2011.05.07 Saturday 03:05
くっくり
青山繁晴
「それでもう1つ、もう1つのアメリカの心配事がこれなんです」
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村西利恵
「2つめは、『もはや福島じゃない』」
青山繁晴
「はい。だからこれは、あの、カギカッコってのは実は、アメリカのその、NRCの高級幹部が、これは僕にじゃなくて、日本政府に言った言葉なんですよ、実はですね、日本政府の人に。で、これはさっき言った通り、福島が安全て意味じゃないです。でも、さはさりながら、アメリカ軍の、シーバーフ(CBIRF)っていうね、ちょっと日本語で言いにくいんですが、要するに放射線対策を施した特殊部隊っていうのは、来週もう帰ることになりました。従ってアメリカは、もし大地震がもう一回来たら大変だけども、今の状態で行けば、ま、時間はかかるけれどもだんだん安定していくから、その特殊部隊までは要らなくなったっていう考えなんですよ。しかし、実は日本にはもう1個大きな心配があるじゃないかと彼らは水面下で日本政府に言ってて、それは何かと言うと、福島じゃなくて、これなんです」
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村西利恵
「それが中部電力の持つ浜岡原発」
青山繁晴
「はい。で、これ地図にないけど福島この辺ですよね。で、実際、東京には大きな被害、あの、原子力災害から被ってないわけですよ。ところがこれ前から言われてることなんですけど、中部電力の浜岡原発の場合は、ここで何かあったら東京が壊滅すると、風向きから言ってですね。しかもこれちょっと絵、出ますでしょうか」
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青山繁晴
「この中部電力の浜岡原発がどういう場所に建ってるかというと、この東海地震、これ関西にも関係あって、ここ南海地震、心配されてますね(紀伊半島の南を指して)、つながったら東南海地震。その東海地震の何と震源域、その真っ只中に実は建ってしまってて、学者の研究報告の中には、ここに断層が複数通ってるっていう見方もあるわけです。そしてもう1つはですね、この、ここの、つまり3月11日の地震で引き起こした太平洋プレートと隣りの、フィリピンプレートが動き出すんじゃないかってことを、世界が心配してて、それをNRCの人はそれを僕にも、ザ・ネクスト・プレートって言ったんですよ。ネクスト・プレートっていうのは次のって意味じゃなくて、隣りのって意味なんですよ。だから、これは、今止めないと、動かしたまま、また大きな地震が来たら、福島第一原発を超えるような被害になるかもしれない。というのは、海に対してはこっちの方が弱いんじゃないかと言われてて、ま、今あの、政府が見直しやってるから、その、新たに防波堤を造るってことになってるんですが、それ2、3年後に出来上がるわけです」
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