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過去ぼやき2001年9月分

歌舞伎町ビル火災・南紀勝浦の旅・高祖議員派が次々逮捕・ホテル代水増し疑惑で逮捕・松山千春のコメント・北朝鮮よ借金返せ・たまには真紀子に賛成・頭痛がひどい・バファローズもこれまで?・女子中学生手錠死亡事件の犯人は教師・相米慎二監督死去・狂牛病・ビデオ買い換え・父の見舞い・高橋尚子が世界新記録・…後半は延々と米国同時多発テロ及びバファローズ優勝関連(^^ゞ
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9月30日(日)高橋尚子が世界新

 高橋尚子がベルリンで世界新記録を達成した。それも長年「壁」と言われていた2時間20分を切るタイム(2時間19分46秒)で。すごい!おめでとう!\(^O^)/
 私はちょうどこの時、スポタカ(スポーツ・タカハシ)にいて、ゴールの瞬間を見守ることができた。
辛そうな顔で走っていたのに、ゴールしたらニッコリと普段の明るい笑みを取り戻し、「まだまだ走れるよ」という顔をしているのには驚いた。
 彼女は以前は「本番に弱い」と言われていた選手だが、ここぞという大舞台では何故かいつも勝ってきた。どこにそんな精神力があるんだろうと、不思議に思う。特に今回は、五輪後初のフルマラソンだし、誰もが「世界新記録を」と期待をかけていたレース。プレッシャーは相当なものだったろうに。ほんとにすごい。
 夫は「金メダルも獲ったし、新記録も出したし、張り合いがなくなってまうんちゃうか?」と心配している。が、私はそんな心配は無用だと思う。
 彼女はこれまで以上に世界の注目を集めるランナーとなった。世界中のライバルが「打倒・タカハシ」を目標にするだろう。気を抜いている余裕はない。また、世界中のマラソンファンも彼女にこれまで以上に注目する。金メダリストかつ世界記録保持者として、恥ずかしい走りはできないはずだ。
 何より彼女自身、「走ることが大好き」という素晴らしい資質を持っている。彼女が「走ること」を嫌いにならない限りは、少なくとも「張り合いがなくなって走る気を無くす」なんてことにはならないと思うのである。

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 一方、イチローは新人最多記録安打を90年振りに更新した。高橋尚子と言い、イチローと言い、日本人の底力ってすごいなあ。素直に感動してしまう。
 ところが、同じ野球でも海のこちらのプロ野球では、がっかりすることが起きた。近鉄VSダイエー戦。ホームラン新記録56号を狙うローズが、まともに勝負をしてもらえない。怒ったローズ、最後はボール球でも思い切り振っていた。
 ダイエーの王監督は、「敬遠の指示はしていない」と言ったが、若菜バッテリーコーチが、「ローズはいつかアメリカに帰る選手。そういう選手に王監督の目の前で打たれるのは困るから」と、ぽろりと本音をこぼした。全く情けない。プロ野球ファンに対して恥ずかしくないのかと思う。

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 昨夜のチャットで、常連さんから「ダンベルは肩凝りや貧血に効くよ」という話を聞き、今日さっそく1kgのダンベルと教則本を買ってきた(それでスポタカにいたというわけ(^^ゞ)。
 帰宅後さっそく軽くチャレンジしてみたが、10回も持ち上げん間に辛くなってGive Up(^_^;。……でもまぁ毎日ちょっとずつ頑張って行くつもり。

9月29日(土)非常識人間に国境なし

 マンハッタンのビル崩壊現場に見物客が押し掛けているそうだ。写真・ビデオ撮影が禁止されているにも関わらず、こっそりと撮影する輩もいるとのこと。全く呆れた話だ。
 そういや日本でも、阪神大震災直後に同じような輩がたくさんいたっけ。私が震災当時に正社員として勤めていた会社の上司もそんな一人だ。
 私のいた支店では神戸方面に自宅がある人が何人かいて、そのうち数人は避難所暮らしを余儀なくされていたのだが、その中にA君という人がいた。
 同じく神戸方面に住みながら自宅に被害を受けなかったB君は、電車が復旧するまでの間、毎日A君を車で避難所まで送ってあげていた。
 その日も、B君はA君の車に同乗して帰宅しようとした。そこへ上司が「待ってくれ、俺も連れていってくれ」と言って、車に乗り込んできたそうだ。
「神戸方面に用事ですか?」と二人が尋ねると、なんと上司はこう答えた。「いや別に。ただ被災地を見たいだけ!」。そして、その手にはカメラが。
 A君もB君も、夜遅くまであちこち連れ回されたそうだ。二人ともそれでなくても心身共に疲れているというのに。何たる無神経!何たる非常識! これには社員一同激怒したものだ。
 「他人の不幸は蜜の味」というが、たとえ本音は「被災状況を生で見てみたい」であっても、死傷者や遺族のことを思ってそれを自粛するのが、大人の対応というものではないか。全く、日本人もアメリカ人も、非常識な人間につける薬はなさそうだ。

9月28日(金)長嶋監督退任

 中日の星野監督、オリックスの仰木監督に続き、ついにあの長嶋監督も今季限りで退任!
 このニュースは夕方のトップを飾った。優勝した近鉄ですらトップを取れないのに…(マイナー球団だから無理もないか(^_^;)。
 後任は原ヘッドコーチとのこと。長嶋さんの後だと誰がやっても色あせて見えるが、原ならキャラも路線も長嶋さんに近いものがあるし(特に、何を言ってるのかよくわからんところとか(^_^;)、人気もまずまずだし、順当なところではないだろうか。
 実は私は大のアンチ巨人である。
 マスコミに贔屓される。金に糸目をつけない。よそから良い選手をたくさん引っ張ってくる。そのため素質ある生え抜き選手の飼い殺しが多い(おかげで吉岡を近鉄にもらえたけど(^^ゞ)。そういったところが大嫌いだ。
 とにかく、こんな金満球団は漫画やドラマの中では絶対悪役だ! 巨人ファンの人は、テレビで巨人戦しかやってないからファンになっただけで、他球団の試合をもっと見る機会があれば、おそらく半分以上は他球団に流れるのではないかと思ったりもする。まぁこれは、マイナー球団のファンのひがみかもしれないが(^_^;。
 あ、巨人ファンの皆さん、怒らないで! もうちょっと読んでね(^◇^;)。
 ……アンチ巨人の私だが、「巨人」という集団が嫌いなだけで、個々の選手に全く恨みはない。それどころかけっこう好きな選手が多い。上原とか松井とかわりと気に入っている。清水なんかも渋くて良い。桑田や元木はちょっと勘弁してほしいけど(^^ゞ。
 特に、長嶋さんは大好きだ。「好きな野球人を10人挙げろ」と言われたら、必ずそのうちの1人に挙げる。
 長嶋さんの現役時代は、私はまだ小さかったため記憶にない。最初の監督時代も、まだ小学生〜中学生になったあたりなので、ほとんど記憶にない。それでも気づいた時にはなぜか好きになっていた。
 
大阪はアンチ巨人が大変多いが、私のように長嶋さんは別だという人はたくさんいる。夫も私以上にアンチ巨人なくせに、長嶋さんは好きだと言う。悔しげに言う(^_^;。よく特番で長嶋さんの昔のおもしろいVTRなんかをやっているが、そんな時は夫婦そろって楽しく見ている。
 なぜ、長嶋さんはアンチ巨人にも愛されるのか。
 明るさ。無邪気さ。天真爛漫さ。一生懸命さ。屈託のない笑顔。サービス精神。フィーリング。ユーモア。長嶋流英語。バントのサインを出す場面で、つい「バント」と口に出してしまって敵に見抜かれたりするドジさ加減。
 いろいろ挙げられるけど、何と言っても好かれる一番の理由は、「野球を愛して止まない人だから」ではないだろうか。それも巨人のことだけでなく、常に球界全体のことを考えている。そんな姿勢が全プロ野球ファンに届いているのだろう。こういう野球人は稀有だと思う。
 そんな長嶋さんが辞めてしまう。私でも寂しいんだから、巨人ファンはもっと寂しいだろう。でも長嶋さんももういい歳だし、このままいつまでも監督をやれというのも酷な話だ。今季は「絶対優勝できる、優勝しないわけがない」戦力で優勝を(ほぼ)逃がしてしまった。ここらが、潮時なのかもしれない。長い間、お疲れさまでしたと言いたい。今後は、解説で期待してます。
 余談だが、阪神の野村監督のことが気にかかる。何しろこの人の長嶋さんに対する敵愾心はただものではない。長嶋さんがいなくなったらやる気をなくすのではないか?来季の阪神は大丈夫か?……と、よけいな心配をしたりする私。

9月27日(木)それでもまだ自衛隊派遣に反対しますか?

 昨日撮った写真です。ウデが悪くてすみません(^^ゞ。

優勝の瞬間。青いユニフォームは対戦相手オリックスの諸君 歓喜の胴上げ(真弓コーチ?)
ほんとに優勝したんやな〜。思わず再確認 9回に4点入ってサヨナラ勝ち。エラー(E)2は吉岡(^^ゞ
代打逆転満塁優勝決定ホームラン(史上初)を打った北川 場内パレード中。ローズ(左端)はいつも愛想がいい

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 臨時国会が召集され、小泉首相が所信表明演説を行った。具体性には欠けるものの、「テロとの戦いは我が国自身の問題である」という基本精神は評価したい。
 が、自衛隊後方支援について、世論はまっぷたつに分かれているようだ。
 日テレの世論調査によると、自衛隊を派遣すること自体には賛成という人が多かったが、武器・弾薬の輸送については反対が賛成を若干上回った。また、アメリカが報復措置を取ることについては反対が賛成を大きく上回った(ちなみに専門家によると、日本では「報復」と訳されているものの、本来は「制裁」という訳が的確らしい)。
 街の声を聞いてみると、自衛隊派遣に反対している人はこういう意見が多い。

 ・戦争に巻き込まれたくない
 ・私たちの子供や孫の世代が戦場にかり出されるのではないかと不安だ

 つまり、「我がさえ良ければそれでいい」のか。「よその国のこと」なのか。だとしたら、全く身勝手で想像力のない人たちだと思う。
 米国テロでは日本人にも多くの犠牲者が出た。アメリカ人の消防隊員たちや警察官たちもまた、彼らを救助しようとビル内に入って命を落とした。彼らは、アメリカ人を助けようとして中に入ったのだろうか。いや、違う。人種・民族の区別なく助けようとしたはずだ。そんな彼らのことを自衛隊派遣反対派はどう思うのか。それでもまだ「日本人さえ平穏無事ならいい」と言えるのか。
 だいたい、「平和憲法、平和憲法」と言うが、その前文では国際協調主義が貫かれているはず。
これは、もし他国に困っている人がいたら助けなさい、ということではないのか?「日本さえ良ければ」は、憲法の精神に反しているのではないか?
 「戦争に巻き込まれたくない」と言う人は、わかっているんだろうか。自分たちもテロの対象となりうることを。
 
テロリストにとっては、自分たちの主義主張を支持しない者は全員敵なのだ。特に、アメリカの同盟国であり、同じ資本主義・西欧文化主義国家である日本は、十分に標的となりうる。つまり、日本はもうすでに「巻き込まれている」のである。
 ……ある日突然、東京の上空に国籍不明の飛行機が現れる。現行法ではその飛行機を攻撃できない。何や何や?と騒いでいる間に、ヒューッと爆弾が落ちてくる。あるいは生物兵器や化学兵器が降ってくる。多くの死傷者が出る。そうなって初めて、自衛隊は反撃できるのである。
 私が日頃口を酸っぱくして「このままでは、平和憲法の名の下に日本人は死んでしまう」と言っているのは、まさにこういうことなのだ。言っておくが、これは明日にでも起こってもおかしくない事である。
 米国テロ発生以降の一連の流れを、未だに「対岸の火事」だと思っている人や、「自衛隊派遣=戦争への道」と短絡的に考えている日本人は実に多い。特にそれが母親の世代に多いというのが、私は情けない。
 そろそろ「自分と自分の周囲のこと」として、受け止める勇気を持ってほしい。「戦場にかり出される」どころではない。もはや日本の国土全体が「戦場」となりうるのだ。
 それを阻止するにはどうすればいいか。テロを撲滅するにはどうすればいいのか。テロのない平和な世界を実現するにはどうすればいいのか。日本は何ができるのか。何をすべきなのか。それを現実的に考えてみてほしい。

9月26日(水)胴上げをこの目で見た!

