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過去ぼやき2001年10月分

人間失格田中真紀子・最終戦で出会った読者様・Qちゃんバッシング・空虚な平和論・OLビジュアル系・アフガン空爆・朝日新聞が方向転換?・虫歯じゃない・野依教授ノーベル化学賞・狂牛病・頑なな人と譲歩した人・韓国の反日ソング・吉岡MyLove・夢見るキヨミちゃん・TVタックル陽子ちゃん・日本シリーズもまあそういうことで・映画トゥームレイダー・出産か離婚か・トンデモ元長崎市長
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10月31日(水)原爆は天罰だ!

 今日、朝日の『天声人語』が、元長崎市長の本島等氏の言葉を載せていた。
 確かに氏の言うとおり、「暴力はいけない」と思う。「言論の自由を認め合うべき」という言葉自体も理解できる。が、氏がこれまで行ってきた『言論の自由』は、無知と偏狭な思想から来る言葉の暴力に他ならないのではないか?と思える部分が多い。人間として許されざる物があるように私には思える。
 いちおう説明しておくと、本島等氏は現役の長崎市長だった頃、昭和天皇が危篤状態にある時に、あえて「天皇に戦争責任はある」と発言し、物議をかもした人だ。まあ、これはいろんな考え方があると思うので、別に構わないが、問題はその後の発言の数々だ。
 1997年には、「日本が(終戦までの)過去15年間にわたってやってきた非人道的な行為を考えると、原爆の投下は日本に対する報復としては仕方がなかった。落とされるべきだった」と発言、「犠牲者を冒涜し、米軍の民間人虐殺を正当化する暴言だ」と、市民団体から抗議を受けた。
 他にも、「(日本陸軍の)第五師団は凶暴なる殺人軍団」「中国などにとっては原爆は救世主だった。(日本は)1度戦争に引きずり込んだのだから、(原爆投下は)最初から覚悟していたのではないか」「(原爆投下や東京大空襲については)天罰だ」「日本の悪魔の所業に対する当然の報い」「北朝鮮がミサイルを撃ったことは悪いことではあるが、そもそも38度線は日本人が作った」「北朝鮮に徹底的に謝罪しなきゃならん義務が残っている」
「人をだますことは、日本人の遺伝子の中に組み込まれているのではないか」 ……。
 なんと無知な、なんと偏狭的な!と、今さらながら耳を疑う発言だらけだ。それにしても、「原爆は落とされるべきだった」という言葉は、氏の地元である長崎の被爆者にはどう聞こえただろうか。人間性を疑う。
 なぜ朝日はこういう「トンデモ世界」の人をあえて持ち上げるんだろうか。……って、そういうところが朝日らしいんだけどね(^_^;。

 おまけ。
 今回の日記を書くに当たって、いろいろとネット検索してたら、にっくき(^_^;筑紫哲也の失言を発見した。
 阪神大震災の、燃え上がる神戸の町の映像を見て、彼は「温泉街みたい」とのたまったそうだ。
 「失言」というと、政治家の十八番みたいな印象があるが、いやいやどうして。こういったキャスターやコメンテーターの失言の数や下劣度は政治家の比ではないだろう。彼らの「失言集」みたいな本があれば、おもしろいかもしれない(すでにあったりして?)。

10月30日(火)B級外相

 外務省で昨夕開かれた国際緊急援助隊の感謝状授与式に、田中真紀子外相が40分も遅刻し、民間の医師や看護婦や自衛隊員ら参加者約70人が、立たされたまま待たされるというハプニングがあった。
 その映像を見たところ、最初のうちは皆じーっと立っていたが、やがてどこからともなく談笑が始まった。その場にいるお役人にクレームをつけるわけにもいかないだろうし、変なムードで何か気の毒だった。
 
真紀子外相の遅刻の理由、それはまたしても事務方とのいざこざ(^_^;。
 関係者によると、秋の園遊会招待者の外務省枠をめぐって、事務方ともめたことで遅刻してしまったそう。というのも、招待者には8月の時点ですでに招待状は発送済みで、外相には何も知らされておらず、昨日初めて招待者リストを見た彼女が「呼びたい人が入ってない!」と激怒する事態になったようだ。
 気持ちはわからんでもないが、待たされてる皆さんの気持ちもちょっとは考えてあげたら?。まずは授与式をやってから、あとでゆっくり喧嘩すりゃいいじゃないですか。
 しかも、この話にはまだ続きがあった。
 人事課長の斎木氏という人がいるのだが、この人は真紀子外相の目の上のたんこぶ的存在で、彼女に唯一反論してくる人なのだそうだ。それで彼女は以前から、斎木氏の更迭を事務方に求めていた。が、なかなか決裁が上がってこない。先ほどの園遊会の件もあり、一気に怒りが爆発したのだろう。
 そんなわけで、真紀子外相は昨夜8時過ぎ、人事課任用班の部屋に押し掛け、内側から鍵をかけた。そして、女性職員に斎木氏の人事異動通知書を作成するよう要求。が、職員は「権限がない」と抵抗。籠城は1時間半にわたったが(産経新聞による。毎日新聞には2時間と書いてあった)堂々巡りに終わったそうだ。
 ……全く、B級ニュースもいいとこですな(^◇^;)。子供の喧嘩かっちゅーねん。それにしても、もはやこんなアホなニュースでしかメディアに登場しなくなった田中真紀子って、一体……。

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 9月の完全失業率が7・8月の水準を0.3%上回り、過去最悪の5.3%に。
 米多発テロの影響が出てくるのはむしろこれからなので、雇用情勢の悪化は今後ますます深刻になるだろうとのこと。
 が、正規従業員が98万人減少しているのに対し、
パート・アルバイト・派遣社員などは64万人増加している。派遣社員や在宅ワーカーにとっては今がチャンスなのかもしれない……というのは、素人考えだろうか?

10月29日(月)離婚した方が互いのため?

 私は子供に興味がない。子育てにも関心がない。
 夫は普通に子供に興味がある。夢は自分の子供を近鉄ファンにして、一緒に球場に応援に行くことだ。
 結婚する前、子供に関する話は深くしたことはなかった。が、私が子供に興味がないことは夫も重々承知していて、「子供がほしくてお前と結婚するわけやない」と言っていたし、結婚後も何かにつけてそう言ってくれていた。
 ところが、昨夜の『EZ!TV』(フジ系列)での「親子三代近鉄ファン」という特集を見てから、夫がまた言いだした。「やっぱり子供がほしい。産んでくれ!」。そこから我が家は『朝まで生テレビ』状態となってしまった。
 
「女っていうのは、そもそも、好きな男の子供がほしいと思うのが当たり前と違うんか?」と夫は言う。確かにそれが普通なんだろう。が、私は残念ながらそういうふうに考えたことは1度もない人間だ。夫に対してだけでなく、これまで好きになったり付き合ったりしたどの男性に対しても、「この人の子供がほしい」と思ったことはない。それは以前から夫に言っていたことだ。が、夫は、そんな私の考えもいつか変わるだろう…と甘く見ていたのかもしれない。私自身も結婚前はあまり突き詰めて考えたことはなく、「もしかしたらやっぱり子供がほしくなるかもしれないし」と、こちらも甘く考えていたフシもある。だから夫ばかりを責められない。
 とにかく夫は「子供がほしい」の一点張りで、私も年齢的なことを考えたら、もうここで決断しないとあとがない。だから、こう言うしかなかった。「子供なんていらないと思いながら産んでも、私も貴方もその子も不幸になる。だから、どうしても自分の子供がほしいのであれば、私と離婚して、子供を産んでくれる別の女性と結婚して」。
 が、夫は「そんなんアカン。お前と別れるのは嫌や。それに、お前と俺の子供がベストなんや」。「でも私は子供産まんよ」。「じゃあ、別の女に子供産んでもらう」。「離婚するってこと?」。「いや、お前は本妻で置いておいて、相手には養育費払って、時々子供に会いに行く」。「……(絶句)。最低!そんなん許されへん!」。「じゃあ折れてお前が子供産んでくれ」。「……(再び絶句)」。
 いい加減、腹が立ってきた。とは言え、社会通念上、子供をほしがる夫の考え方が普通で、私の方が異常だということは自分でもわかっているので、強くは言えない。夫も次第に激昂してきた。「お前、子育てから逃げてるだけやろ!結婚したら子供作って育てるのが当然やないか!」。確かにそうかもしれないが、我が儘を承知で言えば、私は、「したくもないことを無理にして、残りの自分の人生を棒に振りたくない」のだ。
 私の母親や子供のいる友人などは、「私も子供が別に好きというわけじゃない。でも自分の子供は別」だとか、「自分の子供がどんどん育っていくのを見るのは感動的」だとか、私に対してよく言う。産んでみたら私もそう思うのかもしれない。が、そう思わない公算の方が強いような気がするし、そうなったら私はその子をどうしたらいいの?「あ〜、やっぱり産んだのは失敗やった。どうしようこの子。もういらんわ」では済まないんだから。
 最後に夫はこう締めた。「お前の言い分はよくわかった。離婚するかどうか、今後のことはちょっと考えさせてくれ」。離婚した方が互いのためなのかもしれないが、こんなこと(夫にしてみれば「こんなこと」どころじゃないんだろうが)で離婚なんてことになったら、かなり馬鹿馬鹿しいと思う。っていうか、こんなことで駄目になるような関係ならそれまでってことか?
 ああ、私がすごく子供好きな人間だったら、こんなに苦しまずにすんだのに。夫も苦しめずにすんだのに。子供好きな皆さん、私にそのエキスを分けてもらえませんか?(^_^;

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 今日、テロ対策特措法と改正自衛隊法が成立した。
 『NEWS23』で、大橋巨泉が「一国平和主義(日本だけが平和で豊かであればそれでいいという考え方)は確かにいけないが、一国暴力主義はもっと駄目」と、牽制していた。ほう、良いことを言う。じゃあ、さっそく一国暴力主義のタリバン政権、中国、北朝鮮等を倒すために、頑張って下さい。期待してます。
 筑紫は筑紫で、「わずかの期間でこういった法律が決まってしまったことは恐ろしい」とのたまっていたが、むしろ遅いくらいだって。そんな悠長にしてられる状況でないというのが、何故わからないんだろう。明日にも日本もテロに遭うかもしれんというのに、ほんとに呑気な人たちだ。

10月27日(土)直訳すれば「墓荒らし」?

