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過去ぼやき2001年1月分

21世紀その瞬間・初夢・実家で初ドジ・FAX購入・世田谷一家殺害事件・ガラガラ・トムとジェリー・荒れる成人式・仙台点滴殺人・加害者に甘い交通事故裁判・鳥取赤ちゃん連れ去り・風化する震災・石坂浩二介護離婚&再婚・くり通初オフ会・連続放火犯の正体・曙引退・夫が広島へ単身赴任(後日却下(^_^;)・発砲警官・大阪国際女子マラソンで渋井が優勝・JR新大久保駅で転落男性を助けようとした2人も死亡・個人情報はなぜ漏れる?
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1月31日(水)個人情報を漏らしたくない人へ

 半月ほど前のことだが、ある情報番組で「なぜ個人情報が漏れるのか?」という特集をやっていた。今日はそのお話を。

 まず、ポイントとして抑えておくべきことは、「企業間で情報交換して互いに利益を上げていこうという考え方が根本にある」ということだ。
 そう言えば、私も以前こういうことがあった。
 ニッセンの通販で商品を購入後、ニッセンだけでなくて全然別の複数の会社からDMが舞い込むようになった。まさか…と思って、ニッセンのDMを見ると、下の方に小さく「協力企業にあなたの情報をお教えします。駄目な場合はそう言って下さい」みたいな一文があった。…何だかなぁ、と思ったものだ。

 合法的に個人情報を得るには、以下の方法がある。

・住民台帳を見る
  ex)塾を開くために地区の小学生人口を知りたい→地域社会の繁栄につながる
  →役所も閲覧許可を出す
・乗用車のナンバープレートから調べる
  陸運局で車の所有者を調べることができる
・不動産の所在地から調べる
  不動産取引を安全に行うためには所有者の情報が必要となるもの。
  請求理由は特に問われない。所有者の銀行の残高等もわかるそうだ。
・名簿業者から名簿を買う
  民間の業者が名簿の売買をすることは違法ではない。
  (急速な情報社会の進度に法律がついていけてないという側面がある)
  通販でどんな商品をいくら買ったか等、細かく記されていたりする。

 ところで、いわゆるDM会社というのは、企業が管理しているデータを預かりDM発送することのみを生業としており、自らデータを集めるようなことはしないらしい。
 たとえばある企業が、「うちの顧客のうち『都内在住の独身女性』にのみDM発送してほしい」といった指示を出すと、DM会社は該当データを抽出し、対象者だけにDM発送する。データは厳重に管理している…という話だが、大丈夫?

 個人情報を守る法律が6月に施行されるが、どこまで個人情報の範囲に入るのか判断が難しい。が、今後は名簿が売れなくなる(売りにくくなる)かもしれない。

 個人情報を漏らしたくない人は、以下のような生活を心がけねばならない。

・携帯、PHSを持たない
・有線電話(普通の電話)も持たない
・自家用車は持たない
・カードを作らない
・電子メアドを公開しない
・レンタルビデオを借りない
・趣味などサークル活動をしない
・大型消費財を購入したら自分で持ち帰る
(運送業者に情報が行ってしまう。電気店のカード会員の場合はすでにばれているが)
・株を購入してはいけない
・保険に入ってはいけない(保険会社から過去にデータ漏れた事件が)
・卒業名簿に名前を載せない
・ホテルに泊まる時は偽名を(犯罪になるが)
・アンケートには協力しない
・勧誘の電話ははっきりと断る(勧誘にのりやすい人の名簿というのもある)

 …こんなん、絶対無理やっちゅーねん!(^◇^;)

1月30日(火)自己犠牲の尊さ

 JR新大久保駅で線路に転落した男性を助けようとして命を落とした男性2人の行動は、私の心に大きな波紋を投げかけた。
 思えば、以前はこの手のニュースは毎日のようにあったような気がする。川に落ちた見知らぬ子供を助けようとして飛び込み、子供は助かったが自分は死んだ…というような話は日常茶飯事ではなかったか。
 それがこんなに大きなニュースになるというのは、今の日本人がいかに思いやりや正義感がなくて、ミーイズムが浸透してしまっているか、ということの表れのような気がする。
 もちろん、大きく報道された理由のひとつとして、助けた男性のうちの1人が韓国人留学生だったということがあるだろう。彼にとっては韓国人も日本人もなく、ただ「危ない!助けないと!」というとっさの判断でホームに飛び降りたのだろう。
 もう1人の日本人のカメラマンも然りだ。家族でもない知人でもない、たまたまそこに居合わせた人を助けるために危険も顧みず行動できる日本人が、今の日本に何人いるだろう?
 比較するのは無謀だろうが、外交機密費流用疑惑の松尾元室長のミーイズムには呆れるばかりだ(「どうぞ好きなようにお金使ってね」と言わんばかりのずさんな管理をしていた組織にも問題があるが)。自分の命をかけて行動する瞬間が、これまでこの室長にはあっただろうか?そして今後もあるのだろうか?
 戦後の教育は、自己犠牲の尊さを教えて来なかった。敗戦の教訓からか、はたまた欧米の価値観押しつけからか、それらはむしろ否定されてきた。他人のために何かをするのが「ダサイ」とまで言われた時代もあった(阪神大震災以降、ボランティア精神が見つめ直されてきているのは良いことだと思う)。
 戦後生まれの私たちは、「生命を大切にしなさい」と親や教師から教わったものだが、それは「自分の生命だけを大切にしなさい」ということではなかったはずだ。それが、いつの間にか「自分の生命が第一、他人は二の次。君子危うきに近寄らず、巻き込まれないうちに逃げましょう」という利己主義的な物にすり替わってしまったように思う。
 何も「他人のために命を投げ出せ」というのではない。ただ、周囲への思いやり、困った人を助けてあげようという優しい気持ちを忘れてはいけない、そんな人間として当たり前のことを、今回の事故は気づかせてくれた。
 もちろん、こんなことえらそうに書いている私だって自信はない。もし私があの場にいても、きっとあたふたするだけで、何もできなかったろう。
 生涯でたった1度でいい、私も誰かのために命をかけて行動してみたいものだ。

 そんな今日、こんな記事を見た。
 神奈川県の高校3年生が、貧血を起こして線路に転落した友人を他の乗客と協力して助け上げた。転落時には、電車の進入を告げるアナウンスが流れていたという。
 彼の談話。「ドキドキしたが、友人を助けたい一心で無我夢中だった」。新大久保の事故を知っているだけにドキドキは並大抵の物ではなかっただろう。
 公共心がない、自分勝手、人の痛みがわからない…と、何かと若者が悪く言われる昨今、日本の若者もまだまだ捨てたもんじゃない、と思わせてもらえるニュースだった。

