過去ぼやき2001年8月分
芸能人と仲良くなる夢・自分の日常にウンザリ・町内盆踊り・平和という呪文・夫のしょーもないプライド・「つくる会」ビル放火事件・言論の自由がない日本・モニタが壊れた外注仲間・小泉総理が抜き打ち参拝・昭和20年8月14日の社説・また幼児虐待死・ホームレス夫・原稿が来ない・姪っ子と寝た夜・映画「A.I.」・大仁田厚・いしだ壱成・稲垣吾郎・台風11号・北朝鮮の教科書・高祖議員派選挙違反・失業率5%・漂流船長に学ぶ・テレ朝「放送番組審議会」・…8月前半は延々と小泉総理の靖国参拝問題(^_^;
01年7月分へ
8月31日(金)ディカプリオは特に好きじゃないが |
「タイタニック」テレビ放映。
映画館で見たのに、ついつい引き込まれて見てしまった。こりゃ明日も見てしまうなぁ。
8月30日(木)テレ朝の放送番組審議会より |
どこの放送局にもあると思うが、テレビ朝日にも「放送番組審議会」なるものがある。
私の知らない委員が多い中、作家の三浦朱門、コメンテーターでお馴染みの南美希子、漫画家の紫門ふみや黒鉄ヒロシなどもいて(この二人は毎回出席しているわけではないようだが)、なかなか幅広い意見交換が行われていそうだ。
が、内容を見て「おいおい」と思う点が多々あった。
まず、「報道番組(含 歴史教科書問題)」 の項。・「ニュースステーション」における歴史教科書問題は、やや議論が直線的であった印象がある。もちろん放送における思想表現の自由と放送の公平性の均衡という枠内に充分収まる程度ではあるが。
この審議会は7/13に行われているから、これって「つくる会」が抗議文を出したあの7/6放送分の話なんだろう。それにしては、「放送の公平性の均衡という枠内に充分収まる」なんて、あまりに偏った意見だ。誰だ、こんな発言したのは。
・日・韓・中の教科書をすべて韓国語、中国語、英語に訳して比較してみては。また、中国の教科書が日本、イギリスそれぞれをどう書いているか。こういう視点も大切だ。
これは、三浦朱門の発言だろうか?何せ歴史教科書8社の比較検討本を執筆した人だし。とりあえず中韓の教科書を日本語訳して大々的に売り出してくれんかなと思う。それを読めば、日本人の誰もが「あなた方の教科書を先に修正したら?」ってなるだろう。
・選手から観客、背後にいる無数の関係者の総和としての「世界水泳」がオンエアされることを期待する。いたずらに「日本選手ガンバレ」調の絶叫はしらけるばかりだ。結果重視、一般にスポーツ中継はナショナリズムまるだしのメダル争いの報道になりがちだが、そろそろスポーツ番組にも新しいスタイルが生まれてもいいのでは。
確かに朝日系列はナショナリズムが嫌い。だけど、視聴率を稼ぐには「日本選手ガンバレ」でないと他局に負けることを知っているから、スポーツの時はあえてナショナリズム丸出しの報道をしているのだ。
そこでテレビ朝日に提案。今後は、日本選手が優勝しても表彰式は放映しないことにしたらどうだろう。君が代が流れ、日の丸が揚がり、選手も観客もジーンと来てる模様は、朝日系列の主義主張に反するし、似つかわしくない絵だろう。
私の知人に、「シドニー五輪で高橋尚子が優勝した瞬間、ものすごく感動したけど、その後、日の丸持って場内を回ってる姿を見た時は、がっかりした」という人がいた。こういう人のためにも、思い切って、「日の丸を一切映さない。映ってしまったら編集でカットする、あるいはモザイクかける」ぐらいに徹底したらどうだろう?(生放送では無理だろうけど(^_^;)また、6/22分の審議会では「ワイド!スクランブル」(お昼のワイドショーね)が課題に挙がっていた。
・司会の大和田、大下コンビは落ちついていて、いい雰囲気を出している。長く続けていると味も出てきて、好感がもてる。
大下さんはともかく、大和田漠はちょっと。かなり左寄りだし。先日、総理の靖国参拝について取り上げた時、あるコメンテーターが賛成の意見を述べると、驚いて困ったような顔をしていた。その後、すっと別の話題に移してしまったし…。まあ番組サイドの意向かもしれんが。
・「夕刊キャッチアップ」のコーナーで信憑性のない新聞記事を取り上げた場合、責任は局にあることをあらためて認識してほしい。
先日、「夕刊キャッチアップ」を見ていて、思ったことがある。明石の花火大会事故関連の記事を紹介した時、その新聞の見出しに「将棋倒し」と大きく書いてあったのだが、これについて、コーナー担当の佐々木アナは、「ウチではこの表現はできないんですが…」と困っていた。
そういや朝日だけでなくNHKも、ある時期を境に、「花火大会で見物客が折り重なるようにして倒れた事故で…」というような表現に変えた。将棋協会か何かから「将棋の印象が悪くなる」とクレームがついたので、局によってはこのように自主規制をしているらしいが、ばかばかしい。「将棋倒し」なんてのは昔からあった表現ではないか。誰もその言葉を聞いたからって、「将棋なんてやっちゃだめ」とか今さら思ったりしないって。さらに、5/18分の審議会では「所沢ダイオキシン報道」裁判の判決について、述べられていた。その中で、信じられない意見を発見。
・久米さんが謝ったことには疑問を感じる。簡単に謝らない方がよい。国際的には“危険”である。「報道の真意は、ダイオキシンの問題提起であった」とすべきだった。
もちろん、これはテレビ朝日関係者の意見でなく、あくまで委員の誰かの意見だが、「簡単に謝るな」とは、朝日系列の「日本の戦争責任」に対する見解とは正反対だなぁと苦笑してしまった。
・日本政府が謝ったことには疑問を感じる。簡単に謝らない方がよい。国際的には“危険”である。「村山談話(1993年)の真意は、日本の戦争責任の問題提起であった」とすべきだった。
……なーんちゃって、なんちゃって(←「ちびまる子ちゃん」の野口さん風に)。
どうも朝日系列は、「目的が正しければ、報道の中身に多少の誇張や嘘があっても良い」とする傾向があるから油断できない(サンゴに自ら傷つけておいて「環境破壊だ」と報道した、例のやらせ事件を思い出そう)。しかもその「目的」にしても、客観的に見て正しいものなのかどうか怪しい場合も多いのだ。報道の本来の役割が何なのかを自覚すべきだろう。
8月29日(水)漂流船長に学ぶ |
長崎県から太平洋を1ヶ月以上も漂流した後、千葉県沖で救助された「繁栄丸」船長(と言っても船員は彼1人だけだそうだが)の会見を楽しく見た。
主治医に「驚異的な回復力で正直言って驚いている」と言わしめた彼は、「ほんとにこの人がこの前まで漂流してた人なんだろうか?」と思わせるほど、明るく良く喋った。
台風11号に遭遇した時は、「これで終わりかな」と思ったそうだが、よく転覆せずに持ちこたえたものだ。よほど運の強い人なんだろう。
普通、こういった生還劇を成し遂げた人というのは、「絶対に生きて帰るんだ!」とものすごい精神力を発揮して頑張った…という感じがするのだが、この人にはそれは全く当てはまらないようで、「生に対する執着もなかったし、生きたいとも思わなかった」と言っていた。
人間、誰しも生に対する執着心はある。普段は意識していなくても、極限状況に置かれたら、「死にたくない!どんなことでもするから生き延びたい!」と思うものではないだろうか。
この船長も、助かった今だからこう言ってるけど、ひょっとしたら、最初のうちは必死だったかもしれない。漂流生活が長引くうちに、単に気力がなくなって生への執着がなくなったのかもしれない……。私は最初はそう思ったが、この人の呑気なしゃべり口調や表情を見ているうちに、そうではないような気がしてきた。この人は本当に素直で純朴な性格で、普段から自分に正直に一生懸命生きてきた人ではないか?と。
「スイカ1個流れてくればな〜、リンゴ1個でもいいから流れてこんかな〜」という言葉は、会場にいた人たちを笑わせた。いいなぁ、このおじさん(^_^;。
いろいろと得るものがあった会見だが、「生きたいとは思わなかったが、生きている間は頑張ろう…と力を抜いたのが逆に良かったのでは」という言葉に、私は一番感心した。
人間、焦ってもどうしようもない時があるものだ。逆に焦れば焦るほど深みにはまったりする。日々の仕事に不満のある人や、仕事が決まらず焦っている人は、この船長を見習って、肩の力を抜いたり、発想を転換してみてはどうだろう。それでもし失敗しても大丈夫。いくらでもリベンジできる。少なくともあなたは「太平洋に独りぼっち」じゃないんだから。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
H2Aロケット打ち上げ、無事成功。
平成10年、11年のH2ロケット(H2Aのベースとなった)の2度の打ち上げ失敗で、日本のロケットの国際的な信頼度はガタガタに崩れてしまっていた。2度目の失敗前までは、打ち上げ前にも関わらずH2Aの衛星打ち上げを20基も受注していたが、2度失敗した後は、半数以上が解約されてしまったそう。
宇宙開発の歴史を見ると、いつの時代も、どこの国でも、常に国家の威信がかかっているものだが、日本の場合、それプラス、ビジネス面での信用もかかっていた。関係者の皆さん、ご苦労様。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
昼下がり、思わぬ相手から電話が来た。HIT SHOP(光通信)からだった。
「2年ほど前に携帯をご購入いただきましたよね。アフターサービスのお電話をさせていただきました。調子はいかがですか?」。
おいおい、そんなことより先に言うことがあるだろ!?と私は思った。というのも、もう1年ぐらい前だが、私が携帯を購入したHIT SHOPの支店がある日突然閉店してしまい、以降、閉店のお知らせや今後どこへ連絡すればいいのか等を記したハガキの1枚も寄こして来てないからだ。
私がそのことを突っ込む前に、電話の相手は「ご契約いただいた○○支店、このたび閉店させていただいたんですよ」。おいおい!いつの話をしてるんや。私はムカッと来たので「そうですね。もう1年ぐらい前からなくなってますよね!」と言った。
相手は「連絡が遅くなり申し訳ありません」とさらっと言った後、「携帯電話も2年ぐらいお使いになってますと、バッテリー切れが早くなったり、いろいろ支障が出てきます。そこで交換をお勧めしています。これは無料です。私どもがお宅にお邪魔して10分程度で交換が済みますので…」と、営業トーク。
わざわざ自宅に交換に来てくれる?しかも無料で?そんなうまい話があるわけないだろう。
私は「待ち受け専用だし、今は特に交換は必要ないです。それより、今後何かあった場合、どちらに連絡すればいいんですか?新しい連絡先を教えて下さい」と言ったが、相手は「連絡先については後日お葉書でお知らせしますので」。「電話番号ぐらい、今ちゃちゃっと言ってくれたらいいじゃないですか」。「お葉書お送りしますので」。……もうええわと思って、電話を切った。
全く、「アフターサービス」が聞いて呆れる。何を考えてんだか!(-.-#)
8月28日(火)失業率過去最悪 |
7月の完全失業率が5.0%に達した(近畿は3ヶ月連続で6.3%)。これは、調査を始めた昭和28年以来最悪の数字だそう。
派遣労働者で待機期間中の人は、この数字に含まれているのか、いないのか? 最近、長期契約のはずが数ヶ月で終了となり、次の仕事が決まらないという人が、富に増えているような気がする。また、短期や単発の繰り返しで仕事してきた人も、以前であれば途切れなく仕事があったのが、最近では間が空くことが多くなったと聞く。そういや、私の元に来る仕事紹介の電話も、以前に比べてずいぶん減ったように思う。
少し前は、正社員を切ってその分を派遣に切り替えたという企業がたくさんあったが、最近ではそれすら危うい。正社員を切って、残りの正社員にその分をやらせているのかもしれない。しかもサービス残業で。
私は現在、在宅ワークを主にやっているが、派遣やアルバイト以上に立場は危うい。外注(委託)スタッフというのは、真っ先にリストラの対象となってしまう。
世の中、「価格破壊」だの「デフレ」だのが言われているが、在宅ワーク・SOHOの現場でも同じことが起きている(特に入力系)。単価が下がって来ているにも関わらず、在宅ワーク希望者は増え続けている。競争率はどんどん上がり、仕事を得るためなら低い単価でも構わないという人も出てくる。で、さらに単価が下がっていく。デフレスパイラル。
SOHO系の求職掲示板で、こんな投稿をよく見かける。「他より安価でお仕事お請けいたします」。安易にこういう投稿をするのは止めてほしいと、現役の在宅ワーカー・SOHOワーカー達は皆、怒っている。誰か1人が単価を下げれば、他の者も下げざるを得ない。受注側の私たちがそういう値下げ合戦を始めると、発注側である企業たちが一斉にそれにならう恐れが強くなる。
だからってわけでもないだろうが、数ヶ月前、私も取引先から単価を下げられた(正確には未稿分を値引きされた額が単価となった)。社長は、「嫌なら辞めれば?他に代わりはいくらでもいるんだよ」とでも言いたげな態度だった。
弱い立場だ。安い単価であっても、他にあてがないから、今の取引先にしがみつかざるを得ない。派遣も正社員もそうだろう。安い給料、不本意な仕事、将来への不安。だけど、他にあてがないから、簡単に辞めるわけにもいかない。
