無能政府に失望しながらも私たちは私たちで頑張るしかない

2011.03.26 Saturday 02:31
くっくり



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【外信コラム】上海余話 「自粛論」採用せず(産経3/25 2:57)
 東日本大震災の発生から4日後の15日、「上海国際ギフト展」開幕を翌日に控えた会場で、主催者である上海世界貿易商城の傅禄永氏はわが目を疑った。

 出展企業の半数を占める70社の日本からの出展者が1社も欠けることなく、計画時間通りにぴったりと搬入し終えたからだ。「こんな困難な時期なのに計画通りに仕事が進められるとは。中国人スタッフ全員が感銘を受けた」と話した。

 70社いずれもが、たまたま被災地から離れた東京や徳島などからの参加だったという事情もある。ただ岐阜の繊維メーカー浅野撚糸の浅野雅己社長は「実は震災直後、社内外から海外の展示会への出展は『自粛すべき』と声が上がったのも事実」と明かした。

 それでも浅野氏はあえて「自粛論」を採用しなかった。「震災をオールジャパンで乗り切るために『自粛』などしているヒマはない」と考えた。「こんな時だからこそ日本企業は、海外市場の開拓で企業業績を伸ばして、日本国内での雇用を増やし、しっかり納税して社会に貢献できる企業体を強化しなければならない」との思いが募った。

 傅氏ら主催者は役員会で会場での義援金受け付けを即座に決めた。「被災者や救援する人の姿、企業のがんばりをみて日本人のイメージが相当上がった」と声を詰まらせた。(河崎真澄)

■産経新聞3/24付談話室(読者投稿欄)兵庫県西宮市在住・39歳女性の投稿より
 16年前の阪神大震災のときは、新入社員だった。近所の人もたくさん亡くなっていたが、がれきを横目に、毎日通勤した。「会社に行っている場合なのか」と考え、つらかった。

 しかし、数カ月たつ頃には「元の普通の生活を取り戻すこと」の大切さを理解するようになった。

 働くことのできる人は、無理をしてでも社会を動かすことが復興の力になると感じた。

 被災地のニュース映像など見ていますと、津波で店が流されてしまったけれども道端で店を再開した被災者の方など、「元の普通の生活を取り戻すこと」を懸命に実行されている方々が着実に増えてきているのが分かります。

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