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過去ぼやき2000年12月分

恐怖の1ヶ月が・大掃除第一弾・道路に痰吐く警官・犯罪者になった私・河野外相がまた・私用でのネットに警告・理不尽な夫・たばこ依存度評価表・おもろない「知ってるつもり!?」・長野県知事カタカナ語連発・新庄もメジャーへ・少年&青年マンガベスト10・風邪引く暇なし・カツノリ捕手結婚へ・やはりうるさい夫のイビキ・幼い我が子にガン告知の是非・向井亜紀子宮摘出・外国人犯罪・しばらく禁酒・派遣収益大幅減少・関東人から見た関西人は?・FAXないので口頭で原稿を・プリンタ故障?・20世紀総括番組・2000年のベスト1
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12月31日(日)良いお年を!

 早いもので、今世紀最後の「ぼやき」となりました。
 今日は、大掃除の総仕上げ(掃除機+拭き掃除)をするつもりでいたが、夫はゴロゴロしてるし、天気は悪いし…で、どうも乗り切れないので、普段と同じく掃除機かけるだけで終了〜(^_^;。
 私の正月の予定ですが、今晩から夫の実家(徒歩30分)で年越し。2日からは私の実家へ(電車で1時間)。つーわけで、掲示板へもチャットへもなかなか顔を出すことができなくなると思います。すみません。まぁ皆さんも同様にお忙しいとは思うけど…。
 今年も「くっくり通信」をご愛顧いただきまして、ありがとうございました。
 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます<(_ _)>。良いお年をお迎え下さい!(^.^)/~~~

12月30日(土)2000年のベスト1

 今年もあと僅かとなりました。
 忘れないうちに書いておきます。当方は面倒くさがりだし通信速度も遅いので、「電子年賀状」の類は遠慮しときます。すんません<(_ _)>。
 さて、1年の出来事を振り返って、私なりのベスト1をジャンルごとに選んでみました。

ジャンル 出来事など コメント
スポーツ シドニーオリンピック やはり高橋尚子・田村亮子の金メダルが感動的。野球チームが最後の試合で負けて号泣していたシーンも忘れられない。柔道の篠原誤審問題は未だに納得行かない。
事件 少年による凶悪犯罪多発 一番印象に残ったのはバスジャック少年。野球部の後輩をバットで殴った後、母親を殺して自転車で東北まで逃亡した岡山の少年も心に残る。次点は「雪印食中毒事件」。先日、事件後初めて雪印の牛乳が売られているのを近所のスーパーで見た。
天災 名古屋の水害 天災の前に人は無力だ。噴火した三宅島の今後も気にかかる。鳥取の地震は大阪も揺れた。
政治 小渕首相逝去→森政権誕生 失言が取り沙汰される森首相。しつこいようだが、「神の国」「国体」発言は何の問題もないと思う。次点は国民を唖然とさせた「加藤紘一の乱」。
経済 「そごう」倒産 心斎橋の顔だった心斎橋店も一旦閉店。また、今年も金融機関の破綻が相次いだ。
外交 中国が歴史教科書問題で日本に圧力 これを受け、教科書を審議する委員である元外交官が、事前に他の委員に特定の教科書を採用しないよう働きかけていたことも明るみに。謝罪外交はもういい加減やめてほしい。日本の未来は日本人が作るべきだ。
世界 南北首脳会談 北朝鮮と国交樹立する国も出てきたが、それでいいのか。世界中が金正日にだまされてるような気がする。
芸能 小柳ルミ子の引き際の悪さ 離婚したのは去年だったかもしれないが、今年の最初のうちはルミ子がワイドショーの中心だった。釈明をすればするほど、自身の身勝手さが露見し、逆に賢也の株が上がるという皮肉な結果となった。その後、狂言(?)熱愛宣言などもあったが、最近は噂を聞かない。来年あたり、また一騒動起こすかも? 次点は年末に飛び込んできた「イチロー不倫騒動」。イチローファンの私はちょっとショック。
CD delerium(デレリアム)「POEM」 知ってる人はまずいないだろう。「怪しげなエニグマ」という感じの(エニグマすら普通の人は知らないか(^_^;)ヒーリング系CD。HMVやTOWER RECORDなどで手に入る。ネット通販なら確実。http://www.nettwerk.com/delerium/(ここから曲のサンプルをダウンロードできます。「POEM」もよいが、実は1997年発表の「Karma」の方がお勧めだったりする。)
私生活 特になし じっくりと考えてみたが、本当に何もない1年だった。これでいいのか、私の人生。…でも考えてみれば、可も不可もなしというのは実は幸せなのかも。

12月29日(金)20世紀は「映像の世紀」と言いますが…

 ここのところテレビでは、「20世紀を振り返る」という趣旨の番組がやたら目立つ。が、中身はどれも薄っぺらなような気がする。特に民放の作りはバラエティそのもので、どうにも中途半端な印象が強い。
 その中で、私がまだマシだなと思ったのは、クリスマス頃にフジテレビで夕方にやっていた番組。八木亜希子(元フジテレビの女子アナ)、テリー伊藤、木村太郎、デーブ・スペクターが出演していた。
 流すVTRも事件や事故や天災だけではなく、文化や娯楽の移り変わりなどにもスポットを当てていて趣があったし、それに、何と言ってもスタジオの作りが良かった。
 この番組では、各時代の日本のお茶の間&台所を再現したセットを紹介しつつ進めていくという方式を採っていた。戦時下の灯火管制されていた時代、高度経済成長期の電化製品が普及し始めた時代、そしてテレビが各家庭に普及した時代…。いろんな時代のお茶の間を見ることができた。
 それを見て私は、自分の子供時代(昭和40年代)の一家団欒の風景を思い出した。あの頃はテレビが家庭に1台しかなかったから、ほっといても家族みんなお茶の間に集合したものだ。ああ、懐かしい。今はもうテレビも1人に1台と言ってもおかしくない時代だから、ああいう風景は見られないんだろうなぁ…。
 さて、20世紀で一番大きかった出来事というのは何だろうか。
 いろんな番組や雑誌等で、読者から投票を募ってベスト10を発表しているのを見ると、やはり「太平洋戦争が1位」というのが多い。でもこれは日本人が選んでいるからそうなるんであって、世界的に見るとどうなんだろうか。
 第二次世界大戦?人類史上初の原爆投下?アポロ月面着陸?ベルリンの壁崩壊?…皆さんだったら何を1位に推しますか?

12月28日(木)プリンタよ、お前もか!