政府は、伸び盛りの介護産業やIT産業(世界的にはかげりが見えているそうだが)に目をつけ、「失業者を再教育してこれらの産業へ就職させる」と言うが、ちょっと待て。この前までサラリーマンやってた中高年や、建築現場で働いていたガテンなおじさんや、営業事務とか経理事務をやってたOLが、急に「ITの勉強をしろ」とか「介護の仕事をやれ」って言われて、「はい、やります」って簡単に切り替えられるか? 意欲があったとしてもついて行けるか? 人には適性というものがあるんだから。
小泉内閣に期待している人は多いが、こういった強引で穴埋め的な雇用対策だったらごめん被るって人も多いはずだ。政府は、そのあたりの声をきちんと汲み取ってほしい。
8月27日(月)ついに現職が逮捕 |
自民党・高祖議員派の選挙違反。
逮捕者がついに14人に達した。しかも14人目は現職の近畿郵政局長。
小泉内閣が推進しようとしている郵政三事業の民営化を阻止するためには、どうしても高祖議員を当選させたかったんだろう。気持ちはわからないでもない。民営化されたら自分たちの部下で失業する者が大量に出るかもしれないし、自分たちの利権も損なわれるだろうし。が、違反は違反だ。
高祖議員は関与を全面否定、議員を辞める気はないらしい。もちろん、関与がなかったのであれば、彼に法的な責任はない。が、道義的な責任はどうか。違反の積み重ねの上に、議員としての今の彼があるのだとしたら、国民の信任は到底得られない。
私ははっきり言って、選挙法違反の逮捕者が1人でも出たら、その議員は辞めるべきだと考えている。それぐらい厳しくしないと、選挙違反というのはなくならないのではないか。
今回の事件にについては、今後は連座制適用が焦点になるようだ。
※連座制=役職を離れて3年以内に国政選挙に立候補した元公務員から、選挙運動の支持や要請を受けた同一の職にあるものや、その部下が選挙違反を行った場合、候補者の当選を無効にすることができる。ちなみに、高祖議員は今回逮捕された近畿郵政局長の2代前にその地位にあった。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京・世田谷で警官が刃物を持った男に殺され、男もその警官に射殺された事件。
撃った警官は亡くなってしまったけれども、もしこれが無傷だったり軽傷だったとしたら、マスコミは一斉に「発砲は適正だったのか?」と非難の大合唱を繰り広げていたことは想像に難くない。
刃物を持って自分を傷つけようと向かってくる男に発砲したからって、何ら責められるものではない。殉職した警官は本当にお気の毒で、冥福を祈りたいと思う。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今日の朝日新聞社説より抜粋。タイトルは「夏の終わりに――考えず、詰めず、ですか」。首相が13日に靖国神社に参拝したことについて蒸し返しているのだが…
……(前略)とはいえ国内に関する限り、首相の判断が批判を激しく浴びている様子はない。「まあ、いいんじゃない」。世の中、そんな気分なのだろうか。テレビに登場する静養先の首相は、満面に笑みを浮かべキャッチボールに興じていた。
本質を詰めない。そのまま棚上げする。今年も靖国の問題はそうなりかねない気配である。少なくとも、国内では。
あいまいなままにすれば、際立った対立も起きないで済む。日本流の生き方の知恵だ。けれども、このやり方が通用しない度合いがふえてきた。
靖国は、その一例。ここでしっかりと考えておかなければ、また国外をも巻き込んだ議論を繰り返すことになる。
首相は、参拝したことで、問題をあえて自分に課した。夏休みの宿題は早く、きちんと片づけてもらわねばならない。 ……朝日新聞と言えば、戦時中はさんざん戦意高揚記事を書き(「ぼやき」8/14分参照。終戦の前日までこの調子だった)、戦後は自分たちの書いたことを一切忘れてしまったのか、日本を貶める記事を書き続けてきた。北朝鮮がどんなに素晴らしい国かを宣伝し(日本人妻問題の責任の一端があろう)、人口の4分の1が殺されたと言われるポルポト派の虐殺や、中国の文化大革命を褒め称え、ここ20年ほどは中国・韓国にご注進記事を書き続け、日本を不利な立場に追い込んできた。
その当事者がこんなこと書くか。人の振りみて我が振り直せ。「まあ、いいんじゃない」で数十年間ほったらかしにしてきた自分たちの宿題から、まず片づけてはどうか。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
新聞に載ってた「週刊現代」の広告を見てたら、こんなのが。
【実はナイスバディ 「ソーリ、ソーリ、ソーリ」で大人気 辻元清美代議士のセクシー写真】
…こんなもん見たい人がいるのか!? 想像しただけで気持ち悪くなったぞ(__;)。って言うか、この人、そもそも「人気」があるのか?
8月25日(土)吾郎くんの「不幸中の幸い」 |
SMAPの稲垣吾郎くん、私が最初思ってたのよりひどいことになってきてるなぁ。
道路交通法違反と公務執行妨害はまだしも、車を急発進して婦人警官にぶつけて怪我をさせたのはいただけない。傷害容疑でも取り調べが始まっているそうだ。
焦っちゃったんだろうねぇ。彼は他のメンバーと違って、世俗から離れたような神秘的なイメージで売っていたところがあるので、通行人に騒がれて、気が動転しちゃったんだろう。たかが駐車違反がこんな大事になっちゃって、彼自身が一番驚いてるのかも。
先日のいしだ壱成の事件でも言われたことだが、どうも芸能人ってのは犯罪について甘く見ているフシがある。人を殺しちゃったとかいうのならともかく、交通違反、人身事故、クスリ、猥褻行為ぐらいであれば、何年もしないうちに芸能界に復帰できるという現実があるから。盗撮の田代まさしだって、車で当て逃げしたせんだみつおだって、1年もせん間に復帰してる。
吾郎くんは今、どういう気持ちでいるんだろう。まさか、「SMAPはファンも多いし、すぐにでもまた復帰できるさ」…なんてタカをくくってたりして。まぁでも、クスリや猥褻のような確信犯でない分、私も彼には少し同情するけども。
しかし、彼がSMAPというグループの一員だったことは、この場合、不幸なのか幸いなのか。他のメンバーに迷惑がかかってしまって、それは不幸な面だと思うが、コンサートが彼を除いた4人で行えるというのは、事務所サイドにしてみたら幸いな面だろう。それに、これから何かにつけて、他のメンバーが吾郎くんを庇って、彼の復帰に向けて力を貸してくれることだろうし(但し、事務所が彼を見限ったら別だが)。
とにもかくにも、金曜日の夜に発生した事件という点では、吾郎くんとその関係者にとっては実にラッキーなことだった。土日はワイドショーがないからだ。間に2日も挟めば、世間の熱も少しは冷めていよう。
蛇足。彼をイメージキャラクターにしていた朝日新聞は、昨夜のうちにCMから降板させることを決定、ネットで配信した。さすがにこういうことへの対応は実に素早い。
8月24日(金)逆ギレされて不快指数倍増 |
前々から何度か書いているが、自転車で走っていると、危ない運転をしている自動車や自転車がよく目に付く。こちらは気を付けていても、突然脇道から出てこられたら、たまったもんじゃない。
今日も、脇道からそういう自転車がいきなりフラ〜ッと出てきた。あっ、危ない!と、急ブレーキをかける。相手は私よりちょっと若いぐらいの母親(子連れではなかったが、ママチャリだったのでそうだろう)。私はちょっとむっとしたが、「(周りを)いちおう見てから出えや〜」と柔らかく言った。そしたら、何と彼女は私を睨み付けて、「やかましわ、ボケ!!」と捨てぜりふを吐いて去っていった。……あう〜、不快指数倍増!
暑いせいか、変な人も多い。これも今日のことだが、60才ぐらいの男性が乗った自転車を追い越しざまに見たら、後ろの席に古ぼけたアンティークな人形を座らせており(最初、子供かなと思った)、前カゴには黄色いハイヒールをきちんと揃えて入れてあった。……あう〜、何だか怖いぞ!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「News week」 8/29号の「アジアの教科書」特集記事に載っていた、北朝鮮人民学校の算数教科書。
……怖いけど笑えます(^_^;。1.労働者のおじさんたちが、トラクターを2台作りました。さらに7台作ると、合計で何台になりますか。(1年生)
2.人民軍のおじさんたちが、アメリカ帝国主義のオオカミたちの戦車を6台やっつけました。次に2台やっつけました。全部で何台やっつけましたか。(1年生)
3.アメリカ帝国主義のオオカミたちに踏みにじられた南朝鮮のある村で、大洪水がありました。家が78軒流されました。壊れた家は流された家よりも15軒多くありました。壊れた家は何軒ありましたか。(2年生)
4.南朝鮮に住んでいる人たちが、アメリカ帝国主義のオオカミたちに反対するビラを238枚持っていました。何枚かをアメリカの傀儡たちのいるところにまき、残った154枚をアメリカ帝国主義のオオカミたちがいるところでまきました。南朝鮮の人たちはアメリカの傀儡たちのいるところで何枚まいたでしょうか。(2年生)
5.人民軍の戦車が何台かありました。26台は訓練のために出動しており、32台が残っています。戦車は最初、何台ありましたか。(2年生)
8月23日(木)田中真紀子のエッセイに思う |
小泉内閣メルマガ、今日配信された号でようやく田中真紀子外相が登場。
「外務省に求められているもの、それは国民の視点を日々忘れないこと」というタイトルのエッセイを寄稿しているが、これがどうにもこうにも子供だましの内容。まるで、中学生が平和教育の授業を受けた後、書いた感想文のよう。……外交の要諦は何か。それは何よりもまず日本の国家と国民の利益、すなわち、国益を守り、増進するということであります。また、そのためには、何よりも日本が世界の平和と安定の確保にどのように貢献できるかということが重要です。
私は、この地球上に共に生きている約60億人のひとりひとりの痛みとか悲しみとか怒り、そうしたものに少しでも手を差し伸べられる日本外交、これが求められているのではないかと思っています。……本当にこの人は、日本の国益を第一に考えているんだろうか。日本の利益が他国の利益に繋がるとは限らない。サンマ漁問題で韓国やロシアともめている現状を見ればわかる。約60億人のひとりひとりに手を差し伸べる、こんな夢みたいな外交は世界の誰も求めてないし、求めても絶対に叶えられないと世界の誰もが知っている。まさか、サンマ漁問題であまり強い態度に出ていないのは、韓国に「手を差し伸べて」いるからじゃなかろうな?
とはいえ、日本の戦後の外交ではこういう傾向が往々にして見られる。「日本だけが平和ではいけない。他国にも手を差し伸べて平和を授けてあげないといけない」。こんなある種おこがましい理想や義務感を持っている。
そのくせ、現状はと言えば、「二度と戦争を起こしてはならない。軍国主義や全体主義を許してはならない」という強い決意を持っているはずの日本が、テロ国家北朝鮮や軍事国家中国に多額の支援を行い、軍国主義・全体主義増長の手助けをしている。この矛盾は何だろうか。……日本としては、国益の増進や世界の平和と安定を図るために、できるだけ明確なメッセージを発信するとともにこれを確実に実行していかなければなりません。私としては、こうしたことを常に念頭において、外交に取り組んでいきたいと考えております。……
「明確なメッセージ」とは何ぞや? 言うことがコロコロ変わり、嘘つきと責められても仕方のない、大臣就任以来のこの人の言動には、それらしきものは見当たらない。
たとえば、靖国問題。総理の参拝にあれだけ反対しておいて、しかも中国の外相に「総理を説得する」と約束までしておいて、その後一転、「もう説得しない」とダンマリ。しかも最近になって、反対していた彼女自身が、4月にすでに靖国に参拝していたことも発覚した。
また、「国益の増進や世界の平和と安定」を本当に図りたいのであれば、日本が国際的に孤立している今の状況を打破しなければならないだろう。当たり前の話だが、日本は世界の一部である。世界が困難に見舞われている時、日本だけがのうのうと平和と繁栄を謳歌しようとしても無理だし、無理を遠そうとすれば、「何だ日本は。自分さえ良ければいいのか?」と各国から叩かれるだけだろう。前にも書いたかもしれないが、どうも日本人は全体的に、「平和!平和!」と叫びながら運動やデモをやるだけで、「平和に貢献している」と思い込んでいるフシがある。そんなのは自己満足だ。病人を目の前にして、「健康!健康!」と遠巻きに叫んでいるのと同じこと。当然、そんなことで病気が治るわけはない。しかるべき治療をしてやらなければ。
もちろん、「平和!平和!」と叫ぶことによって、政治家を動かすことは可能かもしれない。が、日本では、その動くべき政治家自身が、一般人と一緒になって「平和!平和!」と叫んでいるだけなのだから、始末に負えないのだ。
真の意味で「世界の平和と安定」に貢献したいのであれば、憲法を改正して、他の先進国がやってるように、軍隊を海外に出して平和貢献するしかないのではないか?