 映画「トゥームレイダー」を夫と見た。前評判が悪かったので、あまり期待せずに見たのだが、意外や意外、大変おもしろかった(^o^)。
 ゲームの「トゥームレイダー」は日本では知名度はいまいちのようだが、世界では2400万本を超える大ヒット作。ゲーム内容は一言で言えば、女性版「インディージョーンズ」ってところか。
 私は数年前、パソコン雑誌のCD-ROMに入っていたデモ版ではまってしまい、1作目から5作目まで全部揃えている。Win版は日本でも簡単に手にはいるが、Mac版はなかなか手に入らず、最新作はわざわざ米国の代理店から取り寄せた。それぐらいのファンである。
 さて、映画版レイラちゃん(劇中では「ララ」と呼ばれているが、以前はこういう呼び方もされてたし、私もずっとこう呼んできている)は、ゲームのキャラそのまんまに大暴れ。アバウトで乱暴で男勝りなおねーちゃん。女らしさとは無縁だが、実にセクシーなボディと表情。
 ストーリー的には大したことはないんだろうけど(ルパン三世スペシャルを見てる感じ)、とにかくアクションが良い。見ていて実にスカッとした〜(^o^)。
 演じているのは、売り出し中のアンジェリーナ・ジョリー。彼女は役作りに当たって禁酒禁煙し、約2ヶ月半の間、アクションの特訓をしたという。ほとんどスタント無しで演じているからすごい。
 あ〜、私もあんなナイスボディになりたい〜。レイラちゃんみたいに飛び跳ねたい〜。バイクをかっ飛ばしたい〜。夫はと言うと、「あの分厚い唇がたまらんな〜」とニヤニヤしていた……それだけかい!(^_^;。
 
ひとつ残念だったのは、レイラちゃんの執事が、ゲームよりも大変若く設定されていたこと。40才ぐらいの設定かな?
 ゲームではヨレヨレのおじいちゃんが執事で、紅茶を載せたトレイを両手に持ち、レイラちゃんの大邸宅内をさまよっている(^_^;。本編には登場せず、練習面のみで登場し、アクション特訓中のレイラちゃんにとっては邪魔な存在なのだ。
 ところが、映画ではけっこう有能でクールで銃の扱いもうまいという役柄になっていた。それも悪くはないが、やっぱり執事はヨレヨレのおじいちゃんでないとなぁ…と思った次第。

10月26日(金)お願い、寝かせて!

 昨夜あれからまた夫の怒りがぶり返し、大荒れに荒れて困った(T_T)。
 夜中の2時だというのに寝室でヘビメタのCDをガンガンかけ、「近所迷惑やから止めなさい!」と言っても聞かない。どうにかこうにかボリュームを下げることには成功したが、切ろうとすると怒る。酔っぱらっているとは言え、このコドモ振りにはほとほと呆れ果てる。
 他のジャンルならともかく、ヘビメタでは到底寝付けない。もう限界! ついに私は音楽を切った。夫は「お前が音楽聴いてる時も途中で切ったんねん!」と悪態をつく。「あのなぁ、近鉄負けて辛いのは私もいっしょやっちゅーの!それを何やねん、いつまでもコドモみたいに!ええ加減にしーや!」と私が言うと、「そうですよ、コドモですよ。コドモで嫌やったら離婚せーや。出て行けや!」と、パコパコと私の背中を叩いてきた。無視していると、今度はケリが入った。それでも無視していると、……やがて寝入ってくれた。やれやれ。
 ところが、本当の地獄はここからだった(^_^;。夫のイビキの音がいつにも増してでかい。夫のイビキは今に始まったことではないが、あまりにもひどい。な、なんや、この異常な音は。あんた人間やないやろ、何かの動物やろ!?とツッコミたくなるほどの凄まじさ。
 いつものように夫の身体を横向きにさせたり、いろいろやったが効果なし。仕方ないので、イヤホンでCD(ヘビメタでなく静かな曲)を聴いて紛らわそうとしたが、イビキの音に負けてしまう。あ〜!もう!全然寝付けない。
 
気が付けば、すでに午前4時半。新聞屋さんもやって来た。いかん、これでは明日の仕事に差し支える。私は数ヶ月ぶりに隣室(仕事部屋)に布団を持って避難した。で、どうにかやっと眠ることができた。
 午前7時過ぎに一旦起き、朝の家事をすませて夫を送り出し(つーか目線も合わせなかったが)、8時頃から2度寝することにした。取引先への納品は午前中に行けばいいから、2時間は眠れる計算だ。
 で、横になってたら、またしても騒音が!今度は工事。2週間ほど前から、マンションの1F店舗で改装工事をやっているのだが、ここのオーナーの都合か業者の都合か何かはわからないが、工事をする時間がその日によってまちまちなのだ。今日のように朝8時頃から始める日もあれば、昼下がりにやってきて夜の10時頃までやってる日もある。…今日は前者のようだ。あう〜!ただでさえ寝不足で頭が痛いのに、さらにガンガン、ギリギリ、トントンやられて、もう死にそう!
 それでもどうにかこうにか眠りに落ちたと思ったら、午前9時ちょっと前に、今度は電話が!…せっかく寝付いたとこなのに〜!電話は取引先からのFAXだった。しかもこれが勘違いして送ってきた原稿(今日納品に行ったついでにもらってくる予定の原稿)。意味ないやんか、もう〜! 紙とインクの無駄!そして何より睡眠妨害!(寝てる方が悪いんだろうけど)
 仕方ないから、その時点で起きて納品に行った。帰宅後は昼寝でもしたかったが、仕事の量がけっこうあってそれも果たせず。結局昨夜〜今日にかけての睡眠時間はわずか3時間前後。く〜!元はと言えば全て夫が悪いんじゃ。どうしてくれよう……(-.-#)!

10月25日(木)日本シリーズ第5戦〜また来年!(ToT)/~~~

 ヤクルトファン及びセ・リーグファンの皆さん、日本一おめでとうございます。
 「いてまえ打線」だけが売りの近鉄。それが機能しなければどうしようもありません。昨日、今日とピッチャー陣は弱体なりに皆とても頑張ったんですけどね。ああ、日本一への道は遠く険しい……(T_T)。
 とはいえ、今日は見所もたくさんありました。
 無理な体勢ながらも懸命にバックホームした中村ノリ&必死のブロックでランナーを阻止した古久保には鳥肌が立ちました。
 死球を受けながらも必死にプレーした水口にはプロの心意気を感じました。
 ローズの2点タイムリーにはプロの執念を感じました。
 ピンチをしのいだ岡本のガッツポーズにはしびれました(この人、普段めちゃポーカーフェイス)。
 大塚の気合いの入ったストレートには涙が出ました。
 そして、最後のバッター藤井の粘りに来季の夢を見ました。
 ……試合終了後、夫は案の定、大暴れの吠えまくり!怖いよ〜!あんまし物壊さんといてや〜!{{ (>_<) }}
 数分後、少し落ち着いたかなと思ったら、今度は号泣。「みんな、よう頑張った。頑張った。頑張った……」と。ほんまに顔くしゃくしゃにして泣くんやもん。あんた、おもろすぎるわ……(;^_^A 。
 第6・7戦のチケットを確保していた(っていうかそれしか取れなかった)私たち。ほんとにガクッと来ましたが、それでも、目の前でヤクルトの胴上げを見せつけられることを思えば(6戦目はどうせまた石井一久でしょうし(T_T))、今日でケリがついた方がよかったのかもしれません。
チケット払い戻したら、夫と二人でヤケ食い・ヤケ酒じゃ〜!(^^)/ロ≧☆チン!≦ロ\(^^)
 しかし、今日の中継。主音声の解説が達川に金村、ゲストが野茂にガンちゃん(日ハムの岩本)とは。まるで副音声のようなメンツでけっこう笑えたのが救い(ほんとの副音声は元ヤクルトの岡林&元近鉄の山本カズさんだった)。

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 昨日の参院連合審査会での田嶋陽子の質問、あれは何なんでしょう?TVタックルと同じノリじゃないですか。ひょっとして彼女が国会議員になったのは、あの番組の企画か何かですか(^_^;?
 「あんた単なるクレーマー?」とツッコミ入れたくなる。質疑応答の全部を見たわけではないが、見た範囲内では、「私はこう思う」という主観的な話ばかりで、これではそのへんのおばちゃんを呼んできて、小泉首相に意見を言わせてるのと変わりない。
 TVタックルでならともかく、ああいう場で、単なる感情の垂れ流しや日頃自分の思ってることを言って終わり…となると、こっちは「税金泥棒!」と叫びたくなる。仮にも大学教授であれば、もっと論理的かつ建設的な意見を出せないものか。
 しかも、ビンラディンについては「捕まえないで言い分を聞け」。犯罪者、それもテロリストの言い分を聞けとは。こんな非常識なことを言う人間を、国会議員にしておいていいんだろうか?
 小泉首相はそれでも最初は笑顔で交わしていたようだが、次の田嶋の質問に対してはさすがに怒りを露わにした。その質問とは、「(首相は)『自衛隊員が多少死んでも仕方がない』とおっしゃった。それと同じように米軍の誤爆は多少は仕方がないとみんな思っているが、おかしい」というもの。首相は「『自衛隊員が多少死んでも仕方がない』とは一言も言っていない。いい加減なことは言わないで下さい」と、彼女をにらみつけた。
 首相が9月24日に記者団との対談で、「危険を伴うかもしれないが自衛隊に行ってもらう」と言ったのは事実だが、それをこうまで曲解されては怒るのも無理はない。
 意地悪な見方をすれば、逆に、田嶋及び社民党の方こそ「自衛隊員に死傷者でも出ればいい」と思っているんじゃないか?そうすれば首相及び与党への攻撃材料ができる。もうちょっとソフトな見方をしても、少なくとも田嶋及び社民党が、いかに自衛隊員の存在を軽く見ているかということは言えるだろう。国民の生命・財産を守るという尊敬に値すべき職業を差別的に扱ってきたのは、他でもない、「弱者の味方」を自称する社民党や共産党だ。
 昨日のNHKニュースでは「米軍の軍事報復は国家テロだ」とまで言ったそう(言論系掲示板情報)。ここでもTVタックルと同じ感覚で物を言っているようだ。
 女性の地位を向上するために頑張ってるつもりの田嶋さん。そんなあなたの言動が、さらに女性の地位を貶めていることに早く気づいて下さい。あなたのおかげで「やっぱり女は感情的でダメだ」なんて思われた日には、こっちは大迷惑です。

10月24日(水)日本シリーズ第4戦〜私も追いつめられてる?

 私はそんなに気にしていない。別に日本一にならなくたっていい。12球団の中で、そういう「逆ステータス」を持っている球団が1つぐらいあってもいい。
 それに、日本一になってしまうと、中村ノリが大リーグに行っちゃうかもしれない。選手も皆、目標を見失って来年やる気を無くすかもしれない。
 
……すみません。強がりです(^^ゞ。
 いや、ほんとに自分ではそう意識はしていないつもりなんです。なのに、日本シリーズ期間中、バファローズの夢ばかり見てしまう自分がいます。10/18に書いた吉岡から始まって、一昨日は水口とローズ、昨日は磯部とまたしても吉岡。何でそうちょこちょこと人の夢に登場するんよ。あ〜、気が休まる暇がない!
 先日は、私と吉岡がいいムードになるという自分勝手な夢を見たが(10/18分参照)、今朝見た夢はもう最悪!
 夢の中の吉岡の職業は、怪しげな物を売っているセールスマンで(「笑うせえるすまん」か!?(^_^;)、グレーの背広を着ていた。路地を歩いている彼を、遠巻きに見つめる私。そんな私を疎ましく思ったのか、吉岡が「悪いけど、つきまとわないで」と言ってきた。
 そこまで言われたら仕方ない。私は吉岡とは違う方向へ歩き始めた。が、二人とも目的地が同じ方角だったのか、次の角でも、また次の角でも出会ってしまうのだ。私が「わざとじゃないのよ」と目で訴えたら、彼は苦笑いしていた。
 一方、礒部が出てきた夢はと言うと、私が礒部に、空気をボンベみたいなもので一生懸命送ってあげるという奇妙なものだった。礒部は今シリーズまだヒットがない。それが気がかりで、きっとこんな夢を見たんだろう。
 「ファンの心、選手知らず」だろうか。いやいや、「何とか日本一を!」という声は彼らのもとにたくさん届いているに違いない。明日負ければヤクルトの日本一が決まる。ラスト1試合、全てを賭けるつもりで頑張ってほしい。たとえ負けてもいい、どうか悔いのない試合を!(でもな〜、ヘタに勝たれて大阪ドームでヤクルトの胴上げ見るのも嫌やなぁ……(T_T))。

