「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(1)

2011.02.19 Saturday 00:56
くっくり



山本浩之
「うーん」

東谷暁
「それをですね、えー、9割ぐらいその、市場が席巻されるようなシミュレーションをやっている。あまり意味がないし、問題の本質から目をそらすものだと思っています」

山本浩之
「なるほど」

岡安譲
「で、問題の本質から目をそらすって今、言いましたよね。だから問題の本質はお米じゃないっていうことなんですよ」

山本浩之
「いや、ちょっと待って。今までそのTPPに関しては、例えば今の日本の農業の仕組みじゃダメだと。これを何とか変えることによって、その条件付きで、TPPに参加したらどうだっていう意見が、けっこう、東谷さん、多いじゃないですか」

東谷暁
「まさにそうなんで、その、今、条件付き賛成派っていう人たちが、(農業を)強くするんだって言ってますね」

山本浩之
「言ってますよね」

東谷暁
「どうやって強くするかというと、例えばですね、今まで農協が仕切ってた部分を、民間の企業に任せようじゃないかって話をしてるわけです。そうすると強くなることになってるんですが、じゃあ、そういう強くする民間企業って一体どこにあるんでしょう」

山本浩之
「はあー。…その…」

東谷暁
「ですから、ですから、実は、あの、アメリカの狙いというのはですね、この、強ければ強いほど、日本の農業をどうにかして、自分の傘下に入れたいということになってくるわけです」

岡安譲
「そうなんですよね。つまり、アメリカは日本の農業の何を狙っているかというと、東谷さんによると、これです」

image[100216-16nouti.jpg]

岡安譲
「狙われるのはコメとかじゃない、日本の農地と農業法人だ。一体これはどういうことなのか気になりますね。これはコマーシャルのあと、詳しく解説していただきます」

(いったんCM)


「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終に続きます。

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