日本は経済大国というだけでなく、軍備費世界第2位の国でもある。そんな国が平和貢献に後込みして、自分たちだけは安全地帯にいようとしている現状を、おそらく他国は呆れて見ているだろう。
「憲法改正!? 恐ろしい!軍国主義が復活しないか。そこまでして平和貢献なんてしなくていい。日本の安全さえ守られればいい」という人もいるだろう。そういう人に尋ねたい。もしあなたの家に強盗が入ったらどうするか? 警察に助けてもらおうとするだろう。では、もしあなたの国(日本)に他国の軍隊が侵攻してきたらどうするか? 日本の軍隊(自衛隊)に助けてもらおうとしないか? 独立国にとって軍隊は必要不可欠なものなのだ。永世中立国スイスにだって軍隊はある。もちろん、積極的な武力行使など望んではいなくて、万が一の事態に備えてのある種の保険みたいなものだ。
「軍隊なんて必要ない。アメリカや国連軍に助けてもらえばいい」という人は、自分を恥じるべきである。それは、童話の「アリとキリギリス」のキリギリス、あるいは「ドラえもん」ののび太に他ならない。
世界平和に貢献する気のない自分勝手な国、自立できない幼稚な国、それが世界から見た日本のありのままの姿なのだと私は思う。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
終戦直後、京都府の舞鶴湾で、旧海軍の輸送船「浮島丸」が爆発、沈没し、帰国途中の朝鮮人労働者ら約550人が死亡したとされる事件の民事訴訟は、安全運送義務不履行で、国に賠償命令が出た。
一方、戦後補償を巡る謝罪や損害賠償請求は棄却されたが、「国家賠償法施行前の事件であり、明治憲法では損失補償の規定がない」のだから、これは致し方ないだろう。事後法では裁けないのだ。
戦争にまつわる裁判だけども、戦争責任とは別次元のところで、単に乗客の安全に注意を払わなかった責任だけを認めた形となっているため、原告側(韓国人)は猛烈に怒っている。
日本の政策の犠牲となり、ひどい目に遭った原告の皆さんは、大変お気の毒だとは思う。が、「賠償よりも事件の真相を究明したい」として提訴したものの、実際の裁判では真実を確定するような新たな資料は提出されず、原告側自体が「爆発原因は問題の本質ではない」との姿勢に変わっていったのは、どういうことか?
恩を着せるわけではないが、この種の裁判で原告が勝訴した例は数少ない。実際、原告たちは判決に満足したのか、控訴はしないとしている。にも関わらず、「誠実な姿勢を見せない日本人は信用できない」というコメントを聞くと、やはり韓国と日本との間には根深い溝があるのだなと思う。
8月22日(水)台風一過 |
ノロノロ運転だった台風11号、どうにかこうにか去ってくれた。規模や速度のわりには、被害は少な目だったようだ(とは言え、被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます)。
私が子供の頃は、台風が来るとしょっちゅう停電したものだが、最近はそういうことも少なくなった。何だかあの頃が懐かしい。
忘れもしない、私が小学校1年生のある土曜日の夜。7時からのアニメ「海のトリトン」を楽しみにしていたのに、その日台風が近畿地方を直撃し、夕方から停電に見舞われた。「海のトリトン」は見られず仕舞い。がっかりしたものの、食事の時にロウソクを立て、一家でキャンプ気分で過ごした楽しさを、なぜだか今でも鮮明に覚えている。
しかし、子供時代と違って、今、停電に見舞われたら大変だな〜。パソコンを立ち上げられなかったら、仕事もできないんだから。「原発反対!」と声高に言えない所以である。
8月21日(火)久々に芸能ネタ |
大仁田厚が、選挙に当選したと思ったら、とたんにドタキャン騒動、続いて愛人騒動。プロレス仲間の中には、「当選したら、こういうことになるんじゃないかと心配してた」と言っていた人もいるそう。
政治家というのは、当然ながら品行方正、清廉潔白を求められる職業で、こういったスキャンダルは致命傷になりがちだ。特に大仁田の場合、「教育問題に力を注ぎたい」ってことで政治家になった人だから、お金や女性が絡んだ今回のスキャンダルは痛い。自民党は彼に出馬要請するにあたって、身辺調査をしなかったんだろうか?(^_^;
会見を見てると、本人はやたらのほほんとしていて笑顔までこぼれていたが、事の重大さを理解してるんだろうか?もっとも、愛人だったと言われてる女性は、最近多い「秘め事を堂々とメディアに売ってしまう」恥知らずなタイプの女性のようだから、ひょっとしたら、そこにはかなりの創作や思い込みが入っているのかもしれないが…。いしだ壱成が、大麻を所持していたとして大阪で捕まった。てっきりアメ村(アメリカ村。大阪の心斎橋付近の若者が集まる街で、売人がよくたむろしていると言われる)で買ったんかなと思ってたら、東京で買ったものを持ち込んでいたようだ。
いしだ壱成と言えば、私は以前は「何やこの軽そうなにーちゃんは」と思って見ていたものだが、最近はいろんな役柄をこなすようになり、普段の感じもなかなか爽やかで、「ひょっとして、ええ歳して好き勝手生きてるオヤジ(石田純一)よりまじめで大人なのかも?」と思うようになっていた。それだけに残念だ。
とは言え、芸能人が大麻だとか覚醒剤だとか(覚醒剤の方がより深刻だが)で捕まることはよくあるので、私のような一般人から見れば、「またかぁ。アホやなぁ。運悪く見つかってしもたんやなぁ」てな感想を抱くだけだったりする。
それは恐らく「やってる」芸能人たちも同じなんだろう。「あ、いしだ君、見つかっちゃったか。俺は見つからんようにうまくやらないとなぁ」とか、そんな雰囲気で、感覚が麻痺しちゃってるのではなかろうか。そして実際、発覚しない人が圧倒的で、こういった逮捕劇にまで至るのは、ほんのわずかなパーセンテージではないか?と思えるのだ。
しかし、いしだ君。「彼は大麻をやってるのではないか」というタレコミ情報があり、それで警察が1年以上にわたって内偵をしていたというから、どっかで恨みを買ってたんだろうなぁ。
ユースケ・サンタマリア主演のドラマ「花村大介」での、熱血弁護士を演じるいしだ君が、私は大好きだった。そんな役を演じながら、裏で違法行為してたんかいな。皮肉やなぁ。…反省しなはれや!
それにしても、本名を初めて知った。「星川一星」(ほしかわいっせい)…こっちの方が芸名っぽくない?(^_^;小泉総理の長男、孝太郎くんは「反町隆史」に似ていると巷では評判のようだが、私には「ココリコの遠藤君」にしか見えん。あと、夏休みの総理とキャッチボールしてた次男は、「大和田漠」に似てると思う。どーでもいいけど(^_^;。
台風のため、今日の仕事は開店休業状態。明日、まとめて原稿を取りに行かなならん(T_T)。近畿はどうやら峠を越えた。東海、関東の皆さん、ご注意を。
8月20日(月)久々に映画館へ |
映画「A.I.」を夫と見た。
これから見るという方もおられるだろうから、ネタばらしにならない程度に感想を。
まず、「スピルバーグの映画」と思って見に行くと、予想を大きく裏切られるだろう。私は事前に「キューブリック色が強い」と聞いていたので、ある程度心構えができていた。そのせいか、「裏切られた」「金返せ」という気には全然ならなかった。
キューブリックの映画と言えば、「2001年宇宙の旅」(1968年度作品)が有名だが、私はこれを初めて見た時、「何じゃこりゃ?結局何が言いたいん?」てな感じで、あまり理解できなかった。舞台は近未来だが(とは言え、今年はもう2001年!)、何となくクラシカルな雰囲気があった。哲学的でいろいろと考えさせられる映画だった。「A.I.」もそれに似た哲学的な香りが全編に漂っているように思う。
とは言え、「A.I.」は「2001年宇宙の旅」ほど難解ではない。主人公デイビッドが少年(人間ではないが)だし、テーマが「子どもが親に愛されたいという気持ち」だから、感情移入もしやすい。
ここだけの話、私なんて劇中、3度も泣いてしまった。隣りに座った20代前半の女性は、私以上に泣いていた。決して叶えられることのないデイビッドの願い、それが見る者の心を突き刺す。最後をハッピーエンドと見るか、そうでないと見るか、それは見る者の判断に委ねられるだろう。
あと、クマ好きな私は、デイビッドの相棒的存在の「テディ」が気に入ってしまった。うちの「くっくり」もこんなふうに動いて喋ってくれんかなぁと、子どもみたいなことを思ったりする(ご存知ない方へ。「くっくり」は私の大切なクマのぬいぐるみの名前です)。さて、お盆が終わった途端に台風が接近している。近畿は明日あたりが山場らしい。皆さんもご注意下さい。
8月19日(日)姪っ子と寝た夜 |
この土・日は、私の実家へ夫とともに。
カラオケ、焼肉、おしゃべり。ああ、久々によく飲んで食べて遊んだ。
しかし、子ども(妹の娘・4才)の相手は疲れる!「くっくりおばちゃんと、いっしょにねたい」と言うので、夜の10時過ぎに二人で布団に入った。「どーせすぐ寝るやろ。寝たら、下でみんなといっしょに飲み直そ」と思ってたのに、なかなか寝てくれない。よくしゃべり、よくはしゃぐ。片時もじっとしていない。
そのうち、妹が様子を見にやってきた。「はよ寝なオバケ出てくるよ!」と脅かすが堪えない。妹が出ていった後……。
私「ほんまにオバケ出てくるよぉ〜。いや、オバケはこわないなぁ。ほんまにこわいのは幽霊やで〜」
姪「ゆーれいって、なに?」
私「死んだ人のこと。見た目、人間といっしょなんよ。オバケや妖怪は見たらすぐにわかるやんか。けど、ゆーれいは見てもすぐにはわからへんの。でも、よーく見てみたら、何か違う。何が違うんかなと、もっとよく見てみたら、その人の向こうが透けて見えるん。あっ、この人、人間と違う!って気づいた時はもう遅いんやで。そのゆーれいが、じーっと、あんたのこと見てるん。どうする?こわいなぁ?」
姪「………」(固まってる)
私「ひょっとしたら、くっくりおばちゃんもゆーれいかもしれへんなぁ。見た目、人間といっしょやからわかれへんけど…」
姪「………」(泣きそうな顔)
私「(あ、やばい。脅かしすぎや!)あー、でも大丈夫。くっくりおばちゃんはゆーれい違うよ!」
姪「おじちゃん(夫のこと)は??」
私「おじちゃんもゆーれい違うよ。おじちゃんは妖怪やなぁ」
姪「どんなようかい?」
私「妖怪いびき王。めちゃくちゃ大きないびきして、他の人を寝られへんようにするんよ。そやから、あんたも私も、おっちゃんより先に寝なあかんよ。そやないと、寝られへんで〜」
姪「きゃっきゃっ!」(ウケてる)
…いかん、またはしゃぎだした。どうしよ。と思ってたら、その後、もう1度妹が来た。妹と私があれこれ話し始めたら、数分もしないうちに、姪っ子は寝入ってくれた。
が、本当に大変だったのは、この後。姪っ子は信じられないほど寝相が悪かったのだ。どこの子もこんなふうなんだろうか?姪っ子を囲んで夫と私と妹、計4人で一室に寝たのだが、みんな朝まで何度も起こされた。
夜中、ふっと私が目を覚ますと、夫が、布団のはるか下の方…ドアのあたりまで行ってしまってる姪っ子の腕をずるずる引っ張って、定位置まで戻していた。またふっと目を覚ますと、今度は姪っ子の足が私の顔にヒットしたところだった。なんで90度も身体回転しとんねん!と驚きつつ、また定位置まで戻した。結局、大人3人は熟睡できず、昼まで寝てしまった。本人は朝早くから起きて、おじいちゃん&おばあちゃんとはしゃいでいたようだ。
私と夫は1晩だけですんだが、妹夫婦は毎晩のようにこういう苦労をしてるんだろうか…と思うと、やっぱり私は「子どもはええわぁ(別にほしくないわぁ)」となってしまう。まーでも、妹に言わせりゃ、「そんな大変でもないよ。子どもなんて勝手に大きくなっていくよ」なんだけど。
8月17日(金)原稿が来ない |
まず、最近「ぼやきくっくり」を読み始めた方へ説明。
私は現在、A社と委託契約を結び、折り込みチラシの入力の仕事を自宅でしています。
さて、一昨日の15日のこと。
A社に原稿を受取に行った際、A社の担当者曰く、
「クライアントB社の20日朝納品分(20日朝に私がA社にデータ納品&原稿返却する)と21日納品分(21日朝に…以下同文)の原稿の一部がまだ上がってきてないんです。B社が言うには、17日にならないと原稿が揃わないとのことなんです。が、明日16日から19日までウチは盆休みでしょう。だから、とりあえずこちらに上がってきてる原稿だけ今あなたにお渡しして、残りはB社から直接あなたのお宅にFAXしてもらうよう手配しておきました。すみませんが、そういうことで」。
「あの〜、私、18・19日と帰省する予定なんですよ。帰ってくるのは19日の夜になります。B社さんは17日にちゃんとFAXして下さるんでしょうか?」。「まー大丈夫でしょうが、いちおうもう1度こちらから念を押しておきます」。
そうは言っても不安。だって、B社っていつもけっこういい加減で、納品当日の朝に原稿送ってくるような会社なので、な〜んか嫌な予感はしてたのよ。そしたら案の定!