 「ミラクル」という言葉は、長嶋巨人のためだけにあるのではない!
 見ましたか、皆さん。今夜の近鉄VSオリックス戦を! 私は見ました、この目で。生で。
 9回裏で3点負けている場面。誰が近鉄の勝利を予想できたでしょうか。
 ノーアウト満塁。逆転するにはホームランしかありません。まさかねぇ。漫画の「ドカベン」じゃないんだから、そんなうまくいくわけないって…。と思ってたら、なんと、なんと!代打・北川が本当に逆転満塁ホームランを打ってくれました。奇跡の逆転勝ち。リーグ優勝です!
 
北川がナインにもみくちゃにされながらホームイン。梨田監督の胴上げが始まってようやく、私は我に返ったように隣の夫にしがみつきました。「優勝したよ!優勝したんや!」。思わず涙がこぼれました。夫は「うんうん」とうなづくだけ。夫は私以上の近鉄ファンです。無理もありません。
 こんな感動的なことは、私の37年間の人生でほとんど初めてです。
 思えば1979年、日本シリーズの近鉄VS広島戦。今や伝説と化している「江夏の21球」で日本一を逃した試合をテレビで見た時、「これは私が応援してやらなあかん!」と変な決意をしてしまい、以来、ずっと近鉄バファローズを応援し続けて来ました。1989年の優勝は自宅で見届けました。そして今年。ついに目の前で優勝の瞬間を見ることができたんです。ああ、この喜び。この興奮!
 とにかく今日の試合、ドーム内はすごい熱気でした。私の右隣に座っていた3人が全員「でぶちん」(^_^;のおにーちゃん。前もなぜか「でぶちん」のおにーちゃん。そのうえみんな、ビールやらコーラやら何杯もあおるし、マクドのハンバーガーばくばく食べるし。見た目ですでに暑苦しい(^_^;。
 満員の観客の9割以上は近鉄ファン。一投一打ごとに「うぉぉぉ」というものすごい歓声。ドーム全体が揺れているよう。
 中盤、私の大好きな選手である吉岡(元巨人)が、トンネル及び走者の頭に送球を当ててしまったエラー2つで3点を取られた時は、正直、涙が出そうになりました。きっとすごく、ものすごく緊張しているんだ。身体が固くなってるんだ。他の選手もきっとそうだ。普段の「のびのび」さが見られない。みんなガンバレ。別に今日優勝しなくてもいいんだから。力を抜いてガンバレ! 普段通りの野球を見せてくれ!…観客のそういう声援や祈りが一つになって届いた優勝だったのかもしれません。
 しかし、北川。すごいなぁ。小動物みたいな愛くるしい顔して、やることが凄い!よう阪神から獲っといたもんや。
 だいたい2年連続最下位のチームが優勝するなんて、それだけでも奇跡ですな。ああ、もう書き出すとキリがありません。とりあえず、今日はこんなところで。写真をいっぱい撮ったので、うまく撮れてたら明日掲載します。近鉄ファンの皆さん(いるのか?)は、乞うご期待。
 では、今から特番を各局見て回ります。睡眠不足は否めませんな……(^^ゞ。

9月25日(火)「世界の王」にガッカリ

 昨日のローズの55号ホームランに対する、王監督のコメントを聞いて呆れた。
 「55号まであと1本になってたわけだから。まあこのあと、もう1〜2本打つかどうかはわからないけど」……。
 ダイエー(現在王さんはここの監督)がロッテにボロ負けして、優勝がほぼ絶望的になってしまった後のインタビューだったので、ニコニコしていられないのはわかる。「外人」に並ばれて悔しいのもわかる。が、それにしてもだ。そんな言い方ないんちゃいますか?
 
別にしかめっ面のままでもいい。ただ、「よくがんばった」とか「おめでとう」とか、同じ野球人として、そして37年間単独でその記録を保持し続けた者として、「世界の王」として、そのぐらい言えないか?
 1986年だったか、阪神のバースがあと1本で王さんの持つ55号に並ぶという巨人との最終戦で、巨人のピッチャーはバースに対してストライクを投げなかった。バースにホームランを打たせたくなかったのだ。結局バースは54号止まり。当時の巨人の監督は王さんだった。私はこの時は、「王さんはバースを敬遠しろなんて指示をピッチャーに出したりしてないはず。きっとピッチャーたちが王さんに気遣って自主的に敬遠してるんだろう」と思った。
 が、ローズに対してこんな態度を取られた以上、「ああ、何や。バースの時も敬遠の指示出しとったんかな。世界の王なんて言われてても、肝っ玉は小さい人なんや」って思わざるを得ない。どう思いますか? 野球ファンの皆さん。

 明日の大阪ドームでの試合で、近鉄が勝つか(条件によっては)引き分ければ優勝が決まる。12年間待ちに待った胴上げを、この目で生で見られるかもしれない。這ってでも行く! いや、死んでも行くぞ〜!\(^_^;)/

 ちょっと気が早いけど、優勝セールの概要はこちらを。http://www.sankei.co.jp/html/0925side088.html

9月24日(月)猛牛ついにM1!

 大阪近鉄が今日西武にサヨナラ勝ちして、ついにマジック1。優勝に王手をかけた。
 しかも、この試合でローズがついに、日本記録に並ぶホームラン55号を達成した。
55号は1964年に王貞治氏(現ダイエー監督)が記録して以来、37年振りのことだ。ちなみに1964年は私が生まれた年。どんなにすごい記録なのかというのは容易に想像がつく。
 夕方から買い物に出た私。それまで自宅でテレビ中継を見ていたのだが、出掛ける時点で西武に勝ち越されていて、しかも回はもう8回だったため、「ああ、今日はもう負けやなあ」と半ばあきらめていた。それだけに、出先の駅の売店で、スポニチ夕刊の「ノリ(中村紀洋)劇弾45号/近鉄サヨナラ」の文字を見た時は、心底びっくりした。
 バファローズのどこにこんな底力があったんだろう。思えば昨日も日ハム相手に1-0で勝った。投手陣が弱いチームだから、1-0で勝つなんて試合は、ほんと、らしくないのだ。やはり優勝するチームというのは、何かしら、要所要所で奇跡的な勝ち方をして、例年とは違うものを見せつけたりするもんだなあと、しみじみ思う。
 これで、26日地元胴上げの可能性も夢ではなくなった。チケット確保しておいて本当に良かったと思う。あの時(20日の夜)はまだ、優勝するかどうか半信半疑だったのだが…、いや、今でもまだ100%優勝すると確信しているわけではないが(^_^;。
 それにしても、ローズ。55号が出て本当によかった。54号以降足踏みしていたので、夫も私も我が事のように心配していたのだ。特に夫の思い入れはすごい。夫はローズと同い年。しかも、ローズが入団した年、藤井寺球場で彼のサヨナラホームランを2本目撃した経験を持つ。この年、ローズは3本のサヨナラホームランを記録したので、夫はそのうちの2本を見たということだ。だもんで、夫にとってローズは、現在のチームの中で一番好きな選手なのだ(ちなみに私は吉岡が一番好き(^_^;)。
 ローズは55号を打った直後、涙を流したと聞く。記録を達成した喜びもあろうが、それよりもプレッシャーから解放されてほっとしたから…という気持ちが大きかったような気がする。ローズ、おめでとう。心からお祝い申し上げます。願わくば、26日、新記録56号を放ってチームを優勝に導いてください。そうすれば、もう私たち夫婦には何の心残りもありません(^◇^;)。

9月23日(日)父の見舞い

 十二指腸潰瘍で入院中の父の見舞いに奈良へ。思っていた以上に元気だったので安心した。
 父曰く「ストレスで潰瘍ができた」。
 父は定年後、同じように定年になった会社仲間たちの会の幹事をしている。年に1度ほど泊まりがけの旅行が企画されるのだが、その幹事をなぜか父が毎年やっているのだ。他の人に回そうとしても、みんな「君が一番適任だ」とか言って、半ば押しつけられているらしい。確かに、父がやるのが一番効率が良いらしいのだが(年令がみんなのちょうど真ん中で、上の世代と下の世代の両方をよく知っている等)、それでも我が儘を言う人がいたり、直前でキャンセルする身勝手な人がいたり、いろいろ心労が耐えないらしい。
 あとは、孫の面倒を見るので気疲れしたり、母がぎゃーぎゃーと文句言ってうるさいので疲れるとか(これは今に始まったことではないと思うが(^_^;)、とにかく最近富にストレスがたまっていたそうだ。
 見舞いに来た私と夫を相手に、父は数十分ぼやいていた。まぁこれだけ元気があれば、大丈夫だろう…と、胸をなで下ろして病院を後にした。
 その後、近くの実家をついでに訪問。母が、1ヶ月ほど前に買ったプリンタをまだ箱から開けてもいないというので(接続の仕方がわからんそうだ)、私と夫で設置。そのうち、妹夫婦とその娘もやってきて、父が入院中でひっそりしていた家は急ににぎやかになった。
 「お父さんに悪いなぁ」と言いつつ、みんなで近くのレストランへ夕食を食べに出た。食事での話題は妹に集中。
 妹は大阪の某専門学校で講師のバイト(契約社員?)をしているのだが、仕事がハードで終わるのはいつも9時10時。精神的にも気苦労が耐えず、体重が38キロにまで落ちてしまった。妹の身長は150cm代後半だから、もう見た目にもゲッソリ痩せすぎ。
 みんなで妹に「そこまでして頑張っても、学校は何も面倒みてくれんのやろ。辞めなさい」の大合唱となった。妹も「何とかして早急に辞めないと、身体壊すし家庭もうまくいかなくなる」とわかってはいるようだが、姉の私と違って、とにかく生真面目でお人好しなので、ちゃんと辞めることができるかどうか心配だ。

9月22日(土)やくさんから小包

 1ヶ月ほど前から、原因不明の頭痛に悩まされていた。偏頭痛用にともらっていた頓服薬も効かない。今朝、頭痛がいっそうひどくなったので、病院でCTスキャンしてもらった。結果は異常なし。「緊張性頭痛」で片づけられてしまった。痛み止めの注射打ってもらい、薬をもらって帰ってきた。
 まだ頭痛が収まらない中、帰宅してみると、時々ファンレターを送っている
漫画家のやくみつるさんから、小包が届いていた。感激! おかげで頭痛もだいぶ収まった。
 中身は氏の最新著書と、10ヶ月遅れの年賀状(^_^;。「祝!おそらく近鉄V!! しかし、まさかな〜」と書かれてあった。近鉄ファンである私も「まさかな〜」という感が拭えない(^_^;。

