「アンカー」原発対応 官邸未だ機能せず&エネルギー政策 青山繁晴×和田武
2011.04.07 Thursday 03:56
くっくり
山本浩之
「メタンハイドレートをメタンガスにする」
青山繁晴
「溶かすだけです。溶かせばメタンガスになりますから、普通の天然ガスと同じなんで、そのまま火力発電所に使えるわけです。これ勝手に言ってるんじゃなくて、火力発電所の所長の何人もに確認した上で申してます。次は、分散型エネルギーと書きましたが、これ今までの電力、特に日本とか先進国はそうですよね、つまり原子力発電所のような1箇所でものすごいたくさんの電力を作って、それを送電線でみんなに配ると。だから集合型なんですよね。それを分散型にしましょうと。つまりお家ならお家、会社なら会社が自分で分散して、自分でエネルギーを作りましょうと。これは和田先生からあとでお話あると思いますが、例えば風力とか太陽光、太陽熱も入るんですが、僕は実は風とか、特に風力に依存するのは反対なんです。そうじゃなくて、僕がとりあえず分散型で一番有力だと思ってるのは燃料電池です。燃料電池は実はもう一部実用化されてて、今は作るコスト、維持費も高い、耐久性も弱いからまだ普及してないけども、例えば今、電気自動車が出ようとしてるでしょ。電気自動車は今はリチウム電池っていうバッテリーなんですが、やがて燃料電池に変わっていきます。燃料電池というのは要するに水素と酸素、水が分解するのを反対にもう一回くっつけて、くっつけたら水が出るわけです。実際には温かい水ですけども。その作用によって電気を安定的に作ることができて、小さくすると、各家庭や会社にこの燃料電池を置けば、要するにどこかから、発電所から電気を送ってもらわなくても自分で賄えることになる。僕はこの2つが柱だと思います」
山本浩之
「和田さんの提案、今度は聞きたいと思います。よろしくお願いします」
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和田武
「私は自然エネルギーを中心にしてですね、それを普及促進して、で、これは自然エネルギーというのはどこにでもあるんですね、資源が。ただ資源としては非常に薄く存在するといいますか、但しそういうものについては農村を中心にした、地域を中心にして作っていくということが非常に重要なので、農村の活性化につながります。当然、今まあ震災で被害を受けている地域も、そういう地域多いわけですから、今後そういう所の復興にもこれを十分に使っていける。で、資源量でいえば、世界的に見たらもうエネルギー資源というのは、現在の世界の使用量の何倍もあるんですよ」
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