今日、晩の7時になってもFAXが来ないのでB社の担当者に電話をしたら、「今やってます。8時か9時までには送りますんで!」。
9時半過ぎても来ないので再び電話をしたら、「あ、今送ろうとしてたとこです!もう送ります!」。出前が遅れた時の言い訳みたい。
10時半になってやっと2本のうち1本が来た。でも、これって急ぎの20日納品分じゃなく、21日納品分のやつだ。しかも、原稿の中身見たら、日付等不明点がいくつかあった。
折り返し電話をして、不明点を解消する。切り際に「残りの分、またお願いします」と告げた。
とりあえず今来た21日分を先に入力し始める。が、待てど暮らせど、急ぎの方の20日分の原稿が来ない。
11時半になっても来ない。おいおい!もう日付変わっちゃうよ!…おかしい。最初に電話した時、帰省の話をしたら、「わかりました。2つとも絶対今日中に送ります」って言ってたのに〜。
切羽詰まってきたので、もう1度電話を入れた。私 「あの〜、20日分の原稿、どうなってますか?」。
担当「え??送りましたけど?」
私 「来てませんよ!?何時頃送られましたか?」
担当「21日分の原稿を送る何十分か前に送りましたよ」
私 「ええっ……来てませんが…」
担当「え!?ほんとですか?!」
私 「はい……(さっき「残りの分、お願いします」って私言ったでしょ!と叫びたい心境)」
担当「……すみません、もう私、会社出ちゃったんですよ。明日の朝6時頃に送りますんで」
私 「(ガガーン!)……朝6時ですか。了解しました」
担当「すんませんねぇ……」
私 「いえ、こちらこそお手数をおかけして申し訳ありません。よろしくお願いいたします……(ガチャン)」このやりとりを聞いていた夫、激怒。
夫「なんでお前がそこまでせなあかんねん!A社がちゃんとB社に予定通りに原稿入れさせへんのが悪いんやないか!もうほっとけ!」
私「ほっとけって言われても、途中で投げ出すわけにいかんでしょ!」
夫「明日実家に帰るんちゃうんか!間に合うんか!」
私「間に合わせるよ!6時から仕事したら十分間に合うよ!」……なんで私が夫に怒られなあかんねん。もう踏んだり蹴ったり(T_T)。
とりあえず問題の未稿分以外は全部入力・校正を終えたので、明朝来る原稿がややこしい原稿でないことを祈りつつ、今夜はもう寝ます。
8月16日(木)ホームレス夫 |
昨夜、夫が私の仕事部屋(クーラーなし)に来て、「俺にはクーラーのある部屋で寝る資格はないから、こっちで寝る」とか言い出した。「え?でも私仕事してるし、この後ネットもしたいんやけど…」と言うと、夫は廊下で寝ようとした。
「あの〜そんなとこに寝られたら困るんやけど。トイレも行かれへんし」と言うと、「わかった。外で寝る」と言って、ベランダに新聞紙を敷いてそこで寝てしまった。
何で不機嫌なのか、何に対して怒ってるのか、よくわからんが、ベランダなんかで寝られちゃ、こっちもおちおち寝てられない。何度も「中で寝て」となだめたのだが、夫はついにそこで朝を迎えてしまった。
今朝、夫が出勤した後(夫婦そろって盆も仕事〜(T_T))、怒ってる理由を改めて考えてみた。・夫が「お盆(今週土曜日)にはお前の実家は行かない(毎年言う。正月も言う)」と言って譲らないので、実家に電話し、焼肉店の予約人数を一人減らしてもらう手続きをしたから(でもちゃんと目の前で電話したぞ)
・夫が飲んで帰ってきた(毎日だけど)上に、私のお酒まで飲もうとしたのを注意したから(その後、知らない間にコンビニに行って、ワインを買ってきて1本空けたようだ)
・夕食のカレーにセロリ(夫は嫌いらしい)を入れたから
・近鉄バファローズが最近弱くて、昨日も負けてしまったから
・私が普段から仕事やネットをしていて、あまり話し相手をしないから(でも、深夜番組マニアの夫も毎晩たまってるビデオ見てるぞ)
・私がHをしたがらないから(ここ数ヶ月セックスレス夫婦(;^_^A)
・会社、もしくは通勤途中で嫌なことがあったから??心当たりが多すぎて、わからんっ(T_T)!!
……夜になって帰宅した夫は、通常モードに戻っていた。「ごめん、昨日はどうかしてた」。理由を訊いても「俺もようわからん」。全く、はた迷惑な男やなっ(-.-#)!!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
採択期間が終わった。「つくる会」教科書は採択率1%未満。一般の公立中ではゼロ。
「子どもと教科書全国ネット21」をはじめ、様々な左翼団体によって、あれだけ異様な採択妨害運動が展開されたことを考えれば、致し方ない結果か。採択しようとした地区の委員たちはことごとくFAX攻撃、嫌がらせ電話攻撃された。よっぽど肝の座った人でない限り、賛成しようという気にもならなかったろう。妨害さえなければ、「つくる会」の目標だった10%ぐらい行ったのでは?。
しかし、Nステ!「『つくる会』教科書、国民の答はノーでした」って。あんたら偏向メディア及び団体が「ノー」と言わせるように持っていったくせに、よく言う。
でも、「つくる会」としては、教科書を市販して多くの国民に問題提起をしたことにより、当初の目的の大半は達することができたのではないか。戦後56年間もの長きに渡って、日本人に植え付けられた一億総左翼的な民主主義は、1年や2年で取り払えるものでもないだろう。4年後(次の採択)に期待したい。NEWS23の冒頭、「昨日の戦争特集、様々な反応をいただきました」ということで、ある視聴者の声を紹介した。「息子が『韓国なんて戦争してやっつけちゃえばいい』と真面目な顔をして言ったので、怖かった」みたいな内容。またもイメージ操作だ。そんなん、教科書問題やら靖国参拝問題やらとは一切関係ない。親の教育が悪い、ただそれだけ!
8月15日(水)56回目の終戦記念日 |
正午、仕事の手を止めて黙とう。「皆さんの大いなる献身と犠牲と共に、今の私たちがあります。今の日本は問題だらけですが、あなた方のご苦労を無にしないよう、できるだけ頑張りますので、どうぞ安らかにお眠り下さい」。
ところで、私の記憶によれば、政府が毎年この日に実施している全国戦没者追悼式の対象者には、いわゆる「戦犯」で刑死された人々も全員含まれているはずだ(間違ってたら指摘して下さい)。なのに、なぜ靖国参拝に反対している政治家たちは参加するんだろうか? また、なぜ中国や韓国は文句を言ってこないんだろうか?無惨にも実の母親と義理の父に殺されてしまった(であろう)尼崎の男の子のニュース。
昨日、捜索願が出ていた両親が見つかって、警察署に保護された(後に逮捕されたが)姿をテレビで見たが、どちらも様子がおかしかった。特に母親の方は、ヒステリックにわめき散らして、明らかに常軌を逸していた。
母方の祖母は、母親に頼まれて嘘の捜索願を出していたそうだ。いったい何があったのか。今のところ状況はよくわからないが、男の子が日常的に両親から虐待を受けていたことだけは確実のようだ。
こういう事件が起こる度、いつも思う。虐待するなら産むな!と。とは言え、初めから虐待しようと思って産んだんじゃないだろうから、「虐待してしまうかも」と思ったら、子供をよそに預けて、本人が大人になるまで(少なくとも親の暴力に抵抗する力を持てる年令になるまで)会うな! この母親にしたって、児童相談所に「このまま暴力をふるいすぎると、大変な結果を招くのではないか」と相談していたそうだ。わかっていて、この始末。
その子にとって、一番のよりどころであり、自分を守ってくれるはずの両親が、自分を痛めつけてくる。そういう子の気持ちを考えたことがあるんだろうか? 両親によって命を奪われてしまったその子の魂が、安らげる場所が果たしてあるのか?
こういう事件が起きる度、行政が責められるものだが、今回は、預けられていた施設も児童相談所も、出来る限りのことはしていたように思える。悪いのは法律だ。虐待の証拠が見つかったら、その時点で強制的に親から離すような法律を制定できないものか?−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
もはや恒例になってしまった「戦争」関連のメモです。
とは言え、明日以降はメディアの加熱も収束していくでしょうから、私もあまり取り上げることはなくなると思います。興味のない方、ごめんなさい。飛ばしちゃって下さい。興味はあるけど、私に洗脳されそうで怖いという方は、この先はお読みにならない方が無難です(^^ゞ。ニュースステーション。
南京大虐殺の扱いがひどい。大虐殺に疑問を呈する声もあり、賛否両論なのが現状なのに、一方的な取り上げ方。
久米宏曰く、「卑屈になれとはいわないが謙虚になれ」。あなたもね。NEWS23。
靖国神社に取材に行った草野満代。VTRが始まる前、自ら「身の危険を感じた」と言っていた。日頃、偏った放送をしているのを自覚しているのだろう(っていうか筑紫がガンなのであって、彼女にあまり罪はないが…)。ああいうこと(「反日番組!」とか叫びながら詰め寄ろうとした男性がいた)が起こると予想していたようで、きちんとSPらしき人を伴っていた。
もちろんあの男性の態度はほめられたものではない。が、あの男性だけを放送したところに悪意を感じる。ネットで、今日、草野満代を見かけた人の言葉を見ると、方々から多数のヤジ(笑える物がほとんど)が飛んでいたとのこと。それは放送せずに、あのヒステリックな男性だけを取り上げるか。
石垣島事件(アメリカ兵捕虜虐殺)の取り上げ方も、「日本軍はこんなにひどかった」というイメージを一方的に視聴者に植え付けるものだ。アメリカ軍やイギリス軍が日本人捕虜にどんな陰惨な虐殺をしたか、日本のメディアではほとんど伝えられることはない。最後に、どうしてもこれだけはツッコミ入れたい。朝日新聞の今日の社説より。
「『サンフランシスコ講和条約と、その後の2国間の賠償協定によって戦後処理問題は決着済み』と政府はいう。なのに戦後半世紀以上がたっても、日本の過去を責め、道義を問う声はやまない。」
煽っているのはどこの誰ですか??(^_^;
8月14日(火)口に出したらその通りになる? |
昭和20年8月14日/朝日新聞朝刊社説より
【敵の非道を撃つ】
敵米英の鬼畜行為は従来いろいろな方面から報ぜられ、彼らが人道主義や文明の仮面に隠れて飽くなき暴虐の限りを尽くしていることを暴露しているが、今回また広島並びに長崎の空襲において原子爆弾を使用して無辜のわが民衆を殺戮する残忍性を世界に向かって公示した。
(中略)敵はこの新型爆弾の使用と同時に謀略宣伝を開始し、国民の戦意喪失を計りつつあるという。これは新兵器の威力を過大視せしむることによって、その謀略に乗せられる隙を作り出さんとするものである。われらは新兵器の威力についてはこれを軽視すべきではないと考えるが、しかし事態を静観し軍当局を信頼して、絶対に敵の謀略に乗ることがあってはならない。
われらはわれらに与えられた至上命令である航空機増産、食料増産その他の刻下の急務にひたすら邁進すれば足る。敵の暴虐に対する報復の機は一にこの国民の胸底に内燃する信念が、黙々としてその職場において練り固めつつある火の玉が、一時に炸裂するときにある。
すでに幾多の同胞は戦災者となっても、その闘魂は激動だもせず、いかに敢が焦慮の新戦術を実施しようとも、一億の信念の凝り固まった火の玉は消すことはできない。(後略)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−敗戦の前日までこの有様。翌日15日の玉音放送を信じられない思いで聞いた日本人の気持ちを、多少なりとも察することができる。
こんな煽るような記事を書いておきながら、戦後は手のひら返したように「我こそは正義」って顔する朝日新聞はずるいと思う。
「いや、これを書いた記者は無理に書かされたんじゃない?戦争中は軍部に強制されてこういう戦意高揚の記事を書かされたそうだから」という解釈もあろう。確かにそういうケースもあったろうが、それが全てとも思えない。
作家の伊沢元彦氏によれば、日本人は「口に出したら本当にそうなる」という思い込みの強い、世界的に見ても極めて特殊な考え方をする民族なんだそうだ。
ここから先は、氏の著書「『言霊(コトダマ)の国』解体新書」からの受け売り。
たとえば、明日は皆が楽しみにしている運動会だとする。運動の苦手なA君が皆の前で、「運動会なんて中止になってほしい。明日は雨が降ればいいのに」と言ったとする。そして当日、本当に雨が降って運動会は中止になった。そしたら多くの人は、A君をこんなふうに責めるだろう。「おまえが雨が降ればいいなんて言ったから、本当に降ったじゃないか。どうしてくれるんだ!」。
論理的に考えれば、A君が「雨が降ればいい」と言ったことと、雨が降ったこととは何の因果関係もない。だが、日本人は心情的に「おまえがそんなこと言ったから」となる。ある言葉を口にすると、その言葉にシンクロして本当にそうなってしまう…という考え方が根強い。
戦時中も同様で、「日本は負ける」と口に出すと、負けることを望んでいると思われたり、そう言ったことで本当に負けてしまうのではないか?そしたら周囲から責められる…という恐怖があったと推察される。ってことは、この社説を書いた記者(そして新聞社全体)も、きっと内心「負けるだろう」と思っていながら、でもそれを公言すると本当に負けてしまうような気がするし、そうなったら、「あんな社説を書いたから負けたんだ」と責められるに違いない…という心情だったのではないか?