10月23日(火)日本シリーズ第3戦〜国歌斉唱

 今日の試合を見てると、「こんなチームがよくパ・リーグで優勝できたもんやな〜」と、改めて不思議に思う。よほどパ・リーグの他球団のピッチャーの出来が悪かったのか?
 どっちにしても、負けると夫が暴れてかなわん。今日なんか途中で怒ってテレビ切ってしまうし。しゃーないから私は一人、仕事部屋に引っ込んで小さな音でテレビを見続けた。
 とりあえず吉岡にシリーズ初ヒットが出て良かった。本人も1塁キャンバスの上でホッとした顔をしてた。代打陣も川口、北川、鷹野と好調だ。北川はヤクルトのエラーを呼んで出塁した。やっぱりこの人はツイている。
 一方、投げる方は相変わらず。継投策が全部裏目に出た。つーか、誰が投げても打たれるんやけどね、ウチは(T_T)。そんな中、一人気を吐いたのが盛田。脳腫瘍という重病を克服して日本シリーズのマウンドに立つ彼の姿は感動的だった。
 また気持ちを切り替えて、明日から頑張って下さい。……お願い、大阪ドーム戻って来て。チケット握りしめて待ってるから(T_T)。

 話は戻るが、今日は試合前のセレモニーからテレビ中継があった。国歌斉唱を誰がするのか?と思って見てたら、ハネケン(羽田健太郎)のシンセサイザー演奏だった。ハネケンは嫌いではないが、やっぱり歌があった方がいい。
 日本人はとかく国歌や国旗に対しては無関心だ。というより、嫌悪感を持っている人がかなり多い。が、今日の観客の様子を見る限り、いちおう立ち上がって大人しくしている人が多かったようだ。
 両球団の選手たちももちろん、センター方向の国旗を見ながら、大人しく立っていた。
そんな中、ひときわ印象的だったのが、ローズ。メジャーリーグでよく見る光景そのものに、目を閉じ胸に手を当てて曲を聴いていた。日本人以上にマナーが良い。

 私はバファローズ系の某掲示板によくお邪魔するのだが、先日、ある人がこういうカキコをした。
 「日本シリーズでゲーム前に君が代を斉唱すると思いますが、その時は選手全員きちんとしていてほしいです。1999年の時、有利と言われていたにもかかわらず中日が負けました。君が代斉唱の時にだらけた態度をとっていた選手が中日には何人かいました。しかしダイエーは皆きちんとしていました。心構えの差が勝敗を分けたのではないでしょうか。それだけではないのでしょうが、最初からきちんとした心構えを持ち戦えば、絶対道は開けると思います」。
 この意見に対して、たくさんの人から反応があったが、それは私にとってはどれも意外なものだった。
 「私はいつも君が代斉唱のとき起立しません。それが私のポリシーだからです」。
 「強制することではないと思います。君が代に敬意を払いたい選手、そうしたくない選手、それぞれでいいじゃないですか」。
 「強かった頃のバファローズは開幕試合のセレモニーの時など選手がバラバラに並んでて、きちんと整列しているライオンズとは凄く対照的でした。こういう悪たれ球団が1つぐらいあってもいい」。
 「ローズをはじめとする外国人選手が『君が代』を歌う姿って、想像してみたら何か変だと思いません?」
 「観客に向かって『ご起立して国旗にご注目下さい』って放送流すのは、失礼。こっちは弁当食べてたりする訳だし。『君が代』って野球に関係ないし、私はいつも無視。これが球団歌や応援歌だったら、こっちの気持ちも変わってくるけど」。
 いやいや、参った(^^ゞ。これが今の日本の若者の平均的な姿なのか。
 メジャーを見てると、誰が促すでもなく観客は皆自然に起立している。
世界的に見れば、国旗や国歌に敬意を払い礼を尽くすという行為、これは『挨拶』のようなもの。イチローだって新庄だって、メジャーではアメリカ国歌をきちんと胸を当てて聴いている。
 アメリカ人にとって、また多くの国の人にとって、国旗や国歌に敬意を払うのは、物心ついた時から身に付いている習慣でありマナーなのだ。国旗や国歌に礼を尽くさない国は、後にも先にも戦後の日本だけだろう。
 しかしながら、私は『選手がバラバラに並んでいるから強い』とは思わないし、逆に『きちんとしてるから強い』とも思わない。あくまで、マナーの問題でしかないと思う。マナーは良いに越したことはない。中でもスポーツ選手というのは、多くの人間、特に子供達の見本となる立場なのだから。

10月22日(月)宇宙から地球を見れば

 今日、時間があったので、たまっていたビデオを見た。
 1ヶ月ほど前のNHKスペシャルで、木星及び太陽系のドキュメンタリー。感動した!
 太陽系には「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」と9個の惑星があるが、その中で最も大きいのが木星だ。直径は地球のおよそ11倍。あともう少し大きかったら、太陽のように自ら光と熱を発する恒星になっていただろうと言われている。
 もし太陽系に木星が存在しなかったら?あるいはもう少し誕生するのが遅かったら?逆に早かったら?…そうしたら、太陽系は今のような姿にはなっておらず、地球も生命に満ちあふれた星にはなっていなかった公算が強いとのこと。
 数年前までは、「この宇宙の中では、太陽系のような恒星系はとてもありふれたもので、地球もまたありふれた存在」というのが通説だった。それが最近、そうでもないということがわかってきた。
 針の穴を通すような稀有で幸運な偶然が幾つも重なった結果、私たち人類は存在しているのだ。ひょっとしたら、地球はこの宇宙の中で「知的生命体」のいるたったひとつの星なのかもしれない。だとしたら、ちょっと寂しい。
 こういう壮大な番組を見ていると、テロだの戦争だの狂牛病だので四苦八苦している人類の存在が、とてもちっぽけなものに見えてくるから不思議だ。
 私は自分が中学生ぐらいの頃、そう、冷戦たけなわの頃、時々こういうことを考えたものだ。
 
……各国の首相や大統領などお偉いさんを、全員宇宙船に乗り込ませて、宇宙から地球を見せてやればいい!……
 そうすれば、地球が宇宙に浮かぶちっぽけで壊れやすいガラス玉のようなものだとわかってもらえるだろう。自分たちの利害のために争う気持ちなんて消え失せるはずだ。現にアポロの宇宙飛行士の多くが、「宇宙で神の存在を感じた」と言っている。人間はいつまでも大地にへばりついてないで、一刻も早く宇宙に出て、外から地球を見るべきだ。……なんて私は思っていたのだ。
 だけど、すっかり大人になってしまった今、たとえお偉いさんたちが宇宙から地球を見たからって、簡単に手を取り合えるわけではないということに気づいた。あの頃の私の願いは、子供の感傷、甘い幻想に過ぎない。
 この世の全てのものには、始まりがあって終わりがある。この永遠とも思える宇宙にだって終わりは来る。当然、地球にも人類にも終末の時は来る。それは避けられないことだとわかってはいるが、せめてその時期を少しでも遅らせることはできないものだろうか? それは全人類共通の願いでもあるはずだ。

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 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は昨日、「反テロ声明」などを採択して閉幕した。
 中国の江沢民国家主席は、午後、日中首脳会談の席で小泉総理に対し、「テロ対策は正確な目標に向けられるべきで、無関係の人々を傷つけてはいけない」と述べた。が、私はこの言葉を信じることができない。
 10/9の日記にも書いたが、中国共産党はウイグルやチベットの独立運動に手を焼いている。
その運動を「テロ」と決めつけて粛清に乗り出したりしないだろうか。今回の「反テロ声明」が粛清の口実を与えてしまったのではないかと不安になる。
 もっとも、2008年に北京オリンピックを控えているから、それが終わるまでは特に表立った行動は起こさないだろうとは思うが……。

10月21日(日)日本シリーズ第2戦〜いてまえ打線大爆発

 (ヤクルトファン及びセ・リーグファンの皆さん、すみません。)

 「アカン、今日も負けや!」。夫はそう吐き捨てると、風呂に入ってしまった。
 私もおそらくダメだろうなぁとは思いながらも、4回裏に中村ノリが打ったホームランに何かを感じていたので、テレビの前でずっと我慢をしていた。
 すると、水口が同点に追いつく3ランホームラン!まさかあの水口がホームランを打つとは。というのも、彼はシーズン中ホームラン3本しか打っていないのだ。さすがの古田も警戒していなかったろう。
 「やった、やった!」。私は手が痛くなるほど一人で拍手をした。そして風呂場に駆け込み、夫にそれを知らせた。夫は「ふーん」と言っただけで、あまり喜んではいない様子だったが……。
 やがて夫が出てきた。が、試合は同点のまま膠着状態に。「俺がテレビの前におったら、打たへんみたいやな。もう1回風呂入ろかな」とか、またブツブツ言い出した。
 あ〜、また夫の機嫌が悪くなる……。昨日もそうだったが、私は、バファローズが負けることも嫌だが、それと同じぐらいに、夫が機嫌を損ねて八つ当たりしてくるのが嫌だった。
 やがて8回裏。夫の一番好きな選手・ローズが打席に入った時も、夫は「どうせ打たんやろ」と、テレビには目もくれずに新聞を読んでいた。ヤクルトのピッチャーは五十嵐くん(私は去年からこの子もけっこう好きなんやけども)。
 ……そのローズが打った!打った瞬間、それと分かる当たりだった!私は思わず立ち上がった。そして水口が打った時以上に激しく拍手。「やった!やった!」。さすがローズ。ほんとにアンタは偉い!
 
