天皇皇后両陛下が避難所ご訪問 このような方々を戴けた日本人の幸運
2011.04.02 Saturday 01:45
くっくり
宮内庁によると、両陛下は今回の震災に深くお心を痛めておられ、一日でも早く被災地を訪れたいとのお気持ちを強くお持ちだとのことですが、行方不明者の捜索活動が続いている等の現状を踏まえ、現在は現地入りを控えておられるそうです。
今後、そういった活動の支障にならない時期を選んで被災地を訪れ、被災者を励ますとともに、災害復旧に当たっている人たちをねぎらいたいとのご意向を示されているとのことです。
一日も早くそういう日が来ますよう、国民のひとりとして切に願います。
image[110401-02budoukan1.jpg]
それはそうと、天皇陛下がお召しになっているジャンパー、すごく見覚えがあるなぁ……と思ったら、
image[110401-03hansin.jpg]
もしかして、16年前の阪神淡路大震災の時と同じ物でしょうか?
(同じデザインの物を新調されているのかもしれないけど)
昭和天皇が終戦後の御巡幸で、「国民がみんな着る物もなくて困っているのだから」と、10年以上も前に作られた古いスーツ、それも繕ったものを着て回られたという有名な話がありますが、それをふと思い出しました。
(その後、昭和22年夏の東北巡幸の際に新調されたそうです。側近らから「古い洋服を着ておられては、我々の肩身が狭くて困るのです」と言われたのが理由だとか)
……あ、新調といえば、民主党が800万円以上かけて“おそろい防災服”をあつらえる予定だとの報道がありましたが(zakzak3/31)、事実だとしたら神経を疑いますね。
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両陛下に今回お声をかけていただいた被災者の方々のコメントを、ニュース記事から拾ってみました。
両陛下は「お大事にね」「少し休めましたか?」などと、すべてのグループに声をかけられた。福島県浪江町から避難してきた養護学校講師、浮渡(うきと)健次さん(34)は「本当に心配してくださっている気持ちが伝わってきた」と話した。
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