 この間から何かプリンタの調子が悪いな〜と思ってたが、昨日、今日とさらに調子が悪い。
 電源を入れると、「ガキン!ガシャコン!」と妙な音がして、「紙詰まり」のランプが付く。もちろん紙が詰まっているわけではない。
 この症状は、実は今年の春ぐらいから時折発生している。が、いつも何やかんやいじってるうちに復旧することができた。
 だが、昨夜は違った。何度電源を入れ直しても、「ガキン!ガシャコン!」と悲痛な叫び声を上げるのだ。オーマイガッ!(;O;)
 水平にきちんと置かれていないのかもと思って、プリンタの位置を変えたり、アジャストレバーの設定を変えたり、いろいろ試してみたがなかなか治らず、小一時間奮闘して、ようやく印刷することができた。
 「やれやれ、治った治った」と、安心していたら、今日また同じ症状が発生。マイガッ!マイガッ!マイガッ!(;O;) 幸い、今日は昨夜ほど苦闘せずに比較的早く治ったが…。
 このプリンタは買って2年ちょっとになる。修理に出すべきか? それとももう寿命なのか? このままだましだまし使っていって大丈夫だろうか? 先ほど、試しにもう1度立ち上げた時は平気だったが、毎回、ロシアン・ルーレット気分である。
 電話機が変になったのに続いてプリンタまでも…。悪い事は重なるものだ。

 おかげさまで、今日が私の仕事納めだった…と、思う。
 というのは、去年は取引先の担当者が、「これが今年最後の原稿です。今年もお疲れさまでした。来年もよろしく」と言った次の日、「すみません、もう1件お願いします」と言ってきたのだ。
 どうか今年はもう追加がありませんように。

12月27日(水)来年こそファックス購入を!

 この間から何か電話機の調子が悪いな〜と思ってたら、ついにぶっ壊れてしまった。
 と言っても、留守番機能が壊れただけで、通話そのものには支障はない。仕事関係の電話はどうせ携帯にかかってくるから、ま、いいかって感じ。
 だが、まだファックスを持っていない私は、ここぞとぱかりに「これはもう、今度こそ神様が『ファックス買え』って言うてはるんちゃう?」と、夫に言った。もう2年以上も前から「仕事でファックスが要るから買いたい」と訴えてきたのだが、「そんなん年に何回も使わへんやろ」と、いつも袖にされてきたのだ。
 確かに、私は基本的に取引先に出向いて原稿受け取り・納品をしているため、ファックスが必要な場面にはさほど出会わない。が、ファックスが手元にあるとないとでは、安心感が全然違う。
 つい最近も、こんなことがあった。

 ある午後のこと。
 先ほど取引先から預かってきた原稿10数枚を入力していたところ、途中で1枚足りないことに気づいた。電話で問い合わせたが、担当者が不在でなかなか連絡がつかない。
 夕方になって、折り返し担当者から連絡が来たが、手元に余っている原稿はないと言う。「でもくっくりさんのところに行ってない以上、絶対こっちにあるはずですね。もう1度探してみて、折り返し電話します」。
 待つこと数時間、夜の10時前になってようやく回答が来た。
   担当「やはり原稿はこっちにありました。今からそちらにファックスしますね」
   私 「すみません、うちファックスないんです…」
   担当「ええっ、ないんですかぁっ!?」
   私 「ご迷惑でなければ、今からそちらに原稿を取りに行かせていただきますが…」
   担当「うーーーん………」(悩んでいる)
   私 「……」
   担当「………じゃあ、今から原稿読み上げますから、メモして下さい」。
 幸い、そのページは中身がそんなに詰まってなかったので、やりとりは短時間で終わった。が、先方に大変手間をかけてしまったので、とても申し訳なかった(もっとも元々向こうのミスだから、向こうも平謝りしていたが)。

 この一件は夫も知っていた。そのせいか、わりとあっさり「よっしゃ、今度ファックス買いに行くか」と言ってくれた。わーい!これでやっと、在宅ワーカーとして人並みの装備になる〜(*^。^*)。
 「あっ、でも年内は無理やで。俺、30日まで仕事やし。それと正月は2日から仕事の予定やから」。「えっ、じゃあ年内は買いに行かれへんの?」。「どうしても早くほしかったら1人で行ったら?」。
 うーむ、1人で勝手に選ぶと「なんでそんな高いのん買うたんや!」と後からネチネチ言われるからなぁ。それに、今年は新しいMAC買ったことで経費でかなり落とせるから、ファックスは来年に入ってから買って来年度分で落とす方がお得かな(せこい)。それに大掃除も全部済んでへんし…。
 ちゅーわけで、ファックス購入は年明けにしようと思う。

12月26日(火)関東人から見た関西人は?

 この話は何ヶ月も前の出来事で、もう時効だと思うんで、書いてみた。

 時々うちの掲示板に来てくれていて、個人的にも何度かメールのやりとりをしたことのある女性が、その日、久々に投稿してくれていた。
 でも、彼女が納得できるようなレスを私はつけることができなかった。お世辞にも彼女が正しいとは思えなかったので、「確かに相手も悪いが、あなたもこうすればよかったのでは?」という書き方をした。他の読者さんも彼女に対して否定的なレスをつけていた。
 それとは別に、私は彼女のHPにも時々お邪魔していたので、その投稿があってから数日後に彼女の掲示板に行ってみた。
 そしたら彼女は、私の名前は出してないけど、「某掲示板にこの話を書いてみたけど、私が悪いってレスばかりだった。こっちの掲示板では自分に同調してくれる人ばかりなのに。某掲示板は大阪の人がやっていて読者も関西人が多いから、それで私達関東人とは感覚が違うのかな」と、書いてあった。
 自分のHPに何を書いてもそれはその人の勝手だと思う。が、私と読者さんに関してこういったことが書かれているのを見ると平静ではいられない。第一、私が時々そこにお邪魔して投稿もしていることは彼女自身も知ってるはずのに、なんでわざわざケンカを売るようなことを書くんだろう? しかも「関西人だから同調してくれない」って、何だか本末転倒のような…(ちなみにうちでの彼女の投稿にレスをつけた読者さんは、全員関西人ではなかった)。
 で、私は「関西人だからってことは関係ないと思いますよ」ということをレスしてきた。
 後日再び見に行ったら、「関西の人の気分を悪くさせることを書いてしまったのであれば悪かったけど、やはり常識って、その人の住んでるところや環境によって違ったりするでしょう。 だからわかってもらえないのは地域性も関係あると思ったんです。ここにわざわざそんなことを書く必要あったんですか? 関西人考察でそうせざるを得なかったのですか」という激しいレスがされてあった。
 彼女の頭の中は、関西人=常識がない=関東人の自分とは相容れない、というので固まってしまっているように見えた。また、ご本人にはその気は全くないのだろうけど、こっちは何だか「さげすまされた」気持ちになった。
 確かに私が住んでいるところはお世辞にもガラがいいとは言えないし、私が今まで育ってきた環境も決して良くはないと思う(町内にヤクザ屋さんがあって近所づきあいもしてた(^_^;)。でも、だからって何でここまで言われなあかんのやろ。
 もちろん彼女とはそれっきりだ。

 私は生粋の関東人の知り合いっていないので、ようわからんのやけど、中にはこういうふうに、関西人に対して偏見みたいなものを持っている人もいるんだろうか。たとえば、乱暴だとかキツイとか。
 私は関東の人の対しては、「こっちがボケてんのになかなかツッコミ返してくれへん人が多い」とかは思っても、常識に対する考え方が違うとか、そこまで思ったことはないんやけど…。

12月25日(月)派遣業界の21世紀はいかに?