もちろん、軍部が情報統制をしていたのは事実だから、朝日新聞が全て悪いなんて言うつもりはない。でも、このまま行けば確実に負けることをうすうす感じていながら、希望的観測を垂れ流して国民を煽ったのも事実だろう。日本政府の戦争責任ばかり追及しているが、戦時下における自社の報道については、全く責任を感じていないんだろうか?
この社説を読む限り、敗戦当日まで国民の大半が軍部の発表に踊らされ、「一億玉砕、最期まで戦おう!」という決意でいた(少なくとも表向きは)ことは事実だろう。それが一夜明けたら一転、日本は負けてしまった。国民はそのショックも冷めやらぬまま、占領軍によって「戦時下は全ての情報が軍部の統制下にあった。あなたたち一般人は軍部に騙されただけであって、ちっとも悪くはない」と刷り込まれた。
朝日新聞もそれに乗じて、「我々も軍部の圧力でああいうふうに書いただけであって、何もやましいことはしていない」と居直ってしまったんだろうか。
オウム信者の中に、犯罪を犯して逮捕された後、全てを教祖の麻原や幹部に責任転嫁してころっと転じた人が何人かいる。「確かに実行犯は私だが、麻原に命じられて逆らえずにやっただけ。私は麻原に騙されただけ。麻原がどんなに悪いことをしてきた人間かを、裁判で全て話します」…。朝日新聞のやってることも、これと似たようなもんじゃなかろうか。
8月13日(月)賛成派も反対派も不満 |
今日、小泉総理が靖国神社に抜き打ち的に参拝した。「どんな批判があっても15日に参拝する」という言葉を信じていただけに、ちょっと残念。私と考え方の似ているネット上の知人なんかは、怒りのあまり「小泉内閣メルマガ」を解除してしまったそうだ(^_^;。
しかし、何とも中途半端な結末。賛成派と反対派の間をとって、こういうことにしたんだろうけど、単に問題を先送りにしただけって感じもする。だとしたら、ごっつ日本的なやり方やなぁ。小泉さんもやっぱり日本人やったか…。
さらに言えば、中韓の外圧というよりは、与党内(自民党内の「抵抗勢力」と公明党)の圧力に屈した印象。これらへの配慮をある程度しないと、改革を進めて行く上で支障が出ると判断したんだろう。改革が遅れれば国益も損なわれる。小泉総理は本当に悩んだことだろう。気の毒やなぁ……。
中国は「どうしてもやるなら日をずらせ」と非公式に打診してきていたようだが、韓国は「日をずらしてもダメ。絶対に参拝するな」と、こちらは公式に強く言ってきていたので、参拝を今日にずらしたところで、中国はともかく、韓国の怒りは今後も収まらないだろう。
国内を見ても、賛成派にも反対派にも不満を残した結末。15日の参拝を望んでいた私としても、かなりガックリ来た。が、よくよく考えてみれば、もし15日に参拝したら、小泉さんの命が危なかったのではないか。先日、「つくる会」のビルが革労協によって放火テロされた。はっきり言って、過激な左翼団体は何をするかわからない。何らかのテロが実行されたら、小泉さんの命だけでなく、その場にいる一般の人まで巻き込まれる恐れもある。…考えすぎかもしれないけど。
いずれにせよ、総理大臣としては中曽根元総理以来の公式参拝だ。これまでの総理に比べりゃ立派な進歩だ。戦没者皆さんも草葉の陰で喜んでいることだろう。来年こそは15日に参拝してほしい。
参拝前倒しの第一報は「ザ・ワイド」で知ったのだが、コメンテーターの湯川れい子は、兄弟が戦死して靖国に祀られていることもあり、大変ガッカリした様子で「神道だろうが仏教だろうが関係ない。ただ、悼んでほしいんです」。また、「靖国神社はそのままにして、中韓の政府関係者にも参ってもらえるように、他にモニュメントを作るべき」とも言っていた。一方、共産党支持の有田芳生は、日をずらしたとは言え参拝すると決めたことを、とても怒っていた。普段はボソッとしたしゃべり方だが、この時ばかりは興奮した様子だった。
ニュースステーション。ここも韓国と同じ反応で、日をずらしたところで非難の声は変わらず。久米宏は「参拝しちゃったわけですが」「絶対15日に行くと豪語していたのに」。相変わらずの清水解説委員は「7月以降、『熟慮する』とは言いながら、こうすることは決めていたんだろう」と鼻であしらうような言い方。まーこの人たちのことだから、仮に参拝そのものを取りやめたとしても、「小泉さんは有言実行の人じゃなかったのか?」とか絶対文句言うに決まってるんやろうけど(^_^;。
ニュース23。「この数ヶ月、メディアは靖国問題に振り回された」と筑紫哲也。…自分たちが振り回したという自覚なし。田中真紀子が群馬への謝罪行脚で、お盆の帰省ラッシュの渋滞の中、高速道路を路肩走行……の件。
閣僚だから特別扱いも当たり前? でも、自ら「庶民派」を公言して止まない人にこんなことされたら、しらけますな。
しかも、会見では謝罪文を読み上げただけで質疑応答はなし、肝心の落選候補への謝罪も極めて短時間に終わり、全体通してたった30分足らずで終了、そのままとんぼ返りしたとのこと。
30分で帰ろうが半日いようが別にどうでもいいが、警備費用なども税金から出てることを自覚してるんだろうか?
こんな失言だらけの大臣、もし田中真紀子でなければ、とっくにクビになってるだろうに。そういや、失言で2度も党紀委員会にかけられてるし、また失言したら今度こそヤバイと自覚したのか、群馬での謝罪文にしても、今日の小泉総理参拝に対するコメントにしても、用意したメモを読み上げるだけだった。何となく政権末期の森前総理に似てきたような…(^_^;。
8月12日(日)墓参り |
家の掃除は一切しないのに(掃除だけじゃなく家事全般しない)、墓の掃除は念入りにする夫っていったい……。いちおう「長男」という自覚があるからか?
夫は、死んだ父親がいつも自分の後ろにいて、自分を見ているという意識があるそうだ。だったら、ちょっと酒の量を減らしたり、短気を起こして私に八つ当たりする癖を直すとかして下さいな(^_^;。
8月11日(土)ひとごととは思えない |
朝、取引先に納品に行ったら、久々に外注仲間のA子さんとバッタリ。
彼女は開口一番、「うちのディスプレイ、壊れてもうた〜!」。
私「ええっ、大変やん!…今朝納品分の仕事はちゃんとできたん?」
A子さん「ラッキーなことに、昨日の仕事が全部終わった後で壊れたんよ」
私「…よかったねぇ、不幸中の幸いで…」
A子さん「それで今から新しいの買いに行ってこよう思て。ダンナを荷物持ちに連れていくわ」
私「大変やねぇ。忙しい時期に壊れてもうて」
A子さん「ほんまに〜。お金も出ていくし〜」
私「その分、頑張って稼がなねぇ」
A子さん「ほんまやわぁ〜(苦笑)」
私は幸い、これまでにPC関係のアクシデントに見舞われた経験はほとんどない。でも、「もし仕事中に壊れたらどうしよう」という不安は、いつもつきまとっている。だから、A子さんの不幸はひとごととは思えない。とは言え、PC2台、プリンタも2台あるので、まーいざって時は何とかなるとは思うが…(但し、古い方のPCはスペック低すぎて仕事ではあまり使えそうもないのだけど)。★
ぶわっはっはっは! 久々に新聞読んで大笑いした〜(^。^)。……韓国政府は日本の歴史教科書について「歪曲」として35項目の修正要求を日本政府に突きつけ、その中で過去の朝鮮と中国の関係を「服属」とした記述を誤りとしているが、韓国で発行されている歴史事典は「属国」あるいは「従属」と記述していることが明らかになった。……(今日付の産経新聞朝刊より)
この歴史辞典というのは、「韓国史大辞典」柳洪烈監修で1996年に刊行されたもので、最も権威のある事典だそうだ。
そういや、日本国内でも先日似たようなことがあった。……朝日新聞が社説で『つくる会』教科書について「事実と違うことが書いてある。例えば、昭和天皇は第124代とあるが、実在しない天皇も含めた数字だ」てなツッコミ入れていたらしく、今朝、さっそく産経が「昭和天皇を第124代と記述するのは常識だろう。朝日新聞社発行の朝日人物辞典でも第124代と書いてある」とツッコミ返し。朝日は自社の出版物をチェックしてないんだろうか?……(6/29分の「ぼやき」より)
後者もひどいが、前者はもっとひどくない? 文句つけるにしても、まず、自国の歴史関係の出版物でどう書かれているかチェックしてからするべきでは? 外交レベルでこんないい加減なことされたら、かないません。
8月10日(金)このままじゃ顔向けできない |
私はテレビをつけっぱなしにして仕事をしていることが多い(校正時は消しているが)。今日も「ザ・ワイド」を見ながらせっせと入力してたら、映画「ホタル」の題材にもなった「特攻隊の母」の特集をやっていた。
確か、ちょっと前にも「知ってるつもり!?」で取り上げていたと思うが、私はそれは見なかった。だって、あの番組って戦争に関するテーマではいつも、「全部日本が悪いんです。アジアの皆さんごめんなさい」というスタンスなんだもん。きっと、特攻隊で亡くなった人も、「かわいそうな被害者」としてしか扱わないんだろうな…と思って見なかったのだ。
その点、「ザ・ワイド」は、よけいな主観は挟まずに(VTRが終わった後のコメンテーターの発言は別として)、特攻隊で亡くなった人たちのエピソードや手紙を紹介、関係者のインタビューとともに、事実だけを淡々と伝えていた。が、その方がより心根に響いたりするものだ。私はもうたまらなくなって、どんどん涙が出てきて止まらなくなった。それでも、大変に忙しい中なので、キーボードを打つ手は止めなかったが(T_T)。
彼らのように、「愛する家族のために、かけがえのない故郷のために、日本の未来のために」と、戦い死んでいった人たちも靖国神社には祀られている。そんな彼らに対し、国としてできるだけのことをするのは当たり前ではないか。何で首相の参拝に反対できようか。が、そんな戦死者や遺族の気持ちをないがしろにするような言動を取る恩知らずの子孫たちがいる。人間の道から外れるものだと思う。
「中国や韓国の気持ちを考えば、それらを無視して参拝する方が人間の道から外れるのでは?」という考えの人もいよう。が、私は言いたい。相手を立てて、自分の真意を曲げる。自分の心に嘘をついてでも無理して付き合う、そんな日本人的な発想は、逆に彼らに対して失礼に当たるのではないか?もちろん、これが日本国内の日常生活レベルで、たとえば相手が上司だったり目上の人だったりする場合は、相手を立てることも必要だが、国対国の外交でのそういう下手な気遣いは、かえって相手を混乱させると思うのだが。
「ちょっと待って。『自分の真意を曲げる』と言うけど、日本人の中にも靖国参拝に反対してる人は多いよ」という方は、日本の世論調査の結果を思い起こしてほしい。反対派の人にその理由を尋ねると、どの調査でも一番多いのは「中国や韓国に悪いから」だ。つまり、もし、中韓が何も言ってこなければ、反対する理由はなかったはずなのだ。実際、中国が最初に文句をつけてきた1985年の中曽根元首相の参拝以前は、歴代首相皆さん、国内からも国外からも咎められることなく、普通に参拝をしている。何で、ある時期を境に突然彼らは反発するようになったのか?……
このように、哀れみや贖罪だけでは政治や外交は語れない。政治や外交の世界というのは、謙虚な姿勢や馴れ合いを良しとする日本人にとっては、実にシビアなものなのだと、私はつくづく思う。
話を特攻隊に戻す。汚職が横行する政治の世界、公金を横領する官僚たち、マナーのなってない若者たち、キレて凶悪犯罪を繰り返す少年たち、ミーイズム、学級崩壊、リストラ、大不況、飽食、環境汚染……。子孫のためにと命を投げ出した彼らが、今の日本の現状を見たら、どんなふうに思うだろうか?とても心安らかではいられまい。
小泉首相にはぜひ、8月15日に参拝してもらって、「日本を良い方向に持っていくよう、国民一致団結し、全力を尽くします。ですから、どうか皆様、見守っていて下さい」と、これまで日本のために亡くなっていった方々に対し、誓いを立てていただきたい。
ちなみに、今日の「ザ・ワイド」の特集の冒頭、特攻で亡くなった方の写真や遺品などを展示している博物館(ながら見だったのでどこの施設か覚えてない)で、まだ首相になる前の小泉さんが、それらにじっと見入って号泣していた姿が、実に印象的だった。
8月9日(木)言論の自由がない日本 |
小泉総理の靖国参拝に反対している政治家たちの意見を聞いてると、みんな頭沸いてるんちゃうかと思う。
時代錯誤だとか、戦争賛美だとか、憲法違反だとか、A級戦犯は犯罪者だとか、アジアの気持ちを考えろとか、ヒトラーの墓に参拝したらドイツ人は怒るだろ?それと同じだとか、あまりにも不勉強だ。一般の人が、「なるほどねぇ。靖国神社はヒトラーの墓と同じなんだ。怖いなぁ」って信じてしまったら、どうするつもりか。それも計算済か?
