【東日本大震災-2】外国人から見た日本と日本人(23)

2011.03.22 Tuesday 01:30
くっくり



 さらに、「彼らは暗闇の中、迷宮のように機器が入り組んだ施設内を懐中電灯だけを頼りに、酸素ボンベを背負って海水注入などの作業にあたっている。白い防護服とマスクに身を包んでいるものの、それはわずかに放射能から保護するものにしかならない」と報じた。

 記事には中国人ネットユーザーからは多くのコメントが殺到。「彼らこそ真の英雄だ!」、「武士道精神を示した」、「まさに現代の神風特攻隊だ」、「職務を忠実に守り、人の命のために自分を犠牲にする人は、どの国の人であっても尊敬に値する」、「真の勇士たちに敬意を表する!」といった称賛の声が多く寄せられた。(編集担当:畠山栄)

ソウルからヨボセヨ 韓国人の“情”とは(産経3/19 3:03)
 日本の東日本大震災で韓国人からお見舞いの電話やメールをたくさんもらった。数十通にもなる。何年ぶりという人もいる。日本人に気持ちを伝えたくて、頭に浮かんだからという。マスコミには日本への慰労、激励、支援の声があふれているが、街では知らない人まで声をかけてくる。

 韓国人は、韓国語的にいえば日ごろから“情緒的”だ。感情的、感傷的といってもいい。感情に正直で、韓国人自身がいうように「情が深い」のだ。不幸な人がいると黙っていられない。だから路上のモノもらいや障害者のモノ売りなどにもすぐお金を出す。

 連日、報じられる日本の被害や不幸は、ひどければひどいほど黙っていられないし、じっとしておれない。その気持ちは衝動に近いからてらいも計算もない。ただ素朴で純粋な感情の表れなのだ。

 「被災の日本人に」と支局にやってきた韓国青少年図書財団理事長の李晟遠さんは、千ドルの入った封筒を置いていった。日本統治時代に小学6年まで日本の教育を受けたという保守派知識人。「私は書物を通じ日本にお世話になったので、その恩返しのつもりで…」という。

 こういう雰囲気だからわれわれ日本人は表情を引き締めていなければならない。ありがたくも厳しい(?)状況ではある。(黒田勝弘)

救援物資を待つ日本人の姿に感動した! (ここヘンJAPAN3/17 14:00)
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