1月29日(月)これでまた長居公園に「にわかランナー」が増える

 私の住んでいる所は、大阪国際女子マラソンのコースの近くにある。てなわけで、毎年私と夫は二人で沿道まで出かけ、応援に精を出す。
 夫の今年のお目当ては21歳の渋井陽子。「可愛いから」という理由だけで好きになったと言う。高橋尚子のことも「可愛いから」ってだけで応援していた。そういう私も高橋尚子は大好きで、「友達になりたい」と常々思っている(アブナイおばさん)。
 マラソンが始まった頃は雨がちらほら降っていたのだが、先頭集団が折り返し地点に達する頃には晴れ間がのぞいていた。
 選手がやってくるまで待つ間の沿道の風景が、これまた楽しいのだ。
 信号はあってないものとなり、「はい、今のうちに(横断歩道を)渡る人は渡って下さいねー」と、少々イライラした口調で交通整理をするお巡りさん。
 「渋井、スパートかけとったな」「あのまま1位で来てくれたらええけどなぁ」「大丈夫や、ずっと独走してるわ(ラジオ持参)」などと話し合う地元のおっちゃん&おばちゃんたち。
 「帰りに寄っていって下さいね〜」と、ここぞとばかりに見物客にチラシを配る酒屋のおにーさん。
 やがて、先導車や報道の車をぞろぞろと引き連れて、渋井さんが来た。「がんばれ〜」と声援と拍手が飛ぶ。が、私はどちらかと言うと彼女より、報道車に乗っているであろう高橋さんの方が気にかかっていた。…ああ、友達になりたい!(だからアブナイって、私!)。
 風のように一団が通り過ぎた直後、夫に「渋井さん、可愛かったねぇ」と声をかけると、「うん、うん」とニコニコ。何か腹立つ。
 今回、沿道で一番おもしろかったのは、60才ぐらいの暇なおじさん。選手が走ってくるたびに「あんた今15番目や!がんばりや!」と、現在の順位を教えてあげていた。余計なお世話って気もするが…(^_^;。
 で、結果はと言えば、皆さんご存知の通り、渋井さんの圧勝。大会記録や日本記録には及ばなかったものの、初マラソン世界最高記録ってのはすごい。レコード大賞の新人賞といっしょで、チャンスは生涯に1度しかないんだし。
 でも、大会のテーマソングが毎年アルフィーってのは、そろそろ何とかしてほしい…。高見沢の下手なコーラスはもう勘弁して! 何十年も音楽やってるのに、何であんなに音痴なんだろう(高見沢ファンの方、すみません)。

1月27日(土)じゃんけんぽん

 ミニモニ。の「じゃんけんぽん」…正式タイトル知らない…とかいう曲に物申す。
 初めの方に「大阪弁では、いんじゃんピョイ(ピョン?)」という歌詞があるが、これは違うぞ。正しくは「いんじゃんほい」や!
 歌詞を「ピョン」で統一するために、あえて語尾をそう変えてあるのはわかるが、他の地方の人が見たら「へー、大阪では『いんじゃんぴょい』って言うのね」って間違えて覚えられてしまうやないか。
 こら、つんく!あんた大阪人やろ。正しい大阪弁ちゃんと伝えてーや。
 ところで、私が幼年〜青春時代を過ごした和歌山市内では、「じゃんけんぽん」を「えっしゃんぴっ」と言うことが多かった。「えっしゃんぴっ」…今から思うと変やなぁ。原形ほとんど残ってないやん(^_^;。
 皆さんのお住まいの地方では、「じゃんけんぽん」を何と言う?

1月26日(金)空騒ぎの真相

 夫の広島転勤の件に関して大変お騒がせしてしまったことを、深くお詫びいたします。
 これまで、あちこちへの転勤の話が出ては消え、出ては消えしていたので、今回も正式決定するまでは書くのを控えていました。
 が、1/22に正式に決まり、その後も変更はあり得ないということで、1/24に書いたわけです。
 私も夫も荷造り等の準備を始めて、代理人カードまで作ったのに、それが土壇場でまさか反故になるとは夢にも思いませんでした。
 でも、ひょっとしたら「やっぱり行け」と言われる可能性もゼロではなかったりして…。どうか覆りませんように(夫は絶対覆らないと言ってるが、私はこの世に絶対というものがないということを、今回のことで再認識した)。

 広島行きが消えた理由について、あれから詳しく聞いてみたのですが、実は夫自身も細かい事はよくわからないそうです。
 …昨日、夫は先方企業から「話を詰めたいので今からもう1度面談に来て欲しい」と言われたそうです。「急に言われても、今の出向先の仕事を中断して行くことになるので、今日これからというのは無理です。明日以降ではだめですか?」とお願いしたけれども、「それでも何とか来い」と。自社の担当営業は他の仕事があって同行できず、待ち合わせ場所(兵庫県内)まで夫が1人で出向きました。
 で、先方の話を聞いているうちに、契約が決まった時点での話とかなりの食い違いがあることがわかったそうです。仕事内容もそうですが、最大の食い違いはやはり契約期間。半年と2年ではえらい違いです。
 夫はとりあえずいちおう話を聞いた後、営業に連絡を取り交渉にあたってもらうことにして、今の出向先(大阪市内)に仕事しに戻りました。その後営業から電話があって、「広島行きはなくなりました」と告げられたそうです。
 夫が言うには、営業が先方に「今さら条件変えられたら困ります。元の条件に戻して下さい」と言ったら、「じゃ、この話はなかったことに」と返されたので、「それならうちももうけっこうです」ってことになったと。でも、先方と自社とで実際どういうやりとりがあったのか、細かい事は夫は何も聞かされてないため、よくわからないようです。
 夫は怒るよりも、ただただ呆然としてしまったそうで、営業の方がむしろカンカンになっていたそうです。会社だって正式決定を受けて、夫の広島行きの準備(ウィークリーマンションの手配等)をしていたんだから、そりゃ怒りますよね。
 自社と先方企業との間にもう1社か2社入っていたため(二重派遣みたいなもの)、意思の疎通が上手く行っていなかったのかもしれませんが、それにしたって…。
 夫はとにかく昨日は泥酔状態で、私に「ごめん。お前も準備やってくれてたのに、こんなことになってごめん!」と繰り返すばかり。私も呆然としてしまって、「いや、なくなったんならラッキーやん。うれしいわ」としか言いようがなかった。

 夫も私も会社に振り回されてしまった感があります。二人とも頭の中すっかり「広島行きモード」になってたし、私もやっと覚悟ができた矢先のことだったので、脱力しちゃいました。
 でも、離ればなれになると知った時、いろいろ考えさせられたし、お互いに相手をものすごく必要としていることを再認識できたし、それは今後の夫婦生活の糧となることと思います。
 掲示板やメールで励まして下さった皆様、本当にありがとうございました。

1月25日(木)その2:広島行き却下?

 先ほど、日付が26日に変わったところです。
 夫は今日、自分の送別会だったんですが、先ほど泥酔状態で帰宅し、開口一番、
「広島行きはなくなった」
 おいおい、おいおい、どういうこと!?(O.O;)(o。o;)
 契約期間が折り合わなかったのが原因だそうです。ちゃんと話が聞ける状態でないのでよくわからないけど、「最初、半年という話だったが、先方が最低でも2年と言ってきて、それはちょっと…と返答したら、なくなってしまった」ということらしい。自社の営業さんも先方の身勝手さにカンカンになってるそうだ。
 つっても、この先どうなるのかまだわかりません。詳しくわかったら、また書きます。