「アジア」とか「近隣諸国」とか言うが、文句言ってきてるのは中国・韓国の2国だけやん。どうせ政治的思惑でやってることやし、相手せんとほっときゃええやん。だいたい、「友好関係」が崩れて困るのは、日本よりもむしろ向こうの方やんか。
たとえ中国・韓国の要求を受け入れて小泉総理が参拝を見送ったとしても、あまり意味はないと思う。なぜなら、彼らは他の問題(歴史問題に限らない)で、今後も必ず文句を言ってくるだろうから。
中国・韓国とは本当の意味での友好関係なんてきっと結べない。植民地支配について何百万回謝罪したとしても、靖国神社を廃止したとしても、無理だろう。彼らは決して日本を許さない。なぜか? それは中国・韓国が儒教文化かつ中華思想のもとで成り立っている国だからだ。中国が世界の中心であり、世界一の文明国であり、それに近い朝鮮半島は中国の弟的な存在で、他の文明は全て野蛮で劣っているという考え方である。
だから、彼らが靖国問題(日本人の宗教観、死者に対する考え方など)を理解できないのも、当然なのだ。基本的に、自分たち以外の思想や主張は認めないのだから。そういう相手には何を言ってもムダ。「あ、そうですか。でもウチにはウチのやり方がありますんで」とでも言って、あとは相手にせずに粛々と進めりゃいいのだ。
彼らにとって日本人というのは、自分たちよりも劣った民族であり、その劣った日本人にかつて植民地化されたという事実、これは彼らにとって永久に忘れてはいけない「怒り」であり「恨み」なのだ。その証拠に中国の教科書も韓国の教科書も、事実を捏造してまで、日本のことを悪く書いてある。次代を背負う子供達に反日思想を叩き込む。彼らにとって教育は政治の一環なのだ。こういう教育が続く限り、日本が彼らと真の友好関係を結ぶのは無理だろう。
今までは、日本も自ら反日教育を施して、「日本よりも中韓を大事にする日本人」を育ててきてくれていたので、中韓も好き勝手なことが言えてきた。が、それも『つくる会』のように歴史を見直そうとする人たちが、「王様は裸だ」とズバリ言ってしまったため、中韓及び親中派、親韓派にとっては非常にヤバイ状態となっている。戦後の反日教科書で育った私たちの世代も、「何か変やなと思ってたけど、やっぱり変やったんや!」と気づき、声を上げ始めた。
が、いざ、声を上げてみると、不当な嫌がらせ、圧力、テロによって押さえ込まれる。靖国神社参拝賛成派、「つくる会」教科書賛成派、改憲論者などは、ことごとく左翼メディアによって「戦争賛美者」「軍国主義者」というふうにイメージ操作をされる(イメージ操作と言えば、今夜のニュースステーションで、解説員が靖国参拝問題に絡めて「日本の常識は世界の非常識」と言っていたが、どこの国も自国の戦没者は独自のやり方で祀っている。他国の干渉を受け入れたりはしない。だから、逆に「日本の非常識は世界の常識」と言うのが正しい)。
自由に物を言えない状態。戦後の日本でこんな異常事態がこれまでにあっただろうか。ここは民主主義の国ではなかったのか。自主規制の問題などもあるし、「ひょっとしたら、日本には実は言論の自由なんてないのでは?」と思うことが最近多くなった。
このページは限られた人しか見ないだろうから、私もここまで自由にものを言えているが、こういうことを左翼系の掲示板に投稿してごらん。それこそ一発で削除、削除を免れた場合も寄ってたかって攻撃あるいは脅迫されること受け合い(^_^;。ほんとはもっと呑気な話題を書きたい。が、ニュースを見てもワイドショーを見ても、靖国問題ばっかりなんだもん。しかも、そのほとんどが「小泉さんは参拝やめるべき」というスタンスで伝えてるから、どうしても文句言いたくなってしまうのだ。
しかし、毎日毎日同じ質問を浴びせられ、同じ答を言い続ける小泉さんも大変やなぁ……。おそらく15日に参拝するつもりでいるはずだ。が、それをハッキリ言ってしまうと、反対派からどんな妨害があるかわからない。ちゅーわけで、周囲にも協力してもらって、「熟慮してる最中」「15日以外の参拝も」などと、作戦であえてトーンダウンさせてるんだと思う。
民主党の菅幹事長が、「憲法を守らない首相」と小泉総理を指して言ったのを見て、ふと思った。左翼って憲法を守るためなら、法律は平気で破るんだよね(昨日の「ぼやき」一番下の3行ほどを参照)。
8月8日(水)「つくる会」ビル放火事件 |
「つくる会」本部が入居するビルが放火された。このビルには一般の入居者の人もいるというのに、何ちゅうことをすんねん。
過激派ゲリラによる犯行と言われているが、どういうグループが、どういう了見で犯行に及んだのかはまだ不明。が、おそらく、教科書採択阻止活動の一環と見て、間違いないだろう。
思えば、これまで、「つくる会」の歴史教科書を採択しようとする動きのある地区に対しては、左翼団体・グループがことごとく妨害をしたり圧力をかけたりしてきた。教育委員会や役所に、通常業務に支障を来すような膨大な数の電話・FAXを送り、時には団体で駆けつけて抗議したりしてきている。
テレビに映っている彼らはみな私服で、保護者もしくは地元住民といった風情の、見た目はいかにも「市民」なのだが、実は彼らのほとんどは、左翼団体や左翼グループのメンバーだ。実際、普通の「市民」は、平日に仕事を休んでまであんなことする暇はない。
産経の夕刊によると、「つくる会」の歴史教科書の採択に対する抗議活動を呼びかけているのは、旧社会党・総評系などでつくる「教科書情報資料センター」、共産党と友好関係にある「子どもと教科書全国ネット21」、在日本大韓民国民団など。公安当局によると、これらの団体などが中心になった行動には、過激派活動家が「市民グループ」を装って紛れ込むケースが目立っているそうだ。文部科学省や東京都国立市役所、杉並区役所、東京都庁で行われた抗議行動で、中核派や旧第四インター、共産主義者同盟系各派の活動家の姿が確認されているほか、革労協や革マル派なども採択阻止を主張しているとのこと。『週刊新潮』8月9日号に、「『新しい歴史教科書』を逆転不採用に追い込んだ『圧力』の正体」と題して、栃木県下都賀地区の採択逆転劇の裏面を追った記事が掲載された。以下、一部を要約抜粋。
………ある町の教育委員会の担当者はウンザリして言う。
「7月25日に決定が覆るまで、もう電話もFAXもひっきりなし。あの2週間余りの間は、日常の仕事が手につかないほどひっきりなしに電話とFAX攻めだった」
他の市町の教育委員会でも同様の騒ぎが巻き起こる。別のある町の教育委員会の担当者はこう言う。
「電話やFAXの内容は、協議会の決定に反対が7割で賛成が3割。賛成の人はだいたい個人で、反対の人は何らかの団体に所属している人が多かった。しかも組織的に動員をかけてやっているという感じを受けた。反対を表明していた団体というのは、日教組や自治労、在日韓国人の団体、市民団体などだった。住所を聞くとほとんどが県外の人たちばかりだった」
旧社会党・総評系の団体などは、わざわざインターネットのHPに各市町教委の住所や電話、FAX番号を掲載して抗議を呼びかけていたのだから、騒ぎを大きくするのも容易である。
これまで私立で「新しい歴史教科書」を採用した中学校はあるが、公立では下都賀地区が全国でも初めてのことになる。今後、他の自治体にも波及して採用される可能性があるだけに、反対勢力は断固阻止の圧力行動に出たのである。だが、これが役所だけでなく、協議会の委員個人にまで執拗な嫌がらせが行われたのだから悪質なのだ。
「各委員の自宅にも、電話やFAXが殺到した。中でも新聞に『つくる会』の教科書採択に積極的だったと書かれた栃木市の教育委員長などは気の毒だった」と話すのは委員の一人。
「委員長は宮司をやっているのだが、深夜に『神社が燃えていないかい』なんて電話がかかってくる。『90歳のおばあちゃん、杖をついて歩いているけど階段から落ちなければいいね』なんて電話もあったそう。もう、ここまでくると脅迫。委員長が不在で夫人が電話を取ると『お前の亭主は何を考えてるんだ』なんて罵声を浴びせるものだから、夫人もノイローゼになってしまった。無言電話も含め毎晩こんな調子だから参ってしまった」
そんなゴタゴタが連日続いたおかげで、各市町の教育委員会で行われた審議会では採用反対の意見が相次いだ。そして7月25日に再開された協議会では、集まった10市町の委員全員が不採用に賛成。あっけなく前回の決定は覆されてしまった。………私は、委員の人たちを責める気にはならない。仮に自分が委員で、そんな脅迫を受け続けたとしたら、「あの教科書さえ選ばなければ、平穏な生活に戻れるんだから」と、やはり屈していたと思う。
左翼団体諸君よ。「自分たちが正義だ」と思うのは勝手である。が、検定前の白表紙本をメディアにリークしたり、役所に抗議の電話をしまくって業務妨害をしたり、一個人の家に脅迫電話をかけたり、ましてやビルに放火したりの違法行為は、断固許されるべきではない。…って、こんな当たり前のことを言わせるな!
8月7日(火)夫のしょーもないプライド |
昨日、突然両親が来たと書いた。そのことで夫が怒っている。自分のいない時に突然来たから怒った…のではない。「物をもらった」ことに怒っているのだ。
両親が私にくれた物品リスト
・梅酒(両親が毎年作ってウチに持ってきてくれる)←これがメインらしい
・トマト(おばさん家で収穫されたものを大量にもらったそう)
・ハム(お中元で大量にもらったそう)
・座布団カバー2枚(だいぶ前に買ってあったがなかなか使う機会がないのでウチに持ってきた)
・トイレットペーパー(大量にまとめ買いしてあったそう)
・服(妹から。大きすぎてサイズが合わなかったらしい)
・せんべい(妹から。旅行に行ったお土産)
・今年の正月&ゴールデンウィークの家族写真夜に夫が帰ってきた時、「座布団カバー替えたんか?」と指摘されたので、今日両親が来て、以上のものをもらったと告げた。その時は夫は特に何も言ってなくて、夕飯に出した「おばさんからのトマト」もバクバク食べていた。
が、その約1時間後、風呂から上がってきた途端、「よう考えてみたんやけど…」と重々しく前置きして、こう言ったのだ。「今日もらったもん、全部返せ」と。
理由を訊くと、「俺らは別に生活に困ってるわけやない。恵んでもらう必要はない。俺にもプライドがある。こんなんされたら、まるで俺がお前にちゃんとした生活をさせてへんみたいやないか!」。…もしも〜し!?(^◇^;)
あの〜、ウチの親も別に「困ってるやろから」と思って持ってきたんちゃうよ。その証拠に今日もらったもん全部「もらいもん」とか「余ってるから」とか「お土産」とか「毎年恒例」とか、そういうもんばっかりやん。だいたい、夫の実家(近所)に行った時なんて、その都度、お義母さん(夫の母ね)から、お肉とかシャンプーとか化粧品の景品とか、いろいろもらって帰ってくるやん。頻度で言えば夫側からもらう回数の方が多いよ。なのに、そっちは問題なしなの??
