「アンカー」ビデオ流出で検察レジスタンス&APECで外務省サボタージュ

2010.11.18 Thursday 02:59
くっくり


村西利恵
「ここでズバリキーワードは、『まさか中国と…』。CMのあと詳しく話していただきます」

(いったんCM)

山本浩之
「いちばん最初の青山さんのキーワードは、『レジスタンスとサボタージュ』でしたね。じゃあ今度はそのサボタージュが、APECの舞台でどう関わってくるのか。続きをお願いします」

image[101117-12apec.jpg]

青山繁晴
「はい。皆さんあの、そもそも、結局APECって何だったのかと。あの、僕、タクシーの運転手さんにも聞かれたんですけどもね。その疑問は当然で、本当はそのAPEC、もうこれもアルファベットで馴染みにくいと思いますが、本来の英語は、Asia-Pacific Economic Cooperation、つまり、経済協力、特にこのEですね、Economic、つまり経済の話で、しかもアジア太平洋、太平洋を囲んで、その、アメリカも含めてですよ、アジア諸国も全部含めてた21カ国、だから、こっちから見ると、アメリカ、南米、そして、その、オーストラリア、ニュージーランド、そしてアジアっていうね、こういうその広いその、丸い、こう円の中に入る国々が21カ国あって、それが、要はEUみたいに、やがて経済統合しましょうよと、ね。統合を図っていきましょうって、そういう、いわば非常に重要な大きな目的を持った会議。なのに、今回はそうじゃなくて、例えば日中とか日露っていう2国間、これバイの会談って言いますけど、2国間の会談ばっかり焦点が当たってしまって、そしてメディアもそこばっかり報じたわけですよ。本筋からずれたことを、外れたことを上手に利用してサボタージュをやる、ちょっと困った人たちがいるということなんですね。それをまさしく、具体的に見るために、あの2つの首脳会談をちょっと見てみましょう。はい、出して下さい」

image[101117-14kaidan.jpg]

村西利恵
「13日土曜日に、日中、日露、2つの首脳会談が行われました。時間を見ると、日中首脳会談が午後5時20分、そして日露首脳会談は午後6時でした」

青山繁晴
「はい。これ6時ってあの、日露首脳会談、ちょうどキリのいい時間から始まったように見えますが、これ実はほんとは大幅に遅れて、ほんとは5時40分からやるはずが、20分遅れちゃったんですよ。えー、もっとはっきり言うと、このメドベージェフ大統領を、菅さんが待たせたわけです。おっ、菅さんわりとやるなと思った人いるかもしれませんが、違います(笑)。そうじゃなくてですよ、そうじゃなくて、本当は、日中首脳会談がなかなかやってもらえると決まらなくて、菅さんやきもきして、やきもきして、10分前になって、やっぱり日中首脳会談やりましょうと、胡錦濤さんやりましょうってことになって、それを待ってる間に遅れちゃって、この、ずれ込んだっていうだけなんですよね」

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