1月25日(木)この巡査長は正しい

 昨日の件ですが、掲示板やメールで温かい励ましのお言葉をいただいたお陰で、だいぶ気持ちが楽になりました。皆さん、ありがとうございました<(_ _)>。

 昨夜、東京で起きた事件。
 江戸川区の交番に女性がやって来て、「空き巣に入られた」と届け出た。48才の巡査長がそれを受けて現場に向かう最中、少年2人を発見した。
 巡査長が彼らに職務質問したところ、少年のうちの1人が巡査長の手から警棒を奪い、殴りかかった。巡査長は短銃を取り出して少年に警告したが、さらに襲いかかってきたため発砲。3発発砲したうち2発が少年の頭と肩に当たり、少年は重傷を負った。巡査長も全身を殴られ、胸の骨を折る重傷を負った。
 怪我をした少年は17才。その場にいたもう1人の少年も17才。2人は暴走族のメンバーで昨年1年間でそれぞれ10数回の補導歴があった。事件当時、2人は酒を飲んでいたらしい。
 少年が巡査長を襲った原因が何だったのかは今のところわからないが、暴走族である彼らにとって警官=敵だし、しかも酒が入っていたってことで、「ちょっと君たち」と呼び止められた程度であっても彼らが激高したことは十分考えられる。
 確かに職務質問ってのは腹が立つ。私も遅い時間に自転車で走っていて職質されたことがある。私が何したっちゅーねん!と思ったもんだ。が、職質というのはとても大事なことだと思う。職質がきっかけで犯罪が露見したり解決したりということは意外と多い。だからそれに協力するのは市民の義務だと思う。
 また職質というのは、警官にとっては大変リスクの大きいものだ。声をかけた相手が実際に何らかの犯罪を犯した者だったら、攻撃されるかもしれない。懐にナイフを忍ばせてあって、いきなり刺されるかもしれない。短銃を奪うために警官を襲う輩だっているし、実際にそれで殉職した警官は何人もいる。
 もう何年も前の話だが、大阪ミナミの道頓堀で、未明に通行人をバンバン跳ねて走っていた車(もともと車が走るような通りではない)を制止しようと警官が運転手に発砲、運転手は死亡した。
 当時、この警官の行動が正しかったのか行き過ぎだったのか、かなりの論争を呼んだ。が、
明らかに故意で人を襲っている人間がそこにいて、警告しても言うことをきかない場合、発砲はやむをえないのではないか。
 よその国と違って、日本の警官というのは発砲に慣れていない。いや、一生発砲せずに定年を迎える警官が大多数だろう。その一生に一回あるかないかの発砲が、運悪く相手を死亡させてしまったとしても、誰がその警官を責められようか。…という考えは過激だろうか?
 しかし、道頓堀の場合は、発砲したことにより通行人の命が救われたとも言えるし、今回だって撃ってなければ巡査長は殺されていたかもしれないし、さらには短銃を奪われて他の犯罪に使われる恐れもあったと思う。
 世論は概ねこの巡査長のとった行動を支持しているが、私もそれには賛成だ。

1月24日(水)けっこう打たれ弱かった私(長文ゴメン)

 SE兼プログラマをしている夫の広島転勤が決まってしまった。単身赴任である。
 「HPには書かん方がええ。一人暮らしがばれたらネットストーカーに狙われるぞ」と夫には言われたが、これを書かなくては、今後の日記が成立しないと思うので…。

 先日(1/19)ちらっと書いた時は、まさか本当に決まるとは思っていなかったので、私はけっこうのんきにしていた。が、1/22に「正式に決定した」と夫から聞いた瞬間、自分でもびっくりするほどショックを受けてしまった。
 夫としても、できたら通えるところで働きたいのはやまやまだが、今度の仕事はレベルアップにつながるし、他に出向先もないので、広島行きを承諾したと言う。
 とりあえず期間は2月1日から半年間(そのため会社は私が付いていくことを承諾しなかった。もっとも、承諾されても私もやっと得た在宅の仕事を手放したくないので行かないと思う)で、その後は先方の都合で更新される可能性もあるとのこと。休日にはちょくちょく帰ってこれるという話だが、仕事が忙しければそうもいかないだろう。
 「結婚前は1週間ぐらい会わへんこともけっこうあったやんか」と夫はけっこうサバサバしていて、それが私にはさらにショックだった。しかも、「最近俺らケンカ多いし、離れてみるのも新鮮なんちゃう?」とまで言われたので、私はその場で発作的に泣き出してしまった。
 夫は慰めるどころか怒り出し、「営業の人が、広島を断ったらもう後は仕事ないって言うんや。仕方ないやろ。それとも何?俺を失業させたいんか?2人で路頭に迷いたいんか?」と言う。私は「そんな営業力のない会社辞めて、他の会社に転職したら?」と言ってみたが、「俺なんかの実力じゃどこも雇ってくれへん」と取り合ってくれない。
 私は父に相談してみた。が、生涯一サラリーマンの父は「そりゃしゃーないわ」と一言。…これもサラリーマンの宿命か。

 もう決まったことは仕方がないので、せめて夫を気持ちよく送り出してやらねばならない。それが妻としての努めだろう。
 そうは思っても、やっぱりショック。一人きりの生活…、寂しい…。私は独身時代に一人暮らしをしていたことはあるが、夫と別居した上での一人暮らしとなるとまた話は別だ。
 仕事している時や何かに熱中している時は忘れているのだが、それ以外の時間はふと思い出してしまい、考えたくないのに考えてしまう。
 できるだけ良い方に考えようとするのだが(例えば、夫がいなければ家事の手を抜けるとか、いびきに悩まされずにすむとか…)、心はどうしても「嫌だ!」と正直な方に傾いてしまう。
 だけど、夫の前では嫌そうな顔もできないので、努めてニコニコと振る舞うようにした。その分、昼間に一人でちょくちょく泣き、夫が眠った後でも毎晩泣いた。たぶんもう何日かは泣くと思う。夫が行ってしまってからも泣くんだろうな。…何か悲劇のヒロインになってるみたいで、自分でもものすごく嫌!(__;)
 夫の心はもはや広島に向いており、「銀行のカードもう1枚作っといて」「携帯のエリアとかどうなるんやろ?聞いといて」と、細々としたことを私に頼んでくる。えらくサバサバしている。が、全く逆の顔を見せる時もある。
 たとえば、私が「とりあえず買い物とかあるやろから、最初は私も行こか?」と言っただけで、不機嫌になるのだ。こちらとしては、一人暮らしをしたことがない夫のため気遣って言ったのだが、「バカにしてんのか!それは俺に行くなってことか!会社辞めたらええんか!?」と、ものすごく怒り、物まで投げる始末。もともと酒が入ると感情的になる男なんだが、でも、なんでそんなに怒るのか、さっぱりわからなかった。
 後でじっくり話し合ってわかったのだが、夫は事実上左遷になった自分が腹立たしくて情けなくて、私に申し訳なくて、それで逆につい私にそういう態度をとってしまっていたのだった(子供…(^_^;)。
 いい加減、覚悟しないと。お互い頭ではわかっているんだが、心が制御できない。
 もっとも夕べ当たりからは私も夫もだいぶ落ち着いてきた。2月までもう日がないから、準備を急がないといけない。

 最初に書いた「ネットストーカーに狙われる」という話は、実はあながち冗談ではない。私のどこが気に入ったのか、はたまた気に入らなかったのか、まとわりついている人物がいる。
 今のところ実害はなく、そんなに毎日しつこくというわけではないので、私はあまり気にしていないが…(でもオフ会の時は、その人物が紛れ込んでやしないかちょっと心配だったので、幹事さんに頼んで事前に参加者リストを見せてもらったりした)。
 夫はかなり心配していて、「危険やからネットを止めろ」と私は何かにつけて言われてきた。だけど、転勤が決まって以降は、私が一人きりになって寂しい思いをさせては…ということなのだろうか、「好きなだけネットしーや」と言ってくれている。
 …夫のいない間にこっそり常時接続にしちゃおうか!?

1月23日(火)早すぎる引退?