…と、反論したのがまずかったみたいで、夫はさらに不機嫌になってしまった。挙げ句に「この布団も結婚した時、おまえとこの親にもらったもんやから、今日からもう布団では寝ない」と言い出し、本当に畳の上に素で寝る始末。…もしも〜し!?(^◇^;)
実は、「ウチの両親からの差し入れ」関連で夫が怒ったのはこれが初めてではない。ほとんど毎回のように怒ってる。私も露見しないようにうまく隠せばいいんだろうけど、昨日は仕事が忙しくて夫が帰るまで居間に行ってなくて、「座布団カバーが新しくなってる」ことに気づいたのは、帰宅した夫に指摘されて…だったのだ。今度からは注意しよう。
それにしても、何でこんなことで気ぃ遣わなアカンのやろ。どこのご亭主もこんな「しょーもない男のプライド」をお持ちなんだろうか?悪いことは重なるもので、昨夜はまた喘息っぽい発作が出てしまった。咳き込んでしまって全然寝られないので、仕方なく仕事とか読書なんかをしてた。いや〜、爆笑問題の本はおもしろいなぁ〜!って笑ってる場合じゃないんだけども。
通院して薬も飲んでるけど全然治らない。去年同じ症状が出た時は、薬を数日飲んだら治ったんだけど…。やっぱり酒と煙草がいかんのかなぁ。量減らさんといかんやろなぁ。でもストレスに比例して量が増えてしまうんやな、これが(T_T)。奈良に住む妹に「お土産と服、ありがとう」と電話をした。いろいろ話をしていたら、世にも奇妙な偶然の一致を発見。というのも、先日、妹一家が旅行に行った観光地、そこは9月に私と夫が行く予定にしている(旅行会社に申込済)のと同じ場所なのだ。
まあ、ここまでならよくある話かもしれないが、よくよく聞いてみると、何と宿泊を予定している旅館も、妹らが泊まったのと同じ。…これで部屋まで同じだったらちょっと気色悪い(^◇^;)。
8月6日(月)「平和」という呪文 |
広島『原爆の日』。左翼も右翼も、特に政治に興味のない人も、平和に対するアプローチが違うだけで、皆、思いは同じのはず。「戦争は嫌だ。二度と核が使われるようなことがあってはならない」。
平和に対するアプローチと言えば、左翼は基本的に、「世界に向けて平和をアピールすれば、戦争はなくなる」という気持ちでいるようだ。私はこういう声を聞く度に、馬鹿馬鹿しくなる。「一生懸命尽くせば、あの人もきっと振り向いてくれるはず!」と自分勝手な理屈をつけ、片思いの彼にせまっているはた迷惑な女の図が浮かんだりもする。
身近なことで言えば、例えば、派遣スタッフと派遣会社との間にトラブルが起こって対立したとする。そんな彼らの間に何も知らない第三者が割り込んで、「争うのはやめて、平和にいきましょうよ」と漠然としたことを言ったところで、争いが解決するか? するわけがない。まずは派遣の仕組みについて十分知った上で、対立した原因、経過をよく聞き、それぞれの立場や気持ちを理解し、原因を取り除くように持っていってあげなければ、決して解決することはないだろう。
だから、個々の紛争に対して具体的なアプローチをすることもなく、「平和、平和」と馬鹿の一つ覚えみたいに唱えている人たちを見てると、「もうちょっと考えろよ」と思うのだ。一般人ならまだしも、本職である政治家にもこういう人たちが多くいるのは情けない限りだ。「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、みんな平和にな〜れ!」で世界が平和になれば、誰も苦労しない。今日は大変忙しかったのだが、昼間、実家から電話があって、「持っていくものがあるから、夕方そっちに行く」とのこと。「来てもらっても相手でけへんで」と言ったが、「すぐ帰るから大丈夫」。
が、実際に両親が来てみると、案の定、仕事にならん(^_^;。
母は家の中をチェックし、おもむろに掃除を始める。「あんたは仕事しててええから!」と言ってくれるのはいいが、あちこちいじられると気になって仕方ない。
父は父で、母に普段聞いてもらえない政治や思想の話を私にしてくる。私もそういう話を夫に普段聞いてもらえないので、ついついのってしまう。こうなると、もはや仕事どころではない(^_^;。
父は私と正反対の考え方で、首相の靖国神社参拝にも反対の立場だ(でも去年、靖国神社に参拝してきたそうだ。なんで?)。「あんな無茶な戦争に突入して、たくさんの日本人をムダに死なせたA級戦犯を祀っている靖国神社に、公の人間が参拝したらアカン!」。そこで、私がこれまでに得た靖国関連の知識(さんざんこのコーナーで書いてるので、ここでは割愛)を言うと、「それは知らなかった…」。
「いや、でも、やっぱりあんな負けるとわかってる戦争をやった当時の責任者たちを祀ってあるんやから、やっぱりアカン!」。まぁ気持ちはわからないでもないが、「でも、当時は経済的にも行き詰まっていて、国民も新聞もみんな、いけいけゴーゴーやってんから。もしお父さんがあの時代の責任者だったとして、そんな空気の中で『戦争反対』なんて言えた?」と、私はつい憎まれ口を叩いたが、父は苦笑するだけで何も言わなかった。
父は昭和10年生まれ。生まれてから大学進学まで、南紀の田舎で過ごした。空襲の体験等は一切ない。親類縁者にも戦没者らしき人はいない(と思う)。ただ、大阪方面に空襲に行くB29の編隊が、自分の村の上空を通過していく様子を、複雑な気持ちで眺めていたことを覚えているそうだ。
戦場も空襲も知らないけど、それらを多少なりとも肌で感じていた父。それら一切がない私。各々、戦争に対する様々な感情、考え方がある。
父は決して「おまえは戦後生まれで何も知らんくせに」とか感情的なことは言わないし、自分の考えを人に押しつけたりはしない。立派だと思う。すぐ感情論に走ったり、自分たちと意見の異なる人たちに不当に圧力をかけたり、「運動のための運動」に終始している左翼団体に、ぜひとも見習わせたい(今日の広島の式典でも、そういう団体がシュプレヒコールをしながらデモ行進し、黙とうをささげる会場の静寂が乱されたそうだ)。ニュースステーションに野中元幹事長が登場。
呼んだ理由は当然、この人が親中派で、靖国参拝に強硬に反対してるからだろう。が、「抵抗勢力」の野中氏の言うことを視聴者が好意的に受け止めるかどうか。逆効果でありますようにと願っていたら、何とこんなことを言った。「靖国神社で祀られた人は勝者の論理で決められている(からおかしい)」。これって自爆してないか? だって、野中氏がいつも言っている「A級戦犯を分祀すべき」の『A級戦犯』を決めた東京裁判は、まさに勝者の論理で行われたことではないか。
久米は「20代30代は、小泉さんが参拝しても『いいんじゃないの?』。中韓が抗議してきても『いいんじゃないの?』。(靖国について)知らないんですね」。馬鹿にしなや!こっちは知ってて言うとんじゃ!あんたらこそ中韓が干渉してくる本当の理由を知らないんじゃないか?(知っててそんな報道してるんか?)
さらに「小泉は1度言ったことは必ずやる男だ。が、大変な外交問題に発展しているから、参拝すれば確実にもっと大騒ぎになる。国益に反するから行ってはいけない。…板挟みですね」。おいおい!何を勝手に「国益に反する」って決めてんねん。まさか「中韓の国益に反する」ちゃうよね?(^_^;。参拝しない方が日本の国益に反するって! これまでの数々のその場しのぎの『友好(実は隷属)的判断』が「日本は脅せば何でも言うこときく」とみなされ、向こうのいいようにこの「戦争」という外交カードを切られ続け、国益を損なってきたこれまでの経緯を知らないのか?(これも知っててそんな報道してるんか?)
アホ解説委員・清水(何でこいつは戦争絡みになると必ず出てくるんや)に至っては、もう何も言うことないわ。最初から「野中さんは誰よりも靖国問題について考えておられる」とか言って持ち上げる始末だし……。
もうひとつの左翼プロパガンダ番組「ニュース23」では、筑紫哲也が「日本は被害者としての声ばかりを伝え、加害者としての声は伝えてないのではないか」というようなことを言っていたが、よりによって8月6日にこんなこと言うか。原爆で被害に遭った人に失礼ではないか?それにしても、今年は例年になく戦争に関する報道が多い。歴史教科書問題、小泉首相の靖国参拝問題。これらを阻止することが正義とするような、ニュースステーションやニュース23みたいな偏向報道が目立つのは腹立たしい限りだが、「戦争について考えるきっかけ」を多くの日本人に与えたという点では、とても良いことだと思う。
「つくる会」の人たちはこうなることは予想していたと思うが、小泉さんはどうか?「靖国神社を参拝する」と強調することで(最近腰が引けてきてるようだが)、多くの日本人にあの戦争について考える機会を与えることができる…そこまで考えての行動だったら素晴らしい。それこそ100年に1度の総理大臣だと思う。
仮に、8月15日に小泉さんが靖国参拝をしなかったら、この先何十年も日本の総理大臣で参拝する人間はおそらく出てこないだろう。
8月5日(日)盆踊り |
毎年参加している町内の盆踊りに今年も参加。河内音頭を1時間半ほど踊って、もうへとへと(^^ゞ。
でも、久々にいい運動になった。ストレス発散にも丁度よかった。明日からまた仕事がんばるぞ〜!(←空元気かも?)日曜はいつも昼間で寝ているのだが、今日は珍しく朝7時半頃に目が覚めた。
せっかくだから朝の報道番組を見ていたら、元外交官(だったと思う)の人が、「目から鱗」なことを言っていた。
「中国の内政干渉的な発言は、実は日本に対してなされているのではない。後ろ向きに、すなわち国内の中国共産党に向かってなされている。なぜか。日本に強硬な姿勢を見せないと、逆に自分たちが党内で吊し上げを食うからだ。だから、彼らは強硬に言った後のことは、実は何も考えていない」。
「やめなさい」と田中真紀子に厳命した唐外相が、何だか気の毒になってきた。もちろん、小泉首相に靖国神社を参拝してほしいことに変わりはないが。
8月4日(土)朝生感想(暫定) |
昨夜の「朝まで生テレビ」は、途中で寝てしまったので全部見てない。録画してるので、時間ができたらゆっくり見てみようと思う。
田原総一朗がいなかったのが残念。まさか、テーマが靖国参拝問題と微妙なだけに、逃げたとか…?(^^ゞ。
今回の司会の渡辺アナ、最初は中立的だと思ったが、時間が経つにつれて、どんどん反対派に有利な運び方をするようになり、すっかり化けの皮が剥がれてしまった。
特に、ジャーナリストの工藤雪枝さんのことを快く思ってないのか、よく話してる途中で遮って他の人に振ったりしてた。彼女が朝日新聞の誤報(韓国人の「位牌」があると思い込んでいた朝日記者の不勉強ぶりについて)を訴えようとしたので、それでか?まぁ所詮はテレ朝の社員だから、参拝反対派サイドに立つのも仕方ないか。
さらに、辻元清美(毎回毎回よう出るわ。うんざり!)の工藤雪枝さんに対する態度は、まるで姑の嫁いびり。女性差別を無くすべきとか言ってるくせに、自分と意見が違うとなると、平気で差別するような発言をする。同じ女性として、また大阪人として恥ずかしい。
しかし、姜尚中は西尾幹二を怒らせるために呼ばれているんだろうか?(^_^;と毎回思う。西尾氏も、こんなもっともらしく「論理のすりかえ」ばかりする男なんて、本気で相手にしなきゃいいのに。二人のやりとりは番組的にはオイシイんだろうが、西尾氏のことをよく知らない視聴者は、「この人怖い!」ってなったりしないか?ひょっとしたら番組サイドも、そうなることを意図して確信犯的に西尾氏を呼んでるのかもしれないが…。
あと、憲法学者の大原康男氏の田中真紀子に関するツッコミはよかった。「田中真紀子は靖国参拝を憲法違反だと言うが、父である角栄氏が何度もその憲法違反を犯して靖国参拝しているのを忘れているのか?自分の父が憲法違反をしたことについてどう考えているのか、ぜひご本人に聞いてみたい」というもの。
真紀子もそのことに気づいたわけではないだろうが、あれだけ小泉首相に「参拝するな」と言っていたのに、一転、今後は中止を求めない考えを表明した。やはり保身に走ったか。
さて、気になる結果だが、靖国参拝に賛成は489件、反対は317件だった。しかも、反対の理由で一番多かったのは、「反日感情をあおるべきではない」だった。ってことは、外国が何も言ってこなければ特に反対しないって人がかなりいるということか?それにしても、今日の朝日新聞の社説、あいかわらずひどいですな。きっと、戦没者の気持ちとか、全然真剣に考えたことないんだろう。「自分の感情を満足させたくて、他人のそれを踏みにじる。たしなみのある人なら、そんなことをするはずがない」のあたりは、もう脳みそ沸騰してしまいました。踏みにじってるのはいったい誰?
