天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
2011.04.02 Saturday 01:45
くっくり
「御言葉」映像の公表、お住まいの皇居・御所での「自主停電」、さらに、御料牧場の生産品の卵・野菜を避難所に届けられたり、那須御用邸の職員用の風呂を避難者に開放されたり……。
これらは全て両陛下のご発案だそうです。
2009年、天皇陛下御即位20周年にあわせてNHKが行った世論調査で、「天皇制は廃止すべき」と回答した人が8%いました。
このたび天皇皇后両陛下が訪問された避難所には、そのような考えを持つ被災者もおそらくいたことでしょう。
が、一切の思想や立場を超え、全ての国民を分け隔てなく包み込んで下さる存在が、まさに両陛下なのです。
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実は、両陛下の避難所ご訪問を伝えた産経3/31 1:16の記事(2ページ目)には、皇室にまつわる根拠のない噂がネットで出回っている件についても掲載されていました。
そう、陛下や皇族方が、余震や放射線の影響を避けるため「京都に移動された」などという書き込みがされていた件です(今でもこの種の書き込みはあるのでしょうか?)。
真偽を会見で問われた宮内庁幹部はこう答えています。「答えるには及ばない。陛下がどこにいらっしゃるかは、みなさんが一番ご存じのはずです」。
宮内庁としてはほんと、答えるのも馬鹿馬鹿しい話ですよね。
私も2ちゃんねる等でそういった書き込みは何度か目にしました。
「東京は危険だから京都に移られたのなら良いこと」といった善意(?)の書き込みもありましたが、残念なことに、「被災者置いてけぼりで自分たちだけ京都に逃げた」的な書き込みも少なからずありました。
そういう悪意に満ちた書き込みを見た時は「アホか!」と腹が立ちましたが、後々、せっかく日本人に生まれたのに、天皇陛下の有り難さが分からない人たちもいるんだなあと、ちょっと可哀想になりました。
(もちろん今後もし本当に東京が危険な状態となって、住まわれ続けることが皇室の危機につながるような深刻なことになった場合は別ですが、現在そんな心配は全く不要ですから!)
常に国民と共にあられ、国民のために祈りを捧げて下さっている両陛下。
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