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過去ぼやき2001年7月分

ゴキが飛んだ・沖縄の米兵による女性暴行事件・PL暴力事件・TRのレイラちゃん・ベタな医者と看護婦・オールスターのイチローを見逃す・スパム反対運動リング破壊事件・私以外の「くっくり」が・外人ナンパ?・花火将棋倒し事故・虫が良すぎる中央日報・最近はまっている物・車内で履歴書を広げるな・参院選で自民勝利・以下、今月も歴史教科書問題〜そして靖国問題、さらには朝日新聞批判・ニュースステーション批判
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7月31日(火)タレント議員って……

 舛添要一はともかく、田嶋陽子や大橋巨泉が我が物顔でテレビに出てるの見ると、めちゃ気分悪い!
 田嶋陽子が吠えれば吠えるほど、逆に女性の地位が落ちていくような気がする。辻元清美、福島瑞穂もそうだが、どうして社民党の女性議員達は、馬鹿の一つ覚えみたいにヒステリックに「男が全部悪いのよ!」みたいな発言を繰り返すんだろう。これって逆差別じゃないか?同じ女性として情けない。
 巨泉もひどい。出馬した時から「俺は当選する気はない」と有権者を馬鹿にするような発言を繰り返し、昨日見たワイドショーでは、「当選しちゃったからゴルフできなくなって腕が落ちる。海外で良い生活ができなくなる」なんて言ってた。冗談でもそういうこと言うな。

 田中真紀子が、靖国神社参拝を中止する気配のない小泉首相について、「個人であるなどという姑息な手段を使わないでほしい」と批判したが、ちょっと待て。30年も前の自分の父親の功労話を持ち出す方が、よっぽど姑息な手段じゃないっすか?それに、首相に個人的見解が通用しないのなら、内外関係なく、容赦なく個人的な見解を言いまくってるあなたもまた然りでは?まさか「私は首相じゃなくて単なる閣僚だから『個人』で通用するのよ」ってか?
 他の外交問題と違い、この件についてはかなり執拗な彼女だが、ひょっとして先の中国との会談で、「私が説得して中止させます。お任せ下さい!」とか大口を叩いてしまって、引っ込みが付かなくなっているんだろうか?
 とか思ってたら、今日の会見では、「首相1人の判断にかかっており、そこに私が踏み入って決定することは無理」と、いささかトーンダウンしてきた。しかも「日本外交の問題は靖国問題が全てではない。受け入れられるかどうかで私が辞職することはありえない」。
保身に走るぐらいなら最初から言わなきゃいいのに…。覚悟のないオバサンやのぅ(^_^;。

 教科書問題についても思うのだが、靖国参拝に反対する人も、論理的ではなく情緒的な視点で物を言っている人が多いように思う。史実を知り、順序立てて考えていけば、やみくもに「反対」などとは言えなくなるはずだ(もちろん、偉そうに言っている私もそれらを全て理解しているわけではないが…)。
 理解の一助として、まずは靖国神社の公式サイトが参考になると思う。http://www.yasukuni.or.jp/
 ここには、ポツダム宣言受諾から、昭和殉難者の靖国神社合祀までの経過説明や資料等が載っている。その中から少し要約引用。
 ……昭和60年8月15日、中曽根首相は8月15日としては戦後初めて靖国神社公式参拝を実施した。内閣官房長官の私的諮問機関である「閣僚の靖国神社参拝問題に関する懇談会」からの報告書に基づき、
従来までの「憲法上疑義がある」との政府見解を改め、「公式参拝は合憲」との内閣法制局の新たな解釈のもと実現に至ったのだ。
 が、日本の国内問題である靖国神社公式参拝に対し、中国外務省からの「中国人民の感情を傷つける」「靖国神社にA級戦犯が合祀されている」などの干渉によって問題の焦点が変わってしまい、靖国神社が『A級戦犯』を祀ったのがあたかも悪いかのような印象を与えることとなった。
 A級戦犯がそもそも「戦争犯罪人であるかないか」は、結局「東京裁判を如何に考えるか」という問題に帰着する。はたして東京裁判は正しい裁判だったのか。
1.いわゆる『A級戦犯』という言葉は、日本の国内法に基づいて生まれた言葉ではないこと。
2.東京裁判(極東国際軍事裁判)は、国際法を無視した不当な裁判であったこと。
3.サンフランシスコ対日平和条約第11条中の「受諾」の意味は、敗戦国としてやむなく刑の執行を約束したにすぎず、東京裁判そのものを認めたのではないこと。
4.一部の政府関係者は、A級戦犯を合祀した靖国神杜が悪いようなことをいうが、
靖国神社は、国が「公務死」と認めたことを踏まえ、一般戦没者と同様に「昭和殉難者」として合祀していること。
5.さらに政府首脳は、東京裁判でいう「戦犯」を認めたような発言をしているが、昭和28年当時から政府は「戦犯者」を、国内的には犯罪人と認めていないこと。
 A級戦犯論は、すなわち東京裁判論といえるわけで、東京裁判について正しい理解がなされれば解決できる問題だが、今日、このような論議が起こる背景には、A級戦犯論といわゆる『A級戦犯』とされた個人(27名)に対する感情とが錯綜して問題を複雑にしているということがある。当然個入に対する感情は十人十色であろうが、この点は、純粋なA級戦犯論とは別に論ずべきものだということも、理解していただきたい重要な点だと思う。…………

 靖国問題について、先日からYahoo!でアンケートをとっているが、今のところ賛成が反対より勝っている。Yahoo!と言えば、左翼寄りの毎日新聞・共同通信がニュース配信しているので、それを考えたら不思議な感じがする。
 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/yasukuni/

 今夜のニュースステーション。いきなりトップで「小泉首相が靖国神社参拝を止めれば、教科書問題も沈静化する」といきなりプロパガンダ。偏向報道を「やめなさい」と厳命したい(笑)。

7月30日(月)参院選、自民勝利

 参院選の結果が出た。やはり自民勝利。民主も議席を増やしたが勢いはなし。自由はよく頑張った。共産・社民は議席を大幅に下回った。「弱者に優しい」だけでは、もはや国民は心を動かされない。
 投票率は予想に反してかなり低かった。その理由がいくつか挙げられている。マスコミが事前に「自民勝利の見込み」と報道してあったこと(結果のわかってる選挙だとみんな投票意欲が湧かない)、わかりにくい選挙制度、夏休みでレジャーに出かけてしまったから…など。
 が、結果だけを見ると、事実上、「痛みを伴う改革」にGOサインが出たことになろう。これには私の夫が怒っている。「自分も失業するんじゃないか」と不安がっている。
小泉改革を支持している私に、「おまえ、自分だけは失業せーへんと思い込んでるんちゃうか」と突っかかってくる。とんでもない!単なる外注スタッフという身分不安定な私の方が、会社員であるあんたよりよっぽど社会的弱者やっちゅーねん。
 「自分さえよければ」では日本は立ち直れない、ミーイズムではもう乗り越えていけない。それが皆わかってきたから、小泉改革は支持されているんだと思う。
 夫は反体制主義者でもある。「世の中、やっぱり多数決なんやな。数で押し切られたらかなわん」。そうは言っても、それが民主主義というものだし、仕方ないのではないか。
 日本の政治がなかなか変わらないのは、民主主義の弊害から来るものだろう。何かひとつ決めるにしても、法案を提出して審議して採決するまでやたらと時間がかかる。これが自治体レベルだともっとスピーディになるんだが。国レベルも何とかもうちょっとスピーディにならないものか…と思うが、大切な法案なんかだと、十分審議に時間をかけないと、国民が不安がる。そういう国民性なんだから、不本意ながらもやっぱり日本は「ちんたら民主主義」が一番合っているのではないか?
 社民党は小泉首相を「独裁者」になる危険があると攻撃したが、優れた独裁者であれば私は支持するぞ。腐った民主主義と優れた独裁主義、どちらかを選ばないといけないとしたら、私は迷わず後者を選ぶ。小泉さんが「優れた独裁者」となりえるか、それは今後を見てみないとわからないが。とりあえず、靖国神社参拝については初心貫徹してほしい。

7月28日(土)電車で見た信じられない光景

 電車内が無法地帯になって久しい。ドア付近に座り込む学生、携帯でしゃべりまくるオバサン、一心不乱に化粧する女子高生、等々。
 が、今日、さらに信じられない光景を見てしまった。私の真向かいに座っていた30才前後のサラリーマン2人が、
車内で履歴書の束を広げて、品評をしていたのだ。「コイツはあかんな」「こっちはまだマシですね」…と。
 私の位置からは履歴書の写真や文字までは見えなかったが、隣りに座ってる人や前に立ってる人から見たら、個人情報丸見え!
 よっぽど、「あんたら、公共の場所でそんなことすなや!だいたい、そういう書類を社外に持ち出してええのん?」とツッコミ入れたろかと思ったが、夫もいっしょだったので堪えた。夜の9時頃の出来事だった。
 全く、どーゆー神経しとるんじゃ。こーゆー人たちが勤めている会社なんて、きっとロクなもんじゃない。
 私が登録してある派遣会社は大丈夫かな。個人情報の管理はちゃんとしてるんだろうか。…不安!