9月21日(金)不吉な夢

 ブッシュ大統領の議会演説は35分間にも渡ったらしい。中継を一部見たが、ところどころで拍手やらスタンディングオベーションやら大盛り上がり。その都度、演説は中断。実質的には中身は20分間ぐらいでないか?(^_^;。
 でも、アメリカってすごいなあと思うのは、まさにこういう時だ。危機に見舞われた時の結束力が強く、沈滞したムードを高めるのも得意。日本の政治では絶対に見られないことだ。
 日本と違ってアメリカは他民族の国であるというのが、その理由のひとつかもしれない。
国民を一致団結させる術みたいなものが、習慣的に身に付いているのだろう。
 小泉さんも、歴代首相に比べたら、かなりパフォーマンス上手な人だと思うのだが、それでもパフォーマンスで国民を引っ張っていくというのは、無理なように思う。日本人は非常にムードに引っ張られやすい国民性ではあるけれど、根っこの方ではみんないつでも政治家に不信感を抱いているから。

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 今朝、不吉な夢を見た。
 ……親戚(見知らぬ顔もあるが)が10人ほど集まっている。その中に私の父親もいる。皆で食事することになり、予め食事がセッティングされている部屋に移動。
各々席に着いていく。が、父の分だけ食事がない。1人分足らないのだ。……
 私は夢占いの本なんかを時々見てるので、「親戚が集まる夢」=「親戚に不幸がある前触れ」だということを知っている。もちろん、「親戚に慶事がある前触れ」という逆ケースもある。だけど、この場合、「父の分だけ食事がない」というのが引っ掛かる。
 というのも、私の父は現在入院中なのだ。
 一昨日の夜、母から電話がかかってきた。「お父さん、入院してん。十二指腸潰瘍らしいんよ。けど、大したことないみたいで、本来やったら入院する必要なくて通院で済むらしいんやけど、いちおう大事をとって2週間ほど入院することになったんよ」とのこと。
 私はすごく心配になったが、母は、「全然大丈夫みたいやで。大変な病気やったら、先生の方から話あるやろ。そういうの全然ないし。お父さん、ちょうど携帯電話買ったばっかりで、アドレス打ち込んだりすんのに夢中になってて、看護婦さんに叱られてたぐらいやから。すごい元気。大丈夫やわ。でもまー、いちおうあんたには知らせとこう思って。あ、でも見舞いとか別にええからね。私もお父さんが入院してる隙に、友達とこへ遊びに行こうって計画してるぐらいやから!」。
 母はそんなふうに呑気に言っているが、こっちはやはり心配だ。元気だとしても父もきっと病院で暇をもてあましてるだろうし、この連休中に見舞いに行くことを決めた。
 そんな最中に見た夢がこれだ。だけど、事前に「入院した」という情報があったから、こんなふうに夢の中に出てきたんだと思う。もし、これが父の入院を知らずに見た夢なら、ちょっとヤバイとは思うが、そうではないんだから、きっと大丈夫だろう。

9月20日(木)先進国としての責務

 昨夜、小泉首相が米国中枢同時テロへの日本政府の対処方針について、緊急に記者会見を開いた。
 7つの項目から成っているが、そのうち自衛隊が絡んでいるのは4つ。
 医療・輸送・補給等の支援活動目的での自衛隊派遣。国内の米軍施設などの警備強化。情報収集のための自衛隊艦艇の派遣。自衛隊による人道支援を含む避難民支援。
 湾岸戦争の時に比べると、一歩進んだ貢献ができそうで、まずまずではないかと思う。
 支援のための新規立法も検討されているが、こちらはいろいろ問題があって、すぐにどうにかできるというものではなさそうだ。

 これに絡んで、朝日新聞がまたやってくれた。「米国に対する協力法案が明らかになり、その中の『輸送・補給』には武器・弾薬の提供も含まれる」と勝手に決めつけて書いた。これについては、今夜、生放送でやっていたテレ朝の緊急特番で、安部官房副長官が「法案もできてないし、武器・弾薬の提供も決まってない。両方とも嘘です」とあっさり否定。
 慰安婦問題や教科書問題の時と全く同じやり口だ。ありもしないことをあたかも事実のように伝え、世論を煽って政府に圧力をかけようという、毎度おなじみ姑息なやり方。
 ちなみに、この話題が出る前、番組の最初の方では、参加者の一人である町村文部科学大臣に「朝日新聞はデタラメだから」といきなり言われてた(^_^;。
 ニュースステーションでも久米が開口一番、「目に見える貢献をしたいと、小泉首相がいきり立っています」。その後、方針の発表についても、「唐突でした」「他に日本に取るべき道はないんでしょうか?」。また、「日本には9条という平和憲法がある。だから信念さえあれば国際社会で恥をかいてもいい」。さらには、「ブッシュ大統領はテロを支援する者も同罪と見なすと言ったが、では
心の中で今回のテロを支援した人はどうなるんでしょう?」。もう、何を言ってるんやらさっぱりわからん。あんたはトンデモ世界の住人か?
 朝日新聞もテレビ朝日も、どうして、そこまでして「政府が悪いことしようとしてるよ」みたいな印象操作をするのだろう。……と、これまで何百回思ったことか……(T_T)。

 さて、今日になって、首相は野党党首と会談したが、共産党と社民党は、この期に及んでもまだ自衛隊が支援に関わることに反対している。
 土井たか子などは、「ここぞとばかりに便乗してやるのはどうか」と言っていた。
自衛隊の存在には危機感を持つが、日本を狙うテロリスト(もはや日本はいつ狙われても不思議ではない)の存在には危機感を持たないらしい。ここまで平和ボケが進行していたとは驚きだ。
 ついでに言えば、先述の緊急特番で、民主党の菅幹事長は「日本は米国に基地を提供していることで、99%まで貢献している。日本がこれ以上やることはない」と言った。社民党の辻元清美に至っては、「日本は金銭的にこれまで多くの貢献をしている。なのに、『何もしてない』と自虐的になっている。自虐外交ですよ!」とまで。慰安婦問題や教科書問題で、「日本は他虐だ!」とわめいていた
辻元の口から、まさか「日本は自虐だ!」なんて正反対の言葉が出ようとは(^_^;。
 ……全く呑気な人たちだ。泣けてくる(T_T)。

 世界は紛争に満ちあふれているが、日本だけはそこから距離を置き、平和憲法を守り、平和や人命の大切さをアピールしていくべき…という彼らの理念は、ある意味大変立派だとは思う。何百年か経てば、世界の人たちも、彼らが平和憲法を死守した(しようとした)意味を理解できるようになるかもしれない。
 が、今、目の前にある問題をどうするか。これを速やかに解決することが、今まさに求められているのだ。現実に目をふさぎ、平和を連呼しても、他国から見れば、それは怠慢、卑怯、弱腰としか映らない。
 だいたい、共産党や社民党の言ってることは矛盾している。参院選の時は、あれほど「構造改革よりも景気対策を優先しろ。まずは今困っている人たちを救え」と連呼していたのに、
問題が自衛隊絡みになると、手のひらを返したように先送りにしようとする。「今ここにある危機」より「抽象的な理念」を取る。
 教科書問題や靖国参拝問題の時もそうだった。「他国の声に配慮すべきだ。でないと日本は孤立してしまう」と頑ななまでに言っていたのに、今は「国際社会から孤立しようと、日本は独自の道を歩むべき」と言う。いや、そうじゃない。もっと単純に、「中国や韓国の言うことは聞け。アメリカの言うことは聞くな」と言いたいのか? あるいはもっともっと単純に、やはり「自衛隊の存在を許せない」だけなのか?

 もちろん、アメリカも他の国も、日本は平和憲法があるので大した行動は起こせないことぐらい、百も承知だろう。が、それでも、先進国(経済的に落ちぶれたとはいえ)として、最小限の貢献は必要ではないか。それが国際社会の中での日本の責務ではないのか。
 テロに対する制裁は必要だ。中途半端にしておいてはいけない。第二、第三のテロを呼ぶ。テロリズムがはびこる限り、世界平和は実現しない。冷戦後の新しいタイプの世界対立が始まっている今、先進国が率先して平和に貢献せずに誰が貢献すると言うのだろう。
 確かに、学者や専門家の中には、「イスラム人は日本人に親近感を持っている。だから、米国に一方的に援助をするのではなく、米国とイスラムの間に入って仲裁してはどうか。そういう貢献をした方がよいのではないか」という考え方をする人も多い。
 一見、もっともらしい意見のように見えるが、ちょっと待て。彼らの言うイスラム人と、テロを起こし続けているイスラム過激派とは全く別物ではないのか?
一般のイスラム人には論理と誠意でわかってもらえても、過激派にそれらが通用するのか? ……とてもそうは思えないのだが。

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 昨夜、近鉄が西武を3タテし、マジックが5になった。
 あれ?自分が勝ってマジック対象チームは負けたんだから、2減って4になるはずでは?と思っていたら、ダイエーが勝ったために、マジック対象チームが西武からダイエーに変更になったのだ。
 (意味のわからん人は、野球に詳しい旦那様や彼氏に聞くか、野球関連のサイトで調べてみましょう(^_^;)。
 日程表で今後の試合日程を確認してたら、どうやら最短で26日のオリックス戦(大阪ドーム)で優勝が決まるようだ。
 ネットでチケット購入しようとしたが、どのサイトもすでに受付時間終了もしくは完売といった状態。こりゃいかん。
明日まで待ってる余裕はない!ってことで、日付が変わる頃にローソンに走った。
 申し込み状況を見ると、安い席は1、3塁側ともすでに完売。ちょっと値は張るが、内野の良い席(これも3塁側…敵側しかなかった)を2枚購入した。これまで外野かせいぜい内野自由席でしか観戦したことのない私にとっては、少し痛い出費となった。まぁでもたまにはいいか。優勝かかってんだから。
 だいたい、近鉄みたいなマイナーなチーム、普段は前売りなんて買わずとも、当日行っても余裕で入れるのだ。特に平日なんてガラガラで、客の数より選手+職員の数の方が多いんちゃうか?と思うこともしばしば(^_^;。それが、優勝が決まりそうとなると、とたんに客が殺到。にわかファンが増えて困るなぁ。大方、阪神あたりからファンが流れて来てるんだろう。
 とにもかくにも、チケットを入手できてほっとしている。もっとも、26日までに近鉄が1つでも負けるかダイエーが1つでも勝てば、26日の優勝はなくなり後日に持ち越される。その先は他球場での試合しかないので、私は行けそうにない(先日の台風でドームの試合が1つ流れているので、それが近々日程に組み込まれるだろうが、現時点では日程未定)。どうか26日優勝となりますように!
 ……って言うか、まだ近鉄優勝を100%確信しているわけではないんだが…。なんせ西武もダイエーも地力のあるチームだから、怖い、怖い{{ (>_<) }}。

9月19日(水)朝日の対テロリズム作戦とは?