ふと、隣りに座ってる夫を見ると、拍手もなく声もない。「どしたん、ローズがホームラン打ったのに」と声をかけると、夫はなんと号泣していた(^_^;。「よかったねぇ。泣くほど嬉しかったんやねぇ」とからかうと、夫は「うるさいわ」と照れくさそうに笑って、ティッシュでそっと目を拭いた。
 ほんとに今日はバファローズらしい試合だった。出すピッチャー、出すピッチャーがみんな打たれ、だけど後半、一気に打線爆発で逆転勝ち。邪道な勝ち方なんだろうけど、これがバファローズの持ち味。神宮でも存分に暴れてきてほしい。
 とは言え、礒部・吉岡の「裏クリーンナップ」が、この2日間ヒットを1本も打てていないのが心配だ。特に吉岡。神宮ではDH制が使えない。1〜2戦で好調だったDH北川が、吉岡の替わりに1塁を守ることになるかもしれない。そうなったら吉岡ファンの私にとっては残念だが、日本一になるためには致し方ない。でもやっぱ寂しいなぁ〜(T_T)。

10月20日(土)日本シリーズ第1戦〜石井一久に1安打完封負け

 お願い、今日はそっとしといて……(T_T)。

10月19日(金)夢見る少女キヨミちゃん

 昨日の日記について、今日掲示板で皆さんから温かいお言葉を多数いただきました。皆さん、ありがとうございます。
 夫も昨夜は「俺も夢の中では違う女とデートしたりキスしたりしてるで〜」と笑って許してくれたんですが、今夜になって態度が急変。
 というのも、私が間違って夫のビデオテープを上書き録画してしまったんです……10分間ほど。夫が録画していたのは、「おはよう朝日です」の「芸能ナウ」のコーナー(with井上公造リポーター)だったんですが、これ、夫が毎週楽しみにしてるコーナーなんですわ。
 夫が怒るのも無理もない話なので、こちらは平謝り。なのに夫のヤツ、「何してくれとんねん!もうお前なんかええわ。どっか行け。吉岡にでも抱かれて来い!」なんて言うんですわ。もうむかついて、思わず、「こっちが良くても向こうが嫌がるっちゅーねん!」と言い返してしまったところ、ますます泥沼に……ハァ……(T_T)。これじゃ『吉岡病』も治りませんがな。

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 昼のワイドショー「スクランブル」に、毎度おなじみ辻元清美が登場。また何やかんやと言っていたようだ。
 もう辻元なんて顔を見るのも嫌なので、最初の頃はずっとNHKのニュースを見ていた。ニュースも終わり、そろそろ辻元も帰っただろう…と思って朝日放送に変えると、まーだしゃべってる(__;)。
 まあでもそのうち終わるだろう…と、後のコーナー狙いでチャンネルをそのままにして見ていたところ、私が言うのもおこがましいが、相変わらず素人考えというか、ツッコミ入れたくなるような発言ばかりで、もう脱力するばかり。「この人はどこの星から来たんだろう?」という気すらしてくる。
 国会議員か何かは忘れたけど、ある男性がテロ対策について、「友人が暴力団に脅されて困っている。なのにほうっておけ、自分さえ安全ならそれでいいと言うのか?それは人間として恥ずかしいことではないか?」と、VTRで辻元にツッコミ入れた。
 それに対して辻元は、「ここで『暴力団』とかいう言葉を出すのはどうかと思いますねぇ」と、まずお得意の「重箱の隅つつき」。そのうえで、「やられたからやり返せという仇討ち的な発想ではだめです。報復戦争は新たなテロを生むだけ。法律に則って解決するべき」と、これまた素人考えを繰り返した。
 いつまでこんなことを言ってるんやろ、この人は。事はそんな単純なものではないし、第一、アフガン空爆をひとくくりに「報復」と言うのはどうか。米国が「法に則って犯罪者を引き渡しなさい」と告げたのにも関わらず、タリバンが無視した。だから、制裁措置に出ただけのこと。それを「報復」「仕返し」「仇討ち」と悪意を持って繰り返すこの言動、これは、「アメリカはひどいんだよ」と私たちに植え付けようとする、情報操作以外の何物でもないと思う。
 最後に辻元はこう締めた。「私は明日、パキスタンに行きます。『自衛隊を出す出さない』なんて机上の空論をしてる人たちにはもうウンザリ。私は難民キャンプの現場を見てきます。彼らに何が必要なのかをこの目で見てきます!」。
 め、眩暈が……。黒柳徹子と同じことをしてどうする?国会議員のあなたが行けるキャンプなんて、ほんの入口で、比較的穏やかな場所だろう。キャンプは数多くある。本当に危険な場所、本当に貧しい場所まで踏み込めるとは到底思えない。「木を見て森を見ず」では意味がない。それこそ机上の空論ではないか?
 最初に、「この人はどこの星から来たんだろう?」と私は書いたが、こうやって考えていくと、もっと単純に……そう、「夢見る少女」のように見えてくる。というのも、
辻元がアピールしていること、それは、私が中学生ぐらいの頃に考えていたことと、寸分違わないのだ。辻元、あんたは中学生レベルか!
 まぁ、ひとりぐらい少女趣味の国会議員がいてもいいかとも思ったが、社民党や共産党の議員のほとんどがこういう考え方なんだから、笑い話にもならない(T_T)。
 そういや、社民党にももう1人「夢見る少女」がいた。ブッシュ大統領に「戦争をやめて下さい」という手紙を送った女性議員だ。議員としてもっとやるべきことが他にあるのではないか?

10月18日(木)夫以外の人に恋したことありますか?

 今日は、子供じみた馬鹿な話を長々と書きますが、どうか笑わずに最後まで読んでやって下さい。
 私の気持ちをわかってくれる方がおられたら、大変嬉しいです。

 ……今朝、吉岡の夢を見た。
 彼のことをご存知ない方も多いだろうから説明を。
 フルネームは吉岡雄二。私の応援する大阪近鉄バファローズの一塁手。1971年7月29日生まれのAB型。帝京高校卒業後、ドラフト3位で巨人に入団、97年から近鉄。98年に結婚(奥さんは私より2才年上、吉岡より9才年上)。
 近鉄が優勝した試合をテレビでご覧になった方は、覚えておられるかもしれない。中盤の守備でトンネルした上に、その後走者の頭に送球をぶつけてしまった目の細〜い人だ(-.-)。9回裏にレフト前ヒットを放ち、優勝決定満塁ホームランを打った代打の北川が打席に入った時、彼は3塁ランナーだった。
 
私は、巨人から近鉄に移って来て以来の吉岡のファン。野球選手としてより、アイドルとして見ているような感じかもしれない。彼が打席に入るたびに私の胸はときめく。去年のファン感謝デーで彼をわずか数メートルの距離から見た時は、もう倒れそうにドキドキしたものだ(#^.^#)。

 さて、夢の中で、私は吉岡と同じ職場に勤めていた。私は彼のことが好きで、いつも目で追っていた。が、彼は無口で大人しく、誰に対しても素っ気ない人だった。私と彼は口を利いたこともなかった。彼にはどうやら彼女がいるようだった(実生活ではすでに奥さんがいるんだが)。
 だけど、私はそんな吉岡が好きでたまらない。胸が苦しい。好きだと言いたい。でもきっと断られる。第一、私には夫がいる(こちらは何故か実生活と夢とが合致してる)。
 そんなある日、私と吉岡を含めた社員一同が外で何か作業をしていた。会社に戻る段になってふと見ると、彼はバイクで来ていて、そのまま直帰しようとしていた。
 私はどういう訳か、「今しかない。今言わないと2度とチャンスはない」と思った。そして、吉岡のバイクを追いかけた。「吉岡くん!待って!」。狭い路地なので彼もあまりスピードは出していない。が、バイクの音のせいか、私の声に気づいてくれない。私はそれでもあきらめずに、何度も彼の名を呼びながら追いかけた。それでも気づいてくれない。
 もうダメだ…と思ったその時、前方の信号が赤になり、吉岡のバイクが止まった。私は彼の側に行った。ようやく彼も私に気づいたようで、ヘルメットを取り、こっちを見た。
 『赤信号になって吉岡が私に気づいた』……これは運命だ、神様が背中を押したんだ……と、私は勝手に解釈し、勇気を出して声をかけた。「何度も呼んだんよ。やっと気づいてくれたね」。初めて交わす会話。吉岡は照れ笑いして、「どうしたの?」と私に尋ねた。
 「私…、私ね……」。次の言葉が出てこない。私は思わず、吉岡の胸板に抱きついた。払いのけられるかなと思ったのに、何と彼もまんざらでもなかったようで、ぎゅっと抱き返してくれた。私は驚いた。
 「なんで?彼女おったん違うん?」と訊くと、「ああ、あれダメになった」と恥ずかしそうに一言。そのまま抱き合っていると、そこにたまたま同僚がやってきた。私は慌てて離れて言い訳をしたが、何故か吉岡の方は平然としていた。

 夢はこれで終わり。う〜む、何と自分勝手な夢だろう(^_^;。だけど、目覚めて夢だとわかった時、心底ガッカリした。
 私は今日一日丸々、この夢を引きずった。自分でも信じられないことなのだが、何も手に付かない状態。
現実の恋と同じようにそわそわして、それこそ数分おきに吉岡のことが頭に浮かんできて、胸がじんじんと熱く鈍い痛みに襲われた。14や15の娘でもあるまいし、いい歳して何を考えてんねん!と頭では思うのだが、気持ちはどうにも止まらない。
 仕事ではちょっとした伝達ミスをしてしまい、恥ずかしい思いをした。スーパーに行っても、自分が何を買おうとしてたのか思い出せなくなって立ち止まってしまったり。こんな自分が情けない。夫に対しても後ろめたい。
 だけど、「私は今日も明日も、この先ずーっと、夫のために料理作って掃除して洗濯して、そんな生活をしていくんだなあ」……なんて考えると、夫には大変申し訳ないが、自分の今の生活がとてもつまらないものに思えた。
 もちろん夫は好きだし、離婚なんて考えてもみない(たまに大喧嘩した時は考えるけど(^^ゞ。でも、やっぱりどうにも止まらない。
 仕事が一段落した後、この前録った「近鉄優勝特番」のテープを出してきて、吉岡が出てくるシーンを何度も何度も見た。「カッコええなぁ」。ポーッとする。そして溜息。「やっぱカッコええわぁ」。またポーッとする。また溜息。これの繰り返し。アホみたい。
 改めて思う。吉岡が遠い存在で良かったと。これがもし、本当に仕事仲間とか身近な人だったら、もっと辛かっただろう。ひょっとしたら、夢と同じように私は暴走してしまったかもしれない。……ああ、自分が怖い。
 夢は夢。見てしまったものはどうしようもない。だけど、その夢をこうまで引きずってしまうのはどうか。
気持ちの上だけのことだけど、これもまた浮気なんだと思う。そんな自分が許せない。夫に申し訳ない。

10月17日(水)韓国の反日ソング

 昼間ワイドショーを見ていたら、「0.5」というタイトルの反日ソングが韓国で流行の兆しか?……というのをやっていた。
 「0.5」を、同じ読み方で別の意味に置き換えると、「反日」となるそうだ。
 映像を見ると、ジャニーズかダ・パンプかといった風情のアイドルグループが、皇居前や靖国神社前で踊りながら歌っている。和訳された歌詞はよく覚えてないが、「反省しなくて恥ずかしくないのか」みたいな感じだった。
 そのグループの一人がインタビューに答えて、
「日本の歴史認識が間違っているということを、この歌で気づかせたい」と言っていた。ちょっと背筋が寒くなった。
 スタジオに画面が戻った。コメンテーターの一人は、「韓国は国定教科書1つしかないので、どうしてもこういうふうになっちゃうんでしょう」と言っていたが、まさにその通りだと思う。
 特定の1つの歴史認識しか持つことを許されない国で育った彼らは、「日本人も僕らと同じで、みんな同一の歴史認識を持っている」と思い込んでいるのではないだろうか。日本では人それぞれ様々な歴史認識を持つことが(少なくとも表面上は)許されているということを、彼らは知らずにいるのではないだろうか。
 「日本は韓国とは違って教科書はいくつもあるんだよ」「歴史認識とは国によって、また個人によっても違ってくるものなんだよ」と、誰か彼らに教えてあげてほしい。

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 16日にテロ対策特別設置法案が可決されたが、前日の自民党・小泉首相と民主党・鳩山代表との党首会談は決裂したため、民主党は反対に回った。ここまで来てもまだ政党どうしの駆け引きをやってる。情けない。
 鳩山代表が反対に回ったのを聞いた菅直人幹事長は
「これでよかった。野党はノーが一番すっきりする」と、上機嫌で言い放ったという。ムカ〜ッ(-.-#)。
 野党は与党と反対の立場を取ることに存在意義があるとでも言うのか。これじゃ社民党や共産党と変わらへん。むしろ、どんな時でも駆け引きなしにとにかく「ノー」と言う社民党・共産党の方が気持ちいいぐらいだ。