 曙が引退。正直言って驚いた。まだまだやれるんじゃないの?という気持ちだ。
 実際、曙の主治医の先生も、「引退はテレビで知った」と言っていた。確かに怪我が多く満身創痍の状態だろうが、いちおう先生に相談してみればよかったのに。引退はその後でも遅くないはずだ。
 そうやって考えていくと、身体がどうのこうの言う前に、気力がもう無くなってしまったんだろう。プレッシャーに負けたんだろうか。結婚後、後援会が解散してしまったり、バックアップが弱くなっていたことも原因のひとつなのかもしれない。
 曙の引退会見を聞いていて、一番「ほう〜」と思ったのは、「心の中で一番残ったことは?」と問われて、
「貴乃花関と序ノ口で最初に対戦したこと」と答えたことだ。普通なら「初優勝したこと」とか「横綱になったこと」等を挙げそうなものだが…。相当若・貴をライバル視をしていたことが伺える。同期だということもあるだろうし、若・貴ブームに対する敵愾心みたいなものもあったんだろう。
 新聞などを見ると、今後、後進の指導に当たるという可能性よりは、別の世界に進出する可能性の方が強いようなことを書いてある。が、プロレスラーって柄じゃないだろうし(サービス精神があまりなさそう)、ましてやタレントというのもきついだろうし…。どうするんやろ?

 関西で、人気昼ドラ「はるちゃん」の再放送が始まった。
 「はるちゃん」とは、山中温泉の旅館で仲居として働くはるちゃんの成長物語。
 このドラマは現在までに4シリーズ作られているが、私は1作目の途中からしか見ていなかったので、なぜはるちゃんが山中に来たのか、どういう経緯で仲居になったのか等全く知らない。だもんで、ワクワクしながら今日、1作目の第1回&第2回を見た。
 はるちゃんは東京から山中に一人旅で来た。化粧は濃いし、性格は悪いし、会う人ごとに当たり散らし、とても荒れている。東京で何かすごく辛いことがあったんだな…と思わせる展開だった。
 しかし、今頃再放送始めるってことは、春から5作目が始まるってことなんだろうなぁ。ちょっとマンネリ気味のこのシリーズ、視聴率もだんだん下がっているらしいので、何とか新シリーズでは盛り返してほしい。

1月22日(月)噂話もバカにできない

 大阪府高槻市で連続放火犯が逮捕された。容疑者は53歳の男性でなんと消防団員だった(今はやめている)。逮捕のきっかけは「現場への到着がたびたび一番乗りになり、消防団仲間で噂になったため」だという。
 「噂を信じちゃいけないよ〜♪」という歌があるが、たまには噂も信じてみるものだ(__;)。
 しかしこの容疑者、間抜けすぎる。
 容疑者の仕事(米穀店勤務)は土・日が休み。消防団の活動は逆に土・日のみ。で、放火事件は週末の未明に集中。約75件のうち、約15件が土曜日、約30件が日曜日でいずれも午前2時から5時の間に発生。
 容疑者は他に牛乳配達のバイトもしていて、よく火災の第一発見者になる理由について、周囲に「未明の牛乳配達の最中に見つけた」と説明していたが、やがて、次第に出火直前に付近で目撃されるようになったという。
 これじゃ、「俺が犯人だよ」とアピールしているようなもんだ。
 放火犯を捕まえてみたら、実は消防士や消防団員だった…という話はこれまでに何度か聞いたことがある。彼らは火事が発生する度、いの一番に現場に駆けつけていち早く消火し、ヒーローになったりしていた。
 今回の容疑者は動機について、「仕事を懸命にしても生活が楽にならず、むしゃくしゃしてやった」としか供述していないようだが、やはり「注目を浴びたい、周囲から賞賛されたい」という一面もあったのではないだろうか。
 容疑者は人気のない倉庫や工場などを狙って放火していたが、中には隣接する民家に延焼し住民が焼き出された火事もあった。火をつけた本人は軽い気持ちでも、一旦燃え広がった火は取り返しがつかない事態をしばしば引き起こし、人命までも奪ったりする。そのため、放火は昔から大罪とされてきた。
 今回の一連の火事では死者は出ていないようで、それは不幸中の幸いだが、だからと言ってこの容疑者のやったことを軽く見てはいけない。厳罰に処するべきだと思う。

1月21日(日)初めてのオフ会…皆さんありがとうございました

 ついにやってきた、「くっくり通信」関西オフ会の日。
 日曜日はいつも昼まで寝ている私だが、今日は朝9時半に起床。
 余裕を持って出たつもりだったが、梅田に着いたらけっこういい時間で、しかも会場であるホテルの場所がわからない。有名なホテルなので、てっきり地下街の案内板に表示があると思い込んでいたが、どうにも見当たらない。あせった。
 「たぶんこの辺だろう」と当たりを付けて地上に出たが、ビルとビルの間の人気のない変な場所に出てしまい、さらにあせった。やっと見つけたと思ったらホテルの裏口(駐車場?)だし…。
 が、何とか集合時間には間に合ったようだ。待ち合わせ場所のロビーに10数人の集団を見つけた。「こんにちわ。…くっくりです」。名乗るのがとても恥ずかしかった(^^ゞ。

 会場に移ってランチバイキング。
 「まずはビールで乾杯を」となったが、私はアルコールが入ると調子に乗ってアホなことを言い出すかもしれん…ってことで、自重してウーロン茶を頼んだ(とは言うものの、シラフでもうっかりアホな事を口走ることが往々にしてあるので、ひょっとして今日、何か失礼な事をしたり言ったりしなかったかと、とても不安…)。
 途中で席を移動しつつ、できるだけ多くの人とお話をするように心がけたが、参加者16名という人数なので、なかなか1人1人とゆっくりと話すことができなかったのが心残りだ。
 その後、二次会ということで、時間のある人だけ別のお店に移動。なぜかインド風料理屋(喫茶店?)。席が分かれてしまって、ここでもやはり全員の人とゆっくりお話というわけにはいかず残念。
 その後用事があったため二次会の途中で失礼したが、本当はもっともっとお話したかった…。
 もし今度オフ会をやる際には、夜の宴会にして、和室か何かを借り切って、自由に席替えしやすいような環境にするのがいいかもしれない。それに
酒が入らないと、私、やっぱり緊張しちゃってアカンわ(^_^;。
 それにしても、普段は文字のやりとりしかしていない方々と、実際にお会いして顔を見ながら直接お話をするというのは、考えていたよりもずっと刺激的だった。私自身、初めてのオフ会体験だったってこともあるんだろうけど。

 今回、幹事のユイさんには参加者のとりまとめからお店の設定等、何から何まで任せっぱなしで、大変お世話になった。「参加者プロフィール集」の冊子まできれいに作ってきて下さって大感激! その場で皆さんの事を知る手がかりとして役立ったし、また、今後何度も見返して皆さんの顔を思い浮かべながら思い出に浸ることができるので、とても良い記念品になった。
 ユイさん、改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました<(_ _)>。

 また、香港のお菓子&ラーメンを送って下さった香港の勤め人さん、ありがとうございました。珍しい物をいただいて、皆さん大変喜んでおられました。そして、それを運んで下さったまつさん、ありがとうございました。荷物になって大変だったでしょうに。お手数をおかけしました。
 そして、今日参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。大変楽しい時間を過ごさせていただき、感謝しております。またお会いできる日を楽しみにしております(本来なら皆さんお1人お1人に、お礼のメールでも差し上げるべきところですが、ここでまとめてしまって申し訳ありません<(_ _)>)。
 最後に、残念ながら今回は参加することのできなかった皆さん、また次の機会が遠からず訪れることと思います。その時はぜひご参加下さいね。
 あ、そうそう。関東チームは来週ですね。大阪在住の私は残念ながら参加できませんが、楽しいオフ会になりますようお祈りしております。

1月19日(金)今度は広島〜もみじ饅頭!

