば、「この夏、首相の靖国神社参拝などで韓国や中国との関係が悪化した。しかし、関係修復に動いた形跡はない(今日の社説引用)」ことが許せなかったのだろう。彼女は確かに親中派はある。が、予めお膳立てされた会談で相手におべんちゃらを言ったり、安易な約束をしたりするぐらいのことであれば、他の政治家でもできる。朝日にとって大事なのは、外交上でいざ問題が起こった時(中国様や韓国様がお怒りになった時(^_^;)、プライドを捨てて謝罪と反省ができる能力があるかどうかなのだ。
 で、真紀子はと言えば、指輪を無くしてイラついて事務方に当たり散らした上、イラン外相との会談に40分も遅刻し、さらには「相手も遅れたので丁度よかった」などと無神経なことを平気で言ってしまう。そんな自尊心の強すぎる人間には、当然「謝罪・反省能力」は期待できない。
 小泉首相は、閣僚を入れ替えるような事はしないとこれまでは言ってきたが、「日本を代表するクオリティペーパー(爆)」と呼ばれる朝日新聞までが見限ったとあっては、そうも言ってられなくなるのではないか。それでなくとも、何にも知らない主婦層ならともかく、良識ある大方の日本人はもうすでに彼女を見限っているんだから。

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 昨日の朝、大阪府豊中市の市立小学校に23才の男が侵入、教師に声をかけられて逃げ出すまで10数分間、校内をうろついていたという事件があった。
 逃げ出すまでの間、教職員数人が男とすれ違っていたが、
「危害を加える雰囲気がなかった」「保護者と思った」「大きい6年生と思った(おいおい(^_^;)」として、誰も声をかけなかったとのこと。
 男は学校に侵入した際からわけのわからない事を口走っており、薬物中毒の疑いがあると見られている。幸い、児童を襲ったりすることはなかったが、そんなわけのわからん男に公然と校内をうろつかせるなんて、児童や保護者にすればたまったものではない。池田市の児童殺傷事件の教訓が何も活かされていないのではないか。

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 この前ちらっと書いたが、今私の住んでいるマンションの1F店舗部分では工事をやっている。毎日騒音がすごかったのだが、今日はやたらと静かだ……と思ってたら、何か変な臭いが。シンナーだ。ものすごい。吐き気がしてくる。窓を閉め切っても駄目。
 一旦出掛けて帰宅し、ドアを開けたところ、それだけでまたブワッとシンナー臭が襲ってきた。店の前を通った時は全然感じなかったのに。
 シンナーっていうのは空気より比重が軽いんだろうか?それで上へ上へと昇って来るんだろうか?窓を開けるとさらにえげつない臭いで、昼食を食べていても味も何も感じないぐらいひどかった。まるで化学兵器テロや!(T_T)

11月1日(木)小ネタ4連発

 「くっくり通信」ではアクセス解析というものを設置している。これは、「くっくり通信」のトップページにどこのHPから何人(何件)ぐらい飛んできているのかが分かる仕組みだ。
 圧倒的にYahooの検索画面から飛んでくる方が多く、キーワードには「在宅ワーク」「派遣会社」「派遣社員」「くっくり」「くっくり通信」などが目立つ。が、たまに
「くりっく」と間違ったキーワードを入れて飛んでこられる方もおられる。
 「へー、名前が違ってても似てるものはいちおう拾うんや。すごいな〜」と感心すると同時に、「やっぱりPC用語の『クリック』と間違えられてるな〜。紛らわしい名前やもんなぁ〜」と、ちょっと苦笑い(^^ゞ。

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 少し前に某掲示板で見た面白い投稿。
 ある左翼団体の話。
 彼らは、
1.桃太郎 2.スイカ割り 3.修学旅行で奈良や京都の神社仏閣を見学すること を、好ましくないと思っているそうだ。
 理由は以下の通り。
 1.侵略戦争を美化している。 2.視覚障害者への差別。 3.教師がこれらの場所に生徒を連れて行くことは政教分離に違反する。
 ……ここまで来ると、もはやギャグとしか思えないんですけど(^_^;。

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 今朝見た夢。
 久しぶりに朝日新聞を手に取ってみると、社名の横に小さくキャッチフレーズみたいなのが書かれてあった。よく見ると、そこには
「当社は平和謝罪運動を推進しています」と書いてあった。……トホホ(T_T)。

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 こちらは現実。
 前々から噂になっていたが、8月に小泉首相が靖国神社に参拝したことで傷ついた&憲法違反だとして、小泉首相個人及び国に対して損害賠償を求める訴訟が大阪、松山、福岡で起こされた。来月には東京、千葉でも提訴される予定だそう。
 原告の一人で僧侶の男性は、「遺族みんなが首相の参拝を望んでいるわけではない」と話していたそうだが、
じゃあわかっているはずだ……遺族の中には首相の参拝を望んでいる人も多いということを。
 首相は「話にならない。世の中にはおかしな人たちがいるもんだね」と語ったそうだが、まさにその通り。
 憲法違反の件はすでにクリアされているし(伊勢神宮参拝が問題になったことがないのを見ても明らか)、国に尽くして死んでいった人を国の代表者がお参りして何が悪いのか。国のために死んでいったのに無視されることの方が、むしろ人道に外れるものだと見るのが自然ではないだろうか。
 人それぞれ主義主張はあるだろうから、言うのは勝手だが、「気に入らない」からっていちいち訴訟を起こされたら、たまったものではない。


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