10月16日(火)夫は素(す)が一番おもしろい

 うちの夫は普段、新聞を読まない。読んでもテレビ欄とスポーツ欄ぐらい。が、こんな夫も、なぜか世界的な大事件とか凶悪犯罪(特に少年犯罪)には興味があり、これらが発生した時は食い入るように新聞を見る。
 そういうわけで、夫は今回の米テロ発生以降、毎日夜遅くまで新聞を読んでいる。翌日に持ち越してでも隅々まで読んでいる。おかげで今では私よりも夫の方が、テロ以降の一連の事件に詳しくなっている。
 それは別に構わないのだが、いちいち議論をふっかけてきて困る。ご飯食べながらバラエティとか見てると、「そんなもん呑気に見てる場合か。明日にでもテロに遭うかもしれんのに!」と茶々を入れてくる。
 じゃあってんでニュースに合わせたら、どうしてもテロ&アフガン関連報道。案の定、「アメリカひどいぞ。民間人を巻き添えにしやがって。俺らまで巻き込むつもりか!」と文句たらたら(夫もご多分に漏れず「空想的平和主義者」)。
 反論したいのは山々だが、さらに文句言われて収拾つかなくなるのは目に見えている。だからってほうっておいたら、「無視するな!何様や!」と怒ってくる。
 それでも適当にあしらっていたら、さらに怒ってテーブルの上のものを払い落としたり、茶碗を箸でガチャガチャ叩き始めた。いい加減にこちらもキレて、「あんたは子供か!箸でガチャガチャはやめなさい!行儀悪いし、うるさい!」と怒ると、「うるさかったら出て行け!実家帰れ!」と怒鳴り返された(喧嘩になると必ず「実家へ帰れ」攻撃してくる)。
 『くそ〜、何で私が八つ当たりされなあかんねん!』。はらわた煮えくりかえる気持ちを抑え、じっと耐えていたら、夫が「もっとうるさくしたろか!」と怒鳴った後、さらに大きな声でこう続けた。
「この部屋にドラムセット置いたんねん!!」。
 ……私はその突拍子もない言葉に思わず笑いがこみ上げてきた。ちなみに夫は趣味でやってるバンドでベースを担当している。「はい?ドラムセット?練習用のパットのやつやのうて、ほんまもんの?」と聞き返すと、「そうや、ほんまもんや!前からほしかったんや。ほんでお前のフトンのとこに置いたんねん!寝るとこなくしたんねん!」。
 私、ずっと笑い(^o^)モード。「それはいいけど(ほんとはよくないが)、お金どっから出るのん?(^◇^;)」「俺の通帳からや!」「残金いくらあるか知ってんの?(^_^;」。そう、通帳は私が握っていた。
 「普通預金は知らんけど、定期預金の方はあるやろ!ドラムセット10個買えるぐらい貯まっとるやろ!」「10個も買うて置くとこあるん?(^。^)」「……わ〜!うるさいねん、おまえは!だ〜!!」
 と、夫は口では怒りながらも、私が「ドラムセット」で笑いのツボにはまってしまったことが嬉しかったようで(夫は昔、芸人になりたかったぐらいのお笑い好き)、それ以上暴れることはなかった。一巻の終わり。

10月15日(月)頑なな人、譲歩した人

 意外や意外。日韓首脳会談で、金大統領が、日本のテロ対策特別措置法案を事実上認めた。
 靖国神社参拝、サンマ漁問題については、相変わらず頑なな姿勢を崩さなかったようだが、とりあえず私の心配していたほどには、日本に不利には働かなかったようだ。
 韓国も来年のサッカーワールドカップを成功させるために、いつまでも頑なではいられないということか。
 ただ、小泉首相までもが歴代首相と同様、「うるさいからとりあえず謝っとけ外交」に終始したのはいただけない。先日の訪中でもそうだった。こういう場当たり的な外交をやってる限り、いつまで経っても日韓・日中関係は進展しないだろう。

 こちらも意外や意外。タリバンがビンラーディン氏引き渡し案を米国に提案してきた。アフガン空爆がようやく効いてきたのか。
 「ビンラーディン氏がテロに関与したという証拠を示せば、氏を第三国に引き渡す」という内容だったが、ブッシュ大統領は即座にそれを拒絶、「交渉する余地はない。無条件で米国に引き渡せ」と述べた。
 向こうが一方的に犯罪者を匿ってるんだから、こちらが譲歩する理由はないという気持ちはわかるが、あまり頑なになりすぎるのもどうか。
 ひとつ譲歩をすると、あとはなし崩しになってしまう恐れがあるという考えからだろうか? 「世界の警察」に妥協なし!というある種のアピールが含まれているようにも感じる。

 ビンラーディン氏が所属するアルカーイダは、「米英のイスラム教徒や子供たち、不正な米国の政策に反対する人々には、航空機には乗らず、高層ビルには住むな」と忠告、また米政府に対しては「テロを必ず実行する」と脅している。
 先日からの「炭そ菌」事件は、今のところテロとは認定されていないようだが、これで
アメリカ人が飛行機にも乗れず、高いビルにも上れず、迂闊に郵便物を開封することすらできなくなったのは事実だ。
 日本も人ごとではない。関空でも海外からの郵便物に対して警戒態勢を取ることとなった。
 しかし、アルカーイダも頑なだ。タリバンが米国に譲歩の姿勢を見せ始めている以上、いつまでも自分たちがタリバンの庇護下にいられるとは普通は考えないはずだ。本気でビンラディンと心中する気なんだろうか。

 マスコミはどこもかしこも「アフガン国民は空爆で迷惑している」という報道ばかりだが(当然だろうが)、そんな中、昨日の産経朝刊にこんなインタビューが載っていた。首都カブールの北約60キロにある北部同盟最前線の町ジャバルサラジの住民の声だ。
 「物価の乱高下が生活を直撃しているが、それでも悲しみや憎しみが渦巻いていた前よりもいい。米軍は一般市民は狙わない。暮らし向きよりも平和が一番重要だ」と、米軍の空爆を歓迎しているとのこと。
 暮らしがきつくても平和が一番……日本人の私たちは、この言葉をどう受け止めるべきか。

10月13日(土)何とかチケット取れました

 今日は日本シリーズ(近鉄VSヤクルト)の大阪ドーム分(第1戦、2戦、6戦、7戦)の発売日。チケット購入は電話受付のみ。
 朝10時から夫と協力して、ずーっと電話をしていたのだが、全然通じない。自宅の電話、夫の携帯、私の携帯を使い、ご飯もそこそこにがんばったが、一回も通じない。
 ダイヤル回線及びNTTドコモ以外の携帯の場合、「ローソン」「CNプレイガイド」では設定番号がなく、「ぴあ」にかけるしかなかった。あー、プッシュ回線にしときゃな〜&ドコモにしときゃな〜と思っても、後の祭り。
 昼過ぎに、近鉄ファンの集うネット上の掲示板に行って情報を集めたところ、「CNプレイガイド」だと比較的つながりやすいというカキコがあった。そこで、公衆電話にかけに行った。が、それでも通じない。40分ほど間断なくかけ続けたが、通じない。絶望感が広がっていく。
 日本シリーズのチケットがこれほど取りにくいとは。4年ほど前だったか、大阪ドームでのオールスターの試合は、比較的すっと取れたのに……。
 仕方なくクリーニング取りに行ったり、買い物したり、いろいろ用事をすませて、一旦帰宅した。家では夫が相変わらず電話をし続けていたが、それでも一度も通じないとのこと。
 私たちは半ばあきらめていた。リーグ優勝を決めたあのド派手な大一番(9/26の北川の代打満塁サヨナラ優勝決定ホームラン)を見ただけでも良しとしないと……。このうえ日本シリーズまで見に行こうという方が贅沢なのかも……。
 が、後に禍根を残さないようにと最後にもうひとふんばり。夕方からもう1度公衆電話に行って、「CNプレイガイド」にかけてみた。夫は横でまだがんばって携帯で「ぴあ」にかけていた。
 私たちの願いが通じたのか、
午後6時前になってようやく公衆電話が通じた! 第6戦と7戦のチケットが取れたのだ(但し両日ともに3塁敵側)。
 やれるだけのことはやった。あとは、第5戦の神宮までに優勝が決まらずに、大阪ドームに戻ってきてくれることを願う。…でも、本音は、「たとえ第6戦、7戦のチケットが無駄になってもいい。とにかく近鉄が日本一になってくれさえすればそれでいい!」という気持ち。

10月12日(金)もはや「恋」!?

 狂牛病に感染した疑いのある牛(千葉のは乳牛だったが今度は肉牛)が東京でも発見されたとのニュースが流れ、「ありゃりゃ、こりゃえらいこっちゃ」と思ってたら、夜になって「精密検査したところ、狂牛病ではなかった」との発表が。何やねん、いったい。
 最新の情報を逐一国民に流すのは、とても良いことだとは思うが、振り回される身にもなってくれよ!と思ったりもする。私たち消費者もそうだけど、業者さんたちもかわいそうだ。まさか何日か経ってから、「やっぱりあれは狂牛病でした」なんて言い出したりせんやろな。
 今回はたまたま事なきを得たようだが、今後、この問題がどこまで広がるのか。牛肉が一切食べられなくなる日が刻々と近づいているような気がする。
 昨日だったか、ワイドショーで「牛エキスは大丈夫。目や脳など危険な部分が混入している可能性は皆無に近い。なぜなら、これらの部分は、業者さんに言わせると、『混ぜると味がまずくなるからわざわざ入れたりしない』そうだから」と言っていた。
 また、別の番組では、「狂牛病の牛を食べてしまう確率は、
飛行機事故に遭う確率や宝くじで1億円当たる確率よりも、はるかに低い」とのことだった。
 そう、私たちは「恐れすぎ」なのかもしれない。狂牛病よりもテロに遭うことを、テロに遭うことよりも交通事故に遭うことを心配した方が、まだしも現実的だろう。が、「万が一」のことを考えるとやっぱり怖い。
 O-157やダイオキシン問題の時もそうだったが、今回も業者さんたちにしわ寄せが来ている。今日も、「北海道で食品加工会社の社長が、狂牛病が原因で自社の売り上げが落ち込み、それを苦に9月に自殺していたことが明らかになった」という記事が、夕刊の片隅に載っていた。
 もとはと言えば、行政の怠慢が原因だ。消費者を守ると同時に、倒産の危機にある業者さんたちも何とか救ってやってほしい。

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 昨日付けの朝日新聞夕刊によると、小泉首相の靖国神社参拝をめぐり、「精神的苦痛を受けた」として大阪や四国在住の人が、近々、国と首相を相手に損害賠償を求める訴訟を全国5地裁に一斉に起こすとのこと。
 また、靖国訴訟としては初めて、韓国に住む旧日本軍人・軍属の遺族や在日韓国・朝鮮人が原告に参加する。中国や台湾の遺族にも訴訟に加わるように働きかけているそうだ。
 日本は民主主義の国だ。訴訟の自由もある。が、外国人ならともかく、日本人がそこまでするか? 恥ずかしくないんだろうか? と不思議でならない。
 