 今朝の朝日新聞の天声人語。
 「米国は日本に『目に見える参加』を求めているが、『目に見えない参加』でいい。『縁の下の力持ち』でいいでいい」と述べた上で、テロリスト対策については次のように言っている。
 「対テロリストの軍事作戦にはかかわらないで、わが国は対テロリズムの先頭に立つことだ。テロリズムが育つ土壌に踏み込む。そこでは貧困や差別や憎悪が待ち受けていることだろう。たいへんな持久戦だが、やりがいはある」
 具体的に誰が何をどうするのか等、一切説明はないが、「軍事作戦にはかかわらないで」と言っている以上、「テロリズムが育つ土壌」へ武器を持って踏み込むことを推奨していないのは明らかだ。
 「貧困や差別は憎悪」は暴力を生む。例えば、アフガニスタンは武器を廉価で売っていて、誰でも手に入れられる国だと聞く。
当然、そこに踏み込んだ者は常に生命の危険にさらされよう。まさか丸腰でテロリストたちと渡り合えと言うのだろうか。たとえ殺されても「話し合いで解決せよ」なのか?
 ここにもまた、「平和憲法の名の下に死ぬ(9/17分ぼやき参照)」ことを支持する、日本の「本末転倒」がある。
 この記事を書いた記者は、「テロリズムを撲滅するために、君が先頭に立って頑張って来てくれ。但し、君に武器は持たせないし、誰も君を守ってはくれないけどね」と言われて、「はい、わかりました」と、出掛けられるんだろうか? もしできるんだとしたら、それはそれで大した覚悟だとは思うが。

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 朝から何故か胃が痛い。最近、夜におやつ食べたり寝酒したりしてので、胃が荒れているのだろうか? あるいは、近鉄が優勝するか否か心配なせい?(^_^;
 納品は午前中に行けばいいので、2度寝することにした。おかげで胃は落ち着いたが、妙な夢を見てうなされてしまった。
 ……私は、バイクを近所の駐輪場に預けている。ここしばらく預けっぱなしだったのだが、今日久々にバイクが入り用になったので、取りに行った。すると、私のバイクがなくなっている。いくら探してもない。管理のおばちゃんに尋ねると、「ないもんはない!」「知らない!」とひどい態度。バイクと言っても250ccで、数十万円する物だ。私はショックと怒りでその場で泣き出してしまった。……
 そこで、目が覚めた。目は涙でぐしゃぐしゃになっていた。私はよくこんなふうに、泣きながら寝ているようだ。
夢の途中からすでに泣いているのか、それとも覚醒する間際に涙がこぼれ出すのか、よくわからないが……。
 しばらくその悲しい夢の余韻に浸った後、ふと時計を見たら、もう10時を回っていた。いかん、いかん。急がないと間に合わん!
 ちなみに、現在の私はチャリンコしか持っていない。バイクも昔乗っていたが、事故に遭ったっきり乗っていない。もう10年以上になる。

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 3日ほど前の夕食で、ニラ&玉子の炒め物を作った。ニラはおいしいし身体にも良いが、部屋に残る匂いが困りもの。
 それも次の日になればだいぶ収まるものなのだが、
今回に限って、まだ匂いが部屋から消えない。換気をしても、「ファブリーズ」で消臭しても消えない。
 夫は鼻が悪いせいか「全然匂わない」と言うが、私は気になって仕方がない。何とかならんもんやろか(T_T)。

9月18日(火)バファローズにマジック6点灯!

 昨日から産経朝刊で創価学会の池田大作名誉会長のインタビューを掲載している。何で産経が創価学会を!?という疑問はさておき…。
 池田大作は、米国のテロについて尋ねられ、次のように答えている。
 「暴力やテロには絶対に反対で許されるべきでない。テロは宗教の自殺行為」
 「宗教は誰のものというのではなく、自然のもので空気みたいなもの」
 ここだけの話、
私は選挙のたびに創価学会のテロに遭っている。と言うと大げさだろうが、そう言いたいぐらい腹が立っている。
 特に親しくしているわけでもないのに、こちらの都合に関係なく、電話をかけてくる。それだけならまだしも、アポイントなしに土日の朝、突然家に来る。平日は仕事で不在、土日の昼以降は遊びに出掛けて不在と踏んで、土日の朝に来るんだろう。
 大変困る! 迷惑千万! それとなくイヤミを言っても、また次の選挙の時には平然と来る。
 当然、こちらは「公明党にだけは死んでも入れない!」という気持ちになる。まさに、彼らにとっては「自殺行為」となっているのだ。早く気づきなさい。
 こんなに人に迷惑をかけておいて、「宗教は誰のものというのではなく、自然のもので空気みたいなもの」なんていけしゃあしゃあと言われると、「わりゃ、なめとんのか!」と怒鳴りつけたくなる。
 しかし、こんな池田大作も、少年時代は靖国神社に参拝したことがあると告白している。首相の靖国神社参拝については、「憲法上問題があるし、一国のトップの判断には感傷のくもりがあってはいけない」としながらも、「靖国の意義についてはよく知っているつもり。小泉さんが行くというのも自然な心情かもしれない」と相反することを言っている。まあこれは、連立を組んでるってことでフォローのつもりなんだろうけど。
 それにしても、野党は事あるごとに「憲法違反だ!」と大騒ぎするが、なぜ、政教分離に違反している公明党については追及しないのか。こんな明確な憲法違反はないと思うのだが。

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 我が愛しの大阪近鉄バファローズに、何とマジック6が点灯! 嘘みたい!(o。o;)
 昨日は継投リレーで逃げ切り、今日は2年目の岩隈が完封で、眼下の敵・西武に2連勝。信じられない!(O.O;)
 12年前に優勝した時と違って、今年はとにかく投手陣が悪い(今年だけでなくここ数年ずっと悪いが)。何せ昨年、一昨年と2年連続最下位だったチームだ。それが、前半戦を首位で折り返した。それでも、「保ってお盆頃までだろう」と思っていたのが、9月になってもまだ優勝争いに絡んでいて、それだけでも奇跡的だと思っていたのに、まさかマジックが出るまでになるとは。本当に驚いている。
 ああ、落ち着かない。優勝するとしたら何日だろう? チケットを早めに数日分入手しておくべきか? いや、でも大阪ドームで優勝が決まるとは限らない。仕事もあるし、さすがに他の球場までは行けないなぁ。
 いやいや、まだ優勝が決まったわけでも何でもない。残りわずか8ゲーム。変な力が入って連敗を重ねる可能性は十分ある。
 西武の追撃もあるだろう。ダイエーにも可能性がないわけではない。なんせこの2チームは優勝経験豊富だ。
 一方、我が近鉄は優勝経験者がほとんどいない。私と同い年のキャッチャー・古久保ぐらいか。詰めの甘さが気になる。
 ふっと、悪い予感がよぎる。
ここまで来て近鉄が優勝を逃した場合、夫がどんなに荒れるか…。夫は私以上の近鉄ファンで、「近鉄が日本一になったら死んでもいい」なんて言ってる男だ。優勝せんかったら大暴れするだろう。今のうちに大事なものはしまっておいた方がいいかもしれない(^_^;。
 しかし、パ・リーグは寂しい。こんなに盛り上がっているのにテレビ中継がない。今日もラジオで観戦。ケーブルテレビに加入しときゃよかった……。

9月17日(月)平和憲法が私たちを殺す

 今朝の産経新聞の「産経抄」に「『テロは米国の外交の失敗?ざまーみろと思っている国だってきっとある』と自分のHPの日記に書いた社民党議員がいたが、批判が殺到、あわてて取り消したそうだ」とあった。
 私は数日前に偶然、某掲示板でこの件を知り、その議員(最年少の女性議員)のHPを読んでいた。
 最初に見た時は、「昨日の日記でご批判を多数いただきました。軽率でした。すみません」という謝罪の言葉とともに、「報復からは何も生まれない。話し合いで解決を」というようなことを書いてあったが、問題の前日の日記はすでに削除されていた。
 が、それがまた批判を呼んだのであろう、次の日だっけか、もう1度見に行ったら、削除されていた日記が復活していた。
 
政治家たるもの、自分の発言には責任を持たないといけないのではないか。一旦発言したものの、批判されたからなかったことにする。そんな卑怯な行為は許されるべきではない。

 9/13の日記で、私は「今回のテロはアメリカにも責任があるのではないか」と書いた。ここだけを見ると、私はこの社民党議員と同じ意見だ。が、その先は違う。「話し合いで解決を」って? それができる相手なら、そもそもこんなテロは起きていない。話してわからない相手である以上、やられた分は政府はきっちり報復をすべきだと思う。それが犠牲になった自国民に対する道義というものではないか。
 考えてみてほしい。もし、あなたの家族がテロの犠牲となったにもかかわらず、政府に「大変気の毒だとは思うが、報復措置はとれない」と言われたら、平静でいられるか?
 オウムによる数々のテロ事件や池田の児童殺傷事件を、あなたはどう思ったか?「何の罪もない人たちを無差別に殺すなんてひどい。犯人を極刑に処すべきだ」と思わなかったか? オウムは当然、池田の犯人も動機を除けばやってることはテロ以外の何物でもない。これらの実行犯を野放しにされたら、あなたはどう思うか? ましてや被害者や遺族は?
 本来なら自分の手で犯人を殺してやりたい。が、今の日本の法律ではそれが認められていないから、代わりに国家の手で裁いてもらうことになる。これは、被害者や遺族にとっては「報復措置」に他ならない。また、「報復措置」を取ることにより、同じような犯罪が発生することの抑制にもなる。
 が、与野党関わらず多くの政治家は、「いくらテロされたからって、相手に武力で報復するのはいけない」と偽善的な事を言う。きっと、ひとごとなのだ、彼らにとっては。仮に日本国民がそういう目にあっても(実際、今回のテロで日本人も少なくとも20数人が犠牲になっているのに)、「話し合いで解決を」なんて悠長なことが言えるのだとしたら、国民の代表たる資格はない。
 実際、北朝鮮による拉致問題ではそういうことが起こっている。数々の証拠があり、日本人が拉致されているのは明白なのに、政府は有効な手段を講じようとしない。それどころか、北朝鮮に多額のコメ支援をし、そのうえ、「飢えた一般国民にちゃんとコメが届いているか。上の方で止まってないか」を確認するために出した視察団も、北朝鮮に拒否されたら、あっさり帰らせる。何たる腰抜けぶり。
 アメリカ人は幸せだ。テロされても、政府がきっちり報復措置を取ってくれる。一方、日本人は不幸だ。テロされても、政府は報復措置なんて取ってくれない。いや、憲法のせいで、取りたくても取れないというべきか。
 政府は、第9条第2項の「国の交戦権は、これを認めない」という規定について、「わが国を防衛するため必要最小限度の実力を行使することは、当然のことと認められており、その行使は、交戦権の行使とは別のものである」という公式見解を出してはいる。が、実際に今回の米国のようなテロに日本が見舞われたとしても、「戦争をしかけられたのではなく単なるテロなので、武力行使はできない」となることは目に見えている。

