「アンカー」ビデオ流出で検察レジスタンス&APECで外務省サボタージュ

2010.11.18 Thursday 02:59
くっくり



image[101117-11ryaku.jpg]

村西利恵
「現実的な可能性はこの2つ。略式起訴による罰金刑か、起訴猶予」

青山繁晴
「はい。ここに現実的ってあえて入れたのはですよ、月曜日に逮捕しないってことが決まってから仙谷官房長官が、火がついたように、もう、あんなのは、その、驚天動地、言語道断の犯罪なんだから、何で逮捕しなかったんだ、おかしいおかしいと言ってるでしょ。そうやって仙谷さんは、あの、仙谷さんってやっぱり、法廷で弁護士として演技する時のまま、その、全て言われてる感じなんですけれども」

山本浩之
「そうですね」

青山繁晴
「それは本当はですよ、その、いや、本当の前にね、官房長官の言うことをまともに聞いたら、もう一回、その、厳しいことやって、政治裁判をやれっていうように見えるじゃないですか」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「それ本当は官邸は困るんですよ。だって裁判になると、弁護側は、そもそも中国人船長釈放したことは何なのかってことを、蒸し返すっていうか、もう一回原点に戻ってそれをやりますから、それは困るから、官邸の本音は、いや、もう略式起訴、ね、これ例えば僕らの交通違反と同じで、その、罰金払えばいい、それまでのそのいきさつっていうのは、ま、闇に葬られるっていうか、表に出ることはなくなっちゃうわけですよ。官邸はほんとはこれ(略式起訴)を目指してて、そして現在は、最高検がこれをやれ、もう今度はこれにしろって言ってて」

一同
「はあー(驚き)」

青山繁晴
「そして逮捕しません、ね、そしてあれは守るべき秘密ではなかったと、みんなが見るべきもんだったと言ってる東京地検だけじゃなくて、東京高検や、最高検の中の、つまりそもそも船長を釈放するなって言ってた検事たちは、いやもう起訴猶予にすべきだと。起訴猶予って意味はですね、これ不起訴ということです。不起訴にはいくつか種類があります。例えば小沢さんを不起訴にしたのは、その、証拠が足りないと。容疑はあるけども証拠が足りないという不起訴だったですね。そしてこの場合、えー、この検察の中の一部がやろうと、例えば東京地検が主張してるのは、犯罪事実はありますと。しかしその犯罪と言われるものは、その、裁判にかけて、その、罪を与えるほどのものではありませんと。どうしてかというと、あのビデオそのものが、みんなが見るべきものだったからと。だから起訴猶予、つまり不起訴にしようということで、いまだにこれ、せめぎ合いが続いてるわけですね」

[7] << [9] >>
-
trackbacks (4)


<< 尖閣問題を考える上での具体例を77年前の本に学ぶ
外国人から見た日本と日本人(21) >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]