彼らの「日本の戦争犯罪」に対するこのしつこさ、この執念、この情熱。これはもう「恋」に匹敵すると私は思う。つれない日本政府をどこまでも追いかける。振り向いてくれるまでとことん追いかける。そんな構図が浮かんで仕方がない。
 こんな訴訟が許されるのであれば、逆に、「首相は8月15日に絶対参拝すると言ったのにしなかった。精神的苦痛を受けた」として訴訟を起こす遺族が出てきてもおかしくないかも(^_^;。

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 ハリウッドのシナリオ作家たちが、米軍に仮想テロなどをアドバイス!?
 このグループの母体は南カリフォルニア大学の「創造科学協会」で、さまざまなシミュレーション訓練を展開するためのシンクタンクとして、陸軍が4500万ドルもの助成金を出して1999年に成立したとのこと。
 映画製作と同様にさまざまな仮想テロを推測、有事の際のオプションを広げるのが目的で、「ダイ・ハード」や「デルタ・フォース」などをてがけたメンバーが集い、報復テロの形態について意見が交わされたそうだ。
 しかし、米国って太っ腹やなぁ。
日本政府もこれぐらい柔軟だったら……。

10月11日(木)さっぱりわからんけど授賞はめでたい

 野依良治(のより・りょうじ)名古屋大学大学院理学研究科教授が、ノーベル化学賞を授与されることになった。日本人のノーベル賞受賞は、昨年化学賞を受けた白川英樹教授に続いて10人目とのこと。
 今日の朝刊はたいていどこもこの記事が一面トップだったようだ。1ヶ月前の米国同時多発テロ発生以降、各紙とも毎日それ関連の記事がトップだったので、正直、身につまされるというか、ピリピリした感じだった。だから、こういう明るい話題がトップを飾ると気持ちも少しは晴れるというもの。
 さて、
授賞理由だが、「キラル触媒による不斉水素化反応の研究」。……さっぱりわからん! が、ワイドショーがかみ砕いて教えてくれた。
 有機化合物を人間に置き換えてみる。鏡の前に立って右手を上げると、鏡の中の自分は左手を上げている。このように、同じ分子構造だが、左右が対称になっている化合物が存在する。それらは、左右が違うだけで有害になったり、薬になったり、そのどちらでもなくなったりするらしい。それらから人間にとって有用な分子だけを、人工的に効率よく引き出す道を開いた、それがこの人の授賞理由らしい。
 たとえば、メントールの独自の香り。これは左手に当たる分子にしかないが、独自の分子触媒「不斉合成」で、必要なほうだけを99%の割合で作れるようになったそうだ。
 う〜ん、まだいまいちピンと来ませんか? 説明が悪くてスミマセン。私も完全に理解できてるわけじゃないので……なんせ、高校時代、化学は赤点だらけだったし(^_^;。
 しかしこの先生、良いこと言ってる。「日本はダメだとか自虐的にならず、若い研究者も誇りをもってやってほしい」。日本文化を愛し、口癖は「世界を相手に研究しろ」。自分の生まれ育った国に誇りを持ち、そこから世界を見据えることのできる人は、やはり世界に受けいられる人なのだなと思う。

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 あのテロから1ヶ月。ビンラディン氏が所属する武装組織「アルカイダ」は、事実上犯行を認めた。その上、「第二のテロをアメリカで行う」と堂々と宣言している。
 日本も蚊帳の外ではない。もともと日本はイスラム社会から好意的な目で見られていたが、アメリカとともにテロと戦う決意表明をした以上、狙われる可能性はある。
 今日、「ザ・ワイド」でそのへんのあたりを特集していた。
 日本は1995年に、松本サリン事件・地下鉄サリン事件というテロに見舞われている。にも関わらず、今日までテロ対策は特に取られていない。あれだけの死傷者を出した大事件なのに、教訓が全く活かされていない。その理由は、あれを「テロ」でなくて「宗教問題」として片づけてしまったことにあると、専門家は言う。
 日本政府には「起きるかどうかわからないことに予算は回さない」という悪い慣習がある。そのため、いざ事が起こってからあたふたと大騒ぎし、対応がいつも後手に回る。
 元公安調査庁の菅沼光弘氏は、こう言う。「
どんなに厳重な警戒をしていても、テロは起きる時には起きてしまう。問題は、起きた時にどうやって被害を最小限にとどめるかということだ。たとえば生物兵器が使われた時、被害者を適切に診断し治療できる医者が何人いるか、ワクチンや薬がどれだけ揃えてあるか、それらによって被害の規模が全然違ってくる。日本で地下鉄サリン事件が起きた時、アメリカはいち早くこれを教訓にして、多額の予算をつぎ込み、いろいろと対策を研究してきている。が、当の日本はまったく立ち後れている」。
 テロを他人事のように捉えるのでなく、いつまた日本で起きてもおかしくないという危機感を、政府は強く持つべきだろう。
 某百貨店のリビング売場では、ガスマスクなどテロ対策グッズの問い合わせが一般の人から相次いでいると言う。一般人がこんなにテロに怯えて危機感を持っているのに、政治家たちは何をのらりくらりとやっているんだろうか。
 特に、未だに「自衛隊派遣は軍国主義への道だ」とか何とか言って、テロ対策立法を妨害している党や議員たちには失望する。もはやそんな理念をアピールしている場合ではない。事は急を要するのだ。全く、こんな緊急時ぐらい一致団結できんかね。

10月10日(水)虫歯のようで虫歯でない

 先日から気になる歯が数本あった。が、歯医者は怖い。行くのも面倒。というので、半月ほど放ってあった。
 とは言え、もし虫歯だったら自然治癒するわけもなく、放置しておけば確実に悪化する。そうなるとよけいに治療費もかかるし、治るまでに通院する回数も増える。やっぱり早めに行くに越したことはない。
 で、ようやく今日、かかりつけの歯医者に行った。私のこれまでの経験から言って、何本かは確実に虫歯だと思っていたのだが、診断は
「これは噛み合わせが悪いだけやね」。その部分を少し削って整えてもらっただけで終了。
 何や、わざわざ行くほどのことやなかったんか〜。とちょっと損した気分。でも、それで「安心」を得ることができたんだから、やっぱり行ってよかった(^_^;。時々ひどくなる肩凝りや頭痛も、あるいはこの噛み合わせの悪さが原因だったのかもしれない。

10月9日(火)朝日新聞が変わった!?

 今朝の朝日新聞社説から。
 【武力行使はできることなら避けることが望ましい。しかし、国際社会を標的にするテロ組織を壊滅させるには、訓練基地や軍事施設などに目標を絞った限定的な武力攻撃はやむを得ない、と考える。
 (中略)空前のテロの被害当事者でもある日本は傍観者であってはならない。憲法の許す範囲で、テロ撲滅のための国際協調行動に最大限の協力をすべきである。】

 びっくりした。信じられない。いったい何が起きたのか?
 だって、朝日新聞はこれまでずーーーっと、「いかなる場合も武力行使は悪」「報復は報復を呼ぶ」「罪もない民間人がかわいそう」「話し合いで解決を」「憲法第9条を死守せよ」「自衛隊派遣は軍国主義につながる」という論調だったんだから……。
 朝日もようやく目が覚めたか!? と一瞬喜んだが、よく考えてみれば何のことはない。
 
朝日が持論を捨てるようなこんな社説を書いた理由、それは、「中国」が今回の米国の武力行使を支持したからなのだ。朝日の本音は武力行使には反対だろうが、朝日が信奉する中国が「米国支持」に回った以上、そりゃ論調も変えざるを得ない。
 現在、中国はウイグル自治区のイスラム原理主義者に手を焼いているそうだ。しかも、彼らはタリバンとも協力関係にあるので、今回の米英による爆撃は、まさに中国にとっては渡りに船。自分たちも堂々と彼らの粛清に乗り出せるというわけなのだ。
 これら複雑な事情を考えると、今朝の社説を書いた記者の苦労が忍ばれる。ご苦労様!←皮肉(^^ゞ
 でも、事情を知らない読者が見たら、やっぱり「朝日が戦争を認めよったで!いつもと言うてること違うやん!どないしたんや!?」てなふうに驚くんだろうなぁ。今頃、社に苦情の電話やメールが殺到してたりして?
 だけど、一番焦ってるのは社民党や共産党など左翼の方々なのかもしれない。何かある度に「ここにこう書いてありますよ!」と利用してきた朝日新聞が、もう使えなくなってしまうんだから。

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 ワイドショーを見てたら、社民党の辻元清美がまたアホなことを言っている。
「自衛隊を派遣する理由がどこにあるんですか。民間で行けばいいじゃないですか。総理、あなたは日頃から『民間でできることは民間で』と言っているじゃないですか!」
 
危険地帯に民間人を丸腰で行かせろ言うんか、この女は。それやったら自分が行けっちゅーねん。ほんでもう帰ってこんでええでー(^.^)/~~~。
 しかしワイドショーってのは、どうにもこうにも。
 インタビュー録りに行く政治家は、たいがい辻元、舛添。あとは田嶋陽子に、巨泉、大仁田。せいぜいこういうメンツだ。有名人だからというのもわかるが、もっと幅広く意見を録って来てほしい。舛添以外は全然聞く気にもならん。

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 小泉総理の訪中は、米英軍の軍事行動と重なったため、ただでさえ日帰りだったのが、さらに時間短縮されるという慌ただしいものになった。突っ込んだやりとりもなく、廬溝橋と抗日戦争記念館視察でお茶を濁した形のようだ。
 まあでも、マスコミで特に大きく取り上げられていないというのは、こちらが卑屈すぎる態度を取ったわけでもなく、向こうも尊大すぎる態度を取ったわけでもない……と判断してよいのだろうか。
 だいたい、廬溝橋での銃撃事件が日中戦争のきっかけとなったと言われているけど、これは中国共産軍(毛沢東)が、自分たちと敵対している国民党軍(蒋介石)と日本軍を戦わせるために、偽装発砲した事件だった。だから
日本が中国に責められるいわれは全くないと思うんだけど。
 それにしても、ホロコーストを今もやってるような軍国主義の国に、自衛隊なんかのことでとやかく言われると、めちゃむかつきますな(-.-#)。

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 イチローが首位打者&盗塁王の2冠を獲得。
 メジャーでこの成績。すごいなぁ。立派すぎる。あんた、人間やないやろ!(今さら)
 日本で7年連続首位打者獲ったとは言え、世界で通用するかな〜と、実は私も春先は疑ってかかっていた。ごめんなさい、イチロー君。あんた、ほんまにえらい子やわ。来年もがんばりや!
 大阪近鉄バファローズのファンである手前、表立って言えなかったけど、実は私はイチローのファン(^_^;(裏プロフィール参照)。グッズも、オリックス時代のものだけど、いくつか持ってます(^^ゞ。

10月8日(月)私も強く支持

 ついに米国が軍事行動を開始した。湾岸戦争のようなビジョンの華やかさはないが、あの真っ暗闇の中で、いったい何が行われているのかと思うと、その方が逆に強烈な印象を与えたりする。
 さっそく多くの国が今回の米国の行動に支持を打ち出している。小泉首相も「強く支持する」と会見で述べた。

 この軍事行動は、厳密に言えば戦争とは言えない。戦争とはあくまで「国家間の争いを解決するための手段」であるからだ。
 米国は「ビンラディン氏を裁判にかけたいから引き渡せ」とタリバン政権に再三要求をしたが、タリバンは頑なに拒否してきた。何せタリバン及びビンラーディンの武装組織「アルカーイダ」は、国際法上に則った手続きが全く通用しない政権及びグループであり、「他の考え方は許さない。我々にはむかう者には容赦しない」という偏狭的な主義思想の持ち主だ。
 ビンラディン逮捕のために、通常ならCIAあたりがピストル構えて行くところを、向こうは大砲撃ってくるのが確実だから、それ以上の武器を持ってして向かうしかない。

 さっそく、タリバンは「何の罪もないアフガン国民が攻撃されている」と世界に発信、イメージ操作をしている。空想的平和主義者諸君はコロッとだまされるんだろうなぁ。
 もちろん、タリバンが言う前にすでに、「難民がかわいそう」という論調は、世界中のマスコミで取り上げられている。
「じゃあ、何の罪もなく殺されてしまった数千人のアメリカ人や在米外国人は、かわいそうではないのか?」と、思わずツッコミ入れたくなる。
 かと言って、米国の「我々はタリバンに制圧されているアフガン国民を助けるために攻撃を開始した」とか言うのも、かなり自分勝手な言い分だと思うが。
 しかし、パキスタン在駐のタリバン大使もひどい。「我々は解決に向けて動いているのに、なんで一方的に攻撃をするのか」と怒ってたけど、ビンラディンを引き渡す気もないくせに、それはないやろ!。さらには、「米軍の爆撃機を一機撃墜した」と発表したが、記者に「証拠は?」と訊かれると、苦笑して「とにかく撃墜した」と言うのみ。このいい加減さには、ちょっと笑ってしまう。お国柄か?

