「アンカー」戦後65年間の嘘が鳩山・菅政権のどん詰まりを生んだ

2010.12.09 Thursday 02:46
くっくり



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村西利恵
「それはつまり、衆議院『再可決』の路線、衆議院で3分の2となる319議席を確保したいという思い」

青山繁晴
「はい。この衆議院再可決ってのは、ちょっと懐かしい言葉で、ね(笑)」

山本浩之
「懐かしい…(一同笑)」

青山繁晴
「あの、最後の自民党政権だった麻生政権の時に、もうこの再可決を一生懸命やって、そのためにですよ、要するに衆議院の多数派を守りたいから、もう解散総選挙が遅れて遅れて遅れて、そしてもう最後のどん詰まりで、総選挙をやったから、自民党は政権を失ったんですね」

山本浩之
「再可決するたんびに支持率下がっていきましたからね」

青山繁晴
「そのとおりです。その再来をやろうとしてるわけですよ。で、現状ではですね、あの、目の前にあるのは、さっき言った予算関連法案が、これは衆議院の優越ありませんから、参議院で否決されたら、そのままだったらこれあの、予算使えないことになるから、衆議院に戻したいと。で、その時にですね、これほんとにギリギリなんですよね。3分の2って319議席になるんですが、今307です、民主党は。そして、国民新党と社民党だけでも実は足りない。何とその、与党系の無所属の議員、このうち1人でも、俺、嫌だんべと言ったらですね、これ318でダメなんですが、このほんとに薄い氷の上に乗っかるようなことで、その、反撃しようとしてるわけですよ」

山本浩之
「そうですねー」

青山繁晴
「しかし菅さんからしたら、ねじれ国会、本来は公明党とやりたかったけれども、公明党は、地方議員が大事なんですよ。その、公明党のいわば足腰ですからね。菅さんと組んでて、その4月に迫った、統一地方選挙で公明党、創価学会グループは勝てないと思うから、もう菅さんに乗ってくれないんですよ。でも、これだったら行けるでしょうってことを一生懸命言ってるから、社民党と組もうとしてるわけですが、これは、僕は致命傷になるんじゃないかと思います。どうしてかというと、社民党は、ひとつは、もちろん普天間について、その、やっぱり辺野古に移しますよと、鳩山さん時代と違って移しますよってことを日米で合意したのに、社民党はそれをひっくり返せと言ってるわけですから、アメリカは当然、やっぱこの政権もダメかと。そして依然として、アメリカは日本の政権交代を促す、実は影響力を持ってますから残念ながら。その意味では日本はほんとの独立国とまだ言えなくて、まず、その、アメリカに対して不信感を生む。で、その普天間だけじゃなくてもう1個、同じアメリカがびっくりしてるのはこれですよね」

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