 クリスマスの夜に景気の悪い話をして申し訳ないのだが、派遣で働く者としては見過ごせないニュースを先日耳にしたので、ご報告を。

 全国の派遣会社の平成11年度の収益が、前年度より7%も減少していることが明らかになった。単価(時給)も減少しているとのことだ。
 それまでは派遣会社の収益は毎年右肩上がりで、下がることは1度もなかった。
 これは、景気低迷により派遣先企業が社員のポストを減らしてその分を派遣に置き換えていたのを、さらに派遣のポストすらも削減し始めたことを顕著に示している。

 これを聞いて私は大変ショックを受けた。私達スタッフの時給は下がっても、派遣社員全体の数は増えているし、派遣会社の収益だって全体的に上がっているものだと思い込んでいたからだ。
 では、今年度(平成12年度)はどうだろうか? 少しは上がりそうか? …「くっくり通信」に寄せられる皆さんの声を見ている限り、ほとんど景気のいい話はない。「契約途中で打ち切りになりました」「時給が上がるどころか下がりました」「次の仕事の紹介が全然ありません」…。私の感覚では今後も低迷しそうな気配だ。
 派遣が制度として出来上がったのは意外と最近だ。1985年に制定され翌年6月から施行された労働者派遣法によって認められた。このワークスタイルは、果たして21世紀も生き残っていけるんだろうか?…などと、ちょっと不安になったりする。
 ところでこのニュースは、土曜日の朝にNHKで見たものだ。が、当日の朝刊と翌日曜日の朝刊を丹念に調べたがどこにも記事はなかった。…なぜ? 一般紙にとっては、取るに足らない小さなニュースなんだろうか?

12月23日(土)しばらく酒やめよう

 ここ何週間か焼酎に凝ってしまって、寝酒にお湯割りで1〜2杯飲むようになった。
 昨夜はついつい調子に乗って3杯目に手を出してしまった。しかも、それまでの2杯よりもちょっと濃く作ってしまったようだ。
 ボーッとしてきて、「こりゃヤバイ」とすぐに寝ようとしたのだが、世界が回る。布団に入っても回る。目をつぶるともっと回る。マンガで言うところの(?)「目が渦巻き状態」。気持ち悪い〜!
 何とか眠れたが、今日1日、二日酔いでボーッとしてしまった。
 どうやら私はお湯割り2杯が限度らしい。昔はもっとガバガバ行けたはずなんだが…。いつの間にこんなに弱くなったんだろうか。昨夜のうちに仕事を片づけておいて、ほんと〜によかった(T_T)と思った次第。

12月22日(金)外国人犯罪について

 東電OL殺害事件の控訴審判決が出たが、それは驚くべきものだった。一審の東京地裁で無罪判決を受けていた被告のネパール人男性に対し、今回の高裁では無期懲役が言い渡されたのだ。全く逆の判決。いったい何でこんなことが起こるんだろうか?
 難しいことはよくわからないが、状況証拠の判断の仕方が裁判官によって異なるかららしい。

 日本の都市部では、近年外国人の犯罪が恐ろしいスピードで増加している。細かいことは忘れたが、「中国人を見たら通報を」てなチラシをお役所だか警察だかが配布しようとして問題になった、という小さな記事を最近見たことがある。
 外国人による犯罪の中で、最近特に問題になっているのがピッキング犯。大阪では毎日のように事件が起こっている。もちろん日本人による犯行もあるが、やたら中国人による犯行が目立つ。それもグループを組んで役割分担して犯行に及ぶというケースがほとんどだ。
 彼らは室内に入る際、手に凶器を持っている。あるいは、室内に入ったらまずキッチンに行き包丁を手に取る。これは留守だと思っていたのに家人がいた場合や、物色中に家人が帰宅した場合に攻撃をするためだそうだ。
 私はこの話を聞いて以降、帰宅した際は、とりあえず中に人がいないか気配を伺いつつドアを開けるようにしている。バカバカしいと思われるかもしれないが…。
 人種差別はもちろんいけないことだと思う。中国人にだって良い人はいるのだ。いや、良い人の方が圧倒的に多いだろう。だけど、割合的に言えば、日本人全体の犯罪者比率よりも、日本にいる外国人全体の犯罪者比率の方がダントツに高いのだ。

 話がそれたが、今回無期懲役を言い渡されたネパール人男性が、もし本人の言うとおり無罪であれば、これは先例のない冤罪事件となる。彼を気の毒と思うと同時に、「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の鉄則がうち破られて、状況証拠の積み重ねであっても有罪にされてしまうこともあるんだ…という恐怖心が沸いてくる。
 だけど、もし彼が真犯人だったとしたら、亡くなったOLがあまりにも気の毒だ。それに、外国人犯罪者をみすみす無罪にしてしまう司法に対し、私達日本人は失望感を否めないだろう。
 弁護士は即日上告し、この事件は最高裁に持ち越されることとなった。果たして最高裁はどういう判断を下すのか……。

12月21日(木)家庭内別居?

 12/18分にも書いたが、あいかわらず夫のイビキがすごい。
 仕事が暇な時期であれば、昼間に睡眠不足を補うことも可能だが、今の時期はそうもいかない。とにかく夜は寝ないと身体がだるくて仕事にならない。
 そんなわけで、一昨日の夜から仕事部屋で一人で寝ている。いちおう、最初は寝室で夫の隣に寝てみるのだが、やはりイビキがうるさくて眠れず、結局布団を抱えて避難することになる。
 一昨日は、夫は私が出ていったことに気づかなかった。だもんで、朝になって驚いていた。そして、「ああ、もう俺ら夫婦もおしまいや〜。家庭内別居や〜!」と、子供みたいに拗ねていた。
 昨日は布団を移動中に起こしてしまった。「こりゃ〜、どこ行くねーん!」と、寝ぼけマナコをこすりながら追いかけてくる夫…、こわい(^_^;。
 「俺と寝るのがそんなにイヤなんか〜!」「だーかーらー、イビキがうるさくて寝られへんって言うてるやん」「俺、何も悪いことしてへんがな〜」「誰もあんたが悪いなんて思てへんよ。せやけど、ごめん。とにかく寝かせて!仕事に差し支えるから!」と、頭を下げてひたすら説得。
 すると、夫は「離れて寝たら何か気になるんや…」とぶつくさ言いつつも、おとなしく寝てくれた。
 しかし、夫のイビキは日を追う毎にすごくなる。昨夜なんか、壁の向こうから「フンガー、フンガー」って聞こえてくる始末。…あまりにすごすぎて、腹が立つより笑ってしまった。