 ビンラディンの最新映像(爆撃直前に撮影されたという噂だが、具体的な日付は不明のようだ)が流れたが、本人は9/11のテロについて、「アメリカがこれまでやってきたことに対し、神が天罰を下した」と、神の正当な裁きだということを強調していた。決して自分がやったとは言ってないけど、そんなこと言われた日には、こっちは「やっぱりお前が黒幕やな」としか言いようがない。
 また、実行犯については、「神アッラーが数人のイスラム教徒をお導きになったのだ。彼らが死後神から高い地位を与えられることを願う」などと正当化して持ち上げていて、もう聞いていてムカムカしてきた。こんな屁理屈を信じる人間がこの世にいるんだろうかと思うぐらい。オウムの麻原とだぶって見えたのは私だけだろうか。
 ひとくくりに「イスラム教徒」なんて言われちゃ、他のまっとうな信者が可哀想だ。この男は、自分が彼らにどんなに迷惑をかけているかなんて、考えたこともないんだろう。
 しかし、何より許せなかったのはこのくだりだ。
「日本でも原爆で何十万人も亡くなったが、これは我々の仕業ではなく、アメリカの仕業だ」。おそらくは、「米国はこれまでの歴史の中でこんなにひどいことをしてきた」という例として取り上げたんだろうけど、おまえなんかに原爆のことでとやかく言われたないっちゅーねん!

 「終わりなき戦争」と称するマスコミも多い今回の戦争。タリバンやビンラディンに代表されるイスラム原理主義過激派が、「民族や国家はそれぞれ異なった価値観・宗教観を持っている」「いかなる理由があってもテロリズムは許されない」という当たり前の事実に気づかない限り、終わりそうにないのは確かだ。

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 高橋尚子の世界記録が、わずか1週間で更新されてしまった。ケニアのキャサリン・ヌデレバ。こんな人がいたんやね〜(^_^;。
 ヌデレバにとって、1週間前のQちゃんの19分台での新記録は、かなりの起爆剤になったんだろう。
 このニュースを聞いて、私は一瞬ガックリしたが、次の瞬間には、「これでまた新たな目標ができたね。がんばれ、Qちゃん!」と思った。きっとQちゃん自身もそう決意を新たにしたに違いない。

10月6日(土)まずはチケットを

 ヤクルトが苦しみながらもついにセ・リーグ優勝。ファンの皆さん、おめでとうございます。
 それにしても、関西では全然盛り上がっていない……当然だろうけど。ってことは、近鉄の劇的優勝も、他地方では全く目立ってなかったんだろうなぁ。
 それにしても、ヤクルトって日本シリーズ慣れしてるから怖いな〜。何せこっち(近鉄)は、シリーズ経験者が古久保捕手ただ一人。勢いだけで勝てるほど甘いもんやないやろし。心配やなぁ。
 いや、もっと心配なのは、チケットが取れるかどうかってことだ。あれこれ考えるのは、チケット取れてからにしよう。…って、私が考えてもどうにもならんのやけどね(^^ゞ。

10月5日(金)OLビジュアル系

 「OLビジュアル系」が終わってしまった……。何か寂しい。
 関西ではもともと金曜日の深夜に放送していたこのドラマ、鈴木沙理奈ファンの夫につられて毎週見ていた。
 でも、桜田門さん&関口さんが結ばれて良かった。本当に良かった。長い道のりでしたなぁ。
桜田門さん見てると、昔の自分と重なっちゃって……(T_T)。私も高校時代、片思いだった彼にあんなふうにまとわりついてたもんですわ。ほとんど相手にされてなかったけど。
 でも一生懸命努力するんよねぇ。少しでもきれいになりたいって。今時の女子高生と違って、当時は化粧なんて不良のやることだって言われてたから、せいぜいリップ塗ったり、髪の毛ブローしたり(聖子ちゃんヘア全盛(^_^;)、アイプチしたり(一時的に目を二重にする)……という程度だったけど。
 今の私はほとんどノーメイク。つーか、昔からメイクの仕方がわからないだけ(^_^;。眉毛ぐらい整えろとよく言われるが、夫が「あんな細い眉毛不自然や!気色悪い!」ってうるさい。髪の毛ちょっと茶色にしただけでも怒るし(光の加減でわかる程度よ)。でも、ノーメークで出掛けても夫に怒らないっていうのは、逆にラクチンかもしれませんな(^^ゞ。

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 テロの陰に隠れていまいち目立っていないが、狂牛病の今後が心配だ。
 最初は、危険部位(脳、目、脊髄、小腸の一部)さえ食べなければ大丈夫で、さほど騒ぐことはないのでは?と思っていたが、それがそうでもないらしい。
 カレーやスープやインスタントラーメンなどによく含まれている「牛エキス」。これもヤバイそうなのだ。さらに危険ではないはずの部位も、牛のさばき方によっては菌がついていることも考えられるそう。こうなるともう乳製品を除いて、牛は全部危ないってことになりゃしないか?
 しかも狂牛病の潜伏期間は長い。8年ぐらいだっけ? 今大丈夫でも、何年も後に影響が出てくるということだ。恐ろしい。
 昨日もちらりと書いたが、イギリスで狂牛病が明らかになって以降、日本政府は何ら対策を取ってこなかった。二の舞にならないように、いろいろと対策を取っておくのが普通だろう。
少なくとも、イギリスからの肉骨粉輸入はストップすべきだったのに。
 何か薬害エイズ事件を彷彿とさせる。あの時も、非加熱製剤が危険だとわかっていたくせに、輸入をストップしなかった。官僚と医者と製薬会社が癒着していて、人命より儲けを取ったのだ。肉骨粉を輸入し続けたのも、薬害エイズ同様、何か癒着があったのではないかという噂もあるが、牛肉は誰もが食べるものだから、そこまでの裏はないと私は思う。
 しかし、農林水産大臣は情けない。先日のニュースステーション出演時には、久米やコメンテーターにボコボコに叩かれただけで、私たちを納得させるような話は何も出なかった。国会でも「私がテレビに出て喋れば喋るほど不安にさせるようだ」みたいに言って失笑を買っていたし。さらには、他の議員たちと一緒に公開で焼肉パーティなんてのもやっていた(カイワレ食べてた菅さんもそうだったけど、食べ物でヤバイことがあると、必ずこういうパフォーマンスするんよね(^_^;)。
 全く、「そんな呑気なことしてる場合か。自分たちも被害に遭う危険性があるんだぞ!」と、怒りの鉄拳の1つも見舞ってやりたい気分。

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 昨日のロシア機墜落の謎は深まるばかりだ。
 米政府筋がいち早く「ウクライナ軍が演習中にミサイルを誤射した」との見解を発表したが、ウクライナ当局は否定、ロシアのプーチン大統領も否定。専門家の間では「機体も古かったし、単なる飛行機事故では?」という見方も出てきている。今後、これら3つの原因を視野に入れつつ、墜落原因解明へと進むことになるようだ。もっとも今の時点では、やはり誤射説が一番有力なようだが……。
 私も第一報を聞いた時は、「またテロ!?」と思った。私だけでなく、
世界中の人間が「テロ・モード」になってるような気がする。
 何でもかんでもテロに結びつけてしまうこの安易さは、あの米国テロ事件が、それだけ人々の心にトラウマや恐怖心を植え付けたってことの裏返しなんだろう。だとすれば、あのテロを計画実行した連中にとって、目的の大部分は達成できたのではないか? テロの目的、それは人々を恐怖で支配することなのだから。

10月4日(木)空虚な平和論

 狂牛病と日本の防衛問題(テロ対策含む)って、何となく似てるような気がする……政府対応の面で。
 狂牛病の場合。「ヨーロッパだけの話。日本は大丈夫」という根拠のない理由で、無責任にも何ら対策が取られて来なかった。
 防衛問題の場合。「日本は戦争はしない。巻き込まれることもない」と、こちらも根拠のない理由で、以下同文。

 これらに限ったことではないが、日本政府ってとにかく無責任。問題が起こるまでほったらかし。起こってから焦って動く。対応が間に合わない。政府見解もコロコロ変わる。国民は何を信じればいいのかわからない。

 とは言え、テロ撲滅に関しては、少しでも貢献できるようにと、小泉総理とその周辺は比較的頑張っている。テロ対策特別措置法案の成立に向けて動いている。これまでの内閣に比べたら驚異的なスピードで。
 「なし崩しに決めていいのか!」と野党は叫び、
「日本だけは平和憲法を守り続けて、国際社会の手本となるべきだ」などと偽善的なことを言い出す。が、それは日本でしか通用しない空虚な平和論だ。紛争当事国にしてみれば、「自分たちさえ平和ならいいというのか。だから貢献しないというのか。何て自分勝手な国なんだ」としか見えないはずだ。少なくとも、本気でテロを撲滅しようと考えているとは思ってもらえないだろう。
 まさか、「どう見られてもいい。とにかく憲法を死守するんだ。そのためなら他国から恨まれてもいいじゃないか」とでも言うんだろうか。あなた方が恨まれるだけなら一向に構わないが、私たちまで巻き込んでほしくない。少なくとも私は平和憲法と心中する気はない。

 非常に乱暴な言い方だが、テロ対策特別措置法については、私は「なし崩しでもいいから、決めてしまえ」と思う。こんな緊急時でもないと、政府は重い腰を上げないからだ。
 もし、これが決まらなかったら、日本は以前にも増して「自分勝手な国」と見られて国際社会から孤立するとともに、「日本は防衛面でメロメロだ。攻め込みやすい」という印象を仮想敵国(昔はソ連、今は中国・北朝鮮(^_^;?)により強く与えてしまうことになると思うのだが。
 経緯は全く違うが、戦前の日本も国際社会から孤立していた。他国と協調せず独自の路線を貫こうとした(欧米諸国の要求は理屈に合わない横暴な物ばかりだったのだから、無理もないが)。そして戦争に突入せざるをえなくなった。そんな暗い時代に再び戻りはしないか。

