「アンカー」原発対応 官邸未だ機能せず&エネルギー政策 青山繁晴×和田武

2011.04.07 Thursday 03:56
くっくり



山本浩之
「じゃあ具体的にその資源エネルギーについて後ほどお話を伺うとして、実現するためには政策が必要ですよね」

和田武
「そうですね。もう政策をきちっと作っていくということが非常に重要です」

山本浩之
「例えば、ここに日本とドイツの比較がありますけれども、これはどういうことでしょうか」
image[110406-06graf.jpg]


和田武
「これをご覧になっていただくと、もう一目瞭然なんですが、左側の日本は、ま、一番下が水力なんですね。で、上が水力以外ですが、圧倒的にダム付きの水力が多いです。で、水以外のところは増えてはいるんですけれども、水力の占有率が高いもんですから、これが上下するともう全体が上下すると。で、パーセンテージから言っても、今、エネルギー全体の3%ちょっとしかありません。これはまあ電力ですけどね。電力の場合でもまあ1割ぐらいしかありません。それに対してこれドイツですが、ドイツはこういうふうに、1990年からもう5倍以上に増えてるんですね。これが従来のいわゆる原発推進策と一体なんです。で、日本は原発推進政策、ドイツは脱原発政策、とってきてるわけですね。そのかわりにまあCO2も削減しなければいけませんね、温暖化防止のために。だから再生可能エネルギーを非常に急速に普及してきたわけです」

山本浩之
「ドイツの風力発電の、こちらにフリップを用意させていただきました。この説明お願いします」
image[110406-07kaze.jpg]


和田武
「はい。これは実は北海の埋め立て地の村です。小さな村で160人の人口の村です。ところがその小さな村でですね、これ全部違う風車ですけれども、32基、3.75万kW、村の電力消費の500倍を生産する。それを村民たちが出資して作ってます」

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