7月27日(金)最近はまっている物

★のぽぽん
 ソフマップで購入。背あてクッション。手触り肌触りがとても気持ちよいので、寝る時も抱いている。
 「のぽぽん」は3色あって、3兄弟という設定だそう。私が買ったのはグレーの3男。

★ステンレスのコップ
 登山専門店で購入。夏は冷たい飲み物がすぐぬるくなってしまうが、このコップだとなかなかぬるくならないのでGOOD。

★麦ちゃんのヰタ・セクスアリス
 古本屋さんで購入。立原あゆみ作の漫画。「昭和53年『小説ジュニア』で連載が始まり、繊細で真摯な主人公・秋田麦(あきた・ばく)の成長過程が、多感な少年少女たちに大きな影響を与え熱烈な支持を集めた」…と説明欄にある。昭和30年代後半〜昭和40年代前半生まれは知っている人が多いかも。
 連載が終わってしばらくして、同級生だった親友が全巻揃えたのを知り、貸してもらって一気に読んだことがある。その時は主人公の麦ちゃんに感情移入してひたすら感動したものだが、
今改めて読んでみると、この麦ちゃんってとんでもなく嫌なヤツ(^_^;。こんな気取ってて煮え切らん男、私は嫌やわ(T_T)。

★TRユーザーレベル
 私の大好きなゲーム「トゥームレイダー」略して「TR」。新作TR5からはエディターがつき、レベルマップを作れるようになった。が、もちろん私にそんなものが作れるわけがない。
 そこで、他の人が作った、いわゆる「ユーザーレベル」をダウンロードしてきて、今、ちょこちょことプレイしているのだが、そこはそれ、素人さんの作った物。「何でこんなとこにこんな意味のないものが…?いや、実は意味があるのか?」てな感じで、けっこう楽しめる。
 ただ、発売されている本編と違って、攻略方法とかの情報がないので、途中でつまると大変。実際、私もあるユーザーレベルの最初のところでいきなり行き詰まって、2日ほど右往左往している。

★イチロー不倫報道
 スポーツ選手の私生活なんてどうでもいい。試合で活躍して私たちファンを楽しませてくれれば、それだけで。…でも、イチローだけは別、ということを思い知らされた。
 あう〜、ショックや〜!…あのストイックなはずのイチローが、現地のキャバクラねーちゃんと不倫して、しかも会話がテープに録られていたとは。しかも、そのテープをリークしたのは他でもない、そのねーちゃん本人だったとは。
 ったく、ひどい女や。イチローくん、つきあう女はちゃんと選びなはれ〜!(T_T)

7月26日(木)Nステ解説委員・清水が「つくる会」教科書を容認!?

(例によって長文の段、お許し下さい<(_ _)>)

 昨夜のニュースステーションでの教科書問題特集。この日ハノイで日韓外相会談があったせいか、韓国で日本についてどう教えているかを絡めての特集だったが、予想通り、一面的でひどい内容だった。
 まず、現在韓国では日本の侵略に関する展示会が開かれており、その模様が映し出された。記者の説明によると、「反日一辺倒ではなく、自らに都合の悪い歴史についての展示もありました。当時日本の支配に協力した人たちについても触れています」とのことだが、何のことはない、
単に「日本に味方した裏切り者」として、これらの韓国人たちを吊し上げ、晒し者にしているだけではないか。「韓国は自分に都合の悪い歴史も隠しません。『つくる会』の教科書とは違います」と言いたいんだろうが、ミエミエだっちゅーの。視聴者をバカにするなや!
 また、「特定のイデオロギーや分野に傾かない、客観的で普遍的な歴史教科書を目指してきました」と、さも中立的な教科書を作って学校で子供達に教えているかのように言っていたが、こんなの嘘。古代から現代まで徹底的に日本を見下し、韓国の近代化を促した日本の役割を全く書かずに隠している教科書が、客観的で普遍的か? Nステ取材班がだまされているのか、あるいは故意にだまされたのか(おそらく後者)。
 産経新聞の【教科書が教えている歴史】 ここに韓国の歴史教科書がどんなものかが書かれてある。
 http://www.sankei.co.jp/databox/kyoiku2/osie/130613osie_k_01.html から始まる一連のページ、興味のある方はどうぞ。

 「1970年代の教科書には、日帝侵略と独立闘争という項目があります。しかし1990年代に入ると、教科書から日本侵略と題した項目がなくなります」と言うが、項目を替えただけで中身は相変わらずではないか。実際、韓国の教科書は1997年から従軍慰安婦の記述を載せている。
 「日本を倭国、日本人を倭人と表記しようという意見もありますが、政府としては全く考慮の対象にしませんでした」って、そんな当たり前のことを鬼の首取ったみたいに言われても…。恩着せがましいなぁ。
 「韓国は真実に基づいて、客観的な教科書を作り続けていきます」と言うのであれば、日本が統治した36年間の「功」の部分についても書いてほしいものだ(台湾の教科書では客観的にちゃんと触れている)。
 日本が韓国に対してやったこと、それは欧米が行ってきた植民地政策(奴隷扱いし搾取するだけ)とは全く違う。税の基盤となる土地調査を実施し、学校や大学や病院を作り、港や鉄道の敷設をし、山林植林し、灌漑を完成させ、医療技術を改善し、行政組織を完成させ、当時ほとんど使われていなかったハングル文字を普及させた。それまで深刻な食糧不足で財政も破綻していた韓国が、併合後は急速に近代化へ向かった。「それは結果にすぎない」と言う人もいようが、結果もまた史実ではないか。が、これらの史実は、韓国の教科書では昔も今も触れられることはない。
 つまり、韓国人の「真実」と、日本人の「真実」は違うのだ。そっちはそっちで「真実に基づいた教科書」をつくればよろしい。こっちはこっちで「真実に基づいた教科書」をつくろうとしている。それを「やめろ」とか「修正しろ」とか言う権利は、あなた方にはない。
 結局、Nステは、「韓国はあくまでも冷静に事実を教えているのに、日本は(というか「つくる会」は)そうではない。これでいいのか?日本の皆さん!」ということが言いたいんだろう。相変わらず「報道」というよりは「プロパガンダの垂れ流し」、この姿勢は変わらないようだ。

 しかし、最後の清水(解説委員)のコメントには驚いた。
 「韓国が歴史教育をすごく重視するのは分かるんですけど、ひとつだけ残念なのは、韓国の歴史教科書はいまだに事実上国定教科書で1種類しかないんですね。これはやっぱり、
歴史の見方とか考え方っていろいろあるわけで、不自然なんですね。日本も戦前までは国定教科書でした。それが戦後、検定制度になって、いろんな教科書が出るようになった。これは自由化への一歩だと思います。これをゆくゆくはもっと進めて、自由発行、自由採択、好きなように教科書を作ってよいけれど、学校と保護者が選びますよ、と。そしてその責任も負いますよ。そのようになって行ってほしいですね」。
 
もしも〜し!?(^◇^;) 清水さん、あんたいつ宗旨変えしたん?つい先日まで「つくる会」教科書を思いっきり叩いてたのに。
 
「歴史の見方とか考え方っていろいろあるわけで」「自由発行、自由選択、好きなように教科書を作ってよい」って…つまり、あなた的には、「つくる会」教科書もあってよいってことですわな?
 ひょっとして、あの7月6日の放送後に抗議が殺到したので、無理に「中立」を演じてるんですか?あるいは、「つくる会」教科書の採択が次々と覆っていることを見ての、余裕の発言ですか?
 久米宏もこんなことを言っていた。
 「やっぱり人間も国も
まず謙虚にならなきゃいけないし、それから、真実に迫るという考え方とは別に、やっぱりフェアになんきゃいけないと思うんです。だから僕は、韓国も日本も、いかにフェアな教科書をつくるかという競争して行ったら、非常にこれは良いことではないかと、さっきの韓国の教科書づくりを見て思ったんですけどね」。
 よりによって、お前が言うか〜!(-.-#) まず、自分たちが率先してフェアな番組づくりをせんかい!

 あと、余計なお世話だけど、韓国がフェアな教科書をつくったら、すなわち「反日」をやめたら、民族のアイデンティティが崩れて、国がガタガタになっちゃうと思うんだが…。

【以下、小ネタ(^_^;】
 引き続きNステ。栃木の採択が覆ったニュースで、職員に詰め寄って「ふざけるな!」と怒鳴っていたオヤジは、見るからに左翼団体のメンバーだった。だいたい、
普通の父兄は自分を「市民」なんて言わへんって。
 また、不採択にした理由を「説明中心の記述が多い」「表現が難解」と報道したが、他局のニュースでは、「外国からの批判が強い中、無理にこの教科書を選ぶ必要はないから」と報道されていた。が、関係者の本音は、やはり「左翼が執拗に抗議してきて、怖いし面倒だから」だろう。

 左翼団体はさすがに活動歴が長いだけあって、運動が上手い。朝日新聞、毎日新聞、NHK、テレビ朝日、TBS等を味方につけフル活用。あ、忘れちゃいけない、韓国、中国両政府及びマスコミも活用。それと、ワシントンポストもね。一方、「つくる会」側はと言うと、産経新聞、読売新聞のみで、テレビはなし。テレビは見るが新聞は見ないという人が多い中、やはりこれは痛いだろう。

 今朝の産経のコラムより。中国外相の「(靖国参拝を)やめなさいとゲンメイしました」の「ゲンメイ」は「言明」ではなくて「厳命」では?…とのこと。確かに、中国は日本を属国だと思ってるフシがあるからなあ。台湾だけでなく沖縄も中国の領土だと主張してるし。

 最後に、田中真紀子に一言。中国・韓国による小泉首相の靖国参拝中止要求に対し、「首相に理解を求めていく」。あんた、どこの国の外務大臣?

7月25日(水)虫が良すぎる中央日報

 杉並区で24日・25日の2日間、教科書を選ぶ教育委員会会議が開かれた。24日は会場の杉並区役所前で、扶桑社教科書の採択阻止を叫ぶ左翼グループが「人間の鎖」のパフォーマンスをし、約300人(警視庁調べ)が参加したそうだ。それはいいが、参加者の中には中国の国旗を持った者もいたとのこと。何なんだ(^_^;。
 【「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会】というのがある。今回のパフォーマンスにも参加したようだ。それはいいが、この会はネットで教育委員長や委員の実名、住所、電話番号を公開し、抗議を行うように呼びかけている。某掲示板でそれを見たが、本当にバッチリこれら個人情報を載せてあった。常軌を逸している。一歩間違えたらテロ行為だ。
自分たちの主義主張を貫くためには、他人が迷惑を被ろうと構わないのか?そんな親の姿を見て、子供達はどう思うだろうか?

