「アンカー」原発対応 官邸未だ機能せず&エネルギー政策 青山繁晴×和田武
2011.04.07 Thursday 03:56
くっくり
山本浩之
「でしょうね。今日は、日本のこういった電力について考えていくんですけどね。これ日本の原発、どうなっていくというふうに思われますか」
青山繁晴
「まずこの原子力政策大綱のいわば上と言っていいと思うんですが、エネルギー基本計画って日本にあるんですね。すでに一度今の民主党政権が閣議決定をしたんですが、2030年までに今の原発50数基に加えて、14基の原子炉を増設するというのがもう一旦決定されてたわけですけど、これもう全部アウトだと僕は思います。推進とか反対とかそういう議論ではなくて、原発ってまさか空中に造るわけがなくて、必ず日本の国土に造るわけですから、そこに住んでらっしゃる方、たとえ人数は少なくても、その方々の同意が得られるはずがない。同意なく造ることは絶対ありませんから、日本は民主国家なので。従って原子力は、今ある物を使うのか使わないのか、使うとしたらいつまでなのかってもうその問題にガラッと変わってるわけです。新規増設はもうあり得ないです。福島についていうと、今問題になってる福島第一原発の1、2、3、4はもう廃炉に決まってます。しかし例えば5号機6号機はもう落ちついててそれどうするのか。それから福島第二原発が少し南にありますが、それ安定したがどうしますか。これ電力関係者に聞くと、どの関係者に聞いてもダメですと。だからもうはっきりしてるのは、原子力が占めてきたエネルギーの地位が小さくなるのは避けられない。だから違うエネルギーをどうするかっていうのはもう必ず…」
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