支那人の民族性を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
2010.12.07 Tuesday 01:58
くっくり
「馬鹿は死ななきゃ直らない」と言うが、何度騙され、何度殺されても直らないのが宣教師なのだ。
調べると、17世紀前半にもめでたい資料がある。中国政府が布教活動に協力し援助したと、小躍りしている。さて小躍りして出かけた宣教師はどうなったか。政府の許可を受けた暴漢に殺される者あり、「協力、援助」を約したはずの政府により処刑される者あり、と痛ましい最期を遂げたのである。
どうしても殺せない相手には敬服し信服するのが中国人である。宣教師はこの辺のところを見逃してきた。何度死んでもわからない。
陰で国民党が虐殺の糸を引いていることが明らかであるのにもかかわらず、毅然とした態度を示さないからますます付け上がる。これでは犯罪が減るはずがない。
(p.171-173)
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【巨額の援助を不満とする中国人】
「適格な教師の派遣を」と言われるが、これを自虐的という。結果が現れないとすぐ「努力が足らん」と言う。しかし、すでに、少なくとも1億1千万ドルも援助し、功成り名遂げた優秀な教師を数千人も派遣している。教師を殺害し、校舎を焼き討ちする国に、である。政府が音頭をとって反米運動をする国に、である。
演技のうまい中国人にコロッと騙されているのである。「期待していたアメリカ人に裏切られ失意のどん底に落とされた」と迫真の演技の中国人。「あぁ、期待を裏切ってしまった」と反省するアメリカ人。行商だろうが苦力だろうが主演男優、女優になれる。中国暮らしも長くなると、慣れっこになって、奴らの下心がわかるから、ガマ口だけはしっかり締め、大笑いするところである。ところがアメリカでは舞台裏の解説がないから、大方は演技とも知らずコロッと騙されるのである。
呆れてものも言えないが、現地ミッションスクールの教育成果が上がらないのもアメリカ人のせいにしているようである。しかし前述したように、アメリカの一流大学に留学しても、出来が悪いのは同じである。実は、彼らに本当に必要なものは「徳育」である。これこそ中国人に欠けたものだが、簡単にできるようなものではない。
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