 米国についで世界第二位の軍隊を持つ日本。なのに、日本のエセ平和主義者たち(「くっくり通信」読者常連のPanmeさんの言葉を借りれば、「平和念仏主義者たち」(^_^;)は「あれは軍隊ではない」と言う。社民党や共産党に至っては、「あれは憲法違反。なくすべき」とまで言う。人権保護を第一に掲げているはずの政党が、平然と職業差別をしているのだ。
 そもそも、軍隊(自衛隊)は何のために存在するのか。国民の生命・財産を守るために存在するのだ。有事の際には、民間人の代わりに戦う。そういう大変な責務を負った人たちをこの国の憲法は認めない。こんなことでは、いざという時、防衛機能は働かない。
 社民党や共産党は、軍隊なしで有事の際どうするつもりなのか? 自分たちが民間人の盾となって死ぬ覚悟があるのか? まさか、「『日本は戦争放棄してます』と世界にアピールしておけば、どこも攻撃なんかして来るはずがない」と幼稚で勝手な思い込みをしてるのではあるまいな。
 憲法擁護派の政治家諸君。
政治家というのは、「最悪の事態に備えて法律の整備をする」のが仕事ではないのか? 「最悪の事態に備えて法律で軍隊を認めたら、日本はまた侵略戦争を始める。それなら備えない方がいい」とでも言うのか? 戦前みたいに軍部が政府を乗っ取って再び中国と戦争を始めるとでも言うのか?
 戦前と現在とでは国際情勢が全然違っているのだ。侵略戦争を始めたって、米国及び国連軍がだまっちゃいない。それがわかっていて、誰がそんな馬鹿なことをすると言うのか? 仮にそんな馬鹿な奴が出てきても、今の日本は民主主義国家なんだから、選挙で当選させなければすむことではないか。……「平和、平和」と念仏のように唱えるだけでなく、ちゃんと論理的に反論してみなさい!(^_^;。
 私のような憲法改正派は、「軍国主義者」というレッテルを貼られがちだが、実は逆だということを強く言いたい。国民の生命・財産を守ること、そして国際社会との協調という観点で考えればすぐわかる。憲法第9条を改正しないことが、かえって国民の生命・財産を危うくさせ、さらに日本を国際社会から孤立させる(湾岸戦争の時のように、今回もまた金を出すだけで終われば、ますます孤立するであろう)ということを、憲法擁護派は自覚するべきだ。
 大東亜戦争では、多くの日本人が「天皇」の名の下に死んだ。このまま行けば、近い将来、多くの日本人が今度は「平和憲法」の名の下に死ぬことになるだろう。まさに、本末転倒。こんな馬鹿な事があろうか。

 折しも、テロメンバー(ラディン氏の信奉者)12人前後がすでに日本に入国し潜伏している可能性があるとの情報が、海外の情報機関から寄せられたとのこと。
 これまで何度も書いてきた通り、この国の危機管理は全く機能していない。政府は私たちを守ってくれない。自分の身は自分で守るしかない。だが、どうやって? 武器もないのに。全く、日本が安全な国だなんて、誰が言ったのだろう。お笑い草だ。

9月15日(土)ビデオ買い換え

 夫が結婚前(約5年前)に買ったビデオ。数ヶ月前から調子が悪く、だましだまし使ってきたのだが、ついにご臨終あそばしたようだ。
 修理して使えるものなら使いたいということで、小雨の中を電車+徒歩で電機屋さんに持っていったが、「まず技術料だけで9,000円ほど、あと部品取り寄せとかになると、トータルで15,000円ほどになります。
15,000円あれば、これよりもいろいろ機能のついた新しい製品が買えます。もちろん、大事に使っていただけたら一番でしょうが、お値段的には新しい物を買っていただいた方がお得ですね」とのこと。
 う〜ん、やっぱりそう来たか。確かに値段的にはそうかもしれないけど、何となくもったいないというか……解せないなぁ。
 でも、一旦修理に出してしまうと、戻ってくるまでビデオなしとなるのが、深夜番組ファンの夫は痛いらしい。私はあまりビデオ使わないし、一向に構わないのだが…(^_^;。
 それで、15,000円ほど出して新しいビデオを買い、古い方は残念だが廃棄してもらうことにした。持って帰って粗大ゴミの日に自分で……とも思ったが、1,000円出せばお店で処理してくれるとのことなので、また重い物を雨の中持って帰るのしんどいし、そうすることにした。
 夫のビデオさん(私も時々使わせてもらった)。長い間、ご苦労様。ありがとう。
 しかし、ビデオも安くなったもんだなぁ。初めてビデオが家に来た頃って、確か20万円ぐらいしたもん。15〜6年前のことだった。パソコンもそれぐらい安くなればなぁ…。もちろん、10年ぐらい前に比べたら、考えられないほどの安さになってるんだろうけど。
 

9月14日(金)理解できない舛添のコメント

 舛添要一が、「もし、戦争に突入するとしたら、日本は米国に対してどのような貢献をすればよいのか?」との質問に、こんなコメントをした。
 
「日本の景気を良くすることで貢献できます。それには、構造改革を推進することです」。
 何やようわからんが、「日本は憲法があるから自衛隊を派遣することはできない。米国もそれを十分承知しているから、『軍隊出せ』なんて言ってはこないだろう。かと言って金だけ出したところでちっとも感謝されないというのは、湾岸戦争で経験済みだ。米国は今回のテロの影響で、経済的になかなか立ち直れないだろう。代わりに日本がその役割を担うことにより、貢献することができる」と言いたいらしい。
 簡単に言うけど、これってまず実現不可能ではないか。米国でテロが起きたとたんに、株価が1万円を割った(いずれは割ると言われてはいたが)。何やかんや言っても、世界の経済は米国を中心に回っているのだ。
 そもそも、米国が日本に貢献を求めてくるとしたら、長期的スパンのものではなく、即効性のあるものを求めてくるはずだ。舛添氏は、ここまで悪化した日本の経済を、そんな短期間で立て直せるとでも言うんだろうか?
 とっておきの秘策でもあるのならまた別だが、どうもそういうふうには見えないのだが。

 世界貿易センタービルから無事に脱出できた人たちの談話が報道されるようになってきた。
 彼らの話を聞いていると、「運」というものを強く感じる。
 あともう少し、飛行機が上(あるいは下)に突っ込んでいたら…。あともう少し、地上に避難するのが遅れたら…。
 神は平等ではない。いや、この世に神も仏もあるものか。運良く助かった人も、これだけの犠牲者が出た以上、きっとそういう気持ちでいることだろう。

 ピッツバーグに墜落した旅客機について。
 他の3機がターゲットに的確に体当たりしている中、なぜこの1機だけが何もないところに墜ちたのか不思議に思っていた。そしたら、昨日だったか、「乗客たちがテロリストの目的を知り、タッグを組んでそれを阻止しようとした結果だ」という報道がなされた。
 もし、これが真実なら、アメリカ人というのは実に正義感が強く、勇敢な人たちだと思う。
 彼らはきっとハイジャックされた時点で、自分たちは恐らく助からないと覚悟したのではないか(多くの国はテロ犯の要求は決して受け入れない。人質が犠牲になってもやむなしという考え方をする。「人命第一」「話し合いで解決を」なんて言うのは、日本ぐらいのものだ)。
 「奴らは主要施設(目的は大統領の別荘だったと言われているが、ホワイトハウスという説もある)に突っ込むつもりだ。そんなことをさせてはいけない。たとえ自分たちは助からなくても、地上にいる人たちは救いたい。救わないといけない」。…そういう思いで一致団結したのではないか。
 もし、これが日本の旅客機(客のほとんどが日本人)だったらどうか。「まずは自分の命」という人が大半だろうから、こんなふうにはならないような気がする。
 彼らの勇敢な最期を思うと、胸がしめつけられる。ただ、冥福を祈るのみだ。
 ……と、ここまで書いたところで、「FBI、軍によって撃墜された可能性を否定せず」との報道が。本当だろうか?う〜む(__;)。
 撃墜が悪いとは一概には言わないが(地上に多大な犠牲者が出ることを考えれば、やむを得ない場合もあるだろう)、こういうことは外には漏らさず、あえて「美談」として残してもよいのでは?と思う。

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 マイカル(本社:大阪市)が民事再生法を申請。ほんとに大手もどうなるかわからないご時世になった。
 他の地方はどうなのか知らないけど、関西ではサティやらビブレやら、店舗がたくさんある。「ひょっとして閉店?」と一瞬心配になったが、店舗の営業は今後も続けるとのこと。よかった。私、よく近所のサティで買い物するもんだから…(^_^;。

9月13日(木)善悪では語れない問題

 ブッシュ大統領は会見の中で、自分たちは善であり、善が最後に勝つと言った。
 もちろん、何の罪もない大勢の民間人を道連れにした自爆テロなんて言語道断で、絶対に許されるべきではない。この点だけを見れば、間違いなくテロ犯は悪だ。そういう意味ではブッシュは正しい。
 が、民族間の争いという大局的な視点で見た場合、そこには善も悪もないのではないか。100の民族がいれば、100の正義があるからだ。
 テレビで中東の専門家たちの話を聞いていると、アラブ世界の人たちが今回のテロを歓迎するのもやむをえないような気がしてくる。
 彼らから見れば、アメリカという国は、憎いイスラエルの味方をして自分たちを苦しめるひどい国。何百万人もの難民を生み出しておいて、ほったらかしで何のフォローもしてくれない。「これからもずっとこんなことが続くのか。こんな不平等が許されて良いのか。アメリカが地球上にある限り、我々の幸せは永久にやってこない!」…こんな気持ちでいるのではないだろうか(首謀者ではないかと目されているラディン氏は、これをさらに過激にした思想の持ち主らしい)。
 彼らにとって、アメリカは悪魔のような国なのだ。だから、今回のテロも、彼らにとっては「罪もない民間人が数千人死んだと大騒ぎしているが、我々の方が長年に渡ってもっと多くの犠牲者を出しているんだ!えらそうに被害者ぶるな!」てな感じなのかもしれない。
 先ほども書いたが、だからって、テロが許されるわけではない。それは強く念を押しておく。ただ、こんな
大がかりなテロを実行せざるをえないほどに彼らを追い込んだアメリカに、全く責任がないとは言えないのではないか?
 クリントン政権は中東の和平交渉に比較的積極的だったが、ブッシュ政権になると途端に消極的になり、和平への道は閉ざされたまま放置されていた。外交で「どこの国や地域に重点を置くか」というのは、その政権によって違ってきて当然だとは思うが、もし、ブッシュ政権がもう少し和平交渉にやる気を見せていれば、少なくとも今回のような大がかりなテロは防げたのではないか…というのは、素人考えだろうか?