 中央日報(韓国の代表新聞)のWEB版(日本語)に、おもしろい記事を発見した。以下、要約。
 ……教科書問題の影響で、韓国を訪れる日本人観光客が大幅に減少し、夏季旅行シーズンの観光・旅行業界に打撃を与えている。
 反日感情が激化し、韓国を訪れる日本人観光客数が今月は例年の半分となっている。ソウル、釜山(プサン)、慶州(キョンジュ)など日本人が多く訪問する観光地のホテルや旅行会社では、日本人団体客と修学旅行の予約取り消しも相次いでいる。
 あるホテルの客室販促課のAさんは、「日本人の間で身辺の安全を心配する雰囲気が広がり、観光客が減っている」と分析する。観光公社の大阪支社のB次長は、「韓国訪問時の身辺を心配する問い合わせが殺到している」とし、「外交問題と民間交流を区分し、慎重に対処しなければならない」と話す。
22日に入国した日本人観光客の佐藤C子さんは「韓国の人が親切で、余計な心配をしていた」とし、「日本に韓国人の感情が誤って伝えられるようだ」と話した。
一方、観光公社は訪韓を取り消した日本の地方自治体と学校関係者などを直接訪問し、訪韓を勧誘する事業を準備中だ。……

 あの〜、こうなることは最初から予想がついたはずでは?(^_^;。何を今さら慌ててるんでしょう?
 下線部のくだりなんて、まるで「韓国人は良い人間ばかり。誤解する日本人が悪い」とでも言いたげ。無茶な修正要求を突きつけておいて、一方で「良いふうに見られたい」というのはあまりに勝手すぎないか?
 とは言え、もともと韓国国民は教科書問題について、日本で伝えられたようなヒステリックな反応は最初から示していなかった。韓国マスコミと野党が与党への攻撃材料としてこれを用いたことが、問題悪化へとつながったに過ぎない(ちゅーか、戦争がらみで揚げ足取って日本に文句言うのは、韓国にとっては年中行事みたいなもんだが)。
 親日派だった金大中大統領が日本政府に対して修正要求を突きつけるに至ったのは、このような内政上の理由があったからに他ならない。そのお陰で大迷惑を被っている旅行業界は、ある意味、政治の犠牲者なんだろう。その点では気の毒に思う。
 中央日報がこのあたりのことを正確に伝えれば、日本人旅行者だって戻ってくるだろうに、やはり自分たちが煽ってしまった以上、こういう書き方しかできないんだろうなあ。中央日報って、なんか朝日新聞っぽい(^_^;?!

7月24日(火)「中庸な選定」とは?

 ベトナムはハノイでの日中外相会談。
 中国は教科書問題にはあまり触れなかったようだが、小泉首相の靖国参拝問題にはやっぱりうるさく言ってきた。が、それもこれまでの見解を繰り返しただけのようだ。おそらく、日本からのODAを減額されたら困るからだろう。
 田中真紀子も最近は大人しい。失言がなくなった。少しは勉強したのか?あるいは参院選が終わるまでは…と自重しているのか?

 教科書問題と言えば、今日、韓国の駐日大使が与党三幹事長と会談した。大使は、「感情的でなく冷静に対処しなければならないと思っている。青年たちの交流を妨げることがあってはならない」との金大中大統領の考えを伝えた。
 やっと韓国も冷静になってきたか。何しろこれまでがヒステリックすぎた。しかし、気になったのは、この大使が各地での歴史教科書の採択状況について、「右でも左でもない中庸な選定が行われていることを高く評価する」と述べたことだ。
 「中庸な選定」とは笑わせよる(^◇^;)。賢明な皆さんはご存知かと思うが、実際の歴史教科書の採択現場では、異常な事態が起こっている。扶桑社の教科書を採択しようという動きがある地区に対し、左翼団体が組織的に電話・FAX・手紙などで抗議をし、採択しないように圧力をかけているのだ。
 実際に、和歌山の某地区は圧力に屈して採択を見送った。ある左翼団体の代表者(5月末の「朝生」にも出演していたオヤジ)は、ネット上に勝利宣言とも言うべき文章を掲載した。「和歌山は私達の圧力が効きました」。はっきり「圧力」と書いてあった。「圧力をかけた」=「弾圧した」と、自覚しているわけですな。あと、「毎日新聞は公取委への告発も目立つように掲載してくれたことが、効果があったろうと思う」「NHKも連日取材してくれ、こうしたことも圧力になったと思う」と、メディアとの癒着も自ら暴露しちゃってる。厚顔無恥というか…(^_^;。
 とにかく、こういった「中庸な選定」とはほど遠いことが、水面下で繰り広げられているため、事態を重く見た遠山文部科学大臣は、昨日、「外部からの働きかけに左右されることなく、各採択権者が自らの権限と責任において、適正に教科書を選択するように望む」と述べた。
 ひょっとしたら、韓国が冷静になってきているのは、扶桑社の教科書がさほど採択されていないことに気づいたからかもしれない。そう、いくら検定に合格したとは言え、採択さえされなければどってことない。ほとんどの学校はこれからも反日教科書を使うのだ。韓国政府と朝日新聞をはじめとする反日マスコミは、左翼団体にご褒美でもあげるべきですな。
 本当の意味で「右でも左でもない中庸な選定」が行われることを、国民の一人として切に望む。…とは言っても、
8社のうち「中庸」なのは1社だけで、あとは全部「左」なんだけどね(^_^;。

 オールスターゲームが終わった。
 大リーグが1試合しかやらないのに比べたら、日本の3試合てのは多すぎないか?と前々から感じていたが、近鉄の中村のりぴー、巨人の松井が、オールスター新記録となる3試合連続HRを打ったとなると、これもまた一興かなと思ったりもする。
 しかし、のりぴーはすごいなぁ。MVPまで取るなんて。今年は首位打者もかかっているし、後半戦もその調子でがんばれ!(^o^)

7月23日(月)将棋倒し事故

 私は人混みが苦手だ。子供の頃からなぜか苦手で、夏祭りなどイベントに行く度、気分が悪くなったものだ。
 高校2年生の夏休み、友人達と地元の港で毎年開かれている花火を見に行く計画が持ち上がった。私はどうしてもそれに行きたかった。「また気分が悪くなったらどうしよう」というネガティブな気持ちを抑えてでも行きたかった理由、それはメンバーの中に片思いの人がいたからだ(^_^;。幸い、その時は気分は悪くならなかった。もっとも、片思いの人とも特に仲良くなれたわけではなかったが。
 すっかりオバサンになった今も、人の多い場所にはできるだけ出かけないことにしている。
 だから、明石市・JR朝霧駅の将棋倒し事故のニュースをテレビで見た時、「私なんか真っ先に死にそう」と思った。人混みに押されて気分が悪くなる→その場にしゃがみ込む→他の人に押しつぶされる→肺活量も少ないから息が出来なくなって死ぬ(__;)。
 犠牲者10人の内訳を見てみると、9才以下の子供が8人、お年寄りが2人と弱者ばかり。亡くなった子供の中に1人だけ、保護者連れでなく1人で事故に巻き込まれた近所の男の子がいたようだが、後の子はみんな親が付き添っていた。もちろん、親は我が子を必死にかばっただろう。だけど、守れなかった。まさか花火を見に来て大事な我が子を亡くすとは。心中察するにあまりある。
 将棋倒しのきっかけについては、情報が錯綜しているようだ。事故直後から今日までの報道を見ると、「産気づいた女性が最初に倒れ、その後ろの人が次々に倒れた」「階段の下の方に若者たちが座り込んでおり、人の流れを止めていた」「若者グループ同士の喧嘩がきっかけ」「茶髪の若者数人が人の頭を足場に歩道橋の上に乗っかったのが(又は上から下に降りたのが)きっかけ」「いや、茶髪の若者達は皆を誘導しようと歩道橋の上に乗ったのだ」??と、いろんな説が飛び交っている。
 まあでもこれらは、事故原因としては枝葉だろう。大元は、警備・誘導態勢の甘さに違いない。1平方メートルに5人という高密度の空間で、誰か1人でも倒れたら、バタバタと皆が倒れていくのは目に見えている。
 普通、混雑する場所では、「左側は昇る人」「右側は降りる人」てなふうに、ロープで仕切ったりしてあるものだ。問題の歩道橋はそれがなされていなかった。これでは誘導がきちんとできなくて当たりまえ。
 驚いたのは、昨年の大晦日にも同じ場所で花火大会が行われ、その時も歩道橋上が混雑して問題になったという事実だ。この時の教訓を活かしていれば、もっときちんとした対応ができたろうに。
 しかも、前回は「カウントダウン」イベントってことで深夜に行われていた。見物客はおそらく若者中心で、子供やお年寄りの数は少なかったろう。それに比べたら、今回の花火は早めの時間に行われているから、子供やお年寄りが多く訪れること、見物客の数自体も増えること等は、事前に十分予想できたはずだ。
 県警側は、主催者側である明石市に「今後イベントを開く場合は、警備計画を改善して下さい」と要請していたそうだ。が、改善はされなかった。主催者側もひどいが、県警側も、今回の「改善されていない警備計画」を了承してしまったようだから、救われない。
お役所仕事ってのはいつもそう。想像力がなさすぎる。見込みが甘い。実際に問題が起きないと動かない。慌てて動いた時にはもう手遅れ。
 これから夏休み本番、全国各地でさまざまなイベントが繰り広げられる。各イベントの主催者は今回の事故を肝に銘じて、きちんとした警備態勢を取ってくれることを願う。

7月21日(土)まだまだいける?