 「軍隊を持っている」=「戦争につながる」と短絡的に思っている人は多いが、太平洋戦争など日本が関わった過去の戦争は、日本が軍隊を持っていたから起こったのではない。国際社会で孤立していく過程で起こったということを、考えてみてほしい。
 (第一、軍隊がなければ日本はとっくに欧米の植民地にされていた。となると、現代を生きる私たちは「米国領日本人」で、個々の名前も「メアリー」とか「トム」とか欧米風になっていたかもしれない(^_^;。)
 「平和憲法がある」=「戦争には巻き込まれない」と思っている人もいるだろうが、それはこちらの一方的な都合であり、思い込みにすぎない。他国には他国の都合がある。日本が武力行使を放棄してる国であろうとなかろうと、そんなことは関知せず、攻め込む時は攻め込んでくる。

 「報復は報復を呼ぶだけ」と言う人には、「報復(制裁)をしなければ、テロを事実上容認するということになるが、いいのか?」と言いたい。「報復しなければ新たなテロを呼ぶだけ」だ。
 「何の罪もないアフガニスタン国民が可哀想だ」という意見には、タリバン政権がビンラディン氏の身柄引き渡しを拒む以上、やむを得ないと言う他ない。
 長い目で見れば、むしろタリバンを追い出してやった方が国民にとっても幸いなのではないか。極端で偏狭な思想。他の教義や主義は全く受け入れない。女性は教育も就労も許されず(未亡人はどうやって子供を養っていけばいいのだろう!?)、化粧も靴音を立てて歩くことも禁止されている。違反をすれば体罰を受ける。公開処刑も日常茶飯事。それがタリバン政権下にある現在のアフガンだ。
 また、タリバンは子供を誘拐し、臓器をパキスタンに売っているという報道もあった。タリバンの残虐行為から逃れてきた幼い姉妹のインタビューだ。
 タリバンを倒してカンボジアのように国連で暫定統治機構を置くのも1つの方法ではないかと思う。もっともこれは最終手段で、とりあえずは北部同盟で新しい政府をうち立ててみるのがよいだろう。が、北部同盟はもともと対立している組織の寄り集めなので、平和は長く続かないだろうというのが大方の専門家の見方だ。

 空想的平和主義のコメンテーターはやたら多いが、そのほとんどが米国を悪く言っている。もちろんテロリストも「悪い」としながらも、「でも、ここまで彼らを追い込んだのは米国」と、やはり最後は米国を悪者にする。
 こういう論調で思い出すのは、オウムの事件。「実行犯は悪い」としながらも、「でも、ここまで彼らを追い込んだのは日本の社会だ」とか言い出すコメンテーターが大勢いた。
 しかも、オウムの時は、大方の専門家や政治家が破防法適用に反対、ついに見送られてしまった。オウムは今も存続し、近隣住民の悩みは尽きない。今回のテロ事件でも、「元はと言えば米国も悪いんだから、軍事攻撃は止めるべき」なんて甘っちょろいことを言う輩の何と多いことか。
 偽善的なコメントはもう聞き飽きた。久米宏や筑紫哲也は言うに及ばず、大谷昭宏なんてのもウンザリ。いつも楽しみに見ていた関西テレビの「痛快エブリディ」の、木曜日の名物コーナー「モーレツ怒りの相談室
*1」も、こやつが出てるからもう見なくなってしまった(^_^;。

*1「モーレツ怒りの相談室」
 視聴者の様々な怒りを紹介し、番組が代わって解決に乗り出すというもの。相談内容はというと、役所や店の対応のまずさ、悪徳商法、マナーの悪い人たちへのツッコミ投稿など、バラエティに富んでいる。大谷昭宏は、役所関係の相談の時はやたら張り切ってコメントしてる(^_^;。

10月3日(水)新手のジャパン・バッシング?

 ニューヨーク・タイムズ紙が、「高橋尚子に薬物使用疑惑」という記事を掲載した。
 彼女が長年飲用しているというスポーツドリンクの主成分が、スズメバチの幼虫が出す分泌液であると紹介し(高木ブーと共演のあのCMですな)、この効果に疑問があるとする専門家の意見を掲載。その上で「前例のないスピードと奇妙な食習慣(人並み外れてよく食べるってことですな)は、陸上長距離界に間違いなく疑念を引き起こすだろう」と述べている。
 薬物使用疑惑と言うとたいそうだが、根拠については何も触れられていない。これを書いたアメリカ人は、日本人に対する偏見や差別意識があるのではないだろうか。少なくとも、日本人が世界新記録を出したことを快く思っていないのは確かだ。「陸上長距離界に疑念を引き起こすだろう」ってわざわざ煽ってるところなんか、騒ぎが起きることを期待しているとしか思えない。
 私たち日本人は、国際大会で優秀な成績を収めた選手に対しては、国籍や人種などに関わりなく素直に「すごいなぁ」と感嘆するものだが、他国の人はそうではないのだろうか。それとも、たまたまこの記者の差別意識が強いだけか?
「欧米人(もしくは白色人種)が日本人(もしくは黄色人種)より劣っているわけはない!」といった自意識…いや、ひがみや嫉妬があるように読みとれるのだが。
 高橋尚子の持って生まれた素質、優れた心肺機能、小出監督にして「親御さんに見せたら泣いてやめてくれと言われる」と言わしめた厳しい練習。これらを一切評価することなく、また何の証拠もなく、「薬物疑惑」だとか安易に言ってほしくないもんですな。
 だいたい、あのドリンクに効果があるかないかなんて、薬物疑惑とは全く関係ないやん。しかも「効果に疑問」って。これって、メーカーに対する名誉毀損ちゃうのん?
 出る杭は打たれると言うけど、大変やなあ、Qちゃん。以前、日本のマスコミに叩かれた時はめちゃ落ち込んだらしいが、また落ち込んだりせんやろか。心配やなぁ……。

10月2日(火)バファローズ地元最終戦

 私たち夫婦は毎年、バファローズの地元開幕戦と最終戦は必ず観戦に出掛けている。
 例年であれば、最終戦の頃にはもう優勝も決まっていて(当然優勝は他のチームで、バファローズの成績は振るわない)客席はガラガラ。しかし、今年は優勝がかかっていたし、「ひょっとしたら優勝がなかなか決まらずに、最終戦までもつれたりして」という不安があったので、最終戦のチケットを予め購入してあった。当日席取りに並ばずにすむ、内野の指定席だ。
 今思えば、よくこの席を取っておいたと思う。後で思わぬ出来事があったからだ。ま、それは後で書くとして。
 試合は、1回裏にバファローズが中村と川口のホームランで4点先取。が、この試合で点を取ったのはこれだけだった。2回か3回ぐらいに遅れて到着した夫は、ついに味方の得点シーンを見ることはできなかった。かわいそう(T_T)。
 56号新記録のかかったローズには、結局ホームランは出なかった。第4打席だったか、めちゃおしい大ファールを打った時は、観客全員「行った〜!」と一瞬喜んだのだが…。まぁ一瞬でも喜ばせてもらったから良しとしよう(^_^;。
 1点リードしている場面で迎えた9回表、相手チームであるオリックスの攻撃。後ろにいた中学生の男子たちが口々に、「オリックスに打たせろ!」「同点にしてやってくれ!」と叫んだ。そう、もし9回裏の攻撃があればローズにもう1度打席が回るのだ。
 夫は、「彼らは世間というものをわかってないな」とかカッコつけていたが、自分はと言うと、
「最初から試合をやり直してくれへんかな」とか「ホームランが出るまでローズに打たせたったらええのに」とかわけのわからん我が儘をごちゃごちゃと。どっちが世間をわかってないんだか(^_^;。
 結局、ピッチャーのバーグマンがオリックスを三者凡退に打ち取って、あっさり試合終了。喜びともため息ともつかないムードが観客席に漂う中、私に声をかけてきた女性がいた。
 「あの〜、くっくりさんですよね?」
 それは、「くっくり通信」によくお越し下さっている読者の「りゃん」さんだった。1月のオフ会でお会いしたことがあって、私の顔を覚えていてくれたらしい(私がお出かけ用「こくっくり」を手に持っていたこともあるようだが(^_^;)。
 いや〜、びっくりした。思わぬ場所で思わぬ出会い。彼女は私が座っていた列から少し右の方の列にいたとのこと。例年だったら確実に外野席にいた私だが、今年に限っては内野のこの席にいたことを、大変幸運に思った。
 時間も時間だったし、試合後のセレモニーと、帰り道に駅までご一緒するぐらいで、あまりゆっくりお話できなかったのは残念だった。でも、声をかけていただいて本当にうれしかったです。りゃんさん、ありがとうございます。また今度ごゆっくり(^o^)。
 そうそう。9/30に書いたが、ダイエーの投手がローズの記録阻止のために敬遠気味のボールばかり投げた問題で、コミッショナーから「そんなことするな」という声明が出たのだが、当のダイエー・若菜コーチには全く反省の色がないようだ。「うちとの試合で打とうというのが間違い」とか言ってる。ムキ〜、腹立つ(-.-#)!
 声明が出たこともあったんだろうけど、今日のオリックスのピッチャーたちは正々堂々と勝負してくれた。ありがとうと言いたい(って、普通は勝負して当たり前のはずなんだけど…)。
 バファローズの試合は、残りあと1つ。たぶん新記録は無理だろうなぁ〜と思いつつも、やっぱり期待してしまう。がんばれ、ローズ!

10月1日(月)政治家以前に人間失格では?

 ここしばらくブラウン管に登場する回数が減っていた田中真紀子大臣。原因は「テロ対策」から追い出されてしまったことにあるらしい。官邸との不仲がまだ解消していないようだ。そんな彼女が久々にやってくれた。
 テロ問題に絡んでのパキスタン訪問の仕事を「これは小泉・福田のワナね。私は行きたくない」と、副大臣に振ってしまった件で、真紀子大臣は会見で「『中東は国によっては女性だと会見ができない』という話が、野上事務次官から何度かあった」と、まるで野上氏が止めたかのような発言をした。言われた本人はたいそう怒ったという。
 ところが後日の会見では、前言をあっさり撤回。「臨時国会の開会式に間に合わないから。大臣は国会開会式に必ず日本に戻っていないといけないという話が、党からもあった」と、今度は党のせいに。
 
発言を短期間でコロコロと翻してしまうこと自体も許せないが、自分のしたこと(しなかったこと)を「〜に言われたから」と責任転嫁するのには、正直、呆れ果てる。
 政治家は時として嘘をつかなければならないこともあろう。特に外務大臣のように、他国と政治的攻防を繰り広げる立場にあればなおのこと。国益を考えれば、「馬鹿正直」ではいけない。表向きはAと言っていても、水面下ではBに向けて動く…そういった事態は多々発生するかと思う。
 だが、今回の騒動はそれらとは全く違う。単なるオバサンのわがまま、言い訳、そんなレベルだ。政治家として以前に、人間として全く信用ならないタイプの人だと思う。
 実際、大臣の発言が変わったことについて、外務省首脳は「会見では嘘をつかないでほしい」と言ったそう。全く、小学生じゃないんだから。言われた方も情けないが、言う方もさぞや情けなかったことだろう。
 でも、こういう嘘つきで、わがままで、他人のせいにするタイプの人って、どこの職場にも1人はいそう……(^_^;。


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