 1月4日に修理に出したプリンタがもう返ってきた。驚いた。修理に出した時は「最悪1ヶ月程度かかります」と言われていたもんだから…。

 麻原被告の長女がスーパーでお菓子を万引して逮捕。驚いた。ところでこの長女って今何してるんやろ?無職?

 先日、夫から「広島に転勤になるかもしれん」という話があった。
 前々から夫は何度も転勤の話が出てはその度に没になってたので、また今度もガセネタやろ…と思って話半分に聞いていたら、なんと、今度の月曜日にその出向先との面接があると言う。こりゃ驚いた。ほぼ決まりちゃうのん!?
 とりあえず半年の契約で、延長もありという話のようだ。んな中途半端なこと言われても…。
 夫はどうやらだいぶ前からリストラ対象になっていたようだったので、
会社はわざと無茶な転勤話を持ち出して、夫が自ら「辞めます」と言うのを待っているのかもしれない。
 当然のことながら夫は落ち込んで荒れており、慰めの言葉も見当たらない。…っていうか私も落ち込んでるんですけど〜(T_T)。酒でも飲まなやってられへん〜 □\(‥、 )。

1月18日(木)キーワードは「介護」?

 石坂浩二が、浅丘ルリ子と離婚してわずか5日後に別の女性と入籍していたことが発覚。
 それを聞いて、最初はビックリするやら呆れるやらだったが、本人の言い分によるといろいろ事情があったようだ。
 昨日の石坂のインタビューを見ていると、これまで年老いた両親をほったらかして、好き勝手やって来たことを反省している様子が見てとれた(だからって何も泣くことはないと思うが…)。
 父親が昨年他界し、せめて残った母親にだけでも親孝行してやりたい…というのが本人の弁だが、まるで
浅丘と別れてA子さん(新妻)と結婚することは母親の希望だったのでやむを得ず急いだ…みたいなふうに聞こえて、いや〜な気がしたものだ。
 しかも、今回の結婚で「母親がすごく明るくなった」とまで言っていた。浅丘にはキツイ一言だ。確かに彼女は家事とか介護とかあまりしなさそうだし、姑の受けも悪そうに見える。でも、公共の電波でそこまで言わなくても…と思う。
 10何年もの別居期間があり、実質離婚していたも同然の2人だろうが、それでも石坂の方は何か思うところがあって離婚せずに夫婦でいたんだろう(離婚するのも面倒なんでほうってあったのかも?)。それを「親の介護」にかこつけて急に離婚を迫り、離婚届を出したとたんに別の若い女性と再婚。…やっぱり納得いかん。
 A子さんは何年も前から実質上すでに石坂の妻であり、彼女の年齢(37才)も考えれば早く決着をつけてあげたかったんだろうと思う。それはわかる。でも、それならそれで、何でもっと前から動かなかったんだろうか。煮え切らん男やのう(-.-#)。
 私は今、妻(前妻)としての立場で物を言ったが、この件についての見解は、それぞれの立場によって変わると思う。
 母親の立場としたら、「これまで宙ぶらりんの状態だったのをハッキリさせてくれてよかった。これまでいろいろ面倒を見てくれてたA子さんを籍に入れてあげられてよかった」という感じか?
 男の立場としたら、「若い嫁、しかも一般人で介護もちゃんとやってくれるA子さんを選んだ石坂の決断は責められるものではない」てなものか?
 しかし、今回のように『介護』がキーワードになった離婚&再婚も珍しいのではなかろうか。
 私は長女、夫は長男。いずれ介護の問題がのしかかってくるんだろうな…と思うと、ちょっと気が重い。

1月17日(水)あの日を忘れないで

 6432名もの命を奪った阪神・淡路大震災が起こってから丸6年が経った。私もいちおう被災者である(興味のある方は、過去ぼやき00年1月分16〜17日分を参照下さい)。
 今でもあの日のことは鮮明に覚えている。特に、
あの瞬間に味わった「死ぬかも知れない」という恐怖は、きっと一生忘れることはないだろう。大阪の震度は4だったが、もっともっと大きく感じた。主だった被害のなかった私ですらそうなのだから、震源付近の方々の心情は言うまでもないだろう。
 関西では毎年震災の日が近づいてくると、テレビで「震災特集」が組まれる。が、今年は例年と違って、そういった番組は少な目だったように思う。歳月を感じさせる。
 伊丹市のボランティア団体が主催する「阪神・淡路大震災犠牲者追悼のつどい」の今年のテーマは、「時間(とき)の流れ」。震災を風化させないようにとの願いが込められている。
 関西以外の地方では、もうあの震災は忘れられているように思う。夕方の全国ニュースで震災をトップ項目で伝えたのはNHKとTBSだけで、あとの局は、自分の赤ちゃんに熱湯をかけて逮捕された母親のニュースがトップだった。

1月16日(火)謝ったらおとがめなし?

 先日、高松市の成人式で市長にクラッカーを鳴らしたりぶつけたりした新成人たちが逮捕されたが、今度は、那覇市の成人式で一部の若者たちが門を壊したとして、こちらも市が被疑者不詳のまま告訴した。
 が、今日、壊した若者たちのうちの2人が市役所に謝罪に訪れた。そのため市は告訴を取り下げたそうだ。それを聞いた瞬間、私は「甘い!だまされてるんちゃうか?」と思った。
 本当に彼らは反省して謝罪しに来たんだろうか? 高松市の経緯を見て、「名乗り出たら許してもらえるだろう」ってことで、形だけ謝罪しに来たんじゃないのか?
 いずれにしても、「少々調子に乗って無軌道に振る舞っても、謝ったら済む」という前例を作ってしまったような気がする…というのは、意地悪な見方すぎるだろうか?

 そして、こちらも現代社会を象徴するような事件。
 埼玉県の主婦が、出会い系サイトで知り合った栃木県の男子高校生に自宅で刺された。
 逮捕された少年は、「自分は彼女を好きだし、彼女も自分を好きだと言ってくれた。が、彼女は離婚しないと言った。腹が立って刺した」と供述している。
 なんでこうも短絡的な少年が多いんだろうか。
 しかし、夫がいながら出会い系サイトに出入りしていた上に、夫の留守中に少年を自宅に上げた主婦も主婦だ。同情の余地なし!

1月15日(月)まさかこんな理由で

 鳥取県米子市の赤ちゃん連れ去り事件、無事に解決してよかった。保護された赤ちゃんも元気だということで何よりだ。
 世間の予想していた犯人像は、大方、「怨恨」か「子供がいない夫婦による子供欲しさの犯行」というものだったが、それらは見事にはずれた。
 容疑者の29才女性は、「交際している男性に子供が生まれたと嘘をついたため、赤ちゃんが必要だった。赤ちゃんなら誰でもよかった」と供述しているらしい。昨年末に容疑者とこの男性とがトラブルになっていたとの情報もあり、捜査本部は容疑者がその男性をつなぎ止める手段として今回の犯行を実行したとみて追及する模様だ。
 容疑者にはすでに子供が1人いた。私は子供がいないのでよくわからないが、普通、子供がいる母親なら「もし自分の子供がいなくなったらどんなに辛いか」ぐらいわかっているものではないか? にも関わらず、なんで「男をつなぎとめるため」などという身勝手な理由で、よそ様の子供をさらったりしたのか?
 容疑者に対する報道を見ていても、良い事を言っているものに全然突き当たらない。