 土曜日仕事ってのは、やっぱ悲しいもんがある。夫が3連休でグータラしてるのを見ると、よけいに。
 今週は月、火、水、木、土(金曜は祝日)の営業日全て、納品&原稿受取のために取引先を往復した。暑い季節は辛い〜(;^_^A 。

 日中仕事をし、夕方から夫とふたりで天王寺に買い物に行ったのだが、その帰りのこと。
 阿部野橋駅で夫がトイレに行き、私は一人ホームで夫が来るのを待っていた。
 ふっと近くに外人さんがいるのに気づいた。トルシエ監督に似た感じの、30代半ばぐらいの男性。ニコニコしながら、「ドコマデ、イクノ?」と、たどたどしい日本語で声をかけてきた。
 (どこまで…って場所をズバリ言ったらマズイかなぁ)と思った私は、「これから夫と帰るところです」と答えた。「オット」というのが通じなかったようで、彼は首を傾げた。「ダンナよ。ハズバンド!」と言い直したら、やっと理解した様子。
 その時、ちょうど夫がトイレから戻ってきた。私が(あ、来た来た)という顔をすると、外人さんは苦笑いしながらスタスタと離れていった。
 ようわからんが、ひょっとして、私のことが独身に見えたのか?もう37才だし、見た目めちゃオバンくさいと思うんだが…。
 へっへっへ、
まだまだ捨てたもんじゃないのかも。と思って夫に話したら、「馬鹿馬鹿しい」と一笑に付されてしまった。少しは嫉妬しろよ(__;)。

7月19日(木)重たい話が続いたので

 軽めの話をひとつ。
 これまで使ったことのない検索エンジンで、「くっくり」と入れてGOボタンを押したら、私以外の「くっくり」が挙がってきた。この狭い日本に、他にも「くっくり」さんがいたのかと思いきや……。
 ヒットしたのは、某ネット百科事典のこういう項目だった。

 くっくり
  【クックリ】
  ○[ヒンドスタニ語]kukri
  ◇ネパールのグルカ族が使用する幅広の短剣。

 グルカ族とな。聞いたことないぞ。う〜む、やっぱり世界は広い……(゜ペ;)。

7月18日(水)スパム反対運動リング破壊事件

 「くっくり通信」はいくつかのウェブリングに参加しているが、その中のひとつ、「スパム反対運動リング」で問題が発生した。管理者からのメールによると、悪意の第三者に掲示板ページの改ざん、リングの完全破壊をされ、使用できなくなってしまったとのこと。そして、この件については現在警察に被害届を提出中だそうだ。
 と言っても、「くっくり通信」に直接の被害はない。トップページのバナーが機能を果たさないただの飾りになってしまっただけだ。
 管理者からのメールは「新しいリングIDを取得のうえ再開したので、お手数をおかけしまして誠に申し訳ありませんが、リングへの再登録をよろしくお願いします」と締めくくられていた。
 私はあまり覗いたことはないのだが、「スパム反対運動リング」の掲示板では、激しいスパム批判が繰り広げられてきていたようだ。それを快く思わなかった人物(スパム送信を生業とする人物か?)が、こういった妨害活動に出たのだろう。
 私はここ数日忙しかったので、時間ができたら再登録をしようと考えていた。ところが、この間にさらに事態は悪化し、犯人は今度は転送URLの破壊という行動に出たとのこと。そのうえ、管理者に犯行声明文まで送りつけてきたそうで、もう収拾のつかない状況のようである。
 全く許せない話だ。これらは立派な犯罪行為だということを、犯人は自覚しているんだろうか。知っていてやっているなら、よほどハッキングに精通しているプロだろう。いや、本当のプロは、こんな「手間だけかかって1円にもならない仕事」はしないように思う。
 とにかく、犯人がまた動くかもしれない状況なので、たとえ今リングに再登録しても、また改ざん・破壊をされるかもしれない。というわけで、しばらく様子を見ようと思う。トップページのバナー、とりあえず置いてあるけど(面倒くさがり(^_^;)、リンクはされませんのでご容赦下さい。
 こちらに今回の事件のレポートがあります。http://www2g.biglobe.ne.jp/~stakasa/spam/cuangai.html

 11日付の米紙ワシントン・ポストが、日本の教科書検定と司法制度を社説で批判したことに対し、「誤解と偏見に満ちている」として、
柳井駐米大使が近々同紙に公式の反論を送る方針を明らかにした。
 この社説では、日本の検定制度を国定のように誤解しているそうだ。大使は、「政府は教科書に対しては、事実の間違いを最小限指摘するだけで、教科書の歴史の意見や評価までは検定しないという点を、この筆者は全くわかっていない」と述べた。
 また、この筆者は「日本の司法制度は市民の自由を阻害しているから、米軍が沖縄での女性暴行容疑者の米兵を日本側に引き渡すことを渋ったのは当然」と主張しているそうだが、これについても大使は、「被疑者には弁護士がつけられるし、起訴された人間が有罪となる比率が高いのは、検察がそれだけ起訴に慎重だからだ」と述べている。
 日本政府は変わり始めているのだろうか。以前は、こういうふうに海外メディアに対して反論することはなかったように思う。中国にも、韓国にも、そしてアメリカにも、少しずつでも言いたいことが言えるようになってきたんだとしたら、喜ばしいことだ。

 韓国が国会で教科書の修正要求決議をした。法的拘束力はないそうだが、このストーカーのような執拗さには恐れ入る。もっとも、韓国内では「もう少し冷静に」という論調のマスコミもぼつぼつ出てきているらしい。
 中川昭一・元農水相が会長を務める「歴史教科書問題を考える超党派の会」のアンケートによると、教科書採択のあり方に関する教育委員会の要望の中に、次のような声が多いという。
 「諸団体からの陳情は慎んでもらいたい」「特定団体からの圧力や嫌がらせには法的処置を講じてもいいのではないか」「外圧を誘導するような報道や、特定教科書の不採択を狙うような記事は公平を欠く」「報道各社の姿勢に公正・公平・中立でないものがある」
「社民党や共産党など国民に影響を与えやすい政党が、1社の教科書だけを批判するのは問題だ」
 そんな今日、社民党の土井党首は「各地の教育委員会で扶桑社の教科書を採択することのないよう運動を強めたい」と会見で述べた(ちなみに「ふそうしゃ」を「ふようしゃ」と間違って言った。あんだけ叩いてる会社の名前を間違えるか?普通…)。採択現場の声をまるで把握していない。まさか、あえて外圧を誘導して与党を混乱させる作戦か?参院選を睨んでの確信犯か?

 
オウムのロシア人信者が、東京・札幌・青森の三都市をターゲットに「麻原奪還テロ」を計画していたことが、明らかになった。
 テロリストには自分たちの勝手な正義があるのみで、倫理観などありゃしない。オウムが麻原の教義を捨てない限り、私たちはテロの恐怖に怯えることになる。やっぱり、あの時、破防法をかけとくべきだった。

7月17日(火)民主党もテレ朝もどうしようもない

 遺伝子組み替えじゃが芋が使用されたとして、スナック菓子が次々回収される事態が起きているが、今度はプリングルズのポテトチップスが回収の憂き目に…。何でこうも次々と。ポテト系のお菓子、うかつに買われへん。つーわけで、最近ベビースターラーメンに凝っている。

 外務省のハイヤー代水増し事件。「税金をだまし取っている」という自覚、一切なかったんやろうねぇ。そもそも公共心のない人間が、公務員になるのが間違っとる!
 逮捕された課長補佐は、あの機密費流用事件の松尾室長から水増し方法を教わったそうだ。「松尾さんだけ逮捕されて可哀想」と周囲に言っていたらしい。「他の部署でも同じようなことが行われている」とも供述しているところを見ると、松尾室長の件は行き過ぎとしても、ちょっとした公金横領の類は日常的に組織的に行われていたということか。許せん!

 栃木県下都賀地区の教科書採択議会が、「つくる会」の歴史教科書(扶桑社)の採択を決定してから数日。案の定、左翼団体などの抗議・妨害活動を受け、決定が覆されるかもしれない事態に発展している。
 「つくる会」教科書に反対している某団体のHPを見たことがあるのだが、あまりの偏向さ・偏狭さに眩暈がしてくるような内容だった。まず、トップページに「××県○○地区でつくる会教科書採択の危機!」と、採択されそうな地区を大きな文字で羅列してある。そして、それら地区の教育委員会など関係機関の住所・電話番号・FAX番号を書いてあり、「皆さん、抗議の手紙・電話・FAXを送りましょう!」と煽っている。しかも、
「抗議文」のひな型まで用意してあるという懇切丁寧さ(^_^;。で、肝心の「この教科書のどこが問題か?」については、ヤクザが因縁つけるような内容をちょこちょこっと書いてあるだけ。
 「我々は正義だ。奴らは悪だ。この社会から抹殺しなければならない。善良な市民の協力を求む!今こそ立ち上がれ!」…そんなシュプレヒコールが聞こえてくる。善良ぶりっ子の自己陶酔運動。背中が痒くなる。