12月20日(水)ガンバレ!向井亜紀

 向井亜紀の記者会見を見て、いろんな事を考えさせられた。
 私は彼女とは同い年ということもあって、以前から好感を持っていた。プロレスの高田延彦と結婚した時はちょっと驚いたが、「お似合いだな〜」と思ったものだ。
 今回の件は本当に気の毒で、何と言っていいのかわからない。聞けば以前からずっと出産を熱望していたという。ようやく妊娠したと思ったら、それがきっかけでガンが見つかるとは。まさに天国から地獄へと突き落とされた気分だったろう。
 昨日の会見での彼女は立派だった。ああいう心境に至るまでに、きっと、たくさんたくさん苦しんだんだと思う。私なんて想像もつかないぐらい。
 なのに、彼女は時折涙しながらも、終始笑顔を忘れなかった。しっかりとした言葉の端々に、「全てを洗い流して1からまたやり直すんだ!」という決意が表れていた。
 なんて素晴らしい女性なんだろう。ますます好きになった。
 最後に彼女は「がん検診をぜひ受けて下さい」と、必死に訴えていた。
 そういや、私はもう何年も健康診断すら受けていない。派遣で長期で働いていた頃は受けていたのだが、短期の仕事が中心になって以降、受けられなくなった。現在は在宅ワーク中心なので、ますます受けられる機会がない。
 こういう女性は、私の他にもたくさんいるだろう。でも皆、日々の忙しさに追われて、ついついないがしろにしてしまってるんだろうなぁ。
 確か、大阪市では格安で検診を受けられるはずだけど…。年が明けたら調べてみようと思う(とか言ってるうちはなかなか動かない私(^_^;)。

12月19日(火)これも一種の児童虐待では?

 昼の日テレの「ザ・ワイド」の特集を見ていて、猛烈に腹が立った。
 現在41才の女性が、6年前にわずか8才で小児ガンで死んだ自分の子供(男の子)の闘病の日々について語るといった内容だった。
 その母親は、闘病中の我が子の写真や自分が記した闘病日記の他に、子供とのやりとりを録音テープに残してあり、それをテレビで公開した。
 …と、ここまではよくある話だが、決定的に違っていたのは、そのテープの中身だ。
 それは、その母親が幼い我が子にガンの告知をする内容だった。それだけでも驚きだが、さらに驚きだったのは、我が子を助手席に乗せ、自分は車を運転しながらというシチュエーション。しかもすごく普通の言葉で、というより、気遣いも何もないストレートな言葉での告知なのだ。

(テロップ:94年1月、車中での会話)
母親「×君、治療しても夏までしか生きられないんだって」(普通の会話をするような調子)
×君「………いやだよ〜。死にたくないよ〜」(動揺して泣きわめいてる…そりゃそうだ)
母親「どうする? このままパーっと遊んで終わっちゃう? それともちょっとでも長く生きるために治療する?」
×君「死にたくないから治療がんばる〜。死んでもがんばる〜」
母親「あははは。死んだらおしまいじゃん〜」

 私は、×君が可哀想とかそういった感情が立つより先に、とてつもなく嫌な気分になった。この母親に対して激しい嫌悪感が沸いてきて、「オバハン、蹴飛ばしたろか!」という気持ちになった。
 ガン告知の是非については賛否両論ある。私は告知すること自体は悪いとは言わない。
 ただ、大人にする際でも言葉を選んで慎重にすべき告知というものを、死について具体的にわかってくる7才とか8才とかの年代の子供に対して、ストレートに「あんたは夏までしか生きられないよ」なんて言う、この母親の神経がどうしても理解できない。
 しかも、なんでそんなテープを録ってあってマスコミに公開するんや? そんな悪趣味なことすなや! めっちゃ気分悪いわ! 商売でやってんのか、そうでなければ単なる自己満足にしか思えんわ!
 その母親は「告知したことで周りからは非難されたけど、本人だけは告知したことに賛同してくれていた」と言っていた。が、これは、「×君はふだんから私のことをすごく気遣ってくれていた」と、母親自身が言っていたので、×君なりの優しさで彼女に「告知してくれて良かった」みたいに言ったんだろうと思う。あるいは×君はそんなことは一言も言ってないのに、母親が自分の行為を肯定したいがためにそう思い込もうとしているだけかもしれない。
 VTRが終わって画面がスタジオに戻った時、コメンテーターの加藤タキは目を真っ赤にして泣いていた。草野仁も有田芳生も憮然とした表情で「賛同できない」というコメントをした。加藤タキのコメントも聞いてみたかったが、とても聞ける状態じゃなかったようだ。
 この母親は母親なりに、我が子を愛おしんでやった行為なんだろうが、私は子供がいないせいか、やっぱりどうしても理解できない。世のお母さん方、この母親のことをどう思われますか?

12月18日(月)なぜオチにこの人が!?

 結婚してからずっと夫のイビキに悩まされている。
 もともと私は寝付きが悪い。その上に夫のイビキがうるさいもんだから、よけいに眠れない。寝付くまでに2時間…なんてことはザラだ。
 気のせいかもしれないが、ここ数日、夫のイビキが特にうるさく感じる。何とか抑える方法はないもんだろうか?
 とは言え、夫は鼻が悪くて、年中鼻風邪を引いたような状態。私もアレルギー性鼻炎だが、夫はもっとひどいのだ。加えて大酒飲み。…これでは大イビキかいて当たり前だろう。
 横向きに寝てもらったり、鼻呼吸サポートテープ(一時期野球選手なんかがよく使っていた)を使ってもらったり、いろいろやったけど、全然改善されない。

 とうわけで、昨夜もよく眠れなかった。どうにも眠たくて、昼前から午後2時頃まで眠ったのだが、その時にこんな夢を見た。
 …私は納品に行こうといつものように自転車を漕いでいるのだが、どうもフラフラする。貧血を起こしているような状態。車の間を左へ右へフラフラと必死に走っているうちに、警官が追いかけてきた。
 警官は、私が危ないので保護しようとしてくれていたのだが、私は「どうしてもこれを今届けに行かないといけないんです!」と必死に頼み、警官の護衛付きで納品先に向かうこととなる。
 途中で自転車を乗り捨てて、どこかの高校のグラウンドを抜けて近道をする途中、私は倒れ込んでしまった。剣道着を着た男子高校生が介抱してくれるが、「どうしてもこれを届けなあかんねん」と言って、私はまた立ち上がって歩き始めた。「走れメロス」状態だ(^_^;。
 ようやく納品先の会社に到着。ロビーに何故か芸能リポーターの井上公造氏がいた。彼は私がフラフラしているのに気づき、「大丈夫?」と寄ってきて支えてくれた。その瞬間、私はほっとしたのか急に力が抜けて、本格的に卒倒してしまった。「いつもテレビ見てます…頑張って…」と、呟きながら…。
 …とまあ、こんな夢。
 仕事熱心さが現れた夢かと思いきや、オチがこれじゃあねぇ……フキフキ ""A^^;。

12月17日(日)あんな姑、絶対嫌や…(^◇^;)

 阪神のカツノリ捕手の結婚が決まった。
 あのサッチーを姑にすることもいとわないというお相手の愛の強さや勇気にも驚いたが、何が一番驚いたかって言うと、「カツノリには私の目の黒いうちは結婚させない。30才まで結婚はダメ」というサッチーの言葉(普段から周りに公言していたそうだ)。
 結局この人にとっては息子も自分の所有物に過ぎないんだろう。今のところは「意外と物わかりの良い母親」ヅラしてるけど、嫁姑問題が起こるのは必至と見た。カツノリ君は嫁さんの味方になってくれるんだろうか。心配だ。
 ところで、野村監督は来年が3年契約の最終年。カツノリ君もがんばらないと、来々季の契約が危ういんじゃなかろうか?