 ・結婚して長男を出産した後、自分の借金が主な理由で離婚
 ・子供を連れて実家に戻りアルバイト等をして生活をしていたが、どれも長続きしない
 ・酒好きで遊び好き。子供が病気でもパチンコに出かけたりしていた
 ・昨冬頃から実家の車を勝手に持ち出して、何ヶ月も家を空けるようになった
 ・あちこちの知人に金の無心をしていた

 1人ぐらい、「いい人なのに。まさかあの人が…」とか証言する人が出てきてもよさそうだが、今回の容疑者に限って言えば、そういう証言は全然出てこないようだ。
 詳しい経緯がわからないので何とも言いようがないが、もともとだらしない性格の上に、「男に捨てられたくない」という気持ちが先行しすぎての行き当たりばったりの犯行のようだ。一途な恋は、こうも人間の判断力を狂わせるものなのか。
 この女性にはプライドというものはないのだろうか? 聞けば相手の男性には家庭があると言う。あわよくば離婚に追い込んで、自分との結婚に持ち込むつもりでいたんだろうか。
子供の存在でしかつなぎとめられない恋なんて、長続きするわけない。腹立たしく思う反面、哀れでもある。

1月13日(土)広がる派遣の役割

 ヒューマン・タッチが、バイオテクノロジー(生命工学)の研究に携わる即戦力となる技術者を専門に派遣する事業を4月から始めることを明らかにした。人材派遣業がバイオに特化した事業を展開するのは全国でも異例という。
 派遣も昔に比べたら、いろんな分野に進出するようになったものだ。
 ということは、専門スキルを持つ派遣社員はますます有利になるものの、逆にスキルのあまりない派遣社員はどんどん干されていく可能性が高いような気がする。

1月12日(金)性善説は幻想だ

 東名高速で飲酒運転のトラックが乗用車に追突、女児二人が死亡した事故の控訴審判決があった。結果は「控訴棄却」。つまり、あの悪質運転手の懲役4年は変わらず…ということだ。
 この結果を理不尽だと思う人は多いだろう。私もその中の1人だ。
 裁判長は、「(現行法は被害者感情を考えると加害者に甘いから)新たな立法措置が必要」と指摘したが、それならまず今回の裁判で被害者に対して前向きな判決を出し、先鞭をつけるべきではなかったか。
 日本の法律では、どんなに悪質なケースであろうと、交通事故を起こして人を死なせた場合は全て業務上過失致死となる。どんなに悪質であってもだ。
 昨日、ある番組でこんな交通事故のケースを取り上げていた。青信号で横断歩道を渡っていた中学生が、信号無視してきたトラックに跳ねられて死亡した。運転手は業務上過失致死で逮捕されたが、下った判決は禁固1年2ヶ月。実際にはたった8ヶ月で出所している。
 うっかり運転操作を誤って跳ねてしまったとかならまだわかるが、
この運転手は信号が赤だとわかっていて、つまり明らかに故意的に突っ込んでいるのだ。これのいったいどこが「過失」なのか? これでは遺族はやりきれない。
 車を運転しているのは人間だから、ミスで引き起こされる事故を減らすことは難しいだろう。が、飲酒運転はやり方次第でいくらでも減らすことができると思う。
 たとえば、酒気帯び運転程度でも罰金を10万円ぐらいにつり上げるとか。あるいは、これはちょっと漫画的だが、運転席にアルコールチェック装置があり、アルコール分が少しでも検出されたら安全弁が降りてエンジンがかからない車を開発するとか(^_^;。
 日本の法律は性善説に基づいて作られている。つまり「人間はもともと善人である」という考え方だ。だが、最近の悪質な事件や事故を見ていたら、そんな考え方は幻想に過ぎないということがわかるだろう。
 交通事故であっても、悪質なケースについては殺人罪を適用するなど、思い切った改革が必要だと思う。

1月11日(木)彼らは大人ではなく14歳の子供

 高松市の成人式で、一部のグループが壇上に上がり市長に対してクラッカーを鳴らして投げつけるなどした事件で、市長はこれらの新成人男性5人を、名前を特定しないまま、威力業務妨害の疑いで告訴した。
 ある精神医は、こうした若者の傍若無人ぶりについて、「良い事では目立てないから、安易に悪いことで目立ってやろうという方向に走ってしまう」と分析した。また、「今の若い人たちは知識だけは豊富だが、精神的には未発育。精神年齢は実年齢の7掛けぐらいに考えてちょうどいいぐらい」とも。つまり、20歳×0.7=14歳…これが彼らの精神年齢というわけだ。
 俳優の藤岡弘氏は、「教育が悪い。彼らは知の教育は受けたが、徳の教育は受けていない」とコメントした(私が1/8分で長々と書いたことを一言で言ってくれた(^_^;)。
 ダジャレでお馴染み(笑)の和田勉氏は、「大人の都合でコロコロ成人の日を変えるのも悪い!」と憤慨していた(連休を作るためだけに日を変えたことには私も大反対)。
 威力業務妨害で告訴された場合、「3年以下の懲役もしくは50万円以下の罰金」が科せられる。ただ、動機に「何らかの主張や表現をしたかった」というものがあれば考慮されるそうだ。が、
あの新成人たちに何らかの主張があったとはとても思えない。ただ目立ちたいだけ、式を壊したいだけ、バカ騒ぎしたいだけ…私には、そんなふうにしか映らなかった。
 本人たちはあの映像を見て、最初に何を思ったんだろうか? …きっと、「わーい、映った!」って程度だろう。批判的なコメントが読み上げられても、「俺たちが主役なんだから、何やったっていいだろ。文句あるのか!」てなもんだろう。
 が、事が告訴にまで至りさすがに反省したようで、今日5人全員が警察に出頭(昼に3人、夜に2人が出頭)、逮捕された。「ふざけてやった。後で大変なことをしたと思った」とのこと。「後で」というのがいつの時点なのかが気にかかるが、ともかく自ら出頭してきたことは、まだ救いがある。
 余談だが、この5人の中に未成年が1人含まれていたため、問題の映像は各局ともに急にモザイクがかけられるようになった。もし全員が成人だったとしたら?…と思うと、何だかなぁって感じ。

1月10日(水)小ネタ4つ

 FAXを買って1週間、さっそく(ようやく?)仕事で役立った。受信時の音が「チュンチュン!」という鳥の鳴き声で、ちょっと力が抜けた。

 今朝方、今世紀最初の皆既月食があった。が、日本は全国的に天気が悪く、九州の一部で見られただけ。次回は2007年らしい。…先は長い。

 昨日、仙台の点滴殺人について書いたが、今日、アメリカでも同様の事件があったという報道が。どこの国にも異常者はいる。が、筋弛緩剤を点滴に混ぜて投与、という手口まで一緒なので驚いた。

 世田谷の一家殺害事件で容疑者浮上、22歳の男を事情聴取へ。…という記事が産経新聞の夕刊に載っていたが、テレビを見てもどの局も伝えていない。産経のスクープなのか、それとも先走りなのか?