…8/15まで延々こういう論調が続くんだろうなあ。やれやれ。話は前後するが、8/3付朝日新聞より。首相の靖国参拝「慎重に」が65%(本社世論調査)。
これって、「本社内世論調査」の数字じゃないだろうな!(__;) 同じ朝日新聞のWEBアンケート(すでにデータ消されてる!)とは全然違う結果だぞ(「ぼやき」8/2分の一番下参照)。
8月3日(金)私の日常 |
朝からチャリンコで、納品&原稿受取行って〜(暑いのよ、これが)。
スーパー寄って、晩飯の食材買って〜(ほんとは本屋にも寄りたいけど、時間がない)。
帰ってきたら掃除(しない日もある)と洗濯(夜にすることもある)〜。
それが終わったら仕事して〜。夕方まで仕事して〜。
夕飯作って食べて、風呂入って〜。忙しい日はその後も仕事して〜。
ニュースステーションなんか見ながら、ツッコミ入れたりして〜。
で、ちょこっとネットして、掲示板&メールのレス書いたりして〜。
そしたらもう真夜中。おやすみなさい〜。
こんな毎日が延々と続いて、ストレスたまりまくり〜。あう〜、海に行きたい。プールでもいい。泳ぎたい〜。
映画も行きたいのよ。A.I見たい!(評判悪いらしいけど)。
それがダメなら、せめて本屋&古本屋で心ゆくまで過ごしたい。
でも、毎日のように取引先から電話が……(朝9時〜夜8時までの間。いつ来るかわからん)
「あー、くっくりさん。未稿分の原稿来たから今からFAXするわな」
ええ!?それって今から納品に行こうとしてる分ですよ!?(午前中納品分。すでに朝の10時すぎてる…)
もうウンザリ〜!「ウンザリ娘」のテーマ曲歌いたい!(「明石家マンション物語」知ってる?)♪猛暑にチャリンコ、ウンザリ。FAX地獄で、ウンザリ。盆まで身体が保つかしら〜?、ウンザリ!♪
★
フジテレビの夕方のニュースで木村太郎が、靖国参拝問題についてこんなコメント。
「ある新聞のHPでアンケートをやってるんですが、70%ぐらいの人が参拝に賛成している。この新聞は、靖国参拝には強く反対の姿勢を取っている新聞なんですよ。にも関わらず、この結果です。これはおそらく、先日の中国・唐外相の『やめなさい』発言が影響してるんじゃないか。『そこまで言われたんなら、逆に参拝してくれ』という感じになってるんじゃないですかね」。
これってやっぱり、昨日の「ぼやき」でも紹介した朝日新聞のアンケートのことやろなぁ…。
でも、『やめなさい』発言がなくても、おそらくこれに近い数字が出てたと私は思うよ(^_^;。
8月2日(木)靖国参拝問題メモ |
★二子山親方と花田憲子さん離婚
1日、離婚届を提出したそうだ。……まだ離婚してなかったとは知らなかった(^_^;。★八王子の19才女子大生変死事件
なぜ死後40日も経っての遺体発見なのか。独居老人の孤独死じゃあるまいし、なぜそんな長期間、誰も気づかなかったのか。友達はいなかったのか。親は心配しなかったのか。★田中真紀子
外務省人事がもめにもめている。
官邸サイドは、アメリカと繋がりが深い加藤審議官を新しい駐米大使にどうかと言っているが、田中真紀子は「ブッシュ大統領訪日に備えて、アメリカと繋がりが深い加藤さんは日本に置いておき、柳井駐米大使を留任したい」。
が、識者によると「アメリカとの繋がりを強めるためには、日本にいてもだめ。アメリカにいてこそ手腕が発揮できる」とのこと。加藤さんを日本に置いておいても意味がないのだ。結局、田中真紀子は、お気に入りの彼を自分のそばに置きたいだけなんだろう。
小泉首相は、後任人事について川島次官と話し合うよう田中真紀子に求めたが、彼女は川島さんとはソリが合わないからそれを避けたがっている。
つまり、このオバサンは、自分の好き嫌いで人事をやろうとしているのだ。ああ、くだらない。これだから女は嫌だ(って私も女だけど)。こんな主導権争い、国益を損ねるだけで良いことは何もない。更迭論が出てきて当然。
第一、この人、外務省での諸々の不祥事における自分の責任について、いったいどう考えているんだろうか?確かに彼女の在任時に発生した不祥事ではないが、普通、省内で不祥事が発覚した場合、最高責任者である大臣が陳謝するものだ。でも、彼女の場合、まるでひとごとのような態度でいる。
……その後、夜のニュース(ニュースステーション(^_^;)で、田中真紀子が折れたことを知った。局長以上の人事は官邸の許可が要るとのことで、抵抗しても分が悪いと気づいたのだろう、と伝えていた。しかし、見てる側も疲れてしゃーない。−−−−−−−さて、ここから先は延々「靖国参拝問題」がらみです。−−−−−−−−
半分、私のメモ書きみたいなものなので、興味のない人はとばしちゃって下さい<(_ _)>。☆石原慎太郎東京都知事
「堂々と黙々と行けばいい。参拝は日本の文化の問題。反対する人は黙って眺めていればいい」と語り、自身も参拝する意向を示した。石原知事は昨年も参拝している。さすが。☆坂口労働厚生大臣
先日、「首相の靖国参拝は憲法で定めている政教分離に違反する」として反対の意向を述べたが、その口が言うか!だったら公明党も憲法違反やっちゅーねん!☆野中広務元幹事長
「過去の靖国神社がたどってきた歴史、経過をもう一度考え(小泉首相に)対応してほしい」と述べたが、自分の方こそきちんと考えるべきではないか?
訪中した野中氏は8/1にこんなことも言っている。
「私が官房長官の時に(靖国神社に合祀されている)A級戦犯の分祀について何とかできないかと努力したが、神社側の判断で合祀されたものを、他からの力で抜くことの難しさを自ら経験した」。
ここで、大原康男・國學院大学教授の産経新聞への寄稿より要約抜粋。ぜひ野中氏にも読んでほしいものだ。
【講和条約発効後も引き続き服役しなければならなかった1200余人の「戦犯」に国民の同情が寄せられ、早期釈放を求める国民運動が起こり、短期間で4000万人もの署名が集まった。結果、「戦犯」の遺族にも一般戦没者遺族と同様に、遺族年金・弔慰金・扶助料などが支給され、さらには受刑者本人に対する恩給も認められている。そこには概ねA級とB・C級の区別はなく、また国内法上の犯罪者とはみなされなかった。
ポツダム宣言受諾によって戦闘行為は終わったが、講和条約発行前は国際法上の戦争状態は依然として続いており、政府から何の保護も与えられずに連合国によって一方的に裁かれた人々、中でも刑死・獄死した人々は戦場で死んだ人々と同じように扱ってもいいのではないか、という考えが当時の国民の多数を占めていたのではないか。
こうして「戦犯」も遺族援護の対象とされたことで、昭和34年に最初の「戦犯」合祀がなされ、「A級戦犯」は昭和53年に合祀された。時の首相大平正芳は従来通り参拝したが、不思議なことに当時の中国は何の抗議もしなかったのである。
靖国神社への「A級戦犯」合祀は、「戦犯」釈放運動に端を発する国民世論を受けた国会での法改正によって、政府が主導したものである。しかもそれは、日中国交正常化より16年も前から行われてきた厚生行政の一環で純然たる国内問題であって、「A級戦犯」が合祀されているからといって、首相の参拝に抗議することの方がむしろ「日中共同声明」にいう「内政不干渉」の原則に反することではないか。ましてや、彼らの意に沿おうとして「A級戦犯」分祀論に与したり、靖国神社に代わる新たな追悼施設を建設しようというのは本末転倒である。】
…つまり、政府主導で「A級戦犯」合祀をしておいて、今さら「A級戦犯の分祀について何とかできないかと努力した」なんて言う野中の方がおかしいのだ(中国に遠慮してあえてそう言ったのかもしれないが)。☆自民外交合同会議
中国の唐外相が、日中外相会談後、記者団に対し、「会談の中で田中外相に対し、小泉首相の靖国神社参拝について『やめなさい』と厳命した」と説明した問題について、外務省の槙田邦彦アジア大洋州局長(この人は中国寄りとして知られている)は、「そういう発言は会談にはなかったが、厳命したとの発言は非常によくない表現で、私自身不快感を持った」と述べた。
平沢勝栄防衛政務官ら出席議員からは、「唐外相は大衆の面前で侮辱した。抗議は堂々と行うべきだ」「日本国民が唐外相は何だ、冗談じゃないと思っている」などの批判や外務省の対応への注文が相次いで出された。
ところで、このニュース、朝日新聞では伝えられていない。やっぱりなぁ(^_^;。
一方、唐外相は2日、「やめなさい」発言について、「私の真意が伝わっていない」としながらも、重ねて、「首相が参拝すれば、日中関係はうまくいかなくなる」と苦言を呈した。ほら、結局は「やめなさい」ってことでしょ?真意は十分に伝わってるってば。☆平沢勝栄防衛政務官
この人は田中真紀子の側近の一人なのだが、彼女の批判をしている。
「中韓両国が靖国問題を大きな外交カードに使っているのだから、上手に処理すればいいのに、田中外相は過剰に反応してしまった。火消しどころか、どんどん火をあおっている」
「唐中国外相に会ってから『首相に伝える。相談する』と言ったのだから、中韓両国の使い走りと見られても仕方がない」
「田中外相は首相の靖国参拝は違憲の疑いがあるとしているが、勉強不足もいいところ。それなら正月の伊勢神宮参拝はどうなるのか」。☆韓国の対応
韓国外交通商省当局者は1日、太平洋戦争で旧日本軍の軍人・軍属となって犠牲になった韓国人を靖国神社に合祀しているのを中止するよう、日本政府に7月20日に正式要請したことを明らかにした。同当局者は「A級戦犯を合祀している靖国神社に、日本の植民地政策の被害を受けた韓国人も合祀されているのは理にかなわない」としている。☆一方、台湾の対応
台湾の呂秀蓮副総統は1日、台北市内の総統府で外国特派員と懇談し、小泉首相の靖国神社参拝について「日本の国家の指導者として、彼には自分が何をするかを決める権利がある。私からは特に口は挟まない」として、問題にしない考えを示した。
さすがは親日の台湾。こういう国に冷たい対応(李登輝・前総統のビザ発給問題など)をする一方で、反日の中国・韓国にはこびへつらう外交を行ってきた日本。台湾に対して非礼すぎないか?☆「朝まで生テレビ」
8/3のテーマは『激論!靖国問題ってなんだ!?』。HPの説明を見ると、こんなことを書いてある。
【戦後、靖国神社の取り扱いについては、その国有化などをめぐって論争もありましたが、近年は主に首相や閣僚の「参拝問題」が、特に近隣諸国との外交上の問題として話題とされてきました。
新しい首相が誕生すると、記者会見では、まるで踏絵のように、必ず「靖国公式参拝の意向は?」という質問がなされます。】
……おいおい!新しく組閣がなされる都度、首相をはじめ全閣僚に「靖国公式参拝しますか?」と質問をしてきたのは、他でもない朝日新聞記者ではないか!ことさら問題化しているのは、朝日新聞、テレビ朝日をはじめとする朝日系列、つまり、自分たちだという意識がまるでない。盗人猛々しいとはこのことだ。☆朝日新聞のWEBアンケート
「小泉首相の靖国神社参拝をどう思うか?」という設問。http://se01.asahi.com/fcg/life/yasukuni2.cgi
8/2午後6時の時点で、「参拝すべきだ」が20840票で、「参拝すべきでない」とする8755票を大きく上回っている。
この結果に対して、「参拝すべきでない派」の朝日新聞はどうオチをつけるつもりなのか?TBSみたいに得票操作しないでよ(^_^;!
8月1日(水)特別な存在になりたい? |
どうもここ数日、体調が悪い。全身だるい。熱っぽい。頭痛がする時もある。「冷房病ちゃうか?」と夫には言われるのだが、仕事場にはエアコンがなく、夜寝る前に寝室で1時間程度しか冷房には当たらないので、違うような。半月ほど前から喘息っぽく、それがまだ治ってなくて薬を飲んでいるんだけど、そのせい?
取引先の人が、「熱中症って外だけじゃなく家にいてもなるそうですよ。ちゃんと水分取らないと危ないみたいですよ」と、アドバイスしてくれた。実は熱中症になりかけだったりして!?…そういや最近、熱中症で倒れる人が後を絶たないようだ。皆さんもご注意下さい。
…ところで熱中症って「日射病」とイコール? 最近、日射病という言葉を聞かなくなったが、言い方が熱中症に変わったのかな?が、夢の中では私は元気でハッピーだ。この数日の間に、いい夢をたくさん見た。それも「芸能人と仲良くなる夢」が多い(^_^;。
3日ほど前は織田裕二が出てきた。私の実家が火事になったり、逆に水害で水浸しになったりして、その都度彼が手伝いに来てくれた。「踊る大捜査線」の青島刑事のように親切な彼。私は年下の彼をお兄さんのように慕っていた。
昨日は「雨上がり決死隊」の宮迫くんが登場した(彼については以前から明石家電視台(関西ローカル)に時々出ていて好感を持っていた。最近は大河ドラマ「北条時宗」にまで出ていてビックリ。そういや役者顔だよなぁ)。夢の中での私と宮迫くんは、もともと友達関係だったようだ。それがお互いに意識し始めて、でも私は「告白なんかしたら、この仲の良さが崩れるかもしれない。黙っておこう」と思っている。ところが彼の方から「君のこと、前からけっこう好きだった」と告白されてしまった。天にも昇る気持ちでポ〜ッとなる私。…いい歳してアホやん(^^ゞ。
何でこんな夢ばかり見るんやろ?夫に対して不満は多いが(オイオイ)、それはずっと前からで最近富に…というわけでもない。
てなわけで、夢占いの本*を見てみたら、こう書いてあった。映画俳優、歌手、タレントなどは、それが実在の人物であれ架空の人物であれ、あなたの願望が人格化されたもの。夢主の無意識は「自分がスターとして扱われるべき人物」だと考えているが、それは多くの場合、現実に対するひがみ、孤立感、不平不満などの裏返し。
またこの夢は、見せかけの自分にばかり気をつかっている夢主に、そのむなしさ、はかなさを教える夢でもある。
但し、イジメにあっている人がこの種の夢を見たら、それはSOSの一種。健全な対人関係が保てる環境に自分を移すことを含めて、現状の改善を真剣に検討した方がよい。
【スターと話す・遊ぶ・会う夢】自分が特別な存在だという思いを表している。又は、自分が特別な存在だと周囲に認めてもらいたいという強い願望を意味している。うーん、私って見栄っ張りで自意識過剰で寂しん坊なのね(;^_^A……妙に納得。
*「詳細夢解き事典」不二龍彦(学研) より