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 日本政府は11日〜15日まで北朝鮮に支援したコメの配布・使用状況を把握するため、視察団を出すことを決めていたが(9/7分参照)、北朝鮮はこれを拒否してきた。このため、政府は視察団の派遣を延期、すでに北京入りしていた視察団を帰国させることにしたとのこと。
 ちょっとぉ〜。わざわざ北京まで行っていたものを、そんなあっさり帰国させるとは、どういう了見!? あきらめが早すぎないか。そんなことだから、日本はなめられるんだってば。旅費ももったいないでしょ!税金から出てるんだから。…情けなくて涙が出そう(T_T)。

9月12日(水)対岸の火事ではない

 テロリストにハイジャックされた旅客機が、超高層ビルに体当たりする。ビルが崩れ落ちる。煙に追われて人々が逃げまどう。
 まるでパニック映画を見ているようだが、全て現実の出来事なのだ。数千人単位の死者が出ている模様で、邦人の安否も気遣われている。
 よく駐米大使館なんかがテロの標的になったりするもんだが、まさか米国本土の、しかも米国の富と力の象徴とも言える、世界貿易センタービルと国防総省(ペンタゴン)が同時に攻撃されるとは。そのうえ、武器がハイジャックした民間航空機だとは。誰がこんな惨事を想像し得ただろうか。

 発生直後、DFLP(パレスチナ解放民主戦線)が犯行声明を出したとの情報が伝えられたが、幹部は否定しているらしい。いずれにしろ、これだけの大がかりなテロは単独では無理だという声が多い。
 米当局は、イスラム過激派に米国に対する聖戦(ジハード)を呼びかけ、米国を標的にした数々のテロ事件に関与したとされるサウジアラビア出身の富豪、ウサマ・ビン・ラディン氏が今回の事件に関与したとの見方を強めている。日本の常識では考えられない話だが、イスラム過激派のテロ活動を支援する国も存在するそうで、これらも関係しているのかもしれない。
 イスラム教圏では、イスラム世界の置かれた現状を、「キリスト、ユダヤ教文明によって侵略を受けている」と捉えており、イスラエル寄りの立場を取るブッシュ政権に対する反感は日々高まっていた。パレスチナ難民をはじめ、多くのアラブ民衆が今回のテロを喜んでいる(ついでに言えば、中国や北朝鮮もさぞ喜んでいることだろう)。

 「パールハーバーの再来だ」と多くの人が評している。アメリカ人だけでなく日本人も。
 確かに「不意打ち」という点では当たっているが、パールハーバーと今回の事件には決定的な違いがある。前者は軍部施設や軍人がターゲットになったが、後者は民間の施設や民間人がターゲットになった。まるで昔、日本人が真珠湾でテロでもしたような表現で、ちょっと気にくわない。
 テロリストは目的のためなら手段は選ばない。人の命など何とも思っていない。更に厄介なことに、イスラム原理主義を信奉する彼らは、いつでも自分の命を捨てる覚悟ができている。今回の自爆テロでそれを思い知らされた。
 日本は米国の同盟国だ。国内にはたくさんの米軍基地がある。このようなテロの標的にされる可能性も皆無とは言えない。決して対岸の火事ではないのだ。実際、各基地ではレベルDの最高警戒態勢をとっている。これは湾岸戦争時でも見られなかったことだという。
 なのに、日本の危機管理は非常に甘い。松本サリン事件、地下鉄サリン事件、北朝鮮不審船侵入事件、テポドン発射など、何度も危うい目に遭ってきているのに。だいたい、化学兵器を使用するという前代未聞のテロを行った集団が、解散を免れて堂々と活動を続けていられる国なんて、日本の他にはない。世界の常識から見て、並はずれた危機管理意識のなさだ。
 危機管理意識の高い米国でもこんな悲惨なテロが起こった。
もし彼らが日本で同じことを計画すれば、ひとたまりもない。政府機能はマヒし、もっとたくさんの民間人が犠牲になることだろう。日本も早急にテロ対策をすべきだ。法改正をためらっている場合ではない。

 ブッシュ大統領はテログループを突き止めた後、関係国への軍事報復についても示唆している。当然とるべき措置だと思う。
 それ相応の報復をしないと、テロリストたちをつけ上がらせて、第二、第三のテロを誘発する可能性が出てくる。世界的な平和の実現のためには、決してテロ行為に屈してはいけない。断固たる決意で臨むというところを見せつけないといけない。
 日本も同じ民主主義国家の一員として、できる限り米国に協力すべきだ。と言っても、憲法が足かせとなり、大した協力はできないだろうが(平和実現に貢献できない「平和憲法」っていったい…)。共産党の志紀委員長に至っては、この期に及んで「軍事力でなく法と理性で解決を」だと。アホか!法と理性で解決できないからこういう事態になっとんのや!(-.-#)

 こんな世界的大事件が起こったというのに、昨夜は、「せっかく今日は吉岡(大阪近鉄バファローズ)が満塁HRを打ったのに。スポーツニュース飛んでもーたがな。悔しい……」なんて、ふっと考えてしまった私。
 今日は今日で、楽しみにしている昼ドラ「はるちゃん5」が飛んでしまい、「何回同じ映像流してるんや。もうええがな!通常番組に戻してよ!」と画面にツッコミ入れてしまったし(^_^;。
 危機管理がどーのこーのと偉そうに言っても、所詮、私も平和ボケの日本人なのか……。

9月11日(火)風評被害を防げ

 千葉県の酪農場で、国内で初めて狂牛病感染の疑いがある乳牛が見つかった問題で、農水・厚生労働各省と千葉県が、感染源となった可能性が高い動物性飼料の流通経路の特定や感染ルートの本格的な解明作業に乗り出したとのこと。こういった食料関係の問題が発生すると、風評被害が心配されるものだが、今回はどうか。パニックになりはしないか。少々心配。
 O-157では、政府が確証もなく「カイワレが怪しい」と発表し、カイワレ業者は大打撃を被った。所沢のダイオキシン騒動の際は、ニュースステーションが「ほうれん草が怪しい」と取られるような報道をしたため(本当はお茶っぱに含まれていたそうだ)、地元の農家が大打撃を被り、後に訴訟にまで発展した。
 消費者である私たちは、あいまいな情報に踊らされてはいけないと頭ではわかっているが、やはり口に入れる物だけに、買うのを控えてしまいがちだ。
 政府には徹底的な解明作業と情報公開を行ってほしい。また、マスコミも正しい情報だけを的確に国民に伝えるようにしてほしい。

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 台風15号が首都圏を直撃した。関東直接上陸は12年ぶりのことだそうだ。
 昨夜までは東海地方に上陸か!?と言われていたのだが。先日の11号と言い、現在沖縄のあたりでうろうろしている16号と言い、今年の台風は迷走タイプが多いようだ。

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 何だ、これは!? 映画?CG!?
 夜のニュースを見ていたら、
ニューヨークの世界貿易ビルに航空機が突っ込んだ映像が飛び込んできた。それも1機だけでなく、18分ほど時間を置いてもう1機衝突したとのこと。映像はその2機めがぶつかった瞬間だった。
 1機ならともかく、2機も突っ込むなんて、こりゃ普通の事故じゃない。しかも、世界貿易ビルと言えば、以前、爆破テロがあったビルだ。…と思って引き続き見ていたら、案の定、「DFLP(パレスチナ解放民主戦線)」が犯行声明を出したとの情報が。
 今度は、国防総省(ペンタゴン)から煙が上がっている映像まで映った。ここも航空機が突っ込んだのか。ペンタゴンまでやられるとは。
 ホワイトハウスも狙われる恐れがあるので、職員が皆避難したとか、空港閉鎖したとか、ワシントン全域に避難命令が出されたとか、とにかく大混乱(無理もない)。
 ほんとに何なんだ、これらの映像は。ドッキリじゃないよね?インデペンデンスディ?2年遅れのノストラダムス?…って、茶化してる場合やないって(^_^;!
 以下、明日に続く(たぶん)。

9月10日(月)女性に「人格」を求めない男

 中1少女が中学教師の車から転落して(教師によれば自分から飛び出したとのこと)放置され、後続のトラックに轢かれてそれが致命傷で死亡した事件のその後。
 ニュースもワイドショーも、逮捕されたこの教師の経歴やら私生活やらを大々的に報道しているが、教師や判事や警察官など公職にある者が、こういった猥褻がらみの事件を起こすのはもはや日常茶飯事で、今さら驚いてみても始まらないのかもしれない。
 ここ数年、テレクラやら出会い系サイトやらがきっかけとなった殺傷事件がやたら多い。なぜ、彼らはそんなにも容易く相手の命を奪ったり、相手を危機に陥らせたりすることができるのか。その理由を私なりに考えてみた。
 普通の出会いだと、まず最初に相手の「人格」があり、その後で「性」が介在してくる。が、こうした出会いは、会う前から「性」が介在している。まず最初に「性」ありき、次に「人格」。順番が逆なのだ。
 相手の「人格」を知ることをすっ飛ばした「性」は怖い。相手を生身の「人間」として捉えることが難しくなる(もちろん、最初の出会い以降何度か会って、お互いをよく知るようになれば、やがて相手に「人格」を感じ、自分と同等な「人間」として接するようになるケースもたくさんあるとは思うが)。
 それ以前に、相手の名前や経歴なんかどうだってよくて、「性」にしか興味がない人間もいるだろう。相手に「人格」を求めない。モノ扱い。これはさらに怖い。この教師もそういうタイプで、だからこそ、出会ったばかりの彼女を拉致監禁するなんて発想ができたのだろう(本来、ロリコン男というのは、同年代の女性とつき合う自信がなく、そのため、自分の意のままに扱えるであろうはるか年下の女性を好むのだ。つまり、彼らにとって、彼女たちの「人格」は必要ないのだ)。
 しかも、教師は車から落ちた彼女を助けもせずにとっとと逃げた。逮捕後、「失職するのではないかと怖くなったので逃げた」と供述しているってことは、事件直後から自分が犯した罪に十分気づいていたはず。なのに、数日後には行きつけのレンタルビデオ屋で、事件前と同じように「女学生レイプ物」のビデオを借りている。
 もし、少しでも彼女に「人格」を感じていれば、当分そういったビデオを借りる気にはならないはずだ。それができたってことは、やはり彼はこれっぽっちも彼女には「人格」を感じておらず、自己の保身しかなかったことになる。
 逮捕後の取り調べで、彼は涙を流しながら反省の弁を述べたという。
取り調べで周囲に諭されるに至って、ようやく、彼女に「人格」を感じたんだろう。感受性がなさすぎる。精神的にあまりにも幼稚だ。
 それにしても。
 中学生ぐらいだと、「虎穴に入らずんば虎児を得ず」精神で、何事にもチャレンジすべき年頃だと思うが、外務省だけでなく日本全体が伏魔殿のような今の時代、「君子危うきに近寄らず」精神で、何事にも慎重に対応せよと教えるしかなさそうな気がする。全く、子供の生きにくい世の中になった。

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 相米慎二監督が肺がんのため死去した。まだ53才。
 監督のデビュー作「翔んだカップル」が公開された時、私は高校1年生。中学時代の女友達と、彼女が連れてきた男の子2人(彼女と同じ高校)の計4人で、この映画を見に行った。女友達は男の子のうちの1人を、
「くっくりちゃんの彼氏にどう?」と言ってくれたのだが、私も彼もお互いに何も感じるものがなく(^_^;、その日以降会うことはなかった。
 二作目の「セーラー服と機関銃」は、高校2年生の時。同じクラブだった同級生と見に行った。この頃、私は彼の友人に片思いしていて、彼は逆に私の友人に片思いしていた。叶わない恋がつらくて、お互いに慰め合ってたんだろうなぁ。
 というわけで、私にとって相米慎二と言えば、「ほろ苦く懐かしい青春の日々」のイメージ。以降の監督の作品は見ていないが、まだまだ今後を期待される人だったと聞く。もったいない話だ。合掌。

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 台風15号は、今夜、東海地方へ上陸する模様。すでに東海・中部・関東と幅広い地域で少なからず被害が出ているようだ。進路にあたっている地域にお住まいの皆さん、どうかお気をつけて。

9月8日(土)バファローズもここまでか?…いや、まだまだ!?