 そういや、民主党の菅幹事長も、「つくる会」叩きには熱心なようだ。自らのHPや記者会見などで、「つくる会」に対して「国粋的な思想集団。選挙にでも出て堂々と見解を述べればいい。教科書検定を利用して事を起こし、アジアで日本が孤立しても何ら責任を感じようとしない、大変卑怯なやり方」と、言いたい放題。
 「つくる会」は純粋に、これまでの偏向した教科書を改善したいという、それのみを目的に活動している集団だ。そこには私利私欲やましてや政治的思惑はない。純粋なだけに時々過激な発言もするので、こっちは冷や冷やするぐらいだ(^_^;。問題を大きくしているのは、むしろ、あんたら反対派の方ではないか。
 どうでもいいけど、菅さん、「つくる会」の会員には民主党の議員もいることを承知で言ってるんだろうか?「つくる会」会員で民主党所属のある都議は、「菅氏の発言は、民主党が依然、組合支配に蝕まれているというイメージを国民に与えるものだ。党内でさまざまな議論があるにもかかわらず、不適切な発言を繰り返すのは、党幹部としての資質に欠ける」と怒り心頭。
 思えば、5月に鳩山代表が韓国の金大統領との会談で「つくる会」教科書非難をしたが、この時も党内から抗議の声が出た。参院選で惨敗すれば、党分裂もあるかも…と囁かれている民主党。小泉さん人気で、今回は無党派層のかなりの数が自民党に流れるのではないかとも言われているし、こんな時に内輪もめしていて大丈夫かね。

 ここ数日忙しくて新聞を読む暇がなかったが、今日、土曜日あたりの分からまとめて読んだところ、ニュースステーションのコメンテーター清水氏(朝日新聞編集委員)が番組中で「つくる会」教科書の不採択を促す発言をした問題(この日記7/7分、7/10分参照)に関する記事を見つけた。
 テレビ朝日報道局の担当部長らが「つくる会」本部に説明に訪れ、「視聴者に疑義を招いたとすれば、それは番組の本旨ではない」などとする文書を手渡した上で、「清水氏には口頭で注意した。彼は『誤解を与えかねない発言をしたのは遺憾だった』と答えた」と説明したそうだ。
 わざわざ「つくる会」本部まで行ったってことは、おそらく視聴者からも抗議がバンバン来たからだろう。「疑義を招くのは本旨ではない」って、ありゃ誰が見ても、「この教科書はヒドイよ。韓国様も怒ってるよ。採択したらどえらいことになるよ。みんなで阻止しよう!」と煽る作りだったぞ。それに清水氏。「遺憾だった」って何やねん。日頃政治家や官僚をバカにしてるくせに、言い訳に困ったら自分も政治家言葉か。はっきり言え、はっきり!
 だいたい、「つくる会」に説明するより先に、番組で視聴者に
「私たちは放送法に違反しました。正規の手続きを踏んで検定に合格した教科書であるにも関わらず、自分たちの主義主張にそぐわないからという理由で、弾圧&プロパガンダしちゃいました。すみませんでした」と、きちんと謝罪すべきだろう。視聴者なんてどうせバカだと思って、軽く見てるんだろうなぁ。

7月16日(月)お盆進行までまだ間はあるが

 お盆進行までまだ間があるはずなのに、週明けから仕事がめちゃ忙し〜!明日午前納品分1本、明後日午前納品分2本。夕方には追加でもう1本明日午前納品分がFAXで届いた(しかもこれ新規クライアント…手間かかる〜(T_T))。
 この突然の忙しさの理由は、
外注の誰かが夏風邪でも引いてダウンしたか、それとも夏休みを早めに取ったか…そんなとこだろう。
 最近HPの更新もほとんどできてない。これからますますできなくなるだろう。皆さん、許してね。

7月13日(金)参院選までまだ間はあるが

 暑い!何じゃこの暑さは。
 私は取引先には自転車で行く。自転車だったらちょっとは涼しいのでは?と思われるかもしれないが、とんでもない。照りつける日光はジリジリと腕を焼き(長袖にするべきか?)、吹き付ける風は涼風ならぬ熱風。信号待ちの時、汗がどわっと噴き出す。あう〜気持ち悪い。
 それに、とにかく喉が渇く。今日なんか麦茶やらジュースやらコーヒー牛乳やら、計1.5リットルは飲んでる。水太りしそう。

 毎日毎日毎日毎日!何とかならんか共産党のチラシ!即ゴミ箱行き!せめて裏が白紙だったら、メモ用紙代わりに使えるのに……。
 共産党は相も変わらず、「米軍基地を無くせ。自衛隊も無くせ」と矛盾したことを言っている。米軍も自衛隊もいなくなったら、誰が国民の生命と財産を守ってくれるのだろう?
 社民党は「私たちは弱者の味方」「日本を軍国主義に戻すな」と言いつつ、台湾の李登輝前総統の訪日には終始反対の姿勢を貫いた。軍事大国・中国の味方につき、人道的に受け入れるべき重病患者を切り捨てた。いったいどこが「弱者の味方」なのか。
 公明党は宗教なのでペケ。創価学会に入ってる知人友人が選挙の度にうるさくて仕方ない。逆効果ということがわからんのかな。
 保守党は扇千景が最近なかなか良い感じだけど、自民党との政策の違いがよくわからん。
 民主党は鳩が豆鉄砲食らったような顔したお坊ちゃんが党首でいる限りダメ。それにあのお坊ちゃん、日本より韓国の味方だし。
 自由党も小沢一郎に最近覇気が感じられない…どうしちゃったんだろ?
 だからって、自由連合ってのもなぁ……。
 結局、今年も消去法で自民党しかないんだろうか。

 2008年オリンピックは、大方の予想通り北京に決定した。いろいろある国だから、2008年までに何事も起こらなきゃいいけど…(^^ゞ。いや、逆に言えば、中国共産党もオリンピックまでは大人しくせざるをえなくなったと見るべき?だったらいいんだけどねぇ。
 大阪はしかし、全く盛り上がってなかった。今日が開催地決定の日だと知らなかった人の方が多いぐらいでは?個人的には大阪でやってほしかったんだけども。理由?単に「地元でオリンピック見られるのが嬉しい」というだけ(^^ゞ。

7月12日(木)小泉さん負けるな

 昨夕、韓国・中国訪問から帰国した山崎拓幹事長らが、小泉首相に靖国神社参拝や教科書問題について両国から強い懸念表明があったと報告。小泉首相は靖国参拝について「熟慮してみる」と答えた。
 おいおい小泉さん。ここまで来て、まさか参拝を取りやめたりせーへんやろな〜(^_^;。
 この「熟慮してみる」発言の前、党首討論が行われたのだが、社民党の土井たか子委員長から靖国参拝問題を突っ込まれた際、小泉首相は「参拝はする。日本ではどんな人間も死んだら仏さん。A級戦犯と言えども現世で死刑となって罰を受けている」てなふうに答えていた。もっともな意見だ。
 が、あるコメンテーター(たぶんめちゃ左翼)は、これを受けてこんなことを言った。「たとえ死刑になっても罪は消えない。例えばオウムの麻原被告、先日の児童殺傷事件の宅間容疑者、彼らが死刑になったとしても、遺族や被害者の怒り・悲しみは消えることはない。それを、『死んだからもう罪はない』と言って墓参りしますか?遺族や被害者のことを思えば、そんな無神経なことはできませんよね?」。
 このコメンテーター、脳味噌沸いてるんとちゃうか?(^_^;。戦犯と、単なるテロリスト・凶悪犯をごっちゃにしてる。だいたい、戦犯を犯罪者と決めつけているが、彼らは戦勝国の一方的なリンチ裁判で裁かれたに過ぎないのだ。勝てば官軍。戦争犯罪は勝利国だってやっている。原爆投下なんてその最たるものだろう。が、アメリカ人は誰も裁かれてはいない。
 そういや、土井たか子もA級戦犯とヒトラーを同列に並べて言っていたが、これもおかしな話だ。今日に至るまでヒトラーが史上最悪の犯罪者のように責め立てられているのは、戦争犯罪の次元ではなく、「ユダヤ人という一民族をこの世から抹殺しようとした罪」が問われているからこそだろう(戦時下に平行して行われたため誤解されやすいが、ユダヤ人虐殺は戦争犯罪ではない。ナチスの政策として行われたことだ)。そんなヒトラーとA級戦犯を同列に語るなんて、あまりにも失礼ではないか。
 左翼の主張を聞いていると、いつも思う。あんたら何様?自分ひとりで大きくなったつもり?と。
 時代時代の権力者たちは皆、日本の将来のためにどの道を選択をすればいいのかを悩み、決断してきたことだろう。もちろん誤った決断もたくさんあったろう。が、
こういった先人たちの努力、子孫を思う気持ち、これらをひとつもわかろうとせず、現在の価値観だけで物を言ったり、政治的思惑や外圧に屈する形で物を言うのは、そろそろやめてはどうか?でないと、彼らの魂はいつまで経っても浮かばれない。
 前々から言ってるが、歴史というのは点では語れない。先人たちの引いてきた線の上に私たちはいる。そして、私たちはその線を次の世代に繋げていく責務がある…と僭越ながら思うのだ。
 その点、小泉首相はよく分かってる人だと思う。韓国が新たな日本の大衆文化の開放措置検討を取りやめたが、どうか、圧力に屈することなく、靖国参拝を実現してほしい。
 とは言え、今後しばらく日本は選挙一色となろう。今日、参議院スタート。

 栃木県の公立中学校が「つくる会」教科書採択へ、とのニュース。情報源はどこだろう?喜んで載せるはずの産経の夕刊には載っておらず、「反つくる会キャンペーン」をやっている朝日には載っていたところを見ると、栃木県内の「つくる会」に反対する勢力が朝日にチクッたのかな?