1月9日(火)どうなってるんや、近頃の病院

 仙台で起こった「点滴殺人」には驚いた。しかも、特定の相手を狙ってやったのではなく、無差別殺人だというから末恐ろしい。
 医療ミスが頻繁に起こっている昨今、だめ押しとも言える事件だ。医療機関に対する信頼度がさらに落ちてしまうことは避けられない。
 容疑者がもちろん一番の問題だが、舞台となった病院もひどい。かなりずさんな管理体制だったことが明るみに出ている。だいたいあの院長は何やねん?「私は何も知らなかった。夕べ知った」だと。無責任な。
 病院に勤めている人たちの間では、あの容疑者は前からかなり疑惑の的となっていたそうだ。それを院長が全く把握していなかったとは。副院長は「私の判断で警察に届けた」と言っているが、普通、院長に相談もなしに警察に届けたりするものだろうか?
 容疑者の供述によると「待遇面で不満があった」という。それを裏付ける証言は、過去にあの病院で働いていた人たちから出ているようだし、またあの病院自体、看護婦が一時期に大量に辞めたり、あるいはパートが大量にリストラされたり、ということがあったのは事実らしい。だとしたら、病院側と働く人たちとの間には、かなりの溝やトラブルがあったことだろう。
 しかし、だからと言って、患者の点滴に劇薬を混ぜたりするか?普通。
不審死した患者を大量に発生させて病院の評判を落とそうとでもしたのだろうか? あるいは単に異常心理の持ち主なのか?
 容疑者の経歴を見ると、高校時代、陸上の選手を目指していたが怪我で挫折、世話になった病院で医者や看護婦の働く姿に感動し、自分も看護の道を目指そうと決意したとされている。実際、彼は専門学校で勉強し、准看護士の資格を取った。そして、少なくとも問題の病院に就職するまでに勤めた何カ所かの病院では、何の問題も起こしていない。
 だとすると、やはり彼を犯罪に向かわせた最大の外的要因は、あの病院にあったということか。

 一方、鳥取県米子市の病院では、新生児が誘拐された。ここの病院も管理がずさんだったようだ。新生児室に防犯カメラは設置されていたが、作動していなかった。しかも一部報道によると、カメラはこの時たまたま作動していなかったのではなくて、もともと「動かないカメラ」だったとのこと(単にテープが入っていなかったという報道もある)。

 次々と起こる医療ミス、病院の管理体制の甘さから起こる犯罪。患者は病院を、そこで働く人たちを信頼して身体を預けているのだ。怒りを通り越して背筋が寒くなってくる。
 もちろん、これらは例外であって、ほとんどの病院は管理体制もきちんとし、医者や看護婦も信頼に値する人たちなんだろうけど…。でも、私たちにはそれを見分ける手段はない。

1月8日(月)教育改革を急げ

 成人式は予想通り各地で大荒れになったようだ。
 特に、高知の橋本大二郎知事が会場の2階席で騒ぐ新成人たちに対して、「出て行け!」と怒鳴るシーンを見て、胸がすく思いがしたと同時に、昔では考えられない若者の傍若無人振りに対して悲しい気持ちになった。
 私が成人を迎えたのは16年前。私も市の会館で行われた式に参加した。ひそひそ声でお喋りする人はいたが、今のように携帯電話などなかったし、ましてや大声でヤジを飛ばしたり、壇上に上がって式の進行を妨害したりするような非常識な人間は1人もいなかった。
 成人式に限らず、入学式や卒業式、また普段の授業でも、今の若者たちは荒れている。私たちの世代から見たら考えられないことだ。
 私たちの年代は、
式や授業が「うざったいなぁ、退屈だなぁ」と思っても、いちおう大人しく座って話を聞いていたものだ。それが社会のルールだということをみんな認識しており、嫌々ながらも実行していたんだと思う。
 言うまでもないが、今や電車の中なんかは無法地帯だ。ドアの付近に座り込む若者、携帯で大声で他愛もない話を延々とする若者、化粧を堂々としている少女…。
 こういった若者達が増えた原因は、私はやはり教育にあると思う。「個性を尊重し、各人の持ち味を伸ばす教育」…と言うと聞こえはいいが、何のことはない、「嫌なことは無理にしなくていい。好きなことだけ思い切りやりなさい」と言っているのと同じではないか?
 森内閣は、教育改革に熱心に取り組んでいる。今の教育現場では抜け落ちているであろう「道徳心・公共心・忍耐力・想像力・思いやり・目上の人を敬う気持ち」等を徹底する教育を、自然に現場で行えるような、そんな改革を望む。

1月7日(日)仲良くケンカしな♪

 大阪は雪がちらつく寒い日だった。明日もこんな天気らしい。寒いの苦手{{ (>_<) }}!

 昼間、夫が「これ見る?」ってな感じで私の前でビデオを再生した。画面に映し出されたのは、アニメの『トムとジェリー』だった。
 テレビ大阪で日曜朝7時からやっているそうで、夫が最近TVガイドを見てその存在に気づき、タイマー録画したそうだ。正式な番組名は『トムとジェリーとゆかいな仲間』。トゥイーティー(黄色い小鳥)のアニメも登場する。
 
『トムとジェリー』と言えば、私なんかもう涙が出るほど懐かしい世代。子供の頃、よく朝とか夕方にテレビでやっているのを見たものだ。
 今回やってるこのアニメが新作なのかどうかわからないけど(声優陣を見てると新作っぽい)、あの頃の気持ちが甦ってきて、本当に楽しんで見ることができた。とても単純な笑いなんだけど、おかしくておかしくて仕方がない(^o^)。
 さすがに主題歌は昔とは変わっちゃってるだろうなぁ…と思ってたら、なんと、主題歌も古いやつを使っていた!…そう、あの、「♪トムとジェリー、仲良くケンカしな。トムトムトムニャーゴ、ジェリー、ジェリー、ジェリー、チュウ♪」ってやつ。
 つい、つられて一緒に歌ってしまったのは言うまでもない(^^ゞ。

1月6日(土)『ガラガラ』って、正式名称は何?

 夫と久々に梅田のLOFTに行った。つっても本来のLOFTではなく、LOFT内のCD屋『WAVE』に行くのが目的である。
 夫と合わせてCDを6,000円分買って1Fに降りてきたら、「3,000円以上買い物したら1回抽選ができる」と店の人が言っていたので、せっかくだからやってみた。懐かしい『ガラガラ』である。そういや、こういうのって何年も触ったがことない。
 恐る恐る回してみたが、なかなか玉が出ない。やっと玉が出たと思ったら、勢いよく出過ぎて床に落ちそうになった(夫が抑えたので落ちずにすんだ)。
 結局、
白玉(ハズレ)しか出ず、私は『うまい棒』を2本もらって帰ってきた(^_^;。

1月5日(金)私の推理

 昨年暮れに起こった「世田谷・会社員一家4人殺害事件」の捜査は難航しているようだ。
 マスコミの報道によると、この事件にはたくさんの謎がある。
 たとえば、侵入経路。事件発覚時、玄関の鍵は閉まっていた。犯人はどこから入ってどこから出たのか?
 しかし、何と言っても最大の謎は動機だろう。最初は強盗かと思われたが、最近では怨恨説が浮上している。
 ただ、被害に遭った会社員の男性も学習塾を経営していた妻も、恨みを買うような人物ではないと言う。それに、残忍な犯行の手口をもってイコール怨恨と単純に決めつけるのはどうかと思う。
 以前、法医学の上野正彦さんの本を読んだ。それによると、加害者が被害者より立場が弱かったり、体力的に劣ったりする場合、被害者から反撃されるのが怖くて、息の根が止まっていても執拗に刺してしまうというのはよくあることらしい。…が、今回のケースではこれは当てはまらない。弱い子供に対してまで執拗に刺しているからだ。
 ここまで考えて、私がふっと思い浮かんだのは、これはひょっとしたら、最近流行の「少年による殺人目的の殺人」ではないか? ということだ。
 まず、犯人は年末の慌ただしい時期に犯行を犯している。働き盛りの人、家庭の主だったりする人なら、こういう時期ははずすのではないか?(よほど切迫した事情があったのなら別だが)。こんな時期にあえて犯行を犯す=家庭や仕事のしがらみのない若者、というイメージが浮かんでくる。
 そして、現場に残されていた血痕の付着したトレーナー。若者向きのデザインで、あまり年配者は着そうにない。Lサイズだからと言って若者とは限らないが、このトレーナーでLサイズの物は世田谷・杉並ではわずか10〜20枚しか販売されていないらしいので、もし年配者が買っていれば目立つし、捜査線上に浮かびやすいのではないか?
 これらのことから
、私は、「犯人は若者で、被害者一家と接点のない人物。動機は金品欲しさより殺人そのものが目的」と勝手に推理している。
 但し、気になるのは「書類を物色した跡」。1階にあった被害者の仕事関係の書類が、わざわざ2階に運ばれており、しかも仕分けしたような痕跡があったと言う。これが捜査攪乱を狙ったものでなければ、犯人は被害者の仕事絡みの人間である可能性が強まる。
 考えれば考えるほど謎だらけ。今後の展開が気になる。私の推理がはずれていても構わないから、早く犯人が捕まることを願う。