 中国自動車道で中学1年生の少女が手錠をかけられた姿で死亡していた事件。容疑者として逮捕されたのは、何と中学教師の男性だった。
 6月頃から体調が悪いとかで休職し、療養に努めていたそうだが、裏ではツーショットダイヤルで遊んでたってことか。ケシカラン!
 犯行の詳細についてはまだわかっていないが、ほんとに世の中、狂っとる。

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 パ・リーグは9月に入っても三つ巴の優勝争いが続き、1989年っぽいムードになってきた。
 そう、1989年と言えば、今年のように上位3球団(西武・近鉄・オリックス。ダイエーは当時めちゃ弱かった(^_^;)が三つ巴で優勝を争い、最後の最後で我が近鉄バファローズが優勝を決めたという、極めて今年と似た展開だった年なのだ(ちなみに現在の球団名は大阪近鉄バファローズです)。
 …と思ったら、大事な西武戦で3連敗した後、天王山のダイエー戦でも昨日・今日と連敗。あちゃ〜、これは痛い。つーか、近鉄はダイエーにやたら弱いんだから、その前の西武戦で最低でも勝ち越しておかないといけないケースだったのに…。
 
冷静に考えてみたら、あのポンコツ投手陣でここまで来れただけでも奇跡なんだろう。だって、安心して見てられるピッチャーなんて1人もおらんよ(^_^;。
 ファンとしては最後まで応援すべきなんだろうけど、肩が張ってやたらしんどいから、本音を言えば「もはやこれまで。去年最下位だったチームがここまでやったんや。ご苦労さん」ってとこだ。
 その一方で、「いやいや、まだわからへん。1989年の大詰めの近鉄VS西武のダブルヘッダー戦では、『西武が1勝でもすれば優勝が決まる』ってところを、近鉄はブライアントの4打席連続ホームランなどで連勝し、西武は一転して崖っぷち。逆に近鉄は起死回生、一気に優勝を狙える立場になり、実際勢いに任せて本当に優勝してしまった。…今年もギリギリまで3チームの争いになるとしたら、追いかけていく立場の方が選手も気が楽なはず。ってことは、とりあえず今は何とかダイエー・西武に食らいついて付いて行くことや。そしたら最後の最後に何とかなるかもしれん!」と、あきらめの悪いことを考えたりもする。
 全く、ファン泣かせの球団だ(T_T)。でもそこがバファローズらしいんだろうなぁ。

9月7日(金)こんな所でも私たちの血税が

 産経の朝刊より。
 【日本政府が平成7年に行った北朝鮮への有償コメ支援で、北朝鮮がコメ代金約56億円にかかる利息など約5億9千万円を滞納していることが6日、食糧庁の調査で分かった。日本側は昨年の日朝国交正常化交渉でも支払の問題提起をしたが、北朝鮮側からの回答はなく、未払い額の延滞利息も約1億円にのぼる状況となっている。】

 昨日、詐欺容疑で逮捕された浅川明男・外務省課長補佐にも腹が立つが、こちらも腹が立つ。国が国から借りたお金を返さない。その上、「返してほしいんですが…」という声も無視。こんなことが許されるのか。
 とは言え、日本政府にも悪い点はある。拉致疑惑やらテポドン発射やら不審船やら、北朝鮮に好き勝手にされているのに、強い姿勢で臨まない。制裁措置を取ることもあるが、すぐ解除したりして、甘すぎる。つけ込まれても仕方ない。あるいはディベートでももらってるのか?
 ところで、日本政府は11日〜15日まで北朝鮮に支援したコメの配布・使用状況を把握するため、視察団を出すことを決めた。自民党議員も同行するそうだ。去年、当時の外相・河野洋平が、独断で無償のコメ支援をしたが、それらは軍関係者用に流用されているとの指摘もあり、本来の目的である「人道的見地」から使用されているかを確認するそうだ。
 が、視察といってもどうせ「型通り」のもので、北朝鮮に適当にあしらわれて帰ってくるに違いない。相手は自由も人権も何もないテロ国家であり、「南朝鮮(韓国)はアメリカ帝国主義にやられて国民は虐げられているから、我々が解放してやらないといけない」と国民に教えているトンデモ国家なのだ。日本の常識が通用するとは到底思えない。…そんな相手に金を貸す方も貸す方だが。
 もし、本当に北朝鮮に送ったコメが一般国民には届かずに軍関係者用に流れてしまったのだとしたら、こんな情けないことはない。
実に数千億円単位の私たちの税金が、テロ国家の軍部を支えるために使われてしまったことになるのだから。
 もちろん外務省腐敗も問題だが、言っちゃ悪いがたかだか数億円だ。桁が違いすぎる。私たち日本国民は、北朝鮮へのコメ支援や中国へのODAなど、天文学的単位の額の税金が無駄に使われていることに対して、もっと怒らなければいけないと思う。

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 産経の夕刊より。
 【田中真紀子外相は7日の会見で、浅川明男容疑者逮捕後の6日夜、一部の幹部が「飲み食い」に出掛けていたことを明らかにし、「あまりにタイミングが悪いのではないか」などと痛烈に批判した。
 (中略)関係者によると、幹部らは真紀子外相が(逮捕当日の夜に)緊急会見を開くとは予想せず、飲食などのため外務省を後にした。外相は電話を入れて呼び戻したが、幹部が戻ってきたのは会見後になったという。
 「副大臣らが一度会見した後、大臣が出てくるとは誰も思っていなかった。急に『幹部がつかまらない。緊張感がない』と批判されるのは、あまりに切ないのでは」と幹部の一人。
 しかし真紀子外相は「悔しいからよくしようという気迫が感じられない。そのうち私がいなくなるとでも思っているのでしょうか」と、『真紀子節』をさく裂させっぱなしだった。】

 いつも真紀子批判を繰り広げている私だが、この件に関しては彼女が正しい(6日夜の容疑者逮捕にまつわる会見は、もっと早くやるべきとは思ったが)。
 「真紀子は今日はもう出てこないだろうから、いいんじゃない?」てな感じで飲み食いに行ってしまったんだろうけど、常識で考えてみて、自分の職場で、つまり身内で逮捕者が出たその当日に、みんなで飲み食いして盛り上がろう〜ってな気持ちになるか? 下っ端の人間ならともかく、幹部がそんなふうに呑気に構えていられるものか? たとえ以前から予定を組んでいたんだとしても、普通、見送らないか?
 これでよくわかった。彼らにとって逮捕者が出ようが、犯罪が日常的に行われていようが、自分たちの給料が血税から出ていようが、そんなことは「些細なこと」なのだ。

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 ここ1〜2週間ほど、時々頭痛がして、家事もできない日がある(仕事はどうにか堪えてやる)。
 一カ所がズキズキする偏頭痛らしい時もあれば、頭全体が鈍い痛みに襲われる時もある(緊張性頭痛…だっけ?)。後者の方が出現割合が多く、しかも「血の気が引く」感じがする。
 ひょっとしたら、また貧血が原因の頭痛かもしれない。というのも、私は高校時代から鉄欠乏症貧血で、朝礼でよく気分が悪くなったり倒れたりしていたのだ。その頃、週に2〜3回、かかりつけの医者で血管注射を打ってもらっていた。大人になってからはだいぶマシになったが…。
 それでも、何年かに1回は頭痛がひどくなって医者に行き、血液検査をしてもらって、
「鉄欠乏症貧血ですね」と言われ、薬をしばらく飲んだらマシになる…というパターン。
 そういったわけで、今日、喘息(だいぶマシになった)で通院しているお医者で、久々に血液検査をしてもらうこととなった。採血なんて久しぶりだ。5年ぶりぐらいか?
 看護婦さんが必死に私の腕の血管を浮き上がらせようとするのだが、なかなか見つからないようで、それでなくても久々に注射というものを体験する私は、不安がこみ上げてきた。…怖い!逃げ出してしまいたい!(T_T)
 どうにか針が血管に刺さった。怖いので目をつむっていたが、やたらと時間がかかる。『ええっ?採血でこんなに時間かかる〜?』。ふっと注射器を見たら、採血用にしては大きいし、しかも中は私の血がなみなみと…。『おいおい!採りすぎちゃいますか〜!? 大丈夫か、この看護婦さんは〜!?』。
 やっと針が抜かれた時は、心底ほっとした。もともと血の気がないのに、さらに血の気が引いたような気がした。あ〜、怖かった(^^ゞ。
 帰宅後、やはり頭痛が抜けないので、会社の夫に電話をして、晩ご飯を百貨店で適当に買ってきてもらった。ありがたかった(T_T)。
 あ、これを書いてる今は元気ですよ。元気でないと、こんなに長くぼやけません(^_^;。明日も仕事だし、早めに寝るとします。

9月6日(木)松山千春のコメントに拍手

 平成7年のAPEC大阪会議をめぐるホテル代水増し疑惑で、ついに外務省欧州局課長補佐・浅川容疑者が逮捕された。水増し額は実に4000数百万円というから驚く。
 機密費流用の松尾室長を皮切りに、次々と外務省の不祥事が明るみに出ている。全く何様のつもりか。
自分たちは特権階級だとでも思っているんだろうか。ぬぅぅ、腹が立つ!(-.-#)
 例えば、脱税をした者は追徴課税される。こいつらにもこれと同様、横領した金額プラス倍額以上を上乗せした額を請求しろ!税金返せ!

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 高松地裁観音寺支部内で、民事訴訟を起こされている被告が原告を刺殺するという事件が発生。裁判所の中でこんなことが起こるとは…。
 法廷内なら大勢の人が被告・原告に注目しているのでともかく、それ以外の場所では安全体制が全く行き届いていないのではないか。今回は、受付のカウンター前での事件だということだ。
 
裁判所とは、人間の損得・愛憎が渦巻く場所だ。本来、何が起きても不思議ではない場所なのかもしれない。
 裁判所内の警備については、暴力団が関係するものなど事前にチェックが必要と思われる事件については、傍聴者などに対して金属探知器を使用したり、ボディチェックを行うなどしているとのことだが、全ての裁判で行われるわけではないそうだ。
 私は法学部卒というのに、裁判所の中には一歩も入ったことがない(^_^;。興味はあるし、機会があれば傍聴人として1度は行ってみたいと思ったりもしたが、こういう事件を見ると、やっぱ危なそうだからやめとこうと思う。だって、たとえ単なる傍聴人として入ったとしても、人違いで殺される可能性はゼロとは言えないのだから。

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 テレビ朝日系列の昼のワイドショー「スクランブル」の夕刊紹介コーナーを見ていたところ、ある夕刊誌(どこだか忘れた)で、松山千春が田中真紀子を批判している…との記事が。
 よく見てみると、真紀子自身を批判するというよりは、例の応援演説における失言問題に関して、マスコミが真紀子擁護の発言を繰り返したことを批判したものだった。
 特に「ニュースステーション」の久米宏、「ニュース23」の草野満代・筑紫哲也に対しては名指しで批判していたが、中でも、久米に対してのコメントが良かった。
「あなたもジャーナリストだから、公平な視線で物事をとらえてほしいと願う」。拍手!(・・||||rパンパンッ。
 が、「スクランブル」のコメンテーターは、「松山千春さんは真紀子の天敵と言われる鈴木宗男氏と親交がある。つまり、松山さんは橋本派寄り。政治的な思惑がある発言だ」と批判していた。深読みしすぎではないか?

