「アンカー」戦後65年間の嘘が鳩山・菅政権のどん詰まりを生んだ
2010.12.09 Thursday 02:46
くっくり
村西利恵
「ベトナムだけは、中国からの武器輸入を拒否している」
青山繁晴
「はい。ベトナムだけは、中国から安くても武器は買わないんですよ。だからアメリカはベトナムだけは信用して、この、ここの沖に、さっき、あの、こないだジョージ・ワシントンっていう空母を出して、アメリカとベトナムはあれほど戦争で殺し合ったのに、連携をするってことを言ってるわけですよ。これが、リアルな世界の現実であってね。この私たちの、僕が今日冒頭で出した、あの、戦後の日本の嘘を撃てっていうのはね、リアルなことを何も勉強しないで、私たち、僕自身も含めて、その勉強が足りないまま、嘘のことだけをね、基準にしてるから、国がとうとう行き詰まってきたっていうことであり、たとえば鳩山さんが、あの尖閣諸島の周りの海も、友愛の海って言ったのは、外交ってのは仲良くすることだというね、その、世界の非常識を、私たちの常識として教わってきた、だから鳩山さんがおかしいっていうだけじゃなくて、実は日本の戦後のある意味の、象徴の鳩山さんだし」
山本浩之
「はあー」
青山繁晴
「菅さんが、やることが何だか分からないっていうのは、あの戦争に一回負けただけで、国というものは目標を持っちゃいけないんだと、目標持たない国家でいなきゃいけないんだということを思い込んできたから、菅さんはその、いわば、あの、どん詰まりとして、何をしたらいいか分からない菅さんが現れたと、いうことをね」
山本浩之
「そうか、どん詰まりの時代だからそこで発言する総理の言葉ってのは結局ああいうふうになっていくわけですね」
青山繁晴
「そうです。で、あの、大事なことは日本だけじゃなくて、アジア全体がもう、今までのたとえば北朝鮮とか、そういう国がありましたねというのがもう、壊れようとしてるわけですよ」
山本浩之
「ええ、ええ」
青山繁晴
「で、その時に、いわば私たちがこの敗戦後、何をさぼってきたのか、何を思い込んできたのか、ちゃんと分かる(分からせてくれる)総理が2人現れたってのは決して絶望じゃない」
山本浩之
「なるほど」
青山繁晴
「幕末の時と同じです。世の中徹底的に、悪くなると日本は必ず甦るんですよ。で、その上でね、あの、大事なことは、あの戦争をもう一度フェアに見直すことだと思うんですが、もう、最後にもう1個今日は残念なことを言わなきゃいけないのは、菅さんは人気回復のために、たとえばこんなことを今なさってるんです」
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