天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
2011.04.02 Saturday 01:45
くっくり
(日本経済新聞3/30 19:59)
両陛下がこのたび見舞われたのは、何十万人もの被災者のごく一部に過ぎませんが、このニュースを避難所のテレビで目にした方々も、多少なりとも勇気や希望の光を胸に灯すことができたのではないか、と私は思います。
あと、ついでと言っては何ですが、今回主要メディアを巡回したのを機に、「敬語」についても改めて調べてみました。
●両陛下に対して敬語を使っているのは……
産経新聞、読売新聞、時事通信、共同通信、日経新聞、
NHK、TBS、日本テレビ、フジテレビ、サンケイスポーツ
●基本的に敬語を使っているが一部敬語でないのは……
テレビ朝日、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ
●敬語を使っていないのは……
朝日新聞、毎日新聞、スポーツニッポン
何か分かりやすいですね(^_^;
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皆さんご承知のとおり、日本は自然災害の多い国です。
大きな災害が起こるたび、両陛下は、避難所へのご訪問や被災者へのお見舞いに駆けつけられてきました。
その場面を、私たち国民はこれまで何度も目にしてきました。
そんな中、私がとても感じ入った話があります。
2009年11月、天皇陛下が御即位20周年を迎えられましたが、その時行われた政府主催の「天皇陛下御在位20年記念式典」でのことです。
新潟県中越地震の被災者を代表して同県の泉田裕彦知事が祝辞を述べた中で、両陛下の忘れられないエピソードとして、このような話をしたのです。
【昨年(2008年)9月、両陛下に山古志の復興状況をご視察いただいた時のことです。復興が進み、元気を取り戻した被災者に、両陛下がねぎらいといたわりのお言葉をおかけ下さったあとに、80歳ぐらいのおばあさんが『自分は歳を重ねているのでおかしな話だが、まるで両親がお見舞いに来て下さったようだ』と感激をされていました。私はその言葉を聞き、どんな時でも分け隔てなく国民をご心配し、慈しんで下さる両陛下は、国民にとって無償の愛を我が子に授けて下さる両親のような存在として、国民の心の支えになって下さっているのだと改めて思いました】
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