12月16日(土)今日買った本

12月15日(金)風邪引いてる暇ないっちゅーねん

 平日に「ぼやき」更新を休むことは滅多にないのだが、昨日は仕事が立て込んでいたため、ついつい休んでしまった。年末進行恐るべし!
 この時期になると、手持ちの仕事があっても次々と電話がかかってくる。「昨日お渡しした仕事、どの程度進んでますか? …ああ、じゃあもう出来ますよね〜。次の原稿が来てるんで、また取りに来て下さい〜」。
 というわけで、自転車操業状態。〆切前の漫画家が編集からの電話におびえているような日々を送っている。
 昨夜、仕事の合間に休憩がてらメール・掲示板のチェックをし、チャットで数十分間皆さんとおしゃべりを楽しんだ後、「明日また次の原稿が来るかもしれん」てなわけで、少しでも仕事を片づけておこうと頑張ってたら、何か身体が変なのに気づいた。くしゃみと鼻水がやたら出るのだ。
 私はもともとアレルギー性鼻炎で、年中くしゃみや鼻水が出る体質。だから最初のうちは、「これはいつもの鼻炎」だと思っていた。が、そのうち、じっとしていても鼻水が垂れてくるようになり(赤塚不二夫の漫画に出てくるハタ坊みたい)、さらに寒気もしてきた。
 ここに至って、私はようやく「これは紛れもなく風邪や!」と確信した。そうなったら寝るに限る。濃いめの焼酎をかっくらって、そのまま寝床に入った。
 …今朝起きてみたら、ちょっとまだ寒気がする(朝やから寒いだけやったりして?)。夫が普段飲んでいるビタミンCたっぷりのレモン飲料をガバガバ飲む。昨夜かみすぎた鼻がヒリヒリと痛むので、DHCのオリーブオイルを塗りたくる。そして暖かくして昼過ぎまで寝た。
 その甲斐あって、くしゃみも鼻水も止まった。何とか風邪をやり過ごすことができたようだ。が、油断は禁物。今夜は早く寝よう。

12月13日(水)少年&青年マンガ・ベスト10

 時々思い出したようにやっている「Myベスト10」、今回は、「少年&青年マンガ・ベスト10」を発表させていただきます。…っていうか4コママンガも入ってるので、実質、「少女マンガ以外のマンガ・ベスト10」かも(^^ゞ。
 (8/30分では「なつかしの曲」、8/17分では「少女マンガ」、5/22分では「海外ドラマ」、4/2分では「洋画」を発表しました。興味のある方は、過去ぼやきから探してみて下さい)。

  タイトル 作者 コメント
1 銀河鉄道999 松本零士 メーテルに憧れて髪を伸ばしたりしたが、まつ毛は絶対真似できない(^_^;。私は天文大好き少女だったので、夜空を見上げては999の走る姿を想像したものだ。近年パート2が始まったが、掲載雑誌が廃刊となってしまい、現在はネット上で連載しているようだ。
2 ブラックジャック 手塚治虫 人間についていろいろと考えさせられる。何が善で何が悪であるのか…これを読んでいるとわからなくなる。読み切り連載だが、1つ1つのストーリーにそれぞれ深いテーマがあって、本当に手塚治虫という人はすごいな〜と、改めて感じさせられる。
3 あずみ 小山ゆう 現在も「ビッグコミックスペリオール」で連載中。おそらく日本一強いであろう剣客・あずみの物語。とにかくたくさんの人が斬られて死ぬ。残酷なぐらい死んでいく。恐ろしさとせつなさと爽快さが混在している。だけど、ここにも人間の壮大なドラマがある。
4 火の鳥 手塚治虫 まだ全編読破はしていないが、どの編も素晴らしい。命って何だろう?人は何のために生まれてきたのだろう?…と、あれこれ深く考えさせられる。特にアニメ化・舞台化もされた鳳凰編は涙なくして読めません。
5 マカロニほうれん荘 鴨川つばめ 大人になってから初めて読んだが、めちゃはまった。トシちゃん(25才)が好きという女性は今でも多いようだ。私も今でも時々、きんどーさんの口癖が出る…「あらあら、ちがうのよ〜」。掲示板でも、よく「やれやれ、よれよれ」等のギャグを使ってしまう(^^ゞ。
6 野球狂の詩 水島新司 野球好きの私にとって水原勇気は憧れの存在。ドリームボールは魔球のように見えるが、実現可能な球のようにも思える。女子のプロ野球選手第一号はいつ現れるんだろうか。
7 すすめ!パイレーツ 江口寿史 「ストップ!ひばりくん」も好きだが、とりあえずこちらを。架空のお荷物プロ野球球団パイレーツが引き起こす大騒動。まだ野球にあまり興味がなかった頃に読んで、実在の球団や選手の名前を覚えた。最近、江口寿史はマンガ描いてるんやろか?
8 エスパー魔美 藤子・F・不二雄 これは少女マンガなのかな?…アニメ化もされたので知っている方は多いはず。精神的にすさんだ気分になった時に読むと、ヒーリング効果があるようだ。藤子作品の中では他に「オバケのQ太郎」が好き。
9 やくみつるの4コマ やくみつる 社会ネタから芸能ネタまで幅広くこなすマルチな4コマ毒舌漫画家やくみつる氏(大の横浜ファン)。特に野球4コマは絶品。ファンの代わりに選手批判をしてくれるのでストレス発散できる。10年前からファンレターを出しているが、2年に1度は返事をくれる。
10 いしいひさいちの4コマ いしいひさいち 関西人らしいベタなオチも多いが、全体的な印象はシュール。「となりの山田くん」(後の「ののちゃん」)は新聞向けのせいかわかりやすい。キャラクターでは藤原先生(ののちゃんの学校の先生→別の作品では推理小説家)が好き。

12月12日(火)新庄は通用するのか?