7月11日(水)イチロー見逃しケーブルテレビ憎し

 メジャーリーグのオールスターゲーム。
 私は普段はメジャーはニュース等で見る程度なのだが、今回は特別。
 イチローが本場のオールスターに出る。その歴史的な場面を生で見られる。野茂がオールスターに出た時と同じようなワクワク感。こういう時はつくづく在宅ワーカーで良かった〜と思う。
 セレモニーや選手紹介が終わって、ようやく試合開始。1回裏、一番バッター・イチローが打席に入る。う〜ん、鳥肌が立つ。
 ランディ・ジョンソンが投げる!1球目はボール。さて、次の球は!?…
 …と、その瞬間、テレビの画面が乱れて、ザザーっと砂嵐になってしまった。ええ?ちょっと、どういうことよ!?他の局に回しても、どこも砂嵐。
 私はハタと思い出した。数日前、ポストに入っていた1枚の紙切れを。地元ケーブルテレビ局のものだ。
    「インターネット導入可否調査実施のお知らせ」
     日時:7月11日午前9時30分〜17時の間
     なお、調査の際には、4〜5分単位で数回、テレビ画像が映らなくなることがあります。
 
おいおいおいおい!なんでよりによって今日なのよ!そのうえ、なんでよりによってイチローの初打席でなのよ!キィ〜ッ!(-.-#)
 しばらくして、やっと画面がおぼろげに映ってきた。見ると、イチローは1塁ベース上にいた。ん?ヒット打ったのか?四球?どうなったんやろ?わけわからん!
 呆然としてたら、再び砂嵐になってしまった。もう〜、いい加減にしてよ!キィ〜ッ!!
 しばらくして、画面がまた復活。イチローは2塁ベース上に進んでいた。盗塁したのか?次打者がヒット打ったのか?何なんや、もう。全然わからんやんか!あう〜っ(T_T)。
 とか言ってる間に、次打者が倒れてチェンジになってしまった。一体……。
 何これ?何でこうもうまいこと、イチローが何かした時に画面が砂嵐になるんや?(念のため言っておくけど、これはヤラセでも何でもなく真実。本当に漫画みたいにうまいタイミングで、イチローがアクション起こした時に限って砂嵐になってしまったのだ。)
 あんまり腹が立ったので、ケーブルテレビ局に苦情の電話を入れた。
 「あの〜、お宅さん、2〜3ヶ月に1回ぐらい工事とか調査とかやってはりますよね?そういう工事や調査って本当に必要なんですか?その度にテレビ映らなくなって、こっちはイライラするんですよ。特に今日なんか、待ちに待ったイチローのオールスター出場ですよ。初打席見逃したんですよ。私の今の気持ちわかります?」
 すると電話に出た女性は、とりあえず「申し訳ありません」と言った後、こちらの住所を訊いてきた。住所を言うと、「ちょっとお待ち下さい」。1分ほど待った後、「あの〜、今日はそのあたりでは工事や調査はやってませんけど」。
 「え?そんなわけないでしょう?」と、私はチラシのことを説明した。すると、「え、そうですか?…すみません、少々お待ち下さい」。……が、なかなか女性は戻らない。3分待っても戻らないので、いい加減腹が立ってこっちから切ってしまった。
 画面の方は砂嵐と復活を数度繰り返した後、通常に戻った。
 だいたいウチはケーブルテレビなんて必要ないのよ。普通の地上波しか見ないんだから。それが、数年前、ここのマンション全体がなぜか加入することになってしまった。BSとかWOWWOWは自由加入だが、何かある度にしつこく加入を勧められるし、良いこと何もない。
 後でVTRでイチローが内野安打で出塁し、盗塁を決めたことを知った。…ああ、喜びも半減。

7月10日(火)自由か弾圧か?

 つくる会教科書不採択運動について。
 自民・民主・自由などの国会議員による「歴史教科書問題を考える超党派の会」が行ったアンケートによると、全国の市町村のうち72%の市町村が「不採択を求める圧力を受けている」と回答した(但し、アンケートはまだ全部回収されておらず、集め終えた段階でさらに分析するとのこと)。
 これに先立って、「つくる会」が7/6(金)のNステ放送(「ぼやき」7/7分参照)に対し、テレ朝に対して抗議文を、文部科学大臣及び放送を監理する総務大臣にそれぞれ申し入れ書を提出した。
 言論系掲示板を見ていると、この抗議と申し入れについて、「つくる会」反対派は、「自分たちの言論の自由は主張するくせに、他人の言論の自由は認めないのか?コメンテーター(Nステの解説者で朝日新聞記者)が、自由に意見を述べることも許さないのか?これは言論弾圧だ」と息巻いているが、何をかいわんや。
 他の教科書に対しても修正要求がなされているにもかかわらず、特定の1社の教科書だけを攻撃し、しかも巧妙にイメージ操作をして不採択を呼びかけることが、はたして「言論の自由」と呼べるのか?これこそ「言論の弾圧」ではないか。
 つくる会教科書の不採択運動をしている人たち(個人・団体・メディアも含めて)に関して、前から私が疑問に思っているのは、「つくる会教科書の不採択を呼びかけるのでなく、自分たちが子供に勧めたい教科書を採択するよう呼びかければいいのに、なぜそれをしないのか?」ということだ。特定の教科書のみを攻撃し、不採択を呼びかけることはフェアではなかろう。双方、それぞれの推す教科書の採択運動に取り組めばいい。
 彼らは、「中国や韓国の人たちと友好とか絆とか、そんなものは求めないんだと考える保護者や先生はこれを選べばいい。いや、それは困る、子供たちをそんな大人にしたくないという保護者と先生たちは、今立ちあがって声をあげたほうがいいです。この教科書は嫌だと」(前出のNステ解説者の言葉)というような
「言葉の暴力」を用いたり、自ら進んで中国や韓国にご注進したり、それによって引き起こされた外国の圧力を利用して実力行使をしている。これらを「言論の自由」と呼ぶのであれば、この国はもはや民主主義国家ではない。
 特に、新聞・テレビのような巨大メディアは、自主規制や放送法などといった歯止めがないと、際限なく勝手なことを言い続ける。プロパガンダの垂れ流しとなる。先の戦争も新聞が世論を煽って開戦への手助けをした側面がある。この時の教訓は活かされなければならない。
 「つくる会」は、放送法にのっとってテレ朝に抗議文を送った。問題のNステの放送は、放送法三条の「政治的に公平であること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」という規定に違反している。テレ朝は「言論の自由」と「言論の弾圧」をはき違えてはいけない。

 おまけ。朝日新聞の今朝の「天声人語」は、例によって「つくる会教科書批判」だったのだが、これが最高に笑えた。
 
〈 〉内は引用。
 〈江戸城無血開城のときの勝海舟と西郷隆盛との会談を叙述するくだりで「日本という『公』の立場に立つ歴史的な決断がなされた」とある。あの当時の「公」とは何だったろうか、と考え込んだ。少なくとも徳川幕府のことは「公儀」といわれていたが、はて、と。〉
 ……おいおい、原文(つくる会教科書)を勝手に省略しないでよ。正しくは、幕府や各藩の『私』の利益を離れて、日本という『公』の立場に立つ歴史的な決断がなされた」だ。
 これを読めば、普通に読解力のある人なら、「幕府や各藩の私的な利益を離れて、日本という国全体の公的な利益を考える立場に立つ歴史的な決断がなされた」ときちんと理解できるはずだが。そうまでしてイチャモンをつけたいのかね。
 あるいは、記事の最初の方で筆者が書いている一文、
 〈いま話題の中学の『新しい歴史教科書』を読んでみて、まず、あまりの難しさに驚いた。〉
を素直に読めば、単にこの記者が中学生以下の読解力しかないってことかもしれない(^_^;。
 つーか、今まで全社挙げてあれだけいちゃもんつけてきたくせに、この記者は今頃になってようやく読んだの?…とほほ。

7月9日(月)ベタな医者と看護婦

 先週半ばあたりから、また咳がひどい。去年の秋(オリンピックの頃だった)と同じ症状。朝・昼はそうでもないが、夜になるとひどくなり、寝付けないほどのひどい咳が出る。やっと寝入ったと思っても、自分の咳でまた目が覚める。
 去年は「ひょっとして喘息?」と心配になり、大きな総合病院に行った。が、お医者は「呼吸はきれい。喘息とかじゃなくてアレルギー」と言い、ロクに診察してくれなかった。それでも、薬を数日分もらって飲んだら治った。
 「どうせまたアレルギーだろう」と思って、今回は近所の小さな医院に行った。そこのお医者も「呼吸はきれい」と言ったが、次の言葉が違っていた。「これはアレルギーというより喘息の一種で過敏症」。何じゃ?
 「あなたの場合、以前は普通に風邪を引いたら普通に咳が出てたんだけど、体質が変わったんだろう。埃なんかを吸い込んで気管が過敏に感じるようになった。これは体質的なもので、治しようがない。年中それだと大変やけど、まあ年に1回ぐらいだったらお祭りみたいな感じで、ええんちゃう?」…おいおい、オッサン!こんなとこで笑い取らんでええって!(^_^;
 「念のため、胸のレントゲン撮っとこうね」ということで、レントゲン撮影室へ。「はい、息思い切り吸って〜、はい、止めて!」…カシャッ。「はい、ご苦労様〜」。
 やれやれ…と、服を着かけてたら、看護婦さんが「ああ〜っ!!」と飛んできて、
「ごめんなさ〜い!フィルム入れるん忘れてました!…すみません、もう1回お願いします」。…おいおい、おねーさん!ベタベタやん!(T_T)
 もう1度先生を呼んでくるまで、レントゲン室で侘びしく待つこと約5分。フィルムもちゃんと入れて、今度こそ撮影完了。
 で、結局、どこも異常なし。「眠くなるけど大丈夫?」という薬を数日分もらって、終わり。やれやれ。

