「アンカー」ビデオ流出で検察レジスタンス&APECで外務省サボタージュ

2010.11.18 Thursday 02:59
くっくり



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青山繁晴
「はい。これ、第11管区って沖縄県の管轄の海上保安本部のことですね。そしてこれ沖縄本島で、えー、このあたりが尖閣になるわけですよね。そして、ここ(第11管区)で起きた事件について、その、神戸を中心とした第5管区の保安官が、なぜビデオを流出したのかってことは、最初の報道で大騒ぎされて、そして神戸と、例えばここに石垣島ですね、その、石垣海上保安部のある、石垣島と神戸は、直線距離で1500キロ離れてる、どうしてこんな遠くにっていうのはね、これあんまり言いたくないんですけれども、そこはワアワア騒がれたんですが、はっきり言うとこんな愚かな報道はないと僕は思います。そうじゃなくてですよ、これ離れてるんじゃなくて、海の守りですから、この神戸からですね、あるいは四国のあの、高知県から、南に下がって管区があるわけですね。この一目瞭然、この、地図のとおり、つまりこの四国の端っこから、宿毛(すくも)のところから南に下りていくと、そこは11管区の管轄とこう接するわけですよ」

一同
「うん」

青山繁晴
「そしてここ(第11管区)で、その、はっきり言うと、違法操業をやったり、悪いことをしてる中国の船、その中には、また日本の暴力団の船もあったりしますよ、そういうのが逃げてこっち(第5管区)に入ってきたことが過去に何度もあって、現在進行形なんですよ。そして拘留はしてませんが、中国の漁船、あるいは偽装漁船は、日本の巡視船に、一度はぶつけたことはあるんです。公表してません。今回2回連続でぶつけたから、最も悪質なわけですけれども。そういうのが、ここ(第5管区)に入ってきたこと何度もあるんですよ。あるんです。もう一回言いますが、2回ぶつけたってのは初めての悪質なケースだから、ここに逃げ込んできた時に、神戸を含む第5管区の人たち、保安官は、どうしたらいいのかってことを勉強しなきゃいけないから。だから、まさしく見なきゃいけないもんだったっていう、はっきりした証拠なんですよ。で、従って、えー、ついに検察の内部の、あの、対決の結果、逮捕は見送られて、任意のまま、つまりあの保安官が手錠かけられることはなくなったんですが、でも皆さん、まだまだ勝負は決着とは言わずに、今後その、処分をどうするのか。刑事処分、これは海上保安庁の中では、例えば懲戒停職とか懲戒免職とかいろんな選択肢があります、そうじゃなくて、私たちの法律に基づく、処分はどうなるのかってことは、実は現実はこうなんですね。はい、出して下さい」

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