1月4日(木)念願のFAX購入(ついでにプリンタも(T_T))

 ついに、FAXとプリンタを購入(過去ぼやき12/27・28参照)。
 FAXはともかく、プリンタを買う予定はもともとなかったのだ。しかし…。
 これまでだましだまし使ってきたのだが、どうももう限界らしいので修理に出すことにした。ソフマップのワランティ
(*1)に入っていたので、よほどの事がなければ修理代は無料だ。ありがたい。入ってて良かったワランティ。
 だが、直って戻ってくるまで最悪1ヶ月程度かかるというのが痛い! 1週間とかなら、取引先の会社に事情を話せば何とか対策があるかもしれんけど、1ヶ月ってのはさすがにちょっと…。修理代かかってもいいから、今すぐ直してくれ!っていうのが本音(わがまま)。
 仕方ないので、中古で安いプリンタを買おうかといろいろ探してみたが、ジャンク品っぽい物しかなく、ちょっといい値段のやつになると、「もう新品買った方がええんちゃう?」って感じがしてきたので、結局新品でEPSONのPM-780Cを購入。
 ちなみに、故障して修理に出したプリンタはPM-750C。
私って、EPSONの売り上げにすごく貢献してるような気がする…(^_^;。
 しかし、さすがにFAXとプリンタの合計2台を徒歩&電車で運ぶのは辛い。今日から出社だった夫が早目に仕事が終わったのをよいことに、運ぶのを手伝わせた。
 プリンタ購入はともかく、FAXについては夫も前から少しは欲しかったようで、機嫌は総じて悪くはなかった。良くもなかったが…(^_^;。
 明日が私の仕事始め。今回の投資を取り戻すべく、馬車馬のように働く覚悟である(T_T)。

*1 (商品の3%の掛け金を購入時に払えば、故障しても5年間無料で修理してもらえる制度)

1月3日(水)フィルムが…

 昨日から私の実家に夫と行き、一泊。
 家族全員で写真を撮った後、私はカメラをいじっていて、間違って蓋を開けてしまった。光が入ったため、そのフィルム丸々おしゃかである(もっとも、まだ数枚しか撮ってなかったのが不幸中の幸いだった)。
 その時、夫が私にこうツッコミを入れた。
「罰として、今まで撮った分、おまえが念写せぇ!」。
 おお、ナイス・ツッコミ! 私は大爆笑してしまった。が、他の人たちはフィルムのことで一杯で頭が回らなかったようで、笑っていたのは私ひとりだった。
 夫は、どこに行ってもこのように、「隙があったらおもろい事言って回りを笑わせたろ」と企てている。うちの家族はおもしろ好きなのでいいけど、よそでは注意が必要かもしれん。笑いもTPOが大事。

 姪っ子(妹の娘)が、「くっくりおばちゃんと一緒に寝たい」と言ってくれたが、私が遅くまで飲んでたこともあって叶わず。
 私は子供には敬遠されるタイプなのだが、姪にはなぜかなつかれているようだ。でも、夫の方がもっとなつかれている。姪と遊んでいる夫を見ていると、またも出産するか否かの問題が頭をもたげてくる。

 元旦は夫の写真で盛り上がったが、今回は父母や私や妹の昔の写真で盛り上がった。
 父が盛んに、自分の昔のアルバムを私たちに見せようとするので、夫が「お父さん、そんなに僕らに見せたいんですか〜」と冗談で言ったら、父は「うん。見てほしいんや!」と、堂々と返す。
 たぶん、私も妹も嫁に行ってしまい、普段話し相手がいなくて寂しいんだろう。

 しかし、実家は良い。たまに帰ると女王気分。黙っていても食べ物がどんどん出てくるので、私は普段の3倍ぐらい食べてしまった。明日からダイエットに励まなくては…!?

1月2日(火)初夢

 学ランを着た新庄くんが、全校生徒の前で、「大リーグに行くに当たっての抱負」を述べていた。
 …よりによって、何でこんな初夢を……(T_T)。

1月1日(月)21世紀も昨日と同じ太陽が

 明けましておめでとうございます。旧年中は「くっくり通信」をご贔屓にしていただき、ありがとうございました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 皆さんは、初日の出を拝んだことがありますか? 私はここ10年ばかり拝んだことはありません。
 日付が変わった頃に初詣に出かけ、帰宅後は朝方までテレビを見たり食べたり飲んだりして床につき、ふっと目が覚めたらもう昼過ぎ。毎年、こんなふうにだらしなく元旦を迎えております。
 …別にええやんか! 初日の出がなんぼのもんじゃい! 昨日の太陽と今日の太陽と、どこがどう違うっちゅーねん!(^_^;
 要するに、気持ちの問題なんだよね。今年最初の日の出を見る。特に今回は新世紀の初日の出でもある。荘厳な気持ちになる。「いっちょやったるで〜!」と、気合いも入る。…そういうことなんだろう。

 紅白歌合戦が中盤を迎える頃、私たち夫婦は夫の実家(徒歩30分)に行った。
 21世紀を迎えた瞬間を、私は見届けることができなかった。ちょうどみんなで夫の子供時代の写真(*1)を肴に、お喋りが盛り上がっていたからだ。ふと気づいたら、すでに日付が変わっており、知らない間に新世紀を迎えていた。…ちょっと損した気分。
 その後、近所の神社に初詣に行った。
 列に並んで順番を待ちながら、ふっと夜空を見上げた。北東の空に、雲の隙間から、春の訪れを告げるかのように北斗七星(*2)が昇ってきているのを見た。
 あと1万年ぐらいはきっと変化することのない星々の配列(*3)。100年前、20世紀を迎えた人たちはこの夜空を見上げて、「100年後、21世紀を迎える人たちもこの星座を見るんだろうな」などと想像したことだろう。世紀をいくつ経ようと、人類が進歩しようと衰退しようと、宇宙的規模から見れば、私たちの存在なんてちっぽけなものなのだ。
 いかん、いかん。元旦からこんな事考えちゃ、生きていくのが空しくなりそう。このへんでやめとこ。

*1 (夫の子供時代は女の子みたいに可愛かった。今はその面影は全くない)
*2 (北斗七星は春に一番見やすい星座である)
*3 (惑星の公転や自転とは別に、太陽系自体も銀河の中を移動している。そのため地球から見える星座の配列は、長い年月の間に変化して見える)


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