 去就が注目されていた阪神の新庄選手が、なんとメジャーリーグ(NYメッツ)へ行くことになった。
 守備以外でぱっとしない彼が、果たして通用するんだろうか。守備固め要員で終わったりしないだろうか。年に1〜2度、神懸かり的なバッティングを見せたりするが、それもメジャーで言えばごく普通のプレーだろう。
 92年以降、不調な時も試合に出し続けてもらえた彼だ。メジャーで出番が激減したら、きっと不満が募るだろう。ひょっとしたら解雇されるより前に、「やっぱり僕には日本の野球が合っている。日本に戻りたい」とか言い出したりするかもしれない。
 まあ、野村(阪神)、若松(ヤクルト)、森(横浜)といった神経質な監督の元でプレーするより、自由奔放なメッツのバレンタイン監督(元ロッテ監督)の元でやる方が、新庄も伸び伸びできるだろうし、思わぬ力を発揮する可能性もないとは言えないが…。
 私は関西で生まれ育ったこともあって、セ・リーグでは阪神のファンである(やめたいのだが、物心付いた頃から染みついているのでやめられない)。が、新庄は特に好きな選手ではない。
新庄ファンには申し訳ないが、私には彼が頭が悪くて常識のない人間に見えて、どうも好きになれないのだ。
 新庄は敬語が使えない。「皆さん」と言うべき場面ですら、「みんな」と言う。高校出たばかりのペーペーならわかるが、28才にもなってこれじゃあ…。あ、でも英語には敬語表現はないので、向こうではそのへんの問題は発生しないか(それ以前に彼が英語をしゃべれるとは思えないが)。
 また、「メジャーからの誘いを待って、待って、来なかったからずっと不安な気持ちだった。やっとオファーが来たのですごくうれしかった」という発言には驚いた。誠意を持って交渉に当たってきた横浜やヤクルト、それにこれまで長い間世話になった阪神に対して、失礼な物言いではないか?
 新庄のメジャー行きに対し、阪神ファンは概ね「ぜひ頑張ってほしい」と言葉では好意的だ。しかし、
それは社交辞令であって、「どうせ通用せんですぐ帰ってくるやろ」「横浜やヤクルトに行かれるよりはマシ」といった本音が見え隠れしている。
 が、阪神ファンは寛大でもある。もし彼がメッツを解雇されたら、「みんなお前の帰りを待ってるで。もう無理せんと帰っておいで」と、優しい言葉をかけるだろう。家出したバカ息子に言うように。

12月11日(月)カタカナ語連発の真意は?

 田中康夫長野県知事が、県議会での所信表明演説で「カタカナ語」を連発。
 一例を挙げると、こんな感じ。

 ・サーモスタット(自動温度調節装置)
 ・パブリック・サーバント(公僕)
 ・クリエイティブ・コンフリクト(創造的な争い)

 何が何やらさっぱりわからん。
 古語みたいな難しい日本語をやたら使う政治家や官僚は多いが、それと大差ないような気がする。
 田中氏の場合、カタカナ語の後に日本語で言い直す表現をしていたようだが、それなら最初から日本語で言えばいいやん。なんでわざわざ馴染みの薄いカタカナ語を使うのか? カッコイイと思ってるんだろうか? あるいは「議会に新風を」ってアピールなんだろうか?
 もちろん、カタカナ語連発と言っても、それは長い演説の中のほんの一部である。マスコミがそこだけを取り上げて報道しているのだ。
 さて、議会終了後、傍聴に来ていた県民にインタビューをしていたが、だいたい皆さん、彼に対して好意的だった。そりゃそうだろう。支持してない人は傍聴なんかに来ないって。が、そういった人の中にも、今日の演説について「わかりにくい」という声がちらほらあった。
 これは私の推測だが、長野県民は田中氏を支持して投票したわけではないと思う。「県政が少しでも変わるなら」という気持ちで、どこの勢力にも組み込まれていない彼に入れたに過ぎないのではないか。いわば、青島幸男や横山ノックが知事に当選した時と同じ状況だろう。田中氏はそのことを強く意識して取り組んでいくべきだ。
 新しい風を吹き込むのは結構なことだが、知事に逆らう議員や職員の言動も汲み取るべき点はあるはずだ。彼らだって県民に選ばれた誇りや、県民のために一生懸命頑張るぞという気概があろう。彼らの考えをやみくもに否定するのはやめるべきだと思う。
 どうも最近、田中氏を批判したり反対意見を述べた議員・職員たちがマスコミに叩かれる風潮がある。これは恐ろしいことだ。「知事に逆らうとイメージが悪くなって次の選挙で落選するかも。だから逆らうのはやめよう」てな図式ができあがってしまうと、県政は滞る。議員や職員も、今後も臆することなく田中氏に言うべきことは言ってほしい。

12月10日(日)うちの夫の方がまだ気の利いたコメント言うぞ

 今夜の「知ってるつもり!?」は蒋介石を取り上げていたが、案の定、ひどい作りだった。
 蒋介石が台湾でどれだけ台湾人(昔から台湾で暮らしていた人たち)にひどいことをしたか、ということを全く取り上げなかった。
 ゲスト達のコメントもお粗末なものだった。台湾出身のジュディ・オングは「混乱しちゃって…いろいろ考えさせられますね」しか言わなかったし、トミーズ雅は「戦争とか独裁とか嫌ですね〜」と、子供のような発言。どっかの教授に至っては、「日本軍さえいなければ、蒋介石はこんな悲惨な運命を辿らなかった」とか言い出す始末(日本を悪者にしておけば丸く収まると思っているんだろう)。
 めちゃ腹立った。もう、この番組は二度と見ーひんぞ!

12月9日(土)あなたのたばこ依存度は?

 私が喫煙者だからというわけではないだろうが、「くっくり通信」の読者さんにもけっこう喫煙者がいらっしゃるようだ。
 私は煙草をやめようという気持ちはあまりないのだが、できたらやめた方がいいだろうなぁ…とは、いつも思っている。まあこの程度の考えだから、当分やめることはできないだろう。
 先日、久しぶりに図書館に行き、たばこをやめたい人が読むような本を借りてきた。たばこがどれだけ人体に害を及ぼすかを、統計入りでとくとくと書いてある。が、すでに知っていることばかりなので、全然心を動かされない。こりゃ駄目だ。よっぽどでない限り、禁煙なんてできそうにない。
 この本の中に、「たばこ依存度評価表」というのが載っていた。これはこの本の筆者が独自に考えたのではなく、外国で作られたオフィシャルな(?)評価表らしい。
 喫煙者の方はぜひやってみて下さい。

   

0点

1点

2点
1 起床してから何分後に喫煙しますか? 30分以降 30分以内  
2 図書館などのように、喫煙が禁じられている場所で禁煙することが、とても難しいと感じますか? いいえ はい  
3 1日の喫煙の中で、どれが最も充足感を与えてくれますか? 朝の1本目以外の時 朝の1本目  
4 1日に何本喫煙しますか? 1〜15本 16〜25本 26本以上
5 他の時間帯に比べ、午前中により多く喫煙しますか? いいえ はい  
6 ほとんど1日中臥床しているような病気の時でも喫煙しますか? いいえ はい  
7 どの銘柄の煙草を吸っていますか? 低ニコチン 中ニコチン 高ニコチン
8 どれぐらいの頻度で深く吸入しますか? 決してない 時々 いつも

 合計点が7点以上は高度依存、4〜6点は中程度の依存があると考えられるとのこと。
 私は3点だった。…ってことは、その気になりさえすれば、やめられるのだろうか…?うーむ。

12月8日(金)理不尽!