 歴史教科書修正要求問題。
 文部科学省が各教科書を検討した結果、扶桑社本に1カ所、大阪書籍本に1カ所の誤りがあったとする解答書を韓国・中国に渡した。この2カ所はいずれも古代史で、両国が特に問題視化していた近現代史については「誤りなし」としている。
 案の定、両国はまた怒ってる。が、小泉首相はもうこれ以上は要求には応じないとする見解を発表した。当然だろう。事実誤認じゃなく、単なる歴史認識の違いなんだから。それを変えろと押しつけてくるのは、内政干渉以外の何物でもない。
 が、ニュースステーションではまたしても扶桑社本攻撃。わざわざ大きなフリップを用意して、「両国が修正要求している箇所のうち、全体の7割以上を占めている」とイメージ操作。
 この後、韓国市民の街頭インタビューが放送された。「韓国市民は冷静。騒いでいるのはマスコミと一部の反日団体だけで、しかも数十人の規模」と、現地記者。あらら、拍子抜け。
韓国様の味方のNステが、こんなVTRを流すとは驚いた。この記者、後で叱られたんちゃうか?と、ちょっと心配。
 久米宏曰く、「大きな外交問題になりつつある」。だから、それはあんたら左翼マスコミがそう仕向けたんだってば。ちなみに韓国でも、この問題はマスコミが煽ったため、政府が動かざるをえなくなったという経緯がある。
 アホ解説委員は、金曜日よりトーンダウンして、「韓国市民は冷静。安心した」。だから騒いでるのは、国外よりもむしろ国内のあんたら反日メディアと団体なんだってば! …「市民は冷静だけども、政府がこういう要求をしてきてるのはどういうことかを考えないと」って、だから、それは各国の政治的意図だってば!そんなことも理解できないで、よくその席に座っていられますな。

7月8日(日)Laraになりたい

 最近、夫と喧嘩ばかりしてる。頻度がますます増えてきた。
 昨夜もこんなことが。
 買ったばかりの単行本(4コマ漫画)を酔った夫にグシャグシャにされた。「俺はこの漫画家が嫌いなんじゃ!」というだけの理由で。
 あんまり腹が立ったので、
その本でパコッと夫の頭を叩いたら、5倍になって返ってきた。蹴られた腰と太股がまだ痛い。く〜!いくら私の方が身長が高いと言っても、やはり男と女じゃ力の差は歴然。
 つーわけで、ストレス解消に、一昨日届いた「トゥームレイダー・クロニクル」に熱中する私である。主人公Lara(私は「レイラ」と呼んでいるが、最近は「ララ」表記が多いようだ)は冒険家。心身共に強くてカッコイイ女性。私もLaraちゃんみたいになりたい……なんて子供みたいなことを思ったりする。現実逃避。

7月6日(金)ニュースでプロパガンダをやっていいのか?

 沖縄の女性暴行事件。容疑者である米兵の身柄がようやく引き渡された。全く何でこんなに時間がかかったのか。なめられてる。

 野球部内の暴力事件で今夏の甲子園大会出場停止が決まっていたPL学園。日本学生野球協会がさらに6ヶ月の試合禁止処分を科したため、来春のセンバツ出場も事実上不可能となった(センバツ出場校は秋季大阪大会の成績を参考に決定されるため)。こういう事件が起こるたび、いつも残念に思うのは、一部の不届き者のために善良な生徒までが迷惑を被ってしまうということだ。
 野球が上手くなりたい、甲子園に出たい、いずれはプロになりたい…そういった純真な気持ちで他府県から強豪PLに入学した子も多かろう(本当言うと、「金の力で他府県からいい選手を集める」という昨今の私学のやり方は気にくわないのだが)。不慣れな寮生活を送りながら、厳しい練習に耐え、必死に頑張ってきたであろう彼らのことを思うと、本当に残念でならない。
 とは言え、これを見過ごすと、今後も「後輩の指導」という名目で、PLだけでなく多くの高校の野球部で暴力事件が起こる恐れがある。「連帯責任」と言えば、とかく日本の悪しき習慣として揶揄されたりするものだが、「自分の迂闊な行動が周囲に迷惑をかけることもある」ということを、若いうちから身をもって教える必要があることも否めない。
 だけど、何の関係もない生徒たちも巻き込まれるというのは、やっぱり可哀想すぎる。特に3年生にとっては、最後の甲子園のチャンスだったのに…。

 今夜のニュースステーション。「つくる会」教科書の採択がらみで特集を組んでいた。
 「嘘だらけの教科書だ!こんなものは粉砕すべき!韓国様も怒っておられる!」…というスタンスなんだろうというのはわかってたけど、あまりにもひどい。未だに従軍慰安婦がどうのこうの言ってるし。こんなの、もはや報道じゃなくプロパガンダだ。
 杉並区で署名活動をしてるおばちゃんたちよ、ちゃんとあの教科書を読んだのか?そして、署名していた女子中学生たちよ、君らもちゃんと読んだのか?(苦笑いしながら署名してたけど、まさかおばちゃんらにしつこく求められて、仕方なく書いたんじゃなかろうな?)
 が、何と言っても一番ひどいのは、あの朝日の解説委員。前からむかっ腹立ってたけど、もう我慢できん。吐き気がしてくる。超左翼。
左車線をさらに左に寄っていき、もう寄れるスペースないのに、歩道に乗り上げて人をはねてまでまーだ左に寄ろうとしてる…そんなマヌケながらも恐ろしい図が頭に浮かんだ。
 「この教科書は、アジアに多大な迷惑をかけたことを、ほとんど書いていない」だと。因縁をつけるのもいい加減にしてほしい。ベストセラーになっているとは言っても、読んでいない人の方が圧倒的に多い今の状況で、そんなふうに言われたら、「へー、ほんとにあの教科書は事実を歪曲してるのね」って間違ったイメージを視聴者に与えてしまうじゃないか!(それが狙いなんだろうけど)。
 もともと左寄りの毎日新聞でさえ、「そんなにバランスを欠いているだろうか?」と擁護(?)記事を載せていたというのに、全く、朝日系列はどこまで暴走したら気が済むんだろうか。
 こんな高視聴率番組で、こんな偏った放送をされたら、正しいことも正しいと言えない世の中になってしまう。これこそ、「戦前に戻る」だ。怖い!!

 先月末に注文した「トゥームレイダー・クロニクル」のMAC版が、今日届いた(過去ぼやき01年06月分の6月27日分参照)。嬉しくて仕事が手に付かない。ネットも手に付かない(^_^;。しばらくはゲーム三昧になるかもしれないけど、何卒ご容赦を。

7月5日(木)また朝日ですみません

 昨日の追加情報というか訂正というか。
 沖縄の米兵による女性暴行事件で、被害女性に対して「少なくとも夜中の2時なんかに一人で出歩いてちゃいかんやろ」と書いたが、目撃した別の米兵によれば、当時被害女性は泥酔しており、それにつけ込まれて暴行されてしまったらしい。容疑者は「合意の上」と言っているそうだが、泥酔してる相手に合意も何もないだろう。
 それでもやっぱり、被害女性については「泥酔するまで飲むなよ〜。スキ見せるなよ〜」とは思うが(^_^;。

 朝日新聞が「靖国神社公式参拝」問題について、またわけわからんことを言ってる。
 ……心の内に国は土足で踏み入らない。自由を最大限保障し、「個」を尊重する。そんな理念に貫かれた憲法を、私たちは戦争という惨禍と引き換えに手にした。……(7/5付社説より)
 戦没者と遺族の心の内をないがしろにし、土足で踏みつけている現状の方が、よっぽど問題だと思うのだが。
 だいたい、朝日の言う「自由」「個」とはいったいなんぞや?「個人主義バンザイ」か?
 大東亜戦争を戦った連合国は、日本人の国を思う強い精神力を恐れた。「この民族は要注意だ。我々白人社会にとって厄介な存在となる」。そんな日本人を骨抜きにしようと、GHQが一方的に押しつけてきた憲法を、なぜそこまで持ち上げられるのか?
親中嫌米の朝日新聞が、なぜ憲法に関してだけは、「アメリカ様、ありがとうございます」となるのか?
 憲法違反だとかなんだかんだ理屈をつけてはいるが、結局彼らが言いたいのは、「被害国である中国様や韓国様が反対してるんだから、それに従え!」ってことなんだろう。

7月4日(水)日本の独立記念日はいつ?

 沖縄の米兵による女性暴行事件。
 日米地位協定はあまりにも不平等ってことで、1995年に起きた米兵による少女暴行事件をきっかけに、「殺人や婦女暴行など凶悪な犯罪については、米側が起訴前の身柄引き渡しに好意的配慮を行う」ことで合意したはずなのだが、これを書いてる時点で、問題の米兵はまだ逮捕されていない。米側からの回答もない。
 当然、沖縄県民の怒りは相当なものだ。沖縄だけでなく日本中が、「米軍基地をなくせ」というムードで沸き立っているようだ。
 戦後56年になろうとしているのに、このように未だ沖縄はアメリカの植民地のような一面がある。米軍基地のほとんどを沖縄に押しつけている日本政府も悪いが、実際問題として、
米軍基地を完全撤退させるというのは、中国や北朝鮮の脅威がある限り、無理な話だろう。日本が憲法改正して、自前で強力な軍隊を持つなら別だが。「米軍基地撤廃」を主張している人たちは、それだけの覚悟があるんだろうか?といつも思う。
 折しも7月4日はアメリカ独立記念日。日本の真の意味での独立記念日はいつになることやら。
 余談。女性読者に反発されるのを覚悟で言えば、被害女性に全く落ち度がなかったのかどうか疑問だ。少なくとも夜中の2時なんかに一人で出歩いてちゃいかんやろ。