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 韓国の一部マスコミが、先日の日本のH2Aロケット打ち上げ成功を「軍国主義の兆候だ」とか言ってるらしい。ここまで来ると、もう怒りを通り越して、さらに呆れるのも通り越して、笑いがこみ上げてくる。H2Aは某テロ国のテポドンなんかとは違いますって(^_^;。

9月5日(水)高祖議員は辞任すべき

 次から次へと逮捕者が出る高祖議員派の選挙違反事件。
 これまでは、「逮捕された人たちとは面識がほとんどない」「私は何も指示していない」と逃れることができた高祖議員だが、地元である近畿地方後援会の会長が逮捕されるに至り、非常に苦しい立場に陥っている。当然「面識がない」なんて言い逃れはもう通用しない。
 さらに、大阪堺地区の特定郵便局長らが参院選後に行方をくらます際、高祖議員が顧問を務める「全国特定郵便局長会」の事務局職員らが宿泊先の予約などを行い、逃亡の手助けをしていたことがわかった。組織的に違反を隠蔽しようとしていたのだ。
 仮に高祖議員が本当に何ら関与していなかったとしても、これだけの違反のもとに得られた票だ。道義的に考えれば、彼は即刻議員を辞めるべきだろう。
 小泉首相は高祖議員に対して、郵政民営化に反対している「抵抗勢力」とはいえ同じ自民党の議員ということで、今のところは庇う姿勢を見せているようだ。橋本派に気を遣っているんだろうけど、そんなもんとっとと切っておしまい!と言いたい。
 昨日、特殊法人・認可法人の廃止・民営化の基本方針に対して、各省庁が提出した回答が発表されたが、首相の意向に沿った回答(廃止・民営化の方向性を打ち出した回答)を打ち出して来たのは、122法人のうちわずか11法人だったという。皆、利権を手放したくないのだろう。
 そもそも特殊法人や認可法人が、「国民の生活をより豊かにする」ために設立されたのだという根本的なことを、彼らは忘れてしまっているようだ。これらの法人は決して一部の公務員の生活をより豊かにするために存在しているのではない。それは郵便局だって同じこと。
 国民が小泉首相を支持している最大の理由、それは一も二もなく、「小泉さんなら改革をやってくれる」という期待感からだ。改革が滞るようであれば、彼が首相になった意味がまるでなくなるし、「小泉さんで駄目だったんなら、他の誰がやろうとしても無理だ」という絶望感にもつながってしまう。
 選挙違反まみれの高祖議員を見限ることすらできなくて、改革断行なんてできっこない。たとえ永田町でどんなに嫌われようと、強権的だと言われようと、
国民がGOサインを出している限りは、改革を邪魔する連中をぶった切るぐらいの勢いで、小泉さんには突き進んでほしい。

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 韓国の与野党議員団が、扶桑社の歴史教科書について修正に応じるよう裁判所に提訴していたが、「採択率が少なかったため」提訴を取り下げたそうだ。
 日頃は激しく対立しているであろう与野党が、日本叩きには一致団結するということが見てとれる。
 日本は主権国家のはず。その主権国家が設定した検定制度で合格した教科書を、自分たちの意にそぐわないからって、裁判にまで持ち込むとは、いったいどういう了見なんだろうか。
 単なる政治的パフォーマンスかもしれないが、やってることが滅茶苦茶だ。勝算があって提訴したとは到底思えない。取り下げたことで、日本に恩を売ったつもりになってやしないか。全く困った人たちだ。
 以上、久々に教科書問題がらみの話題でした(^_^;。

9月4日(火)雨にたたられた南紀勝浦の旅1泊2日

 朝9時前に大阪市内の最寄り駅から乗車し、目的地の紀伊勝浦駅へは12時半頃到着。3時間強の電車の旅。
 着いた後、まずは駅近くのそば屋で昼食。
 勝浦港から14時発の遊覧船で、勝浦湾の内海を巡る。本当は外海に出るコースに乗りたかったのだが、波が高いためお休みだった。が、内海コースでもすごい波で、
「転覆せんかいな」というほどではなくても、ほとんどジェットコースター気分だった。もうちょっとで気分悪くなりそうだった。
〈写真〉海を挟んで向こうは那智山

 港に帰ってきた頃には雨がかなり激しくなっていたし、他に特に見て回る場所もなさそうなので、早めに旅館にチェックイン。
 担当の仲居さんは20代後半ぐらいの日焼けした女性で、いろんな話をしてくれた。
 彼女は、これまでいろんな温泉場を巡って仲居の仕事をしてきたと言う。勝浦へは1ヶ月ほど前に来たばかりで、その前は城之崎(兵庫)、その前は賢島(三重)で働いていたそうだ。
 「何か、アレに似てますね〜」と私が言ったら、彼女は
「あっ、昼のドラマの『はるちゃん』でしょ!」と言って苦笑した。お客さんによく「はるちゃん」の話を出されるそうだ。他の仲居さんたちも、同じ仕事のドラマだから気になるのか、けっこう見ているらしい。
 早めにチェックインしてしまったため、夕食まで4時間近く時間が空いてしまった。海沿いを散歩でも…と思ったが、雨は止みそうもなく、断念。まずは温泉(露天風呂。わらぶき屋根がついてるお風呂もあるので、多少の風雨は大丈夫)に入り、その後、延々と夫とオセロ大会。別段私は強いわけでもないのに、全勝してしまった。夫はちょっと不服そう。
 夕食はとにかく量が多く(3食分はありそう)、質は…うーん、可も不可もなくという感じ。でもカニが丸ごとというのは感動ものだった。エビもたくさん出た。夫はカニやらエビやら食べるのが面倒なのは嫌いなので、出来る限り私が皮をむいて中身を出してあげた。ほんとに手の掛かる。おまえは子供か!…しかも夫は後で
「カニとエビは当分見たくない」と言っていた。
 私たちは貧乏性なので、出されたものはできるだけ残すまいとする。白飯以外は全部たいらげてしまった。そのおかげで食後しばらくは動けなかった。
 その後、もう1度温泉へ。夜の露天風呂はよろしいなぁ。極楽極楽。出た後、
体重を計ったら、夕方計った時より1.5kgも増えていた。やっぱり食べ過ぎ!
 1時頃にようやく就寝したが、寝床が変わったせいか、朝までに何度か目が覚めた。

〈写真〉高さ133m、幅13mもある那智の滝

 2日目。7時半に起床し、眠気覚ましに3度目のお風呂。朝から風雨はますます激しく、露天の方にはとても入れない状態だった。
 朝食は和食バイキングだったが、疲れがとれてないのか、あまり食べられず。
 10時に勝浦駅発の観光バスに乗り、
那智の滝、西国33カ所第1番札所の青岸渡寺、太地のくじら浜公園へ。が、どこへ行っても本当に風雨が強くて、台風並だった。スニーカーもGパンもびしょびしょ。
 くじらの博物館へは、小学生の頃に家族旅行で行ったことがある。施設は特に補修もされてないようで、展示物も当時とほとんど変わってなかったようだ。何だかレトロ。
 那智見晴台もコースに組み込まれていたのだが、先日の台風が原因で、今は入れない状態になってるそうで、それを省いた観光となった。そのため、予定よりかなり早くに駅に戻ってきてしまい、ほとんど2時間も時間が空いてしまった。土産物屋や喫茶店で時間を潰した。
 16時頃発の電車に乗り、大阪へ。行きと違って停車駅が多い列車だったため、かなり時間がかかった。3時間半ほどか。もうクタクタ。
 ああ、天気さえ良ければ、もっと良い旅になってたのに…と思って
帰宅してテレビを見たら、天気予報が「明日の和歌山県南部は晴れ」と伝えていた。あう〜!悔しい!

 勝浦は京阪神からかなり遠いこともあってか、白浜などに観光客を奪われがちらしい。が、人がいっぱいの観光地よりも、「しなびた温泉街」が好きって方には、勝浦はお勧めですよ。

9月3日(月)久々の旅行でした

 この日・月と1泊2日で、夫とともに南紀勝浦温泉へ行って参りました。和歌山と言えば私が住んでいる大阪の隣の県なんですが、これまた異様に遠いんですよ!東京〜大阪間(新幹線)よりも時間がかかるんですから!(南紀勝浦がどこだかわからない人は、地図帳引っ張り出して探してみましょう)
 旅行って、行くのはいいけど、帰ってきた後の片づけや洗濯が面倒なんですよねぇ。そんなわけで、今夜はかなりくたびれてますので、とっとと寝ます。明日は朝イチで納品に行かないといけないし(T_T)。夫なんて、明日は休みを取るんですよ。悔しい!(T_T)
 旅行の模様は、また明日にでもこちらで書かせていただきます…かなりしょぼいと思うけど…(^^ゞ。

 歌舞伎町のビル火災、当初はガス爆発が原因という報道だったけど、ここに来て諸説出てきてますな。放火説まで出てきてるので、ちょっと驚き。今後に活かすためにも、早く原因を特定してほしいもんだ。

9月1日(土)歌舞伎町のビル火災

 今日未明、新宿・歌舞伎町の雑居ビルでガス爆発による火災が起こり、44人もの死者が出た。
 
よく海外のディスコ等で深夜に火災が発生し、若者が数十人単位で犠牲になるというニュースを見聞きするものだが、まさか日本でもこれだけ大量の死者が出るような火災が未だに起こるとは。
 昭和57年のホテルニュージャパンの火災では、スプリンクラーの設置を怠るなどの消防法違反が、大量の犠牲者を出すこととなった。今回の火災も、消防署への提出が義務づけられている消防計画などの届出もなく、4階以外は避難ロープの設置も怠っていたなど、早くも数々の違反が指摘されている。
 人間誰しも、まさか自分が火事に巻き込まれるなんて思わないものだ。旅行や出張でホテル等に宿泊する際、非常口を確かめる用心深い人も、飲食店やゲーム店に立ち寄る時まで確認したりはしないだろう。
 ビルの構造なんかにある程度詳しい従業員ならまだしも、たまに立ち寄るぐらいの客は、いきなり煙が出てきても、どっちに逃げたらいいのかなんて、とっさに判断できないだろう。ビルから飛び降りて一命を取り留めた従業員がいたが、客の避難誘導をするでもなく、自分だけとっとと逃げ出したようで、何だかなぁと思う。
 それにしても、深夜の出来事だったせいか、テレビのインタビューに答えていた目撃者たちは、いかにも遊び人風が多かった。たまにサラリーマンもいたが、終電に乗り遅れたって人か? そういや、死者の中には30代〜40代の男性が多くいるようだが、この人たちも終電に乗れず、朝までの時間つぶしをしていた人たちか?
 ああいう狭い雑居ビルは、大阪にも数多くある。私がたまに行く居酒屋や中古CD店などもそういうビルに入っている。階段はたいてい「きつきつ」で、ただでさえ通りにくい通路が、物なんか置いてあってよけいに通りづらくなっており、店内も狭くて客が10人も入っていると熱気で息苦しい感じさえする。あれらの店は、消防法をちゃんと守ってるんだろうか?と、改めて不安になる。
 大阪市消防局では、週明けにもキタやミナミなどの雑居ビルについて、特別査察を実施する方針を固めたそう。何か起こらないと動かないんだよなぁ。とはいえ、この際、違反者は徹底的に摘発してほしいものだ。


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