 過去ぼやき00年10月分(10/13と10/16)で取り上げた「歴史教科書不合格裏工作」の続報。
 文部省の教科用図書検定調査審議会委員の野田英二郎元駐インド大使が、検定中の特定の歴史教科書を不合格とするよう多数派工作を行っていた問題で、それまで「そんな事実はない」と言っていた外務省が一転、中国からの圧力があったことを事実上認めた。
 どうか、先入観や圧力に左右されることなく公正な検定をしてほしい。国の将来は教育で決まると言っても過言ではないのだから。

 話は変わって昨夜のこと。
 手持ちの仕事も終わって、MACでHP作成などをしていた。ちょっと一服しようと席を立って戻ってきたら、ファンヒーターが止まっていた。夫がコンセントを抜いて、代わりに古い方のMACのコンセントを差して立ち上げていたのだ(わが家にはMACが2台あり、古いMACは夫のゲーム用と化している)。
 「なんで勝手に抜くのん? 一言言ってくれたらいいのに…」と私が言うと、夫は怒って、「このMACを使ったらあかんのか。そんなら売っていいよ!」とか、わけのわからんことを言い出した。
 売っていいよ…って、それは私が働いたお金で買ったMACなんですけど〜!? しかも、コンセントを抜いたことを咎めただけで、何でそんな言われ方せなあかんのや?
 夫はこんなふうに、論理が極端に飛躍することが多い。まるで女子中高生だ。多重派遣で言えば、間に5社ぐらい入ってるんちゃうかって感じ?(最初のクライアントと最後のクライアントの言ってることがまるで違っており、話が通じない)。
 とにかく、なんでこんな理不尽な事を言われなあかんねん!と、私は怒りの余りなかなか眠れなかった。夫は相変わらず隣ですごいイビキだし。また離婚したくなってきたぞ。

12月7日(木)私用でのネットに警告

 会社から「くっくり通信」をご覧下さっている方は、けっこういらっしゃるだろう。そんな皆さんにとっては、これはちょっと怖いニュースかもしれない。

 友人に電子メールを送ったりする等、職場でネットを私用に使っている人の割合が、日本では社員の67%に上り、米国の47%を大きく上回ることが、米ウェブセンス社の調べで明らかになった。
 同社のジョン・キャリントン会長は「ネットの私用に対し懲戒処分を行ったことのある米国企業は64%に上るのに対し、日本企業はわずか3%で私用が放置状態。米国はネットの私用で1999年に540億ドルの損害があり、日本でも同様に生産性低下につながる」と警告している。

 『社員』と但し書きをしてあるので、他の形態(派遣社員、契約社員、アルバイト等)で私用メールをしている人は遙かに少ないとは思うが、私の元へも職場から送ってきたであろうメールが時々来る。
 中には、「これは会社のアドレスなので、以下の自宅アドレスへ返信して下さい」と書いてあるものもある。あるいは、堂々と「今、会社です。暇で仕方ないのでメールしてまーす。愚痴を聞いて下さーい!」と書いてあるものすらある。
 これまでで一番ひどかったのは、ある女性派遣社員。彼女から初めてメールが来たのは今年の春頃だった。
 「くっくりさん、聞いて下さい。新しく来た派遣スタッフが全然仕事をしないんです。毎日のように遅刻してくるし、来ても何をするでもなくボーッとしてるし、スキルも全然低いんです。何とかこの人を辞めさせることってできませんかね?…あ、このメルアドは派遣先の物ですが、見つかる恐れはないので、安心してレスを下さい」。
 私は「派遣社員もいろいろですから。あなたはあなたでお仕事頑張って下さいね」と、社交辞令的な返事を書いて送った。
 彼女はその後も週に2〜3度、私にメールを送ってきた。それらのメールの時刻を見ると、午前10時台とか午後2時台というものが目立つ。
 彼女は延々と、その出来ないスタッフの悪口を繰り返し送ってくる。私が返事を出さなくても、定期的に送ってくる。私はだんだんと腹が立ってきた。そして、ついにこういう返事を書いて送った。
 「確かに、仕事をしないスタッフに対して腹を立てるあなたのお気持ちはわかります。ですが、あなたも勤務時間中にメールを書いて送っているのではないですか? 説教垂れるつもりはありませんが、とりあえず私用メールは止めた方がいいと思いますよ。あなたの派遣先はどうかは知りませんが、私用メールがばれて派遣先や派遣会社に叱られたという読者さんもいますよ」。
 …それっきり彼女からメールは来なくなった。仕事に専念してくれていればいいんだが。…いや、ひょっとしたら、私がダメだったので、別のサイト宛てにせっせと愚痴メールを送っているのかもしれない。

12月6日(水)河野がまたやってくれた

 芸能界で大きなニュースが2つ。
 ・松田聖子、離婚へ
  「やっぱりな」と思ったのは私だけではないはずだ。明日、本人の記者会見があるらしい。
 ・鈴木その子、肺炎で急死
  この人、なんと昭和7年生まれとのこと。…うちの父(昭和10年生まれ)より若い!ビックリ!

 第2次森改造内閣が発足した。
 『アジア諸国の奴隷』と異名をとる(?)河野外務大臣は、予想通り留任。ガックシ。私は、森首相よりこのおっさんの方が「また何かとんでもないことやらかすんちゃうか」と不安なのだ。
 でもまぁ、森内閣も長くはないし、しばらくの我慢…と思ってたら、いきなり今日やってくれた。
 先日の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議での森首相の発言…すなわち、「日本が経済的に厳しい状況にあるので、政府開発援助(ODA)を国によっては削減する方向で見直す」に関し、河野外相は「各国の事情もあるので、削減については慎重に対応する」というふうに、全く逆の事を述べたのだ。
 オイオイ! ちょー待てや! 景気が良い時ならともかく、不景気で国民みんな困ってるっちゅーのに。なんでそうアジア諸国にへつらうんや? …あんたの濃い顔見てると、実は日本人やないんちゃうか? という疑念が沸いてくるわ。あんた、いったいどこの国の人間や?
 前にも似たような事があった。そう、この人、北朝鮮に要請されたわけでもないのに、「私の責任で」ってことで勝手に北朝鮮に大量のコメ支援を決定したのだ。10月上旬のことだ。その何ヶ月か何週間か前には、森首相が「日本人拉致問題が進展しない限り、コメ支援はしません」と、被害者家族に約束してあったのに…。
 この時もそうだし、今回もそうだけど、森首相のメンツ丸つぶれやん。ここまでコケにされて、森首相は何で怒らへんのや? 何でこんな奴を留任させたんや? と不思議でならない(まあポストの決定権は彼にはないんだろうけど)。
  そりゃ世界には、貧しくて困っている国がたくさんあるだろう。そういった国を援助することが悪いとは決して言わない。が、日本政府は、まず日本人の幸せのために尽くすべきではないのか?(めちゃくちゃ当たり前の事を書いているような気がする(^_^;)。
 
国民の声をないがしろにしてまで、他国に金をばらまく理由は何ぞや? 河野外相は「ODAは日本にとって外交手段の1つ」とか言ってたけど、もう、『金ばらまき外交』は、やめたらどないやねん。