 ミロシェビッチ前大統領が、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷に初出廷。
 私にはどうも解せない。いくら国連で決議したとはいえ、「人道に対する罪を犯した人物を裁く」権利がいったい誰にあるのか。戦勝国の一方的な復讐にすぎなかったあの東京裁判と、何となくだぶって見える。
 確かにミロシェビッチは残虐非道な独裁者だったんだろうけど、彼を裁くことが許されるのであれば、同様に裁かれなければならない人物は他にもたくさんいると思う。特に、チベットで今現在も民族浄化を行っている中国共産党なんかは、真っ先に裁くべきだろう。

7月3日(火)1億円>妻

 扶桑社の「新しい歴史教科書」が9カ所の記述の自主訂正を文部科学省に申請。
 私は、教科書の内容はともかく、執筆した「つくる会」メンバーは、相当な頑固者揃いで絶対に修正だの訂正だのはしないだろうと思っていたので、ちょっとびっくりした(^_^;。が、代表の西尾幹二氏の談話を読むと、「市販本を読んでくれた方の意見を聞き、直すべきところは直す」「中国や韓国の人たちを傷つける気持ちはない」という内容で、とにかく「教科書を良くしていきたいんだ」という決意が伝わってくる。
 あと、こちらもびっくりしたのは、扶桑社以外の全ての教科書が、すでに自主訂正を行っていたという事実。しかもどこも大量の訂正を行っており、最も多い出版社では1,558カ所に上っているとのこと。何なんだろう、この数字は。しかも、自主訂正個所を発表したのは扶桑社のみで、あとは一切公表されていない。
どこの出版社がどんな記述をどう訂正したのだろう。気になる。
 さっそく中国政府が「こちらの修正要求した箇所は訂正されていない。引き続き再修正を求める」との声明を発表したが、ちょい待ち。扶桑社はあんたらの要求を呑んで訂正したわけちゃうんよ。全く、どこまで尊大な国なんだろう。

 大リーグのファン投票最終結果が出た。イチローは337万票余りで全リーグ通じて最高得票を獲得。新人選手が全体の得票数1位となったのは、大リーグ史上初めてのことだそうだ。しかも、日本からの投票数を差し引いてもイチローの得票数1位は変わらないということで、彼は名実ともにアメリカ国民から最高の評価を得たことになろう。
 かつて、狭い藤井寺球場のライトスタンドから見ていた「背番号51」が、本場の大舞台での「背番号51」になる。嬉しいような寂しいような。

 ……としみじみとしたことを書いてはいるが、実は私は今、大変むかついている。
 昨夜のこと。KSD汚職で逮捕された村上被告が保釈金8000万円で保釈されるというニュースを見た夫が、「なんでや!金さえ持ってたらええんか!」と怒り狂って(夫は金にうるさい)私に八つ当たり。「お金があるから幸せとは限らへんでしょ。あっても不幸な人も多いよ。私らはお金ないけど幸せやんか」となだめたが、「いーや、世の中金や!」とまだネチネチ言ってるから、
「じゃあ私と1億円、どっちを取る?」と言ったら、迷わず「1億円!」。しかも「金は文句も言わへんし、説教もせーへんしな!お前さえおらんかったら、俺の給料全部、自分の好きなように使えるのに!」って。
 さすがに私も怒ってブーブー言ったら、「そんな態度に出てえーんか?パソコン壊すぞ!」って。壊されたら仕事でけへんから、こっちが平謝り。もう、毎回喧嘩になるとパソコン人質に取ってしまう夫にむかつきっぱなし。「前に『喧嘩になってもパソコンを移動させません』って誓約書書いたやんか!(過去ぼやき01年03月分の3月29日分参照)」と私が言っても、「俺は『壊しません』とは一言も書いてへん!」と屁理屈で返してくるし。
 ほんとにお金のことになるとえげつない夫で、しかも言うことが全然現実的でない。「石橋貴明は大した芸もないのに、『うたばん』で1回何百万ももらってる。おかしい!俺が出た方がおもろいっちゅーねん!」とかそんな文句ばっかり。…こいつ、前世で悪徳高利貸しでもやってたんかいな?と思う。
 ところが、話はこれだけではないのだ。この喧嘩の後、キッチンに行ったらゴキブリさんが飛んでいた(爆)。私は「虫」という漢字を見ただけでも鳥肌が立つような大の虫嫌い。まさに泣きっ面に蜂。
 私は先ほどの喧嘩のことも忘れて、「ひゃー!ゴキブリー!た、たすけて、夫!」と泣きながら助けを求めたが、夫はまだ怒り100%といった面持ちで、「俺はゲームで忙しいんや!相手してられるか!」。「ゲームなんて後でできるやん。えーん、見捨てないで!」と卑屈に哀願したが、「知るか!」と手をふりほどかれてしまった。
 結局、私は1人泣きながら殺虫剤を撒き散らし、最後は熱湯をぶっかけてゴキブリさんを亡き者にした。しかも死体処理がまた大変。できるだけ見ないように視線をそらせながら始末した。もう全身鳥肌&汗だく(__;)。
 寝床に入った後、「なんで私はこんなヤツと結婚してしまったんだろう…」と真剣に悩んだ。もう嫌だ。いっしょにいたくない。そうだ、明日、賃貸住宅情報誌を買いに行こう!…と思ったけれど、とりあえず今日は仕事が忙しくて、それどころじゃなかった。…というあたり、まだまだ私も切羽詰まってないってことか?……

7月2日(月)中国に調子を合わせるだけの薄っぺらな紙面作りでは、だれが敬意を払うだろうか

 日米首脳会談は概ね上手くいったようだ。専門家も70点とか100点とか、けっこう良い点数をつけていた。
 京都議定書のアメリカ離脱問題や沖縄基地問題など、いろいろ懸案はあるようだが、何をするにもまずは相手との信頼関係を築くことが先決だと私は思う。お互い、人となりをある程度知れば情も湧くし、多少トラブっても何とかなったりするものだ。その点では今回の会談は成功と見ていいのでは?
 朝日新聞が日米首脳会談に先立ち、社説でまたしても中国一辺倒の発言をしていた(6/30分)。「中国をとことん語れ」という副題で、「(会談で)とりわけじっくりと対話してもらいたいのは中国への対応」とアピール。ブッシュ政権を「中国への強硬姿勢が目立つ。冷戦期の旧ソ連に代わる『仮想敵』と言わんばかりの扱いだ」と批判したうえで、「ことさら中国の脅威を言い立てて得られるものは何もない。首相はそのことを大統領に説くべきである。日米関係の真価は中国をめぐって試される」と締めくくっていた。
 が、実際の会談では、中国政策については、「良好な日中関係は『強固な日米関係の文脈の中で実現すべき』との考えで一致」するにとどまったようなので、朝日にとっては期待はずれの結果だろう。
 ついでに言えば、
朝日新聞はこの日の社説で、「米国に調子を合わせるだけの薄っぺらな外交では、だれが敬意を払うだろうか」とも言っていた。「米国」を「中国」と変えて、この言葉をそっくり朝日の記者たちに返したい。「中国共産党御用達新聞」と揶揄されても仕方のない偏狭な紙面作りをこのまま続ければ、読者はどんどん離れていくだけというのがなぜわからないんだろうか? 今まで中国寄りで来たから、もはや引き返せないのか? 単なる意地っ張り?(^_^;
 ……しかし、小泉さんのあのラルフローレンの青いシャツ、意外に安くて9,800円とのこと。チープなお人やなぁ。さっそく全国のラルフローレン販売店に問い合わせが殺到してるらしい。私もお洒落に無頓着な夫に着せたいわぁ(^◇^;)。

 小泉首相、お金……と来れば、今日発表された国会議員の年収。
 小泉首相の年収は2,550万円だそうだ。これには歳費(国会議員の手当)の他に、講演料や原稿料なども含まれている。但し、これは前年度のものなので、来年発表される分では幾らかアップしていることだろう。
 扇千景建設大臣、坂口厚生労働大臣は約2,100万円、石原伸晃行革担当大臣は約2,500万円。気になる田中真紀子外務大臣は約4,500万円だそうだ。ただ、真紀子さんの場合、株式配当や役員報酬なんかも含まれているのでこういう額になってるらしい。民主党の鳩山党首は9,000万円ほどで、これは政党の党首としてはトップ。さすがお坊ちゃま!?(;^_^A。
 ちなみに、国会議員の月収というのは、
   議長・首相 230万円  副議長・大臣 168万円  一般議員 138万円
とのこと。
 もちろん、これ以外にボーナスはつくものの、私はこの月給はちょっと安いんでないか?と思う。いや、本音は
「138万円ももらってりゃ十分でしょ」なんだが、反面、「この程度しかもらってないから、汚職事件が次々と起こるんじゃないか?」という気もするのだ。
 昨夜、テレビで見たのだが、某売れっ子キャバクラ嬢は月2回払いで1回につき100万円以上の報酬を得ているそうだ。つまり、月収200万円以上。
 だから、一般議員の月収が138万円ってのが、何だか安く見えてくる。もっとも、欲深で倫理観の欠如している政治家だったら、月収がいくら高くても、おいしい話が来たら飛びついちゃうんだろうけどね。
 折しも今日、KSD汚職で受託収賄の罪に問われている村上・前参議院議員の初公判が行われた。全面否認し、無罪を主張しているようだが、贈賄側のKSD前理事長は罪を認めている。どうなることやら。

 石原都知事が、昨日、複数の番組で田中真紀子について言いたい放題。立場的に何も言えない小泉さんの代わりに、あえて彼が言ってやってるんじゃなかろうか?(^_^;。でも、私は真紀子さんは更年期障害とかじゃなく、根っからああいう人なんだと思う。
 そういや、やしきたかじんも関西ローカル番組で吠えていた。「単なるいちびり(調子乗り)で、しゃべり(おしゃべり)なオバハンなだけやん!」と。やしきたかじんは嫌いだが、この言葉には深くうなづいた私であった。


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