命を賭すほどの最高の価値を見つける構えを持って(西部邁さんの論説)
2010.12.04 Saturday 04:07
くっくり
私は今年、NHK大河ドラマの「龍馬伝」をずっと見ていました。
一回も欠かさず見たのは2004年の「新選組!」以来だと思います(実はけっこう幕末好き(^^ゞ)。
史実と違うのでは?などと首を捻る箇所もいろいろありましたが、ま、ドラマですしね。全体としてはなかなか良かったんじゃないかと思います。
私の妹なんかは歴史に全く興味がないタイプだったのですが、たまたま、龍馬を演じた福山雅治さんのファンだったので、毎週熱心に見ており、歴史にも少しは興味が持てるようになったと言います。
歴史ファンの裾野を広げるという面でも、意味があったドラマだと思います。
その「龍馬伝」を引き合いに出すまでもないことですが、幕末には、100年後、200年後の日本を憂い、命を賭して国のために尽くした志士が大勢いました。
攘夷論にもいろいろあって、刀で西洋人を追い払おうとマジで考えてた人たちもいたけれども、最終的には、「現時点では西洋列強とまともにやりあっても植民地にされてしまうだけから、不平等な形であってもひとまず開国して、時間を稼いで近代化を進め、西洋列強と対等に渡り合えるだけの力を蓄えよう」って方向で進んだわけですよね。
そして実際、先人たちは幾多の苦難を乗り越え、近代化を成し遂げたわけです。
翻って、今の日本です。
民主党政権、すなわち鳩山政権&菅政権のこの体たらくは何ですか。
今さら改めて言うことでもないのですが、私が想像してたのより100倍ぐらいひどいぞ!!
普天間基地移設をめぐる迷走や、日韓基本条約の無効すら呼び込みかねない菅談話(その意味では村山談話よりひどい)や、尖閣衝突事件にまつわる一連のずさんな対応や、ロシア大統領の北方領土上陸を許してしまったこと等々の、外交・安保に限った話ではもちろんありません。
選択的夫婦別姓(ヤバイ動きがあります。最後にまとめて紹介します)、外国人地方参政権付与、人権侵害救済機関設置(旧人権擁護法案)の日本解体3法案は言うに及ばず。
内政でも、政局でも、まぁ次から次へとよくこんなに問題起こすなぁと、全く呆れ果てます。
12月4日に臨時国会が閉幕しましたが、これもひどい有様でしたね。
[7] << [9] >>
comments (21)
trackbacks (1)
<< 「アンカー」ウィキリークスから読み解く半島情勢&北砲撃は中国了解済!?
支那人の民族性を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ >>
[0] [top]