12月5日(火)犯罪者になった私

 昨日お巡りさんの悪口を書いたからではないだろうが、自分が犯罪者になった夢を見てしまった。
 夢の中で、私はひき逃げだか殺人だかを犯してしまったようで、白い車に乗って、パトカーの追跡から一生懸命逃げている。途中、私は意を決して運転する車から飛び降りて逃げた。その車は私の所持車ではなかった。
 とにかく私は気が動転していて、殺してしまった相手のことより自分の身を守ることに必死になっていた。
 自宅に帰り着くと、なぜか私の葬式の準備がされていた。家族(なぜか母と妹と親戚の叔母さん2人)は、私が無事に帰ってきたことを喜んでくれた。が、私はそんなことより、自分の犯罪の始末をどうすればいいのか…とそればかり考えていた。家族の前では平静を装っていたが、いつ警察が来るかと思うと気が気ではなかった。
 だが、やがて私はだんだんと覚悟ができてきた。逃げ切れるものではないし、何より、このまま何食わぬ顔して暮らしていく気にはならなかった。もう逃げるのはやめよう、と決心した。
 翌朝早く(7時前)、刑事が4〜5人やってきた。警察物のドキュメンタリーで見たとおりで、逮捕する時はほんとに朝早く来るんだな〜と、私はちょっと感心していた。
 が、刑事たちは私を逮捕するでもなく、「ちょっとお話が…」と言ったっきり。私は「これは、私が自首するのを待っているんだ」と理解した。が、母が「立ち話も何ですから…」と、彼らを家に上げてしまった。
 このあたりで私は、「なんでこんなことになったんやろ?これって実は夢ちゃうか?」と、珍しく『夢の中で夢だとわかった』。が、一方で「いやいや、やっぱりこれは現実かな」という思いもあった。
 やがて、問題は1つに絞られてきた。それは、いつ「私がやりました」と刑事に告白するかということだ。
 早く言って楽になりたいんだが、周りには家族がいるし、母は刑事たちにお茶を出して何かなごやかなムードで、なかなかタイミングがつかめない。だけど、早く切り出さないと自首扱いにならないかもしれない。犯罪を犯す前に時間を戻せたらなぁ。…などと、この期に及んでまだ私は自分の身の保全を図ろうとしていた。
 自首したシーンは、夢の中には出てこなかった(忘れてるだけ?)。次のシーンでは、私は刑事たちの車に乗り込むところだった。クマのぬいぐるみの「くっくり」*は、大きすぎて取り調べには連れて行けないので、代わりに、おでかけ用の小さな「こくっくり」を連れて行くことにした。「くっくり」他、私の大切なぬいぐるみのことは家族に頼んでおいた。
 …そのあたりで、ようやく目が覚めた。「ほら、やっぱり夢やん!」。だけどホッとした。…ああよかった、自分が犯罪者でなくて。
 夢の中の私は、被害者のことよりも自分のことばかり考えていた。自分が犯罪を犯したシーンや被害者が夢の中に出てこなかったせいもあるだろうけど、なんであんなにも自分の保身にばかり躍起になっていたんだろう。とにかく、ものすごく気が動転していたのは確かだ。
 こんな事言っちゃいけないんだろうが、犯罪者の心理がちょっとわかったような気がした夢だった。

  *くまぬいぐるみの「くっくり」「こくっくり」についてはこちら(^^ゞ→くっくり略歴

12月4日(月)あきれたお巡りさん

 朝、自転車で納品に行く途中、一方通行の狭い路地を走っていたら、前方に自転車に乗ったお巡りさんが二人いた。彼らは私と同じ方向へ走っていた。
 『年末やしな〜。いろいろ忙しいんやろな〜。朝からご苦労さんなこっちゃ!』と、最初は殊勝な気持ちで見ていたが、だんだんと腹が立ってきた。
 というのも、彼らは横並びに併走しており、実にゆっくりしたスピードでフラフラ〜と走っているのだ。
 追い抜きたいのだが、後方から来る車の列がなかなか途切れずにすぐ脇を追い越して行くため、なかなか彼らを抜くことができない。
 『おい、あんたら邪魔なんや! 子供やないねんから、一列になって走れや〜!』と、心で念じたが、通じるわけもなく、彼らはそのままちんたらと走っている。
 やがて、やっと車が途切れたので、『今や!抜くぞ!』と加速した瞬間、お巡りさんのうちの一人が、突然「カ〜ッ、ペッ!」と痰を路上に吐いた。…危うく被るところだった。
 相手が普通のオヤジであれば、「何すんねん、おっさん!汚いな!」と文句の一つも言うところであるが、お巡りじゃそれも言えない。…悔しかった。

12月2日(土)夫がキレる前に!

 大掃除第一弾、まずはキッチン。
 私は「お弁当の中の嫌いなおかずから食べる」タイプだ。つまり、掃除も一番手間のかかるキッチンから手をつけることとなるのである。
 ちょっとでも掃除の手間を省けるようにと、去年の大掃除の際にレンジ周りの壁にサランラップを貼ってあった。お陰でラップを貼ってあった箇所は掃除要らず。…が、ここで思わぬ誤算が!
 意外と油の飛び散った箇所が広範囲に渡っており、ラップを貼っていなかった流し台の方の壁も油でベタベタになっていたのであった。
 つーわけで、今年はかなり広範囲にラップを貼りまくった。これで来年の大掃除はもっとラクチンになるはず!?
 結局、冷蔵庫と食器棚の中を残してキッチンの掃除はあらかた終了することができた。
 夫も意外と好意的で、窓ガラス拭きを手伝ってくれた。その後、玄関周りの掃除もしてくれていたが、途中でキレてきたようで、邪魔な箱とかをガコンガコンと蹴っている。…きっと掃除機かけるのにそれらが邪魔になったのだろう。
 ヤバイ!これ以上ひどくなる前に切り上げないと!…というので、日が落ちる頃に、「ありがとう。今日はこのぐらいにしとこか!」と、私は宣言した。
 夫は、「ふー、ええ運動になったわ。おおきに!」と笑顔を見せていたが、いや〜、あと10分「終結宣言」が遅れていたら、あんたキレてたはずや!

12月1日(金)恐怖の1ヶ月が始まる

 12月がやって来た。時の経つのは早いもんだ。
 私は1年のうちで12月が一番嫌いだ。なぜって? …そりゃもう忙しいからに決まってる。
 皆さんもそうだろうけど、大掃除、年賀状作成など正月を迎える準備に大わらわ。
 そのうえ、仕事が12月中旬から年末進行に入る。しかも普段よりややこしいんだ、これが。
 私はMACでチラシ作成の仕事をしているのだが、クリスマスモード&正月モードとなって、通常とはレイアウトが大幅に変わる。その分時間が余分にかかる。しかも納期は前倒し。そのうえイレギュラーのクライアントも入る。例年、信じられない仕事量になる。
 憂鬱で仕方ないが、稼ぎ時なのだからそうも言ってはいられない。
 昔からあまりクリスマス行事に気合いを入れる方ではなかったが、今の仕事を始めてからはさらに無縁になってしまった。街角に流れるジングル・ベルが恨めしい。
 明日は幸い、天気が良くて気温も高めらしい。ちょっと早いけど大掃除に取りかかろうかな。夫にも手伝ってもらって…、って、おい! 逃げるな、夫〜っ!!(ToT)/~~~

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